JPS60199942A - 螢光を有する繊維製品 - Google Patents
螢光を有する繊維製品Info
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- JPS60199942A JPS60199942A JP59056924A JP5692484A JPS60199942A JP S60199942 A JPS60199942 A JP S60199942A JP 59056924 A JP59056924 A JP 59056924A JP 5692484 A JP5692484 A JP 5692484A JP S60199942 A JPS60199942 A JP S60199942A
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- fluorescent
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は装飾用あるいは防災用の螢光を有する繊維製品
に関する。従来より、螢光剤を配合した塗料や接着剤を
基材に塗付する方法あるいは螢光剤を配合したプラスチ
ックを成形する方法等により非常amや造花等各種の防
災用品や装飾品が作られている。繊維を素材とする製品
では王にカーペットや不織布壁紙等に前記螢光剤を配合
した塗料を塗布したものであり、このような製品は塗付
面は硬く滑らかであって風合が悪く、素材である繊維製
品の特徴が損われるとか、長期間の使用によって輩料が
剥がれ落ちる等の欠点があった。熱可星性樹脂に螢光剤
を配合し繊維とする試み(%開昭49−47646号)
もあるがこのような樹脂組成物は可紡性や延伸性が恣く
、モノフィラメントの様な太い繊維しか得られず、最終
製品もロープ、組紐、網のようなものしか得られていな
い。
に関する。従来より、螢光剤を配合した塗料や接着剤を
基材に塗付する方法あるいは螢光剤を配合したプラスチ
ックを成形する方法等により非常amや造花等各種の防
災用品や装飾品が作られている。繊維を素材とする製品
では王にカーペットや不織布壁紙等に前記螢光剤を配合
した塗料を塗布したものであり、このような製品は塗付
面は硬く滑らかであって風合が悪く、素材である繊維製
品の特徴が損われるとか、長期間の使用によって輩料が
剥がれ落ちる等の欠点があった。熱可星性樹脂に螢光剤
を配合し繊維とする試み(%開昭49−47646号)
もあるがこのような樹脂組成物は可紡性や延伸性が恣く
、モノフィラメントの様な太い繊維しか得られず、最終
製品もロープ、組紐、網のようなものしか得られていな
い。
本発明者らは螢光を有する繊維製品の上記欠点を克服す
べく鋭意研究の結果、螢光剤を含有する第1成分と実質
的に螢光剤を含有しない第2成分とを、第1成分が繊維
断面層の6Ots以下を占めるように配した繊維直径1
50μm以下の複合螢光繊維を用いることにより所期の
目的を達成できることを知り本発明を完成するに到った
。
べく鋭意研究の結果、螢光剤を含有する第1成分と実質
的に螢光剤を含有しない第2成分とを、第1成分が繊維
断面層の6Ots以下を占めるように配した繊維直径1
50μm以下の複合螢光繊維を用いることにより所期の
目的を達成できることを知り本発明を完成するに到った
。
織布、編イC1不織布、紙、あるいはカーペット等の形
態の繊維製品を得るためにはその素材である繊維は適度
な繊度ならびに強度を有する必要がある。本発明者らは
繊維形成性樹脂に螢光剤を配合した繊維が、螢光剤を含
有する第1成分と実質的に螢光剤を含有しない第2成分
とから成る複合繊維(以下複合螢光繊維ということがあ
る)であれば、螢光剤を配合したことによる可紡性、延
伸性、強度等の低下は第2成分の共存により救済され、
繊維直径が10 pm程度までの細い繊維を得ることが
出来ることを発見し、このような繊維を用いることによ
り極めて新規な繊維製品を得た。
