JPS6021858A - 磁器組成物 - Google Patents
磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6021858A JPS6021858A JP58127220A JP12722083A JPS6021858A JP S6021858 A JPS6021858 A JP S6021858A JP 58127220 A JP58127220 A JP 58127220A JP 12722083 A JP12722083 A JP 12722083A JP S6021858 A JPS6021858 A JP S6021858A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitance
- dielectric constant
- capacitor
- composition
- resistance
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁器組成物、特に、1000℃以下の低温で焼
結でき、誘電率と比抵抗の積が高(、しかも機械的強度
の高い磁器組成物に関するものである。
結でき、誘電率と比抵抗の積が高(、しかも機械的強度
の高い磁器組成物に関するものである。
従来、誘電体磁器組成物として、チタン酸バリウム(B
aTiO,)を主成分とする磁器組成物が広く実用化さ
れていることは周知のとおりである。しかしながら、チ
タン酸バリウム(BaTjOs )を主成分とするもの
は、焼結温度が通常1300〜1400℃の高温である
。このためこれを414形コンデンサに利用する場合に
は内部電極としてこの焼結温度に耐え得る材料、例えば
白金、パラジウムなどの高温な責金編を使用しなければ
ならず、製造コストが高くつくという欠点がある。積層
形コンデンサを安く作るためには銀、ニッケルなどを主
成分とする安価な金属が内部電極に使用できるようなで
きるだけ低温、特に1000℃以下で焼結できる磁器組
成物が必要である。
aTiO,)を主成分とする磁器組成物が広く実用化さ
れていることは周知のとおりである。しかしながら、チ
タン酸バリウム(BaTjOs )を主成分とするもの
は、焼結温度が通常1300〜1400℃の高温である
。このためこれを414形コンデンサに利用する場合に
は内部電極としてこの焼結温度に耐え得る材料、例えば
白金、パラジウムなどの高温な責金編を使用しなければ
ならず、製造コストが高くつくという欠点がある。積層
形コンデンサを安く作るためには銀、ニッケルなどを主
成分とする安価な金属が内部電極に使用できるようなで
きるだけ低温、特に1000℃以下で焼結できる磁器組
成物が必要である。
ところで磁器組成物を用い、実用的な積層形コンデンサ
を作製するときに磁器組成物の電気的特性として多くの
項目が評価されなければならない1、一般的に誘電率は
できるだけ大きく、誘電損失はできるだけ小さく、比抵
抗はできるだけ大きく、誘電率の温度変化は小さいこと
などが要求される。
を作製するときに磁器組成物の電気的特性として多くの
項目が評価されなければならない1、一般的に誘電率は
できるだけ大きく、誘電損失はできるだけ小さく、比抵
抗はできるだけ大きく、誘電率の温度変化は小さいこと
などが要求される。
しかしながら、実用上積層形コンデンサにおいては誘電
率でなく、まず容量、次に容量の温度変化率、誘電損失
などの値が必要とされる。積層形コンデンサにおいて、
容量は磁器組成物の誘電率に比例するが、しかしその厚
みに反比例し、電極面積、積層数に比例するので、一定
の容量を得るためには磁器組成物の誘電率が大きいこと
は必ずしも絶対的な要因でない。さらに容量の温度変化
率(誘電率の温度変化率)は用途により種々許容された
範囲があり、磁器組成物の誘1率の温度変化率も積層形
コンデンサを作製するときの絶対的な要因でない。
率でなく、まず容量、次に容量の温度変化率、誘電損失
などの値が必要とされる。積層形コンデンサにおいて、
容量は磁器組成物の誘電率に比例するが、しかしその厚
みに反比例し、電極面積、積層数に比例するので、一定
の容量を得るためには磁器組成物の誘電率が大きいこと
