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JPS60214772A - 7β‐アミノ‐3(または‐2)‐セフエム‐3‐オール‐4‐カルボン酸化合物または2‐オキソアゼチジン化合物の製法 - Google Patents

7β‐アミノ‐3(または‐2)‐セフエム‐3‐オール‐4‐カルボン酸化合物または2‐オキソアゼチジン化合物の製法

Info

Publication number
JPS60214772A
JPS60214772A JP60048493A JP4849385A JPS60214772A JP S60214772 A JPS60214772 A JP S60214772A JP 60048493 A JP60048493 A JP 60048493A JP 4849385 A JP4849385 A JP 4849385A JP S60214772 A JPS60214772 A JP S60214772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
groups
acid
formula
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60048493A
Other languages
English (en)
Inventor
ラバト、バーンズ、ウツドワード
ハンス、ビツセル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPS60214772A publication Critical patent/JPS60214772A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C313/00Sulfinic acids; Sulfenic acids; Halides, esters or anhydrides thereof; Amides of sulfinic or sulfenic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfinic or sulfenic groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C313/02Sulfinic acids; Derivatives thereof
    • C07C313/04Sulfinic acids; Esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/06Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D205/08Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams
    • C07D205/09Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams with a sulfur atom directly attached in position 4
    • C07D205/095Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams with a sulfur atom directly attached in position 4 and with a nitrogen atom directly attached in position 3

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エノール誘導体、詳しくは弐〇=C−R2 〔この式でR)は水素原子またはアミン保護基R1であ
りそし?R1は水素原子また紘アシル基ACであるかま
たはこれらR;と蛸とはその両方で2価のアミノ保護基
を表わし、R2はヒドロキシルまたは式中の基−〇(=
O)−といっしょに保護されたカルブキシル基を形成し
ている基吋でありそしてR3は水素原子、低級アルキル
基またはヒドロキシ保護基である〕 で表わされる7β−アミノ−3−セフェム−3−オール
−4−カル?ン酸化合物または式(IA)の3−セフェ
ム化合物の1−オキシド、あるいは式(この式でR?と
鱈とR2とR3とは前に与えた意味をもつ) で表わされる相当する2−セフェム化合物、あるいは塩
形成基をもつこれら化合物の塩の製法に関するものであ
る。
本発明によるエノール誘導体は3−セフェム−3−オー
ル化合物または2−セフェム−3−オール化合物のエー
テルである。
2.3−位置に2重結合をもつ式(IB)の2−セフェ
ム化合物においては、保護されている場合のあるカルブ
キシル基−C(=に))−R2はα−立体配置であるの
が好ましい・ アミノ保霞基R1は水素原子で置換できる基、主に−”
ル基Ac、さらにト’) 7.!j−ルメチル基殊にト
リチル基、ならびに有機シリル基または有機スタンニル
基である。基R1のアシル基を含めて基゛A☆4は主に
炭素原子を好ましくは18個までもっている有機カルが
ン酸のアシル基、殊に置換されたもしくは未隨換の脂肪
族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族、芳香脂肪族、複素
環式または複素環−脂肪族のカルがンrIR(き酸を含
める)のアシル基ならびに炭酸半銹導体のアシル基であ
る。
gb 基R1とR1とが連結して形成している2価のアミノ保
護基は殊に炭素原子を好ましくは18個までも9ている
有機ジカルがン酸の2価アシル基、主に脂肪族または芳
香族ジカルボン酸のジアシル基、さらにα−位置に置換
基例えば芳香族または複素環式基を好ましくはもってい
るα−アミノ酢酸(このアミノ酢酸のアミノ基は、置換
基例えばメチル基のような低級アルキル基2個をもつの
が好ましいメチレン基を介して前記の窒素原子と結合し
ている)のアシル基である。また、基械 とgb とは
その両方で炭素原子を好ましくは18個までもっている
有機イリデン基例えば脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族ま
たは芳香脂肪族イリデン基であることもできる。
式−c (=o )−tt;、で示される保護されたカ
ルボキシル基は主にエステル化されたカルボキシル基で
あるが、普通の混合無水物基または置換されたもしくは
未置換のカルバモイル基′!!たはヒドラジノ、カルボ
キシル基であることもできる。
故に、基R2は基−C(=O)−といっしょにエステル
化されたカルボキシル基を形成している炭素原子の数が
好ましくは18個までの有機基でエーテル化されたヒド
ロキシルであることができる。
このような有機基は例えば脂肪族、脂環式、脂環−脂肪
族、芳香族または芳香脂肪族の基、殊にこの種類の置換
されたもしくは未置換の炭化水素基ならびに複素環式ま
たは複素環−脂肪族基である。
また、基R2は有機シリルオキシ基、または有機金属性
基でエーテル化されたヒドロキシル例えば相当する有機
スタンニルオキシ基、殊に炭素原子を好ましくは18個
までもっている置換されたもしくは未置換の炭化水素基
例えば脂肪族炭化水素基1〜3個によってそして場合に
よっては塩素原子のようなハロダン原子によって置換さ
れている・ノ2リルオキシ基またはスタンニルオキシ基
であることもできる。
基−C(=O)−といっしょに無水物基主に混合無水物
基を形成している基R; は例えば塩素原子のようなハ
ロダン原子またはアシルオキシ基であって、そのアシル
基は炭素原子を好ましくは18個までもっている有機カ
ルデン酸例えば脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族
または芳香脂肪族カルデン酸または炭酸半エステルのよ
うな炭酸半誘導体の相当する基である。
基−C(=0)−といっしょにカルバモイル基を形成し
ている基R1は置換されたもしくは未置換のアミノ基で
ある。この置換基は炭素原子を好ましくは18個までも
っている置換されたもしくは未置換の1価または2価の
炭化水素基、例えば炭素原子18個までをもっている置
換されたもしくは未置換の1価または2価の脂肪族、脂
環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族炭化水素
基、さらに炭素原子18個までをもつ相当する複素環式
または複素環−脂肪族基および(または)官能性基例え
ば官能的に変えられていることのできるヒドロキシル殊
に遊離ヒドロキシル、さらにエーテル化またはエステル
化されたヒドロキシル(そのエーテル化またはエステル
化している基は例えば前記の意味をもちそして好ましく
は炭素原子18個までをもっている)またはアシル基主
に炭素原子を好ましくは18個までもつ有機カルデン酸
または炭酸半誘導体のアシル基である。
式−C(−〇)、R;で示される置換されたヒドラジノ
カルぎニル基においては、その1方または両方の窒素原
子が置換されていることができる。置換基としては主に
炭素原子を好ましくは18個までもっている置換された
もしくは未置換の1価または2価の炭化水素基、例えば
炭素原子18個までをもっている置換されたもしくは未
置換の1価または2価の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族
、芳香族または芳香脂肪族炭化水素基、さらに炭素原子
18個までをもっている相当する複素環式または複素環
−脂肪族基および(または)官能性基例えばアシル基主
に炭素原子を好ましくは18個までもつ・て′〜鴨る有
機カルデン酸または炭酸半誘導体のアシル基が挙げられ
る。
低級アルキル基としてのR5は炭素原子を7個まで、好
ましくは4個までもつものであって、殊にメチル基であ
る。
ヒドロキシ保睦基としてのR3は例えば容易に脱離可能
な2−オキサ−または2−テア−脂肪族または、脂環式
炭化水素基、容易に脱離可能な置換されたシリル基また
はスタンニル基、または同様に容易に脱離可能なそして
置換されたもしくは未置換のα−フェニル低級アルキル
基例えば置換されたもしくは未置換のベンジル基または
ジフェニルメチル基である。
本明細書に記載の7般用語は例えば次の意味をもってい
る。
脂肪族基(相当する有機カルゲン酸の脂肪族基ならびに
相当するイリデン基を含む)伏置換されたもしくは未置
換の1価または2価の樹脂族炭化水素基、殊に炭素原子
を例えば7個までそして好ましくは4個までもっている
ことのできる低級アルキル基、低級アルケニル基、低級
アルキニル基または低級アルキリデン基である。このよ
うな基は場合によっては官能性基によって、例えば遊離
のまたはエーテル化またはエステル化されたヒドロキシ
ルまたはメルカプト基、例えば低級アルコキシ基、低級
アルケニルオキシ基、低級アルキレンジオキシ基、置換
されたもしくは未置換のフェニルオキシ基またはフェニ
ル低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、置換された
もしくは未置換のフェニルテオ基またはフェニル低級ア
ルキルチオ基、ヘテロサイクリルチオ基またはヘテロサ
イクリル低級アルキルチオ基、置換されたもしくは未置
換の低級アルコキシカルがニルオキシ基または低級アル
カノイルオキシ基、またはハロゲン原子、さらにオキソ
基、ニトロ基、置換されたもしくは未置換のアミノ基例
えば低級プルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、
低級アルキレンアミノ基、オキサ低級アルキレンアミノ
基またはアゾ低級アルキレンアミノ基ならびにアシルア
ミノ基例えば低級アルカノイルアミノ基、低級アCコキ
″ワ′カルボニルアεノ基、ハロゲノ−低級アルコキシ
力/I/ yg ニルアミノ基、置換されたもしくは未
置換のフェニル低級アルコキシカルがニルアミノ基、置
換されたもしくは未置換のカルバモイルアミノ基、ウレ
イドカルゲニルアミノ基またはグアニジノカルブニルア
ミノ基、さらにアルカリ金属塩のような塩の形で存在す
る場合のあるスルホアミノ基、アチド基、低級アルカノ
イル基やベンゾイル基のようなアシル基、官能的に変え
られている場合のあるカルボキシル基例えば塩の形にあ
るカルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基のよう
なエステル化されたカルボキシル基、N−低級アルキル
−またはN、N−・ジ低級アルキル−カルバモイル基の
ような置換されたもしくは未置換のカルバモイル基、さ
らに、置換されたもしくは未置換のウレイドカルボニル
基またはグアニジノカルビニル基、またはシアン基、官
能的に変えられている場合のあるスルホ基例えばスルフ
ァモイル基または塩の形にあるスルホ基、または0−モ
ノ−または0.0−ジー置換されたもしくは未置換のホ
スホノ基(その置換基は例えば置換されたもしくは未置
換の低級アルキル基、フェニル基またはフェニル低級ア
ルキル基であって、〇−未置換またはO−モノ置換され
たホスホノ基はアルカリ金縞塩のような塩の形であるこ
ともできる)によってモノ置換、ジ置換またはポリ置換
されていることができる。
2価脂肪族カルボン酸の脂肪族基を含めて2価の脂肪族
基は例えば低級アルキレン基または低級アルケニレン基
であって、これらは場合によっては前記脂肪族基のよう
にモノ置換、ジ置換またはポリ置換されていることがで
きそして(または)その鎖中の酸素、窒素またはいおう
原子のようなヘテロ原子が介在していることができる。
脂環式基または脂環−脂肪族基(相当する有機カルsf
ン酸における脂環式基または脂環−脂肪族基ならびに相
当する脂環式または脂環−脂肪族イリデン基を含む)は
置換されたもしくは未置換の1価または2価の脂環式ま
たは脂環−脂肪族炭化水素基、例えば単環式、2環式ま
たは多環式のシフ・d′ケルキル基またはシクロアルケ
ニル基、さらにシクロアルキリデン基、またはシクロア
ルキル−またはシクロアルケニル−低級アルキル基また
バー低級アルケニル基、さらにシクロアルキル−低級ア
ルキリデン基またはシクロアルケニル−低級アルキリデ
ン基である。これらの基においてシクロアルキルおよび
シクロアルキリデンは例えば環炭素原子を12個まで、
例えば3〜8個、好ましくは3〜6個もっておシ、また
シクロアルケニルは例えば環炭素原子を12個まで、例
えば3〜8個、例えば5〜8個、好ましくは5個または
6個もちそして2重結合1個または2個をもっておシ、
そして脂環−脂肪族基の脂肪族部分は炭素原子を例えば
7個まで、好ましくは4個までもっていることができる
。これら脂環式基または脂環−脂肪族基は所望ならば例
えば置換されたもしくは未置換の脂肪族炭化水素基によ
って11例えば前に挙げた置換されたもしくは未置換の
低級アルキル基によってまたは例えば前記脂肪族炭化水
素基のように官能性基によってモノ置換、ジ置換または
ポリ置換されていることができる。
芳香族基(相当するカルがン酸の芳香族基を含む)は置
換されたもしくは未置換の芳香族炭化水素基、例えば単
環式、2環式または多環式の芳香族炭化水素基、殊にフ
ェニル基ならびにビフェニリル基またはナフチル基であ
って、これらは例えば前記の脂肪族および脂環式炭化水
素基のように場合によってはモノ置換、ジ置換またはポ
リ置換されていることができる。
芳香族カルデン酸の2価の芳香族基はとシわけ1.2−
アリーレン基特に1.2−フェニレン基であって、これ
らは例えば前記の脂肪族および脂環式炭化水素基のよう
に場合によってはモノ置換、ジ置換またはポリ置換され
ていることができる。
芳香脂肪族基(相当するカルビン酸における芳香脂肪族
基を含む)およびまた芳香脂肪族イリデン基は例えば置
換されたもしくは未置換の芳香脂肪族炭化水素基、例え
は置換されたもしくは未置換の単環式、2環式または多
環式芳香族炭化水素基を3個までもっている置換された
もしくは未置換0−Ul−肪族炭化水素基であって、と
りわけフェニル−低級アルキル基またはフェニル−低級
アルケニル基、ならびにフェニル−低級アルキニル基お
よびまたフェニル−低級アルキリデン基でsb、そして
このような基は例えばフェニル基1〜3個をもっておシ
そして場合によっては例えば前記の脂肪族および脂環式
基のようにその芳香族および(または)脂肪族部分にお
いてモノ置換、ジ置換またはポリ置換されていることが
できる。
複素環式基(複素環−脂肪族基におけるもの、および相
当するカルビン酸における複素環式基または複素環−脂
肪族基を含む)は芳香族性をもつ特に単環式ならびに2
環式または多環式のアザ環式、テア環式、オキサ環式、
チアザ環式、テアジアゾ環式、オキサアザ環式、ジアザ
環式、トリアザ環式またはテトラアゾ環式基およびさら
にこの種類の相当する部分的にまたは全体的に飽和な複
素環式基でおりて、これら複素環式基は場合によっては
例えば前記の脂環式基のようにモノ置換、ジ置換または
ポリ置換されていることができる。
複素環−脂肪族基における脂肪族部分は例えば相当する
脂環−脂肪族基または芳香脂肪族基に与えた意味をもつ
炭酸半誘導体のアシル基は相当する半エステルのアシル
基(このエステル基の有機基は置換されたもしくは未置
換の脂肪族、脂環式、芳香族または芳香脂肪族の炭化水
素基または複素環−脂肪族基である)、とりわけ炭酸の
低級アルキル半エステルのアシル基(これは例えばその
α−またはβ−位置で置換されていることができる)お
よびその有機基において置換されたもしくは未置換の炭
酸の低級アルケニル、シクロアルキル、フェニルまたは
フェニル−低級アルキル半エステルのアシル基であるの
が好捷しい。炭酸半エステルのアシル基は、さらに、そ
の低級アルキル部分が複素環式基例えば芳香族性の前記
複素環式基の1つをもっている炭酸の低級アルキル半エ
ステルの相当する基であって、その低級アルキル基およ
び複素環式基はいずれも場合によっては置換されている
ことができる。さらに、炭酸半誘導体のアシル基はハロ
ダン化されている場合のあるN−低級アルキルカルバモ
イル基のよ5なN−置換されている場合ノするカルバモ
イル基であることもできる。
エーテル化されたヒドロキシルは主として置換されたも
しくは未置換の低級アルコキシ基(その置換基は主とし
て遊離のまたは官能的に変換例えばエーテル化またはエ
ステル化されたヒドロキシル、殊に低級アルコキシ基ま
たはハロダン原子でおる)、さらに低級アルケニルオキ
シ基、シクロアルキルオキシ基または置換されたもしく
は未置換のフェニルオキシ基、ならびにヘテロサイクリ
ルオキシ基またはヘテロサイクリル低級アルコキシ基、
殊に置換されたもしくは未置換のフェニル低級アルコキ
シ基である。
置換されたもしくは未置換のアミノ基は例えばアミン基
、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低
級アルキレンアミノ基・、オキサ低級アルキレンアミノ
基−チア低級アルキレンアミノ基、アザ低級アルキレン
アミノ基、ヒドロキシアミノ基、低級アルコキシアミノ
基、低級アルカノイルオキシアミノ基、低級アルコキシ
カルビニルアミノ基または低級アルカノイルアミノ基で
ある。
置換されたもしくは未置換のヒドラジノ基は例えばヒド
ラジノ基、2−低級アルキルヒドラジノ基、2,2−ジ
低級アルキルヒドラジノ基、2−低級アルコキシカルぎ
ニルヒドラジノ基または2−低級アルカノイルヒドラジ
ノ基である。
低級アルキル基は例えばメチル基、エテル基、n−fロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基
、第2ブチル基、第3ブチル基、ならびにn−ペンチル
基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基
またはれ一ヘプチル基であシ、また低級アルケニル基は
例えばビニル基、アリル基、インプロペニル基、2−ま
たは3−メタリル基または3−ブテニル基であることが
でき、低級アルキニル基は例えばグロノ4ルギル基また
は2−ブテニル基であることができ、そして低級アルキ
リデン基は例えばイソプロピリンデ基またはイソブチリ
デン基であることができる。
−′低級アルキレン基は例えば1.2−エチレン基、1
.2−または1,3−プロピレン基、1.4−メチレン
基、1,5−ベンテレン基または1.6−ヘキシレン基
であシ、また低級アルケニレン基は例えば1,2−エテ
ニレン基または2.ブテン−1,4−イレン基である。
ヘテロ原子の介在する低級アルキレン基は例えば3−オ
キサ−1,5−ベンテレン基のようなオキサ低級アルキ
レン基、3−テア−1,5−ベンテレン基のようなテア
低級アルキレン基、または3−低級アルキルー3−アザ
−1,5−ペンテレン基例えば3−メチル−3−アゾ−
1,5−ペンテレン基のようなアザ低級アルキレン基で
ある。
シクロアルキル基は例えばシクロゾロビル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基またはシ
クロアルキル基、ならびにアダマンチル基であシ、シク
ロアルケニル、基は例えばシクロプロペニル基、1−.
2−、または3−シクロペンテニル基、1−12−また
は3−シクロヘキセニル基、3−シクロヘプテニル基ま
りtil、4−シクロヘキサジェニル基であって、シク
ロアルキリデン基は例えばシクロペンチリデン基または
シクロヘキシリデン基である。シクロアルキル−低級ア
ルキル基またはシクロアルキル−低級アルケニルM t
ri 例エハシクログロビルー、シクロペンチル−、シ
クロヘキシル−またはシクロへジチル−メチル基、−1
,1−または−1,2−エチル基、−1,1−1−1,
2−または−1,3−プロピル基、−ビニル基または−
アリル基であって、シクロアルケニル−低級アルキル基
またはシクロアルケニル−低級アルケニル基は例えば1
−12−または3−シクロペンテニル−,1−,2−ま
たは3−シクロヘキセニル−または1−12−または3
−シクロヘプテニル−メチル基、−1,1−または−1
,2−エチル基、−i 、 1−、−1.2−または−
1,3−プロピル基、−ビニル基または−アリル基であ
る。シクロアルキル−低級アルキリデン基は例えばシク
ロヘキシルメチレン基であシそしてシクロアルケニル−
低級アルキリデン基は例えば3−シクロヘキセニルメチ
レン基である8樗′−− す7テル基は1−または2−ナフチル基であって、ビフ
ェニリル基は例えば4−ビフェニリル基である。
フェニル−低級アルキル基またはフェニル−低級アルケ
ニル基は例えばベンジル基、1−または2−フェニルエ
チル基、1−12−または3−フェニルゾロピル基、ジ
フェニルメチル基、トリチル基、1−または2−ナフチ
ルメチル基のようなナフチル−低級アルキル基、ステリ
ル基またはシンナミル基であって、フェニル−低級アル
キリデン基は例えばベンジリデン基である。
複素環式基はとシわけ芳香族性をもつ置換されたもしく
は未置換の複素環式基、例えば相当する単環式のモノア
ザ環式、モノテア環式またはモノオキサ環式基例えば2
−ピリル基や3−ピリル基のようなピリル基、2−13
−または4゜−ピリジル基のようなピリジル基およびピ
リジニウム基、2−または3−チェニル基のようなチェ
ニル基または2−フリル基のようなフリル基、2環式の
モノアザ環式、モノオキサ環式またはモノチア環式基例
えば2−または3−インドリル基のよ′うなインドリル
基、2−または4−キノリニル基のようなキノリニル基
、l−インキノリニル基のようなイソキノリニル基、2
−または3−ベンゾフラニル基のようなベンゾフラニル
基または2−または3−ベンゾチェニル基のようなベン
ゾチェニル基、単環式のジアザ環式、トリアゾ環式、テ
トラアザ環式、オキサアゾ環式、チアザ環式またはテア
ジアザ環式基、例えば2−イミダゾリル基のようなイミ
ダゾリル基、2−または4−sリミジニル基のようなピ
リミジニル基、1,2.4−)リアゾール−3−イル基
のようなトリアゾリル基、l−または5−テトラゾリル
基のようなテトラゾリル基、2−オキサシリル基のよう
なオキサシリル基、3−または4−イソオキサシリル基
のようなイソオキサシリル基、2−チアゾリル基のよう
なチアゾリル基、3−または4−インチアゾリル基のよ
うなイソチアゾリル基、または1,2.4−チアジアゾ
ール−3−イル基や1,3.4−テアジアゾ゛ニルー2
−イル基のような1,2.4−または1.3.4−チア
ジアゾリル基、あるいは2環式のジアザ環式、オキサア
ザ環式またはチアゾ環式基例えば2−ベンズイミダゾリ
ル基のようなベンズイミダゾリル基、2−ベンズオキサ
シリル基のようなベンズオキサシリル基または2−ベン
ズチアゾリル基のようなベンズチアゾリル基である。
相当する部分的にまたは全体に飽和された基は例えば2
−テトラヒドロチェニル基のようなテトラヒドロチェニ
ル基、2−テトラヒドロフリル基のようなテトラヒドロ
フリル基または2−または4−ビ(リジル基のようなピ
ペリジル基である。複素環−脂肪族基は複素環式基特に
上記の基をもつ低級アルキル基または低級アルケニル基
である。
前記の複素環式基は、例えば置換されたもしくは未置換
の脂肪族または芳香族炭化水素基特にメチル基のような
低級アルキル基により、てまたは場合によっては塩素原
子のようなノーログン原子により置換されたフェニル基
例えばフェニル基または4−クロルフェニル基によって
または例えば前記脂肪族炭化水素基のように官能性基に
よりで置換されていることができる。
低級アルコキシ基は例えばメトキシ基、エトキシ基、n
−ゾロポキシ基、イソプロプキシ基、n−ブトキシ基、
イソブトキシ基、第2ニア”)キシ基、第3ブトキシ基
、n−ペントキシ基または第3インドキシ基である。こ
れらの基は例えばハロゲノ−低級アルコキシ基特に2−
ハロダノー低級アルコキシ基例えば2,2.2−)リク
ロルエトキシ、2−クロル−12−ブロム−または2−
ヨード−エトキシ基におけるように置換されていること
ができる。低級アルケニルオキシ基は例えばビニルオキ
シ基またはアリルオキシ基であシ、低級アルキレンジオ
キシ基は例えばメチレンジオキシ基、エチレンジオキシ
基またはインゾロビリデンジオキシ基であシ、シクロア
ルコキシ基は例えばシクロペンチルオキシ基、シクロヘ
キシルオキシ基またはアダマンテルオキシ基であり、フ
ェニル−低級アルコキシ基は例えばベンジルオキシ基ま
たは1−または2−フェニルエトキシ基、ジフェニルメ
ト恭シ基または4.4′−ジメトキシ−ジフェニルメト
キシ基であυ、またヘテロサイクリル−オキシ基または
ヘテロサイクリル低級アルコキシ基は例えば2−ピリジ
ルメトキシ基のようなピリゾル−低級アルコキシ基、フ
ルフリルオキシ基のようなフリル−低級アルコキシ基ま
たは2−テニルオキシ基のようなチェニル−低級アルコ
キシ基である。
低級アルキルチオ基は例えばメチルチオ基、エテルチオ
基またはn−ブチルチオ基であシ、低級アルケニルチオ
基は例えばアリルチオ基であって、フェニル−低級アル
キルチオ基は例えばベンジルチオ基であり、また複素環
式基または複素環−脂肪族基でエーテル化されたメルカ
プト基は特に4−ピリジルチオ基のようなピリジルチオ
基、2−イミダゾリルチオ基のようなイミダゾリルチオ
基、2−チアゾリルチオ基のようなテアノリルチオ基、
1.2.4−チアジアゾール−3−イルチオ基や1.3
.4−チアジアゾール−2−イルチオ基のような1.2
.4−または1,3.4−チアジアゾリルチオ基または
1−メチル−5−テトラゾリルチオ基のようなテトラゾ
リルチオ基である。
エステル化されたヒドロキ゛シルはとシわけハロゲン原
子例えばふっ素、塩素、臭素またはよう素原子、ならび
に低級アルコキシカル?ニルオキシ基例えばメトキシカ
ルがニルオキシ基、エトキシカル?ニルオキシ基または
t−ツテルオキシカルボニルオキシ基、2−ハロゲノ低
級アルコキシカルブニルオキシ基例えば2.2.2−)
リクロルエトキシカル?ニルオキシ基、2−ブロムエト
キシカルがニルオキシ基または2−ヨードエトキシカル
がニルオキシ基、またはアリールカル?ニルメトキシカ
ル?ニルオキシ基例えばフェナシルオキシカルメニルオ
キシ基である。
低級アルコキシ−カルボニル基は例えばメトキシカルブ
ニル基、エトキシカル?ニル基、n−プロポキシカルブ
ニル基、イングロブキシカルがニル基、t−ブトキシカ
ルがニル基またはt−ペントキシカルブニル基である。
N−低級アルキル−カルバモイル基またはN。
Nり1ジ低級アルキルーカルバモイル基は例えばN−)
fルカルバモイル&、N−エテルカルノぐモイル基、N
、N−ジメチルカルバモイル基またはN、N−ジエチル
カルバモイル基であるが、N−低級アルキルスルファモ
イル基は例えばN−メチルスル7アモイに基マ*It’
1N 、 N−ジメチルスルファモイル基である。
アルカリ金属塩の形にあるカルブキシル基またはスルホ
基は例えばナトリウム塩またはカリウム塩の形にあるカ
ルブキシル基またはスルホ基である。
低級アルキルアミノ基またはり一低級アルキルアミノ基
は例えばメチルアミノ基、エテルアミノ基、ジメチルア
ミノ基またはジエチルアミノ基であシ、低級アセチルア
ミノ基は例えばピロリジノ基またはピペリジノ基であシ
、オキサ−低級アルキレンアミノ基は例えばそルホリノ
基、テア低級アルキレンアミノ基は例えばチオモルホリ
ノ基そしてアザー低級アルキレンアミノ基は例えばピペ
ラジノ基または4−メチルピペラジノ基である。アシル
アミノ基は特にカルバモイルアミノ基、メチルカルバモ
イルアミノ基のような低級アルキルカルバモイルアミノ
基、ウレイドカルがニルアミノ基。
グアニジノカルがニルアミノ基、低級アルコキシカルブ
ニルアミノ基例えばメトキシカルブニルアミノ基、エト
キシカルビニルアミノ基または1−ブトキシカルボニル
アミノ基、2.2.2−)リクロルエトキシカルデニル
アミノ基のようなハロゲノ低級アルコキシカル?ニルア
ミノ基、4−メトキシペンジルオキシカルブニルアミノ
基のようなフェニル低級アルコキシカルがニルアミノ基
、アセチルアミノ基やグロピオニルアミノ基のような低
級アルカノイルアミノ基、さらにフタルイミド基または
塩例えばナトリウム塩のようなアルカリ金属塩またはア
ンモニウム塩の形にあることのできるスルホアミノ基で
ある。
低級アルカノイル基は例えばホルミル基、アセチル基、
グロピオニル基またはピパロイル基である。
〇−低級アルキルーホスホノ基は例えばO−メチ′に一
゛または〇−エチルーホスホノ基、o、o’−ジ低級ア
ルキル−ホスホノ基は例えば0.0′−ジメチル−ホス
ホノ基またはOIO′−ジエチル−ホスホノ基、0−フ
ェニル低級アルキル−ホスホノ基は例えばO−ベンジル
−ホスホノ基そして0−低級アルキルーO′−フェニル
低級アルキル−ホスホノ基は例えば0−ベンジル−0′
−メチル−ホスホノ基である。
低級アルケニルオキシカルブニル基は例えばビニルオキ
シカルブニル基であって、シクロアルコキシカルがニル
基およびフェニル−低級アルコキシカルブニル基は例え
ばアダマンチルオキシカルブニル基、ベンジルオキシカ
ル?ニル基、4−メトキシベンジルオキシカルがニル基
、ジフェニルメトキシカルボニル基またはα−4−ビフ
ェニリル−α−メテルエトキシカルデニル基である。そ
の低級アルキル基が例えば単環式の、モノアザ環式、モ
ノオキサ環式またはモノチア環式基をもっているような
低級アルコキシカルブニル基は例えばフルフリルオキシ
カル?ニル基のようなフリル−低級アルコキシカルボニ
ル基または2−テニルオキシカルボニル基のようなチェ
ニル−低級アルコキシカルブニル基でアル。
2−低級アルキルヒドラジノ基および2,2−ジ低級ア
ルキルヒドラジノ基は例えば2−メチルヒドラジノ基お
よび2.2−ジメチルヒドラジノ基であシ、2−低級ア
ルコキシカル?ニルヒドラジノ基は例えば2−メトキシ
カルボニルヒドラジノ基、2−エトキシカル?ニルヒド
ラジノ基または2−t−メトキシカルボニルヒドラジノ
基であって、低級アルカノイルヒドラジノ基は例えば2
−アセテルヒドラジノ基である。
アシル基Acは殊に6−アミノ−ベナム−3−カルボン
酸化合物または7−アミノ−3−セフェム−4−カルボ
ン酸化合物の天然に生成されるかまたは生合成、半合成
または全合成によシ製造できる好ましくは薬理活性なN
−アシル誘導体に含まれる炭素原子の数が好ましくは1
8個までの有機カルボン酸のアシル基、または容易に脱
離できるアシル基殊に炭酸手誘導体のアシル基である。
・′6”−アミノ−ペナム−3−カルボン酸化合物また
は7−アミノ−3−セフェム−4−カルボン酸化合物の
薬理活性なN−アシル誘導体に含まれるアシル基Acと
いうのは、主として式 〔この式でnは0であシそしてRIは水素原子または置
換されたもしくは未置換の脂環式または芳香族炭化水素
基、置換されたもしくは未置換のそして好ましくは芳香
族性をもっ複素環式基、官能的に変形例えばエステル化
またはエーテル化されているヒドロキシルまたはメルカ
プト基あるいは置換されたもしくは未置換のアミノ基で
あるか、またはnは1であ)、RIは水素原子または置
換されたもしくは未置換の脂肪族、脂環式、脂環−tj
b肪族、芳香族または芳香脂肪族の炭化水素基、その複
素環式基が好ましくは芳香族性をもちそして(または)
第4級窒素原子をもっている置換されたもしくは未置換
の複素環式基または複素環−脂肪族基、官能的に変形(
好ましくはエーテル化またはエステル化)されている場
合のあるヒドロキシルまたはメルカプト基、官能的に変
形されている場合のあるカルブキシル基、アシル基、置
換されたもしくは未置換のアミン基またはアテド基であ
シそして基RIIとR■とがいずれも水素原子であるか
、またはnは1であシ、RIは置換されたもしくは未置
換の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳香
脂肪族の炭化水素基またはその複素環式基が好ましくは
芳香族性を有する置換されたもしくは未置換の複素環式
または複素環−脂肪族基であり、Rnは官能的に変形例
えばエステル化またはエーテル化されている場合のある
ヒドロキシルまたはメルカプト基、例えばハロダン原子
、置換されたもしくは未置換のアミノ基、官能的に変形
されている場合のあるカルぎキシル基またはスルホ基、
0−モノ置換またはo、o’−ジ置換?されている場合
のあるホスホノ基またはアテド基でありそしてRIIl
は水素原子であるが、またはnは1であシ、基RIとR
nとがそれぞれ官能的に変形(好ましくはエーテル化ま
たはエステル化)されたヒドロキシルまたは官能的に変
形されている場合のあるカルブキシル基でありそしてR
IIは水素原子であるか、またはnは1であシ、RIは
水素原子または置換されたもしくは未置換の脂肪族、脂
環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族の炭化水
素基でsbそしてRIlとRIとはその両方で置換され
ている場合のあるそして2重結合によって式中の炭素原
子と結合している脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族または
芳香脂肪族の炭化水素基であるか、またはnは1であシ
、RIは置換されたもしくは未置換の脂肪族、脂環式、
脂環−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族の炭化水素基ま
たはその複素環式基が好ましくは芳香族性を有する置換
されたもしくは未置換の複素環式または複素環−脂肪族
基であシ、RUは置換されたもしくは未置換の脂肪族、
脂環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族の炭化
水素基であシそしてRIIlは水素原子または置換され
たもしくは未置換の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳
香族または芳香脂肪族の炭化水素基である〕 で表わされる基である。
前記の式(4)のアシル基においては、例えばnは0で
あシそしてR1は水素原子または環炭素原子5〜7個を
もつシクロアルキル基〔これは場合によっては保護され
ていることのできるアミン基、アシルアミノ基(そのア
シル基は主に低級アルコキシカルビニル基、2−ハロゲ
ノ低級アルコキシカルビニル基またはフェニル低級アル
コキシカルビニル基のような炭酸半エステルのアシル基
とする)またはスルホアミノ基(これはアルカリ金属塩
のような塩の形であることもできる)によって好ましく
は1−位置で置換されていることができる〕、置換され
たもしくは未置換のフェニル基、ナフチル基またはテト
ラヒドロナフチル基〔これらは場合によっては好ましく
はヒドロキシル、メトキシ基のような低級アルコキシ基
、アシルオキシ基゛′テ”′ぞのアシル基は主として低
級アルコキシヵルテニA4,2−ハロダノ低級アルコキ
シカルデニル基t タハフェニル低級アルコキシヵルデ
ニル基のような炭酸半エステルのアシル基とする)およ
び(または)塩素原子のようなハロダン原子によって置
換されていることができる〕、置換されたもしくは未置
換の複素環式基〔これは例えばメチル基のような低級ア
ルキル基によってそして(または)置換基例えば塩素原
子のようなハロゲン原子をそれ自体もっていることので
きるフェニル基によって置換されていることができる〕
例えば4−インオキサシリル基またはアミン基(このア
ミン基は例えば置換基例えば塩素原子のようなハロダン
原子をもっていることのできる低級アルキル基によって
N−置換されているの好ましい)であるか、またはnは
1であり、R1は低級アルキル基〔これは場合によって
は好ましぐは塩素原子のようなハロゲン原子によりて置
換基例えばヒドロキシル、アシルオキシ基(そのアシル
基は前記の意味をもつ)および(または)塩素原子のよ
うなハロゲン原子をもっていることのできるフェニルオ
キシ基によってまたは保護されていることのできるアミ
ン基および(または)カルボキシル基によって置換され
ていることができる〕、例えば保護されている場合のあ
るアミノ基および(または)カルボキシル基〔例えば、
シリル化例えばトリメチルシリル化のようなトリ低級ア
ルキルシリル化されたアミノ基またはアシルアミノ基例
えば低級アルカノイルアミノ基、ハロゲノ低級アルカノ
イルアミノ基またはフタロイルアミノ基、および(また
は)シリル化例えばトリメチルシリル化のようなトリ低
級アルキルシリル化されているかまたはエステル化例え
ば低級アルキル基、2−ノ・ロダノ低級アルキル基また
はジフェニルメチル基のようなフェニル低級アルキル基
でエステル化されたカルボキシル基〕をもつ4−アミノ
−4−カルブキシ−ブチル基、低級アルケニル基、フェ
ニル基〔これは場合によっては置換基例えば上記のよう
にアシル化されていることのできるヒドロキシルおよび
(または)塩素原子のようなノ・ログン原・子によって
、さらに保護例えば上記のようにアシル化されているこ
とのできるアミノメチル基のよ5なアミノ低級アルキル
基によって、または例えば上記のようにアシル化されて
いることのできるヒドロキシルおよび(または)塩素原
子のようなハロゲン原子をもっていることのできるフェ
ニルオキシ基によって置換されていることができる〕、
置換基例えばメチル基のような低級アルキル基によって
または保護(例えば、上記のようにアシル化)されてい
ることのできるアミノ基またはアミノメチル基によって
置換されていることのできるピリジル基例えば4−ピリ
ジル基、ピリジニウム基例えば4−ピリジニウム基、チ
ェニル基例えば2−チェニル基、フリル基例えば2−フ
リル基、イミダゾリル基例えば1−イミダゾリル基また
はテトラゾリル基例えば1−テトラゾリル基、置換され
たもしくは未置換の低級アルコキシ基例えばメトキシ基
、フェニルオキシ基〔これは置換基、例えば保護例えば
上記のようにアシル化されていることのできるヒドロキ
シルおよび(または)塩素原子のようなハロゲン原子に
よって置換されていることができる〕、低級アルキルチ
オ基例えばn−ブチルチオ基または低級アルケニルチオ
基例えばアリルチオ基、置換基例えばメチル基のような
低級アルキル基で置換されていることのできるフェニル
チオ基、4−ピリジルチオ基のようなピリジルチオ基、
2−イミダゾリルチオ基、1.2゜4−トリアゾール−
3−イルチオ基、1,3.4−トリアゾール−2−イル
チオ基、1.2.4−チアジアゾール−3−イルチオ基
例えば5−メチル−1,2,4−チアジアゾール−3−
イルチオ基、1.3.4−チアジアゾール−2−イルチ
オ基例えば5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−
2−イルチオ基または5−テトラゾリルチオ基例えば1
−メチル−5−テトラゾリルチオ基、ハロゲン原子特に
塩素または臭素原子、官能的に変えられている場合のあ
るカル?キシル基例えばメトキシカルブニル基やエトキ
シカルがニル基のような低級アルコキシカルがニル基、
シアノ基またはN−置換(例えばメチル基のような低級
アル−#−ル°基またはフェニル基でN−置換)されて
いる場合のあるカルバモイル基、置換されたもしくは未
置換の低級アルカノイル基例えばアセチル基またはプロ
ピオニル基またはベンゾイル基、またはアテド基であシ
そしてR■とRIIIとは水素原子であるか、あるいは
nは1であシ、R1は低級アルキル基、または場合によ
っては例えば上記のようにアシル化されていることので
きるヒドロキシルおよび(または)塩素原子のようなハ
ロゲン原子で置換されていることのできるフェニル基、
2−フリル基のようなフリル基、2−または3−チェニ
ル基のようなチェニル基または4−インチアゾリル基の
ようなインチアゾリル基、さらにまたl。
4−シクロへキサジェニル基であシ、R■は保護または
置換されたもしくは未置換の7ミノ基例えばアミン基、
アシルアミノ基例えば低級アルコキシカルボニルアミノ
基、2−ハロゲン低級アルコキシカルがニルアミノ基ま
たは置換基例えばメトキシ基のような低級アルコキシ基
またはニトロ基をもっていることのできるフェニル低級
アルコキンカル日−二ルアミノ基、例えばt−ブトキシ
カルブニルアミノ基、2.2.2−)リクロルエトキシ
カルポニルアミノ基、4−メトキシペンジルオキシカル
ブニルアミノ基またはジフェニルメチルオキシカルボニ
ルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基例えば4−メ
チルフェニルスルホニルアミノ基、トリメチルアミノ基
、アリールチオアミノ基例えば2−ニトロフェニルチオ
アミノ基のようなニトロフェニルチオアミノ基またはト
リチルチオアミノ基、または置換基例えばエトキシカル
ブニル基のような低級アルコキシカルブニル基やアセチ
ル基のような低級アルカノイル基をもっていることので
きる2−グロピリデンアミノ基例えば2−エトキシカル
ボニル−2−フ60ビリデンアミノ基、またはグアニジ
ノカルがニルアミノ基のような置換されたもしくは未置
換のカルバモイルアミ7基、またはアルカリ金属塩のよ
うな塩の形であることのできるスルホアミノ基、アテド
基、アルカリ金属塩のような塩の形またはエステル化さ
れた形のような保獲された形にあることのできる・ガ予
ぎキシル基(例えば、メトキシカルボニルSやエトキシ
カルブニル基のような低級アルコキシカルブニル基とし
てまたは・ジフェニルメトキシカルブニル基のようなフ
ェニルオキ7カルボニル基としであることができる)、
シアノ基、スルホ基、官能的に変えられていることので
きるヒドロキシル〔官能的に変えられたヒドロキシルは
殊にホルミルオキシ基のようなアシルオキシ基ならびに
低iアルコキシカルデニルオキシ基、2−ハロゲノ低級
アルコキシカルがニルオキシ基または置換基(例えば、
メトキシ基のような低級アルコキシ基またはニトロ基)
をもっている場合のちるフェニル低級アルコキシカルブ
ニルオキシ基、例えばt−ブトキシカルがニルオキ7基
、2.2.2−トリクロルエトキシカルブニルオキシ基
、4−メトキクベンジルオキシカルボニルオキシ基また
はジフェニルメトキシカル?ニルオナシ基、または置換
されたもしくは未置換の低級アルコキシ基例えばメトキ
シ基またはフェニルオキシ基である〕、〇−低級アルキ
ルーまたは0.0′−ジ低級アルキル−ホスホノ基例え
ば0−メチルホスホノ基または0.0′−ジメチルホス
ホノ基、またはノ・ロダン原子例えば塩素または臭素原
子であシそしてRnlは水素原子であるか、またはnは
1であシ、RIとR■とはそれぞれ・・ロダン原子例え
ば臭素原子または低級アルコキシカルビニル基例えばメ
トキシカルブニル基でありそしてRIIIは水素原子で
あるか、またはnは1であシ、RIは場合によっては例
えば上記のようにアシル化されていることのできるヒド
ロキシルおよび(tたは)塩素原子のようなハロダン原
子によって置換されていることのできるフェニル基、2
−フリル基のようなフリル基、2−または3−チェニル
基のようなチェニル基または4−インチアゾリル基のよ
うなイソチアゾリル基、さらにまた1、4−シクロヘキ
サジェニル基でちシ、R■は場合によりては例えば上記
のように保護されたアミノメチル基であシそしてR■は
水素原子であるか、またはnは1であシ基例えばメチル
基である。
−ご゛の′ようなアシル基Acは例えばホルミル基、シ
クロペンチルカルビニル基、α−アミノシクロペンチル
カル?ニル基またはα−アミノシクロヘキシルカル?ニ
ル基〔これは置換されたもしくは未置換のアミノ基、例
えば塩の形であることのできるスルホアミノ基、または
例えばトリフルオル酢酸のような酸性剤でまたは例えば
含水酢酸の存在下での亜鉛のような化学的還元剤または
接触された水素で還元的に処理するかまたは加水分解に
よって好ましくは容易に脱離することのできるアシル基
またはこのようなアシル基に変えることのできるアシル
基で置換されたアミン基(好ましくは炭酸半エステルの
適当なアシル基例えばt−プトキシカ/L/?ニル基の
ような低級アルコキシカルビニル基、2,2.2−)ジ
クロルエトキシカルビニル基、2−ブロムエトキシカル
ブニル基マタは2−ヨードエトキシカルブニル基のよう
な2−ハロダン低級アルコキシカルボニル基、フェナシ
ルオキシカルブニル基のようなアリールカルポニルメト
キシカルデニル基、置換基例えばメトキシ基のような低
級アルコキシ基またはニトロ基をもりていることのでき
るフェニル低級アルコキシカルブニル基例えば4−メト
キシペンジルオキシカルボニル基まタハジフェニルメト
キシカル?ニル基、または炭酸半アミドの適当なアシル
基例えばカルバモイル基またはN−置換されたカルバモ
イル基例えばN−メチルカルバモイル基のよ5なN−低
級アルキルカルバモイル基によって、さらにまた2−ニ
トロフェニルチオ基のようなアリールチオ基、4−メチ
ルフェニルスルホニル基のようなアリールスルホニル基
または1−エトキシカルN=)v−2−プロピリデン基
のよ5な1−低級アルコキシカル?ニルー2−プロピリ
デン基ニよって置換されたアミノ基)をもっている〕、
〕2.6−シメトキシベンゾイル基5.6.7.8−テ
トラヒドロナフトイル基、2−メトキシ−1−ナフトイ
ル基、2−エトキシ−1−ナフトイル基、ペンジルオキ
シカルボニル基、ヘキサヒドロベンジルオキシカルビニ
ル基、5−メチル−3−フェニル−4−イソオキサシリ
ル−カルがニル基、3−(2−クロルフェニル)−5−
メチル−4−インオキサシリルカルビニル基、3−(2
,6−ジクロルフェニル)−5−メチル−4−インオキ
サシリルカルがニル基、2−クロルエチルアミノカルデ
ニル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピ
パロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、アクリ
リル基、クロトノイル基、3−ブテノイル基、2−−(
ンテノイル基、メトキシアセチル基、メチルチオアセチ
ル基、ブデルテオアセテル基、アリルチオアセチル基、
クロルアセチル基、ブロムアセチル基、ジブロムアセチ
ル基、3−クロルゾロピオニル基、3−ブロムプロピオ
ニル基、アミノアセチル基または5−アミノ−5−カル
デキシーパレリル基〔これらは例えば上記のように例え
ばモノアシル基またはジアシル基例えばアセチル基やジ
クロルアセチル基のような)・ロダン化されている場合
のある低級アルカノイル基またはフタロイル基によって
置換されて(・ることのできるアミン基および(または
)官能的に例えばナトリウム塩のような塩の形またはエ
ステル例tJfメチルエステルやエチルエステルのよう
な低級アルキルエステルまたはジフェニルメチルエステ
ルのようなアリール低級アルキルエステルの形に変えら
れていることのできるカルボキシル基をもっている〕、
アナドアセチル基、カルボキシ7セテル基、メトキシカ
ルボニルアセチル基、エトキシカルボニルアセチル基、
ビスーメトキシカル日にニルアセチル&、N−フェニル
カルバモイルアセチル基、シアノアセチル基、α−シア
ノプロピオニル基、2−シアノ−3,3−ジメチルアク
リリル基、フェニルアセチル基、α−ブロムフェニルア
セチル基、α−アテドフェニルアセテル基、3−クロル
フェニルアセチルM、2−tタハ4−アミツメテルフェ
ニルアセチル基(これは例えば前記のように置換された
もしくは未置換のアミノ基ヲモつ)、フェナシルカルビ
ニル基、フェニルオキシアセチル基、4−トリフルオル
メチルフェニルオキシアセチル基、ベンジルオキシアセ
チル基、フェニルチオアセチル基、ブロムフェニルチオ
アセチル基、2−フェニルオキシプロピオニル基、α−
フェニルオキシフェニルアセチル基、α−メトキシフェ
ニルアセチル基、α−エトキシフェニルアセチル基、α
−メトキシ−3,4−−、’クロルフェニルアセチル基
、α−シアノフェニルアセチル基、 殊にフェニルグリ
シル基、4−ヒドロキシフェニルグリシル基、3−クロ
ル−4−ヒドロキシフェニルグリシル基、3.5−ジク
ロル−4−ヒドロキシフェニルグリシル基、α−アミノ
−α−(1,4−シクロへキサジェニル)−アセチル基
、α−アミノメチル−α−フェニルアセテル基マタハα
−ヒドロキシフェニルアセチル基〔これらの基において
、存在するアミン基は例えば上記のように置換されてい
ることもできるものとしそして(または)存在する脂肪
族ヒドロキシルおよび(または)フェノール性ヒドロキ
シルはアミノ基と同様に例えば適当なアシル基殊にホル
ミル基または炭酸半エステルのアシル基で保護されてい
ることもできる〕、またはα−〇−メチルーホスホノー
フェニルアセチル基またはα−0,0′−ジメチル−ホ
スホノ−フェニルアセチル基、さらにベンジルチオアセ
チル基、ペンジルチオプロピオニル基、α−カルがキシ
フェニルアセチル基(これは場合によっては例えば上記
のように官能的に変えられたカルボキシル基をもつこと
ができる)、3−フェニルグロビオニル基、3−(3−
シアノフェニル)−プロピオニル基、4−(3−メトキ
シフェニル)−ブチリル基、2−ピリジルアセチル基1
.4−アミンピリジニウムアセチル基(これは場合によ
っては例えば前記のように置換されたアミン基をもつこ
とができる)、2−チェニルアセチル基、3−チェニル
アセチル!、2−テトラヒドロチェニルアセチル基、2
−フリルアセチル基、1−イミダゾリルアセチル基、1
−テトラゾリルアセチル基、α−カルデキシー2−チェ
ニルアセチル基まタハα−カル日?キシー3−チェニル
アセチル基(これらは場合によっては例えば上記のよう
に官能的に変えられたカルボキシル基をもつことができ
る)、α−シアノ−2−チェニルアセチル基、α−アミ
ノ−α−(2−チェニル)−アセチル基、α−アミノ−
α−(2−フリル)−アセチル基またはα−アミノ−α
−(4−インチアゾリル)−アセチル基(これらは場合
によっては例えば上記のように置換されたアミノ基をも
つことができる)、α−スルホフェニルアセチル基(そ
のスルホ基は場合によっては例えば前記カルボキシル基
のように官能的に変えられたスルホ基であることができ
る)、3−メチル−2−イミダゾリル−チオアセチル基
、1.2.4−)リアゾール−3−イルチオアセチル基
、1.3゜4−トリアゾール−2−イルチオアセチル基
、5−メチル−1,2,4−チアジアゾール−3−イル
チオアセチル基、5−メチル−1,3,4−チアジアゾ
ール−2−イルチオアセチル基またはl−メチル−5−
テトラゾリルチオアセチル基である。
容易に脱離できる特に炭酸半エステルのアシル基ACは
とυわけ還元例えば化学的還元剤で処理することにより
または酸処理例えばトリフルオル酢酸で処理することに
よシ分裂することのできる炭酸半エステルのアシル基、
例えば好ましくはその酸素原子に対するα−位置の炭素
原子において高度に分枝しているそして(または)芳香
族置換された低級アルコキシカルボニル基、またはアリ
ールカルブニル基殊にベンゾイル基で置換されたメトキ
シカルブニル基、またはβ−位置でハロダン置換された
低級アルコキシカルがニル基、例えばt−ブトキシカル
ボニル基、t−ベントキシ力、II/ yl = /l
/ 基、フェナシルオキシカルがニル基、2.2.2−
トリクロルエトキシカルボニル基tたは2−ヨードエト
キシカルボニル基あるいは2−ヨードエトキシカルがニ
ル基に変えることのできる2−クロルエトキシカルブニ
ル基または2−ブロムエトキシカルボニル基のような基
および好ましくは多環式のシクロアルコキシカルブニル
基例えばアダマンチルオキシカルがニル基、置換された
もしくは未置換のフェニル−低級アルコキシカルがニル
基、とシワケα−フェニルー低級アルコキシ力ルがニル
基(そのα−位置は数個の置換基をもっているのが好ま
しい)、例えばジフェニルメトキシカルボニル基まタハ
α−4−ビフェニνν゛−゛α−メチルエトキシカルビ
ニル基、またはフリル−低級アルコキシカルブニル基と
シわけα−フリル−低級アルコキシガルデニル基例工ば
フルフリルオキシカルブニル基である。
基RAとgbとで形成されている2価のアシル基1 は例えば低級アルカンジカル?ン酸または低級アルカン
ジカルデン酸のアシル基、例えばサクシニル基、または
フタロイル基のよ5なO−アリーレンジカルデン酸のア
シル基である。
また、基RAとRhとで形成されている他の2価1 の基は例えば、特に2−位置に置換基例えば置換された
もしくは未置換のフェニル基またはチェニル基をもちそ
して場合によっては4−位置でメチル基のような低級ア
ルキル基でモノ置換またはジ置換されていることのでき
る1−オキソ−3−アゾ−1,4−ブチレン基、例えば
4.4−ジメチル−2−フェニル−1−オキソ−3,−
アザ−1゜4−ブチレン基である。
エーテル化されたヒドロキシルR;は、式中ノカル?ニ
ル基といっしょに、好ましくは容易に脱離できるかまた
は他の官能的に変えられたカルがキシル基(例えば、カ
ルバモイル基またはヒドラジノカルボニル基)に変える
ことのできるエステル化されたカルボキシル基を形成し
ている。このよ51GR2は例えばメトキシ基、エトキ
シ基、n−7’ロポキシ基またはイソゾロポキシ基のよ
うな低級アルコキシ基であって、これらはカルボニル基
といっしょにエステル化されたカルボキシル基を形成し
ておシ、これらを殊に2−セフェム化金物においては容
易に遊離カルがキシル基にまたは他の官能的に変えられ
たカルがキシル基に変えることかできる。
基−c (=Q )−といっしょに特に容易に脱離する
ことのできるエステル化されたカルボキシル基を形成し
ているエーテル化されたヒドロキシルRAは、例えば、
ハロダン原子として原子量が19以上のものをもってい
る2−ハロゲノ−低級アルコキシル基である。このよう
な基は基−c<=o>−トいっしょに、中性または弱酸
性争件下で化学的還元剤例えば含水酢酸の存在下で亜鉛
で処理することかよ・シ容易に脱離することのできるエ
ステル化されたカルボキシル基またはこのような基に容
易に変えることのできるエステル化されたカルがキシル
基を形成している。このような基は例えば2.2.2−
)リクロルエトキシ基または2−ヨードエトキシ基、あ
るいは2−ヨードエトキシ基に容易に変えることのでき
る2−クロルエトキシ基または2−ブロムエトキシ基で
ある。
以下余自 さらに、中性または弱酸性条件下で化学的還元剤例えば
含水酢酸の存在下で亜鉛で処理することによってまたは
ナトリウムチオフェノラートのような適当な親核反応剤
で処理することによって同様に容易に脱離することので
きるエステル化されたカルボキシル基を基−C(=O)
−とbつしよに形成しているエーテル化されたヒドロキ
シルR;としては、アリールカルがニルメトキシ基(ア
リールは殊に置換されたもしくは未置換のフェニル基で
ある)そして好ましくはフェナシルオキシ基である。
さらに、基材は、そのアリール基が殊に単環式の好まし
くは置換されている芳香族炭化水素基であるアリールメ
トキシ基であることもできる。
このような基は、中性または酸性や件下で照射好ましく
は紫外線照射によって容易に脱離することのできるエス
テル化されたカルぎキシル基を基−C(=O)−といっ
しょに形成している。このようなアリールメトキシ基に
おけるアリール基は殊に低級アルコキシフェニル基例え
ばメトキシンェニル基〔そのメトキシ基は主として3−
14−および(または)5−位置にあるものとする〕お
よ、び・・(または)とシわけニトロフェニル基(その
ニトロ基は好ましくは2−位置にあるものとする)であ
る。このような基は特に低級アルコキシ−1例えばメト
キシ−および(または)ニトロ−ベンジルオキシ基、主
として3−または4−メトキシベンジルオキシ基、3.