態の繊維製品を得るためにはその素材である繊維は適度
な繊度ならびに強度を有する必要がある。本発明者らは
繊維形成性樹脂に螢光剤を配合した繊維が、螢光剤を含
有する第1成分と実質的に螢光剤を含有しない第2成分
とから成る複合繊維(以下複合螢光繊維ということがあ
る)であれば、螢光剤を配合したことによる可紡性、延
伸性、強度等の低下は第2成分の共存により救済され、
繊維直径が10 pm程度までの細い繊維を得ることが
出来ることを発見し、このような繊維を用いることによ
り極めて新規な繊維製品を得た。
本発明で用いる複合螢光繊維の素材樹脂としては、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニルア
ルコール、ポリ塩化ビニル等の繊維形成性樹脂が単独で
あるいは混合物として使用できる。複合紡糸に際し複合
される両成分は同−櫨の樹脂であっても異種の樹脂でめ
っても良い。特に、実質的に螢光剤を含有しない第2成
分として%11成に用いた樹hdの融点より20℃以上
低い融点を有する樹脂を用いた場合には、4られる複合
螢光繊維は両成分の融点間の温度で熱処理することによ
り繊維形状を保持したま\繊維1…に熱融着を発生させ
ることができ熱接着方式の繊維製品向に有用である。
アミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニルア
ルコール、ポリ塩化ビニル等の繊維形成性樹脂が単独で
あるいは混合物として使用できる。複合紡糸に際し複合
される両成分は同−櫨の樹脂であっても異種の樹脂でめ
っても良い。特に、実質的に螢光剤を含有しない第2成
分として%11成に用いた樹hdの融点より20℃以上
低い融点を有する樹脂を用いた場合には、4られる複合
螢光繊維は両成分の融点間の温度で熱処理することによ
り繊維形状を保持したま\繊維1…に熱融着を発生させ
ることができ熱接着方式の繊維製品向に有用である。
本発明で用いる複合螢光繊維の第1成分に配合される螢
光剤は紡糸時の加熱により変質しないことおよび紡糸ノ
ズルを閉塞しない程度に細い粒子であること以外には特
別な制限は無く、例えば硫化カルシウム、硫化亜鉛、硫
化亜鉛−硫化カドミウム等の金属硫化物ないしその混合
物から成る螢光剤、これらの螢光剤にビスマス、銅ある
いはマンガン等の賦活剤を添加した蓄光螢光剤、さらに
前記螢光剤にトリチウム、プ四メチウム等の放射性qk
J質を庇加した自発光螢光剤等が挙げられる。これら螢
光剤の配合量は、最終製品の用途によって適宜加減され
るが、螢光の強さ、可紡性、繊細物性等の制約から一般
に複合螢光繊維全体に対して10〜40 wt %程度
である。
光剤は紡糸時の加熱により変質しないことおよび紡糸ノ
ズルを閉塞しない程度に細い粒子であること以外には特
別な制限は無く、例えば硫化カルシウム、硫化亜鉛、硫
化亜鉛−硫化カドミウム等の金属硫化物ないしその混合
物から成る螢光剤、これらの螢光剤にビスマス、銅ある
いはマンガン等の賦活剤を添加した蓄光螢光剤、さらに
前記螢光剤にトリチウム、プ四メチウム等の放射性qk
J質を庇加した自発光螢光剤等が挙げられる。これら螢
光剤の配合量は、最終製品の用途によって適宜加減され
るが、螢光の強さ、可紡性、繊細物性等の制約から一般
に複合螢光繊維全体に対して10〜40 wt %程度
である。
本発明で用いる複合螢光繊維の第2成分には螢光の輝度
を阻害しない程度に顔料を配合することができ、そのよ
うに顔料を配合することにより螢光剤自身の色調以外の
種々の色調の複合螢光繊維を得ることができる。
を阻害しない程度に顔料を配合することができ、そのよ
うに顔料を配合することにより螢光剤自身の色調以外の
種々の色調の複合螢光繊維を得ることができる。
上記第1成分と第2成分は従来公知の複合紡糸装置を用
い並列型あるいは鞘芯型の複合41ik維に紡糸される
が、並列型の場合にはg11成が繊維断面層の60cl
b以下を占めるよう複合比や紡糸温度等の装造条件を設