は必ずしも絶対的な要因でない。さらに容量の温度変化
率(誘電率の温度変化率)は用途により種々許容された
範囲があり、磁器組成物の誘1率の温度変化率も積層形
コンデンサを作製するときの絶対的な要因でない。
一方誘厩損失は用途により一定の値以下でなければなら
ないという規定があり室温で最大5.0%以下である。
ないという規定があり室温で最大5.0%以下である。
さらに比抵抗に関しては、例えばI(IAJ規格〔日本
電子機械工業会の電子機器用積層磁器コンデンサ(チッ
プ形)RC−3698B)に述べられているごとく、積
層コンデンサの絶縁抵抗として10000 MΩ以上ま
たは容量抵抗積で500μF −MΩ以上のいずれか小
さい方以上と規定されている。すなオ)ち磁器組成物の
誘電率と比抵抗の積がある絶対値以上ljければ、任意
の容量、特に大きな容量のコンデンサを実用的規格に合
せることができず、゛その用途が非常に限定され、実用
的な意味がなくなる。この点を詳しく説明すると次の様
になる。積層形コンデンサでは、n+1個の内部電極を
構成して一般にn個の同じ厚さの層からなる単一層コン
デンサが積層された構造になっている。この場合、単一
層当りの容量をco、絶縁抵抗を鳥とすれば、積層形コ
ンデンサの容量CはCoQ)n倍になり、絶縁抵抗Rは
馬の1/nになる。
電子機械工業会の電子機器用積層磁器コンデンサ(チッ
プ形)RC−3698B)に述べられているごとく、積
層コンデンサの絶縁抵抗として10000 MΩ以上ま
たは容量抵抗積で500μF −MΩ以上のいずれか小
さい方以上と規定されている。すなオ)ち磁器組成物の
誘電率と比抵抗の積がある絶対値以上ljければ、任意
の容量、特に大きな容量のコンデンサを実用的規格に合
せることができず、゛その用途が非常に限定され、実用
的な意味がなくなる。この点を詳しく説明すると次の様
になる。積層形コンデンサでは、n+1個の内部電極を
構成して一般にn個の同じ厚さの層からなる単一層コン
デンサが積層された構造になっている。この場合、単一
層当りの容量をco、絶縁抵抗を鳥とすれば、積層形コ
ンデンサの容量CはCoQ)n倍になり、絶縁抵抗Rは
馬の1/nになる。
ここで磁器組成物の誘電率を6.真壁の誘電率をεo、
磁器組成物の比抵抗をρ、単一層コンデンサの磁器の厚
さを41重なる電極面積をSとすれば、単一層コンデン
サのC6は(ε。C8)/d となりR6は(ρd)/
8となる。従ってn層からなる積層コンデンサの容量(
C)と絶縁抵抗(R1の積CXRは〔(ρd)/(”8
)) X ((ng、g8)/d) == goερ
となる。すなわち、どのような容量の積層コンデンサも
その容量・抵抗積(CXR)は、磁器組成物のεとρの
積に60を乗じた一定値(ε0ερ)に規格化される。
磁器組成物の比抵抗をρ、単一層コンデンサの磁器の厚
さを41重なる電極面積をSとすれば、単一層コンデン
サのC6は(ε。C8)/d となりR6は(ρd)/
8となる。従ってn層からなる積層コンデンサの容量(
C)と絶縁抵抗(R1の積CXRは〔(ρd)/(”8
)) X ((ng、g8)/d) == goερ
となる。すなわち、どのような容量の積層コンデンサも
その容量・抵抗積(CXR)は、磁器組成物のεとρの
積に60を乗じた一定値(ε0ερ)に規格化される。
容量・抵抗積CXRが500μF@MΩすなわち500
F・Ω以上ということは、ε。= 8.855刈Q−”
F/cm より、CXR= g、 ip = 8.85
5X10−”(F/(m)Xε×ρ≧500F・Ω、よ
ってερ≧5.65 XIO”Ω壷αなる要求がある。
F・Ω以上ということは、ε。= 8.855刈Q−”
F/cm より、CXR= g、 ip = 8.85
5X10−”(F/(m)Xε×ρ≧500F・Ω、よ
ってερ≧5.65 XIO”Ω壷αなる要求がある。
例えばε= 10000ではρ≧5.65X10”Ω・
α。
α。
ε= 3000ではρ≧1.88 XIO鳳2Ω・譚、
ε=500 ではρ≧1.13 X 10”Ω・儂が要
求される。誘電率に応じてこれらの値以上のρを持つ磁
器組成物であればどのような大きな容量の積層コンデン
サも容量・抵抗積は500μF、MΩを満足する。もし