5−ジメトキシベンジルオキシ基、2−ニトロベンジル
オキシ基または4.5−ジメトキシ−2−ニトロベンジ
ルオキシ基である。
さらに、エーテル化されたヒドロキシルBiは、酸性条
件下で例えばトリフルオル酢酸またはぎ酸で処理するこ
とによシ容易に脱離できるエステル化されたカルボキシ
ル基t[−C(=O)−とbっしょに形成してbる基で
あることもできる。
このような基は主として、そのメチル基が置換されてい
る場合のおる炭化水素基殊に脂肪族または芳香族炭化水
素基例えばメチル基のような低級アルキル基および(ま
たは)フェニル基によってポリ置換されているかまたは
電子供与性置換基をもつ戻累猿式アリール基によってま
たは環構成員として酸素またはいおう原子をもつ芳香族
性の複素環式基によってモノ置換されているメトキシ基
であるかまたはそのメチル基が多環式脂肪族炭化水素基
における環構成員またはオキサ脂環式またはチア脂環式
基における酸素またはいおう原子に対するα−位置を占
める環構成員を成しているようなメトキシ基である。
この種類のポリ置換されたメトキシ基のうちで好ましい
ものはt−低級アルコキシ基例えば1−ブチルオキシ基
またはt−ペンチルオキシ基、置換されたもしくは未置
換のジフェニルメトキシ基、例えばジフェニルメトキシ
基または4,4′−ジメトキシ−ジフェニルメトキシ基
、さらに2−(4−ビフェニリル)−2−7’ロビルオ
キシ基であり、上記の置換されたアリール基または複素
環式基をもつメトキシ基は例えば4−メトキシベンジル
オキシ基や3,4−ジメトキシベンジルオキシ基のド^
もα−1律鳳〒1−七SノM −−−T1. 1山仏〒
n−キシ基または2−フルフリルオキシ基のようなフル
フリルオキシ基である。メトキシ基のメチル基を好まル
くは3重に分枝した環構成員としてもっている多環式脂
肪族炭化水素基は例えば1−アダマンチル基のようなア
ダマンチル基でアシ、そしてメトキシ基のメチル基を酸
素またはいおう原子に対するα−位置の環構成員として
もっている上記のオキサ−またはテア−脂環式基は例え
ば環原子5〜7個をもつ2−オキサ−または2−チアー
低級アルキレン基または一低級アルケニレン基、例えば
2−テトラヒドロフリル基、2−テトラヒドロピラニル
基または2,3−ジヒドロ−2−ピラニル基または相当
するいおう含有機である。
さらに、基R書は加水分解によって例えば弱塩基性また
は弱酸性条件下で脱離することのできるエステル化され
たカルボキシル基を基−C(=O) −といっしょに形
成しているエーテル化されたヒドロキシル基であること
もできる。このような基は好ましくは活性化されたエス
テル基を基−C(=O)−J−−へ1−、f綴F#暑イ
層入ニー苧ルlし七り番?pロキシル基例、uf4−ニ
トロフェニルオキシ基や2.4−ジニトロフェニルオキ
シ基のようなニトロフェニルオキシ基、4−ニトロベン
ジルオキシ基のようなニトロフェニル低級アルコキシ基
、4−ヒドロキシ−3,5−t−ブチル−ベンジルオキ
シ基のようなヒドロキシ−低級アルキル−ベンジルオキ
シ基、2,4.6−)リクロルフェニルオキシ基や2,
3,4,5.6−ペンタクロルフェニルオキシ基のよう
なポリハロゲノフェニルオキシ基、さらにシアノメトキ
シ基ならびにアシルアミノメトキシ基例えばフタルイミ
ノメトキシ基またはサクシニルイミノメトキシ基である
また、基材は水素添加分解条件の下で分裂できるエステ
ル化されたカルがキシル基をカルボニル基−C(=O)
−といっしょに形成しているエーテル化されたヒドロキ
シル基であることもでき、これは例えばベンジルオキシ
基、4−メトキシベンジルオキシ基または4−ニトロベ
ンジルオキシ基のような例えば低級アルコキシ基やニト
ロ基で置、換されていることのできるα−フェニル低級
アルコキシ基である。
また、基材は生理学的条件の下で脱離することので、き
るエステル化されたカルボニル基をカルがニル基−C(
=O)−といっしょに形成し玉いるエーテル化されたヒ
ドロキシル基、主としてアシルオキシメトキシ基(その
アシル基は例えば有機 ゛カルボン酸、主に置換された
もしくは未置換の低級アルカンカルボン酸の基であるか
またはそのアシルオヤシメチル部分は2クトンの基を形
成しているものとする)であることもできる。このよう
なエーテル化されたヒドロキシルは低級アルカノイルオ
キシメトキシ基例えばアセチルオキシメトキシ基または
ピパロイルオキシメトキシ基、アミノ−低級アルカノイ
ルオキシメトキシ基殊にα−アミノ−低級アルカノイル
オキシメトキシ基例えばグリシルオキシメトキシ基、L
−バリルオキシメトキシ基、L−ロイシルオキシメトキ
シ基、さらにフタリジルオキシ基である。
シリルオキシ基またはスタンニルオキシ基として吋は置
換基として好ましくは置換されたもしくは未置換の脂肪
族、脂環式、芳香族または芳香脂肪族炭化水素基例えば
低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基、シクロアル
キル基翫フェニル基またはフェニル低級アルキル基、ま
たは変えられている場合のある官能性基例えば低級アル
コキシ基のようなエーテル化されたヒドロキシル基“ま
たは塩素原子のようなハロゲン原子をもっておシ、主と
してトリメチルシリルオキシ基のようなトリ低級アルキ
ルシリルオキシ基、クロル−メトキシ−メチル−シリル
基のようなノ・ログノー低級アルコキシ−低級アルキル
−シリル基またはトリーn−プテルスクンニルオキシ基
のようなトリ低級アルキルスタニルオキシ基である。
基−C(=O)−といっしょに好ましくは加水分解によ
って脱離することのできる混合勲水物基を形成している
アシルオキシ基としてのR夛は例えば前記有機カルボン
酸または炭酸半銹導体のアシル基をもっておシ、例えば
場合によってはふっ素や塩素原子のようなハロゲン原子
によって好ましくはα−46fMF f署漁すれていふ
ととので負ふ低級アルカノイルオキシ基例えばアセチル
オキシ基、ビパリルオキシ基またはトリクロルアセチル
オキシ基ある−いは低級アルコキシカル?ニルオキシ基
例えばメトキシカルブニルオキシ基またはエトキシカル
?ニルオキシ基である。
さらに、置換されたもしくは未置換のカルバモイル基ま
たはヒドラジノカルボニル基を基−C(=O)−といっ
しょに形成している基としてのRト、は例えばアミン基
、メチルアミノ基やエチルアミノ基のような低級フルキ
ルアミノ基、ジメチルアミノ基やジエチルアミノ基のよ
うなジ低級アルキルアミノ基、ピロリジノ基やピペリジ
ノ基のような低級アルキレンアミノ基、モルホリノ基の
ようなオキサ低級アルキレンアミノ基、ヒドロキシアミ
ノ基、ヒドラジノ基、2−メチルヒドラジノ基のような
2−低級アルキルヒドラジノ基または2,2−ジメチル
ヒドラジノ基のような2,2−ジ低級アルキルヒドラジ
ノ基である。
炭素原子を7個まで、好ましくは4個までもつ低級アル
キル基としてのR8は好ましくはメチル基またはさらに
エチル基、n−プロピル基、ヘキシル基、またはヘゾテ
ル基である0 2−オキサ−または2−チア−脂肪族または−脂環式炭
化水素基としてのR3は主として1−低級アルコキシー
j−低級アルキル基または1−低級アルキルチオ−1−
低級アルキル基、例えば1−メトキシ−1−エチル基、
1−エトキシ−1−エトキシ基、1−メチルチオ−1−
エチル基または1−エチルチオ−1−エチル基あるいは
環構成原子5〜7個をもつ2−オキサ−または2−チア
ー低級アルキレン基または一低級アルケニレン基、例え
ば2−テトラヒドロフリル基、2−テトラヒドロピラニ
ル基または2.3−ジヒドロ−2−ピラニル基または相
当する同様のいおう含有基である。
容易に分裂できるシリル基またはスタンニル基としての
R5は置換されたもしくは未置換の脂肪族、脂環式、芳
香族または芳香脂肪族炭化水素基例えば低級アルキル基
、ノ・ログンー低級アルキル基、シクロアルキル基、フ
ェニル基またはフェニル低級アルキル基あるいは変形さ
れている場合のある官能基例えば低級アルコキシ基のよ
うなエーテル化を;れたヒドロキシル基または塩素原子
のようがハロダン原子によって置換されているのが好ま
しい。このような基の例は主としてトリメチルシリル基
のようなトリ低級アルキルシリル基、クロルメトキシメ
チルシリル基のようなハロダン−低級アルコキシ−低級
アルキルシリル基またはトリーn−グチルスタンニル基
のようなトリ低級アルキルスタンニル基てアル。
容易に脱離できる他のヒドロキシ保護基としてのR3は
例えはベンジル基やジフェニルメチル基のよりなα−フ
ェニル−低級アルキル基であって、そのフェニル核の置
換基として例えばエステル化またはエーテル化されたヒ
ドロキシル基例えばふっ素、塩素または臭素原子のよう
なハロダン原子またはメトキシ基のような低級アルコキ
シ基が挙げられる。
塩は、殊にカルボキシル基、スル、ホ基またはホスホノ
基のような酸性基をもつ式(IA)および(IB)の化
合物の塩、主として金属塩またはアンモニウム塩、例え
ばナトリウム、カリウム、マグネシウムまたはカルシウ
ムの塩のようなアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
塩、ならびにアンモニアまたは適当な有機アミンとのア
ンモニウム塩である。塩の形成に使用できる有機アミン
はとりわけ脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族および芳香脂
肪族の第1、第2または第3モノアミン、ジアミンまた
はポリアミンならびに複素環式塩基であって、このよう
なアミンはトリエチルアミンのような低級アルキルアミ
ン、2−ヒドロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロ
キシエチル)−アミンまたはトリス−(2−ヒドロキシ
エチル)−アミンのようなヒドロキシ−低級アルキルア
ミン、4−7ミノ安息香酸−2−−)エチルアミノ−エ
チルエステルのようなカル?ン酸の塩基性脂肪族エステ
ル、1−エチルピ(リジンのような低級アルキレンアミ
ン、ビシクロヘキシルアミンのようなシクロアルキルア
ミンまたはN 、 N’−ジベンジルエチレンジアミン
のようなベンジルアミンおよびまたピリジン、コリジン
またはキノリンのようなピリジン型の塩である。また、
塩基性基をもつ式(夏A−)および(IB)の化合物は
酸付加塩例えば塩酸、硫酸またはシん酸のような無機酸
または適当な有機カルデン酸またはスルホン酸例えばト
リフルオル酢酸またはp−トルエンスルホン酸との酸付
加塩を形成することができる。酸性基と塩基性基とを有
する式(IA)および(IB)の化合物は分子内塩の形
すなわちツビッタ−イオンの形であることもできる。塩
形成基をもつ式(IA)の化合物の1−オキシドは同じ
く上記のような塩を形成することができる。
本発明による化合物は薬理的に価値ある性質を示しまた
はこのような性質をもつ化合物の製造用中間体として使
用できる。式(IA)において例LハR7d! 6β−
アミノ−ベナム−3−カルボン酸化合物または7β−ア
ミノ−3−セフェム−4−カルボン酸化合物の薬理活性
なN−アシル誘導体に存在するアシル基Aeであルそし
てRvが水素原子であるかまたはH?と噌とがその両方
で2−位置において好ましくは例えば芳香族基または複
素環式基によってそして4−位置において好ましくは例
えばメチル基のような低級アルキル基2個によって置換
されている1−オキソ−3−アザ−1,4−ブチレン基
金表わし、R2がヒドロキシル基であるかまたは生理学
的条件の下で容易に脱離することのできるエステル化さ
れたカルボキシル基をカルがニル基といっしょに形成し
ているエーテル化されたヒドロキシル基Rつであシそし
てR3が低級アルキル基であシそしてアシル基としての
R?中に存在する場合のある官能性基例えばアミン基、
カルボキシル基、ヒドロキシル基および(または)スル
ホ基が通常遊離の形で存在するような化合物または塩形
成基をもつこのような化合物の塩は、非経腸的および(
または)経口的に投与する場合に、微生物例えばダラム
陽性菌例エハスタフィロコカス・オーリウス (5taphyloeoccus aureus ) 
、ストレグトコカス・ピオゲネス(5treptoco
ccus pyogenes)およびディグロコカス・
ゾニューモニエ(Diplocoecus pneum
onias ) (例えばマウスでは約0.001〜0
.02 ff/Kl s、c、またはp、o。
の設・4量で)およびグラム陰性菌例えばニジエリチア
・コリ(Kscherichla coil )、サル
モネラ・チフィムリウム(Salmonella ty
phimurkum)%シグルラ拳フレクスネリ(Sh
igella flexnerl)、クレプシルラ・ゾ
ニュモニエ(Klebsisllmpneumonia
e )、エンテロバクタ−9クロアカニ(InL@ro
bacter eloacas )、プロテウスOブル
ガリス(Proteus vulgarlg )%グロ
テウスーv、トダリ(Proteus rettger
l )およびプロテウス・ミラビリス(Proteus
 mirabillg )例えばマウスにおいて約0.
001〜0.1551−/〜11、e、またはp、0.
の投与量で)に対し、殊にペニシリン抵抗性細菌にも、
少い毒性で有効である。
故に、これら新化合物を例えば抗生活性な製剤の形で相
当する感染の処置に使うことができる。
式(IB)におけるR〒と1とR2とR3とが先に式(
IA)に関して与えたものと、同じ意味をもつ化合物、
または式(1A)の化合物の1−オキシド、または式(
IA)におけるR3が前に与えた意味上もち、基R1と
R4とが水素原子であるかまたはR〒が6β−アミノ−
ペナム−3−カルボン醇化合物または7β−アミノ−3
−セフェム−4−カルボン醇化合物の薬理活性なN−ア
シル肪導体に存在するアシル基とは異るアミン保護基で
あシそしてR11lが水素原子であるかまたはR?とR
bとがその両方で2−位置において好ましくは例えば芳
香族基または複素環式基によってそして4−位置におい
て好ましくは例えばメチル基のような低級アルキル基2
個によって9g換されている1−オキソ−3−アザ−1
,4−ブチレン基とは異る2価のアミノ保護基を表わし
そしてR2がヒドロキシル基であるか、またはR1とR
1とが前記の意味なもちそしてR2が好ましくは容易に
脱離できる保護されたカルボキシル基を基−C(=O)
−といっしょに形成している基R8(その保護されたカ
ルボキシル基は生理¥的に脱離できるカルボキシル基で
はないものとする)であシ、そしてR3が前記の意味を
もつような化合物は、例えば下記のように簡単に上記の
薬理活性な化合物に変えることのできる価値ある中間体
である。
本発明は殊に式(IA)におけるR〒が水素原子または
好ましくは6β−アミノ−ペナム−3−カルボン醇化合
物または7β−アミノ−3−セフェム−4−カルはン酸
化合物の醗酵的に(すなわち、天然産の)または生合成
、半合成または全合成によシ製造できる殊に薬理活性(
例えば高度に活性)なN−アシル銹導体中に存在するア
シル基例えば前記式(A)のアシル基の1つ(この式で
R1とR[とR1とnとは主として前に好ましいとして
挙げた意味をもつ)であシそしてRIi′が水素原子で
あるかまたはR?と噌とが両方で2−位置におりて好ま
しくは例えばフェニル基のような芳香族または複素環式
基によってそして4−位置において好ましくは例えばメ
チル基のような低級アルキル基2個によって置換されて
いるl−オキソ−3−アザ−1,4−ブチレン基であり
、そしてR2はヒドロキシル基、低級アルコキシ基〔こ
れは場合によって好ましくはα−位置において、例えば
置換されたもしくは未置換のアリールオキシ基例えば4
−メトキシフェニルオキシ基のような低級アルコキシフ
ェニルオキシ基、アセチルオキシ基やピパロイルオキシ
基のような低級アルカノイルオキシ基、グリシルオキシ
基、L−’々リルオキシ基またはL−ロイシルオキシ基
のようなα−アミノ低級アルカノイルオキシ基、アリー
ルカルブニル基例えばベンゾイル基、または置換された
もしくは未置換のアリール基例えばフェニル基、4−メ
トキシフェニル基のような低級アルコキシフェニル基、
4−ニトロフェニル基の!う;’zニトロフェニル基ま
たは4−ビフェニリル基のようなビフェニリル基によっ
てまたはβ−位置においてノ・ログン原子例えば塩素、
臭素またはよう素原子によってモノ置換またはポリ置換
されていることができる。例えばメトキシ基、エトキシ
基、n−プロピルオキシ基、イソゾロビルオキシ基、n
−ブチルオキシ基、t−グチルオキシ基またはt−ペン
チルオキシ基のような低級アルコキシ基、低級アルコキ
シで置換されていることのできるビス−フェニルオキシ
−メトキシ基例えばビス−4−メトキシフェニルオキシ
−メトキシ基、低級アルカノイル・オ!シーメトキシ基
例えばアセチルオキシメトキシ基またはピバロイルオキ
シメトキシ基、α−アミノ低級アルカノイルオキシ−メ
トキシ基例えばグリシルオキシメトキシ基、フェナシル
オキシ基、置換されていることのできるフェニル低級ア
ルコキシ基殊にフェニルメトキシ基のような1−フェニ
ル低級アルコキシ基(このような基は例えば置換基例え
ばメトキシ基のような低級アルコキシ基、ニトロ基また
はフェニル基によって置換されたもしくは未置換のフェ
ニル基1−3個をもつことができる)、例えばベンジル
オキシ基、4−メトキシベンジルオキシ基、2−ビフェ
ニリル−2−プロピルオキシ基、4−ニトロベンジルオ
キシ基、ジフェニルメトキシ基、4.4’−ジメトキシ
−ジフェニルメトキシ基またはトリチルオキシ基、また
は2−ハロパン低級アルコキシ基例えば2,2.2−ト
リクロルエトキシ基、゛2−クロルエトキシ基、2−ブ
ロムエトキシ基または2−ヨードエトキシ基である〕、
さらに2−フタリジルオキシ基ならびにアシルオキシ基
(例えば、メトキシカルがニルオキシ基やエトキシカル
ビニルオキシ基のような低級アルコキシカルビニルオキ
シ基またはアセチルオキシ基やピパロイルオキシ基のよ
うな低級アルカノイルオキシ基)、)リメチルシリルオ
キシ基のようなトリ低級アルキルシリルオキシ基、また
はアミノ基またはヒドラジノ基(これらは場合によって
は例えばメチル基のような低級アルキル基またはヒドロ
キシル基によって置換されていることができる。例えば
、アミノ基、メチルアミノ基のような低級アルキルアミ
ノ基、ジメチルアミノ基のようなジ低級アルキルアミノ
基、ヒドラジノ基、2−メチルヒドラジノ基のような2
−低級アルキルヒドラジノ基、2.2−ジメチルヒドラ
ジノ基のような2,2−ジ低級アルキルヒドラジノ基ま
たはヒドロキシアミノ基である)であシ、そしてR3が
水素原子、低級アルキル基殊にメチル基またはヒドロキ
シ保護基例えばトリメチルシリル基のようなトリ低級ア
ルキルシリル基または場合によっては例えばハロゲン原
子や低級アルコキシ基で置換されていることのでキ、5
る・パンジル基またはジフェニルメチル基である3−セ
フェム化合物またはその1−オキシド、さらに式(IB
)の相当する2−セフェム化合物または塩形成基をもつ
これら化合物の塩の製造に関するものである。
主として、式(IA)の3−セフェム化合物および式(
IB)の相当する2−セフェム化合物において、さらに
式(IA)の3−セフェム化合物の1−オキシドにおい
てまたは塩形成基をもつこれら化合物の塩において、R
7は水素原子または6β−アミノ−ベナム−3−カルデ
ン酸化合物または7β−アミノ−3−セフェム−4−カ
ルデン酸化合物の醗酵(すなわち、天然産)によるまた
は生合成的に製造できるN−アシル誘導体中に存在する
アシル基殊に式(A)の基(この式でR1、R’ % 
R” およびnは主として先に好ましいと挙げた意味を
もつ)、例えばヒドロキシル基で置換されたもしくは未
置換のフェニルアセチル基またはフェニルオキシアセチ
ル基、さらに場合によっては例えば低級アルキルチオ基
または低級アルケニルチオ基や置換例えばアシル化され
ている場合のあるアミノ基および(または)官能的に変
えられたカルボキシル基(例えば、エステル化されてい
ることのできるカルボキシル基)によって置換されてい
ることのできる低級アルカノイル基または低級アルケノ
イル基、例えば4−ヒドロキシ−フェニルアセチル基、
ヘキサノイル基、オクタノイル基またはn−ブチルチオ
アセチル基および殊に5−アミノ−5−カル?キシーバ
レリル基〔そのアミノ基および(または)カルボキシル
基は場合によっては保護されておυ、例えばアシルアミ
ノ基またはエステル化されたカルボキシル基として存在
することができる〕、フェニルアセチル基またはフェニ
ルオキシアセチル基であるか、または6β−アミノ−に
ナムー3−カルがン酸化合物または7β−アミノ−3−
セフェム−4−カルデン酸化合物の高活性N−アシル銹
導体中に存在するアシル基殊に式(A)の基(この式で
R1、R1、ulおよびnは主に先に好ましbと挙げた
意味をもつ)、例えばホルミル基、2−クロルエチルカ
ルd−II!8゛イ・ル基のような2−ハロダンエチル
カルパモイル基、シアノアセチル基、フェニルアセチル
基、2−チェニルアセチル基のようなチェニルアセチル
基または1−テトラゾリルアセチル基のようなテトラゾ
リル基、しかし特にα−位置において脂環式、芳香族ま
たは複素環式基のような環式基主に単環式基によってお
よび官能性基主にアミノ基、カルボキシル基、スルホ基
またはヒドロキシル基によって置換されたアセチル基、
殊にフェニルグリシル基〔この基におけるフェニル基は
場合によっては例えば保睦されている場合のあるヒドロ
キシル基例えばアシルオキシ基例えばハロゲン置換され
ていることのできる低級アルコキシカル?ニルオキシ基
または低級アルカノイルオキシ基によっておよび(また
は)ハロダン原子例えば塩素原子によって置換されてい
ることのできるフェニル基、例に、ばフェニル基、3−
1たは4−ヒドロキシ−13−クロル−4−ヒドロキシ
−またfd3.5−ジクロル−4−ヒドロキシフェニル
基(そのヒドロキシル基は保護例えばアシル化されたヒ
ドロキシル基であることもできる)であυ、そしてアミ
ノ基は場合によっては置換されていることもできそして
例えば塩の形でちることもできるスルホアミノ基または
アミノ基(これは、置換基として、加水分解により脱離
できるトリチル基または主としてアシル基例えば置換さ
れたもしくハ未置換のカルバモイル基例えばウレイドカ
ルビニル基やN′−トリクロルメチルウレイドカルボニ
ル基のような置換されたもしくは未置換のウレイドカル
ビニル基、またはグアニジノカルビニル基のような置換
されたもしくは未置換のグアニジノカルビニル基、また
は例えばトリフルオル酢酸のような酸でまたは含水酢酸
の存在下での亜鉛のような化学的還元剤または接触され
た水素で還元的に処理した場合にまたは加水分解によっ
て脱離することのできるアシル基またはこのようなアシ
ル基に変えることのできるアシル基、好ましくは炭酸半
エステルの適当なアシル基例えば)・ログン置換または
ベンゾイル置換されている場合のある低級アルキルオキ
シカルブニル基例えばt−プチルオ。キ、yカル?ニル
基、2,2.2−1リクロルエチルオキシカルデニル基
、2−クロルエトキシカルテニル基、2− フロムエト
キシカルCニル基、2−ヨードエトキシカルボニル基、
またはフェナシルオキシカルビニル基、低級アルコキシ
置換またはニトロ置換されている場合のあるフェニル低
級アルコキシカルがニル基例えば4−メトキシベンジル
オキシカルがニル基またはジフェニルメトキシカルブニ
ル基、またはカルバモイル基やN−メチルカルパモイル
基のような炭酸半アミドのアシル基、さらにまたシアン
化水素酸、亜硫酸またはチオ酢酸アミドのような液核性
剤によって脱離されるアリールチオ基またはアリール低
級アルキルチオ基例えば2−ニトロフェニルチオ基また
はトリチルチオ基、電解還元で脱離できるアリールスル
ホニル基例えば4−メチルフェニルスルホニル基、また
はぎ酸または無機酸水溶液例えば塩酸またはシん酸のよ
うな酸性剤で脱離できる1−低級アルコキシカルボニル
ー2−プロピリデン基マたはl−低級アルカノイルー2
−プロピリデン基例えば1−エトキシカルビニル−2−
プロピリデン基をもっている)である〕、さらにα−(
1,4−シクロヘキサジェニル)−グリシル基、α−(
1−シクロへキセニル)−グリシル基、α−2−tたは
α−3−チェニルグリシル基のようなα−チェニルグリ
シル基、α−2−フリルグリシル基のよりなα−フリル
グリシル基、またはα−4−イソチアゾリル−グリシル
基のようなα−インチアゾリルグリシル基(これらの基
のアミノ基は例えば先にフェニルグリシル基に述べたよ
うに置換または保詐されていることができる)、さらに
α−カルデキシーフェニルアセチル基tたはα−カルデ
キシーチェニルアセチル基例えばα−カルデキシー2−
チェニルアセチル基(とれらは場合によっては官能的に
変えられたカルボキシル基例えばナトリウム塩のような
塩の形またはエステル例えばメチルエステルまた社エチ
ルエステルのような低級アルキルエステルやジフェニル
メチルエステルのようなフェニル−低級アルキルエステ
ルの形にあるカルボキシル基をもっていてもよい)また
はα−スルホ−フェニルアセチル基(これは4場、倉に
よっては例えば上記のカルボキシル基のように官能的に
変えられたスルホ基をもっていてもよい)、α−ホスホ
ノ−1α−0−メチルホスホノ−またはα−0,0′−
ジメチルホスホノ−フェニルアセチル基〔これは官能的
に変えられたヒドロキシル基、殊にアシルオキシ基(こ
のアシル基は例えばトリフルオル酢酸のような酸性剤で
処理するかまたは含水酢酸の存在下での亜鉛のような化
学的還元剤で処理する場合に好ましくは容易に脱離する
ことのできるアシル基またはこのようなアシル基に変え
ることのできるアシル基、好ましくは炭酸半エステルの
アシル基例えば前記の例えばハロゲン置換またはベンゾ
イル置換されて込ることのできる低級アルコキシカルビ
ニル基、例工tf2.2.2−トリクロルエトキシカル
ボニル基、2−りt:lルエトキシカル?ニル基、2−
ブロムエトキシカルボニル基、2−ヨードエトキシカル
?ニル基、t−ブチルオキシカルボニル基またはフェナ
シルオキシカルゼニル基、さらにホルミル基である)を
もっていることができる〕、ならびに〕1−アミノーシ
クへキシルカルブニル基、2−または4−アミノメチル
−フェニルアセチル基のようなアミンメチルフェニルア
セチル基または4−アミノピリジニウムアセチル基のよ
うなアミノ−ピリジニウムアセチル基(これらも例えば
上記のように置換されたアミン基をもっていることもで
きる)、または4−ピリジルチオアセチル基のようなピ
リジルチオアセチル基であシ、そしてR1は水素原子で
あるか、またはB?とR1とはその両方で4−位置にメ
チル基のような低級アルキル基2個をもつ場合のある1
−オキソ−3−アザ−1,4−ブチレン基〔これは2−
位置において好ましくは、場合によっては保護されたヒ
ドロキシル基例えばアシルオキシ基例えば)・ロダン置
換されていることのできる低級アルコキシカルがニルオ
キシ基または低級アルカノイルオキシ基によっておよび
(tたは)ハロダン原子例えば塩素原子によって置換さ
れていることのできるフェニル基、例えばフェニル基、
または3−または4−ヒドロキシ−;2’3−/クルー
4−ヒドロキシーマタハ3.5−ジクロル−4−ヒドロ
キシ−フェニル基(そのヒドロキシル基は保護例えば上
記のようにアシル化されていることもできる)をもって
いることができる〕であシ、そしてR2はヒドロキシ化
、低級アルコキシ基殊にα−位置で高度に分枝した低級
アルコキシ基例えばt−ブトキシ基、さらにメトキシ基
またはエトキシ基、2−ノ飄ロダン低級アルコキシ基ま
たは2,2.2−トリクロルエトキシ基、2−ヨードエ
トキシ基またはこの基に容易に変えることのできる2−
クロルエトキシ基または2−ブロムエトキシ基、フェナ
シルオキシ基、低級アルコキシ基またはニトロ基で置換
されていることのできるフェニル基1〜3個をもつ1−
フェニル低級アルコキシ基例えば4−メトキシベンジル
オキシ基、4−ニトロベンジルオキシ基、ジフェニルメ
トキシ基、4.4’−ジメ゛トキシージフェニルメトキ
シ基またはトリチルオキシ基、低級アルカノイルオキシ
メトキシ基例えばアセチルオキシメトキシ基またはピパ
ロイルオキシメトキシ基、α−アミノ低級アルカノイル
オキシメトキシ基例えばグリシルオキシメトキシ基、2
−フタリジルオキシメトキシ基、低級アルコキシカルが
ニルオキシ基例えはエトキシカルブニルオキシ基または
低級アルカノイルオキシ基例えばアセチルオキシ基、さ
らにトリ低級アルキルシリルオキシ基例えばトリメチル
シリルオキシ基であシ、そしてR6は水素原子、低級ア
ルキル基殊にメチル基、またはヒドロキシ保護基例えば
トリメチルシリル基のようなトリ低級アルキルシリル基
または塩素原子のようなハロゲン原子やメトキシ基のよ
うな低級アルコキシ基で置換されていることのできるベ
ンジル基またはジフェニルメチル基である。
本発明は、主として、式(IA)におけるR↑が水素原
子または式 %式%() 〔この式でR,はフェニル基またはヒドロキシフェニル
基例えば3−または4−ヒドロキシフェニル基、さらに
ヒドロキシ−クロルフェニル基例えば3−クロル−4−
ヒドロキシフェニル基または3.5−ジクロル−4−ヒ
ドロキシフェニル基(これらの基においてヒドロキシル
社、ハロゲン化されていることのできる低級アルコキシ
カルがニル基例えばt−ブトキシカルボニル基または2
.2.2−)ジクロルエトキシカルボニル基のよりなア
シル基によって保護されていることができる)、2−ま
たは3−チェニル基のようなチェニル基、さらに4−ピ
リジル基のようなピリジル基、4−アミノピリジニウム
基のようなアミノピリジニウム基、2−フリル基のよう
なフリル基、4−イソチアゾリル基のようなイソチアゾ
リル基、1−テトラゾリル基のようなテトラゾリル基、
1.4−シクロヘキサジ−ニル基または1−シクロへキ
セニル基であplXは酸素またはいおう原子であ)、m
は0または1であシ、そしてR1は水素原子またはmが
0である場合にはアミノ基、°保護されたアミノ基例え
ばアシルアミノ基例えばt−エトキシカルがニルアミノ
基のようなα−位置で高度に分枝した低級アルコキシカ
ルビニルアミノ基、2,2.2−)ジクロルエトキシカ
ルがニルアミノ基、2−ヨードエトキシカルがニルアミ
ノ基または2−ブロムエトキシカルビニルアミノ基のよ
うな2−ハロゲノ低級アルコキシカルがニルアミノ基、
または低級アルコキシ置換またはニトロ置換されている
場合のあるフェニル低級アルコキシカルブニルアミノ基
例えば4−メトキシベンジルオキシカルボニルアミノ基
またはジフェニルメトキシカルボニルアミノ基、または
3−グアニルウレイド基、さらにスルホアミノ基、トリ
チルアミノ基、アリールチオアミノ基例えば2−二トロ
フェニルチオアミノ基、アリールスルホニルアミノ基例
tば4−メチルフェニルスルホニルアミノ基または1−
低級アルコキシカルブニル−2−グロピリデンアミノ基
例えば1−エトキシカルがニル−2−プロピリデンアミ
ノ基、カルゲキシ基または塩例えばナトリウム塩のよう
なアルカリ金属塩の形にある力/L−?キシル基、保護
されたカルがキシ基例えばエステル化されたカルボキシ
ル基例えばジフェニルメトキシカルブニル基のよウナフ
ェニル低級アルコキシカルデニル基、スルホ基または塩
例えばナトリウム塩のようなアルカリ金属塩の形にある
スルホ基、保護されたスルホ基、ヒドロキシル基または
保護されたヒドロキシル例えばアシルオキシ基例えばt
−ブトキシカル7pニルオキシ基のよりなα−位置で高
度に分枝した低級アルコキシカルビニルオキシ基、2,
2.2−トリクロルエトキシカルゲニルオキシ基、2−
ヨードエトキシカルビニルオキシ基または2−ブロムエ
トキシカル?ニルオキシ基のような2−ハロゲノ低級ア
ルコキシカルがニルオキシ基、さらにホルミルオキシ基
、または〇−低級アルキルホスホノ基またはo 、 o
’−ジ低級アルキルホスホノ基例えばO−メチルホスホ
ノ基または0,0′−ジメチルホスホノ基である〕 で示されるアシル基または5−アミノ−5−カルがキシ
バレリル基(そのアミノ基および(または)カル汁rキ
シル基は保護されていることもでき、例えばアシルアミ
ノ基例えばアセチルアミノ基のような低級アルカノイル
アミノ基、ジクロルアセチルアミノ基のようなノ・ログ
ノ低級アルカノイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基また
はフタロイルアミノ基としてまたはエステル化されたカ
ル?キシル基例えばジフェニルメトキシカルブニル基の
ようなフェニル低級アルコキシカル?ニル基としである
ことができる)であり(なお、R,Lがフェニル基、ヒ
ドロキシフェニル基、ヒドロキシ−クロルフェニル基ま
たはピリジル基である場合にmは好ましくは1であシそ
してR8がフェニル基、ヒドロキシフェニル基、ヒドロ
キシ−クロルフェニル基、チェニル基、フリル基、イソ
チアゾリル基、1.4−シクロヘキサジェニル基または
1−シクロへキセニル基である場合にmは0であってR
bは水素原子でないのが好ましい)、R1が水素原子で
あF)、R2が主としてヒドロキシル、さらに低級アル
コキシカルにα−位置で高度に分枝した低級アルコキシ
基例えばt−ブトキシ基、2−ノ10グツー低級アルコ
キシ基例えば2,2.2−トリクロルエトキシ基、2−
ヨードエトキシ基または2−ブロムエトキシ基、または
例えばメトキシ基のような低級アルコキシ基で置換され
ている場合のあるジフェニルメトキシ基例えばジフェニ
ルメトキシ基または4,4′−ジメトキシ−ジフェニル
メトキシ基、さらにトリメチルシリルオキシ基のような
トリ低級アルキルシリルオキシ基であシそしてR5は水
素原子、低級アルキル基例えばメチル基、エチル基また
はn−グチル基ならびにトリメチルシリル基のようなト
リ低級アルキルシリル基、さらに例えば塩素原子のよう
なノ・ログン原子またはメトキシ基のような低級アルコ
キシ基で置換されていることのできるベンジル基または
ジフェニルメチル基である3−セフェム化合物ならびに
このような式(IA)の3−セフェム化合物の1−オキ
シド、さらに式(IB)の相当する2−セフェム化合物
、または塩形成基をもつこのような化合物の塩、殊に医
薬的に使用できる無毒な塩、例えばR2がヒドロキシル
基である化合物のナトリウム塩のようなアルカリ金属塩
、カルシウム塩のようなアルカリ土類金属塩またはアミ
ン塩を含めたアンモニウム塩、またはR2がヒドロキシ
ル基であシそして式(B)のアシル基中に遊離アミノ基
をもっている化合物の分子内塩の製造に関するものであ
る。
主として、式(IA)の3−セフェム化合物、さらに式
(IB)の相当する2−セフェム化合物ならびに塩形成
基をもつこれら化合物の塩殊に医薬的に使用できる無毒
の塩例えば前項で挙げた塩において、R↑は水素原子、
式(B)のアシル基(この式でRI、はフェニル基、4
−ヒドロキシフェニル基のようなヒドロキシフェニル基
、2−4たは3−チェニル基のようなチェニル基、4−
イソチアゾリル基、1.4−シクロヘキサジェニル基ま
たは1−シクロへキセニル基であシ、Xは酸素原子であ
シ、mは0または1であシ、そしてR6は水素原子であ
るかまたはmが0である場合にはRbはアミン基、保護
されたアミノ基例えばアシルアミノ基例えばt−ブトキ
シカルボニルアミノ基のようなα−位置で高度に分枝し
た低級アルコキシカル?ニルアミノ基、2,2.2−ト
リクロルエトキシカル?ニルアミノ基、2−ヨードエト
キシカルがニルアミノ基または2−プロムエトキシカル
デニルアミノ基のような2−)・ロダン低級アルコキシ
カル?ニルアミノ基、または低級アルコキシ置換または
ニトロ置換されている場合のあるフェニル低級アルコキ
シカルボニルアミノ基例えば4−メトキシベンジルオキ
シカルボニルアミノ基、またはヒドロキシル基または保
護されたヒドロキシル基例えばアシルオキシ基例えばt
−ブトキシカルビニルオキシ基のよりなα−位置で高度
に分枝した低級アルコキシカルがニルオキシ基、2.2
,2.−トリクロルエトキシカルビニルオキシ基、2−
ヨードエトキシカルボニルオキシ基または2−ブロムエ
トキシカルyy=ルオキシ基のような2−ハロゲノ低級
アルコキシカルビニルオキシ基、さらにホルミルオキシ
基である)または5−アミノ−5−カルボキシバレリル
基(ソのアミノ基およびカルブキシル基は保護されてい
ることもでき、例えばアシルアミノ基例えばアセチルア
ミノ基のような低級アルカノイルアミノ基、ジクロルア
セチルアミノ基のようなハロゲノ低級アルカノイルアミ
ノ基、ベンゾイルアミノ基またはフタロイルアミノ基と
してまたはエステル化されたカルボキシル基例えばジフ
ェニルメトキシカルビニル基のようなフェニル低級アル
コキシカル?ニル基としであることができる)であシ(
なおR8がフェニル基またはヒドロキシフェニル基であ
る場合にmは1であるのが好ましい)、R17は水素原
子であ5、R2は主としてヒドロキシル基、さらに2−
位置でハロゲン原子例えば塩素、臭素またはよう素原子
で置換されている場合のある低級アルコキシ基殊にα−
位置で高度に分枝した低級アルコキシ基例えばt−ブト
キシ基、2−ハロダノー低級アルコキシ基例えば2,2
.2−トリクロルエトキシ基、2−ヨードエトキシ基ま
たは2−ブロムエトキシ基、または例えばメトキシ基の
ような低級アルコキシ基で置換されている場合のアルジ
フェニルメトキシ基例えば、ジフェニルメトキシ基また
は4,4′−ジメトキシ−ジフェニルメトキシ基、p−
ニトロベンジルオキシ基、さらにトリメチルシリルオキ
シ基のようなトリ低級アルキルシリルオキシ基であυそ
してR3は水素原子、低級アルキル基殊にメチル基、ト
リメチルシリル基のようなトリ低級アルキルシリル基、
または塩素原子や臭素原子のようなハロゲン原子または
メトキシ基のような低級アルコキシ基で置換されている
ことのできるベンジル基またはジフェニルメチル基であ
る。
本発明は主として7β−(D−α−アミノ−α−R,−
アセチルアミノ)−3−低級アルコキシー3−セフェム
−4−カルボン酸(Rはフェニル基、4−ヒドロキシフ
ェニル基、2−チェニル&、1.4−シクロヘキサジェ
ニル基または1−シクロへキセニル基であシ、そして低
級アルコキシは炭素原子を4個までもつもの例えばエト
キシまたはれ一ブトキシ、しかし主にメトキシである)
およびそれらの分子内塩、およびと9わけ3−メトキシ
−7β−(D−α−フェニルーグリシルアミノ)−3−
セフェム−4−カルボン酸およびその分子内塩の製造に
関する。これら化合物は、前記の投与量において殊に経
口投与の場合に、著しい抗生作用をグラム陽性菌および
殊にグラム陰性菌に対して少い毒性をもって示す。
本発明方法によれば、式 (この式でR?とR¥とnGとは式(IA)の下で与え
た意味をもち、間は低級アルキル基またはヒドロキシ保
護基であシそしてYは脱離される基である) で表わされる化合物を塩基で処理し、 そして所望ならば、得られた式(IA)または(IB)
の化合物において、式 %式%) で示される保護されたカルブキシル基を遊離のまたは他
の保護されたカルボキシル基に変え、そして(または)
所望ならば、保護されたヒドロキシル基−0−Riを遊
離ヒドロキシル基に変えそして(または)得られた遊離
ヒドロキシル基または保護されたヒドロキシル基−o−
R4を低級アルコキシ基−0−R3に変え、そして(ま
たは)所望ならば、得られた化合物を最終生成物の定義
の範囲内で他の化合物に変え、そして(または)所望な
らば、塩形成基をもつ得られた化合物を塩に変えまたは
得られた塩を遊離化合物または他の塩に変え、そして(
または)所望ならば、得られた異性体混合物を個個の異
性体に分けることに、よって、式(IA)の化合物、そ
の1−オキシド、式(IB)の化合物または塩形成基を
もつこのような化合物の塩が製造される。
式(11)の化合物において基−〇−昭はカルがキシル
基に対してトランス位置(クロトン酸構造)またはシス
位置(インクロトン酸構造)であることができる。
式(n)の原料において脱離される基Yは例えば基−8
−R4\式中のいおう原子にチオ基−S−において結合
している基−8O2−R5またはさらに基−8−8o2
−R5である。
基−8−R4においてR4は炭素原子15個まで、好ま
しくは9個までをもつ置換されたもしくは未置換の芳香
族複素環式基であって、この基は環窒素原子少くとも1
個と場合によっては酸素またはいおう原子のような他の
環へテロ原子1個とをもちそしてこの基はその環窒素原
子に2重結合している環炭素原子において式中のチオ基
−8−に結合しているものとする。このような基は単環
式または2環式でありそして例えばメチル基やエチル基
のような低級アルキル基、メトキシ基やエトキシ基のよ
うな低級アルコキシ基、ふっ素原子や塩素原子のような
ハロダン原子またはフェニル基のA、 >;なアリール
基で置換されていることができる。
このような基R4は例えば芳香族性をもつ単環式の5員
のチアジアゾ環式、チアトリアザ環式、オキサジアザ環
式またはオキサトリアザ環式基、しかし殊に芳香族性を
もつ単環式の5員のジアザ環式、オキサアゾ環式または
チアザ環式基、または主にその複素頂部分が5員から成
シそして芳香族性をもつ相当するベンズジアゾ環式、ベ
ンズオキサアザ環式またはベンズチアゾ環式基であって
、基R4においては置換可能な環窒素原子は例えば低級
アルキル基で置換されていることができる。
このような基R4の例は1−メチル−イミダゾール−2
−イル基、1,3−チアゾール−2−イル基、1,3.
