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JPS60225624A - 硫黄酸化物含有ガスの処理方法 - Google Patents

硫黄酸化物含有ガスの処理方法

Info

Publication number
JPS60225624A
JPS60225624A JP59081642A JP8164284A JPS60225624A JP S60225624 A JPS60225624 A JP S60225624A JP 59081642 A JP59081642 A JP 59081642A JP 8164284 A JP8164284 A JP 8164284A JP S60225624 A JPS60225624 A JP S60225624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfur
gas
sulfuric acid
containing gas
tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59081642A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Mizoguchi
忠昭 溝口
Meiji Ito
明治 伊東
Tsukasa Nishimura
西村 士
Yukio Takahashi
幸男 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP59081642A priority Critical patent/JPS60225624A/ja
Publication of JPS60225624A publication Critical patent/JPS60225624A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は硫黄酸化物含有ガスの処理方法に係り、特に二
酸化硫黄に対して高い除去率を与える硫黄酸化物含有ガ
スの処理方法に関するものである。
(発明の背景) ボイラや各種工業用炉からの排ガス中に含まれる硫黄酸
化物の除去法として種々の方法が提案されている。すな
わち、排煙脱硫としては湿式法がすでに実用化され、良
好な実績をあげているが、反面、(1)用水を多量に使
用する、(2)排水処理を必要とする、(3)副生ずる
含硫黄化合物の形が硫酸あるいは硫酸塩に限定される、
など多量の三酸化硫黄(以下、S03という)を含有す
る排ガスを効率的に処理することはできない。例えば硫
酸塩を加熱分解する際、または石油や石炭等の燃料を重
金属の存在下において燃焼させた場合の排ガス中には多
量のS03が含有されることになるが、この種の排ガス
に対して湿式脱硫法を適用すると、硫酸ミストが生ずる
ために高い脱硫率を期待することはできない。従って、
この際には煙突から硫酸ミストに起因する白煙が排出さ
れないように、排ガス温度を露点以上に保持するための
方策が施される。
一方、硫酸ミストの生成を回避するために、酸化カルシ
ウム(Ca O)等を用いる乾式S03除去法が考えら
れるが、固体吸収剤を用いる方法では、S03が硫酸(
H2SO4)になって(液化して)反応速度が低下し、
また反応によって生ずるCaSO4が被吸収ガス成分で
あるS03の拡散を阻止するために、反応速度の低下と
吸収剤の利用率低下を招かざるを得ない。
また本発明者らは活性炭等の固体吸着剤によってSO3
が効率的に除去される方法を提案したが、SO2が含有
されたS03ガス含有ガスの場合、この方法ではSO2
が吸着剤の細孔内に拡散し、表面に吸着する過程が律速
になるために大きな空間速度(S V)は採用できない
という問題があるなど、高so3含有排ガスに対する高
性能除去法の開発が望まれてきた。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、特
にSO3に対して高い除去率を与える硫黄酸化物含有ガ
スの処理方法を提供することにある。
(発明の概要) 本発明の第一は、二酸化硫黄含有ガスを、該ガスの温度
が露点以下で、かつ硫酸ミスト形成温度以上で活性固体
物質に接触させ、三酸化硫黄を吸着除去することを特徴
とする。
また本発明の第二は、三酸化硫黄含有ガスを、該ガスの
温度が露点以下で、かつ硫酸ミスト形成温度以上で活性
固体物質に接触させ、三酸化硫黄を吸着除去する乾式脱
硫工程と、前記工程で処理されたガスをさらに硫黄酸化