εが3000でρが要求値より1桁低い1.88 XI
O”Ω・いとすればε0ερ=50μF@MΩで500
μF−MΩは満足せず、絶縁抵抗の規格値である110
0OOΩすなわち、10100以上を満足するには容量
Cとして0.005μF以下に限定されなければならな
い。それはこの積層コンデンサの容量・抵抗積(CxR
)は常に50μF、MΩを示しているので、■が100
0OOΩのとき、Cは0.005μFとなり、Cがこれ
より太きiれば几は10000 MΩより小さくなり、
0.005μFが規格を満たす最高の容量となるため
である。
ε=500 ではρ≧1.13 X 10”Ω・儂が要
求される。誘電率に応じてこれらの値以上のρを持つ磁
器組成物であればどのような大きな容量の積層コンデン
サも容量・抵抗積は500μF、MΩを満足する。もし
εが3000でρが要求値より1桁低い1.88 XI
O”Ω・いとすればε0ερ=50μF@MΩで500
μF−MΩは満足せず、絶縁抵抗の規格値である110
0OOΩすなわち、10100以上を満足するには容量
Cとして0.005μF以下に限定されなければならな
い。それはこの積層コンデンサの容量・抵抗積(CxR
)は常に50μF、MΩを示しているので、■が100
0OOΩのとき、Cは0.005μFとなり、Cがこれ
より太きiれば几は10000 MΩより小さくなり、
0.005μFが規格を満たす最高の容量となるため
である。
従って磁器組成物の比抵抗が低いとその材料の笑用性、
特に積層形コしデンサの特長である小型大容量の特長を
生かすことはできないし、全く意味のないことにもなる
。よって磁器組成物の誘電率と比抵抗の積がある値以上
を持つことが実用上極めて重要なことである。
特に積層形コしデンサの特長である小型大容量の特長を
生かすことはできないし、全く意味のないことにもなる
。よって磁器組成物の誘電率と比抵抗の積がある値以上
を持つことが実用上極めて重要なことである。
また、!*Jf4形チップコンデンサの場合は、チップ
コンデンサを基板に実装したさき、基板とチップコンデ
ンサを構成している磁器組成物との熱膨張係数の違いに
より、チップコンデンサに機械的な歪が加わり、チップ
コンデンサにクラックが発生したり、破損したりするこ
とがある。またエポキシ系樹脂等を外装したディップコ
ンデンサの場合も外装樹脂の応力でディップコンデンサ
にクラックが発生する場合がある。いずれの場合もコン
デンサを形成している磁器の機械的強度が低いほど、ク
ラックが入りやすく容易に破損するため、信頼性が低く
なる。したがって、磁器の機械的強度をできるだけ増大
させることは実用上極めて重要なことである。
コンデンサを基板に実装したさき、基板とチップコンデ
ンサを構成している磁器組成物との熱膨張係数の違いに
より、チップコンデンサに機械的な歪が加わり、チップ
コンデンサにクラックが発生したり、破損したりするこ
とがある。またエポキシ系樹脂等を外装したディップコ
ンデンサの場合も外装樹脂の応力でディップコンデンサ
にクラックが発生する場合がある。いずれの場合もコン
デンサを形成している磁器の機械的強度が低いほど、ク
ラックが入りやすく容易に破損するため、信頼性が低く
なる。したがって、磁器の機械的強度をできるだけ増大
させることは実用上極めて重要なことである。
ところでPb(MgバW%)0.−PbTiO,系磁器
組成物については既にエヌ、エヌ、クライニクとエイア
イ、アグラノフスカヤ(N 、N 、Krainik
andA +I 、 Agranovskaya (F
iziko Tverdogo T、ela。
組成物については既にエヌ、エヌ、クライニクとエイア
イ、アグラノフスカヤ(N 、N 、Krainik
andA +I 、 Agranovskaya (F
iziko Tverdogo T、ela。
Vo、2.Jcil 、 pp’yo 〜72.Jan
vara 1960))より提案があったが、積層形コ
ンデンサを作製する際に評価されるべき特性の中で誘電
率とその温度特性記載しかなく、その実用性は明らかで
なかった。また( 5rxPb1−xTiOa )a(
PbMgo、sWo、sOs )b〔タタシ、x= 0
−0.10 、 aハ0.35〜0.5 、 bハ0.