4−チアジアゾール−2−イル基、1.3,4.5−テ
アトリアゾール−2−イル基、1.3−オキサゾール−
2−イル基、1,3.4−オキサジアゾール−2−イル
基、1,3,4.5−オキサトリアゾール−2−イル基
、2−キノリル基、1−メチル−ベンズイミダゾール−
2−イル基、ペンズオキザゾールー2−イル基、および
殊にベンズチアゾール−2−イル基である。さらに、基
R4として有機カルボン酸またはチオカルビン酸のアシ
ル基、例えば炭素原子18個まで、好ましくは10個ま
でをもつ置換されていることのできる脂肪族、脂環式、
芳香脂肪族または芳香族のアシル基またはチオアシル基
、例えばアセチル基やプロピオニル基のような低級アル
カノイル基、チオアセチル基やチオプロピオニル基のよ
うな低級チオアルカノイル基、シクロヘキサンカル?ニ
ル基のようなシクロアルカンカルボニル基、シクロヘキ
サンチオカルボニル基のようなシクロアルカンチオカル
ボニル基、ベンゾイル基、チオベンゾイル基、ナフチル
カルビニル基、ナフチルチオカルビニル基、複素環式カ
ルボニル基またはチオカルがニル基例えば2−13−ま
たは4−ピリジルカルボニル基、2−または3−テノイ
ル基、2−または3−70イル基、2−13−または4
−ピリジルチオカルボニル基、2−または3−チオテノ
イル基、2−1たは3−チオ70イル基、または置換基
例えばメチル基のような低級アルキル基′−ふっ素原子
や塩素原子のようなハロダン原子、メトキシ基のような
低級アルコキシ基、フェニル基のようなアリール基また
はフェニルオキシ基のようなアリールオキシ基によって
モノ−またはポリ置換された相当するアシル基またはチ
オアシル基がある。
基−802−R5および−8−802−R5において、
R5は炭素原子18個まで好ましくは10個までをもつ
そして置換されていることのできる殊に脂肪族、脂環式
、芳香脂肪族または芳香族炭化水素基である。適する基
R5は例えば置換基例えばメトキシ基のような低級アル
コキシ基、ふっ素、塩素または臭素のようなハロダン原
子、フェニル基のようなアリール基、フェニルオキシ基
のようなアリールオキシ基によってモノ−またはポリ−
置換されていることのできるアルキル基殊にメチル基、
エチル基またはブチル基のような低級アルキル基、アリ
ル基やブテニル基のようなアルケニル基、シクロペンチ
ル基やシクロヘキシル基のようなシクロアルキル基、ま
たは置換基すなわちメチル基のような低級アルキル基、
メトキシ基のような低級アルコキシ基、ふっ素、塩素ま
たは臭素のようなハロゲン原子、フェニル基のようなア
リール基、フェニルオキシ基のようなアリールオキシ基
またはニトロ基によってモノ−またはポリ−置換されて
いることのできるナフチル基または殊にフェニル基、例
えばフェニル基、0−xnl−または好ましくはp−ト
リル基、0−lm−または好ましくはp−メトキシフェ
ニル基、0−2m−またはp−クロルフェニル基、p−
ビフェニリルに%、p −フェノキシフェニル&、p−
ニトロフェニル基するいはl−または2−ナフチル基で
ある。
式(U)の原料において、弓は殊に穏和な条件の下で脱
離することのできるエステル化されたカルがキシル基を
基−C(=O)−といっしょに形成しているエーテル化
されたヒドロキシル基材であるのが好ましく、このカル
ボキシル保護基RGにおいて存在する場合のある官能性
基はこれをそれ自体公知の方法によって保護しておくこ
とができる。基材は例えば殊にノ・ロダン置換されてb
ゐ場合のある低級アルコキシ基例えばメトキシ基、α−
位置で高度に分枝した低級アルコキシ基例えばt−メト
キシ基または2−ハロダン低級アルコキシ基()・ロダ
ンは例えば塩素、臭素またはよう素である)、主に2.
2.2−)リクロルエトキシ基、2−ブロムエトキシ基
または2−ヨードエトキシ基、または例えばメトキシ基
のような低級アルコキシ基やニトロ基で置換されている
ことのできる1−フェニル低級アルコキシ基例えば上記
のように置換されていることのできるベンジルオキシ基
またはジフェニルメトキシ基例えばベンジルオキシ基、
4−メトキシベンジルオキシ基、4−ニトロベンジルオ
キシ基、ジフェニルメトキシ基または4,4′−ジメト
キシ−ジフェニルメトキシ基、さらに有機シリルオキシ
基またはスタンニルオキシ基、例えばトリメチルシリル
オキシ基のようなトリ低級アルキルシリルオキシ基また
はさらに塩素原子のようなハロダン原子である。
なお、式(]IIの原料において基R〒はアシル基Ac
のようなアミノ保護基R↑(この基に存在する場合のあ
る遊離官能基例えばアミノ基、ヒドロキシル基、カルブ
キシル基またはホスホノ基はこれをそれ自体公知の方法
によって、すなわちアミノ基は例えば前記のアシル基、
トリチル基、シリル基、スタンニル基、置換されたチオ
基またはスルニル基によってそしてヒドロキシル基、カ
ルがキシル基またはホスホノ基は例えばシリル基やスタ
ンニル基を含めた前記のエーテル基またはエステル基に
よって保護しておくことができる)であシそしてR1は
水素原子であるのが好ましい。
DT全余 白(II)の原料においてR2は好ましくは低級アルキ
ル基殊にメチル基またはヒドロキシ保護基としては好ま
しくは置換されたシリル基殊にトリメチルシリル基また
はベンジル基やジフェニルメチル基のようなα−フェニ
ル低級アルキル基である。
前記の閉環反応で使うのに適する塩基は殊に強い有機ま
たは無機塩基である。殊に2環式アミジン例えば1.5
−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−5−エンまたは
1.5−ジアザビシクロ[5,4,01ウンデカ−5−
エンのようなノアザビシクロアルケン、置換(例えば低
級アルキル基でポリ置換)されたグアニジン例えばテト
ラメチルグアニジン、さらに金属塩基例えばアルカリ金
属殊にリチウム、ナトリウムまたはカリウムの水素化物
、アミドまたはアルコラード、例えば水素化ナトリウム
、リチウムジイソゾロビルアミドのようなりチウムジ低
級アルキルアミド、カリウム−t−ブチラードのような
カリウム低級アルカノラードが強調される。式(II)
におけるR;がハロダン原子例えば塩素原子でおる化合
物は第3有機窒素塩基例えばトリエチルアミンのような
トリ低級アルキルアミンを使って環化させることもでき
る。この場合にはアルコール例えばt−ブタノールのよ
うな低級アルカノールの存在の下では式(IA)および
(または)(IB)の相当するエステルが得られる0 本発明による反応は、これを適当な不活性溶媒例、t 
ハヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンまたはトルエン
のような脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素、塩化メ
チレンのようなノーロダン化された炭化水素、エーテル
例えばジエチルエーテルのようなジ低級アルキルエーテ
ル、ジメトキシエタンのようなジ低級アルコキシ低級ア
ルカン、ジオキサンやテトラヒドロフランのような環状
エーテルまたはメタノール、エタノールまたはt−ブタ
ノールのような低級アルカノールまたはその混合物の中
で室温または40〜50℃の僅かな加熱の下で、所望な
らば窒素のような不活性ガス中で行うO 式(It)におけるYが基−8−R4例えば2−ベンズ
チアゾリルチオ基である化合物を前記の塩基例え#1.
5−ジアザビシクロ(5,4,0〕ウンデカ−5−エン
で処理する場合には、式%式% で表わされるスルフィン酸例えばp−)ルエンスルフィ
ン酸を加えることによって、式(IA)および(IB)
の化合物の収率を高めることができる。
本発明による閉環反応では、原料および反応条件によっ
て、式(IA)または(IB)の単一な化合物または式
(IA)および(IB)の化合物の混合物が得られる。
得られた混合物をそれ自体公知の方法によって、例えば
適当な分離方法例えばシリカゲルや酸化アルミニウムの
ような適当な吸着剤と溶離剤とを使うクロマトグラフィ
(カラム、ペーパーまたは層クロマトグラフィ)を含め
71Cet、着−分別溶離法またはさらに分別結晶化、
溶媒分配などによって分離することができる。
薬理活性な最終生成物の製造に適する得られた式(IA
)および(IB)の化合物は、これをそれ自体公知の種
々な追加工程によってこのような活性の最終生成物に変
えることができる。
すなわち、本発明方法によって得た式(IA)または(
IB)の化合物において、ヒドロキシ保護基R3を容易
に脱離して水素原子で置換することができる。この場合
に、2−オキサ−または2−チア−脂肪族または一脂環
式炭化水素基は例えば酸性加水分解によって、シリル基
またはスタニンル基は加水分解、アルコーリシスまたは
アシドリシス(例えば水、メタノールやエタノールのよ
うなアルコールまたは酢酸のような酸で処理するによっ
て脱離される。置換されたもしくは未置換のα−フェニ
ル低級アルキル基例えばベンジル基またはジフェニルメ
チル基を脱離するには、例えばアシドリシス(例えば塩
酸や硫酸のような無機酸またはぎ酸や殊にトリフルオル
酢酸のような有機酸で処理する)tたは水素化分解(例
えば・母うによって行う。こうして生成した3−ヒドロ
キシ化合物は主に3−セフェム体である。また、ヒドロ
キシル基R3を選択的に、すなわちカルブキシル保護基
R台を同時に脱離することなく、脱離させることもでき
る。
エノールエーテル、すなわち式(IA)および(または
)(IB)におけるR3が低級アルキル基である化合物
は、式(IA)まだは(IB)におけるR5がヒドロキ
シル基の保護基である化合物から、この基を水素原子で
置換し、そして次にこうして生成した遊離ヒドロキシル
基をエノール基のエーテル化に適する任意の方法によっ
て) エーテル化することによって得られる。エーテル
化剤としては、置換されたもしくは未置換の炭化水素基
R3に相当する式 で表わされるジアゾ化合物、主として置換されたもしく
は未置換のジアゾ低級アルカン例えばジアゾメタン、ジ
アゾエタンまたはシアシーn−ゾタン、さらに置換され
たもしくは未置換のα−フェニル−ジアゾ低級アルカン
例えばフェニルジアゾメタンやジフェニルジアゾメタン
を使うのが好ましい。これら反応剤を適当な不活性溶媒
例えばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンまタハトル
エンのような脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素、塩
化メチレンのようなハロゲン化された脂肪族炭化水素、
メタノール、エタノールまたはt−ブタノールのような
低級アルカノール、エーテル例えばジエチルエーテルの
ようなジ低級アルキルエーテルまたはテトラヒドロフラ
ンやジオキサンのような環状エーテルまたはそれらの溶
媒混合物の存在の下でそしてジアゾ化剤によっては冷却
、室温または僅かに加熱の下で、さらに必要ならば密封
容器内でそして(または)窒素ガスのような不活性ガス
の下で使う。
さらに、低級アルキル基または置換されたもしくは未置
換のα−フェニル低級アルキル基例えばベンジル基また
社ジフェニルメチル基としてのR5に相当する式 で表わ、さ、れるアルコールの反応性エステルで処理す
ることによって、式(IA)および(または)(IB)
のエノールエーテルを生成することができる。適するエ
ステルは主として強い無機または有機酸、例えばハロゲ
ン化水素酸例えば塩酸、臭化水素酸またはよう化水素酸
、硫酸またはフルオル硫酸のようなハロダン原子あるい
は強い有機スルホン酸例えばふっ素のようなハロダンで
置換されたもしくは未置換の低級アルカンスルホン酸、
または芳香族スルホン酸例えばメチル基のような低級ア
ルキル基、臭素のようなハロダン原子および(tたは)
ニトロ基で置換されていることのできるベンゼンスルホ
ン酸、例えばメタンスルホン酸、トリフルオルメタンス
ルホン酸またはP−)ルエンスルホン酸とのエステルで
ある。これらエーテル化剤殊に硫酸ジメチルのような硫
酸ジ低級アルキル、さらにフルオル硫酸メチルのような
フルオル硫酸低級アルキルまたはトリフルオルメタンス
ルホン酸メチルのようなハロゲン置換されていることの
できるメタンスルホン酸低級アルキルエステルを一般に
は溶媒例えば塩素化のような/Sログン化されている場
合のある脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素例えば塩
化メチレン、ジオキサンやテトラヒドロフランのような
エーテル、メタノールのような低級アルカノールまたは
それらの混合物の中で使う。この場合に、適当な縮合剤
例えばナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属の炭
酸塩または重炭酸塩(一般に硫酸エステルの場合に)ま
たは有機塩基例えばN、N−ジイソゾロビル−N−エチ
ルアミンのような一般に立体障害のあるトリ低級アルキ
ルアミン(好ましくはハロダン硫酸低級アルキルエステ
ルまたはハロゲン置換されている場合のあるメタンスル
ホン酸低級アルキルエステルの場合に)を使うのが好ま
しい。この反応を冷却、室温または加熱の下で例えば約
−20〜50℃でそして必要ならば密封容器内でそして
(または)窒素のような不活性ガスの下で操作する。
さらに、脂肪族性の同一炭素原子に式 で示されるエーテル化されたヒドロキシル基2〜3個を
もつ化合物すなわち相当するアセタールまたはオルトエ
ステルで酸性剤の存在の下で処理することによって、エ
ノールエーテルを作ることもできる。従って、エーテル
化剤として例えば2゜2−ジメトキシ−プロパンのよう
なgem−低級アルコキシ低級アルカンをp−トルエン
スルホン酸のような強い有機スルホン酸の存在の下でそ
して適当な溶媒例えばメタノールのような低級アルカノ
ールまたはジメチルスルホキシドのようなジ低級アルキ
ル−または低級アルキレン−スルホキシドの存在の下で
使うか、またはオルトぎ酸トリエチルエステルのような
オルトぎ酸トリ低級アルキルエステルを硫酸のような強
い無機酸またはp−トルエンスルホン酸のような強い有
機スルホン酸の存在の下でそして適当な溶媒例えばエタ
ノールのような低級アルカノールまたはジオキサンのよ
うなエーテルの存在の下で使うことができ、こうしてR
5がメチル基またはエチル基のような低級アルキル基で
ある式(IA)および(または)(IB)の化合物が得
られる。
さらに、式(II)の原料を、式 (R3)3調ρ で表わされるトリーR3−オキソニウム塩(いわゆるメ
ールワイン塩)または式 %式% で表わされるジーR30−カルペニウム塩または式(n
s ) 2Hat■鰻 (これらの式でρは酸の陰イオンでありそしてX■は・
・ロニウムイオン殊にブロモニウムイオンである) で表わされるジーR6−ハロニウム塩で処理する場合に
も、式(IA)および(または)(IB)のエノールエ
ーテルが得られる。このような反応体として、主にトリ
低級アルキルオキソニウム塩、ジ低級アルコキシカルベ
ニウム塩またはジ低級アルキヘソ・、ロニウム塩、殊に
錯ふっ素含有酸との相当スル塩、例えば相当するテトラ
フルオルポレート、ヘキサフルオルホスフェート、ヘキ
サフルオルホスフェ−トまたはへキサクロルアンチモネ
ートが挙げられる。このような反応体は例えばトリメチ
ルオキソニウム−またはトリエチルオキソニウム−へキ
サフルオルアンチモ4−)、−へキサクロルアンチモネ
ート、−へキサフルオルポスフェートまたは−テトラフ
ルオルポレート、ジメトキシカルペニウムへキサフルオ
ルポスフェートまたはジメチルブロモニウムーヘキサフ
ルオルアンチモネートである。これらエーテル化剤を好
ましくは不活性溶媒例えばジエチルエーテルやテトラヒ
ドロフランのようなエーテルまたは塩化メチレンのよう
なハロダン化された炭化水素またはそれらの混合物の中
で、必要ならば塩基例えば好ましくは立体障害のあるト
リ低級アルキルアミン例えばN、N−ジイソゾロビル−
N−エチルアミンのような有機塩基の存在の下でそして
冷却、室温または僅かに加熱の下で例えば約−20〜+
50℃で、必要ならば密封容器内でそして(または)窒
素のような不活性ガスの下で使う。
さらに、式(II)の原料を、3−位置で置換された1
−R,−)IJアゼン化合物(すなわち、置換基−N=
N −NH−R3の化合物)で処理することによっても
、式(IA)および(または)(IB)のエノールエー
テルが作られる。この3−窒素原子の置換基は炭素原子
を介して結合している有機基好ましく社炭素環式アリー
ル基、例えば置換されたもしくは未置換のフェニル基例
えば4−メチルフェニル基のような低級アルキルフェニ
ル基である。このようなトリアゼン化合物は3−アリー
ル−1−低級アルキル−) IJアゼン例えば3−(4
−メチルフェニル)−1−メチル−トリアゼン、3−(
4−メーF−ルフェニル)−1−エチル−トリアゼン、
3−(4−メチルフェニル)−1−n−グロピルートリ
アゼンまたは3−(4−メチルフェニル)−1−インプ
ロピル−トリアゼン、さらに3−アリール−1−(α−
フェニル低級アルキル) −) IJアゼン、例工ば1
−ベンジル−3−(4−、メチルフェニル)−トリアゼ
ンである。これら反応剤を一般に不活性溶媒例えばハロ
ダン化されている場合のある炭化水素例えばベンゼンま
だはエーテルまたは溶媒混合物の中でそして冷却、室温
または好ましくは高めた温度の下で例えば約20〜10
0℃で、必要ならば密封容器内でそして(または)窒素
のような不活性ガスの中で使う。
本発明方法ならびに所望によっては行うことのできる追
加工程においては、必要ならば、その原料または本発明
方法によって得られる化合物中の当該反応に関与しない
遊離の官能性基を、例えば遊離アミン基はこれを例えば
アシル化、トリチル化またはシリル化によって、遊離水
酸基またはメルカプト基はこれを例えばエーテル化また
はエステル化によってそして遊離カルゼキシル基はこれ
を例えばシリル化を含めたエステル化によって、予じめ
それ自体公知の方法によって一時的に保護しそして反応
終了後にそれ自体公知の方法によってそれらの基を所望
ならば個々にまたは同時に遊離させることができる。従
って、好ましくは例えばアシル基としてのR↑またはR
1におけるアミノ基、ヒPロキシル基、カルボキシル基
またはホスホノ基を例えば前記のようなアシルアミノ基
例、tば2,2.21リクロルエトキシカルデニルアミ
ノ基、2−ブロムエトキシカルビニルアミノ基、4−メ
トキシベンシルオキ7カルぎニルアミノ基、ジフェニル
メトキシカルブニルアミノ基またはt−シトキシカルボ
ニルアミノ基、アリールチオアミノ基まだはアリール低
級アルキルチオアミノ基例えば2−ニトロフェニルチオ
アミノ基、アリールスルホニルアミノ基例えば4−メチ
ルフェニルスルホニルアミン基または1−低級アルコキ
シカルブニル−2−fロピリデンアミノ基の形で、前記
のようなアシルオキシ基例えばt−ブトキシカルブニル
オキシ基、2,2.2−トリクロルエトキシカルボニル
オキシ基または2−fロムエトキシカル?ニルオキシ基
の形で、前記のようなエステル化されたカルボキシル基
例えばジフェニルメトキシカルブニル基の形であるいは
前記の!ウナ0.0’−ジ置換されたホスホ/基例えば
0゜04 j、Hジメチルホスホノ基のようなo 、 
o’−ジ低級アルキルホスホノ基の形でそれぞれ保護し
そして後に、場合によりてはその保護基を変換(例えば
2−fロムエトキシカル?ニルMを2−ヨードエトキシ
カルyl?ニル基に)してから、それ自体公知の方法に
よってそして保護基の種類によって、例tハ2 、2 
、2− )リクロルエトキシヵルデニルアミノ基または
2−9−ドエトキシヵル?ニルアミノ基はこれを含水酢
酸の存在下での亜鉛のような適当な還元剤で処理し、ジ
フェニルメトキシカルブニルアミノ基やt−シトキシカ
ルボニルアミノ基はこれをぎ酸またはトリフルオル酢酸
で処理し、アリールチオアミノ基やアリール低級アルキ
ルチオアミノ基はこれを亜硫酸のような親核性剤で処理
し、アリールスルホニルアミノ基はこれを電解還元によ
って、1−低級アルコギシヵル?二A/−2−グロピリ
デンアミ7基はこれを無機酸水溶液で処理し、t−ブト
キシカルブニルオキシ基はこれをぎ酸またはトリフルオ
ル酢酸で処理し、21212− ) リフ四ルエトキシ
カルデニルオキシ基はこれを含水酢酸の存在下での亜鉛
のような化学的還元剤で処理し、ジフェニルメトキシカ
ルブニル基はこれをぎ酸またはトリフルオル酢酸で処理
するかまたは加水分解し、または0,0′−ジ置換され
たホスホノ基はこれをアルカリ金属のハロダン化物で処
理して所望ならば例えば部分的に脱離することができる
本発明方法によって得られた式−c(=o)−弓の保護
殊にエステル化されたカルボキシル基をもつ式(IA)
tたIIi、(IB)の化合物において、この基を例え
ばその基nl、の種類によってそれ自体公知の方法によ
って遊離カルボキシル基に変えることができる。すなわ
ち、エステル化(例えば低級アルキル基殊にメチル基ま
たはエチル基によってまたはベンジル基によってエステ
ル化)されたカルボキシル基は、殊にこの基が式(IB
)の2−セフェム化合物にある場合に、弱塩基性媒質中
で加水分解することにより、例えばアルカリ金属または
アルカリ土類金属の水酸化物または炭酸塩例えば水酸化
ナトリウムまたは水酸化カリウムの水椿液で好ましくは
約9〜100声値でそして場合によっては低級アルカノ
ールの存在の下で処理することにより、遊離カルボキシ
ル基に変えることができる。適当な2−ハロゲノ低級ア
ルキル基またはアリールカルブニルメチル基でエステル
化されたカルがキシル基はこれを例えば化学的還元剤例
えば亜鉛のような金属または2価り四ム塩例えば2価ク
ロムの塩化物のような還元性金属塩で、一般にその金属
によって発生期の水素を生成することのできる水素給体
例えば酸主に酢酸またはぎ酸あるいはアルコール(好ま
しくはこれらに水を加える)の存在の下で処理すること
によって、またアリールカルブニルメチル基でエステル
化されたカルボキシル基はこれをナトリウムチオフェノ
ラートまたはよう化ナトリウムのような親核性の好まし
くは塩形成性の反応剤で処理することによって、また適
当なア゛リールメチル基でエステル化されたカルがキシ
ル基はこれを例えば照射によって〔好ましくはそのアリ
ールメチル基が3−14−および(または)5−位置に
おいて例えば低級アルコキシ基および(または)ニトロ
基で置換されている場合のあるベンジル基であれば例え
ば290mμ以下の紫外線を使いそしてそのアリールメ
チル基が例えば2−位置でニトロ基によって置換された
ベンジル基であれば例えば290mμ以上の長波長紫外
線を使う〕、またt−ブチル基やジフェニルメチル基の
ような適当に置換されたメチル基でエステル化されたカ
ルボキシル基はこれを例えばぎ酸またはトリフルオル酢
酸のような適当な酸性剤で、場合によってはフェノール
やアニソールのような親核性化合物を加えて処理するこ
とによって、また活性エステル化されたカルボキシル基
およびまだ無水物の形にあるカルボキシル基はこれを加
水分解例えば塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液または一
約7〜9のリン酸カリウム緩衝水溶液のような酸性また
は弱塩基性剤で処理することによって、そしてまた水素
化分解で脱離できるエステル化されたカルボキシル基は
これを例えばパラジウム触媒のような貴金属触媒の存在
の下で水素で処理することによって脱離させることφエ
ズきる。
保護例えばシリル化またはスタンニル化によって保護さ
れているカルがキシル基は、これを常法によって例えば
水またはアルコールで処理して遊離することができる。
得られた式(IA)または(IB)の化合物はそれ自体
公知の方法によって式(IA)jたけ(IB)の他の化
合物に変えることができる。
得られた化合物において、例えばアミン保護基R↑また
はR?、殊に容易に脱離できるアシル基をそれ自体公知
の方法によって、例えばt−プチルオキシカルデニル基
の−ようなα−位置で高度に分枝した低級アルコキシカ
ルボニル基はこれヲトリフルオル酢酸で処理することに
よって、また2゜2.2−)!lロルエトキシカル?ニ
ル基や2−ヨードエトキシカルボニル基のような2−ハ
ロダン低級アルコキシカルボニル基またはフェナシルオ
キシカルブニル基はこれを適当な還元性金属または相遇
する金属化合物例えば亜鉛または2価クロムの塩化物や
酢酸塩のような2価クロム化合物で、有利にはこの金属
または金属化合物といつしょに発生期の水素を生成する
ような水素給体の存在の下で、好ましくは含水酢酸の存
在の下で処理することによって、除去することができる
さらに、得られた式(IA)まだは(、IB)の化合物
において、式−C(=O)−R2のカルがニシル基が好
ましくは例えばシリル化を含めたエステル化によって(
例えばトリメチルクロルシランやトリーn−ブチル−す
ずクロライドのような適当な有機ハロケ゛)けい素化合
物またはハロゲン−すず顛−化合物との反応によって)
保護されたカルボキシル基である場合には、アシル基R
7またはR1(この基に遊離の官能基が存在すれば、こ
れを場合によっては保護しておく)を除去するようにイ
ミドハライド形成剤で処理し、生成したイミド−ハライ
ドをアルコールと反応させそしてこうして生成しだイミ
ノエーテルを分裂することができる。この反応の過程中
に、保護例えば有機シリル基で保護しておいたカルボキ
シル基をすでに遊離させることができる。
ハ・匂、グン原子が親電子性中心原子に結合しているイ
ミド−ハライド形成剤はとシわけ酸ハロダン化物、例え
ば酸臭化物および特に看塩化物である。
これらは主として無機酸とシわけシん含有酸の酸ハロダ
ン化物例えばオキシハロダン化シん、3ハロダン化りん
および特に5ハロゲン化シん、例えばオキシ塩化シん、
3塩化シんおよび主に5塩化シん、ならびにビロヵテキ
ルー3塩化シん、ならびにいおう含有酸またはカルボン
酸の酸ハロダン化物特に塩化物、例えば塩化チオニル、
ポスグンまたは塩化オキゾリルである。
上記イミド−ハライド形成剤の1つと反応させるには、
一般に適当な塩基特に有機塩基とシゎけ第3アミン例え
ば第3脂肪族モノアミンまたはジアミン例えばトリー低
級アルキルアミン例えばトリメチルアミン、トリエチル
アミンまたはN、N−ジイソプロピル−N−エチル−ア
ミン、またはN 、 N 、 N’ 、 N’ −テト
ラ−低級アルキル−低級アルキレンジアミン例えばN 
、 N 、 N’ 、 N’ −テ);yメfルー1.
5−ペンチレンジアミンまたはN 、 N 、 N’ 
、 N’ −テトラメチル−1,6−ヘキジレンジアミ
゛ン、単環式または2環式のモノアミンまたはジアミン
例えばN−置換(例えば、N−低級アルキル化)された
アルキレンアミン、アザアルキレンアミンまたはオキサ
アルキレンアミン例えばN−メチルモルリンまたはN−
メチルモルホリン、または2,3,4.6.7.8−ヘ
キサヒドロービローロ(:1.2−a)ピリミジン(す
なわち、ジアザビシクロノネン、DBN)、または第3
芳香族アミン例えばジー低級アルキルアニリン例えばN
、N−ジメチルアニリンまたはとりわけ第3複素環式単
環式または2環式塩基例えばキノリンやイソキノリン、
特にピリジンの存在の下で、好ましくはハロダン化(例
えば、塩素化)されている場合のある脂肪族または芳香
族炭化水素例えば塩化メチレンのような溶媒の存在の下
で反応させる。この反応においては、イミド−ハライド
形成剤および塩基をほぼ当モル量で使うことができるが
、塩基を過剰にまたは当量よシタい量で、例えば約0,
2〜1倍量または約10倍の過剰iま6での量、特に約
3〜5倍過剰量の量で使うこともできる。
このイミド−ハライド形成剤との反応を冷却しながら、
例えば約−50〜+10℃で行うのが好ましいが、原料
の安定性および生成物の安定性が一層高い温度を許容す
るならば一層高い温度すなわち例えば約75℃までの温
度で反応させることもできる。
こうして生成したイミド−ハライド生成物を一般に単離
しないで、好ましくは前記塩基の1つの存在の下で、ア
ルコールと反応させてイミノエーテルを得る。アルコー
ルとしては例えば脂肪族または芳香脂肪族アルコール、
とりわけハロゲン化(例えば塩素化)のような置換され
たもしくは未置換の低級アルカノールまたは別にヒドロ
キシル基をさらにもつ低級アルカノール、例えばエタノ
ール、グロノ4ノールまたはn−シタノール、特にメタ
ノール、ならびに2,2.2−)リクロルエタノールや
2−ブロムエタノールのような2−ハロダン低級アルカ
ノール、およびまた置換されたもしくは未置換のフェニ
ル−低級アルカノール例エバベンジルアルコールが適す
る。このアルコールを一般に過剰量例えば100倍まで
の過剰量で使い、そしてその工程を冷却しながら例えば
約−50〜+10℃で行うのが好ましい。
こうして生成したイミノエーテル生成物を有利には単離
せずに分裂することができる。このイミノエーテルの分
裂は、適当なヒドロキシ化合物で処理して、好まし−く
け加水分解またはアルコーリシス(このアルコーリシス
は先に過剰量のアルコールを使った場合にはイミノエー
テル生成に引続いて行うことができる)によって達せら
れる。この場合には水、またはアルコール特にメタノー
ルのような低級アルカノール、またはアルコールのよう
な有機溶媒の含水混合物を使うのが好ましい。
この工程を一般に酸性媒質中で例えば約1〜5の…値で
行い、そしてこのpi(値は、必要ならば、塩基性剤例
えば水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物の水溶液または酸例えば塩酸、硫酸、シ
ん酸、ふり化はう素酸、トリ2/b7オル酢酸またはP
−)ルエンスルポン酸のような無機酸または有機酸を加
えることによって調整することができる。
上記のアシル基を脱離するための3段階工程を、途中で
イミド−ハライドおよびイミノエーテル中間体を単離せ
ずに、一般にはそれら反応体に対し不活性な有機溶媒例
えば塩化メチレンのようなハロゲン化されている場合の
ある炭化水素の存在下でそして(tたは)窒素ガスのよ
うな不活性ガスの中で行うのが有利である。
上記の方法によって得られるイミド−ハライド中間体を
アルコールと反応させる代シにカル?ン酸特に立体障害
のあるカル?ン酸のアルカリ金属塩のような塩と反応さ
せれば、式(IA)tたは(IB)におけるR4とB、
とが共にアシル基である化合物が得られる。
式(IA)または(IB)における奏Rマと吋とがいず
れもアシル基である化合物においては、これらの基の1
方好ましくは立体障害の少い方の基を選択的に例えば加
水分解またはアミツリシスによって除くことができる。
式(IA)または(IB)の化合物においてR7と蛸と
がそれらの結合している窒素原子と共にフタルイミド基
である場合には、これを例えばヒドラジツリシスによっ
て、すなわちこのような化合物をヒドラジンで処理する
ことによって、遊離アミノ基に変えることができる。
本発明方法により得た化合物におけるアシルアミノ基の
アシル基R3の中では、例えば5−アミノ−5−カルブ
キシ−バレリル基〔そのカルぎキシル基は例えばエステ
ル化によって、特にジフェニルメチル基によって、そし
て(またハ)アミノ基は例えばアシル化によって、特に
有機カルがン酸のアシル基例えばジクロルアセチル基の
ようなハロゲノ低級アルカノイル基またはフタロイル基
によって保護されていることもできる〕は塩化ニトロシ
ルのようなニトロシル化剤、ベンゼンジアゾニウムクロ
ライドのような炭素環式アレン−ジアゾニウム塩または
N−ハロダン−アミドまたはN−ハロダン−イミド例え
ばN−ブロムこはく酸イ龜P功ような陽性ハロダン原子
を放出する反応剤で、好ましくは適当な溶媒または溶媒
混合物例えばニトロ−低級アルカンまたはシアノ−低級
アルカンといっしょにぎ酸の中で処理し、その反応生成
物を水または低級アルカノール例えばメタノールのよう
なヒドロキシル基をもつ化合物と混合するか、または基
R?とじての5−アミノ−5−カルブキシ−バレリル基
におけるアミ7基が置換されておりそしてカルブキシル
基が例えばエステル化によって保護されそしてR4がア
シル基であるのが好ましいが水素原子であることもでき
る場合には、ジオキサンまたはハロダン化された脂肪族
炭化水素例えば塩化メチレンのような適当な溶媒の中で
放置し、そして必要ならばこうして生成した遊離のまた
はモノアシル化されたアミノ化合物をそれ自体公知の方
法によって後処理することによって、分裂させることが
できる。
ホルミル基R′:は、酸性剤例えばp−)ルエンスルホ
ン酸または塩酸、弱塩基性剤例えば希薄なアンモニアま
たは脱力ルデニル化剤例えばトリス−() IJフェニ
ルホスフィン)−ロジウムクロ2イドで処理することに
よって除去することもできる。
トリチル基のようなトリアリールメチル基R↑は、例え
ば無機酸のような酸性剤例えば塩酸で処理することによ
って除去できる。
式(IA)または(IB)におけるR1とR1とが水素
原子である化合物においては、この遊離アミン基をそれ
自体公知の方法により−C置換(主に、カルボン酸のよ
うな酸またはその反応性誘導体で処理してアシル化)す
ることができる。
このアシル化に遊離酸(この酸が官能性基例えばアミン
基をもつ場合には、これを保臆しておくのが好ましい)
を使う場合には、一般に適当な縮合剤例えばカルデジイ
ミド例えばN 、 N’−ジエチル−1N 、 N’−
ジゾロビルー、N 、 N’−ジイソノロぎルー、N、
N’−ジシクロへキシル−17ttiN−エチル−N′
−3−ジメチルアミノゾロピル−カルデジイミド、適当
なカルブニル化合物例えばカルブニルジイミダゾールま
たはインオキサシリウム オキサシリウム−31−スルホネートおよびN−t−ブ
チル−5−メチル−イソオキサゾリニウム/4’−クロ
レート、または適当なアシルアミノ化合物例えば2−エ
トキシ−1−エトキシカルブニル−1,2−−、、’ヒ
ドロキノリンを使う。
この縮合反応を後に述べる無水反応媒質例えば塩化メチ
レン、ジメチルホルムアミドまたはアセトニトリルの中
で行うのが好ましい。
また、アミドの形成に使う酸の官能性誘導体(これはア
ミン基のような官能性基をもつ場合にはこの基を保護し
ておくのが好ましい)としては、主にこのような酸の無
水物、好ましくは混合無水物である。混合無水物は例え
ば無機酸殊にハロダン化水素酸との無水物すなわち相当
する酸ハロゲン化物例えば酸塩化物または臭化物、さら
にアジ化水素酸との無水物すなわち相当する酸アチド、
シん含有酸例えばシん酸または亜りん酸、いおう含有酸
例えば硫酸またはシアン化水素酸との無水物である。他
の適する無水物は例えば有機酸例えばふっ素まだは塩素
原子のようなハロダン原子で置換されている場合のある
低級アルカンカルメン酸のような有機カルだン酸例えば
ビパル酸またはトリクロル酢酸との無水物または炭酸の
半エステル例えばエチル半エステルやイソグチル半エス
テルのような特に低級アルキル半エステルとの無水物あ
るいは有機殊に脂肪族または芳香族スルホン酸例えばp
−)ルエンスルホン酸との無水物である。
さらに、アシル化剤として分子内無水物、例えばジケテ
ンのようなケテン、インシアネート(すなわち、カルバ
ミン酸化合物の分子内無水物)、またはカル?キシ置換
されたヒドロキシル基またはアミノ基をもつカルボン酸
アミドの分子内無水物例えばマンデル酸−0−カルデキ
シアンノ1イドライドまたは1−N−カル?キ7アミノ
ーシク′ロヘキサンカルデン酸の無水物を使うことがで
きる。
また、遊離アミノ基との反応に適する他の酸誘導体は活
性化されたエステル(これが官能性基をもつ場合には一
般にこれを保護しておくのが好ましい、、)、<;−+
11例えばビニル系低級アルカノールのようなビニル系
アルコール(すなわち、エノール)とのエステル、また
はアリールエステル例えば好ましくは例えばニドp基ま
たは塩素のようなハロゲン原子で置換されたフェニルエ
ステル例tばペンタクロルフェニルエステル、4−ニト
ロフェニルエステルtタハ2 、4−&ニトロフェニル
エステル、ヘテロ芳香族エステル例えばベンズ) IJ
アゾールエステル、またはサクシニルイミノエステルや
フタリルイミノエステルのようなジアシルイミノエステ
ルである。
他のアシル化剤として、例えば酸の置換されたホルムイ
ミノ誘導体例えば置換されたN、N−ジメチルクロルホ
ルムイミノ誘導体、またはN、N−ジアシル化されたア
ニリンのようなN−置換N。
N−ジアシルアミンがある。
無水物または殊に酸ハロゲン化物のような酸誘導体でア
シル化す曇には、酸結合剤例えば有機アミンのような有
機塩基例えば第3アミン例えばトリエチルアミンのよう
なトリ低級アルキルアミン、N、N−ツメチルアニリン
のようなN、N−ジ低級アルキルアニリンまたはピリジ
ン型の塩基例えばぎリジン、無機塩基例えばアルカリ金
属またはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩または重
炭酸塩例えばナトリウム、カリウムまたはカルシウムの
水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩、またはオキシラン例
えばエチレンオキシドやグロビレンオキシドのような低
級1,2−アルキレンオキシドの存在の下で行うことが
できる。
上記のアシル化を水性または好ましくは非水性溶媒また
は溶媒混合物、例えばN、N−ジ低級アルキルアミド例
えばジメチルホルムアミドのようなカルボン酸アミド、
塩化メチレン、4塩化炭素またはクロルベンゼンのよう
なハロゲン化された炭化水素、アセトンのよりなケトン
、酢酸エチルのようなエステルまたはアセトニトリルの
ようなニトリルまたはそれらの混合物の中でそして必要
ならば低めた温度または高めた温度でそして(または)
窒素のような不活性ガスの下で行うことができる。
1起のX−アシル化反応では、式(IA)または(IB
)におけるR3が低級アルキル基まだは置換されている
ことのできるα−フェニル低級アルキル基例えばベンジ
ル基またはジフェニルメチル基であシそしてR2が先に
与えた意味をもつ化合物から出発することができる。こ
の場合に、式−C(=O)−R2の遊離カルブキシル基
(すなわち、R2はヒドロキシル基)をもつ化合物を、
塩例えばトリエチルアミン塩のようなアンモニウム塩の
形でまたは適当な有機ハロゲン化りん化合物例えばメチ
ル−2塩化9ん、エチル−2臭化シんまたはメトキシ−
2塩化9んのような低級アルキル−または低級アルコキ
シ−υん−ジハライドとの反応によって保護されたカル
メキシル基をもつ化合物の形でも使うことができる。こ
うして得たアシル化生成物において、その保護されたカ
ル?キシル基をそれ自体公知の方法によシ、例えば加水
分解またはアルコーリシスを含めた前記の方法によりて
遊離させることができる。
さらに、式(IA)または(IB)におけるR1とR1
とがその両方でイリデン基である化合物(この基は、例
えばR1とR1とが水素原子である化合物を脂肪族、芳
香族または芳香脂肪族アルデヒドのようなアルデヒドで
処理することによっても導入できる)を例えば前記の方
法によってアシル化しそしてこのアシル化生成物を好ま
しくは中性または弱酸性媒質中で加水分解することによ
って、アシル基を導入することもできる。
また、アシル基を段階を経て導入することもできる。す
なわち、例えば、遊離アミノ基をもつ式(mA)または
(IB)の化合物中にノ・ログノ低級アルカノイル基例
えばブロムアセチル基を導入しまたは例えばホスゲンの
ような炭酸ジノ・ライドで処理してクロルカルボニル基
の゛ようなノーロダンカルデニル基を導入しそしてこう
して得られるN−(ハロゲノ−低級アルカノイル)−ア
ミノ化合物またはN−()・ログツカA/?ニル)−ア
ミノ化合物を適当々置換剤例えばテトラゾールのような
塩基性化合物、2−メルカプト−1−メチル−イミダゾ
ールのようなチオ化合物、アジ化ナトリウ^。へような
金属塩またはアルコール例えばt−ブタノールのような
低級アルカノールと反応させることによって、置換され
たN−低級アルカノイルアミノ化合物またはN−ヒドロ
キシカルブニルアミノ化合物を得ることができる。
上記のアシル化反応中に、両方の反応体にある遊離官能
性基をそれ自体公知の方法で一時的に保護しておくこと
ができそしてアシル化反応の後にそれ自体公知の例えば
前記の方法によって遊離させることができる。
また、既に存在するアシル基を例えばそれ自体公知の方
法によりて他の好ましくは立体障害のあるアシル化と交
換して、アシル化することもできる。すなわち、前記の
イミドハライド化合物を作シ、これを酸の塩で処理しそ
してこうして得た生成物中に存在するアシル基の1方(
好ましくは立体障害の少い方のアシル基)を加水分解に
よって脱離するのである。
さらに、例えば式(IA)tたは(IB)におけるR1
がα−位置で好ましくは置換されているグリシル基例え
ばフェニルグリシル基でありそしてR1が水素原子であ
る化合物をホルムアルデヒドのようなアルデヒドまたは
低級アルカノン例えばアセトンのようなケトンと反応さ
せることによって、R↑とRbとがそれらの結合してい
る窒素原子と共に5−オキソ−1,3−シアデーシクロ
ペンチル基(これは4−位置で好ましくは置換されそし
て2−位置で場合によっては置換されている)を形成し
ている式(IA)または(IB)の化合物が得られる。
式(IA)または(IB)におけるR1とR1とが水素
原子である化合物においては、これを例えば塩化トリチ
ルのようなトリアリールメタノールの反応性エステルで
好ましくはピリジ/のような塩基性剤の存在下で処理し
てトリアリールメチル基を導入することにより、その遊
離アミノ基を保護することができる。
また、シリル基またはスタンニル基を導入することによ
って、アミノ基を保護することもできる。
このような基を導入するには、それ自体公知の方法によ
って、例えば適当なシリル化剤例えばジクロル−ジメチ
ルシランのようガジハロダンージ低級アルキルーシラン
、メトキシ−メチル−ジクロルシランのような低級アル
コキシ−低級アルキル−ジハロゲン−シランまたはトリ
メチル−シリルクロ2イドやジメチル−t−ブチル−シ
リルクロライドのようなトリ低級アルキルシリルハライ
ド(このようなシリルハライド化合物をピリジンのよう
が塩基の存在下で使うのが好ましい)で処理するかまた
はN−モノ低級アルキル化、N、N−ジ低級アルキル化
、N−)リー低級アルキルシリル化またはN−低級アル
キル−N −) IJ−低級アルキルシリル化されてい
る場合のあるN−()リー低級アルキルーシリル)−ア
ミン(例えば、イギリス特許第1,073,530号の
明細書を参照され度い)で処理するか、まだはシリル化
されたカルがン酸アミド例えばビス−トリメチルシリル
−アセトアミドのようなビス−トリ低級アルキルシリル
ーアセトアミドまたはトリフルオルシリルアセトアミド
で処理するかあるいは適当なスタンニル化剤例えばビス
−(トリーn−ブチル−すず)−オキサイドのようなビ
ス−(トリー低級アルキル−スス)−オキサイド、トリ
エチl−すf−ハイドロオキサイドのようなトリー低級
アルキルすずハイドロオキサイド、トリー低級アルキル
−低級アルコキシ−すず化合物、テトラ−低級アルコキ
シすず化合物またはテトラ−低級アルキルすず化合物あ
るいはトリーれ−ブチルすずクロライドのようなトリ低
級アルキルすずハライド(例えばオランダ特願第677
11107号明細書を参照され度い)で処理するのであ
る。
本発明方法によって得られた、式−〇(=O)−82の
遊離カルボキシル基をもつ式(mA)または(IB)の
化合物においては、この基をそれ自体公知の方法によっ
て保護されたカルボキシル基に変えることができる。す
なわち、例えば適当なジアゾ化合物例えばジアゾメタン
やジアゾブタンのようなジアゾ−低級アルカンまたはジ
フェニルジアゾメタンのようなフェニルシアシー低級ア
ルカンで必要ならば3ふり化はう素のようなルイス酸の
存在の、下で処理するか、またはエステル化剤例えばジ
シクロへキシルカルボジイミドのようなカルがジイミド
またはカル?ニルジイミダゾールの存在の下でエステル
化に適するアルコールと反応させるか、またはN 、 
N’−ジ置換された0−またはS−置換イン尿素または
イソチオ尿素と反応させるか(そのO−およびS−置換
基は例えば低級アルキル基、殊にt−ブチル基、フェニ
ル低級アルキル基またはシクロアルキル基でありそして
N−またはN′−置換基は例えば低級アルキル基殊にイ
ソプロピル基、シクロアルキル基またはフェニル基であ
る)、またはその酸の塩をアルコールと強い無機酸また
は強い有機スルホン酸との反応性エステルと反応させる
ような他の公知の適当なエステル化方法によって、エス
テルが得られる。さらに、酸塩化物のような酸ハロダン
化物(これは例えば塩化オキゾリルで処理して作られる
)、活性化されたエステル(これは例えばN−ヒドロキ
シ−サクシノイミドのようなN−ヒドロキシ−窒素化合
物を使って生成される)または混合無水物(これは例え
ばクロルぎ酸エチルやクロルぎ酸イソジチルのようなハ
ロゲノぎ酸低級アルキルエステルまたはトリクロル酢酸
クロライドのようなハロr)酢酸ハライドを使って生成
される)を、場合によってはピリジンのような塩基の存
在下で、アルコールと反応させることによって、エステ
ル化されたカルボキシル基に変えることができる。
式−〇(ミυ−R2のエステル化された基をもつ得られ
た化合物においては、この基を同じ式で表わされる他の
基に変えることができる。例えば、2−クロルエトキシ
カルブニル基または2−ブロムエトキシカルビニル基を
アセトンのような適当な溶媒の存在の下でよう化ナトリ
ウムのようなようflで処理して2−ヨードエトキシカ
ルがニル基に変えることができる。
混合無水物は、式(IA)または(IB)における基−
C(=0)−R2が遊離カルボキシル基である化合物ま
たは好ましくはその塩特にナトリウム塩のよう外アルカ
リ金属塩またはトリエチルアンモニウム塩のようなアン
モニウム塩を酸の反応性訴導4体゛例えば酸塩化物のよ
うなノ・ロダン化物またはハロゲノぎ酸低級アルキルエ
ステルまたは低級アルカンカルデン酸クロライドと反応
させることによりて製造される。
本発明方法によって得られた基−C(=O)−R2が遊
離カルボキシル基である化合物において、この基を置換
されたもしくは未置換のカルバモイル基またはヒドラゾ
ノカル?ニル基に変えることができる。この場合に、好
ましくは反応性の官能的に変えられた誘導体例えば前記
の酸ハロダン化物、一般にエステル例えば前記の活性化
されたエステルまたは相当する酸の混合無水物をアンモ
ニア、ヒドロキシルアミンを含めたアミンまたはヒドラ
ジンと反応させる。
有機シリ−基またはスタンニル基で保護されたカルボキ
シル基は、それ自体公知の方法によって、例えば式(I
A)または(IB)におけ、るR2がヒドロキシル基で