物吸収液と接触させて該硫黄酸化物を吸収除去する湿式
脱硫工程とを含むことを特徴とする。
本発明は、活性炭に代表される炭素質物質等の固体吸着
物質が、SO□よりもSO3に対してより大きな吸着性
能を示すことを利用して被処理ガス中の硫黄酸化物を除
去しようとするものである。
本発明に用いる活性固体物質としては、活性炭のような
炭素質物質、アルミナ、シリカ、ゼオライト等が挙げら
れる。従来の乾式脱硫法では、炭素質物質の酸化触媒作
用を利用するものであるために、S02に対する吸着容
量が吸着剤性能の評価基準であり、SO2含有ガスと接
触させたときの飽和吸着量が5〜20%程度のものが実
用化されてきた。これに対して本発明の固体吸着剤の特
性は、あくまでもS03含有ガスと接触させたときの当
該成分の吸着量で評価され、S02吸着量が5%以下の
ような炭素質物質、またはSO,吸着性能が極めて小さ
い非炭素質物質、例えばシリカ、アルミナ、ゼオライト
のような活性物質も本発明の803吸着剤として好適に
使用することができる。
上記活性固体物質には、硫酸、または金属、アンモニウ
ムの酸性硫酸塩の固体、融液もしくは水溶液をその表面
上に保持させ、その吸着性能を向上させたものも好適に
用いることができる。
なお、本発明に用いる活性固体物質のうち、炭素系物質
の代表例である活性炭を用いる乾式脱硫法は、従来、ガ
ス中のS02を活性炭の触媒能によってSO3に酸化し
、最終的にH2SO4として吸着除去するプロセスとし
て開発されたものであるが、本発明者の検討によれば、
このプロセスは、(1)So□、0゜およびH2Oの活
性炭表面への拡散、(2)これら成分の活性炭表面への
吸着、(3)活性炭表面上におけるこれら成分の反応(
硫酸の生成)等の諸過程を含むものであり、(1)また
は(3)は律速過程になるためにs02吸着除去速度は
かなり小さくなり、従って高い脱硫率を得るには、低い
SV、ずなわら多量の吸着剤を必要とすることがわかっ
た。そして被処理ガス活性分がS03の場合には、活性
炭の酸化触媒能の大小とは無関係に活性炭−Lに吸着さ
れ、この場合の吸着能はS02よりもむしろS03に対
して強い親和力を示すことがわかった。従って、S03
の除去法として活性炭による乾式脱硫を行なう場合には
、S02に対する乾式脱硫の場合よりも大きなSV値を
採用することができる。
本発明におけるS03含有ガスの処理温度としては、被
処理ガスの露点温度以下で、かつ硫酸ミスト形成温度以
上、例えば100〜200℃の範囲が適当である。該ガ
スの露点温度を超える高温域においては、平衡的に80
3の吸着が不可能になり、一方、硫酸ミスト形成温度、
すなわち1゜O°C未満の低温域においては被処理ガス
の冷却に伴って液状の硫酸ミストが形成されるため、吸
着剤細孔への拡散速度が低下し、その結果吸着除去性能
が低下することになる。
本発明において、上記乾式脱硫工程と湿式脱硫工程とを
併用する場合には、湿式脱硫工程は従来の湿式脱硫法が
適用され、該湿式脱硫工程における硫黄酸化物の吸収剤
としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カル
シウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛等の酸化物
、水酸化物、炭酸塩または亜硫酸塩等の1種または2種
以上の化合物が用いられる。
以下、本発明を図面に示す実施例によりさらに詳細に説
明する。
第1図は、吸着剤として活性炭を用いた場合の排ガス処
理装置の一実施例を示す説明図である。
図において、ボイラ等からの排ガスは管路lから電気集
塵機2に導かれて除塵された後、必要に応じて管路3か
ら二酸化硫黄酸化塔4に導かれ、該酸化塔内に充填され
た触媒によってガス中の二酸化硫黄等の一部または全部
がSO3に酸化される。この結果生じたS03を含む排
ガスは、管路5から活性炭が充填された吸着塔6に導か
れ、ここでS03が除去される。SO3が除去された排
ガスは必要に応じて管路7からバグフィルタ−8に導か
れ、ダストが除去された後、煙突1oがら排出される。
吸着塔6において、)f2So、を吸着保持した吸着剤
は、管路11を通って連続的に抜き出され、再生処理さ
れる。なお、吸着剤の再生処理法としては、吸着剤が炭
素質物質の場合には、SO□を対象とした従来の乾式脱
硫法と同様にして、脱硫塔12において300〜450
 ’Cに加熱し、高濃度のSO□を発生させる方法を採
用することができる。SO2が脱離された吸着剤は管路