5〜0.65であり、モしてa+b=1)について、モ
ノリシックコンデンザおよびその製造方法としてI#開
昭52−21662号公報に開示され、また@電体粉末
組成物として特開昭52−21699号公報に開示され
ている。ここにおいても組成物の特性として誘電率が約
2000〜8000 銹電損失カ0.!ll〜5.0チ
という記載はあるが比抵抗あるいは容量抵抗積について
は全く記載がなく実用性は明らかであツタ。さらニPb
(Mg、W、)0. トPbTiOs ヲ主トスル組成
物テあッテ、pb(Mg34w% ) 0. カ20.
0〜70.0 モ/L、 % 、 PbTi0. カ3
0.0〜80.Oモ/l、 %(7)範囲の組成物に対
し、MgO量を計算値の30−以下添加含有したことを
特徴とする高誘電率磁器組成物が特開昭55−1446
09号公報として開示されている。
vara 1960))より提案があったが、積層形コ
ンデンサを作製する際に評価されるべき特性の中で誘電
率とその温度特性記載しかなく、その実用性は明らかで
なかった。また( 5rxPb1−xTiOa )a(
PbMgo、sWo、sOs )b〔タタシ、x= 0
−0.10 、 aハ0.35〜0.5 、 bハ0.
5〜0.65であり、モしてa+b=1)について、モ
ノリシックコンデンザおよびその製造方法としてI#開
昭52−21662号公報に開示され、また@電体粉末
組成物として特開昭52−21699号公報に開示され
ている。ここにおいても組成物の特性として誘電率が約
2000〜8000 銹電損失カ0.!ll〜5.0チ
という記載はあるが比抵抗あるいは容量抵抗積について
は全く記載がなく実用性は明らかであツタ。さらニPb
(Mg、W、)0. トPbTiOs ヲ主トスル組成
物テあッテ、pb(Mg34w% ) 0. カ20.
0〜70.0 モ/L、 % 、 PbTi0. カ3
0.0〜80.Oモ/l、 %(7)範囲の組成物に対
し、MgO量を計算値の30−以下添加含有したことを
特徴とする高誘電率磁器組成物が特開昭55−1446
09号公報として開示されている。
しかしながら、この特許においても誘電率が約2300
〜7100で誘電損失が0゜3チ〜2.1チという記載
のほかに誘電率の温度特性の記載はあるが、比抵抗ある
いは容量抵抗積に関する記載はなくこの組成物について
も実用性は明らかでない。次に本発明者達は既に910
℃〜950℃の温度で焼結でき、Pb (Mg MW3
A) 03とPbTios系二成分からなり、これを(
Pb(Mg34W%)Os)xl:PbTi0s)、−
xと表わしたときにXが0.65 (x≦1.00の範
囲にある組成物を提案している。この組成物は、誘電率
と比抵抗の積が5.65 X 1o15Ω・ぼ以上の高
い値を持ち、誘電損失の小さい優れた電気的特性を有し
ている。
〜7100で誘電損失が0゜3チ〜2.1チという記載
のほかに誘電率の温度特性の記載はあるが、比抵抗ある
いは容量抵抗積に関する記載はなくこの組成物について
も実用性は明らかでない。次に本発明者達は既に910
℃〜950℃の温度で焼結でき、Pb (Mg MW3
A) 03とPbTios系二成分からなり、これを(
Pb(Mg34W%)Os)xl:PbTi0s)、−
xと表わしたときにXが0.65 (x≦1.00の範
囲にある組成物を提案している。この組成物は、誘電率
と比抵抗の積が5.65 X 1o15Ω・ぼ以上の高
い値を持ち、誘電損失の小さい優れた電気的特性を有し
ている。
しかしながら、上記組成物は、いずれも機械的強度が低
いため、その用途は自ら狭い範囲に限定せざるを得なか
った。
いため、その用途は自ら狭い範囲に限定せざるを得なか
った。
本発明は以上の点にかんがみ900〜1000℃の低温
領域で焼結でき、かつ誘電率と比抵抗の積が5.65
×lQ’5Qec1rL(すなわち容量抵抗積が500
p F −Mn)以上の高い値を持ち、誘電損失が小
さい優れた電気的特性を有し、更に機械的強度も大きい
磁器組成物を提供しようとするものであり、マグネシウ
ム・タングステン酸鉛(Pb(MgMW%)0.〕とチ
タン酸鉛(PbTiO,)からなる二成分組成物をpb