ある化合物またはその塩例えばナトリウム塩のようガア
ルカリ金属塩を前記のシリル化剤またはスタンニル化剤
の1つのような適当なシリル化剤まだはスタンニル化剤
で処理することによって形成される。これについては例
えばイギリス特許第1,073,530号またはオラン
ダ特願第67/17107号の明細書を参照され度い。
さらに1基R↑、Rb:および(または)R2における
置換されたアミノ基、アシル化されたヒドロキシル基、
エステル化されたカルブキシル基またはo、o’−ジ置
換されたホスホノ基のような変えられた官能性基をそれ
自体公知の方法によって例えば前記の方法によって遊離
させることができるし、または基R↑、Rb:および(
または)R2における遊離のアミノ基、ヒドロキシル基
、カルブキシル基まだはホスホノ基のような遊離の官能
性基をそれ自体公知の方法によって例えばアシル化、エ
ステル化または置換反応によって官能的に変えることが
できる。従って、例えばアミン基を3酸化いおう(好ま
しくは有機塩基例えばトリエチルアミンのようなトリ低
級アルキルアミンとの錯体の形にあるもの)で処理して
スルホアミノ基に変えb−も、とができる。さらに、4
−グアニルセミカルパヂドの酸付加塩と亜硝酸ナトリウ
ムとの反応によって得られた反応混合物を、式(IA)
またti(IB)におけるアミノ保獲基R↑が例えば置
換されたもしくは未置換のグリシル基である化合物と反
応させることによって、そのアミノ基を3−グアニルウ
レイド基に変えることができる。さらに、脂肪族結合し
たハロダン原子例えば置換されたもしくは未置換のα−
ブロムアセチル基をもつ化合物をトリ低級アルキルホス
ファイト化合物のような亜シん酸エステルと反応させれ
ば、相当するホスホノ化合物が得られる。
式(IA)および(IB)で表わされる得られた化合物
を後記するような適当な酸化剤で酸化して式(IA)の
相当する3−セフェム化合物の1−オキシドに変えるこ
とができる。また、得られた式(IA)の3−セフェム
化合物の1−オキシドを例えば後記するような適当な還
元剤で還元して相当する式(IA)の3−セフェム化合
物となすことができる。これらの反応では、必要ならば
、遊離の官能性基を保護しそして所望ならば当該反応の
後に再び遊離させるように注意しなければならない。
得られたセフェム化合物はこれを異性化することができ
る。すなわち、得られた式(In)の2−セフェム化合
物または得られた2−および3−セフェム化合物の混合
物を式(IA)の相当する3−セフェム化合物に変える
ことができる。すなわち、式(IB)の2−セフェム化
合物または2−および3−セフェム化合物から成る混合
物を、これら化合物中に存在する遊離の官能基はこれを
場合によっては例えば前に述べたようにして一時的に保
護してから異性化する。この場合に、式(IB)の2−
セフェム化合物として、例えば基−C(=0)−R2が
遊離または保護されたカルブキル基であるものを使うこ
とができ、この保護されたカルブキシル基をこの反応中
に形成させることもできる。
すなわち、式(IB)の2−セフェム化合物を塩基性剤
で処理しそしてこうして2−および3−1ス汗μ化合物
の平衡混合物が得られたら、これから式(IA)の相当
する3−セフェム化合物を単離することによって異性化
することができる。
適する異性化剤は例えば有機窒素含有塩基例えば芳香族
性の第3複素環式塩基および主に第3脂肪族、アザ脂環
式または芳香脂肪族塩基例えはN、N、N−)リメチル
アミン、N、N−ジメチル−N−エチルアミン、N、N
、N−トリエチルアミンまたはN、N−ジイソゾロビル
−N−エチルアミンのよりなN、N、N−)り低級アル
キルアミン、N−メチル−ピペリジンのようなN−低級
アルキルーアデシクロアルカンまたはN−ペンツルーN
、N−ジメチルアミンのようなN−フェニル低級アルキ
ル−N、N−ジ低級アルキル−アミン、またはそれらの
混合物例えはピリジンとトリエチルアミンとの混合物の
ようなどリジン型塩基例えばピリジンとN、N、N−)
り低級アルキルアミンとの混合物である。嘔らに、塩基
の無機または有機塩、殊に中程度に強いかまたは強い塩
基の弱酸との塩例えば酢酸す) IJウム、酢酸トリエ
チルアンモニウムまたはN−メチルピペリジン酢酸塩の
ような低級アルカンカルボン酸のアルカリ金属塩または
アンモニウム塩、ならびに他の同様の塩基またはこのよ
うな塩基性剤の混合物を使うこともできる。
上記の塩基性剤による異性化を例えば混合無水物の形成
に適するカルボン酸誘導体例えはカルボン酸の無水物ま
たはハロゲン化物の存在の下で、例えば無水酢酸の存在
下でピリジンを使って行うことができる。この際、水性
媒質の中で、溶媒向えば塩素化のようなハロゲン化され
ている場合のめる脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素
または溶媒混合物(この場合に、反応体として使うその
反応条件下で液体の塩基を溶媒として同時に使うことも
できる)の存在または不在の下で、必要ならば冷却また
は加熱の下で、好ましくは約−30〜+100℃で、窒
素のような不活性ガス中でそして(または)密封容器内
で操作する。
こうして得られた式(IA)の3−セフェム化合物をそ
れ自体公知の方法によって、例えば吸着おJ、、σ、(
または)結晶化によって、まだ共存する場合のおる式(
IB)の2−セフェム化合物から分離することができる
また、式(IB)の2−セフェム化合物を1−位置で酸
化し、所望によってはこうして生成した異性体混合物か
ら式(IA)の3−セフェム化合物の1−オキシドを分
離しそしてこの1−オキシドを還元する仁とによって、
異性化することもできる。
この2−セフェム化合物の1−位置の酸化に適する酸化
剤としては、還元電位が少くとも+1.5ボルトでアシ
そして非金属元素から成る無機過酸、有機過酸、または
過酸化水素と解離定数が少くとも10 でるる酸殊に有
機カルボン酸との混合物が挙げられる。適する無機過酸
は過よう木酸および過硫酸でおる。有機過酸は相当する
過カルボン酸および過スルホン酸でおって、これをそれ
自体使用できるしまたは反応の場において少くとも当量
の過酸化水素とカルぎン酸とを使って生成させることが
できる。この場合に、例えば酢酸を溶媒として使う場合
にカルがン酸を大過剰に使うのが適する。適する過酸は
例えは過ぎ酸、過酢酸、過トリフルオル酢酸、過マレイ
ン酸、過安息香酸、モノ過フタル酸またはp−)ルエン
過スルホン酸である。
さらに、解離定数が少くとも10−5である酸を触媒と
して十分な量で含む過酸化水素で酸化することもできる
。この酸を低濃度例えは1〜2チまたはそれ以下、しか
じよシ多量に使うこともできる。この混合物の効果は主
としてその酸の強さに依存する。適する混合物は飼えば
過酸化水素と酢酸、過塩素酸またはトリフルオル酢酸と
の混合物である。
上記の酸化を適当な触媒の存在下で行うことができる。
例えば、過カルボン酸による酸化を解離定数が少くとも
10−5の酸の存在によって接触させることができ、こ
の酸の効果はその強さに依存する。触媒として適する酸
は例えば酢酸、過塩素酸およびトリフルオル酢酸である
。一般に酸化剤の少くとも等モル鳳、好ましくは約10
−20969、少、湯装置を使う。この酸化を穏和な条
件の下で、例えば約−50〜+100℃、好ましくは約
−10〜+40℃で行う。
さらに、2−セフェム化合物を酸化して相当する3−セ
フェム化合物の1−オキシドとなすのにオゾン、さらに
有機次亜ハロゲン酸エステル(1物例えばt−ブチルハ
イポクロライドのような低級アルキル−ハイポクロライ
ド(これを不活性溶媒飼えば塩化メチレンのようなハロ
ゲン化されている場合のある炭化水素の中でそして約−
10〜+30℃で使う)、過よう木酸塩化合や例えば過
よう木酸カリウムのようなアルカリ金属の過よう木酸塩
(これを好ましくは水性媒質中で約6の−でそして約−
10〜+30uで使う)、ヨードペンセンソクロ2イド
(これを水性媒質中で、好ましくはピリジンのような有
機塩基の存在の下そして冷却して飼えば約−20〜θ℃
で使う)、またはチオ基をスルホキシド基に変えるのに
適する他の酸化剤を使って行うことができる。
こうして得た式(IA)の3−セフェム化合物の1−オ
キシド、殊にR?、R1?およびR2が前記の好ましい
意味をもつ化合物において、基R″1、時および(また
は)R2をその定義の範囲内で相互変換、分裂または導
入することができる。また。
異性体のα−1−オキシドとβ−1−オキシドとの混合
物を例えばクロマトグラフィによって分けることができ
る。
式(IA)の3−セフェム化合物の1−オキシドをそれ
自体公知の方法によって、必要ならば活性化剤の存在の
下で、還元剤で処理して還元することができる。還元剤
としては次のものが挙けられる。接触的に活性化された
水素()やラジウム。
白金またはロジウムのような貴金属触媒を、場合によっ
ては炭や硫酸バリウムのような適当な担体上に担持して
使う)、還元性のすす、鉄、銅またはマンガンの陽イオ
ン〔これらを無機または有機の相当する化合物tfC,
は錯体の形で、例えばすず(n)の塩化物、ふり化物、
酢酸塩またはぎ酸塩として、鉄(II)の塩化物、硫酸
塩、しゅう酸塩またはこはく酸塩として、銅(1)の塩
化物、安息香酸塩または酸化物として、またはマンガン
(n)の塩化物、硫酸塩、酢酸塩または酸化物として、
あるいは錯体飼えばエチレンジアミンテトラ酢酸または
ニトリロトリ酢酸との錯゛体として使う〕、還元性の重
亜硫酸隘イオン、よう木陰イオンまたはシアン化鉄(川
)陰イオン(これらを相当する無機または有機塩の形で
、向えば亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム、
よう化ナトリウム、よう化カリウム、フェロシアン化ナ
トリウムまたはフェロシアン化カリウムのようなアルカ
リ金属塩またはよう化水素酸のような相当する酸の形で
使う)、還元性の3価の無機または有機シん化合物例え
はホスフィン、さらに亜ホスフィン酸、亜ホスホン酸ま
たは亜シん酸のエステル、アミドおよびハロゲン化物な
らびにこれらシん・酸素化合物に相当するシん・いおう
化合物(これら化合物中の有機基は主として脂肪族、芳
香族iたは芳香脂肪族基例えば置換されたもしくは未置
換の低級アルキル基、フェニル基またはフェニル低級ア
ルキル基である)、例えばトリフェニルホスフィン、ト
リーn−ブチルホスフィン、ジフェニル亜ホスフイン酸
メチル、ジフェニルクロルホスフィン、フェニルジクロ
ルホスフィン、ベンゼン亜ホスホン酸ジメチルエステル
、ブタン亜ホスホン酸メチ2.ルステル、亜りん酸トリ
フェニルエステル、亜シん酸トリメチルエステル、3塩
化りん、3臭化シん、その他、還元性のハロゲノシラン
化合物(これらはけい素原子に結合した水素原子少くと
も1個をもちそしてさらに塩素、臭素またはよう素のよ
うなハロゲン原子、有機基例えば脂肪族または芳香族基
例えは置換嘔れたもしくは未置換の低級アルキル基まf
cはフェニル基をもっていることができる)、例えばク
ロルシラン、ブロムシラン、ノーまたはトリークロルシ
ラン、ジーまたはトリーブロムシラン、ジメチルクロル
シラン、ジメチルクロルシランその他、還元性の第4級
クロルメチレン−イミニウム塩、殊に相当するクロライ
ドまたはクロライド(そのイミニウム基は2価の有機基
または2個の1価有機基例えば置換されたもしくは未置
換の低級アルキレン基または低級アルキル基によって置
換されているものとする)、同えばN−クロルメチレン
−N、N−ジエチルイミニウムクロライドまたはN−ク
ロルメチレン−ピロリジニウムクロライド、および塩化
コバルト(n)のような適当な活性化剤の存在下での水
素化ナトリウムtよう素のような鉛金属水素化物、なら
びにポランジクロライド。
それ自体非ルイス酸性を示す上記還元剤といっしょに使
う、すなわち主として重亜硫酸塩還元剤、よう素還元剤
、シアン化鉄(n)還元剤またはハロゲンを含まない3
価シん還元剤といっしょにまたは接触還元の場合に加え
る活性化剤としては、殊に有機カルボン酸およびスルホ
ン酸のハロゲン化物、さらに2次加水分解定数が塩化ベ
ンゾイルと同じかまたはそれよシ太きいいおう、シんま
たはけい素のハI:Iダン化物例えばホスダン、塩化オ
キザリル、酢酸クロライドまたはブロマイド、クロル酢
酸クロライド、ピパリン酸クロライド、4−メトキシ安
息香酸クロライド、4−シアノ安息香111クロライド
、p−)ルエンスルホン酸クロライド、メタンスルホン
酸クロライド、塩化チオニル、オキシ塩化シん、3塩化
シん、3臭化シん、フェニルジクロルホスフィン、ベン
ゼン亜ホスホン酸クロライド、ジメチルクロルシランま
たはトリクロルシラン、さらにトリフルオル酢酸無水物
のような適当な酸無水物、または環状サルトン、例工ば
エタンサルトン、1.3−7’ロパンサルトン、1.4
−ブタンサルトンまたは1.3−ヘキサンサルトンが挙
けられる。
上記の還元反応を溶媒またはその混合物の中で行うのが
好ましい。溶媒の選択は主として原料の溶解性および還
元剤の種類による。すなわち1例えば接触還元では低級
アルカンカルボン酸またはそのエステル例えば酢酸およ
び酢酸エチルを使いそして化学的還元剤では例えはハロ
ゲン化またはニトロ化されているような、置換されたも
しくは未置換の脂肪族、脂環式、芳香族または芳香脂肪
族炭化水素例えはベンゼン、塩化メチレン、クロロホル
ムまたはニトロメタン、適当な酸誘導体例えば酢酸エチ
ルのような低級アルヵンヵルデン酸工?、ネ、化、アセ
トニトリルのような低級アルカノニトリル、無機または
有機酸のアミド例えばジメチルホルムアミドまたはヘキ
サメチルシん酸アミド、エーテル例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランまたはジオキサン、ケトン例え
ばアセトンまたはスルホン殊に脂肪族スルホン例えばジ
メチルスルポンまたはテトラメチレンスルホンを使い、
これら溶媒は水を含まないのが好ましい。
一般に約−20〜+100℃で行うが、非常に反応性の
活性化剤を使う場合には一層低い温度で反応させること
ができる。
こうして得た式(IA)の3−セフェム化合物において
R↑、R′?および(tたは)R2に前に述べたように
他の基Hj、R1またはR2に変えることができる。
式(IA)および(IB)の化合物の塩はそれ自体公知
の方法によって作られる。すなわち、酸性基をもつこれ
ら化合物を適当なカルボン酸のアルカリ金属塩のような
金属化合物例えばα−エチルカシロン酸のナトリウム塩
またはアンモニアまたは適当な有機アミンで処理するこ
とKよって、その塩を生成することができる。この目的
には。
その塩形成剤を化学量論的量または僅かに過剰な鳳で使
うのが好ましい。また、塩基性基をもつ式(IA)また
は(IB)の化合物の酸付加塩は常法によって、91え
ば酸または適当な陰イオン交換剤で処理することによっ
て得られる。塩形成するアミン基と遊離カルがキシル基
とをもっ式(IA)または(1B)の化合物の分子内塩
は、例えばその酸付加塩のような塩を等電点まで飼えは
弱塩基で中和するかまたは液状イオン交換剤で処理する
ことによって生成される。塩形成基をもっ式(IA)の
化合物の1−オキシドの塩は同様の方法によって作られ
る。
塩はこれを常法にょシ遊離化合物に変えることができる
。例えば、金属塩およびアンモニウム塩を適当な酸で処
理することによって、また酸付加塩を例えは適当な塩基
性剤で処理することによりて、遊離化合物に変えること
ができる。
得られた異性体混合物は、これをそれ自体公知の方、法
によって、例えばノアステレオマ−混合物はこれを例え
ば分別結晶化、吸着クロマトグラフィ(カラムクロマト
グラフィまたは薄層クロマトグラフィ)または他の適当
な分離方法によって個個の異性体に分けることができる
。得られたラセミ体は、これを常法によって、適当なら
け適当な塩形成基を導入した後に、例えは光学活性の塩
形成剤とのジアステレオマー塩混合物を生成し、この混
合物を各ジアステレオマー塩に分けそしてこうして分け
たジアステレオマー塩を遊離化合物に変えることによっ
て、または光学活性の溶媒から分別結晶化することによ
って、個個の対掌体に分けることができる。
本発明は、その工程で中間体として生成する化合物t−
原料として使いそして残りの工程段階を行うかまたはそ
の工程を任意の段階で中断するような具体例をも包含す
る。さらに、原料を紡導体の形で使うことができるしま
几はその反応中に生成させることができる。
なお、原料および反応条件としては、頭初に殊に好まし
いものとして挙けた化合物が得られるように選ぶのが好
ましい。
式(n)の原料において脱離される基Yは基−8o2−
R5(Rsは前に、しかし殊に好ましいものとして挙け
た意味をもつ)であるのが好ましい。
本発明は、適切な容易に入手できる原料例えば殊に醗酵
合成できるペニシリンGまたはVの1−オキシドおよび
6−アミノ−ペニシラン酸の1−オキシド(それらの反
応性基を任意公知の方法によって保賎しておきそして当
該反応の後に再び容易に遊離させることができる)から
出発しそして本発明方法で必要な中間生成物が高収率で
製造されるという点で、従来公知の方法よりも優れてい
るO 本発明方法で使う式(II)の原料は列えは次の反応工
程によって製造される。
以下余白 Na :Y−−8−R4Va :Y−−8−R4IVb
:Y−−802−B5 vb:y=−go□−g5N@
 :Y−−8−802−R5Vo :Y−−8−802
−R5El a : Y=−S −Ra ub :Y=−802−R5 u e :Y=−8−802−R5 以下余IA 式(III)の原料化合物は公知であって、公知の方法
によって作られる。
7式(、Pl、* )の化合物も公知であって、オラン
ダ特許第72108671号明細書に記載の方法によっ
て作られる。
式(vb)、<yc>、(Va)、(Wb )、(Ve
)、(Ma)、(vxb )、(Vlc)、(…a)、
(■b)および(…e)VCおけるR−1時、吋および
Yが先に式(…)の下で与えた意味をもっている新化合
物ならびにそれらの製法は同じく本発明に係るものであ
る。
式(lVb )の化合物は、式(nl)の化合物を式U
SO□−R5 で表わされるスルフィン酸または式 1式% で表わされるスルホニルシアナイドと反応させることに
よル作られる。この反応を不活性溶媒または溶媒混合物
、例えば塩素化のようなハロゲン化されている場合のあ
る脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素ガえばペンタン
、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、塩
化メチレン、クロロホルムまたはクロルベンゼン、 脂
肪族、 脂R式または芳香族アルコール例えばメタノー
ルやエタノールのような低級アルカノール、シクロヘキ
サノールまたはフェノール、ポリヒドロキシ化合物例え
ばポリヒドロキシアルカン例えばエチレングリコールや
グロビレングリコールのようなジヒドロキシ低級アルカ
ン、アセトンやメチルエチルケトンのような低級ケトン
、ジエチルエーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロフ
ランのようなエーテル性溶媒、ジメチルホルムアミドや
ツメチルアセトアミドのような低級カルボン酸アミド、
ジメチルスルホキシドのような低級ジアルキルスルホキ
シドその他またはそれらの混合物の上で行う。
この反応を室温または好ましくは高めた温度例えは使用
溶媒の沸点で、所望ならは窒素のような不活性ガス中で
行う。
弐N : C−802−R,、のスルホニルシアナイド
との反応はハロゲン陰イオンを生成する化合物を加える
ことにより促進ちれる、ハロゲン陰イオンを生ずる化合
物としては、例えば第4アンモニウムハライド殊に相当
する塩化物および臭化物、例えはその低級アルキル基に
おいて例えばフェニル基の、 、 7 +;’t!− ようなアリール基によってモノ−またはポリ−置換され
たもしくは未置換のテトラ低級アルキルアンモニウムハ
ライド例えばテトラエチル−または−Z7 Jルー )
 IJ エチル−アンモニウム−クロライドおよび−ク
ロライドが適する。このハロゲン陰イオンを生ずる化合
物を約1〜50モル係、好ましくは約2〜5モル係の量
で加える。
式(IVb )および(IVe >の化合物は同様に式
(IVa )の化合物を式 %式%) で表わされる重金属スルフィン酸塩または式Mn+(−
8−80□−R5)n で表わされる重金属のチオスルホン酸塩と反応させるこ
とによって作られる。なお、Mは重金員陽イオンでsb
セしてnはこの金属イオンの原子価である。重金属のス
ルフィン酸塩およびチオスルホン酸塩としては殊にその
使用する反応媒質中での溶解度積が反応中に生成する重
金属化合物子 − Mn(S−R4)nのものよシも大きいようなものが適
する。適する重金属陽イオン−1は殊に特に難溶性の硫
化物を形成するものである。このような陽イオンとして
例えば銅、水銀、銀およびすずの1価または2価陽イオ
ンであって、このうち鋼の2価陽イオンおよび銀の1価
陽イオンが好ましい。
これら重金属のスルフィン酸塩またはチオスルホン酸塩
をそれ自体加えることができるしまたは反応の場におい
て例えは式 %式% で表わされるスルフィン酸または式 fI−8−802−R5 で表わされるチオスルホン酸わるいはそれらの可溶性塩
例えはナトリウム塩のようなアルカリ金属塩と重金楓塩
(すなわち、その溶解度積が生成する重金属スルフィン
酸塩またはチオスルホン酸塩の溶解度積よυ大きいよう
な重金属塩、例えば硝酸銀、酢酸第2水銀、硫酸第2銅
のような重金属硝酸塩、酢酸塩または硫酸塩またはさら
に塩化すず(n)・2水和物のような可溶性塩化物)と
から生成させることができる。
式(IVa)の化合物を式 M”(−8o□−85)n で表わされる重金属スルフィン酸塩または式%式%) で表わされる重金属チオスルホン酸塩と反応させるには
、不ffI性有機溶媒、水または水と水に混和する溶媒
との混合物の中で行うことができる。適する不活性有機
溶媒i!例えば脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素列
えはペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、
トルエン、キシレンまたは脂肪族、脂環式または芳香族
アルコール例えはメタノールやエタノールのような低級
アルカノ−ル、シクロヘキサノールまたはフェノール、
ポリヒドロキシ化合物例えばジヒドロキシ低級アルカン
例えはエチレングリコールやゾロピレングリコールのよ
うなポリヒドロキシアルカン、カルボン酸エステル例え
ば酢酸エチルのような低級アルカンカル?ン酸低級アル
キルエステル、アセトンやメチルエチルケトンのような
低級ケトン、エーテル性溶媒例えばジオキサン、テトラ
ヒドロフランまたはジメトキシエタンのようなポリエー
テル、ジメチルホルムアミドのような低級カルデン酸ア
ミド、アセトニトリルのような低級アルキルニトリルま
たはジメチルスルホキシドのような低級スルホキシドで
るる。この反応は、水中でまたは殊に乳濁液を含めた水
と上記溶媒の1つとの混合物中では有機溶媒中でよシも
一般にかなシ早く進行する。
反応温度は一般に室温でめるが、反応を遅くするために
温度を低めま1ヒは反応を促進する几めに使用溶媒の沸
点まで高めることができる。この場合に常圧1′1cは
高めた圧力の下で行うことができるO 得られた式(1’/)の化合物において、基R4、R1
または・R黍を他の基材、RYまたは弓に変えることが
でき、この場合には式(IA)または(IB)の化合物
においてこれらの基を相互変換するのに挙げたのと同様
の反応を採用することができる。
段階(2)および(3)または(2a)においては、式
(IV)の化合物をそのメチレン基をオキソ基に酸化し
て式(Vl)の化合物に変えることができる・この式(
IV)の化合物におけるメチレン基金酸化分裂してオキ
ソ基となすには、オゾンで処理して式(V)のオゾニP
化合物を生成させながら行うことができる。この場合に
、一般に溶媒例えはアルコール向火はメタノールやエタ
ノールのような低級アルカノール、ケトン例えはアセト
ンのような低級アルカノン、ハロゲン化されている場合
のおる脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素例えは塩化
メチレンまたは4塩化炭素または含水混合物を含め几溶
媒混合物の存在下でそして冷却または僅かに加熱(例え
は約−90℃〜+40℃の温度)の下でオゾンを使う。
こうして中間体として得られる式(Va)のオシニドを
、所望ならば単離せずに、式 %式%) で表わされる重金縞スルフィン酸塩または式Mn+(−
8−802−R5)n で表わされる重金桐チオスルホン酸塩と、先に述べた式
(iVa )の化合物を式(IVb)または(IVc 
)の化合物に変える反応と同様に反応させることによっ
て、式(vb)’tycは(Ve)の化合物に変えるこ
とができる。
段階(3)において式(V)のオシニド金還元分裂して
式(Vl)の化合物にすることができる。この場合には
、接触的に活性化石れた水素例えはニッケル触媒または
パラジウム触媒(好ましくは、炭酸カルシウムやカーボ
ンのような適当な担体に担持する)のような重金属水素
添加触媒の存在下での水*1−41”i?+11ihA
し〆)HイV4虫辷tk+着巳i二*IQ’1lb)?
−+arA=W4)−金または重金属アマルガムを含め
た還元性重金属例えば亜鉛を水素給体例えば酢酸のよう
な酸また味、低、Rアルカノールのようなアルコールの
存在下でまたは還元性無機塩例えばよう化す) IJウ
ムのようなアルカリ金属よう化物を水素給体例えば酢酸
のような酸の存在下で使うかまたは還元性硫化物例えは
ジメチルサルファイドのようなジ低級アルキルサルファ
イド、還元性有機シん化合物例えば置換されたもしくは
未置換の脂肪族または芳香族炭化水素基を置換基として
もっていることのできるホスフィン飼えばトリーn−ブ
チルホスフィンのようなトリ低級アルキルホスフィンま
たはトリフェニルホスフィンのようなトリアリールホス
フィン、さらに置換されたもしくは未置換の脂肪族炭化
水素基を置換基としてもっているホスファイトガえはト
リメチルホスファイトのようなトリ低級アルキルホスフ
ァイト(一般には相当するアルコール付加物の形で)ま
たは置換されたもしくは未置換の脂肪族炭化水素基を置
換基としてもっている亜シん酸トリアミド例えばヘキサ
メチル亜シん酸トリアミド(好ましくはメタノール付加
物の形で)のようなヘキサ低級アルキル−亜ルん酸トリ
アミド、またはデトラシアノエチレンを使うことができ
る。前記の生成したオシニドを、一般には単離しないで
、通常はその製造に使った条件の下で、すなわち適当な
溶媒筐たは溶媒混合つの中でそして冷却′または僅かに
加熱の下て分裂させる。
式(Vl)のエノール化合物は互変異性体のケト形であ
ることもできる。
式(■a)のエノール化合物は、これを式Mn+(−8
o2−85)n で表わされる重金属スルフィン酸塩または式%式%) で表わされる重金属チオスルホン酸塩と、先に述べた式
(IVa)の化合物を式(ivb)または(Ne)の化
合物となす反応と同様に反応させることによって、式(
■りまたは<yc>の化合物に変えることができる。
得られた式(Vl)の化合物において、基B? 、 R
k:またはR8金他の基間、BY またはR8に変える
ことができる。この場合には、式(IA)ま友は(IB
)の化合物くおいてこれらの基を相互変換するために述
べたのと同様の反応を採用することができる。
段階(4)においては式(■)のエノール化合物をエー
テル化して式(n)の化合物に変える。
式(…)の低級アルキルエノールエーテルおよび置換さ
れたもしくは未置換のα−フェニル低級アルキルエノー
ルエーテルを製造するには、エーテル化剤として例えは
相当するジアゾ化合物例えばジアゾメタン、ジアゾエタ
ンまたはジアゾ−n−ブタンのようなジアゾ低級アルカ
ンまたはフェニルジアゾメタンやジフェニルジアゾメタ
ンのような置換されていることのできるα−フェニルソ
アゾ低級アルカンを使う。これらエーテル化剤を適当な
不活性溶媒飼えは脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素
列えはヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンまたはトル
エン、ハ目グン化された脂肪族炭化水素ガえは塩化メチ
レン、低級ア゛ルヵノール例えばメタノール、エタノー
ルま7’Cはt−ブタノール、またはエーテル例えばジ
エチルエーテルのようなジ低級アルキルエーテルまたは
テトラヒドロフランやソオキサンのようなジ低級アルキ
ルニーは溶媒混合物の存在の下でそしてそれらジアゾ化
物の種類によって冷却、室温または僅かな加熱の下で、
さらに必要あれば密閉容器内でそして(または)窒素ガ
スのような不活性ガスの中で使う。
また、式(Vl)のエノール化合物を式a: −OH で表わされる相当するアルコールの反心性エステルと反
応させることによって、式(II)の低級アルキルエノ
ールエーテルまたは置換され友もしくは未置換のα−フ
ェニル低級アルキルエノールエーテルを作ることができ
る。適するエステルは主として強い無機17′c扛有機
酸とのエステル例えば塩酸臭化水素酸またはよう化水素
酸のようなハロゲン化水素酸、硫酸、フルオル硫酸のよ
うなハロゲン硫酸または強い有機スルホン酸例えばふっ
素原子のようなハロゲン原子で置換されたもしくは未置
*Q低級アルカンスルホン酸またはメチル基のような低
級アルキル基、臭素原子のようなハロゲン原子および(
ま九は)ニトロ基で置換されていることのできるベンゼ
ンスルホン酸のような芳香族スルホン酸1例えばメタン
スルホン酸、トリフルオルメタンスルホン酸またはp−
)ルエンスルホン酸とのエステルでおる。これら反応剤
、殊に硫酸ジメチルのような硫酸ジ低級アルキル、さら
にフルオル硫酸メチルのようなフルオル硫酸低級アルキ
ルまたはトリフルオルメタンスルホン酸メチルのような
ハロダン置換されたもしくは未置換のメタンスルホン酸
低級アルキルエステルわるいは相当するα−フェニル低
級アルキルエステルfll工はヘンシルエステルおよび
ジフェニルメチルエステル例えばベンジルハライドやジ
フェニルメチルハライド例えば相当するクロライドやブ
ロマイドを一般に溶媒例えは塩素化のようなハロゲン化
されている場合のある脂肪族、脂環式または芳香原炭化
水素例えば塩化メチレン、ジオキサンやテトラヒドロフ
ランのようなエーテル、メタノールのような低級アルカ
ノールまたは溶媒混合物の存在の下で使う。この場合に
適当な縮合剤例えはナトリウムやカリウムの炭酸塩や重
炭酸塩のようなアルカリ金属の炭酸塩または重炭酸塩(
一般に硫酸エステルを使う場f!r)または有機塩基例
えば一般に立体障害のあるトリ低級アルキルアミンガえ
ばN、N−ジイソプロピル−N−エチルアミン(好まし
くは、ハロゲノ硫酸低級アルキルエステルtycはハロ
ゲン置換されたもしくは未置換のメタンスルホン酸低級
アルキルエステルを使う場合)を使い、そして冷却、室
温または加熱の下で例えは約−20〜+50℃でそして
必要ならば密閉容器内でそして(txは)窒素のような
不活性ガス中で操作する。
なお、相移動触媒(K、 V、 Dshmlow氏の論
文、Angewandto Chemie−第5号、第
187頁(1974年)を参照され度い〕によりて上記
のエーテル化反ik本質的に促進させることができる。
相移動触媒としては第4ホスホニウム塩および殊に第4
アンモニウム塩例えは置換されたもしくは未置橡ヤテト
ラアルキルアンモニウムハライド例えばテトラブチルア
ンモニウムクロライド、ブロマイドtycはアイオダイ
ド、またはベンジル−トリエチルアンモニウムクロライ
ドを触媒として十分な量すなわち等モルまでの置で使う
ことができる。有機相としては水に混和しない溶l&例
えば塩素化のようなハロゲン化されている場合のある脂
肪族、脂環式または芳香族炭化水素例えばトリーまたは
テトラ−クロルエチレン、ジー、トリーまたはテトラ−
クロルエタン、クロルベンゼン、殊に4塩化炭素、また
はトルエンまたはキシレンを使うことができる。縮合剤
として適するアルカリ金属の炭酸塩または重炭酸塩例え
はカリウムまたはナトリウムの炭酸塩または重炭酸塩、
シん酸カリウムの工うなアルカリ金属のりん酸塩および
水酸化ナトリウムのようなアルカリ金属水酸化物を塩基
に敏感な化合物の場合には反応混合物中に。
エーテル化反応中の一億がほぼ7〜8.5でるるように
滴加することができる。
ま几、式(Vl)のエノール化合物を、低級アルキル基
でエーテル化されたヒドロキシル基Rニー0の2〜3個
を脂肪族性の同−炭素原子上にもっている化合物すなわ
ち相当するアセタールまたはオルトエステルと酸性剤の
存在下で反応させることによって、式(■)の低級アル
キルエノールエーテル全作ることもできる。例えは、エ
ーテル化剤として2.2−ジメトキシ−プロパンのよう
なg@m−低級アルコキシ低級アルカンtp−)ルエン
スルホン酸のような強い有機スルホン酸および適当な溶
媒飼えはメタノールのような低級アルカノールまたはジ
メチルスルホキシドのようなジ低級アルキル−または低
級アルキレンスルホキシドの存在下で使うかまたはオル
トぎ酸トリエチルエステルのようなオルトぎ酸トリ低級
アルキルエステルを硫酸のような強い無機酸またはp−
)ルエンスルホン酸のような強い有機スルホン酸および
適当な溶媒向えはエタノールのような低級アルカノール
またはジオキサンのようなエーテルの存在の下で使うこ
とができ、こうして式(n)における弓が低級アルキル
基例えばメチル基またはエチル基であるjヒ、倉、物が
得られる。
さらに、式(Vl)のエノール化合物を式(R: )、
0°A0 で表わされるトリ低級アルキルオキソニウム塩(いわゆ
るメールワイン塩)1式 %式% で表わされるジーRニー0−カルペニウム塩または式 %式% で表わされるノー昭−ハロニウム塩で処理する場合にも
1式(n)の低級アルキルエノールエーテルが得られる
。なお、これらの式でAoは酸の陰イオyで;hり、H
adt;Lハロニウムイオン殊にブロモニウムイオンで
t、bそしてR輩は低級アルキル基である。このような
塩として、主としてトリ低級アルキルオキソニウム塩、
ジ低級アルコキシカルペニウム塩またはジ低級アルキル
化・ロニウム塩、殊に錯ふっ素含有酸との相当する塩例
えは相遇するテトラフルオルがレート、ヘキサフルオル
ホスフェート、ヘキサフルホルアンチモナーFまたはへ
キサクロルアンチモナートが挙げられる。このような反
応剤は例えばトリメチルオキソニウム−またはトリエチ
ルオキソニウムーヘキサフルオルアンチモナート、−へ
キサクロルアンチモナート、−へキサフルオルホスフェ
ートまたは−テトラフルオル?レート、ジメトキシカル
ペニウムへキサフルオルホスフェートまたはジメチルグ
ロモニウムへキサフルオルアンチナートで必る。このエ
ーテル化剤金好ましくは不溶性溶aガえはエーテルやハ
ロゲン化された炭化水素例えはジエチルエーテル、テト
ラヒドロフランまたは塩化メチレンまたはその混合物の
中で、心安ならば有機塩基のような塩基例えはN、N−
ジイソゾロピル−N−エチルアミンのような好ましくは
立体障害のあるトリ低級アルキルアミンの存在の下でそ
して冷却、室温または僅かに加熱の下で例えば約−20
〜+50℃で、必要ならば密閉容器内でそして(または
)窒素のような不活性ガス中で使う。
さらに、式(M)の化合物の3−ヒドロキシル基に、α
、β−不飽和の脂肪族または脂環式エーテルまたはチオ
エーテル飼えば1−メトキシエテンや1−メトキシゾロ
ペンのよりな1−低級アルコキシー低級アルケン、1−
メチルチオエテンや1−メチルチオプロペンのよりな1
−低級アルキルチオー低級アルケン、環原子5〜7個を
もつオキザーまたはチア−シクロ低級アルカン−2−エ
ンまたは−2,4−ジエン例えば2.3−ジヒドロフラ
ン。
2H−ビラン、3,4−ジヒドロ−2■−ピランまたは
相当する同様のいおう化合物を酸触媒ガえは硫酸や塩酸
のような無機酸の存在下で付加することによって、式(
…)におけるヒドロキシ保護基R2が2−オキサ−また
は2−チア−脂肪族iたは一脂環式炭化水素基である化
合物が作られる。この付加反応を上記不飽和エーテルま
たはチオ土−テルの過剰員の中でそして所望なうは不溶
性溶媒11Rj 、t ハ”ンタン、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエンその他のような脂肪族、
脂環式または芳香族炭化水素の中で水を避けて行うこと
ができる〇 さらに、式(n)に包含されるシリルエーテルまたはス
タニルエーテル、すなわち式(U)におけるR1がt換
されたシリル基またはスタンニル基である化合物は、エ
ノール基のシリル化またはスタンニル化に適する任意の
方法によって作られる。飼えば、ジハログンジ低級アル
キル−シラン、低級アルコキシ−低級アルキル・−ジハ
ログンーシ2ンまたはトリ低級アルキル−シリル−ハラ
イドのような適当なシリル化剤例えはジクロル−ジメチ
ルシラン、メトキシ−メチル−ジクロル−シラン。
トリメチルシリルクロライドまたはジメチル−t−プブ
チーシリルクロライド(このようなシリルハライド化合
物を好ましくは塩基例えはぎリジンの存在下で使う)、
あるいはN−モノー低級アルキル化、N、N−ジ低級ア
ルキル化、N−トリ低級アルキルシリル化taはN−低
級アルキル−N−トリ低級アルキルシリル化されている
場合のあ、bN−()リー低級アルキルシリル)−アミ
ン(例えばイギリス特許第1073530号明細書を参
照され度い)、例えはへキサメチルジシラザンのような
ヘキサ低級アルキルジシラザン、またはシリル化された
カルゲン酸アミド例えばビス−トリメチルシリル−アセ
トアミドのようなどスートリ低級アルキルシリルーアセ
トアミドま几はトリフルオルシリルアセトアミドで処理
するか、または適当なスタンニル化剤例えばビス−(ト
リーn−ブチル−すず)−オキシドのようなビス−(ト
リー低級アルキル−すず)−オキシド、トリエチルスス
−ハイドロオキシドのようなトリー低級アルキルすず−
ハイドロオキシド、トリ低級アルキル−低級アルコキシ
すず化合物、テトラ低級アルコキシすず化合物またはテ
トラ低級アルキルすず化合物あるいはトリーn−ブチル
すずクロライドのようなトリ低級アルキルすずハライド
(例えばオランダ特願第67/11107号明細書を参
照され度い)で処理するのである。
式(Ila)におけるBが低級アルキル基またはヒドロ
キシ保護基である化合物は、これを弐Mn+(−302
−R5)1 で表わされる重金属スルフィン酸塩または式%式%) で表わされる重金稿チオスルホン酸塩と、先に述べた式
(■&)の化合物を式(tvb )1次は(■C)の化
合物となす反応と同様に反応させることによって式(l
lb)または(Ilc)の化合物に変えることができる
得られた式(1[)の化合物において、基R1、R4、
吋またはR3を他の基R↑、時、R′2まfcはR3に
変えることができる。この場合に1式CIA)または(
IV)の化合物においてこれらの基を相互変換するのに
挙げたものと同様の反応を採用することができる。
本発明による薬理的に有用な化合物は、例えはこの活性
物質の医薬として有効なat経腸投与または好ましくは
非経腸投与に適する無機または有機の固体または液体の
医薬的に有用な担体といっしょにまたは混合して含む医
薬用製剤の製造に使うことができる。従って、この活性
物質を稀釈剤例えば乳糖、ぶどう糖、しょ糖、マンニッ
ト、ソルビット、セルロースおよび(または)グリシン
および滑沢剤例えばシリカ、タルク、ステアリン酸また
はステアリン酸マグネシウムやステアリン酸カルシウム
のようなステアリン酸塩および(まタハ)ポリエチレン
グリコールとい9しよに含む錠剤またはゼラチンカプセ
ルを使う。錠剤としては、結合剤例えばけい酸マグネシ
ウムアルミニウム、でんぷん飼えはとうもろこしでんぷ
ん、小麦でんぷん、米でんぷんまたはアロー・ルートで
んぷん、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロー
ス、ナトリウムカルボキシメチルセルロールおよび(ま
たは)ポリビニルピロリドンおよび所望ならば膨化剤利
えはでんぷん、寒天、アルギン酸ま71cはアルギン酸
ナトリウムおよび(または)起泡混合物および(ま友は
)吸着剤、゛染料、香料および甘味剤を含む仁とができ
る。さらに、それら新薬理活性化合物を注射用例えば静
脈内投与用配合物または注入溶液の形で使うことができ
る。
このような溶液は等仮性の水溶液または水性懸濁液であ
るのが好ましく、これらは例えばその活性物質だけを含
むかまたは担体ガえばマンニットといっしょに含む真空
凍結乾燥された配合物から投与前に調製される。これら
医薬用製剤を殺菌しそして(または)助剤囲えは防腐剤
、安定剤、湿潤剤および(または)乳化剤、 ’aJ溶
化剤、浸透圧を調整する塩および(17tは)緩衝剤を
含ませることができる。これら医薬用製剤はそれ自体公
知の方法によって、例えば慣用の混合、顆粒化、被覆、
溶解または真空凍結乾燥の方法によって作られそして活
性物質を約0.1〜100%殊に約1〜5゜係(X空凍
結乾燥物は100俤までのjil)の嵐で含みヤして所
望によっては他の薬理的に価値ある物質を含むことがで
きる。
なお1本明細書において、低級と示された有機好ましく
は4個までもつのである。アシル基は炭素原子を20個
まで、好ましくは12個までそして主として7個までも
つものである。
次に実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
これら実施例に記載のセフェム化合物はその6−および
7−位置がそしてアゼチジノン化合物はその3−および
4−位置がR−立体配置である。
鳳1余白 例1 2−[4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
ツー3−メトキシ−クロトン酸−p−ニトロベンジルエ
ステルと相当するイソクロトン酸エステルとの約4=1
の比から成る異性体混合物133〜(0,2mM)を乾
燥テトラヒドロフラン4ゴに溶かし、この溶液に1,5
−ジアザビシクロ[:5.4.0:Iウンデカ−5−エ
ン6゜μ/(2当り)のテトラヒドロフラン1dに溶が
した溶液を5分間で滴加する。室温で40分間放置した
後にベンゼン20m1で希釈し、水浴中で冷却しそして
10%のくえん酸溶液1ornlを加えて10分間かき
まぜる。有機層を分けて飽和食塩水。
10%の炭酸水素ナトリウム溶液そして食塩水で洗う・
この溶液を硫酸マグネシウムで乾かし、真空中で濃縮し
、得られた黄色の油を酸洗いしたシリカゲル(シリカゲ
ル2に9を塩酸21の中で10分…jかきまぜる操作を
3回行い、デカンテーシ。
ンし、蒸留水で中性になるまで洗い、メタノールで洗い
そして120℃で60分間活性化する)49上で溶離剤
としてベンゼンと酢酸エステルとの5=1の混合物を使
ってクロマトグラフ処理して精製する。異性体混合物を
含む区劃を合わせて真空中で濃縮する。こうして7β−
フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エ
ム−4−カルがン酸−p−ニトロベンジルエステルと7
β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフー’
2−エムー4−カルがン酸−p−ニトロペンシルエステ
ルとの約3=1の比から成る半固形の異性体混合物が得
られる。これをWoe1mシリカゲル(活性度■)上で
ベンゼンと酢酸エチルとの5:1の混合物を便って各異
性体に分離することができる。すなわち、早く移動する
7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−七フー
2−エムー4−カルゲン酸−p−ニトロベンジルエステ
ルは塩化メチレンとエーテルとの混合物から再結晶した
後に融点が129〜131L5℃である。遅く移動する
7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−
3−エム−4−カルボンW−o−二トロベンジルエステ
ルハfi点140.5〜142℃(塩化メチレンとエー
テルとの混合物から)である。
この生成物を次のようにさらに処理することができる。
7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−
2−エム−4α−カルデン酸−p−=トロベンジルエス
テルと7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−
セフ−3−エム−4−カルピン酸−p−ニトロベンジル
エステルとの約3:1から成る粗製混合物555m9(
1,11mM )のテトラヒドロ7ラン33ffllK
o℃で溶かして調製した溶液を、0℃に予じめ冷却した
06INの水酸化カリウム溶液16ゴとかきまぜながら
混合する。
この混合物を0℃で5分間かきまぜてから、これに氷水
IQ□n/と予じめ冷却した塩化メチレン100rnA
’とを加えて短詩1141かきまぜる。これに飽和塩化
ナトリウム水浴液1agを加えて2相に分離させる。有
機相を分け、そして水相を塩化メチレン20mA!f再
rY法うて≠為ら、出仕メチレン50mで覆いそして2
Nの塩酸201dを加えて酸性にする。振とうした後に
有機相を分けそしてその酸性溶液ヲ塩化メチレン10+
J?づつでさらに2回抽出する。塩化メチレン抽出液を
合わせて硫酸ナトリウムで乾かしそして真空中で蒸発す
る。残分を塩化メチレンとジエチルエーテルとペンタン
との混合物から再結晶すれば、融点142〜145℃の
7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−
2−エム−4α−カルボン酸[与エル。
前記の原料は次のようにして作られる。
(a) 6−フニノキシアセトアミドーペニシラン酸−
1β−オキシド36.6g(0,1M)とトリエチルア
ミン11.111(0,11M)とp−ニトロベンジル
ブロマイド23.8g(0,11M)とをジメチルホル
ムアミ)’200n7に溶かして窒素ガス中で室温で4
時間かきまぜる。反応溶液を氷水1.5ノ中に注ぎ入れ
、沈殿をろ別し、乾そしそして酢酸エステルと塩化メチ
レンとの混合物から2回再結晶する。こうして得た無色
の結晶性の6−フエツキシアセトアミドペニシランfl
it−p−ニトロペンジルエステルー1β−オキシドは
179〜180℃で融解する。
(b) 6−フニノキシアセトアミドベニシラン酸−p
−ニトロベンジルエステル−1β−オキシド5.01.