13から吸着塔6に再循環される。脱離塔12で生成し
た高濃度S02は、管路14がらs02還元塔15に導
入され、ここで還元剤ホンパー16から供給される還元
剤によってその一部がH2Sに転化され、該H2Sを含
むガスは最終的にクラウス炉19においてクラウス反応
に供せられ、単体硫黄として回収される。クラウス炉1
9がらの排ガスは、管路22を通ってSO3除去系に再
循環される。一方吸着剤として非炭素質物質を使用した
場合は、吸着剤の使用後、これを水洗乾燥した後、吸着
塔6に戻して再びs03吸着剤として循環使用すること
が好ましい。なお、この水洗再生法は炭素質吸着剤に対
しても通用することができる。上述の水洗によって生じ
た硫酸溶液は、石灰石、生石灰または消石灰の固体粉末
もしくはそれらのスラリを加えることよって処理し、石
膏として回収することができる。
次に第2図は、乾式吸着工程と湿式吸着工程とを用いた
本発明の排ガス処理方法の一実施例を示す説明図である
図において、ボイラ等からの排ガスは管路31からSO
3除去装置32に導かれ所定量のS03が除去される。
このSO3除去装置32は、第1図に示した吸着塔6の
ような乾式脱硫装置であればいかなる形式のものでもよ
く、例えばSO3と共に、それ以外の硫黄化合物、例え
ばS02、H2s、cos等を同時に除去するものであ
ってもよい。このS03除去装置32に導入される排ガ
スは必要に応じて除塵され、またS03除去に適する温
度に冷却されていることが好ましい。このSO3除去装
置32は、前述のようにガス下流側に設置される湿式脱
硫装置40の803除去性をカバーする目的で設置され
たものである。SO3吸着塔32から管路33を通って
抜き出された活性炭は該管路33から水洗塔44に導入
され、管路35からの水36によって付着物が水洗除去
される。活性炭表面上の付着物は硫酸または酸性硫酸塩
が主成分であり、これらは極めて容易に水に溶解するの
で、水による水洗除去は容易に行ない得る。表面付着物
が除去された吸着剤は次いで管路37からSO2吸収塔
40に導かれ、吸収塔循環タンク41から供給される吸
収剤スラリ42によって排ガス中のS02が吸収除去さ
れ、清浄ガス43として排出される。
SO□を吸収したスラリは吸収塔循環タンク41に落下
するが、該タンク41には管路44から新たにcaco
3スラリ45が供給され、生成したCaSO3・1/2
H20、CaSO4・2H20および未反応CaCO3
等からなるスラリは吸収塔40で処理される硫黄酸化物
の量に応じて管路46から抜き出され、反応槽47に送
られる。
1 反応槽47ではスラリ中の未反応CaCO3を管路48
から供給される硫酸49と反応させて石膏とし、さらに
スラリのpHを4.5〜5として管路40から酸化塔5
1に導入する。酸化塔51では。
スラリ中のCa SO3・1/2H20が管路52から
供給される空気53によって酸化されて石膏となり、こ
の石膏を含むスラリは次いで管路54からシソフナ55
に送られ、固液分離される。得られたamスラリ56は
脱水機57で脱水され、石膏58となる。
上記実施例によれば、SO3吸着塔32とSO□吸収塔
40でそれぞれ排ガス中のS03およびSO□を効率よ
く除去するようにしたので、極めて高い除去率で硫黄酸
化物を除去することができる。
上記実施例において、反応槽47で使用される硫酸とし
ては、工業的に製造されたものを使用することができる
が、S03吸収剤の再生工程で得られた希硫酸38を使
用することができ、このようにして硫酸に基づくユーテ
ィリティの低減を図ることができる。また上記SO□吸
収塔40とし2 では、石灰石−石膏法による吸収塔を示したが、石灰石
−石膏法に限定されるものではなく、S02除去装置で
あればどのような形式のものでも使用可能である。また
上記実施例においては、排ガス中のS O3分が前段の
乾式脱硫工程で十分に吸着除去されるので、302吸収
塔40から排出される清浄ガス43の露点が低下し、低
温電熱面を通過する際の腐食が低減されるという効果も
得られ、また従来のように清浄ガスを煙突から排出する
際に上昇速度を確保するために加熱処理する必要もなく
なる。
本発明は、特に高濃度SO3含有ガスの処理に有効であ
る。すなわち、湿式脱硫法では硫酸ミストが生成するた
めに高い脱硫率を期待することができず、また熱交換器
および煙道におけるガス温度も凝縮硫酸による腐食を防
止するために高温にせざるを得ないという問題点がある
が、本発明方法では、湿式脱硫の前に予め排ガス中のS