(Mg%w%)o、 )x(PbTiO,)I X と
表わしたときにXが0.50≦X≦1.00の範囲内に
ある主成分組成物に副成分として、マンガン(Mn)を
主成分に対して0.01〜1原子係添加含有せしめるこ
とを特徴とするものである。
領域で焼結でき、かつ誘電率と比抵抗の積が5.65
×lQ’5Qec1rL(すなわち容量抵抗積が500
p F −Mn)以上の高い値を持ち、誘電損失が小
さい優れた電気的特性を有し、更に機械的強度も大きい
磁器組成物を提供しようとするものであり、マグネシウ
ム・タングステン酸鉛(Pb(MgMW%)0.〕とチ
タン酸鉛(PbTiO,)からなる二成分組成物をpb
(Mg%w%)o、 )x(PbTiO,)I X と
表わしたときにXが0.50≦X≦1.00の範囲内に
ある主成分組成物に副成分として、マンガン(Mn)を
主成分に対して0.01〜1原子係添加含有せしめるこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
出発原料として純度99.9%以上の酸化鉛(PbO)
。
。
酸化マグネシウム(MgO)、酸化タングステン(Wo
s)酸化チタン(Tie、)、および炭酸マンガン(M
nCO,)を使用し、表に示した配合比となるように各
々秤量する。次に秤量した各材料をボールミル中で湿式
混合した後750〜800℃で予焼を行ない、この粉末
をボールミルで粉砕し、日別、乾燥後、有機バインダー
を入れ整粒後プレスし、直径1611m、厚さ約2鮎の
円板4枚と、直径16朋、厚さ約IQ++nの円柱を作
製した。次に空気中900〜1000℃の温度で1時間
焼結した。焼結した円板4枚の上下面に600”Cで銀
電極を焼付け、デジタルLCRメーターで周波数I K
Hz 、 [圧I Vr、m、 s 、温度20℃で容
量と誘電損失を測定し、誘電率を算出した。次に超絶縁
抵抗計で50Vの電圧を1分間印加して絶縁抵抗を温度
20℃で測定し、比抵抗を算出した。
s)酸化チタン(Tie、)、および炭酸マンガン(M
nCO,)を使用し、表に示した配合比となるように各
々秤量する。次に秤量した各材料をボールミル中で湿式
混合した後750〜800℃で予焼を行ない、この粉末
をボールミルで粉砕し、日別、乾燥後、有機バインダー
を入れ整粒後プレスし、直径1611m、厚さ約2鮎の
円板4枚と、直径16朋、厚さ約IQ++nの円柱を作
製した。次に空気中900〜1000℃の温度で1時間
焼結した。焼結した円板4枚の上下面に600”Cで銀
電極を焼付け、デジタルLCRメーターで周波数I K
Hz 、 [圧I Vr、m、 s 、温度20℃で容
量と誘電損失を測定し、誘電率を算出した。次に超絶縁
抵抗計で50Vの電圧を1分間印加して絶縁抵抗を温度
20℃で測定し、比抵抗を算出した。
機械的性質を抗折強度で評価するため、焼結した円柱か
ら厚さ0.5 art 、幅211In、長さ約131
1IIIIの矩形板を10枚切り出した。支点間距離を
9鴎により、三なる式に従い、抗折強度τ〔ψ徳2〕を
めた。ただしノは支点間距離、tは試料の厚み、Wは試
料の幅である。電気的特性は円板試料4点の平均値、抗
折強度は矩形板試料10点の平均値よりめた。
ら厚さ0.5 art 、幅211In、長さ約131
1IIIIの矩形板を10枚切り出した。支点間距離を
9鴎により、三なる式に従い、抗折強度τ〔ψ徳2〕を
めた。ただしノは支点間距離、tは試料の厚み、Wは試
料の幅である。電気的特性は円板試料4点の平均値、抗
折強度は矩形板試料10点の平均値よりめた。
このようにして得られた磁器の主成分(Pb(iV1g
3(W)4 ) Os ) x (Pb’I t Os
) 1−Xの配合比Xおよび副成分添加量と抗折強度
、誘電率、誘電損失および容量抵抗積(表ではε0ερ
と表示した)の関係を表に示す。
3(W)4 ) Os ) x (Pb’I t Os
) 1−Xの配合比Xおよび副成分添加量と抗折強度
、誘電率、誘電損失および容量抵抗積(表ではε0ερ
と表示した)の関係を表に示す。
注)試料番号化*印を付したものは本発明の請求範囲に
含まれない。
含まれない。