!i’(10mM)と2−メルカグトペンズチアゾール
1.67g(10rnM) とを乾いたトルエン110
rnl[溶かして窒素ガス中で還流の下で4時間煮沸す
る。この溶液を約251dK、m縮してエーテル約10
0m1で希釈する。析出した生成物を塩化メチレンとエ
ーテルとの混合物から再結晶すれば、融点138〜14
1℃の2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアセチノ
ン−1−イル〕−3−メ5−レンー酪C1k−p−ニト
ロベンシルエステルが得られる。
(c) アセトンと水との9:l(容量比)の混合物2
001dに溶かした2−(4−(ベンズチアゾール−2
−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オ
キソアセチノン−1−イル〕−3−メチレン−酪酸−p
−二トロベンジルエステル3.25 El (5,0m
M )の溶液に微粉化した硝酸銀1.06I!を加える
。これに同じ溶媒混合物100dに溶かしたp−)ルエ
ンスルフィン酸ナトIJ ’7ム890 ”? (5m
M )の溶液を10分間で注ぎ入れる。直ちに淡黄色沈
殿が生成する。室温で1時間かきまぜた後にセライトを
加えてろ過する。ろ液を水で希釈しそしてエーテルで2
回抽出する。
エーテル抽出液を合わせて硫酸ナトリウムで乾かしそし
て蒸発すれば、淡黄色の固体として2−〔4−(p−ト
ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド
−2−オキソアゼチジン−1−イル)−3−メチレン酪
酸p−ニトロベンジルエステルが生成する。シリカダル
上での薄層クロマトグラム(トルエン・酢酸エチル2 
: 1 ) : Rf=0.24、Inスペクトル(C
H2Cl2) : 3.90.5.56.5.70.5
.87.6.23.6.53.6.66.7.40.7
.50.8.10.8.72.9.25.10.95μ
に特性バンド。この生成物をさらに精製しないで反応に
使うことができる。
なお、次の方法によりても同じ化合物が得られる。
(ei) アセトンと水との9=1(容l−比)の混合
物200dに溶かした2−(4−(ベンズチアゾール−
2−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−
オキソアゼチジン−1−イル〕−3−、、’チレンー酪
e−p−ニトロベンジルエステル3.25.9(5、O
mM )の溶液にp−トルエンスルフィン酸銀1.58
 g(1,2当1ik)を少しづつ10分間で加える。
この懸濁体を室温で1時間かきまぜ、ろ過しそして例1
の(c)項に記載したように後処理する。こうして2−
(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキ
シア七ドアミドー2−オキソアゼチジン−1−イルツー
3−メfし7−酪H−p−ニトロペンジルエステルカ定
量的収率で得られる。
なお、p−)ルエンスルフイン酸銀は硝酸銀とp−)ル
エンスルフィン酸ナトリウムとの等モル量の水溶液を混
合することによって無色沈殿として得られる。この生成
物を真空中で24時間乾かす0 (eii) 例1の(cl) の項の方法に従−pて、
2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−3−メチレンー酪酸−p−二トロベンジルエ
ステル3.25Ilと銅−(1−ジ−p−トルエンスル
フィナート1.87.9(2当量)とから、2−(4−
(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセ
トアミドー2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メ
チレン酪酸−p−二) Ow y 、−)ルエステルを
定量的収率で得ることができる。
銅−(II)−ジーp−)ルエンスルフィナートは硫酸
銅とp−トルエンスルフィン酸ナトリウム(2当量)と
を水中で反応させることにより得られる。この塩をろ別
した後に60Cで真空中で12時間乾かす。
(ciii) 例1の(cl)項の方法に従って2−〔
4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−・イ
ルツー3−メチレン酪酸−p−ニトロペンシルエステル
130IIgと亜鉛−(Il)−ジーP−)ルエンスル
フイナート85m?(2当ぢ゛)とから2−[4−(p
−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトア
ミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メチレ
ン酪酸−p−ニトロベンジルエステルが得られる。
亜鉛−(n)−ジ−p−トルエンスルフィナートは塩化
亜鉛(n) (2H20)とp−)ルエンスルフィン酸
ナトリウムとを水中で反応させることによって得られる
。この塩をろ別して水で洗った後に真空中で50〜60
℃で約12時間乾かす。
(東)例1の(cl)項の方法に従って2−(4−(ベ
ンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル]−3−
メチレン酪e−p−二トロペンジルエステル1309と
水銀−(n)−ジ−p−トルエンスルフィナートx02
■(2当量)とから2−[4−(p−トルエンスルホニ
ルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソア
ゼチジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸−p−ニド四
ベンジルエステルが得られる。
水銀−(n)−ジーp−)ルエンスルフイナートは酢酸
第2水銀とp−)ルエンスルフィン酸ナトリウムとを水
中で反応させることによシ得られる。
この塩をろ別しそして水で洗った後に真空中で50〜6
0℃で約12時間乾かす。
(cv) 6−フェノキシアセトアミド−4ニアラン酸
−p−ニトロベンジルエステル−1β−オキシド517
”li’(1,02mM ) とp−トル:L ンス/
l/フィン酸1871%’(1,2mM) とを1,2
−ジメトキシエタンまたはジオキサン10rnlに溶か
して分子ふるい(モレキュラー・シープ3A)3.5g
の存在下で窒素中で還流の下で4.5時間加熱し、この
際p−トルエンスルフィン酸308m9(1,98mM
)を1.2−ジメトキシエタン2dに溶かして5回に分
けて45分間隔で加える。4.5時間後に反応混合物を
5%の炭酸水素す)IJウム水溶液100m1に注ぎ入
れて酢酸エチルで抽出する。有機相を合わせて水および
飽和塩化ナトリウム水溶液で洗い、硫酸マグネシウムで
乾かしそして蒸発する。残分をシリカゲル薄層板上でト
ルエンと酢酸エチルとの2:1の系でクロマトグラム処
理すftば、2−[4−(p−1ルエンスルホニルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルシー3−メチレン酪e−p−=トロペンジ
ルエステルカ得ラうル。
(evi)過酸化物を含まない乾いたジオキサン2m6
の中で6−フニノキシア□セトアミドーペニシラ7e−
p−二トロペンジルエステル−1β−オキシド2501
fQ (0,5mM ) とp−トルエンスルホニルシ
アナイド110■(0,61mM)とベンジル−トリエ
チルアンモニウムクロライド5■(0,022mM) 
との混合物をアルゴン中で110℃で4.5時間かきま
ぜる。次に溶媒を真空下で蒸発し、残った黄色の油を酸
洗いしたシリカゲル上でクロマトグラフ処理する。酢酸
エチル30係を含むトルエンで溶離すれば2− [:4
−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−
メチレン酪酸−p−二トロペンジルエンテルを生成する
(evii)純ゾオキサンIIrLl中でP−4ルエン
スルホニルシアナイド1101nfi’(0,61mM
) とテトラエチルアンモニウムブロマイド4.5 I
n9(0,021mM ) との混合物をアルゴン中で
110℃で30分間かきまぜる。ジオキサンlIn1に
6−フェノキシアセトアミドペニシラン酸−p−ニトロ
ベンジルエステル−1β−オキシド250■(0,5m
M)を懸濁して加え、得られた溶液をアルゴン中で11
0℃で4時間かきまぜる。溶媒を真空下で除き、粗生成
物を酢酸エチルに溶かして水および飽和食塩水溶液で洗
う。有機相を硫酸マグネシウムで乾かしそして真空中で
溶媒を除けば粗製の2−[4−(p−)ルエンスルホニ
ルチオ)−3−フェノキクアセトアミド−3−オキソア
ゼチジン−1−イルツー3−メチレン酪酸−p−ニトロ
ベンジルエステルを与える。
(d) 乾いた酢酸メチル30tA’に溶かした2−〔
4−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−、フェノキ
シアセトアミド−2−オキソアセチ2ンーl−イル〕−
3−メチレy酪酸−p−ニトロペンジルエステル1.9
29 (3,0mM )を溶かし、これに−78℃でオ
ゾン1.1当粗を33分間で導入する。
次に余分のオゾンを窒素気流(−78℃で15分間)で
除く。これにジメチルサルファイド2.2d(10当長
)を加え、反応液を室温にもたらす。
5時間放置した後に溶媒を真空中で留去し、残った無色
の油をベンゼン100#I7Iに溶かす。このベンゼン
溶液を飽和食塩溶液50rnlづつで3回洗い、硫酸マ
グネシウムで乾かしそして真空中で蒸発乾固する。残分
をトルエンから再結晶すれば、融点159〜160℃の
2−[4−(p−)ルエン不ルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
〕−3−ヒドロキシクロトン69−p−ニトロベンジル
エステルが14)られる。
(dl)前項(cvii)によって得た粗製の2−[:
4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3
−メチレン酪酸−p−ニトロベンジルエステルを酢酸メ
チル201ffJに溶かして一70℃で原料が薄層クロ
マトグラムで検出されなくなるまでオゾン化する。次に
溶液中に窒素ガスを通じてから0〜5℃に加温する。こ
れに亜硫酸水素ナトリウム300rn9を水5#I/に
溶かして加えそしてよう化カリウムでんぷん紙でオゾン
が検出されなくなるまで約5分間かきまぜる。この混合
物を酢酸エチルで希釈し、水相を分け、有機相を水で洗
い硫酸マグネシウムで乾かしそして真空中で溶媒を除く
。こうして得た粗生成物を塩化メチレン3mlに溶かし
、これにトルエン15mを加える。析出した沈殿をろ別
し、ろ液を真空中で蒸発する。残分をメタノールから再
結晶すれば、融点159〜160℃の2−(4−(p−
)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミ
ド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−ヒドロキ
シクロトン酸−p−ニトロベンジルエステルカ得うれる
(e) 2− (4−(p −)ルエンスルホニルテオ
)−3−フェノキクアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イル〕−3−オキソー酪、i!a−p−ニトロ
ベンジルエステル1.93g(3,OrnM) を乾い
たクロロホルム15ilに溶かして0℃に冷却し、これ
にジアゾメタンのエーテル溶液(0,75モル濃度)(
3rILl(1,5当量に相当)を10分間で加える。
この混合物を0℃で2時間かきまぜ、余分のジアゾメタ
ンを窒素気流で除きそして溶媒を真空中で除く。こうし
て得た粗生成物をWo s l mシリカダル(活性度
III、40倍量)上でベンゼンと酢酸エステルとの5
=1の混合物を険ってろ過して精製する。溶媒を蒸発し
、残った無色の油は放置すると結晶化する。塩化メチレ
ンとエーテルとの混合物から再結晶すれば、2−(:4
−(P−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキシアゼチノンーl−イル〕−3−
メトキシクロトン酸−p−ニトロベンジルエステルと相
当するインクロトン酸エステルとの約4:lから成る異
性体混合物が得られる。との混合物の融点は155〜1
56.5℃である。
例2 2−[:4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フ
ェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イ
ルツー3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチルエ
ステル2791#(0,428mM ) ヲクロロホル
ム4rILtとヘキサメチルジシラザン1−との混合物
に溶かして還流の下で1時間加熱し、真空中で蒸発しそ
して油状残分を高真空下で1時間乾かす。このシリル化
した粗生成物は2−(4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フニノキシアセトアミドー2−オキソアゼチ
ソ7−1−イル〕−3−トリメチルンリルオキシークロ
トン酸−ジフェニルメチルエステルと相当するイソクロ
トン酸−ジフェニルメチルエステルとから成る。
この粗生成物を乾いたクロロホルム3mlに溶かし、0
℃に冷却しそして窒素ガスの下でかきまぜながらこれに
1.5−ジアザビシクロ[5,4゜0〕ウンデカ−5−
エン0.069mノ(0,47mM)を加える。1時間
反応させた後にこの溶液に酢酸Q、3 tnlを加えそ
してクロロホルムで希釈する。このり誼ロホルム溶液を
希硫酸、水そして希薄な炭酸水素ナトリクム水溶液で洗
う。それら水相をりロロホルムで抽出し、有機相を合わ
せて硫酸ナトリウムで乾かしてから真空中で濃縮する。
こうしてpal!の7β−フェノキシアセトアミド−3
−ヒドロキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェ
ニルメチルエステルが得られる。Rf:0.13(シリ
カダル、トルエン・酢酸エチル3:1)。
こうして得た粗生成物をメタノールに溶かしセして0℃
の過剰のジアゾメタンエーテル溶液を加える。5分間反
応させた後にこの溶液を完全に濃縮し、油状残分をシリ
カダル薄層板上でクロマトグラフ処理する(トルエン・
酢酸エチル3:1)。
R4=0.19 の帯域のシリカゲルを酢酸エステルで
抽出すれば、7β−フェノキシアセトアミド−3−メト
キシ−七フー3−エムー4−カルボン酸−ジフェニルメ
チルエステルを与える。融点120℃(エーテルから)
、IR−スペクトル(CHCl3) : 3310.1
775.1700.1690.1600ロー1゜ 上記の原料は次のようにして作られる。
(a) 6−フェノキシアセトアミドー(ニア2ン酸−
1β−オキシド100g(27,3mM) とジフェニ
ルメチルジアゾメタン58.4II(30mM)とから
約2時間後に6−フニノキシアセトアミドペニシラン酸
−ジフェニルメチルエステル−1β−オキシドが得られ
る。融点144〜146℃(酢酸エチル・石油エーテル
)。
(b)例1の(b)項に従って、6−フエツキクアセト
アミドベニシラン酸−ジフェニルメチルエステル−1β
−オキシド29211 (55mM )と2−メルカゾ
トペンズチアゾール991’ (59,2mM)とから
、2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イルツー3−メチレン酪酸−ジフェニルメチルエス
テルが得られる。融点140〜141’C(トルエン・
エーテルから)。
(c) 例1の(c)項に従って、酢酸エチル5Qd中
で2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル〕−3−メチにン酪酸ジフェニルメチルエステ
ル10j’(14,7mM) と微粉化Lりp −)ル
エンスルフィン酸銀4.92g(28,98mM ) 
とを室温で7時間かきまぜると2−[4−(p−トルエ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソ−アセチジン−1−イルツー3−メチレン酪酸
・ジフェニルメチルエステルが得られる。Rf値=0.
28(シリカダル、トルエン・酢酸エチル3:1)、I
R−ス被りトル(CHC/=、 ) : 1782.1
740.1695.1340.1150 cm−’。
こc7)2−[4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル)−3−メチレン酪酸−ジフェニルメチルエス
テルは次のようにしても作られる。
(ei) 6−フェノキシアセトアミド4ニジラン醒ジ
フェニルメチルエステル106.5gと2−メルカグト
ベンズチアゾール33.8gとヲトルエン900m1と
氷酢酸9mlとの混合物中に懸濁して窒素ガス中で水分
離器を備えて2時間煮沸する。こうして水約4.5ばか
分離される。この溶液を室温85.5Fを少しづつ1時
間で加えてから22℃で2時間かきまぜる。この混合物
をハイフロ(ayno)でろ過し、ろ液を飽和塩化ナト
リウム水溶液で2回洗う。有機相を硫酸マグネシウムで
乾かし、真空中で約11に濃縮し、フリット(Norl
t ) 301を使って脱色しそして蒸発する。
こうして得た黄色の海綿状物質を塩化メチレンとジエチ
ルエーテルとの混合物から結晶として取シ出す。融点7
9〜82℃、n1値=0.55(シリカダル、トルエン
・酢酸エチル3:1)。母液を蒸発して塩化メチレンと
ジエチルエーテルとの混合物からさらにこの物質を結晶
として得ることができる◎ (d) 例1の(d)項の方法に従って、塩化メチレン
11中で2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼシン−1
−イルツー3−メチレン酪酸−シフェニルメチルエステ
ル10.8g(16,2mM)とオゾン1.1当量とか
ら2−C4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フ
ェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イ
ルシー3−ヒドロキシクロトン酸ジフェニルメチルエス
テルカ得られる。融点142−143℃(エーテル・ペ
ンタンから)。
なお、上記のオゾン化を次のように0℃で行うこともで
きる。
塩化メチレン960mJに溶かした2 −(: 4−(
p−トルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メf
レン酪m−ジフェニルメチルエステル9.23.!i+
(13,8mM)の溶液中に0℃でオゾン15.2mM
を19分間で導入する。この透明な反応溶液にジメチル
サルファイド10Inlを加えて5℃で20分間かきま
ぜる。アスピレータ−真空下で濃縮しそして残分を高真
空下で乾かせば淡黄色の海綿状物知−得られる。これを
塩化メチレンとヘキサンとの混合物から結晶化する。こ
うして得た2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ジフェニルメ
チルエステルos点は134〜138℃である。薄層ク
ロマトグラムのRf値〜0.46(シリカダル、トルエ
ン・酢酸エチル3:1)。
次の方法によっても同じ化合物が得られる。
(di)アセトンと水との9=1(容量比)の混合物2
0m1に溶かした2−(4−(ベンズチアゾール−2−
イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸
−ジフェニルメチルエステル684■(1mM )の溶
液を、これにp−)ルエンスルフイン酸銀341 m?
 (1,3mM ) ’に加えて室温で60分間かきま
ぜる。この黄色の反応混合物にアセトン50m1を加え
てろ過する。ろ液を真空中で蒸発し、残分を酸洗いした
シリカダル30.9上でトルエンと酢酸エチルとの4=
1の系でクロマトグラフ処理する。こうして得た2−〔
4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3
−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチルエステルを
エーテルとペンタンとの混合物から再結晶すれば、とれ
は142〜143℃で融解する。
(dii)2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸−ジフェニルメチ
ルエステル68.1rv(0,1mM)を酢9エステル
中でオゾン化しそして溶媒を蒸発することによって得た
粗製オシニド72.91n9(0,1mM) をアセト
ンと水との9:1(容量比)の混合物2Inlに溶かし
、これにp−)ルエンスルフイ/酸銀35〜(1,3当
量)を加えて室温で1時間かきまぜる。反応混合物をア
セトン3dで希釈してろ過する。ろ液をジメチルサルフ
ァイド0.24と混合して室温で2時間(よう素・でん
ぷん反応が負になるまで)かきまぜる。溶媒を真空中で
除いた後に残分を酸洗いしたシリカダル3g上でトルエ
ンと酢酸エチルとの4:1の系でクロマトグラフ処理す
る。こうして得fc2− C4−(p−トルエンスルホ
ニルチオ)−3−フェノキシアー3−ヒドロヤシクロト
ン酸ジフェニルメチルエステルをエーテルとペンタンと
の混合物から再結晶すれば、これは142〜143℃で
融解する。
塩化メチレンとジエチルエーテルとの混合物から再度再
結晶した後に融点は144〜145℃(補正値)である
。〔α) =−68’±10(C=1、りロロホルム)
、薄lクロマトグラムRi:0.81(シリカダル、塩
化メチレンと酢酸エチルとの8:20系)、UV−スペ
クトル(エタノール):λm111!=261nm(ξ
=14400)、IR−スペクトルにュジョール):3
.00.5.56.5.93.5.98.6.06.6
.19.6.25.6.54.6.70゜6.82.7
.02,7.47.8.03.8.76.9.53.1
0.23.10.60.12.30.13.26.14
.30μに特性ノぐンド。
例3 1.2−ジメトキシエタン3rnlに溶かした2−[4
−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソアゼチジン−1−ノn−’1−
リーレL* M −に−sノhI−1kゾ劫−−り7丁
ニルメチルエステル301rn?(0,46,2rnM
)の溶液に窒素ガスの下でビス−トリメチルシリル−ア
セトアミド0.12a/ (0,508mM ) を加
えて室協で1時間かきまぜる。この溶液を完全に濃縮し
、油状残分を高真空下で1時間乾かす。このシリル化し
た粗生成物を乾いた1、3−ジメトキシエタン3 ru
iに溶かしそして0℃に冷却して1,5−ジアザビンク
ロ(5,4,O〕ラウンカ−5−エン0.075m/!
(0,508mM) を加える。窒素ガス中で6時間反
応した後にとの溶液に酢酸0.3コを加えそして塩化メ
チレンで希釈する。この塩化メチレン溶液を希硫酸、水
そして希薄な炭酸水素ナトリウム水溶液で洗う。それら
水相を塩化メチレンで抽出し、有機相を合わせて硫酸ナ
トリウムで乾かしてから真空中で濃縮しそして高真空中
で乾かf。こうして粗製の7β−フェノキシアセトアミ
ド−3−ヒドロキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸
ジフェニルメチルエステルがVIられる。
この粗生成物をクロロホルムに溶かして0℃で過剰のジ
アゾメタンのエーテル溶液と混合しそして0℃で5分間
放置する。次に、これを完全に濃縮し、その残分を例2
におけるようにシリカゲル上でクロマトグラフ処理する
。こうして7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキ
シ−セフ−3−ニムー4−カルボン酸ジフェニルメチル
エステルが得られる。Rf値=0.19(シリカゲル、
トルエン・酢酸エステル3:1)、融点120℃(エー
テルから)、rR−スペクトル(CHCt、 ) : 
331011775.1710.1690.1600c
rn 。
例4 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
ツー3−メトキシクロトン酸ジフェニルメチルエステル
と相当するイソクロトン酸エステルとから成る異性体混
合物100100fn、15mM)を乾いた1、2−ジ
メトキシエタン4 rntvcmかして窒素ガス中でか
きまぜなから1,5−ジアザビシクロ[5,4,0]ウ
ンデカ−5−エン0.045y(o、3ml と混合す
る。この溶壕を窒素ガス中で室温で40分間かきまぜて
から氷で冷却しそして酢酸0.1 mlを加える。これ
を塩化メチレンで希釈しそしてこの溶液を希硫酸、水そ
して希薄な炭酸水素ナトリウム溶液で洗う。それら水相
を塩化メチレンで抽出する。それら有機相を合わせて硫
酸ナトリウムで乾かし、濃縮しそして高真空中で完全に
溶媒を除く。油状残分をシリカゲル薄層板上でクロマト
グラフ処理する。(展開剤:トルエン・酢酸エステル3
:1.1回展開)。Rf=0.19および0.4の両帯
域をいっしょに酢酸エステルで抽出し、得られた溶液を
完全に濃縮する。
こうして7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエ
ステルと異性体の7β−フェノキシアセトアミド−3−
メトキシ−セフ−2−エム−4−カルボン酸ジフェニル
メチルエステルとの1=4の比から成る油状生成物が得
られる。Rf値=0.14および0.32(シリカゲル
、トルエン・酢酸エチル3:1)、IR−スペクトル(
CHCt5) :3400.331O11785,17
70,1750,1710,1690,1630,16
00cm 。
(1) こうして得られるセフ−2−エム誘導体対セブ
ー3−エム誘導体の比はとりわけ閉環反応に使う溶媒、
原料および1,5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウン
デカ−5−エンの濃度およびまた反応時間に依存する。
次表には幾つかの反応結果が示しである。これらの反応
は、この例と同様にして2(4−(P−)ルエンスルホ
ニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ
アゼチジン−1−イルツー3−メトキシ−インクロトン
酸ジフェニルメチルエステル約95チと相当するクロト
ン酸誘導体約5係とから成る異性体混合物100■を使
って行われた。反応時間はすべて20分間であって、そ
れ以外の処理条件はこの例に従りで行った。
以下余白 (&)原料として使った異性体混合物は例1の(6)項
の方法に従って2−[4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセト7ミドー2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン駄−ジフェ
ニルメチルエステル49(6,14mM ) と過剰の
ジアゾメタンエーテル溶液とから得られる。こうして得
た2−(4−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−フ
ェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イ
ル〕−3−メ)キシクロトン酸ジフェニルメチルエステ
ルと相当するイソクロトン酸シフ玉ニルメチルエステル
との約3:lの比から成る異性体混合物を酢酸エチルと
ペンタンとの混合物から結晶化すると融点は150〜1
52℃である。
原料として使った異性体混合物、クロトン酸誘導体およ
びイソクロトン酸誘導体は次のようにしても得られる◎ (al)2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルツー3−メトキシクロトン酸ジフェニルメ
チルエステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメチ
ルエステルとの異性体混合物698〜(1mM ) を
アセトンと水との9:1(容量比)の混合物20111
に済かし、これにp−トルエンスルフィン酸銀341〜
(1,3rnM)を加えて室温で1時間かきまぜる。こ
の黄色の反応混合物をアセトン501dで希釈してろ過
する。
ろ液を真空中で蒸発し、残分を酸洗いしたシリカゲル3
011上でトルエンと酢酸エチルとの2:1の系でクロ
マトグラフ処理する。こうして2−[4−(p−)ルエ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシクロト
ン酸ジフェニルメチルエステルと2−(4−(p−)ル
エンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−
2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシイソ
クロトン酸ジフェニルメチルニステルトカラ成る異性体
混合物が得られる。
(aid)前項(ILl)の反応を含水アセトン中では
なくテトラヒドロフラン中で行うこともできるが、この
場合には室温で約24時間かきまぜねばならない。
(afii) 2− 〔4−(p −)ルエンスルホニ
ルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソア
ゼチジン−l−イル]−3−ヒドロキシクロトン酸−ジ
フェニルメチルエステル3361111i+(0,5m
M ) を塩化エチレン4dに溶かし、これに0℃でエ
テル−ジイソゾロビルアミン0.21 ml (1,2
mM)とフルオル硫酸メチルエステkO,12rnl 
(1,5mM)とを加えて、0℃で3分間そして室温で
30分間かきまぜる。反応混合物を酢酸エチルで希釈し
、飽和塩化ナトリウム水溶液および希薄な炭酸水素ナト
リウム水溶液で洗ってから硫酸ナトリウムで乾かす。蒸
発した後の残分をシリカダル上でクロマトグラフ処理す
る。トルエンと酢酸エチルとの4=1の系で先ず若干の
原料が溶離される。トルエンと酢酸エチルとの1SIC
1系で次[2−[4−(p−トルエンスルホニルチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イルツー3−メトキシクロトン酸ジフェニルメチ
ルエステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメチル
エステルとから成る異性体混合物が単離される。
(aiv) 2− [4−(p −)ルエン子ルホニル
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イルツー3−ヒドロキシクロトン酸ゾフェ
ニルメチルエステル30011kg(0,447mM 
)をアセFン4mlに溶かし、これに炭酸カリウム76
#+9(0,55mM ) と硫酸ジメチ#0.088
1/(0,92mM)とを加えて室温で3時間かきまぜ
る。
この溶液を酢酸エチルで希釈し、水で洗いそして硫酸ナ
トリウムで乾かす。溶媒を除去し、残分を酢酸エステル
とペンタンとの混合物から再結晶すhば、2−[4−(
p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オ中ソアゼチジンー1−イル〕−3−メト
キシクロトン酸ジフェニルメチルエステルと相当するイ
ソクロトン酸ジフェニルメチルエステルとから成る異性
体混合物を生成する。
(aV) 2− C4−(p −)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステル(結晶性) 6.73gを無水テト
ラヒドロンラン67dに溶かし、これに−20℃でN 
、 N’−ジニトロンーN 、 N’−ジメチルオキサ
ミド1.5719を加えてから、エチレンジアミン0.
57IILl(0,51g)のテトラヒドロフラン5I
IL/に溶かした溶液を15分間で加える。
加え終ったら0℃で1時間かきまぜ、氷酢酸0.53I
ILl(11mM)およびセライト6.71を加えてろ
過する。ろ過残分をテトラヒドロフラン20ゴづつで5
回洗う。ろ液と洗液とを合わせて約209に濃縮しそし
てこれにヘキサン20a/を加える。生成した結晶をろ
別し、テトラヒドロフランとヘキサンとの1:2の混合
物で洗いそして高真空下で乾かす。
この結晶は主として2−[4−(p−)ルエンスルホニ
ルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソア
ゼチジン−1−イル〕−3−メトキシイソクロトン酸−
ジフェニルメチルエステル−から成る。試料を酢酸エチ
ルとジエチルエーテルとの混合物から再結晶する。その
分別結果は次のようである。融点167〜169℃、〔
α)20=−300±10 (C=1、塩化メチレフ:
)、薄層クロマトグラムのRf値= 0.57 (シリ
カゲル、塩化メチレン・酢酸エチル・氷酢酸60:40
:1)、UV−スペクトル(エタノール):λrn、、
=260mμ(ξ= 16600 )、rR−、c−4
!り)ル(=ユui−ル):2.97.5.62.5.
90,6.27.6.61.6.66.7.17.7.
53.7.70,7.96.8.o2.8.20.8.
80.9.20.10.26.12.24.13.30
μに特性バンド、NMR−スペクトル(100MHz、
 cl)cz、 ’) :δ2.32 (Fl/CH,
’)、2、34 (S/CM、 )、3.73 (S/
QC)I、 )、4.3074.44 (AB、J= 
5/7セチジ/−4−CH−)、6.8〜7゜5 (m
/19個の芳香族Hs NH) ppm @上記の母液
は、少量のイソクロトン酸誘導体のほかに1主[2−[
4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー3
−メトキシ−クロトン酸−ゾフェニルメチルエステルヲ
含tr。シリカゲル上でクロマトグラフ処理して精製し
た後に融点146〜148℃(補正値、酢酸エチルとヘ
キサンとの混合物から)、NMR−スぜクトル(100
M)Iz / cocz、 ) :62.08 (s 
/ −0CR2−CH,)、2.26(@/芳香族−C
H5)、3.70(sloCH,)、4.47 (s 
/−0CH2CO−)、4.94 (dd/J=5およ
び8/アゼチジン−3−CH−)、5.83(d/J=
5/アゼチジン−4−CH−)、6.8〜7.5(m7
19個の芳香族H,−pm−) E1pfn6 Cα〕
8−十21’−1:1o(C=1、塩化メチレン)。
(aVi) 2−[4−(p−トルエンスルホニルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸ジフェニル
メチルエステル(結晶性)6.72F(10mM)とテ
トラ−n−グチルアンモニウムアイオダイド0,36p
(1mM)とをトルエン100d中に懸濁し、これに硫
酸ジメチル3.78.9(30mM )と20係炭酸水
素カリウム水溶液30dとを加えて、寥温で4時間激し
くかきまぜる。
初めから15分間のうちに固形物質は溶ける。この混合
物をトルエンで希釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
う。有機相を硫酸ナトリウムで乾かしそして濃縮した後
に酢酸エチルとジエチルエーテルとの混合物から2−(
4−(P−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー3
−メトキシイソクロトン酸ジフェニルメチルエステルを
結晶として得る・ (avii) 2−C4−(p −)ルエンスルホニル
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1フィル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ジフェ
ニルメチルエステル(結晶性) 3.361 (5mM
 )を4塩化炭素15Inlと水101+17との混合
物中に懸濁し、これにテトラブチルアンモニクアイオ〆
イド1.08 Ji’ (3mM )および硫酸ジメチ
ル1.9m1(2,52g、 20 mM ) を加え
る。
室温で激しくかきまぜながらこの混合物に自動滴定装置
を使って−が7.0で一定であるようにINのかせい−
ダ液を加える。4〜5時間でかせいソーダ液1.5〜2
当量を使う。この混合物を酢酸エステルおよび水で希釈
し、これに少量の食塩を加える。有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾かしてから蒸発する。残分を酢酸エステルとヘキ
サンとの1:1の混合物の少量から結晶として取シ出せ
ば、2−(:4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イルツー3−メトキシ−インクロトン酸−ジフェニル
メチルエステルが得られる。
なお、原料として使った異性体混合物は次のようにして
相当する2−ベンズオキサゾール誘導体を経由しても得
られる。
(aviii) 6−フニノキシアセトアミドーベニ7
ラン酸−ジフェニルメチルエステル−1β−オキシド1
(lと2−メルカグトベンズオキサゾール3gとを乾い
たテトラヒドロンラン25dに溶かしてから真空中で完
全に蒸発する。残った海綿状物51[t−7スピレータ
ー真空中で120℃(油浴温度)に加熱する。この融解
物を冷却した後に酸洗いしたシリカゲル500.9’上
でトルエンと酢酸エチルとの6:1の系そして次に3=
1の系でクロマトグラフ処理する。こうして2−(4−
(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ)−a−フェノ
キシアセトアミド−2−オキソアゼチジン、−1−イル
クー3−メチレン酪酸−ジフェニルメチルエステルが白
色の海綿状物質の形で得られる。IR−スペクトル(塩
化メチレン):56..5.75.5,90.6.7μ
に特性バンド。
(aix)酢酸エチル125#l/に溶かした2−〔4
−(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ/−1−イル
クー3−メチレン酪酸ジフェニルメチルエステル335
gの一70℃に冷却した溶液中に、原料が薄層クロマト
グラフ(シリカゲル、トルエン・酢酸エチル3;l)で
検出されなくなるまで、はど1当量のオゾン(02・0
3混合物の形で)を導入する。この溶液を真空中で約5
01dK蒸発し、ジメチルサルファイド5dを加えそし
てよう化カリウム・でんぷん試験において反応が起らな
くなるまでかきまぜる。この混合物を真空中で蒸発し、
残分をベンゼン150dに溶かしそして水で洗う。肩機
相を硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。残分を酸
洗いしたシリカゲル150g上でトルエンと酢酸エチル
との4=lの系でクロ1トゲラフ処理する。こうして2
−[4−(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イルツー3−ヒドロキシクロトン酸ジフェニルメチル
エステルが白色海綿状の形で得られる。
IR−スペクトル(塩化メチレン):5.60.5.9
0.6.0μに特性バンド。
(aX)塩化メチレン12.5dに溶かした2−[4−
(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ)−3−フェノ
キ7アセトアミドー2−オキソアゼチジン−1−イルツ
ー3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチルエステ
ル1.7Iの溶液に、薄層クロマトグラフ(シリカゲル
、トルエン・酢酸エチル3:1)で原料が検出されなく
なるまで、ジアゾメタンのエーテル溶液を0℃でかきま
ぜながら滴加する。この混合物を真空中で蒸発して、残
分を酸洗いしたシリカダル80I!上でトルエンと酢酸
エチルとの2=1の系でクロマトグラフ処理する。こう
して2−(4−(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキ、ジアセトアミド−2−オ孝ソアゼチ
ジンー1−イル)−3−メトキシクロトン酸ジフェニル
メチルエステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメ
チルエステルとの約5:1の比から成る異性体混合物が
得られる。IR−スペクトル(塩化メチレン):5.6
0.585(肩)、5.90.6.40.6.65μに
特性バンド。
〔a刈)2−(4−(ベンズオキサゾール−2−イルジ
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イルツー3−メトキシ−クロトン酸−ジフ
ェニルメチルエステルと相当するイソクロトン酸−ジフ
ェニルメチルエステルとの異性体混合物6821n9(
1mM) をアセトンと水との9:1(容量比)の混合
物20+dに溶がシ、コレにplダルンスルフィン酸銀
35orng(1,3mM)を加えて室温で90分間か
きまぜる。
この混合物をセライトでろ過し、ろ液を真空中で5m1
Vc@縮しそして塩化メチレン301dで抽出する。こ
の塩化メチレン相を硫酸ナトリウムで乾かして真空中で
蒸発する。残分を酸洗いしたシリカゲル30g上でトル
エンと酢酸エチルとの1:1の系でクロマトグラフ処理
する。こうして2−〔4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メトキシクロトン酸ジフェニル
メチルエステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメ
チルエステルとから成る異性体混合物を生成する。
例5 2(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノ
キシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕
−3−メトキシクロトン酸−ジフェニルメチルエステル
と相当するイソクロトン酸エステルとから成る例4の(
−)項に従って得た結晶化した異性体混合物300!n
9(0,45mM )を乾いた1、2−ジメトキシエタ
ン4ゴに溶かし、これに室温で窒素ガス中で1,5−ジ
アデビシクtffl:5.4.0)ウンデカ−5−工y
0.134m1(0,9mM)を加えてかきまぜる。4
0分間反応した後にこの溶液を0℃に冷却しそし、でこ
れに酢酸0.4dを加えてからm−クロル過安息香酸(
85%)180m9(1,36mM) を加える。この
溶液を窒素ガス中で0℃で10分間かきまぜ、クロロホ
ルム希釈しそしてチオ硫酸ナトリウムの希硫酸溶液、水
および希薄な炭酸水素す) +7ウム溶液で洗う。それ
ら水相をクロロホルムで抽出し、有機相を合わせて硫酸
ナトリウムで乾かし、真空下で濃縮しそして高真空下で
溶媒を除く。こうして得た粗生成物をシリカダル薄層板
上で分離する(展開剤:酢酸エステル、1回展開)。R
f=0.51の帯域のシリカゲルを酢酸エステルで抽出
し、抽出液を濃縮し、残分を高真空下で乾かす。油状残
分トして7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−3−エム−4−カルデン酸ジフェニルメチルエ
ステルが得られる。塩化メチレンとペンタンとの混合物
から結晶化した後に融点は115−120℃である。
上記のRf = 0.22の帯域のシリカダルを酢酸エ
ステルで抽出し、この溶液を回転蒸発器で濃縮しそして
油状残分を乾かすと、7β−フェノキシアセトアミド−
3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルデン酸−シフ
ェニルメチルエステル−1α−オキシドが得られる。融
点175〜180℃(クロロホルムから)。
なお、次の(1)または(11)項によっても同じ化合
物が作られる。
(1) 2− (4−(p −)ルエンスルホニルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−11ル〕−3−メトキシクロトン酸−ジフェニルメ
チルエステルと相当するイソクロトン酸エステルとから
成る例4の(a)項に従って得た結晶化した異性体混合
物24.71v(,36mM ) を乾いた1、2−ジ
メトキシエタン247 mlK溶カし、これに室温で窒
素ガス中で1.5−ジアゾビシクロ[s、4.0]ウン
デカ−5−エン8.22m1(5+mM) を加えてか
きまぜる。40分間反応した後にこの溶液を0℃に冷却
しそしてこれにぎ酸3.73dを加えてから過ぎ酸(3
0チの過酸化水素331rLlとぎ酸100dとから作
る)37.3y(1osml を加える。この溶液を0
℃で窒素ガス中で10分間かきまぜ、クロロホルムで希
釈しそしてチオ硫酸ナトリウムの希硫酸溶液、水および
希薄な炭酸水素ナトリウム溶液で洗う。それら水相を合
わせ、クロロホルムで抽出し、有機相を合わせて硫酸ナ
トリウムで乾かし、真空中で濃縮しそして高真空下で溶
媒を除く。こうして得た粗生成物を塩化メチレンとペン
タンとの混合物から結晶として取シ出せば、融点115
〜1”20℃の7β−フェノキシアセトアミド−3−メ
トキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニルメ
チルエステル−1β−オキシドを生成スる。
(ii) 2− C4−(p −)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルツー3−メトキシクロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルと相当するイソクロトン酸エステルと
から成る例4の(、)項に従って得だ結晶化した異性体
混合物1.51 (2,19mM)を乾いた1、2−ジ
メトキシエタン7.51nI3に溶かし、これに室温で
窒素ガス中で1.5−ジアゾビシクロ[5,4,0]ウ
ンデカ−5−エン0.43d(2,84mM ) を加
えてかきまぜる。40分間反応した後にこの溶液を0℃
に冷却しそして酢酸0.375d(6,55mM )を
加えてから、 7.2Nの過酢酸0.667ml (4
,8mM )を加える。この溶液を窒素ガス中で0℃で
20分間がきまぜてから、20%の亜硫酸水素ナトリウ
ム溶液0.241dを加える。反応混合物を激しくかき
まぜなから水22゜5mlと混合する。こうして7β−
フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エ
ム−4−カルボン酸−ジフェニルメチルエステルの1β
−オキシドと1α−オキシドとの混合物が晶出する。こ
の沈殿をろ別し、水で洗いそしく高真空中で乾かす。
(iii)1,2−ジメトキシエタン988d中に2−
(:4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノ
キシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルク
ー3−メトキシイソクロトン酸ジフェニルメチルエステ
ル98.8g(144mM)を懸濁し、これに室温で窒
素ガス中でかきまぜながら1.5−ジアザビシクロ[5
,4,0,:lウンデカ−5−:ン32.9IrLl(
216mM)を2分間で加える。この透明な溶液を室温
でさらに25分間かきまぜてから0℃に冷却し、同時に
ぎ酸14.9d(395mM ) を加えそして一20
’Cに冷却した後に約30%の過酸化水素66IILl
とぎ酸134dとの混合物149d(H2O2432m
M)を滴加する。反応溶液を0℃で15分間かきまぜて
から、これにチオ硫酸ナトリウム37.li+を水50
0fflA!に溶かして加える。次に、5℃で1時間で
水約300m1を加える。5℃で2−3時間さらにかき
まぜた後に、主として7β−フェノキシアセトアミド−
3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェ
ニルメチルエステル−1β−オキシドカラ族る結晶性沈
殿をろ別し、冷水(3℃)およびジエチルエーテルで洗
いそして高真空中で塩化カルシウム上で乾かす。
上記のる液を激しくかきまぜながら5℃で水71に注ぎ
入れる。こうして生成した油は夜通し放甑すると固体す
る。これをろ別し、氷冷した水で洗いそして高真空中で
塩化カルシウム上で乾かす。
このものは主として7β−フェノキシアセトアミド−3
−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニ
ルメチルエステル−1α−オキシドから成る。
(iψ 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−
3−フェノヤシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イルクー3−メトキシイソクロトン酸ジフェニルメ
チルエステル34.35 、!i’ (50mM)を2
0℃で窒素ガス中でテトラヒドロフラン340d中に懸
濁する(大部分は溶ける)。この溶液1.5−ジアザビ
シクロ[,4,0)ウンデカ−5−エン11.4ffi
l(75mM ) を早く注ぎ入れた後に20℃で15
分間かきまぜ、氷酢酸1.9 rnl(30,2mM)
を加えそして真空中で30℃で乾くまで濃縮する。こう
して得た泡立った褐色残分を塩化メチレン130dに溶
かして水60rnl。
0.5Nの塩酸3(Il、LMのNaHCOs溶1f1
30 mlそして水30Inlで洗う。これら水相を塩
化メチレン10#I7!づつで2回抽出する。
それら塩化メチレン相を乾かさずに食わせ、−10℃に
冷却し、これに過酢酸の酢酸溶液7.0rnl(過酢酸
約50 mMを含む)をゆっくり加える。
0〜5℃で15分間かきまぜた後にチオ硫酸ナトリウム
水溶液を加えて余分の過酸を分解する。水相を分けて少
量の塩化メチレンで洗う。この溶液を硫酸マグネシウム
で乾かした後に真空中で濃縮する。その淡黄色残分(7
β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−七フー3
−エムー4−カルゴン酸ジフェニルメチルエステル−1
−オキシドと7β−フェノキシアセトアミド−3−メト
キシ−セフ−2−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチ
ルエステル−1−オキシドとの約2:1の比から成る混
合物)を室温でモノグリム120#Ieに溶かし、水3
01117!を加えると7β−フェノキシアセトアミド
−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフ
ェニルメチルエステル−1β−オキシドが晶出する。こ
の泥状の結晶物質を30分間かきまぜてから、かきまぜ
ながら水150#IJを室温で約5時間で加えると、相
当する1α−オキシドも晶出する。これを全部で17時
間かきまぜてから、水浴中で1時間冷却し、ろ別しそし
てろ過残分をモノグリムと水との1:1.5の冷却した
混合物の少量で洗う。この結晶を高真空下で2205上
で16時間乾かす。こうして、相当する1α−オキシド
も含む7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−
セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエス
テル−1β−オキシドが得られる。
こうして得た1−オキシドを次のようにさらに処理する
ことができる。
(a)塩化メチレン3dとジメチルホルムアミドQ、 
l ml 、!:の混合物に溶かした7β−フェノキシ
アセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カ
ルボン酸ジフェニルメチルエステル−7β一オキシド1
50111g(0,275mM)の溶液に0℃で3塩化
シん1881W(1,37mM)を加える。
この溶液を0℃で30分間かきまぜ、塩化メチレンで希
釈しそして炭酸水素ナトリウム水溶液で洗う。水相を塩
化メチレンで洗い、有機相を合わせて硫酸ナトリウムで
乾かしそして真空中で濃縮する。こうして得た粗製の7
β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3
−エム−4−カルボン酸−ジフェニルメチルエステルを
エーテルから再結晶する。融点は120℃である。
(−i) 1m化メチレン25rnlとジメチルホルム
アミド1.25m1との混合物に7β−フェノキシアセ
トアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボ
ン酸ジフェニルメチルエステル−1α−オキシド5.0
9 (9,16mM ) を懸濁し、これに0℃で3塩
化りん1.65m1C19,3mM)を加える。
この溶液を0℃で30分間かきまぜ、酢酸エステルで希
釈しそして炭酸水素ナトリウム水溶液で洗う・水相を酢
酸エステルで洗い、有機相を自わせて硫酸ナトリウムで
乾かしそして真空中で濃縮する。こうして得た粗製の7
β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3
−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステルをエ
ーテルから再結晶する。融点は120℃である。
(b) 塩化メチレン5dに溶かした7β−フェノキシ
アセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カ
ルざン酸ジフェニルメチルエステル2,01 (3,7
8mM )の溶液をアニソール0.871dと混合し、
0℃に冷却しそしてトリフルオル酢酸1.2コを加えて
1時間放置する。反応混合物を真空中で濃縮し、その残
分をアセトンとエーテルとの混合物から結晶化する。こ
うして融点170℃(分解)の7β−フェノヤシアセト
アミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボン
酸が得られる。
なお、前項(、)に記載のエステルを単離しなくとも同
じ化合物が次のようにして得られる。
(bl) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキ
シ−セフ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチル
エステルの1β−オキシドと1α−オキシドとの混合物
3.01 (5,5mM ) を塩化メチレン1511
7!とジメチルアセトアミド0.75 mlとの混合物
に懸濁し、これに0℃で3塩化シん0.966m7!(
+、1tml を加える。この溶液を0℃で40分間か
きまぜてから、トリフルオル酢酸4.65m1 (61
rnM )を加えて0℃でさらに30分間かきまぜる。
反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で中性となしそ
して有機相を希薄な重炭酸塩溶液で洗う。それら水相を
合わせて酢酸エステルで2回洗いそしてシん酸を加えて
pi(2,6にもたらす。
こうして析出した7β−フェノキシアセトアミド−3−
メllシーセフー3−エムー4−カルがン酸をろ別し、
水で洗いそして高真空中で乾かす。
融点は170℃(分解)である。
(bii) 例5の(iii)項で得だ7β−フェノキ
シアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−
カルボン酸ジフェニルメチルエステル−1β−オキシド
53.4J7(97,7mM)を塩化メチレン320m
1とジメチルアセトアミド15+nlとの混合物中に懸
濁して0℃に冷却しそして3塩化りん17.3 rnl
(19,8mM)をゆりくシ加える。0〜5℃で20分
間かきまぜた後にトリフルオル硫酸89m(1,05m
M )を滴加する。この透明な#液をさらに0〜5℃で
20分間かきまぜてから、酢酸エチル1300rnlで
希釈しそして2Mのシん酸ジカリウム溶液240m1.