O3を除去することによりこれらの凝縮硫酸による腐食
の問題は回避され、また装置全体の熱効率も向上させる
ことができる。
また従来の処理方法、例えば排ガス中のSO2を触媒を
用いてS03に酸化した後、アンモニアを吹き込んで硫
安として回収したり、または硫酸として凝縮する試みが
なされているが、ボイラ排ガスのように高濃度のダスト
または水分を含む多量のガス中のSO□をS03に酸化
することは容易ではなく、このような点を考慮しても、
本発明はSO3およびS02の除去特性を十分に理解し
た上でそれぞれに好適な除去方法をとっているので、い
ずれのガス成分に対しても安定した、高い除去率を達成
することができる。
本発明方法によれば、現在最も多く採用されている石灰
石−石膏等の湿式脱硫法では高効率で除去されないS0
3を極めて容易に除去することができ、また共存するS
O7も、吸着物質が活性炭のように酸化触媒能を有する
場合には、そのまま、また必要に応じて別途にS02酸
化設備を付設することにより、容易に吸着除去すること
ができる。
またS02とSO3を同時に含有する被処理ガスの場合
には、本発明の乾式脱硫工程と、従来の湿式脱硫工程を
併用することにより、SO3とSO□をそれぞれの工程
で好適条件下に除去し、全体として高い脱硫率を得るこ
とができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
(発明の実施例) 実施例1 粒度9〜12メソシユの豪州戻入から調製した活性炭1
05m7!を内径271の石英管に充填し、これにSO
:l 350ppm、026%、CO210%、H2O
10%、N274%から成る混合ガスをSVI、700
h−1で供給し、活性炭層から流出するSO3量を測定
することによって活性炭層におけるSO3の除去率をめ
た。活性炭層の温度と通気開始30分後までの平均SO
3除去率の関係を第3図に示すが、100〜200℃に
おいてはSO3除去率90%以上が得られた。
実施例2 実施例1と同一の方法によって調製した活性炭充填カラ
ムに、0□6%、C0710%、H205 10%、N274%とともに350ppmのS02また
はSO3を含む混合ガスをSVl、700h−1、温度
170℃の条件で通気した。通気時間とSOx除去率の
関係を第4図に示すが、被処理ガス成分がS02の場合
には通気開始とともに脱硫率が低下するのに対し、S0
3含有ガスを通気した場合には27時間後においても脱
硫率95%以上が維持された。
実施例3 実施例1における活性炭の代わりに粒径約511の活性
アルミナ、シリカおよびゼオライトを充填剤として用い
、実施例1と同一条件でSO3除去率をもとめたところ
、それぞれ95.99および98%が得られた。
実施例4 実施例1において、温度を170℃、SVを5X104
 h−xとした場合、30.60.110および140
分後におけるS03除去率はそれぞれ96.94.82
および58%であった。
比較例1 6 実施例1における活性炭の代わりに、9〜12メソシユ
の石灰石およびポルトランドセメンi・水和物を用い、
5V5X10 h−”、温度380℃の条件において3
o3350pPmのガスを通気したところ、1時間後の
脱硫率はそれぞれ0.5および62%であった。
参考例1 実施例1における活性炭カラムの代わりに、濃度0.5
%のcaco3スラリ50.70.80.100および
20 Qm7!を入れたムインケ式吸収瓶を置き、35
0ppmのSO2またはS03を含むガスを30分間通
気したところ、SO2除去率はそれぞれ62.85.9
5.97および100%であった。一方、SO3除去率
はそれぞれ18.19.15.21および20%であり
、M成性の場合にはSO2が除去される条件下でもSO
3の除去率は高々20%程度であった。
実施例5 粒度9〜12メソシユ豪州炭Aから調製した活性炭10
5 m Aを内径27龍の石英管に充填し、これに02
6%、CO21O%、H2O10%、N274%ととも
に350ppmのSO2またはSO3を含む混合ガスを
SVl、700h−1、温度170℃の条件で通気した
ところ、5時間のSOx除去率はそれぞれ79および9
9.5%であった。
実施例6 実施例5と同様の方法によってMFMMした活性炭充填
カラムに、0□6%、CO□10%、■1□010%、
N274%、SSO3350ppから成る混合ガスをS
Vl、7X10 .5X10 .1×104および5X
104h−1、温度170℃の条件で通気したところ、
10時間後の$03除去率はそれぞれ99.6.99.