表に示した結果からも明らかなように副成分として、マ
ンガン(Mn)を添加含有せしめることにより、抗折強
度および容量抵抗積を共に高め、しかも低い誘電損失の
値を保った信頼性に富む優れた高誘電率磁器組成物が得
られることがわかる。
ンガン(Mn)を添加含有せしめることにより、抗折強
度および容量抵抗積を共に高め、しかも低い誘電損失の
値を保った信頼性に富む優れた高誘電率磁器組成物が得
られることがわかる。
こうした優れた特性を示す本発明の磁器組成物は焼結温
度が1000℃以下の低温であるため積層コンデンサの
内部電極の低価格化を実現できると共に、省エネルギー
や炉材の節約にもなるという棲めて優れた効果も生じる
。
度が1000℃以下の低温であるため積層コンデンサの
内部電極の低価格化を実現できると共に、省エネルギー
や炉材の節約にもなるという棲めて優れた効果も生じる
。
なお主成分配合比Xが0.5オ満では、容量抵抗積が規
格値より小さくなり、誘tt損失も5.0%を越えるた
め実用的でない。また副成分であるマンカン(Mn)の
添加量が0.01原子96未満では抗折強度の改善効果
が小さく、1原子チを超えると逆に抗折強度が小さくな
り実用的でない。
格値より小さくなり、誘tt損失も5.0%を越えるた
め実用的でない。また副成分であるマンカン(Mn)の
添加量が0.01原子96未満では抗折強度の改善効果
が小さく、1原子チを超えると逆に抗折強度が小さくな
り実用的でない。
Claims (1)
- マグネシウム・タングスデンi!鉛(Pb(Mg%W3
.4 ) Os )とチタン牟°鉛(PbTIOs)か
らなる二成分組成物ヲ(Pb (Mg3(W3() (
J3 ) X (Pb’i 103 )I Xと表わし
たときにXが0.50≦X≦1.00の範囲内にある主
成分組成物に副成分としてマンカン(M口)を主成分に
対して0.01〜1原子係添加含有せしめることを特徴
とする磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58127220A JPS6021858A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58127220A JPS6021858A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021858A true JPS6021858A (ja) | 1985-02-04 |
JPS6227024B2 JPS6227024B2 (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=14954692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58127220A Granted JPS6021858A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021858A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214497A (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 凹凸模様を形成する方法及びその方法に使用する凹凸模様形成用シート |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP58127220A patent/JPS6021858A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214497A (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 凹凸模様を形成する方法及びその方法に使用する凹凸模様形成用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227024B2 (ja) | 1987-06-11 |
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