水lOO#I7!そして半分飽和した塩化ナトリウム水
溶液259mA!で洗う。この有機相から炭酸水素ナト
リウムの飽和水溶液700m1で7β−フェノキシアセ
トアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルピ
ン酸を抽出しそしてこの水相を酢酸エチル400dで2
回洗う。
それら有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5(It
/と水100IILlと飽和塩化ナトリウム水溶液10
0m/との混合液2501111で2回抽出する。それ
ら重炭酸塩抽出液を合わせて酢酸エチル1500m/で
覆いそして激しくかきまぜながら20チりん酸を加えて
一約2.5に調整する。との水相を酢酸エチル500I
nlで2回抽出する。それら有機相を合わせて硫酸マグ
ネシウムで乾かし、ろ過しそして真空下で蒸発する。そ
の結晶性残分を酢酸エチル130rnlに溶かして一1
0℃で夜通し放置する。
こうして得た7β−フェノキシアセトアミド−3−メド
キシーセフ−3−エム−4−カルボン酸の淡黄色結晶を
ろ別し、冷却した酢酸エチルで洗いそして一定重量にな
るまで高真空下で乾かす。
(biii) 例5の010項で得た7β−フェノキシ
アセトアミド−3−メトキシ−七フー3−エムー4−カ
ルボン酸ジフェニルメチルエステル−1α−オキシド2
39gを塩化メチレン140ゴとジメチルアセトアミド
7、2 rnlとの混合物中に溶解して0℃に冷却しそ
して3塩化シん7.8dをゆっくシ加えた後に0〜5℃
で20分間かきまぜる。この反応溶液にトリフルオル酢
酸36rILlを滴加しそして0〜5℃で20分間さら
にかきまぜてから、前項(b ii )に記載したよう
に処理する。こうして7β−フェノキシアセトアミド−
3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸が淡黄
色結晶の形でイqられる。
(e) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−3−エム−4−カルビン酸2.55g(7mM
 )とN、N−ジメチルアニリン2.9d(22,4m
M)とを無水塩化メチレフ11ゴ中に1賢濁し、これに
窒素ガス中で20℃でジメチル−ジクロル−シラン0.
7m1(5,7mM )を加えてから、同温度で30分
間かき寸ぜる。こうして生成した透明々溶液を一20℃
に冷却し、固体の5塩化りん1.6 & (7,7mM
 )を加憂て30分間力為負まぜる。N、N−ジメチル
アニリy 0.9rnl(7mM)とれ−!タノール0
.9mMとの予冷(−20℃)した混合物を同温度で2
〜3分間で加えてから、予冷(−20℃)したれ−ブタ
ノール10rnlを早く加えそして一20℃で20分間
そして次に冷却せずに10分間かきまぜる。これに約−
10℃で水0.4 mlを加え、水浴(0℃)中で10
分間かきまぜてから、ジオキサン11Inlを加えそし
て0℃で10分間かきまぜた後にトリーn−ブチルアミ
ン約4.5rnl!を、水で希釈した試料が35の一定
一゛1値であるように少しづつ加える。こうして0℃で
1時間かきまぜた後に沈殿をろ別し、ジオキサンで洗い
モして含水ジオキサンから再結晶する。こうして得た7
β−アミノ−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カル
ボン酸−ハイドロクロライド−ジオキソナートは融点が
300℃以上である。
薄層クロマトグラムのRI値=0.17(シリカダル、
系’ ”−ブタノール・4塩化炭素・メタノール・ぎ酸
・水30:40:20:5:、5)。
(ci)93sの7β−フエノキシアセトアミドー3−
メトキシ−セフ−3−エム−4−カルメン酸11.75
g(100俤とすれば10.93&)とN、N−ジメチ
ルアニリン13.4aJ(12,73g)とを無水塩化
メチレン(P2O3上で蒸留)47d様に)罫1蜀し、
これに+20℃で窒素ガス中でジメチルジクロルシラン
3.6m/!(3,879)を加えてから同温度で30
分間かきまぜる。こうして生成した透明な溶液を−18
〜−19℃に冷却して、これに固体の5塩化りん7.8
gを加える。こうして内温は一10℃に上昇する。−2
0℃の浴中で30分間かきまぜた後にこの透明な溶液を
n−ブタノール(5ikkan上で乾かした無水物)4
7dとジメチルアニリン4.4d(4,18,9)との
−20℃に冷却した混合物に約7分間で滴加する。
こうして内温は一8℃に上昇する。これを−20℃の浴
温中で30分間かきまぜてから、水浴(0℃)中で最終
の内温が一10℃に達するまでかきまぜる。この温度で
ジオキサン47m1と水1.5 ml 、!:の混合物
を約5分間で滴加する。こうして生成物がゆっくり品出
する。さらに10分間かきまぜた後にこの混合物に水浴
中でトリーn−ブチルアミン約9.5 rILlを約1
時間でpi(2,2〜2.4に保持するように少しづつ
加える(最初の5分間のうちに初めの5dを加える)。
次に、ろ過し、ジオキサン約301dそして次に塩化メ
チレン約15rnlで少しづつ洗えば、結晶性の7β−
アミノ−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルデン
酸−ハイトロクロライドージオキソナートが得られる。
融点300℃以上、Uv−スペクトル(0,INの炭酸
水素ナトリウム溶液中):λmaX=270mμ(ε=
7600)、IR−スペクトルにュジョール): 5.
62.5,80.5.88.6.26.6.55.7.
03.7.45.7.72.7.96.8.14.8.
26.8.45.8.64.8.97.9.29.10
.40.11.47 mg K%性バンド、〔α)o 
=+134 。
±10(c = 1.0.5 Nの炭酸水素ナトリウム
溶液中)。
こうして得たハイドロクロライド−ジオキソナートの2
0チ水溶液に2Nのかせいソーダ液をpi−1値が4.
1(等畦点)になるまで加えれば、7β−アミノ−3−
メトキン−セフ−3−エム−4−カルボン酸の分子内塩
が得られる。これをろ別して乾かせば、その融点は30
℃以上である。UV−スペクトル(01Nの炭酸水素ナ
トリウム溶液):λ、n1LX=270 nm (ε=
7600)、 薄層クロマトグラムのR5値はその塩酸
塩のRI値と同じ(シリカケ゛ル、同じ系)、〔α〕1
0=+2320±1°(e 〜1.0.5 Nの炭酸水
素ナトリウム溶液)。
(d)7β−アミノ−3−メトキシ−セフ−3−エム−
4−カルピン酸−ハイドロクロライドージオキソナー)
IJi’(2,82mM) を乾いた塩化メチレン2Q
rnl中に懸濁し、これに窒素ガス中で室温でビス−(
トリメチルシリル)−1セトアミド1、65 atを加
える。40分間後にこの透明な溶液を0℃に冷却しそし
てこれに固体のD−α−フェニルグリシル酸クりライド
−塩酸塩900■(4,37mM ) を加える。5分
間の後にプロピレンオキシド0.7m/(10mM )
 を加える。この懸濁体を窒素ガス中で0℃で1時世か
きまぜてから、メタノール0.5#+7!を加えると、
7β−(D−α−フェニルグリシルアミノ)−3−メト
キシ−セフ−3−エム−4−カルがン酸−塩酸塩が結晶
の形で析出する。この塩酸塩をろ別し、水9dに溶かし
そしてこの溶液をINのかせいソーダ液で−14,6に
調整する。こうして生成した7β−(D−α−フェニル
グリシルアミノ)−3−メトキシ−セフ−3−エム−4
−カルメン酸の分子内塩の2水和物をろ別し、アセトン
およびジエチルエーテルで洗ってから乾かす。融点17
4〜176℃(分解)、〔α〕L0=+1320(c=
0.714.0゜INの塩酸中)、薄層クロマトグラム
(シリカゲル)二町値〜o、1g(系:tI−ブタノー
ル・酢酸・水67:10:23)、UV−スペクトル(
0、INの炭酸水素ナトリウム溶液中):λmax=2
69nm(g=7000)、fR−スペクトル(鉱油)
:5.72.5,94.6.23および6.60μに特
性バンド。
(di) 7β−アミノ−3−メトキシ−セフ−3−エ
ム−4−カルメン酸(分子内塩)993#(4,32m
M )を塩化メチレンl 0ml3中に懸濁し、これに
N、N−ビス−(トリメチルシリル)−7セトアミド1
.37m1(5,6mM )を加えて、窒素ガス中で室
温で45分間かきまぜる。この透明な溶液を0℃に冷却
しそしてD−α−フェニルグリシル酸クりライド−塩酸
塩1.1111 (5,4mM )を加える。5分間後
にプロピレンオキシドo、4d(5,6mM )を加え
る。この懸濁液を窒素ガス中で0℃で1時間かきまぜて
からメタノール0.6Inl!を加える。こうして晶出
した7β−(D−α−フェニルグリシルアミド)−3−
メトキシ−セフ−3−エム−4−カルざン酸−塩酸塩を
ろ別し、0℃で水15!nlに溶かしそしてこの溶液に
INのかせいソーダ液5rnlを加えてpl−1を約4
に調整する。
この溶液を室温にもたらし、トリエチルアミンを加えて
PHを約4.8にもたらすと、7β−(D−α−フェニ
ルグリシルアミド)−3−メトキシ−セフ−3−:LL
−4−カルボン酸が2水和物の形で晶出する。
以下忌日 例6 2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−3−メトキシークロトン酸ジフェニルメチル
エステルと相当するインクロトン酸ジフェニルメチルエ
ステルとから成る異性体混合物0.697g(1,0m
M) を乾いたテトラヒドロフラン4#I/に溶かし、
これに1,5−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ
−5−エン0.228#(1,5mM)をテトラヒドロ
フラン10rnlに溶かして加える。この混合物を室温
で40分間かきまぜてからベンゼン200 mlで希釈
しそして希塩酸、炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗
う。有機相を硫酸ナトリウムで乾かして、溶媒を真空中
で除く。こうして得た粗生成物を酸洗いしたシリカゲル
30g上でクロマトグラフ処理する。トルエンと酢酸エ
ステルとの7:1の系で先ず2−メルカプトベンゾチア
ゾールを溶離してから、7β−フェノキシアセドア辷ド
ー3−メトキシ−セフ−2−エム−4−カルボン酸ジフ
ェニルメチルエステルを溶離する。TR−スペクト# 
(CH2Cl2) : 5.60.5.74.5.90
および8.28μ。
こうして得たエステルを次のようにして遊離酸に変える
ことができる。
(1)7β−フェノキシア七ドアミドー3−メトキシ−
セフ−2−エム−4α−カルボン酸−シフェニルメチル
エステル53 m9 (0,1mM ) とトリフルオ
ル酢5O607rnlと7=:/−ル0.06mlと塩
化メチレンo、5InI!との混合物を0℃で15分間
かきまぜる。この混合物をペンタンとジエチルエーテル
との3=1の混合物5rnlで希釈して徴しく振とりす
る。こうして析出した白色の無定形の7β−フエノキシ
アセトアミドー3−メトキシ−セフ−2−エム−4α−
カルボン酸をろ別しそしてペンタンとジエチルエーテル
との3=1の混合物で洗う。IR−スペクトル(CH2
Cl2) : 5.60゜5.90.8.27#。
以下韮臼 前記の原料は次のようにして得られる。
(al 酢酸エステル30dに溶がして一70℃に冷却
L&2.− [4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ−アゼ
チジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸ジフェニルメチ
ルエステル68119(1,0mM)の溶液中に1当量
のオゾンを酸素で希釈して導入する。反応溶液を加温し
て10m1に真空下で濃縮し、ジメチルサルファイド1
.0 dを加えて室温で15時間かきまぜる。溶媒と余
分の反応体とを真空中で除き、残分を酸洗いしたシリカ
ゲル30.9上でトルエンと酢酸エステルとの4=1の
系でクロマトグラフ処理する(各区劃t15m/とする
)0こうして2−(4−(ベンズチアゾール−2−イル
ジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ−
アセチジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ジ
フェニルメチルエステルが固体の無定形物質として得ら
れる。〔α)、=130’±10(CHCl5 、e 
=o、 8 ) 、I R;スペクトル(CH2C42
):2.95.5.60 、5.92 、6.04 。
8.10μ。
(b)2−1:4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ−アゼ
チジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸ゾフェニルメチ
ルエステル681■(1,0mM)のオゾン化によって
得た粗製の2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジ
チオ)−2−フェノキシアセトアミド−2−オキソ−ア
ゼチジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ジフ
ェニルメチルエステルを塩化メチレン5−に溶かし、こ
れに蒸留したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアゾメタ
ン1.3 mM ’に含む)を0℃で加える。この混合
物を0℃で1時間かきまぜ、水で洗いそして有機層を硫
酸ナトリウムで乾かす。次に真空中で溶媒を除きそして
残分を酸洗いしたシリカダル35I上でトルエンと酢酸
エステルとの2=1の糸でクロマトグラフ処理する。こ
うして2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イル〕−3−メトキシクロトン酸ジフェニルメ
チルエステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメチ
ルエステルとから成る異性体混合物が得られる。IR−
スRクトル(CH2Cl2) : 5.60 。
5.88.6.67.9.15.9.92μ。
例7 例4の方法に従って、2−[4−(p−)ルエンスルホ
ニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ
アゼチジン−1−イル〕−3−メトキシクロトン酸−2
,2,2−)リクロルエチルエステルと相当するイソク
ロトン酸−2、,2、2−トリクロルエチルエステルと
から成る異性体混合物20 omyc 0.307mM
) と1.5−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ
−5−エン0.09TILl(0,6mM )とを1.
2−ジメトキシエタン3−中で室温で30分間かきまぜ
ることにより、7β−フェノキシアセトアミド−3−メ
トキシ−セフ−2−エム−4−カルデン酸−2,2,2
−トリクロルエチルエステル、7β−フェノキシアセト
アミド−3−メトキシ−セフ−3,−エム−4−カルぎ
ン酸−2,2,2−)リクロルエチルエステルとの約1
:1の比から成る異性体混合物が得られる。Rf値=0
.36および0.18(シリカゲル、トルエン・酢酸エ
チル3:1)。
上記の原料は次のようにして得られる。
(a) 例1の(b)項に従って、6−フエツキシアセ
トーyミドーーeニジラン酸−2a2*2−トリクロル
エチルエステル498mp(1mM) と2−メルヵゾ
トペンズチアゾール20 Q、7り(1,2mM)とか
ら2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル]−3−メチレン酪酸−2,2,2−)リクロ
ルエチルエステルが得られる。融点144〜149℃(
塩化メチレンとペンタンとの混合物から)、Rf 値=
0.5(シリカゲル、エーテルン。
(b) 例6の(a)項に従りて、2− [4−(へy
yg−アゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソ−アゼチジン−1−イル]−3
−メチレン酪酸−2,2,2−)リクロルエチルエステ
ル647■(1mM)と1.2当量のオゾンとを反応さ
せ、生成したオシニドをジメチルサルファイドで分裂す
れば、2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸−2,2,
2−トリクロルエチルエステルが作られる。融点129
−130℃(エーテルと石油エーテルとの混合物から)
(c) 例6の(b)項に従って、2−[4−(ベンゾ
チアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イル]−3−ヒド
ロキシクロトン!!−2,2,2−)リクロルエチルエ
ステル51 (7,71mM ) ト過剰のジアゾメタ
ンとから、2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジ
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イル〕−3−メトキシークロトン酸−2,
2,2−)リクロルエチルエステルと相当するイソクロ
トン酸−21212−) +7クロルエチルエステルと
の異性体混合物が得られる。融点170〜174℃(塩
化メチレンとエーテルとの混合物から)。
(dl 例1の(c)項に従って、2−[4−(ベンズ
チアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メト
キシクロトン酸−2,2,2−)ジクロルエチルエステ
ルと相当するイソクロトン酸−2,2,2−)ジクロル
エチルエステルとの異性体混合物1.91 (2,87
mM )をp−)ルエンスルフィン酸銀o、s g (
4,05F?IM )と共にアセトニ) IJルと酢酸
エチルとの3=4の混合物35ゴの中で室温で5時間か
きまぜることによって、2−(4−(p−)ルエンスル
ホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシークロトン酸
−2゜2 、2− ) IJジクロルチルエステルと相
当するイソクロトンff−2,2,2−トリクロルエチ
ルエステルとの異性体混合物が得られる。融点155〜
158℃(酢酸エチルとエーテルとの混合物から)。
以下余白 例8 乾いた塩化メチレン2mlに溶かした2−(4−(ベン
ズチアゾール−2−イ/I/ジチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3
−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチルエステル1
001n9(0,146mM)の溶液に0℃でトリメチ
ルクロルシラン0.0 ’l ml(0,16m M 
)を加える。この溶液に窒素ガス中でかきまぜなから1
,5−ジアザビシクロ〔5゜4.0〕ウンデカ−5−二
ン0.0477m/(0,32mM)を加えて0℃で1
時間かきまぜる。酢酸Q、 2 ml f加えてから塩
化メチレンで希釈する。その有機相を希硫酸、水および
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、硫酸す)+1ウムで
乾かしてから真空中で乾くまで濃縮する。
こうして得た粗製の7β−フェノキシアセトアミド−3
−ヒドロキシ−セフ−3−エム−4−カルビン酸−ジフ
ェニルメチルエステルをメタノールに溶かしそしてこれ
にジアゾメタンのエーテル溶液を0℃で加える。この溶
液を10分間後に注意深く濃縮して、残分を高真空中で
乾かす。この残分を薄層クロマトグラフによって精製す
る(シリカゲル、トルエンと酢酸エチルとの3:1の系
)。
Rf =0.17の帯域のシリカダルを酢酸エステルで
溶離しそしてこの溶離液を回転蒸発器で濃縮すれば、7
β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3
−エム−4−カルMン酸ゾフェニルメチルエステルが得
られる。融点120℃(エーテルから)。
例9 2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−3−メトキシークロトン酸クロライドと2−
(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フ
ェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イ
ル〕−3−メトキシーイソクロトン酸クロライドとから
成る粗製の混合物266 ml (0,5m M )を
乾いた塩化メチレン5m/に溶かし、これを乾いたt−
ブタノールQ、5mlと塩化メチレン3mlとの混合物
に溶かしたトリエチルアミン0.1−の溶液に0℃でか
きまぜながら15分間で滴加する。この反応混合物をさ
らに15分間かきまぜた後に塩化メチレンで希釈し、水
、希塩酸そしてさらに水で洗い、硫酸ナトリウムで乾か
しそして真空中で蒸発する。その残分を酸洗いしたシリ
カダル10I上で展開剤としてトルエンと酢酸エチルと
の4=1の系を使ってクロマトグラフ処理する。こうし
て7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ
−2−エム−4−カルどン酸−t−ブチルエステルカ得
られる。IR−スペクトル(CH2Cl2) : 5.
60 。
5.77.5.90.8.29μに特性バンド。
前記の原料は次のようにして得られる。
(&)2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イル〕−3−メトキシークロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルと2−C4−(ベンズチアゾール−2
−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オ
キソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシ−イソクロ
トン酸−ジフェニルメチルエステルとの混合物698■
(1m M ) ’If’塩化メチレン1.5カに溶か
し、これにトリフルオル酢N710.7 tnlとアニ
ソール0.6 mlと塩化メチレン2.5 mlとの混
合物音o℃でかきまぜながらゆっくり加える。反応混合
物を0℃で3時間かきまぜ、これにエーテルとペンタン
との1:3の混合物100m1を加えて振とうしそして
生成した沈殿をろ別する。この沈殿は2−[4−(ベン
ズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセ
トアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メ
トキシ−クロトン酸と2−(4−(ベンズチアゾール−
2−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−
オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシ−イソク
ロトン酸とから成る。
これをエーテルとペンタンとの1:3の混合物25mA
で洗ってから真空中で乾かす。IR−スにクトル(CH
2C62) :5.60.5.80 、5.94 。
8.55 、9.95μに特性バンド。
(b)2−11:4−(ベンズチアゾール−2−イルジ
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−3−オキソアゼ
チジン−1−イルツー3−メトキシクロトン酸と2−[
i−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−3−オキソアセチノン−1−イル
〕−3−メトキシイソクロトン酸との混合物532ダ(
1、Om M ) を塩化オキザリル10係を含むジオ
キサン5dに溶かし、これを室温で15時間かきまぜて
から真空中で蒸発する。こうして生成した非結晶性の固
体残分ハ2− (,4−(ベンズチアゾール−2−イル
ジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソア
ゼチジン−1−イルツー3−メりキシ−クロトン酸クロ
ライドと2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−7エノキシア七ドアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル]−3−メトキシーイソクロトン酸クロ
ライドとの混合物から成る。これを精製しないでさらに
反応させる。
IR−スペクトル(cH2Ct2) :5.58 、 
J、90 。
9.95μに特性ノぐンド。
例10 2−[4−(p−二)ロベンゼンスルホニルチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−3−メトキシークロトン酸ジフェニルメチル
エステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメチルエ
ステルとから成る混合物369η(0,5mM)と1.
5−ジアザビシクロ〔5゜4.0〕ウンデカ−5−エン
152111g(1,0mM )とを乾いたテトラヒド
ロフラン10m1に溶かして室温で40分間かきまぜる
。この反応混合物全ベンゼンで希釈し、希塩酸、水そし
て希薄な炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、硫酸ナトリ
ウムで乾かしそして真空中で溶媒を除く。その残分を酸
洗−したシリカダル上でトルエンと酢酸エチルとの7:
1の系を展開剤として使ってクロマトグラフ処理する。
こうして純粋な7β−フェノキシアセトアミド−3−メ
トキシ−セフ−2−エム−4−カルボン腰ジフェニルエ
ステルカ得うれる。次に、トルエンと酢酸エチルとの2
:1の系で溶離すれば、7β−フェノキシアセトアミド
−3−メトキシ−セフ−2−エム−4−カルゼン酸ジフ
ェニルエステルのほかに7β−フェノキシアセトアミド
−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルMン酸シフ
ェニルメチルエステルヲモ含む混合物が単離される。
上記の原料は次のようにして作られる。
(&)例4の(al)項に従って、2−[:4−(ベン
ズチアゾール−2−イルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メト
キシークロトン酸−ジフェニルメチルエステルと相当す
るインクロトン酸−ジフェニルメチルエステルとから成
る異性体混合物348.5m9 (0,5mM ) b
よびp−ニトロベンゼンスルフィン酸銀200trr9
(0,68mM)から、アセトンと水との9=1の混合
物10a中で60℃で1時間かきまぜることによって、
2−(4−(p−二)ロベンゼンスルホニルチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアセチジン−1
−イル〕−3−メトキシークロトン酸ジフェニルメチル
エステルと相当するイソクロトン酸ジフェニルメチルエ
ステルとから成る混合物が得られる。
なお、p−二トロベンゼンスルフィン酸銀は硝酸銀とp
−二トロベンゼンスルフィン酸ナトリウムとの等モル量
の水溶液を混合することにょシ得られる。生成した沈殿
をろ別して真空中で50〜60℃で24時間乾かす。
例11 例10の方法に従って、2−(4−(p−メトキシベン
ゼンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−
2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシーク
ロトン酸ジフェニルメチルエステルと相当するインクロ
トン酸ジフェニルメチルエステルとから成る混合物35
1.51ng(0,5mM)と1.5−ジアザビシクロ
[5,4,03ウンデカ−5−エン152m9 (1,
0mM)とから、7β−フェノキシアセトアミド−3−
メトキシ−セフ−2−エム−4−カルyl?ン酸ジフェ
ニルエステルと7β−フェノキシアセトアミド−3−メ
トキシ−セフ−3−エム−カルはン酸ジフェニルメチル
エステルとから成る混合物が得られる。これをクロマト
グラフィによって両異性体に分けることができる。
上記の原料は次のようにして作られる。
(a)例4の(ai)項に従って、2−[4−(ベンズ
チアゾール−2−イルチオ)−3−フェノキシアセトア
ミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキ
シークロトン酸−ジフェニルメチルエステルと相当する
イソクロトン酸−ジフェニルメチルエステルとから成る
異性体混合物697m9(1mM)およびp−メトキシ
ベンゼンスルフィン酸銀3−611119(1,3mM
)から、アセトンと水トノ9=1の混合物20プ中で室
温で1時間かきまぜることによって、2−[4−(p−
メトキシベンゼンスルホニルチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソアセチジン−1−イル]−3−
メトキシークロトン酸ジフェニルメチルエステルと相当
するイソクロトン酸ジフェニルメチルエステルとから成
る混合物が得られる。IR−スペクトル(CH2C22
) :5.60 、 5.88 、6.18 、 8.
76μに特性・9ンド。
なお、p−メトキシベンゼンスルフィン酸銀は硝酸銀と
p−メトキシベンゼンスルフィン酸ナトリウムとの等モ
ル量の水溶液を混合することにより得られる。生成した
沈殿をろ別して真空中で50〜60℃で24時間乾かす
例12 例10の方法に従って、2−(4−ベンゼンスルホニル
チオ−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル)−3−メトキシ−クロトン酸ジフェニ
ルメチルエステルと相当するインクロトン酸ジフェニル
メチルエステルとから成る混合物336.3 m9 (
0,5mM )と1,5−ジアザビシクロ[,4゜0〕
ウンデカ−5−エンI Fl 2m? (1,0mM 
)とから、7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキ
シ−セフ−2−エム−4−カルボン酸ジフェニルエステ
ルと7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セ
フ−3−エム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステ
ルとから成る混合物が得られる。これをクロマトグラフ
ィによって両異性体に分けることができる。
上記の原料は次のようにして作られる。
(al 例4の(ai)項に従って、2−C4−(ベン
ズチアゾール−2−イルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メト
キシ−クロトン酸−ジフェニルメチルエステルと相当す
るイソクロトン酸−ジフェニルメチルエステルとから成
る異性体混合物697mg(1mM )およびベンゼン
スルフィン酸銀3.24m9 (1,3mM )から、
アセトンと水との9=1の混合物2Oi中で室温で90
分間かきまぜることニヨっ”(,2−(4−ベンゼンス
ルホニルチオ−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル)−3−メトキシークトロトン
酸−ジフェニルメチルエステルと相当するインクロトン
酸ジフェニルメチルエステルとから成る混合物が得られ
る。IR−スにクトル(CF2Cl2):5.60 、
5.88 、8.74μに特性バンド。
なお、ベンゼンスルフィン酸銀は硝酸銀トベンゼンスル
フィン酸ナトリウムとの等モル量の水溶液を混合するこ
とにより得られる。生成した沈殿をろ別して真空中で5
0〜60℃で24時間乾かすO 例13 例1に従って、2−(4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキシアゼチ
ノンー1−イル〕−3−メトキシクロトン酸−p−ニト
ロベンジルニステルト相当するイソクロトン酸エステル
との異性体混合物をテトラヒドロフラン中でテトラメチ
ルグアニジンと共に室温で12〜14時間かきまぜれば
、7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ
−3−エム−4−カル?ン酸−p−ニトロベンジルエス
テルと7β−フェノキシアセトアミド−3−メドキシー
セフ−2−エムーカルボンR−p−ニトロベンジルエス
テルとから成る異性体混合物が得られる。
例14 2−C4−(ベンズチアゾール−2−イルチオ)−3−
フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−
イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェニルメチル
エステルと相当するイソクロトン酸−ジフェニルメチル
エステルとの異性体混合物104.5ダ(0,15mM
)とp−)ルエンスルフィン酸35り(0,225mM
 ) と1,5−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
カ−5−エン80■(0,525mM)と少ら成る混合
物を乾いたテトラヒドロフラン3ml中で室温で40分
間かきまぜる。この混合物をベンゼンで希釈しそして希
塩酸、希薄な塩化ナトリウム水溶液、0.5 Nの水酸
化ナトリウム溶液そして再び希薄な塩化ナトリウム水溶
液で洗う。その有機相を硫酸ナトリウムで乾かしそして
真空中で溶媒を除く。その残分を酸洗いしたシリカダル
3.5I上でトルエンと酢酸エチルとの7:1の果合展
開剤として使ってクロマトグラフ処理する。こうして純
粋な7β−フェノキシアセトアミド−3−]]メトキシ
ーセフー2−エムー4−カル?ン酸ジフェニルエステが
得うれる。次に、トルエンと酢酸エチルとの2:1の系
で溶離すれば、7β−フェノキシアセトアミド−3−メ
トキシ−セフ−3−エム−4−カルボン酸−ジフェニル
メチルエステルが得られる。
以下余白 例15 2−[4−(o−メ)*シペンゼンスルホニルチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェニルメ
チルエステル141ダ(0,2mM)と1.4−ジアデ
ビシクa[5,4,0]ウンデカ−5−エン61■(0
,4mM)との混合物を乾りたテトラヒドロフラン4n
l中で室温で70分間かきまぜる。これを例10に従っ
て後処理すれば、7β−フェノキシアセトアミド−3−
メトキシ−セフ−2−エム−4α−カルがン酸ジフェニ
ルメチルエステルと7β−フェノキシアセトアミド−3
−メトキシ−セフ−3−エム−4−カル]?ン酸ジフェ
ニルメチルエステルとの約4.4:1から成る粗製混合
物が得られる。これを例1oの方法によってシリカゲル
上でクロマトグラ−y処TIiすることによシ両異性体
に分けることができる。
なお、2−[4−(o−メトキシベンゼンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メトキシーイソクロトン酸−ジ
フェニルメチルエステル1411(0,2mM )を同
様に処理すれば、両方の化合物がほぼ同じ比率で生成す
る。
前記の原料の各異性体は次のようにして得られる。
(a)2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルと相当するインクロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルとの約4:1の比から成る異性体混合
物3.49.9(5mM )アセトンと水との9:1の
混合物100d中で0−メトキシベンゼンスルフィy酸
tJH,s2g(6,5mM)と共に室温で130分間
かきまぜる。
この混合物をろ過して、ろ液を真空中で蒸発する。
その残分を酸洗いしたシリカダル140Ii上でトルエ
ンと酢酸エチルとの1:1の混合物を使りてクロマトグ
ラフ処理する。各区劃f50mlとする。
区劃を503から純粋な2− C4−(、o−メトキシ
ベンゼンスルホニルチオ)−3−フェノキ7アモトアミ
ド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシ
イソクロトン酸ジフェニルメチルエステル(IRスペク
トル(CH2Cl2) : 5.60 。
5.90 、8.72 、9.15μ〕が得られる。区
劃25およびそれ以降から純粋な2−[4−(o −メ
トキシベンゼンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセ
トアミド−2−オキソアセチノン−1−イル〕−3−メ
トキシクロトン酸ジフェニルメチルエステル[IR−ス
ペクトル(cH2ct2) 5.60 。
5.90 、8.20 、8.30 、8.72 、9
.80μ〕を生成する。区i1[114〜24は両異性
体の混合物を含む。
例16 粗調の2−C4−(o−メトキシベンゼンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メトキシーイソクロトン酸クロ
ライド57”9(0,1mM)と1.5−ジアザビシク
ロ()、4.0)ウンデカ−5−エン43mp(0,3
mM)との混合物を乾いた塩化メチレン2−中で室温で
80分間かきまぜる。
この混合物を塩化メチレンで希釈し、希塩酸および水で
洗い、硫酸す) IJウムで乾かシーすして真空中で溶
媒を除く。その残分を塩化メチレン0.5 m、1に溶
かし、ペンタンとジエチルエーテルとの3:1の混合物
5m1f加えて振とうする。生成した沈殿をろ別してペ
ンタンとジエチルエーテルとの3=1の混合物で洗う。
このものはかなり純粋な7β−フェノキシアセトアミド
−3−メトキシ−セフ−2−エム−4α−カルボン酸カ
ラ成ル。
前記の原料は次のようにして作られる。
(a) 純粋fx 2− C4−(o−メトキシベンゼ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシ−イソ
クロトン酸ジフェニルメチルエステル703 ”9 (
1mM )とトリフルオル酢酸0.7 mlとアニソー
ル0.66 mlとを塩化メチレン4ml中で混合して
0℃で3時間かきまぜる。この混合物をペンタンとジエ
チルエーテルとの3:1の混合物50m/と混合して激
しく振とうする。、こうして生成した白色の沈殿は純粋
な2−[:4−(o−メトキシベンゼンスルボニルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルクー3−メトキシ−イソクロトン酸であっ
て、これをろ別してペンタンとジエチルエーテルとの3
:1の混合物で洗う。IR−スペクトル(CH2Cl2
)5.60 、 5.93 、 6.25 、 8.7
2μ。
(b) 2−C4−(o −J )キシベンゼンスルホ
ニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソ
アゼチジン−1−イル〕−3−メトキシ−イソクロトン
酸54rn9(0,1mM)e塩化オキザリルの10係
ノオキサン溶液0.5 mlに溶かし、これにジメチル
ホルムアミド1滴をジオキサンに溶がして加える。直ち
にガスが発生する。この混合物を室温で2時間かきまぜ
てから溶媒と余分な塩化オキザリルと′f、真空中で蒸
発する。残分を真空中で乾カせば2−C4−(o−メト
キシベンゼンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセト
アミP−2−オキソアゼチノン−1−イルツー3−メり
キシーインクaトン酸クロライドが淡橙色の海綿状で生
成する。IR−スペクトル(CH2Cl2) :5.6
0 、5.90 、8.70μ。
例17 ジメチルホルムアミド2所ノに溶がした2−〔4−(p
−)ルエンスルホニルチオ)−3−(D−α−t−ブチ
ルオキシカルがニルアミノ−α−フェニルアセチルアミ
ノ)−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキ
シクロトン酸ジフェニルメチルエステル20(II(0
,254mM)の溶液を1,5−ジアザビシクロ[5,
4,0)ウンデカ−5−エン57μA(0,38mM)
と共に室温で30分間かきまぜてから、酢酸エチルを加
えそして水および2Nの塩酸で酸性になるまで洗−そし
て次に飽和塩化ナトリウム水溶液で中性になるまで洗う
。有機相を硫酸ナトリウムで乾かしそして真壁中で蒸発
する。残分をシリカダル薄層板上で展開剤としてトルエ
ンと酢酸エチルとの1=1の系でクロマトグラフ処理す
る。こうして7β−(D−α−t−ブチルオキシカルビ
ニルアミノ−α−フェニルアセチルアミノ) −3+、
メトキシーセフー2−エムー4α−カルボン酸ジフェニ
ルメチルエステル〔融点166−168℃(塩化メチレ
ンとペンタンとの混合物から)、薄層クロマトグラム(
シリカゲル、ジエチルエーテル):Rf〜0.51、U
V−スペクトル(エタノール):λ =257mμ(g
=3500)、IR−スベax クトル(塩化メチレン) : 2.96 、5.63 
、5.74゜5.85(肩)、5.92 、6.16 
、6.64および6.72μニ特性バンド〕および7β
−(D−α−t−ブチルオキシカルビニルアミノ−α−
フェニル−アセチルアミノ)−3−メトキシ−セフ−3
−エム−4−カルゼン酸ジフェニルメチルエステル〔融
点162〜163℃(ジエチルエーテル)、薄層クロマ
トグラムのRf〜033(シリカダル、ジエチルエーテ
ル)、UV−スペクトル(エタノール);λmax =
265 mμ(ε−6200)、280mμ(肩)(ε
−6200)、IR−スペクトル〔塩化メチレン):2
.92,5.58.5.64(肩)、5.82.6.2
2および6.67μ〕が得られる。
こうして得た化合物ヲ茨のようにさらに処理することが
できる。
(a) 7β−(D−α−t−ブチルオキシカルぎニル
アミノ−α−フェニル−アセチルアミノ)−3−メトキ
シ−3−セフェム−4−カル?ン′Rジフェニルメチル
エステル8.8gと7二7− ル8.6 mlとトリフ
ルオル酢酸1451nl!との混合物を0℃で15分間
かきまぜてから、これに予冷したトルエン400m1を
加えて減圧下で蒸発する。残分を高真空下で乾かし、ジ
エチルエーテルを加えてすシまぜそしてろ過する。こう
して7β−(D−α−フェニルグリシルアミノ)−3−
メトキシ−3−セフェム−4−カルボン酸のトリフルオ
ル酢酸塩が粉末として得られる。これを水20−に溶か
し、酢酸エチ/I/25mtづつで2回洗いそしてトリ
エチルアミンの20係メタノール溶液を加えてpHを約
5に調整する。こうして無色の沈殿が生成する。
これを水浴中で1時間かきまぜてから、アセトン20d
を加えそして約4℃で16時間放置する。
この無色の沈殿をろ別し、アセトンとジエチルエーテル
との混合物で洗いそして減圧下で乾かす。
こうして微結晶粉末の形で7β−(D−α−フェニルグ
リシルアミノ)−3−メトキシ−3−セフェム−4−カ
ルビン酸が分子内塩として得られる。
このものは水和物の形で存在する。融点174−176
℃(分解)、〔α〕二〇=+149°(c=1.03,
0、INの塩酸)、薄層クロマトグラム(シリカダル、
よう素で顕色):Rf〜0.36(n−ブタノール・ピ
リジン・酢酸・水40:24:6二30)、紫外吸収ス
ペクトル(炭酸水素ナトリウムの0.IN水溶液):λ
max ”267 mμ(g=62QO)、赤外吸収ス
ペクトル(鉱油)二とりわけ5.72μ、5゜94μ、
6.23および6,60μに特性バンド)。
(b)7β−(D−α−t−ブチルオキシカルビニルア
ミノ−α−フェニル−アセチルアミノ)−3−メトキシ
−2−セフェム−4α−カル?ン酸ジフェニルメチルエ
ステルQ、063Fと7ニソール0.1Tnlとトリフ
ルオル酢酸1.5 m/との混合物を0℃で15分間か
きまぜてから、減圧下で蒸発する。
矛箇別4歩と?−F、ジエチルエーテルを加エテ浸出し
、ろ過しそして乾かす。こうして得た7β−(D−α−
フェニル−グリシルアミン)−3−メトキシ−2−セフ
ェム−4α−カルビン酸の無色粉末状トリフルオル酢酸
塩を水Q、 5 mlに溶かし、酢酸エチル25m1づ
つで2回洗いそしてトリエチルアミンの10係メタノー
ル溶液を加えてPllを約5に調整する。これを水浴中
で1時間かきまぜてから、その無色沈殿をろ別しそして
高真空中で乾かす。こうして7β−(D−α−フェニル
−グリシルアミン)−3−メトキシ−2−セフェム−4
α−カルビン酸が分子内塩として得られる。薄層クロマ
トグラム(シリカゲル、よう素で発色):Rf値〜o、
44(n−ブタノール・ピリジン・酢酸・水40:24
:6:30)、紫外吸収スペクトル(0,I Nの炭酸
水素ナトリウム水溶液):λ=260μ(肩)。
(c) 塩化メチレン25rrLlに溶かして0℃に冷
却した7β−(D−α−フェニル−t−ブチルオキシカ
ルゼニルアミノーα−フェニル−アセチルアミノ)−3
−メトキシ−2−セフェム−4α−カル7]ソン酸ジフ
エニルメチルエステル0.63gの溶液に、塩化メチレ
ン5miに溶かした3−クロル過安息香酸020gの溶
液を加える。この混合物を0℃で30分間かきまぜてか
ら、塩化メチレン50m1 f加えそして飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液の各
25mAで洗う。
有機相を硫酸ナトリウムで乾かしてから減圧下で蒸発す
る。その残分を塩化メチレンとジエチルエーテルとの混
合物から結晶として取シ出す。こうして7β−(D−α
−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−フェニル−
アセチルアミノ)−3−メトキシ−3−セフェム−4−
カルーrン酸−ジフェニルメチルエステル−1−オキシ
ドが無色の針状の形で得られる。融点172〜175℃
、薄層クロマトグラム(シリカダル):Rf〜0.44
(系:酢酸エチル、よう素で発色)、紫外吸収スにクト
ル(エタノール):λm、X=277mμ(ε=720
0)、赤外吸収スペクトル(塩化メチレン):2.96
μ、5.56μ、5.71μ、 5.83μ、590μ
、6.27μおよび6.67μに特性バンド。
(a) ジメチルホルムアミド30TrLlに溶かして
一10℃に冷却した7β−(D−α−t−ブチルオキシ
カルボニルアミノ−α−フェニルーアセチルアミノ)−
3−メトキシ−3−セフェム−4−カルぎン酸−ジフェ
ニルメチルエステル−1−オキシド1.3019の溶液
に空気を避けて3塩化りん2.80Jl:加える。この
反応混合物を15分間放置した後に氷とシん酸水素ジカ
リウム水溶液との混合物中に注ぎ入れ、その水相を酢酸
エチル100ゴづつで2回抽出する。有機抽出液を飽和
塩化ナトリウム水溶液で洗い、硫酸す) IJウムで乾
かした蒸発する。残分をシリカダル上でクロマトグラフ
処理する。ジエチルエーテルによって、無定形の7β−
(D−α−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−α−フ
ェニル−アセチルアミン)−3−メトキシ−3−セフェ
ム−4−カルボン酸−ジフェニルメチルエステルが薄層
クロマトグラフ的に純粋な物質として溶離される。Rf
〜0.39(系ニジエチルエーテル、よう素蒸気で発色
・)、〔α〕0=10±10(クロロホルム中でC=0
.981)、紫外吸収スペクトル(エタノール):λい
工=264mμ(ε=6300)、赤外吸収スペクトル
(塩化メチレン):2.94μ、5.62μ、5.84
μ。
5.88μ、6.25μおよび670μに特性バンド。
前記の原料は次のようにして得られる。
(e)D−N−t−ブチルオキシカルビニル−フェニル
グリシン31.2.9 (0,12mM)とトリエチル
アミン16.7m1(0,12mM)とをテトラヒドロ
フラン300+++lに溶かして一15℃に冷却し、コ
レニクロルぎ酸イソブチル1 e、5m(0,12mM
)f加えて一10℃で30分間かきまぜる。次に、テト
ラヒドロフランと水との2=1の混合物300Mに溶か
した6−アミノ−ペニシラン酸21.69(0,10m
M)とトリエチルアミン15.4ml (0,11mM
 )との溶液を加える。この反応混合物音0℃で1時間
そして室温で2時間かきまぜ、この際にトリエチルアミ
ンを加えてPH値を約6.9に一定に保持しておく。反
応混合物にりん酸を5℃で加えてPll 2.0に調整
し、塩化ナトリウムで飽和しそして酢酸エチル500m
1づつで3回抽出する。有機相を飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。
こうして淡黄色海綿状の形で得られた粗製のN−t−ブ
チルオキシカル1fニル−アンピシリンは薄層クロマト
グラムにおいてnf値〜0.65(シリカダル、酢酸エ
チル・n−ブタノール・ピリジン・酢酸・水42:21
:21:6:10)である。
(f) 氷酢酸100m1に溶かした粗製のN−t−ブ
チルオキシカルボニル−アンピシリン57.22gの溶
液に10分間で30係過酸化水素21.(11/(0,
25M)’i加えて、室温で2.5時間がきまぜる。次
に反応混合物を氷水2!中に注ぎ入れ、こうしてかさ高
い沈殿の形で析出したN−t−ブチルオキシカルビニル
−アンピシリン−1−オキシドをろ別し、水で十分に洗
いそして真空中で乾かす。上記のる液を酢酸エチルで抽
出することによす、粗製のN−t−ブチルオキシカルは
ニル−アンピシリン−1−オキシドがさらに得られる。
薄層クロマトグラム(シリカダル、酢酸エチル・n−シ
タノール・ピリシン・酢酸・水42 :21 :21:
6: 10):Rf〜030゜ (g) 粗f14のN−t−ブチルオキシカルぎニル−
アンピシリン−1−オキシド67.711とジオキサン
38(1+/との混合物にジフェニルジアゾメタン42
.9(0,23M)をジオキサン130Mに溶かして加
えそして室温で2.5時間かきまぜる。これに氷酢酸5
m1f加えて真空中で蒸発する。その残分に石油エーテ
ルを加えてすりまぜ、石油エーテル抽出液を棄て、残分
を塩化メチレンとエーテルとヘキサンとの混合物から結
晶として取シ出す。
こうして融点164〜166℃のN−t−ブチルオキシ
カルがニル−アンピシリン−1−オキシド−ジフェニル
メチルエステ/l/が得られる。〔α〕。
=+117°±1°(c=1.cHcz3ン、I11ス
ペクトル(塩化メチレン) :2.91 、2.94 
、5.54゜5.69.5.82(肩)、5.88 、
6.60 、6.68μに特性バンド、薄層クロマトグ
ラム二Rf〜0.23(シリカゲル、トルエン・酢酸エ
ステル3:1)。
(h)トルエン1701中でN−t−ブチルオキシカル
?ニルーアンピシリン−1−オキシド−ジフェニルメチ
ルエステル11.211 (17,7mM)とメルカプ
トベンズチアゾール3゜26.9(19,5mM)との
混合物を水分離器を備えた還流装置内で3時間煮沸して
から蒸発する。残分をシリカダル上で溶離剤としてトル
エンと酢酸エチルとの3:1の系を使ってクロマトグラ
フ処理すれば、無定形の2−[4−(ベンズチアゾール
−2−イルジチオ)−3−Cα−t−ブチルオキシカル
ぎニルアミノ−α−フェニルアセチルアミン)−2−オ
キソアゼチジン−1−イルツー3−メチレン酪酸−ジフ
ェニルメチルエステルを生成する。薄層クロマトグラム
:Rf値−4−0,37(シリカゲル、トルエン・酢酸
エステル3:1)、IR−ス(クトル(塩化メチレン)
:2.94.5.64,5.76゜5、860%I)、
5.91および6.71μに特性バンド。
(1) アセトンと水との9:1の混合物30m1に2
−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−
(α−1−ブチルオキシカルが二゛ルアミノーα−フェ
ニルーアセチルアミノ)−2−オキソアゼチジン−1−
イルツー3−メチレン酪酸−ジフェニルメチルエステル
2.341 (3,0mM )を溶カシ、これにトルエ
ンスルフィン酸110.8681 (3,46mM )
を0℃で加えて水浴中で1時間かきまぜる。こうして析
出した沈殿をろ去する。
ろ液をトルエンで希釈して飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗う。有機相を硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発すれ
ば、無定形の2−1:4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−(α−t−ブチルオキシカルビニルアミノ−
α−フェニルアセチルアミノ)−2−オキソアゼチジン
−1−イルツー3−メチレン酪酸−ジフェニルメチルエ
ステルを生成する。薄層クロマトグラム:Rf値〜0.
33(シリカゲル、トルエン・酢酸エチル3:1)、I
R−スペクトル(塩化メチレン):2.93゜5.57
.5.70,5.82.6.21,6.65μに特性バ
ンド。
01 塩化メチレン2301IIlに溶かして一70℃
に冷却Lり2− C4−(p −)ルエンスルホニルチ
オ)−3−(α−1−ブチルオキシカルデニルアミノー
α−フェニルアセチルアミノ)−2−オキソアゼチジン
−1−イル〕−3−メチレン酪酸ジフェニルメチルエス
テル2.3ONの溶液中にオゾン−酸素気流′t7分間
導入する(毎分オゾン0.5mMを導入)。次に、ジメ
チルサルファイド11n/を加えてからこの溶液を冷却
せずに1時間かきまぜそして真空中で蒸発する。その残
分を塩化メチレンとエーテルとへキサンとの混合物から
再結晶すれば、融点182〜184℃の2−C4−(p
−トルエンスルホニルチオ)−3−(α−t−ブチルオ
キシカルビニルアミノ−α−フェニルーアセチルアミノ
)−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−ヒドロキ
シクロトン酸−ジフェニルメチルエステルを生成する。
UV−スペクトル(エタノール):λm、L!=259
fnμ(ε=13400 )、IR−スペクトル(塩化
メチレン):2.92゜5.59 、5.83 、5.