0.85.2および35゜0%であった。
実施例7 026%、CozlO%、N20 10%、N274%
、So2350ppm、SS3350ppmから成る混
合ガスを実施例1と同様の方法によって調製した活性炭
カラムにSV1×104・h−i、温度170℃の条件
で供給し、活性炭カラム槽から排出したガス(3AN/
m1n)を0.5%CaCO3スラリ200mnの入っ
たムインケ式ガス吸収瓶に導いたところ、通気開始1時
間以内における、全体としての硫黄酸化物の除去率は9
9.0%であった。
比較例2 実施例3において活性炭充填カラムを設置−1ずに混合
ガスを直接CaCO3スラリの入った吸収瓶に導いたと
ころ、SO2およびS03の除去率はそれぞれ99.5
および18.5%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の硫黄酸化物含
有排ガスの処理方法を示す装置系統図、第3図および第
4図は、それぞれ本発明における硫黄酸化物の除去特性
を示す図である。 l・・・排ガス取入管、2・・・電気集塵機、4・・・
二酸化硫黄酸化器、6・・・SO3吸着塔、8・・・バ
グフィルタ−110・・・煙突、11・・・吸着剤取出
管、12・・・脱離塔、15・・・SO2還元塔、16
・・・還元剤ホ9 ソバ−117・・・還元剤供給管、19・・・クラウス
炉、20・・・回収硫黄取出管、21・・・回収硫黄ボ
ット、22・・・クラウス炉廃ガス循環ライン、42・
・・S03吸着塔、44・・・水洗塔、46・・・水、
47・・・吸着剤循環ライン、50・・・SO2吸収塔
、51・・・吸収塔循環タンク、52・・・吸収剤スラ
リ。 代理人 弁理士 川 北 武 長 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)三酸化硫黄含有ガスを、該ガスの温度が露点以下
    で、かつ硫酸ミスト形成温度以上で活性固体物質に接触
    させ、三酸化硫黄を吸着除去することを特徴とする硫黄
    酸化物含有ガスの処理方法。 (2、特許請求の範囲第1項において、活性固体物質が
    炭素質物質、アルミナ、シリカ、ゼオライトの少なくと
    も1種であることを特徴とする硫黄酸化物含有ガスの処
    理方法。 (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、活
    性固体物質により吸着除去される三酸化硫黄が被処理ガ
    ス中の三酸化硫黄、または三酸化硫黄以外の硫黄化合物
    を触媒を用いて酸化して得られたものであることを特徴
    とする硫黄酸化物含有ガスの処理方法。 (4)二酸化硫黄含有ガスを、該ガスの温度が露点以下
    で、かつ硫酸ミスト形成温度以上で活性固体物質に接触
    させ、三酸化硫黄を吸着除去する乾式脱硫工程と、前記
    工程で処理されたガスをさらに硫黄酸化物吸収液に接触
    させて該硫黄酸化物を除去する湿式脱硫工程とを含むこ
    とを特徴とする硫黄酸化物含有ガスの処理方法。 (5)特許請求の範囲第4項において、活性固体物質が
    炭素質物質、アルミナ、シリカ、ゼオライトの少なくと
    も1種であることを特徴とする硫黄酸化物含有ガスの処
    理方法。 (6)特許請求の範囲第4項または第5項において、三
    酸化硫黄の吸着剤が、硫酸、または金属もしくはアンモ
    ニウムの酸性硫酸塩の固体融液もしくは水溶液をその表
    面上に保持した固体物質であることを特徴とする硫黄酸
    化物含有ガスの処理方法。 (7)特許請求の範囲第4項または第5項において、湿
    式脱硫工程における吸収剤が、ナトリウム、カリウム、
    アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウ
    ム、亜鉛等の酸化物、水酸化物、炭酸塩および亜硫酸塩
    等のうちから選ばれた少なくとも1種の化合物を含むこ
    とを特徴とする硫黄酸化物含有ガスの処理方法。 (8)特許請求の範囲第4項ないし第7項のいずれかに
    おいて、三酸化硫黄除去工程において得られる硫酸また
    は酸性硫酸塩を、湿式脱硫工程の吸収塔から排出される
    スラリ中の未反応アルカリの中和に用いることを特徴と
    する硫黄酸化物含有ガスの処理方法。
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