92 、6.03 (肩)、6.18゜6.68μに特
性バンド、薄層クロマトダラム=Rf値〜0.55(シ
リカゲル、トルエン・酢酸エチル1:1)。
(kl 塩化メチレンとメタノールとの1=1の混合物
20m1に溶かした2−(4−(p−)ルエンスルホニ
ルチオ) −3−(α−t−ブチルオキシカル−?ニル
アミノーα−フェニルアセチルアミノ)−2−オキソア
ゼチジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ジフ
ェニルメチルエステル0.5411 (0,7mM )
の溶液に過剰量のジアゾメタンのエーテル溶液を加えて
0℃で15分間かきまぜてから真空中で蒸発する。その
残分をシリカゲル上で展開剤としてトルエンと酢酸エチ
ルとの1:1の系を使って分取薄層クロマトグラフ処理
しそしてUV−光中で見える帯域を溶離すれば、2−C
4−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−(α−t−
ブヅルオキシカル?ニルアミノ−α−フェニル−アセチ
ルアミノ)−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−
メトキシークロトン酸ジフェニルメチルエステルを生成
する。これを塩化メチレンとジエチルエーテルとヘキサ
ンとの混合物から再結晶する。融点204〜206℃、
UV−ス(クトル(エタノール)=λm□= 259 
mμ(ε=16000)、IR−スペクトルにュジョー
ル) : 2.93 、5.58 、5.80 、5.
84 。
5.93 、6.24 、6.57μに特性バンド、薄
層クロマトグラム:Rf値〜0.33(シリカダル、ト
ルエン・酢酸エチル1:1)。
例18 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ニルアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕
−3−メトキシークロトン酸−ジフェニルメチルエステ
ル670W9(1mM)と1.2−ジメトキシエタン6
.7フと1.5−ジアザビシクロ(S、4.O)ウンデ
カ−5−エン0.22dとの混合物を室温で25分間窒
素ガス中でかきまぜる。反応混合物をトルエンで希釈し
そして2Nの塩酸、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液
および飽和塩化す) IJウム水溶液で洗い、硫酸ナト
リウムで乾かしそして真空中で蒸発する。その残分をシ
リカダル上でトルエンと酢酸エチルとの1:1の系を使
って分取薄層クロマトグラフ処理すれば、7β−フェニ
ルアセトアミド−3−メトキシ−セフ−2−エム−4α
−カルピン酸ジフェニルメチルエステル〔融点166〜
169℃(塩化メチレンとヘキサンとの混合物から)、
UV−スペクトル(エタノール):λm3x=258m
μ(ε=4500)、IR−スペクトル(塩化メチレン
):2.93.5.62,5.73,5.93,6.6
6μに特性バンド、 R4値〜0.54(シリカダル、
トルエン・酢酸エチル1:1))および無定形の7β−
フェニルアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム
−4−カルボン酸−ジフェニルメチルエステル〔Uv−
スペクトル(エタノール):λmax=258mμ(ε
=6350)、264mμ(ε=6350)および28
2mμ(ε=5600)(7r? )、IR−スペクト
ル(塩化メチレン)=2.94 、5.63 、5.8
3 、5.94 、6.26 、6.66μ特性バンド
、 Rf値〜0.37(シリカゲル、トルエン・酢酸エ
チル1:1):[8:1の比率で生成する。
これらを次のようにはらに処理することができる。
7β−フェニルアセトアミド−3−メトキシ−セフ−2
−エム−4α−カルピン酸ジフェニルメチルエステルを
例17の(e)項に従って7β−フェニルアセトアミド
ー3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルピン酸ジフ
ェニルメチルエステル−1−オキシドに変えることがで
きる。融点152〜155℃(アセトンとジエチルエー
テルとの混合物から)、Rf値=0.31(シリカダル
、酢酸エチル)、UV−スペクトル(95%エタノール
):λmax=288mμ(ε=3610)および24
7mμ(肩)、IR−スペクトル(塩化メチレン):2
.94 、5.59 、5.81 、5.95 、6.
22および6.61μに特性バンド。
なお、7β−フェニルアセトアミド−3−メトキシ−セ
フ−3−エム−4−カルビン酸−ジフェニルメチルエス
テル−1β−オキシドから主トシて成る一層純粋な生成
物は次のようにして得られる。
無水テトラヒドロフラン671tLIK溶かした2−(
4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フエールア
セトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−
メトキシ−イソクロトン酸−ジフェニルメチルエステル
6.79 (10mM )の溶液をこれに1,5−ジア
ゾビシクロ[5,4,0]ウンデカ−5−エン2.28
WLl (15mM )を加えて20℃で15分間かき
まぜてから、氷酢酸0.7 tnlを加えそして真空中
で蒸発する。油状の暗色残分を塩化メチレン30m1に
溶かしそして水15N。
0.5N塩酸10d、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液1
0IIIlそして水10ゴで洗う。それら水相を塩化メ
チレン1.Omlで抽出し、有機抽出液を合わせそして
これに40嗟過酢酸2.24 tntを0℃で加えて水
浴中で15分間かきまぜる。この反応混合物を水20r
nlに溶かしたチオ硫酸ナトリウム・5水和物1.50
.Ii’(6mM)の溶液と混合して10分間かきまぜ
そして水相を分ける。有機相をさらに水10dで洗い、
硫酸す) IJウムで乾かしそして真空中で蒸発する。
その固体残分を塩化メチレンと石油エーテルとの混合物
から結晶化すれば、融点175〜176℃の7β−フェ
ニルアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4
−カルデン酸−ジフェニルメチルエステル−1β−オキ
シドを生成する。薄層クロマトグラム(シリカゲル):
Rf値〜0.1()ルエン・酢酸エチル1:1)、UV
−スペクトル(エタノール):λm&工=279mμ(
g=7300)、IR−スペクトル(塩化メチレン) 
: 2.94 、5.56 、5.7B 、 5.91
 。
6.20 、6.67μに特性バンド。
この1−オキシドから例17の(s)項に従って7β−
フェニルアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム
ーカルデン酸ジフェニルメチルエステルが得られる。
この化合物を例17の(a)項に従ってけん化すれば粗
製の7β−フェニルアセトアミド−3−メトキシ−セフ
−3−エム−4−カルゼン酸が得うレる。これをアセト
ン30〜50係を含む塩化メチレンでシリカゲル(水5
チを含む)上でクロマトグラフ処理しそしてジオキサン
から真空凍結乾燥して精製することができる。UV−ス
ペクトル(95係エタノール):λfn@x == 2
65 mμ(ε=F)800)、IR−スペクトル(塩
化メチレン):3、(13、5,60、5,74、5,
92、6,24および667μに特性バンド。
前記の原料および中間生成物は次のようにして作られる
(a) 水90扉1とアセトン7.3 mlとクロロホ
ルム150m1との混合物中にペニシリン−G−カリウ
ム塩37.241Co、IM)ft混合し、これにかき
まぜ々がら0℃で40係の過酢酸19.4 mlを40
分間で加える。さらに15分間後に同温度でペッツフェ
ノンヒドラゾン28.9(0,15M)’e少しづつ加
え、19!+よう化カリウム水溶液6.3 ml f加
えそして10チ硫酸32.5IIIjと40係過酢酸2
8〃Ieとの混合物を1.5時間で満願する。加え終っ
たら0℃でさらに30分間かきまぜ、15℃に加温しそ
してクロロホルム400m1で希釈する。水相を分けそ
して有機相を5憾の亜硫酸水素す)IJウム水溶液30
0m/、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液300m/そし
て飽和塩化す) IJウム水溶液300m1で洗い、硫
酸ナトリウムで乾かしそして真空中で蒸発する。蒸発残
分を酢酸エチルと石油エーテルとの混合物から再結晶す
れば、6−フェニルアセトアミドペニシラン酸ジフェニ
ルメチルエステル−1β−オキシドを生成する。融点1
39℃、薄層クロマトグラム(シリカゲル):Rf値〜
0.40(トルエン・酢酸エチル1:1)、In−スペ
クトル(塩化メチレン) : 2.94 、5.56 
5.70,5.92および6.57μに特性バンド。
(b)トルエン50m1と氷酢酸Q、 5 rueとの
混合物に6−フェニルアセトアミドペニシラン酸ジフェ
ニルメチルエステル−1β−オキシド5.165Ii(
10mM)?混合し、これに2−メルカプトベンズチア
ゾール1.831!(11mM)を加えて、水分離器を
備えた還流装置内で2時間煮沸する。
冷却すれば、2−[4−(ベンズチアゾール−2−イル
ジチオ)−3−フェニルアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸ジフェニルメチ
ルエステルが自然に晶出する。
塩化メチレンとジエチルエーテルとの混合物から1回再
結晶すれば、融点134〜136℃の結晶が得られる。
薄層クロマトグラム(シリカダル)=Rf値〜0.52
()ルエン・酢酸エチル1:1)、UV−ス(クトル(
エタノール):λnl、、 = 269mtt(t=1
2700)、IR−スペクトル(塩化メチレン) : 
2.90 、5.60 、5.72 、5.92および
6.61μに特性バンド。
(c)前項(b)で得た生成物を単離せずにさらに処理
することができる。すなわち、冷却した後に反応混合物
をトルエン30m1で希釈し、p−)ルエンスルフィン
酸銀3.95I(15mM)を加えて室温で2時間かき
まぜる。こうして析出した黄色の沈殿全ハイクロ上でろ
別しそしてトルエンで洗う。
ろ液を飽和塩化す) IJウム水溶液で洗い、硫酸ナト
リウムで乾かしそして真空中で蒸発する。蒸発残分をト
ルエンに溶かしそして石油エーテルを加える。生成した
沈殿をろ別して、酢酸エチルと石油エーテルとの混合物
から再結晶する。こうして得た2−[4−(p−)、u
エンスルホニルチオ)−3−フェニルアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メチレン酪俄ジ
フェニルメチルエステルは融点75℃である。薄層クロ
マトグラム(シリカゲル):Rt値〜0.47()ルエ
ン・酢酸エチル1 : 1 )、UV−;tベクトル(
エタノール):λmax=259mμ(ε=4300)
、IR−スペクトル(塩化メチレン):2.92゜5.
62 、5.74 、5.94および6.63μに特性
バンド。
(d) 塩化メチレフ65m1に溶かした2−(4−(
p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェニルアセトア
ミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メチレ
ン酪酸−ジフェニルメチルエゑテルロ55ダ(1mM)
の溶液を一65℃でオゾン・酵素混合物で淡い青に着色
するまで処理する。ジメチルサルファイド0.5dを加
えた後に室温に加温してそして真空中で蒸発する。こう
して得た粗製の2−(4−(p−トルエンスルホニルチ
オ)−3−フェニルアセトアミドー2−オキソアゼチジ
ン−1−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸ジフェニル
メチルエステルCRr値〜0.4.6 (シ!J カグ
ル、トルエン・酢酸エチル1:1)、IR−スペクトル
(塩化メチレン):2.95,5.60゜5.98,6
.18.6.61μに特性バンド〕を精製せずにさらに
処理することができる。
(e) 前項(d)で得た粗生成物をメタノール20d
に溶かしそしてこれに0℃でジアゾメタンのエーテル溶
液を黄色が消えなく々るまで加える。溶媒を真空中で蒸
発し、残分をシリカゲル上で展開剤としてトルエンと酢
酸エチルとの1:1のjl使って分取りロマトグラフ処
理して精製する。こうして2−[4−(p−トルエンス
ルホニルチオ)−3−フェニルアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシークロトン酸
−ジフェニルメチルエステル[Rf(i〜0.2(シリ
カダル、トルエン・酢酸エチル1:1)、IR−スペク
トル(塩化メチレン) : 2.94 、5.61 、
5.96゜6.24 、6.62μに特性バンド〕が少
量の2−[4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−
フェニルアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イ
ル〕−3−メトキシーイソクロトン酸−ジフ例19 2−C4−Cn−トルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
〕−3−メトキシクロトン酸ベンジルエステルと相当す
るイソクロトン酸ベンジルエステルとの3=1の混合物
6.061 (10mM)とp−)ルエンスルフィン酸
2.3311 (15mM)とを無水テトラヒドロフラ
ン200dに溶かし、これに室温でかきまぜながら、1
.5−ジアザビシクロ[5,4,0”lウンデカ−5−
エン5.20In!(35mM)を加える。この混合物
を室温でさらに40分間かきまぜてから、塩化メチレン
500dt−加えそして0.5N+7)塩*200mA
!、水200m、0.5Nの炭酸水素ナトリウム水溶液
200m1そして水200mJで洗う。塩化メチレン相
を硫酸す)IJウムで乾かしそして真空中で蒸発する。
その残分を酸洗込したシリカゲル200.9上でトルエ
ンと酢酸エチルとの3=1の系でクロマトグラフ処理し
、得られた区劃にジエチルエーテル全加アセトアミド−
3−メトキシ−セフ−2−エム−4α−カル+Nン酸ベ
ンジルエステルが得うれる。
IR−ス(クトル(塩化メチレン):5.60゜5.7
5.5.90.8.25μに特性バンド、〔α〕。
=+284°±1’(C=1、クロロホルム)。
また、トルエンと酢酸エチルとの2:1の系を使って、
同じくジエチルエーテルで沈殿できる融点89〜91℃
の7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ
−3−エム−4−カルゼン酸ベンジルエステルが溶離さ
れる。IR−スペクトル(塩化メチレン) :5.60
 、5.85 、5.90μに特性バンド、〔α発’=
+47°±1° (C=1、クロロホルム)。
これらセフ−2−エム化合物対セフー3−エム化合物の
比は約3:1である。
これら化合物をさらに次のように処理することができる
7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−
2−エム−4α−カルゼン酸−ペンゾルエステルと7β
−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−3−
エム−4−カルデン酸−ペンジルエステルとの約3:1
から成る混合物454mp(1mM)のテトラヒドロフ
ラン30mJに0℃で溶かして1181!シた溶液を、
予じめ冷却した0、INの水酸化カリウム溶液15dと
かきまぜながら混合する。この混合物′I!−O℃で5
分間かきまぜてから、氷水10(1+7と予じめ冷却し
た塩化メチレン100dとを加えて短時間かきまぜる。
これに少量の飽和塩化ナトリウム水溶液を加えて2相に
分離させる。有機相を分け、水相を塩化メチレン30m
で再び洗う。この水相を塩化メチレン50ゴで覆いそし
て2Nの塩酸10w/i加えそして振とりする。その有
機相を分けそして水相を塩化メチレン30+ujづつで
さらに2回抽出する。塩化メチレン抽出液を合わせて硫
酸ナトリウムで乾かしそして真空中で蒸発する。こうし
て得た白色の海綿状物質はこれにクロロホルムおよびジ
エチルエーテルを加えると結晶化して、融点142℃(
分解)の7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−2−エム−4α−カルMン酸ffi与、する。
IR−スペクトル(KBr) : 5.65 、5.7
5゜5.95μに特性バンド。
上記の原料は次のようにして作られる。
(a) 乾いたジメチルホルムアミド150−に溶かし
九6−フニノキシアセトアミドーペニシラン酸−1β−
オキシド36.61!(o、tM)の溶液に流水で冷却
しながらトリエチルアミン20mj (14,6i0.
145M)と臭化ベンジル17m1(24,5,9,0
,143M)とを加える。この混合物を室温で20時間
かきまぜてから、氷水に注ぎ入れる。
こうして生成した沈殿を吸収ろ別し、水約10100O
で洗い、40℃で真空中で2日間乾かしてから、塩化メ
チレン2001に溶かしそしてさらに硫酸ナトリウムで
乾かす。溶媒を真空中で蒸発し、残った白色の海綿状物
質を酢酸エチル150m/に溶かしそして初めに室温で
そしてさらに一20℃で放置すれば、純粋な6−フエツ
キシアセトアミドーイニシラン酸ベンジルエステル−1
β−オキシドが結晶化する。融点139〜140℃、I
R−ズA!力しル(44tlk4φ1ノソ)・ζちζ 
ζ7ζ5.90μに特性バンド、〔α発’=+174°
±1゜(c=i、クロロホルム)。
上記の母液からは、酸洗いしたシリカゲル250g上で
トルエンと酢酸エチルとの1:1の系でクロマトグラフ
処理することによシ、上記の結晶性ベンジルエステル−
1β−オキシドがさらに得うれる。
(b)6−フェノキシアセトアミド−4ニジラン酸ベン
ジルエステル−1β−オキシド4.56g(10mM 
)と2−メルカゾトペンズチアゾール1.84Ji’(
11mM)とをトルエン100mA!中で還流(浴温1
35℃)の下で5時間加熱する。この混合物を放置する
と2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル)−3−メチレン酪酸ベンジルエステルが晶出
する。この結晶を吸収ろ別し、トルエン50tnlで洗
いそして高真空中で乾かす。また、母液を酸洗いしたシ
リカゲル70I上でトルエンと酢酸エチルとの3=1の
38−r−クロマトグラフ処理すれば、この結晶性生成
物がさらに得られる。純粋な生成物の融点150−15
3℃、IR−スにクトル(塩化メチレゾ):5.60.
5.75,5.90μに特性バンド、[α]:’=−1
12°±1’(C=1. クロロホルム)。
(c)塩化メチレン300m1VC溶かした2−[4−
(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキ
シアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー
3−メチレン酪酸ベンジルエステル6.06g(10m
M)の溶液中に一20℃で酸素・オゾン混合物を原料が
完全にオゾン化されるまで導入する(薄層クロマトグラ
フィで検出、シリカゲル、トルエン・酢酸エチル1:1
)。この混合物に10係の亜硫酸水素ナトリウム水溶液
50+n/を加えて、よう化カリウム・でんぷんを使っ
てオシニドが検出されなくなるまでかきまぜる(5分間
)。この混合物に水30(1ml!i加えて、生成物を
2相間に分配する。有機相を硫酸ナトリウムで乾かして
から溶媒を除く。残分のエーテルとペンタンとの1:1
の混合物100d中で0℃ですシまぜると、2−[4−
(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキ
シアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−
3−ヒドロキシークロトン酸ペン・ゾルエステルが晶出
する。融点58〜62℃、IR−スペクトル(塩化メチ
レン):5.60,5.90,6.00μに特性バンド
、〔α〕二’=−92°±1°(C=1、クロロホルム
)。
(d) アセトンと水との9=1の混合物200m1中
で2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸ベンジルエステ
ル6.08.9(0,01M)とp−トルエンスルフィ
ン酸銀3.50#(0,013M)とを室温で60分間
かきまぜる。こうして生成した員色の沈殿をセライト上
でろ去し、この残分をアセトンで洗込そしてろ液を真空
中で約20m1に濃縮する。この生成物を塩化メチレン
と希薄な硫酸ナトリウム水溶液との間に分配する。有機
相を硫酸ナトリウムで乾かしそして溶媒を真空中で蒸発
する。その残分を酢酸エチル70m1に必要ならば加熱
して溶かし、若干の不溶物をろ去して再び蒸発する。エ
ーテルとペンタンとの混合物100m1fo℃で加える
ことによシ、融点151〜152℃の2−(4−(p−
)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミ
ド−2−オキシアゼチジンー1−イル)−3−ヒドロキ
シクロトン酸ベンジルエステルが晶出する。IR−ス−
e り) A/−(塩化メチレン’):5.60,5.
90,6.00゜8.75μに特性バンド、〔α〕ゎm
−160±1゜(C=1、クロロホルム)。
(e) 塩化メチレン50m/に溶かした純粋な2−[
4−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3
−ヒドロキシクロトン酸ベンジルエステル5.97Ii
(0,01M)の溶液に0℃でかきまぜ々がらジアゾメ
タンのエーテル溶液を原料が完全にメチル化されるまで
満願する(シリカゲル上での薄層クロマトグラフィによ
りて検査、トルエン・酢酸エチル1:1)。次の余分の
ジアゾメタンを2滴の氷酢酸を加えて中和する(余分に
木酢eを加えない)。次にこの混合物を真空中で蒸発す
る。その黄色の海綿状残分をジエチルエーテルと(メタ
ンとの1=1の混合物から結晶化さセtLtd、2− 
(4−(p −トルエンスルホニルチオ)−3−フェノ
キシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕
−3−メトキシクロトン酸ペン・ジルエステル、!:2
−1:4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
〕−3−メトキシイソクロトン酸ベンジルエステルとの
約3:1の比から成る異性体混合物が得られる。
この混合物をシリカダル上でトルエンと酢酸エチルとの
1:1の系を使って再びクロマトグラフ処理することに
より分解することができる。こうして得た2−[4−(
p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メト
キシークロトン酸ベンジルエステルG’!、融点166
〜168℃、〔α〕二’=−36°±1°(C=1、ク
ロロホルム)、IR−ス(クトル(塩化メチレン):、
5.60゜5.80 、5.90 、8.72μに特性
ノぐンド、NMR−スーsクトル(クロロホルム):2
.12(s)、 5.00(dd) 、 5.90(d
)ppmK特性シグナル、薄層クロマトグラム:Rf値
〜010(シリカゲル、トルエン・酢酸エチル1:1)
である。また、得られた2−[4−(p−)ルエンスル
ホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イルクー3−メトキシ−イソクロト
ン酸ベンジルエステル&’i融点fi9〜63℃、〔α
〕10=−1°±1’(C=1、クロロホルム)、ZR
−スペクトル(塩化メチルy) : 5.60 、5.
87 (Jl)、う、90,8.72μに特性バンド、
NMR−スペクトル(クロロホルム) : 2.32(
s)、 5.45 (d、d)。
5.7.2 (d ) ppmに特性シグナル、薄層ク
ロマトグラムn Rf 値〜o、 13 (シリカゲル
、トルエン・酢酸エチル1:l)である。
鳳T余自 例20 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
クー3−メトキシ−イソクロトン酸メチル、!:2−(
4−(P−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシ
アセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3
−メトキシ−クロトン酸メチルとの約4:1の比から成
る混合物534Iv(1mM)をテトラヒトo7.yy
20mに溶かし、これにかきまぜながら1,5−ジアデ
ビシク畦5.4.0]ウンデカ−5−エン302ダ(2
mM )を加えて40分間かきまぜる。この混合物を塩
化メチレン70mで希釈しそして希塩酸、水、希薄な炭
酸水素ナトリウム水溶液そしてさらに水で洗う。有機相
を硫酸ナトリウムで乾燥しそして真空中で蒸発する。そ
の残分を敵洗いしたシリカゲル15II上でトルエンと
酢酸エチルとの2:10糸そし【次にl:lの系を使っ
てクロマトグラフ処理すれは、初めに純粋な7β−フェ
ノキシアセトアミド−3−メトキシ−セフ−2−エム−
4α−カルボン酸メチル[IR−スペクトル(塩化メチ
レン):5.60.5.70.5.90.8.25μに
特性バンド〕、そして次に純粋な7β−フェノキシアセ
トアミド−3−メトキシ−セフ−3−エム−4−カルボ
ン酸メチル(IR−スペクトル(塩化メチレン):5.
60.5.85.5.90゜7.10μに特性バンド〕
が無色の海綿状で俗離される。
こうして得た化合物を次のようにさらに処理することが
できる。
テトラヒドロフラン30−に7β−フェノキシアセトア
ミド−3−メトキシ−セフ−2−エム−4α−カルがン
酸メチル382ダを溶かして水浴中で冷却し、これに冷
却した0、INの水酸化カリウム水溶液15−を加える
。5分間の後に水lO〇−と塩化メチレン70−とを加
えそしてこの混合物にINの塩酸10−を加えて敵性に
する。塩化メチレン相を分はセして水相を塩化メチレン
3〇−で抽出する。有機相を合わせて硫酸ナトリウムf
 11; h)l k 1 イ會tl cb f’lI
E益−r 入−k ノ1m心* /)ロホルムとジエチ
ルエーテルとの混合物から結晶化させる。こうして融点
142℃(分解)の7β−フェノキシアセトアミド−3
−メトキシ−セフ−2−エム−4α−カルがン酸を生成
する。
また、7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−
セフ−3−エム−4−カルボン酸メチルを上記のように
0.INの水酸化カリウム水溶液でけん化すれば、融点
142℃(分解)の同じ化合物が得られる。
上記の原料は次のようにして作られる。
(a) 乾いたトルエン500d中に6−フエツキシア
セトアミドーペニシラン酸メチル−1β−オキシド19
.25Ji’ (50mM)と2−メルカプトベンズチ
アゾール9.4Ji’(55mM)とを溶かして還流の
下で8時間煮沸してから、真空中で鎖線する。
その残分を加熱(約80℃)しながら酢酸エチル400
−に溶かし、活性炭0.29で処理しそして電気的に加
熱したガラスフィルターで吸引ろ過する。冷却すれば融
点132〜134℃の2−〔4−(ベンズチアゾール−
2−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−
オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メチレン酪酸メチ
ルが析出する。また、母液からは、・同じ化合物(融点
135〜137℃)がさらに得られる。
(b) アセトン400−に溶かした2−[4−(ベン
ズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセ
トアミド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー3−メ
チレン酪酸メチル20.69(40mV )の溶液中に
一20℃でオゾン・酸素混合物を、原料が薄層クロマト
グラフ(シリカダル、トルエン・酢酸エチル1:1)で
検出されなくなるまで導入する。この混合物にジメチル
サルファイド40−を加えそして室温で、よう化カリウ
ム・でんぷんを使っ【オゾンが検出されなくなるまで3
日間かきまぜる。仁の混合物11Rk空中で濃縮しそし
て流動性残分を氷水400−に注ぎ入れる。
こうして生じた沈殿をろ別し、氷水200mで洗い、真
空中で乾かしそしてジエチルエーテルとペンタンとの混
合物から0℃で結晶化させる。こうして得た2−(4−
(ベンズチアゾール−2−イル−ジチオ)−3−フェノ
キシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕
−3−ヒドロキシクロトン酸メチルは融点127〜13
00である。IR−スペクトル(塩化メチレン):5.
60.5.90.6.00.8.10/jに特性バンド
。母液をシリカダル上でトルエンと酢酸エチルとの3:
lの混合物でクロマトグラフ処理すれは、この生成物が
さらに得られる。
(e) 塩化メチレン50−に浴がした2−(4−(ベ
ンズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシア
セトアミド−2−オキソアセチノン−1−イル〕−3−
ヒドロキシ−クロトン酸メチル4.85&(0,OIM
)の溶液に0℃でかきまぜながらジアゾメタンのエーテ
ル溶液を、15分間かきまぜた後に原料が薄層クロマト
グラフ(シリカダル、トルエン・酢酸エチル1:l)で
検出されなくなるように加える。次になるべく少量の酢
酸を加え【余分のジアゾメタンを中和しそして真空中で
蒸発する。その残分は2− (4、+ (ベンズチアゾ
ール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド
−2−オキソアセチノン−1−イル〕−3−メトキシ−
イソクロトン酸メチルと2−[4−(ベンズチアゾール
−2−イルジチオ−)−3−フェノキシアセトアミド−
2−オキソアセチノン−1−イル〕−3−メトキシ−ク
ロトン酸メチルとの約4:1の比から成る混合物である
IR−スペクトル(塩化メチレン):5.60.5.8
5.5.90.9.05.10.00βに特性バンド。
(d)2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジテオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルツー3−メトキシ−イソクロトン酸メチル
と相当するクロトン識メチルとの約4:1の混合物5.
0310.01M)とp−) ルx ンy、ルア 4 
ン醸銀3.5011(0,013M)とアセトンと水と
の9:1の混合物200−とから成る混合物を室温で4
0分間かきまぜてから、セライトでろ過する。そのフィ
ルター残分をアセトンで洗いそしてろ液を真空中で約2
0−に濃縮する。塩イにメチレン100−、L−盃蒲た
壷酸ナト11クム水溶液100−とを加えて振とうし、
水相を分けそして塩化メチレン相を硫散ナトリウムで乾
かしてから真空中で蒸発する。その残分を精製する丸め
にジエチルエーテルとペンタンとの混合物中で0℃でナ
シまぜそしてろ過する。こうして2−(4−(p−)ル
エンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−
2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシーイ
ソクロトン酸メチルト2− (4−(p −’ )ルエ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼテノン−1−イルクー3−メトキシ−クロ
トン酸メチルとの約4=1の混合物が白色の粉末の形で
得られる。IR−スペクトル(塩化メチレン):5.6
0.5.85.5.90.8.75μに特性バンド。
例21 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
クー3−ベンジルオキシ−クロトンII−p−ニトロベ
ンジルエステルと相当するイソクロトン酸エステルとの
1:1の氾春物71111(l mM)を1.5−ジア
ザビシフ0 [:5.4.0:]]ウンデカー5−エン
0.185d(1,2mM)を含む乾いたテトラヒドロ
フラン20−の中で室温で35分間かきまぜる。この混
合物に塩化メチレン50−を加えそして希塩酸、水およ
び希薄な炭酸水素す) IJウム水溶液で洗う。有機相
を硫酸ナトリウムで乾かしそして真空中で蒸発する。そ
の残分を酸洗いしたシリカゲル2511M1上でトルエ
ンと酢酸エチルとの3:1の系でクロマトグラフ処理す
る。こうしてセフ−2−エム化合物とセフ−3−エム化
合物との約3:1の混合物が得られる。
これをさらにクロマトグラフ処理して純異性体に分ける
ことができる。こうして7β−フェノキシアセトアミド
−3−ベンジルオキシ−セフ−2−ニムー4α−カルが
ン酸−P−ニトロベンジルエステルIJ11点160−
162℃(ジエチルエーテルとぺメタンとの混合物から
)、IR−スペクトル(塩化メチレン):5.6.5.
7.5.9.7.4μに特性バンド〕および7β−フェ
ノキシアセトアミド−3−ベンジルオキシ−セフ−3−
エム−4カル?ン酸−p−ニトロベンジルエステル[I
R−スペクトル(塩化メチレン):5.6.5.8(J
り、5.9.7,9.8.4μに特性バンド〕が無色海
綿状の形で得られる。
こうして得た異性体混合物を次のように処理することが
できる。
7β−フェノキシアセトアミド−3−ベンジルオキシ−
セフ−2−エム−4α−カルデン[1−p−ニトロベン
ジルエステルと7β−フェノキシアセトアミド−3−ベ
ンジルオキシ−セフ−3−エム−4−カルがン酸−p−
ニトロベンジルエステルとの約3:1から成る得られた
上記異性体混合物をトリフルオル酢酸8−に浴かして室
温で90分間かきまぜる。反応混合物を真空中で蒸発し
そしてトルエンを使ってトリフルオル酢酸の残分を繰返
し除く。ζうして得た残分を酸洗いしたシリカダル21
上でトルエンと酢酸エチルとの3=1の系でクロマトグ
ラフ処理する。こうして7β−フェノキシアセト7ミド
ー3−ヒドロキシ−セフ−3−エム−4−カル?ン酸−
p−ニトロベンジルエステルが無色の114m状で得ら
れる。IR−スペクトル(塩化メチレン) : 2.9
5.3.3゜5.6.5.75(屑)、5.9.5.9
5(肩)、6.55.7.45.8.15.8.3μに
特性バンド、NMR−スペクトル(重クロロホルム):
3.4(2H1ABq、J = 17 Hz )、4.
57(21,s)、5.06(IH。
d、 J=5 Hz )、5.35 (2H,ABq、
 J =14Hz )、5.7 (I H,dd、 J
=5.10Hz)、6.8〜8.4 (10H,c )
、11.4(1)I、ブロードなs ) ppmに特性
シグナル。
前記の原料に次のようにして作られる。
蒸留したジオキサン4−に溶がしfc2−(4−(p−
トルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミ
ド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−ヒドロキ
シ−クロトン酸−p−二トロペンジルエステル1.28
29(2mM)の溶液に、フェニルジアゾメタン1.2
Jl (約10nJil)(1)エーテル溶液(仁れは
N−ベンジル−N−ニトロ−トルエンスルホンアミドか
ら作りた)30dftfi温で加える。仁の混合物を4
5℃の浴温で還流下で6時間煮沸し、塩化メチレン10
0mで希釈しそして水100mで洗う。有機相を硫酸ナ
トリウムで乾かし、真空中で蒸発しそして真空中で乾か
す。
こうして得た黄色の油を酸洗いしたシリカダル100.
9上でトルエンと酢酸エチルとの3=1および2:1の
系を展開剤として使ってクロマトグラフ処理する。こう
して2−(4−(p−)ルエンスルホニルテオ)−3−
フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−
イル) −3−ヘンシルオキシ−クロトン酸−p−ニト
ロベンジルエステルと2−(4−(p−)ルエンスルホ
ニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキシ
アゼチノンー1−イル〕−3−ベンジルオキシ−イノク
ロトン1l−p−二トロペンジルエステルとの約1:1
の異性体混合物が得られる。これを前記のようにしてさ
らにクロマトグラフ処理して各異性体に分ける仁とがで
きる。早く移動するクロトン酸銹導体のIR−スペクト
ル(塩化メチレン):5.6.5.80,5.90.8
.75μに特性バンド、鳩侃−スベクトル(重りiロホ
ルム):2.2(s)、5.05(dd)、5.93(
d)ppmに特性シグナル、薄層クロマトグラムニRf
値〜0.3(シリカダル、トルエン・酢酸エチル2:1
)である。遅く移動するインクロトン酸誘導体のIR−
スペクトル(塩化メチレン):5.6.5.85(肩)
、5.90.8.75μに特性バンド、喝侃−スベクト
ル(重クロロホルム):2.5(s)、5.4x(dd
)、5.77(d)ppmに特性シグナル、薄層クロマ
トグラムニRf値〜0.25(シリカゲル、トルエン・
酢酸エチル2:1)である。
例22 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3−フェ
ノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル
〕−3−ジフェニルメトキシークロトン酸−p−ニトロ
ペンシルエステルと相aするイソクロトン酸エステルと
から成る異性体混合物405# (0,5mM)を、1
,5−ジアゾビシクロ(5,4,0)ウンデカ−5−二
70.9mg(0゜6蛎)を含む乾いたテトラヒドロフ
ラン8−の中で室温で45分間かきまぜる。この黄色混
合物に塩化メチレン25−を加えそして0.5N塩酸、
水および希薄な炭酸水素ナトリウム水溶液で洗う。その
有機相を硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。
こうして7β−フェノキシアセトアミド−3−ジフェニ
ルメトキシ−セフ−2−エム−4α−カルがン酸−p−
ニトロベンジルエステルと7β−フェノキシアセトアミ
ド−3−ジフェニルメトキシ−セフ−3−エム−4−カ
ルがン酸−p−ニトロベンジルエステルとの混合物が得
られる。IR−スペクトル(塩化メチレン):5.60
.5.70.5.90.6.55.7.40μに特性バ
ンド。
この異性体混合物を次のようにさらに処理することがで
きる。
7β−フェノキシアセトアミド−3−ジフェニルメトキ
シ−セフ−2−エム−4α−カルがン酸−p−ニトロベ
ンジルエステルと7β−フェノキシアセトアミド−3−
ジフェニルメトキシ−セフ−3−エム−4−カルがン&
−p−ニトロベンジルエステルとの上記異性体混合物3
40#Ipl)IJフルオル酢酸0.5mと塩化メチレ
ン9.5−との混合物に溶かして室温で40分間かきま
ぜる。この混合物を真空中で蒸発し、残分管トルエンと
混合して再び蒸発する。こうして得た残分(トリフルオ
ル酢酸をまだ含む)を酸洗いしたシリカゲル15g上で
トルエンと酢酸エチルとの3:1の系でクロマトグラフ
処理すれば、7β−フェノ中ジアセトアミドー3−ヒド
ロキシ−セフ−3−エム−4−カルデン酸−p−ニトロ
ベンジルエステルが得られる。IR−スペクトル(塩化
メチレン):2.95.3.3.5,6.5.75(肩
)、5.9.5.95(肩)、6.55,7.45.8
.15.8.3μに特性バンド、陥恨−スベクトル(重
クロロホルム) : 3.4 (2H1ABq、 J=
17 Hz)、4.57(2H1s)、5.06 (I
 H,d 、 J=5Hz )、5.35 (2)1.
 ABq、 J=14Hz )、5.7(IH。
dd、 J=5.10Hz )、 6.8〜8.4 (
10■、C)、11.4(IH、プμmドなa)ppm
に特性シグナル。
前記の原料は次のようにして得られる。
蒸留したジオキサン0.5−に溶かした2−〔4−(p
−トルエンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトア
ミド−2−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−ヒドロ
キシ−クロト7WR−p−ニトロペンシルエステル64
1〜(1mM ) 0ITiFtKジオキサン0.3s
Igに溶かしたジフェニルジアゾメタン350ダ(1,
75mM)の溶液を加えて、かきまぜることなく50℃
に36時間加熱する。この混合物を真空中で蒸発し、残
ったジオキサンはトルエンを加えて再度蒸発して除きモ
して残分を酸洗いしたシリカゲル20g上でドルエンド
酢酸エチルとの7:lおよび3:1の系を使ってクロマ
トグラフ処理する。
コラし”C2−(4−(p−トルエンスルホニルチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イル〕−3−ジフェニルメトキシ−クロトン酸−
p−ニトロベンジルエステルと2−(4−(p−)ルエ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−ジフェニルメト
キシ−イソクロトンall−p−ニトロベンジルエステ
ルとの異性体混合物が得られる。IR−スペクトル(塩
化メチレン) : 5.6,5.85 (肩)、5.9
.6.25.6.55.7.43.8.75μに特性バ
ンド。
例23 2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イルツー3−ベンジルオキシ−クロトン酸メチルと相
当するイソクロトン酸メチルとの約1:1の異性体混合
物933■(1,5mM)とp−)ルエンスルフィン酸
3501R?(2,25mM)とを乾いたテトラヒドロ
フラン30−に溶かし、これに1,5−ジアザシクロL
5.4.0)ウンデカ−5−エン800 Ill (5
,25mM)を加えて室温で40分間かきまぜる。この
反応混合物をペンゼざ100−で希釈しそして希塩酸、
水1.希薄なかせいソーダ水溶液そして再び水で洗う。
このベンゼン相を硫酸ナトリウムで乾かしそして真を中
で蒸発する。シリカグル上でトルエンと酢酸エチルとの
(5:1)の系でクロマトグラフ処理すれば。
7β−フェノキシアセトアミド−3−ベンジルオキシ−
セフ−3−エム−4−カルボン酸メチルと7β−フェノ
キシアセトアミド−3−ベンジルオキシ−セフ−2−エ
ム−4−カルぎン酸メチルとの異性体混合物が得られる
。IR−スペクトル(塩化メチレン):5.60.5.
72.5.85(屑)、5.90μに特性バンド。上記
の原料は次のようにし【作られる。
塩化メチレンとジエチルエーテルとの混合物1.5−に
溶かした2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルツー3−ヒドロキシ−クロトン酸メチル
4831119 (1mFi! )の溶液を新らしく蒸
留したフェニルジアゾメタン960■(約8mM)と混
合して0℃で20時間かきまぜる。この反応混合物を塩
化メチレンで希釈しそして水で洗う。有機相を硫酸ナト
リウムで乾かし、真空中で蒸発しそして高真空で乾かす
その残分を酸洗いしたシリカゲル10p上でトルエンと
酢酸エチルとの2=1の系でり、ロマトグラフ処理すれ
ば、2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−゛1−イル〕−3−ベンジルオキシ−クロトン酸メチ
ルと相当するインク日トン酸メチルとの約1=1の異性
体混合物が得られる。IR−ス4クトル(塩化メチレン
)=5.6.5.85(肩)、5,9.9.9μに特性
バンド。
例24 本発明方法によって得た7β−アミノ−3−メトキシ−
セフ−3−エム−4−カルデン酸−ハイドロクロライド
ージオキサナー) 1.169 (3mM)を例5の(
d)項に従ってビス−(トリメチルシリル)−アセトア
ミド1.5 ml (6,2mM)と反応させてから、 (a) D−α−アミノ−(2−チェニル)−酢酸クロ
ライド−塩酸塩765〜(3,6□)と反応させれば、
7β−〔D−α−アミノ−α−(2−チェニル)−アセ
チルアミノコ−3−メトキシ−3−セフェム−4−カル
がン酸が分子内塩の形で得られる。融点140℃(分層
を伴う)、薄層クロマトグラム(シリカゲル、よう素で
同定):Rf〜0.22(n−ブタノール・酢酸・水6
7:10:23)およびRf二0.53(インゾロノリ
ール・ぎ酸・水77:4:19)、紫外吸収スイクトル
二λm、X=235mμ(j=11400) およびλ
=272mμ(g=6100)(肩)(0,INの塩酸
溶1fL)、そしてλmax=238mμ(g=118
00)およびλ= 267 mμ(g=6500)(屑
)(0,INの炭酸水素ナトリウム水溶液)。
(b) D−α−アミノ−(1,4−シクロヘキサジェ
ニル)−酢酸クロライドー塩酸塩940〜(4,5mM
 )と反応させれは、7β−〔D−α−アミノ−α−(
1,4−シクロヘキサジェニル)−アセチルアミノコ−
3−メトキシ−3−セフェム−4−カルがン酸が分子内
塩の形で得られる。融点170℃(分解を伴う)、薄層
クロ賃トゲラム(シリカゲル、よう素で同定) : R
f〜0.19(n−ゾタノール・酢酸・水67:10:
23)そしてRf〜0.58(イソ7’0パノール・ぎ
酸・水77:4:19)紫外吸収長ベクトル:λ−、!
=267ms(g=−6300)(0,1NO塩酸中)
、オxriλmax=268 mμ(ε=6600)(
0,INの炭酸水素ナトリウム水溶液中)、〔α)j0
=+88°±7゜(C=1.06.0.INの塩酸)。
(e) D−α−アミノ−4−ヒドロキシフェニル酢酸
クロライド−塩酸塩800ダ(3,6mM )と反応さ
せれば、7β−〔D−α−アミノ−α−(4−ヒドロキ
シフェニル)−アセチルアミノコ−3−メトキシ−3−
セフェム−4−カルボン酸が分子内塩の形で得られる。
融点243〜244.5℃(231℃以下で半融し始め
る)(分解を伴う)、薄層クロマトグラム(シリカゲル
、よう素で同定): Rf 〜0.24 (n−ブタノ
ール・酢酸・水67:10:23)およびRf〜0.5
7(イングロノぐノール・ぎ酸・水77:4:19)、
紫外吸収スペクトルニーa!=228mμ(ε=120
00) および271mμ(g=6900)(0,IN
の塩酸中)、およびλm、LX=227mμ(g=10
500およびλ=262mμ(g=8000)(肩)(
0,INの炭酸水素ナトリウム水溶液)、〔α〕o=+
・16’ 5”±1°(e=1.3.0.INの塩酸)
例25 同様の方法によって、本発萌方法によって得られる適当
な中間生成物から次の化合物を作ることができる。
7β−アミノ−3−メトキシ−3−セフェム−4−カル
がン酸ジフェニルメチルエステルまたはその塩、 3−n−ブチルオキシ−7β−フェニルアセチルアミノ
ー3−セフェム−4−カルがン酸ジフェニルメチルエス
テル、 3−n−ブチルオキシ−7β−(D−α−1−ブチルオ
キシカル−ニルアミノ−α−フェニルーアセチルアミノ
)−3−セフェム−4−カルボンWit J yエニル
メチルエステル、3−n−ブチルオキシ−7β−(D−
α−フェニル−グリシルアミノ)−3−セフェム−4−
カルボン酸またそれの塩、 3−メトキシ−7β−フェニルアセチルアミノ−3−セ
フェム−4−カルがン酸メチルエステル、3−エトキシ
−7β−(D−α−1−ブチルオキシカル号?ニルアミ
ノ−α−フェニル−アセチルアミノ)−3−セフェム−
4−カル?ン酸−ゾフェニルメチルエステル、 3−エトキシ−7β−(D−α−フェニルーグリシルア
ミノ)−3−セフェム−4−カルがン酸またはその塩、 3−ベンジルオキシ−7β−(D−α−1−ブチルオキ
シカル−ニルアミノ−α−フェニルーアセチルアミノ)
−3−セフェム−4−カルボン酸−ジフェニルメチルエ
ステル、 3−ベンジルオキシ−7β−(D−α−フェニル−グリ
シルアミノ)−3−セフェム−4−カルボン酸またはそ
の塩、 7β−(5−ベンゾイルアミノ−5−ジフェニルメトキ
シカルボニル−バレリルアミノ)−3−メトキシ−3−
セフェム−4−カル?ンIl−ジフェニルメチルエステ
ル、 7β−(D−α−t−ffルオキシヵルがニルアミノ−
α−フェニルーアセチルアミノ)−3−メトキシ−3−
セフェム−4−カルがン酸またはその塩、 7β−(D−α−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−
α−(2−チェニル)−7セチルアミノ〕−3−メトキ
シ−3−セフェム−4−カルがン酸−シフェニルメチル
エステル、 7β−(D−α−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−
α−(1,4−シクロヘキサジェニル)−アセチルアミ
ノコ−3−メトキシ−3−セフェム−4−カルがン酸−
ジフェニルメチルエステル、7β−〔D−α−(1−シ
クロヘキセン−1−イル)−アセチルアミノコ−3−メ
トキシ−3−セフェム−4−カルがン酸またはその塩、
7β−[D−α−t−+”チルオキシカル?ニルアミノ
−α−(4−ヒドロキシフェニル)−アセチルアミノコ
−3−メトキシ−3−セフェム−4−カルeン酸−ジフ
ェニルメチルエステル、7β−(D−α−t−ブチルオ
キシカルがニルアミノ−α−(4−イソチアゾリル)−
アセチルアミノコ−3−メトキシ−3−セフェム−4−
カル?ンH−?フェニルメチルエステル、7β−(D−
α−t−ブチルオキシカル?ニルアミノ−α−フェニル
−アセチルアミノ)−3−メトキシカルブニルオキシ−
3−セフェム−4−カル?ン酸−ジフェニルメチルエス
テル、ならびに 相当するセフ−2−エム化合物、およびセフ−3−エム
化合物とセフ−2−エム化合物とから成る異性体混合物
、および相当するセフ−3−エム化合物の1−オキシド
以上、本発明の詳細な説明したが本発明の構成の具体例
を要約すれば次のようである。
(リ 式(Il)の原料として、R1がアミノ保護基R
4としてのアシル基Ac(この基中に存在する場合のあ
る遊離官能基は保護され℃いるこができる)であシ、R
7が水素原子であり、R2がノ・ロダン原子または式中
の基−C(=O)−といっしょにエステル化されたカル
がキシル基を形成しているエーテル化されたヒドロキシ
ル基でアシ、エステル化されたカルがキシル基−C(=
0)−R2中に存在する場合のある官能基祉保饅されて
いることができるものとし、R3が低級アルキル基また
はヒドロキシ保護基でありそしてYが基−8−84、式
中のいおう原子にチオ基−8−を介して結合している基
−802−R5または基−8−8o2−R5であるもの
を使う前記特許請求の範囲(1)に記載の方法。
(2) R2としてベンジルオキシ基、p−ニトロペン
ノルオキシ基またはジフェニルメトキシ基のような置換
されたもしくは未置換の1−フェニル低級アルコキシ基
、ハロダン置換されている場合のある低級アルコキシ基
例えばメトキシ基、α−位置で高度に分枝した低級アル
コキシ基例えばt−ブトキシ基、2−ハロゲン低級アル
コキシ基例えは2,2.2−)リクロルエトキシ基また
は塩素原子のようなハロゲン原子を使う前項(1ンに記
載の方法。
(3) R3としてメチル基のような低級アルキル基ま
たはトリメチルシリル基のような置換されたシリル基を
使う前記特許請求の範囲および前項(1)のいずれかに
記載の方法。
(4)Yとして、式 %式% (この式でR4は炭素原子を15個まで、好ましくは9
個までもつ置換されたししく1工未Vのめる芳香族複累
猿式基であって、この基は猿窒素原子少くとも1個と場
合によっては酸素またはいおう原子のような他の猿へテ
ロ原子1個とをもちそしてこの基はその婁窒素原子に2
1結合している環炭素原子において式中のチオ基−8−
に結合しているものとする) で示される基を使う前記特許請求の範囲(1)および前
項(りのいずれかに記載の方法。
(5) R4として1−メチル−イミダゾール−2−イ
ル基、1.3−チアゾール−2−イル基、1゜3.4−
チアジアゾール−2−イル基、1,3゜4.5−チアト
リアゾール−2−イル基、1.3−オキサゾール−2−
イル基、1,3.4−オキサジアゾール−2−イル基、
1,3,4.5−オキサトリアゾール−2−イル基、2
−キノリル基、1−メチル−ベンズイミダゾール−2−
イル基、ベンズオキサゾール−2−イル基、および殊に
ベンズチアゾール−2−イル基を使う前記特許請求の範
囲(1)および前項(り童たは(4)のいずれかに記載
の方法。
(6) R4として、炭素原子18個まで、好ましくは
10個までをもつ置換されていることのできる脂肪族、
脂環式、芳香脂肪族または芳香族のアシル基またはチオ
アシル基、例えばアセチル基やプロピオニル基のような
低級アルカノイル基、チオアセチル基やチオプロピオニ
ル基のような低級チオアルカノイル基、シクロヘキサン
カルブニル基のようなシクロアルカンカルボニル基、シ
クロヘキサンチオカルボニル基のようなシクロアルカン
チオカルブニル基、ベンゾイル基、チオベンゾイル基、
ナフチル力ルゲニル基、す7チルチオカルボニル基、複
素環式カルボニル基またはチオカルがニル基例えは2−
.3−4たれ4−ピリジルチルIニル基、2−または3
−テノイル基、2−また社3−フロイル基、2−13−
または4−ピリジルチオカルがニル基、2−ま夷は3−
チオテノイル基、2−または3−チオ70イル基、また
は置換基例えばメチル基のような低級アルキル基、ふっ
素原子や塩素原子のようなノ・ロダン原子、メトキシ基
のような低級アルコキシ基、フェニル基のようなアリー
ル基またはフェニルオキシ基のようなアリールオキシ基
によってモノ−tiはポリ置換された相当するアシル基
またはチオアシル基を使う前記特許請求の範囲(すおよ
び前項(1)の〜・ずれかに記載の方法。
(7) R4としてベンズチアゾール−2−イル基を使
う前記特許請求の範囲(1)および前項(1)、(4)
または(5)のいずれかに記載の方法。
(8) R4としてベンズオキサゾール−2−イル基を
使う前記特許請求の範囲(1)および前項(1)、(4
)または(5ンのいずれかに記載の方法。
(9)Yとして式 %式% (この式でR5は炭素原子18個まで、好ましくは10
個までをもつ置換されら屯しwfIJl=のある脂肪族
、脂環式、芳香脂肪族または芳香原炭4ヒ水素基である
) で示される基を使う前記特許請求の範囲(1)および前
項(1)のいずれかに記載の方法。
(10Yとして式 %式% (この式でR5は炭素原子18個まで、好ましくは10
個までをもつ置換され、fC彩区1言[Thのある脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族または芳香族炭化水素基である
) で示される基を使う前記特許請求の範囲(1)および前
項(1)のいずれかに記載の方法。
C1IR5として置換基例えばメトキシ基のような低級
アルコキシ基、ふっ素、塩素または臭素のようなハロゲ
ン原子、フェニル基のようなアリール基、フェニルオキ
シ基のようなアリールオキシ基によってモノ−またはポ
リ−置換されていることのできるアルキル基殊にメチル
基、エチル基またはブチル基のような低級アルキル基、
アリル基やゾテニル基のようなアルケニル基、シクロペ
ンチル基やシクロヘキシル基のようなシクロアルキル基
、または置換基すなわちメチル基のような低級アルキル
基、メトキシ基のような低級アルコキシ基、ふっ素、塩
素または臭素のようなハロゲン原子、フェニル基のよう
なアリール基、フェニルオキシ基のようなアリールオキ
シ基またはニトロ基によってモノ−またはポリ−置換さ
れていることのできるナフチル基または殊にフェニル基
、例えはフェニル基、o−lm−または好ましくはp−
トリル基、0−lm−または好ましくはp−メトキシフ
ェニル基、o−lm−またはp−クロルフェニル基、p
−ビフェニリル基、p−フェノキシフェニル基、p−ニ
トロフェニル基ろるいは1−または2−ナフチル基を使
う前記特許請求の範囲(すおよび前項(す、(9)また
は0りのいずれかに記載の方法。
(2)Yとして、基−8O2−R5(R5紘フェニル基
、p−)リル基、p−メトキシフェニル基またはp−ニ
トロフェニル基とする)を使う前記特許請求の範囲(1
)および前項(1)(9)〜αカのいずれかに記載の方
法O α→ 塩基として23J式アミンを使う前記特許請求の
範囲(1)および前項(1)〜(6)のいずれかに記載
の方法。
(14塩基4L”CI 、 5−シフfヒシ/C1(4
3.0〕ノナ−5−エンまたは1.5−ジアザビシクロ
[5,4,0)ノナ−5−エンのようなジアゾビシクロ
アルケンを使う前記特許請求の範囲(りおよび前項(1
)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(イ)塩基としてテトラメチルグアニジンのような置換
例えは低級アルキル基でポリ置換されたグアニジンまた
はトリエチルアミンのようなトリ低級アルキルアミンを
使う前記特許請求の範囲(りおよび前項(υ〜(6)の
いずれかに記載の方法。
q・ 得られた化合物においてヒドロキシ保獲基R3を
分裂して水素原子で置換する前記特許請求の範囲(1)
および前項(す〜αQのいずれかに記載の方法。
αη 2−オキサ−または2−チア−脂肪族または一脂
環式炭化水素基R6を酸性加水分解によシそしてシリル
基またはスタニル基R5を加水分解、アルコーリシスま
たはアシドリシスによル分裂する前項αQに記載の方法
(11R,が水素原子である得られた化合物をエーテル
化してR3が低級アルキル基である化合物に変える前記
特許請求の範囲(すおよび前項(す〜αカのいずれかに
記載の方法。
01 R,が水素原子である得られた化合物をエーテル
化してR3がメチル基である化合物に変える前記特許請
求の範囲(りおよび前項(1)〜四のいずれかに記載の
方法。
■ ジアゾメタンの工うなジアゾ低級アルカ/R,+ 
N2でエーテル化する前項O榎または(至)に記載の方
法。
シυ 低級アルカノールR,−0)Iの反応性エステル
で処理してエーテル化する前項014たはα場に記載の
方法。
@R7またはR1がアシル基である得られた化合物にお
いて、これを例えはイミドノ・ライド形成剤で処理し、
生成したイミドノ1ライドをアルコールと反応させそし
て生成したイミノエーテルを分裂させて、アミル基を水
素原子で置換する前記特許請求の範囲(1)および前項
(1)〜Q)のいずれかに記載の方法。
(2)得られた化合物におい【遊離アミン基を保護例え
はアシル化する前記特許請求の範囲(1)および前項(
1)〜に)のいずれかに記載の方法。
(ハ)原料または得られた化合物において当該反応に関
与しない遊離官能基を一時的に保護しそして反応後に所
望ならば遊離させる前記特許請求の範囲(1ンおよび前
項(1)〜勾のいずれかに記載の方法。
(ハ)得られた化合物において、保護されたカルブキシ
ル基−C(=O)−R2をアルカリ性または酸性加水分
解、アルコーリシスまたはアシドリシスによってまたは
化学的還元剤で処理するかまたは光照射によって遊離カ
ル?キシル基に変える前記特許請求の範囲(りお↓び前
項(1)〜(ハ)のいずれかに記載の方法。
(ハ)得られた式(IB)の化合物、また線式(IB)
の化合物と式(IA)の化合物との混合物を式(IA)
の化合物の1−オキシドに変える前記特許請求の範囲(
1)および前項(υ〜(ハ)のいずれかに記載の方法。
■ 得られた式(IA)の化合物の1−オキシドを還元
して式(IA)の化合物となす前記特許請求の範囲(1
)および前項(υ〜に)のいずれかに記載の方法。
弼 中間体として得られた化合物を原料として使いそし
て残シの工程段階を行うかまたは工程を任意段階で中断
する前記特許請求の範囲(1)および前項(す〜■のい
ずれかに記載の方法。
に)原料を誘導体の形で使うかまたは当該反応中に生成
させる前記特許請求の範囲(1)および前項(υ〜(ハ
)のいずれかに記載の方法。
OIR,が水素原子または6β−アミノ−ペナム−3−
カルがン酸化合物または7β−アミノ−3−セフェム−
4−カルボン酸化合物の醗酵的にまたは生合成、半合成
または全合成的に製造できる換されている場合のあるア
ルコキシ基、アシルオキシ基、トリ低級アルキルシリル
オキシ基または置換されている場合のあるアミノ基また
はヒドラジノ基でちりモしてR3が水素原子、低級アル
キル基またはヒドロキシ保護基である式([A)の3−
セフェム化合物またはその1−オキシド、あるいは式(
IB)の相幽する2−セフェム化合物、または塩形成基
をもつこれら化合物の塩を作る前記特許請求の範囲(1
ンおよび前項(1)〜■のいずれかに記載の方法。
01) R〒が水素原子、6β−アミノ−ペナム−3−
カルがン酸化合物または7β−アミノ−3−セフェム−
4−カルがン酸化合物の醗酵また社主合成によシ製造で
きるN−アシル酵導体中に存在するアシル基、または6
β−アミノ−ペナム−3−カルボン酸化合物または7β
−アミノ−3−セフェム−4−カルボン酸化合物の高活
性N−7シル誘導体中に存在するアシル基でL?、R4
が水素原子であシ、R2がヒドロキシル基、低級アルコ
キシ基、2−ハロゲン低級アルコキシ基、フェナシルオ
キシ基、低級アルコキシ置換またはニトロ置換されてい
ることのできる7:t、ニル基1〜3個をもつ1−フェ
ニル低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシメトキ
シ基、低級アルコキシ力ルポニル・オキシ基または低級
アルカノイルオキシ基で69そしてR3が水素原子、低
級アルキル基またはヒドロキシ保護基であるか、または
R2とRsとが上記の意味をもちモしてR1とR4とが
その両方で置換されている場合のあるフェニル基で2−
位置が置換されている1−オキソ−3−アザ−1,4−
ブチレン基(これは4−位置に低級アルキル基2個をも
っていることができる)である式(IA)の3−セフェ
ム化合物またはその1−オキシド、式(IB)の相当す
る2−セフェム化合物また紘塩形成塩をもつこれら化合
物の塩を作る前記特許請求の範囲(1)および前項(1
)〜に)のいずれかに記載の方法O O■ R1とR1とが前項0すで与えた意味をもち、R
2がヒドロキシル基、低級アルコキシ基、2−ハロゲン
低級アルコキシ基、フェナシルオキシ基、低級アルコキ
シ置換またはニトロ置換されていることのできるフェニ
ル基1〜3個をもつ1−フェニル低級アルコキシ基、低
級アルカノイルオキシメトキシ基、α−アミノ低級アル
カノイルオキシメトキシ基、低級アルコキシカルブニル
オキシ基または低級アルカノイルオキシ基で1そしてR
3が低級アルキル基またはトリ低級アルキルシリル基の
ようなヒドロキシ保!!革であるか、またはR2b とB、とが上記の意味をもちモしてR1とR1とがその
両方で置換されている場合のあるフェニル基で2−位置
が置換されている1−オキソ−3−アザ−1,4−ブチ
レン基(これは4−位置に低級アルキル基2個をもって
いることができる)である式CIA)の3−セフェム化
合物またはその1−オキシド、式(IB)の相当する2
−セフェム化合物または塩形成基をもつこれら化合物の
塩を作る前記特許請求の範囲(すおよび前記(1)〜0
)のいずれかに記載の方法。
(イ) R4とR2とR3とが前項(イ)で与えた意味
をもちモしてR?が水素原子または式 〔この式でnはOであシそしてRIは水素原子または置
換されたもしくは未置換の脂環式または芳香族炭化水素
基、置換されたもしくは未置換のそして好ましくは芳香
族性をもつ複素環式基、官能的に変形例えはエステル化
またはエーテル化されているヒドロキシル基またはメル
カプト基あるいは置換されたもしくは未置換のアミノ基
であるか、またはnは1であり、R1は水素原子または
置換されたもしくは未置換の脂肪族、脂環式、脂環−脂
肪族、芳香族または芳香脂肪族の炭化水素基、その複素
環式基が好ましくは芳香族性をもちそして(または)第
4級窒素原子をもっている置換されたもしくは未置換の
複素環式基または複素環−脂肪族基、官能的に変形(好
ましくはエーテル化またはエステル化)されている場合
のあるヒドロキシル基またはメルカプト基、官能的に変
形されている場合のあるカルボキシル基、アシル基、置
換されたもしくは未置換のアミノ基またはアチド基であ
りそい基、…とRmトが1、ずれも水素原子アあるか、
またはnは1であり、RIは置換されたもしくは未置換
の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、I芳香族゛または芳
香脂肪族の炭化水素基またはその複素環式基が好ましく
は芳香族性を有する置換されたもしくは未置換の複素環
式または複素環−脂肪族基でアシ、R■は官能的に変形
例えはエステル化またはエーテル化されている場合のあ
るとドロキシル基またはメルカプト基、例えはハロゲン
原子、置換されたもしくは未置換のアミノ基、官能的に
変形されている場合のあるカルボキシル基またはスルホ
基、0−モノ置換またはo 、 o’−ジ置換されたわ
V:、1まキ1喪のあるホスホノ基またはアチド基でち
ゃそしてR1は水素原子であるか、またはれは1でsb
、基BIとR■とがそれぞれ官能的に変形(好ましくは
エーテル化またはエステル化)されたヒドロキシル基ま
たは官能的に変形されている場合のあるカルボキシル基
でありそしてRIIIは水素原子であるか、またはnは
1でちゃ、Rは水素原子または置換されたもしくは未置
換の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族亥たは芳香
脂肪族の炭化水素基でl)モしてRIl、!:Rnlと
はその両方で置換されたもしくは未置換のそして2重結
合によって式中の炭素原子と結合している脂肪族、脂環
式、脂環−脂肪族または芳香脂肪族の炭化水素基である
か、またはnは1であり、RIは置換されたもしくは未
置換の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳
香脂肪族の炭化水素基またはその複素環式基が好ましく
は芳香族性を有する置換されたもしくは未置換の複素環
式または複素環−脂肪族基であり、nn u *換され
たもしくは未置換の脂肪族、脂環式、脂環−脂肪族、芳
香族または芳香脂肪族の炭化水素基であシそしてfLI
Ilは水素原子または置換されたもしくは未置換の脂肪
族、脂環式、脂環−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族の
炭化水素基である〕 で示される基であるか、またはR2とR3とが前にb 与えた意味をもちそしてR1とR4とがその両方で、置
換されたもしくは未置換のフェニル基を2−位置にもち
そして4−位置に低級アルキル基2個をもっていること
のできる1−オキソ−3−アザ−1,4−ブチレン基で
ある式(IA)の3−セフェム化合物またはその1−オ
キシド、式(IB)の相当する2−セフェム化合物また
は塩形成基をもつこれら化合物を作る前記特許請求の範
囲(1)お工び前項(υ〜0埠のいずれかに記載の方法
04R1が水X原子であシ、R↑が水素原子、式%式%
() (この式でR1はフェニル基、ヒドロキシフェニル基、
ヒドロキシ−クロルフェニル基、チェニル基、ピリジル
基、アミンピリジニウム基、フリル基、イソチアジル基
、テトラゾリル基または1.4−シクロへキサジェニル
基であって、これらの基にあるヒドロキシル基はアシル
基で保護されていることができるものとし、Xは酸素ま
たはいおう原子でおシ、mはOまたは1であシそしてR
1は水素原子またはmがOである場合には保護されてい
ることもできるアミノ基、カルがキシ千基、スルホ基ま
九はヒドロキシル基、〇−低級アルキルホスホノ基また
は0,0′−ジ低級アルキルホスホノ基でめる) で示されるアシル基または5−アミノ−5−カルデキシ
ーパレリル基(そのアミノ基およびカルボキシル基は場
合によシ保腹されていることができる)であシそしてR
2とR5とが前項0″4で与えた意味をもつ式(IA)
 tたは(IB)の3−または2−セフェム化合物また
紘塩形成基をもつこれら化合物の塩を作る前記特許請求
の範囲(1)および前項(1)〜に)のいずれかに記載
の方法。
(イ) R↑が水素原子または式(J3)のアシル基(
この式で81はフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基
のようなヒドロキシフェニル基、2−または3−チェニ
ル基のようなチェニル基、4−インチアゾリル基または
1,4−シクロヘキサジェニル基ま7’ji!1.4−
シクロヘキサジェニル基であシ、Xは酸素原子であシ、
mは0または1でめりそしてR1は水素原子tたはmが
Oの場合にはアミノ基、アシルアミノ基の工うな保議さ
れたアミノ基例えはt−プトキシカルメニルアミノ基の
ようなα−位tで高度に分枝した低級アルコキシカルゲ
ニルアミノ基、2,2.2−トリクロルエトキシカルゲ
ニルアミノ基、2−ヨードエトキシカルブニルアミノ基
または2−プロムエトキシ力ルゲニルアミノ基のような
2−ハロダン低級アルコキシカルゴニルアミノ基、低級
アルコキシ置換またはニトロ置換されていることのでき
るフェニル低級アルコキシカル?ニルアミノ基例えば4
−メトキシベンジルオキシカルがニルアミノ基、ヒドロ
キシル基、保護されたヒドロキシル基例えばアシルオキ
シ基例えばt−ブトキンカル?ニルオキ7基のよりなα
−位置で高度に分枝した低級アルコキシカルブニルオキ
シ基、2,2.2−トリクロルエトキシカルゲニルオキ
シ基、2−ヨードエトキシカルがニルオキシ基または2
−ブロムエトキシカルゲニルオキシ基のような2−)・
ロダン低級アルコキシカルがニルオキシ基、tfcはホ
ルミルオキシ基である)または5−アミノ−5−カルブ
キシ−バレリル基(そのアミノ基およびカルブキシル基
は保護されていることもでき、例えばアシルアミノ基例
えばアセチルアミノ基のような低級アルカノイルアミノ
基、ジクロルアセチルアミノ基のようなハロダン低級ア
ルカノイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基またはフタロ
イルアミノ基として、ならびにエステル化されたカルが
キシル基例えばジフェニルメトキシカルボニル基のよウ
ナフェニル低級アルコキシカルがニル基としであること
もできる)であり′、Raがフェニル基またはヒドロキ
シフェニル基である場合にはmは好ましくは1であり、
R1は水素原子であり、R2がヒドロキシル基、2−位
置でハロゲン(例えば塩素、臭素またはよう素)置換さ
れている場合のある低級アルコキシ基殊にα−位置で高
度に分枝した低級アルコキシ基例えばt−ブトキシ基ま
たは2,2.2−トリクロルエトキシ基、2−ヨードエ
トキシ基または2−ブロムエトキシ基のような2−ハロ
ゲン低級アルコキシ基、低級アルコキシ(例えばメトキ
シ)置換されていることのできるジフェニルメトキシ基
例えばジフェニルメトキシ基または4゜4′−ジメトキ
シジフェニルメトキシ基、p−ニトロベンジルオキシ基
またはトリメチルシリルオキシ基のようなトリ低級アル
キルシリル基であシ、そしてR5が水素原子、低級アル
キル基殊にメチル基またはトリ低級アルキルシリル基で
ある式(IA)の3−セフェム化合物またはその1−オ
キシド、式(IB)の相当する2−セフェム化合物また
は塩形成基をもつこれら化合物の塩を作る前記特許請求
の範囲(1)および前項(υ〜(ロ)のいずれかに記載
の方法。
(2) 7β−(D−α−アミノ−α−R1−アセチル
アミノ)−3−低級アルコキシ−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(R,Lはフェニル基、4−ヒドロキシフェニ
ル基、2−チェニル基または1.4−ジクロヘキサジェ
ニル基で1そして低級アルコキシは炭素原子を4個まで
もつものとする)またはその分子内塩を作る前記特許請
求の範囲(1)および前項(1)〜(ハ)のいずれかに
記載の方法。
(ロ) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−3−エム−4−カルピン酸−p−ニトロベンジ
ルエステルを作る前記特許請求の範囲(1)および前項
(す〜(2)のいずれかに記載の方法。
(至) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−2−エム−4−カルーーン酸−p−二トロペン
ジルエステルを作る前記特許請求の範囲(1)および前
項(12〜(2)のいずれかに記載の方法。
OI 7β−フェノキシアセトアミド−3−ヒドロキシ
−セフ−3−エム−4−カルボン酸−ジフェニルメチル
エステルを作る前記特許請求の範囲(りおよび前項(1
)〜(2)のいずれかに記載の方法。
(6) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−3−エム−4−カルゲン酸−ジフェニルメチル
エステルを作る前記特許請求の範囲(りまたは前項(1
)〜(至)に記載の方法。
0υ 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−
セフ−2−エム−4−カルzy酸−ジフェニルメチルエ
ステルを作る前記特許請求の範囲(すまたは前項(1)
〜(2)に記載の方法。
(427β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−
セフ−3−エム−4−カルゲン酸−ジフェニルメチルエ
ステル−1−オキシドを作る前記特許請求の範囲(1)
または前項(1)〜(2)に記載の方法。
037β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ−セ
フ−3−エム−4−カルピン酸−2,2゜2−トリクロ
ルエチルエステルを作る前記特許請求の範囲(υまたは
前項(υ〜(2)に記載の方法。
(44) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキ
シ−セフ−2−エム−4−カルビン酸−2,2゜2−ト
リクロルエチルエステルを作る前記特許請求の範囲(1
)または前項(1)〜(至)に記載の方法。
(ハ) 7β−フェノキシアセトアミド−3−メトキシ
−セフ−2−エム−4−カルピン酸−1−ゾチルエステ
ルを作る前記特許請求の範囲(りまたは前項(1)〜0
!9に記載の方法。
@e 3−メトキシ−7β−フェニルアセチルアミノー
3−セフェム−4−カルピン酸またはその塩を作る前記
特許請求の範囲(すまたは前項(υ〜(至)に記載の方
法。
Oη 3−メトキシ−7β−(D−α−t−ブトキシカ
ルがニルアミノ−α−フェニルアセチルアミノ)−3−
セフェム−4−カル一ン酸−ジフェニルメチルエステル
を作る前記特許請求の範囲または前項(1)〜(ロ)に
記載の方法。
囮 3−メトキシ−7β−(D−α−フェニルグリシル
アミノ)−3−セフェム−4−カルボン酸またはその塩
を作る前記特許請求の範囲(1)または前項(1)〜(
2)に記載の方法。
t41 3−メトキシ−7β−(D−α−フェニルグリ
シルアミン)−3−セフェム−4−カルボン酸の分子内
塩を作る前記特許請求の範囲(1)または前項(υ〜(
2)に記載の方法。
513−n−ブチルオキシ−7β−(D−α−フェニル
グリシルアミノ)−3−セフェム−4−カルボン酸また
はその塩を作る前記特許請求の範囲(1)または前項(
1)〜(至)に記載の方法。
I5υ 7β−アミノ−3−メトキシ−3−セフェム−
4−カルボン酸−ジフェニルメチルエステルまたはその
塩を作る前記特許請求の範囲(1)または前項(1)〜
(ト)に記載の方法。
l527β−〔D−α−アミノ−α−(2−チェニル)
−アセチルアミノコ−3−メトキシ−3−セフェム−4
−カルボン酸またはその塩を作る前記特許請求の範囲(
1)または前項(1)〜(ト)に記載の方法。
[7β−〔D−α−アミノ−α−(ヒドロキシフェニル
)−アセチルアミノコ−3−メトキシ−3−セフェム−
4−カルボン酸またはその塩を作る前記特許請求の範囲
(1)または前項(1)〜(2)に記載の方法。
ei荀 3−エトキシ−7β−(D−α−フェニルグリ
シルアミノ)−3−セフェム−4−カルボン酸またはそ
の塩を作る前記特許請求の範囲(1)または前項(1)
〜競に記載の鳩 6暖3−ペンツルオキシ−7β−(D−α−フェニルグ
リシルアミン)−3−セフェム−4−カルボン酸または
その塩を作る前記特許請求の範囲(りまたは前項(υ〜
(2)に記載の方法。
FIE97β−〔D−α−アミノ−α−(1,4−シク
ロヘキサジェニル)−アセチルアミノコ−3−メトキシ
−3−セフェム−4−力J!/カン酸またはその塩を作
る前記特許請求の範囲(1)または前項(1)〜(ロ)
に記載の方法。
6η 7β−アミノ−3−メトキシ−3−セフェム−4
−カルがン酸またはその塩を作る前記特許請求の範囲(
1)および前項(1)〜輪のいずれかに記載の方法。
(ト) 7β−(5−ベンゾイルアミノ−5−ジフェニ
ルメトキシカルデニルーパレリルアミノ)−3−メトキ
シ−3−セフェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエ
ステルを作る前記特許請求の範囲(1)および前項(1
)〜(ハ)のいずれかに記載の方法。
6I 前記特許請求の範囲(1)に記載の化合物を作る
ための実施例1〜13に記載の方法。
−式(10におけるYが基−8−R4であシ、R1が水
素原子またはアミノ保護基R4であシそしてR2が水素
原子またはアシル基AcであるかまたはR↑とR4とが
その両方で2価のアミノ保護基を表わし、R2が式中の
基−C(=O)−といっしょに保農されたカルブキシル
基を形成している基であり、R:が低級アルキル基また
はヒドロキシ保護基で1)そしてR4が前項(4)〜(
8)で与えた意味をもつ化合物をスルフィン酸H8O□
−R5の存在下で塩基で処理する前記特許請求の範囲(
1)および前項(1)〜(8)または(2)〜岐のいず
れかに記載の方法。
11) R4としてベンズチアゾール−2−イル基を使
う前項−に記載の方法。
12 R5としてフェニル基、P−)リル基、0−また
はp−メトキシフェニル基またはp−ニトロフェニル基
を使う前項−または旬に記載の方法。
關 塩基として29式アミンを使う前項1tl−13に
記載の方法。
(財)塩基として1,5−ジアザビシクロ〔4゜3.0
〕ノナ−5−エンまたは1,5−ジアザビシクロ(5,
4,0)ノナ−5−エンを使う前項−〜−に記載の方法
(へ)前記特許請求の範囲(1)に記載の化合物を作る
ための実施例6.51.511.5ai、 5bj 、
 5c。
5dおよび14〜18に記載の方法。
@ R1が式(B)のアシル基でありて、この式中のR
1が1−シクロヘキセニル基である式(IA)の3−セ
フェム化合物を作る前記特許請求の範囲(1)および前
項(1)〜OIまたは−〜(へ)のいずれかに記載の方
法。
旬 前記特許請求の範囲に記載の化合物を作るための実
施例1.41、s iii、5 b iii、5ei、
19および20に記載の方法。
Qil R3が容易に分裂できる置換され【いる場合の
あるα−フェニル低級アルキル基である式(IA)の化
合物マタはその1−オキシド、式(IB)の化合物また
は塩形成基をもつこれら化合物の塩を作る前記特許請求
の範囲(1)および前項(υ〜(ロ)、■、(2)〜(
ロ)、−1(へ)または旬のいずれかに記載の方法。
II R3が置換されている場合のあるベンジル基また
はジフェニルメチル基である前項−に記載の方法。
σQ 前記特許請求の範囲(りに記載の化合物を作るた
めの実施例51v、21.22および23に記載の方法
συ 2−[4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3
−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−メチレンKA酸−p−ニトロベンジルエステ
ル、2−(4−(P−トルエンスルホニルチオ)−3−
フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−
イル〕−3−メチレン酪酸ジフェニルメチルエステル、
2−(4,−(p−トルエンスルホニルチオ)−3−(
D−α−1−ブトキシカル?ニルアミノーα−フェニル
アセトアミド)−2−オキソアゼチジン−1−イk〕−
3−メfレン酪酸ゾフェニルメチルエステ#t7’cハ
2− (4−(P −)ルエンスルホニルチオ) −3
−、フェニルアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1
−イル〕−3−メチレン酪酸ゾフェニルメチルエステル
を作る前記特許請求の範囲(2)に記載の方法。
σり メチレン基をオゾンで酸化分裂しそして中間体と
して得られる式 〔この式で81 は水素原子またはアミノ保護基R1で
あシそしてR1は水素原子またはアシル基Acでるかま
たはこれらR1とR1とはその両方で2価のアミノ保護
基を表わし、R2は式中の基−C(=O)−といっしょ
に保護されたカル?キシル基を形成している基であシそ
してYは分裂可能な基である〕で表わされるオシニドに
おいて、Yが式(この式でR4は炭素原子を15個まで
、好ましくは9個までもつ置換されたもしくは未置換の
芳香族被素猿式基であって、この基は猿窒素原子少くと
も1個と場合によっては酸素またはいおう原子のような
他の環へテロ原子1個とをもちそしてこの基はその環蟹
素原子に2重結合している環炭素原子において式中のチ
オ基−8−に結合しているものとし、またはR4は炭素
原子を18個までもつ置換されたもしくは未置換の脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族または芳香族アシル基またはチ
オアシル基である) で表わされる基である場合に所要ならば基−8−R4を
基−8O□−R5または−8−8o2−R5(この式で
R5は炭#i原子18個までをもつ置換されたもしくは
未置換の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族または芳香族炭化
水素基である)に変えそして得られた式(V)のオシニ
ドを還元分裂する前記特許請求の範囲(3)に記載の方
法。
σl 2−[:4−(p−トルエンスルホニルチオン−
3−〕〕王ツキジアセトアミドー2−オキソアゼチジン
1−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸−p−ニトロベ
ンジルエステルを作る前記特許請求の範囲(3)または
前項CI4に記載の方法。
CIIJ 2− (4+−(p−トルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステルを作る前記特許請求の範囲(3)ま
たは前項σ2に記載の方法。
σ暖 2−[:4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルツー3−ヒドロキシクロ)7酸−ジフェ
ニルメチルエステルを作る前記特許請求の範囲(3)ま
たは前項6りに記載の方法。
(/(i12−[:4−(ベンズチアゾール−2−イル
ジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソア
ゼチジン−1−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸−2
,2,2−)リクロルエチルエステルを作る前記特許請
求の範囲(3)または前項σ4に記載の方法。
(/7) 2−(:4−(p−)ルエンスルホニルチオ
ン−3−(D−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−α
−フェニルアセトアミド)−2−オキソアゼチジン−1
−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチ
ルエステルを作る前記特許請求の範囲(3)または前項
@に記載の方法。
σ榎 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチオ)−3
−フェニルアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−
イルクー3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニルメチル
エステルを作る前記特許請求の範囲(3ンまたは前項υ
4に記載の方法。
(l鳴 2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−ヒドロキシクロトン酸メチルエ
ステルを作る前記特許請求の範囲(3)ま゛たは前項(
112に記載の方法。
■ 2−(4−(ベンズオキサゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセドアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イルクー3−ヒドロキシクロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルを作る前記特許請求の範囲(3)また
は前項CIりに記載の方法。
侶υ 基R3に相当するジアゾ低級アルカンでエーテル
化する前記特許請求の範囲(4)に記載の方法。
■ ジアゾメタンを使う前記特許請求の範囲(4)およ
び前項部υのいずれかに記載の方法。
013 R,に相当する置換されたもしくは未置換のα
−フェニルジアゾ低級アルカンでエーテル化スる前記特
許請求の範囲(4)に記載の方法。
(財)フェニル−またはジフェニル−ジアゾメタンを使
う前記特許請求の範囲(4)および前項−のいずれかに
記載の方法。
(へ)アルコールR3−OHの反応性工そチルでエーテ
ル化する前記特許請求の範囲(4)に記載の方法。
輸 硫酸ジ低級アルキルを使う前記特許請求の範囲(4
)および前項−のいずれかに記載の方法。
侶η 硫酸ジメチルを使う前記特許請求の範囲(4ンお
よび前項1851または弼のいずれかに記載の方法。
岐 α−フェニル低級アルカノールの反応性エステルを
使う前記特許請求の範囲(4)および前項(ハ)のいず
れかに記載の方法。
181 ハロゲン化ベンジルまたはジフェニルメチルハ
ライドを使う前記特許請求の範囲(4)および前項@!
9または−のいずれかに記載の方法。
翰 相移動型触媒を使ってエーテル化反応を促進する前
記特許請求の範囲(4)および前項部υ〜−のいずれか
に記載の方法。
elD 2−(4−(p−)ルzンスルホニルチオンー
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアセチノン−
1−イル〕−3−メトキシ−クロトン酸−p−ニトロベ
ンジルエステル、2−[4−(p−トルエンスルホニル
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イル]−3−メトキシイソクロトン酸−p
−ニトロベンジルエステルまたはそれらの異性体混合物
を作る前記特許請求の範囲(4)に記載の方法。
■ 2−[4−(P−)ルエンスルホニルチオ)−3−
フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−1−
イル)−3−)リメチルシリルオキシークロトン酸−ジ
フェニルメチルエステル、2−[4−(p−トルエンス
ルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オ
キソアゼチジン−1−イル]−3−)リメチルシリルオ
キシイソクシトン酸−ジフェニルメチルエステルまたは
それらの異性体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)
に記載の方法。
(財) 2−(4−(P−)ルエンスルポニルチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル〕−3−メトキシークロトン酸−ジフェニルメ
チルエステル、2−[4−(p−トルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メトキシイソクロトン酵−ジフ
ェニルメチルエステルまたはそれらの異性体混合物を作
る前記特許請求の範囲(4)に記載ρ方法。
(9412−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステル、2−(4−(ベンズチアゾール−
2−イルジチオ)−3←フェノキシアセトアミド−2−
オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシイソクロ
トン酸−ジフェニルメチルエステルまたはそれらの異性
体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)に記載の方法
輸 2−(:4− (ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルクー3−メトキシ−クロトンg−2,2
,2−トリクロルエチルエステル、2−(4−(ベンズ
チアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メト
キシインクロトン[−2,2,2−トリクロルエチルエ
ステルまたはそれらの異性体混合物を作る前記特許請求
の範囲(4)に記載の方法。
(2) 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチ、+)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−2,2,2
−)ジクロルエチルエステル、2−(4−(p−)ルエ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イルツー3−メトキシインク
ロトン酸−2゜2 、2− ) IJジクロルチルエス
テルまたはそれらの異性体混合物を作る前記特許請求の
範囲(4)に記載の方法。
17)2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジ
ン−1−イル)−3−)リメチルシリルオキシークロト
ン酸−・ジフェニルメチルエステル、2−(4−(ベン
ズチアゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキシアセ
トアミド−2−オキソアゼチジン−1−イル)−3−)
リメチルシリルオキシイソクロトン酸−ジフェニルメチ
ルエステルまたはそれらの異性体混合物舎作る前記特許
請求の範囲(4)に記載の方法。
輸 2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−クロライド
、2−〔4−(ベンズチアゾール−2−イルジチオ)−
3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン−
1−イル〕−3−メトキシインクロトン酸クロライドま
たはそれらの異性体混合物を作る前記特許請求の範囲(
4)に記載の方法。
(イ) 2−[4−(p−ニトロベンゼンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル〕−3−メトキシ−クロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステル、 2−[4−(p−ニトロベンゼ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシインク
四トン酸−ジフェニルメチルエステルまたはそれらの異
性体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)に記載の方
法。
0012−(4−(p−メトキシベンゼンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチ
ジン−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステル、2−(4−(p−メトキシベンゼ
ンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2
−オキソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシイソク
ロトン酸−ジフェニルメチルエステルまたはそれらの異
性体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)に記載の方
法。
(101) 2− (4−(ベンゼンスルホニルチオ)
−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼチジン
−1−イルクー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェニル
メチルエステル、2−(4−(ベンゼンスルホニルチオ
)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアセチノ
ン−1−イル〕−3−メトキシイソクロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステルまたはそれらの異性体混合物を作る
前記特許請求の範囲(4)に記載の方法。
(102) 2− (4−(o−メトキシベンゼンスル
ホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシ−りoトンr
R−Jフェニルメチルエステル、2−(4−(o−メ)
*シベンゼンスルホニルチオ)−3−フェノキシアセト
アミド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー3−メト
キシイソクロトン酸−ジフェニルメチルエステルまた社
それらの異性体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)
に記載の方法0 (103) 2− (4−(o−メトキシベンゼンスル
ホニルチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアゼチジン−1−イル〕−3−メトキシーインクロト
ン酸または相当するインクロトン酸クロライドを作る前
記特許請求の範a(4)に記載の方法。
(104) 2− (4−Cp −、)ルエンスルホニ
ルチオ)−3−(D−α−t−ブトキシカル?ニルアミ
ノ−α−フェニルアセトアミド)−2−オキダアゼチジ
ンー1−イル〕−3−メトキシ−クロトン酸−ジフェニ
ルメチルエステルを作る前記叫許請求の範囲(4)に記
載の方法。
(105) 2− (4−・(p−)ルエンスルホニル
チオ)−3−フェニルアセトアミドー2−オキソアゼチ
ジン−1−イルツー3−メトキシ−クロトン酸−ジフェ
ニルメチルエステル、2−[4−(p−トルエンスルホ
ニルチオ)−3−フェニルアセトアミドー2−オキソア
ゼチジン−1−イルクー3−メトキシイソクロトン酸−
ジフェニルメチルエステルま′fc轄それらの異性体混
合物を作る前記特許請求の範囲(4)に記載の方法。
(106)2−[4−(ベンズチアゾール−2−イルジ
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イル〕−3−メトキシクロトン酸メチルエ
ステル、2−(4−(ベンズチアゾール−2−イルジチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキシアゼチ
ンーl−イル〕−3−メトキシインクロトン酸メチルエ
ステルまたはそれらの異性体混合物を作る前記特許請求
の範囲(4)に記載の方法。
(107) 2− (4−(p −)ルエンスルホニル
チオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアゼ
チジン−1−イルツー3−メトキシ−クロトン酸−メチ
ルエステル、 2−(4−(p−)ルエンスルホニルチ
オ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキソアセチ
ノン−1−イk〕−3−メトキシインクロトン酸メチル
エステルまfCハそれらの異性体混合物を作る前記特許
請求の@W(4)に記載の方法。
(108) 2− [4−(ベンズオキサゾール−2−
イルジチオ)−3−フェノキシアセトアミド−2−オキ
ソアセチノン−1−イル〕−3−メトキシ−クロトン酸
−ジフェニルメチルエステル、2−〔4−(ベンズオキ
サゾール−2−イルジチオ)−3−フェノキアセトアミ
ド−2−オキソアゼチジン−1−イルクー3−メトキシ
イソクロトン酸−ジフェニルメチルエステルまたはそれ
らの異性体混合物を作る前記特許請求の範囲(4)に記
載の方法。
以下余白 第1頁の続き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(IVb )または(IVc) 〔式中、畔が水素原子もしくはアミノ保護基uFであり
    且つR1が水素原子もしくはアシル基Acであるかまた
    はR4とR1とが一緒になって2価のアミノ保諜基を表
    わし、R:は式中のカルボニル基−C(=0 )−と−
    緒になって保護されたカルボキシル基を形成する基であ
    シ、セしてYは硫黄原子によってチオ基−8−に結合し
    ている式−8o、−R5または−8−802−R5の基
    を表わし、該R5は炭素数18以下の置換されたもしく
    は未置換の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族もしくは芳香族
    炭化水素基°を・表わす〕 の化合物またはそれらの塩の製造方法であって、(R1
    式(m) 〔式中、 R3,R1及びR夕は前述の意味を有する〕 の化合物を弐H3O2−R5のスルフィン酸、式N: 
    C−8o2−R5のスルホニルシアナイドまたは弐H−
    8−802−R5のチオスルホン酸〔これらの式中、R
    5は前述の意味を有する〕と反応せしめ、または (bl 式(IVa ) 以下余白 〔式中、R、R1?及びRiは前述の意味を有し。 セしてR4は15個以下、好ましくは9個以下の炭素原
    子ならびに少なくとも1個の環窒素原子及び場合によっ
    てはさらに1個の酸素もしくは硫黄のような環へテロ原
    子を有する置換されたもしくは未置換の芳香族複素環式
    基(該芳香族複素環式基は、二重結合によって環窒素原
    子に結合した環炭素原子の1つによってチオ基−8−に
    結合する)であるか、またはR4は炭素数18以下の置
    換されたもしくは未置換族の脂肪族、脂環式、芳香脂肪
    族もしくは芳香族アシルもしくはチオアシル基を表わす
    〕 の化合物を式M”(−8o2−R5)nのスルフィン酸
    の重金属塩または式M”(−8−802−R5)nのチ
    オスルホン酸の重金属塩〔これらの式中、R5は前述の
    意味を有し1Mは重金属陽イオンであり、そしてnは紋
    ゛iイ′オンの原子価である〕と反応せしめ、そして 所望ならば、式(lVb ’)もしくは(lVc )の
    得られた化合物において式−〇(=o)−吋の保護され
    たカル?キシル基を別の保護されたカルメキシル基に変
    換し、そして/または 所望ならば、得られた化合物を、最終生成物の定義の範
    囲内で別の化合物に変換し、そして/または 所望ならば、塩形成基を有する得られた化合物を塩に変
    換し、または得られた塩を遊離化合物もしくは別の塩に
    変換し、そして/または所望ならば、得られた異性体混
    合物を個々の異性体に分離する ことを特徴とする製造方法。 2、式(Vl) 以下余白 〔式中、Rfが水素原子もしくはアミノ保賎基R2であ
    シ且つR¥が水素原生もしくはアシル基Acであるかま
    たはB?と1%)とが−緒になって2価のアミノ保膜基
    を表わし、Rfは式中のカルがニル基−C(=0)−と
    −緒になって保護されたカルがキシル基を形成する基で
    あシ、セしてYは脱離される基を表わす〕 の化合物またはそれらの塩の製造方法であって。 式(mV) 以下余白 〔式中、RP * RP + R2及びYは前述の意味
    を有する〕 の°イヒを物においてメチレン基を酸化裂開によってオ
    キソ基に変換し、そして 所望ならば%Yが式−8−14(式中、R4は15個以
    下、好ましくは9個以下の炭素原子ならびに少なくとも
    1個の環窒素原子及び場合によりてはさら!/c1個の
    酸素もしくは硫黄のような環へテロ原子を有する置換さ
    れたもしくは未置換の芳香族複素環式基(該芳香族複素
    環式基は、二重結合によって環窒素原子に結合した環炭
    素原子の1りKよってチオ基−8−に結合する)である
    か、またはR4は炭素数18以下の置換されたもしくは
    未置換の脂肪族、脂環式、放香脂肪族もしくは芳香族ア
    シルもしくはチオアシル基を表わす〕の基を表わす式(
    ■a)の得られた化合物において、鉄基−8−R4を式
    −802−15もしく )t −8−802−R5(式
    中。 R5は炭素数18以下の置換されたもしくは未置換の脂
    肪族、脂環式、芳香脂肪族も−シ〈、は芳香族炭化水素
    基を表わす〕の基に変換し、セして/または所望ならば
    、得られた化合物を、最終生成物の定義の範囲内で別の
    化合物に変換し、セして/または 所望ならば、塩形成基を有する得られた化合物を塩に変
    換し、または得られた塩を遊離化合物もしくは別の塩に
    変換し、そして/または所望ならば、得られた異性体混
    合物を個々の異性体に分離する ことを特徴とする製造方法。 3、式(Ill 〔式中 BTが水素原子もしくはアミノ保護基RPであ
    り且つR1が水素原子もしくはアシル基Acであるかま
    たはR4とR1とが一緒になって2価のアミノ保護基を
    表わし、R:は式中のカルブニル基−C(=O)−と−
    緒になって保護されたカルブキシル基を形成する基であ
    シ、Yは脱離される基であシ、そして弓は低級アルキル
    基またはヒ)%tl”キシル保護基である〕 の化合物またはそれらの塩の製造方法であって、式(V
    l) P 〔式中、R? l BT 、 R夕及びYは前述の意味
    を有する〕 の化合物において、エノール基をエーテy化t、、テ式
    −OR:(式中、BEは前述の意味を有する〕の基に変
    換し、そして 所望ならば、Yが式−8−R4[式中、R4は15個以
    下、好ましくは9個以下の炭素原子ならびに少なくとも
    1個の環窒素原子及び場合によってはさらに1個の酸素
    もしくは硫黄のような環へテロ原子を有する置換された
    もしくけ未置換の芳香族複素環式基(該芳香族複素環式
    基は、二重結合によって環窒素原子に結合した環炭素原
    子の1つによってチオ基−8−に結合する)であるか、
    またはR4は炭素数18以下の置換されたもしくは未置
    換の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族もしくは芳香族アシル
    もしくはチオアシル基を表わす〕の基を表わす式CIl
    &)の得られた化合物において、鉄基−8−R4を式−
    802−R5もしくは−s −5o2−R5C式中、R
    5は炭素数18以下の置換されたもしくは未置換の脂肪
    族、脂環式、芳香脂肪族もしくは芳香族炭化水素基を表
    わす〕の基に変換し、そして/または所望ならば、得ら
    れ九化合物を、最終生成物の定義の範囲内で別の化合物
    に変換し、そして/または所望ならば、塩形成基を有す
    る得られた化合物を塩に変換し、または得られた塩を遊
    離化合物もしくは別の塩に変換し、そして/または所望
    ならば、得られた異性体混合物を個々の異性体に分離す
    る ことを特徴とする製造方法。 4、次式: C式中、R,Hフェニル、ヒドロキシフェニル、チェニ
    ルモジくはシクロヘキサジェニルを表わし、mはO又は
    1′jk表わし、R1は水素を表わすか、又はmが0を
    表わす場合、R5はまたアミノ、低級アルコキシカルビ
    ニルによって保護されたアミン、又はヒドロキシを表わ
    し、R2はハロダン、基o=b−と共に保護されたカル
    ぎキシル基を形成する低級アルコキシ、アリール−低級
    アルコキシもしくはハロゲン−低級アルコキシ基R;i
    表わす〕 で表わされるo−置換7−β−アミノ−3−セフェム−
    3−オール−4−カルぎン酸化合物、相当する異性体の
    2−セフェム−3−オール−4−カルデン酸化合物、又
    は対応する3−および2−セフェム化合物の混合物又は
    塩形成基を有するこのような化合物の塩の製法であって
    、次式Il:〔式中、m 、 RlL、 R,およびR
    2は式lで定義された意味を有し、更に弓はフェニル−
    低級アルキル、又はトリー低級アルキルシリルヒドロキ
    シル保護基金表わす〕 で表わされる化合物において、保護されたヒドロキシル
    基−oR: e遊離ヒドロキシルに変換し、次いで所望
    により塩形成能を有する生成化合物を塩に変換するか又
    は生成した塩を遊離化合物に変換し、更に/又は、所望
    によシ生成異性体混合物を個々の異性体に分離すること
    を特徴とする。前記方法。
JP60048493A 1974-02-26 1985-03-13 7β‐アミノ‐3(または‐2)‐セフエム‐3‐オール‐4‐カルボン酸化合物または2‐オキソアゼチジン化合物の製法 Pending JPS60214772A (ja)

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