定する、また鞘芯麗の場合#i第1成分を芯成分側に使
用する。繊維断面は円形、三角形、Y字形、中空形等任
意に採ることができ、鞘芯型複合では単芯減でも多芯屋
でも良い。ここで第1成分が繊維断面層の60−以下を
占めるように限定した埋めは、繊維表面からの螢光剤の
脱幡防止と繊維の風合低下を防止するためでこのように
して得られる複合螢光繊維はそれ自身のみで、おるいは
他の繊維と併用して種々の形態の繊維製品に加工される
。
い並列型あるいは鞘芯型の複合41ik維に紡糸される
が、並列型の場合にはg11成が繊維断面層の60cl
b以下を占めるよう複合比や紡糸温度等の装造条件を設
定する、また鞘芯麗の場合#i第1成分を芯成分側に使
用する。繊維断面は円形、三角形、Y字形、中空形等任
意に採ることができ、鞘芯型複合では単芯減でも多芯屋
でも良い。ここで第1成分が繊維断面層の60−以下を
占めるように限定した埋めは、繊維表面からの螢光剤の
脱幡防止と繊維の風合低下を防止するためでこのように
して得られる複合螢光繊維はそれ自身のみで、おるいは
他の繊維と併用して種々の形態の繊維製品に加工される
。
加工法としては撚糸として織亜、編布、カーペット、ロ
ープ、組紐等とする方法、短繊維ある−いは長繊維ウェ
ブとしてニードルパンチング法、ステッチボンド法、ス
パンボンド法、熱接着法、バインダー法等により不織布
や繊維成形品とする方法、さらには湿式抄紙による合成
紙とする方法等がいずれも利用でき、最終製品の形状に
特別な制限は無い。複合螢光繊維を他の繊維と併用する
場合には、複合螢光繊維は繊維製品全体に均一に分散す
る必要はなく、繊維製品の表面の何ケ所かに集中して点
在していても良く、この方が螢光の発光趣度が大きくて
好ましい場合もある。点在させる方法としては、複合螢
光繊維撚糸を用いた刺しゅう、柄絨あるいは夕7ティン
グする方法、複合螢光繊維から成る布を他の繊維製品の
表面に全面的にるるいは部分的に&層させる方法等があ
る。
ープ、組紐等とする方法、短繊維ある−いは長繊維ウェ
ブとしてニードルパンチング法、ステッチボンド法、ス
パンボンド法、熱接着法、バインダー法等により不織布
や繊維成形品とする方法、さらには湿式抄紙による合成
紙とする方法等がいずれも利用でき、最終製品の形状に
特別な制限は無い。複合螢光繊維を他の繊維と併用する
場合には、複合螢光繊維は繊維製品全体に均一に分散す
る必要はなく、繊維製品の表面の何ケ所かに集中して点
在していても良く、この方が螢光の発光趣度が大きくて
好ましい場合もある。点在させる方法としては、複合螢
光繊維撚糸を用いた刺しゅう、柄絨あるいは夕7ティン
グする方法、複合螢光繊維から成る布を他の繊維製品の
表面に全面的にるるいは部分的に&層させる方法等があ
る。
このようにして得られる本発明の螢光を有する繊維製品
は、螢光剤の脱落が無く、繊維組織、表面構造、柔軟性
、風合、強度等が一般の繊維製品と同等であり、螢光塗
料等をコーティングした繊維製品や太い螢光繊維から成
る繊維製品と比較してはるかに商品価値が高く用途の広
いものである。本発明の螢光を有する繊維製品の具体例
としては、カーテン、壁紙、カーペット、ドレス、レイ
ンコート、夜間用作業服、帽子、旗、標識、ランプシェ
ード、造花等が挙げられ、装飾用あるいは防災用に広く
用いられる。
は、螢光剤の脱落が無く、繊維組織、表面構造、柔軟性
、風合、強度等が一般の繊維製品と同等であり、螢光塗
料等をコーティングした繊維製品や太い螢光繊維から成
る繊維製品と比較してはるかに商品価値が高く用途の広
いものである。本発明の螢光を有する繊維製品の具体例
としては、カーテン、壁紙、カーペット、ドレス、レイ
ンコート、夜間用作業服、帽子、旗、標識、ランプシェ
ード、造花等が挙げられ、装飾用あるいは防災用に広く
用いられる。
以下に実施例により本発明の実施態様のいくつかを説明
する。
する。
実施例1
賦活剤として銅を含有する硫化亜鉛を20wt%ふ加し
たメルト70−レー) (23CI)8.2(r/lo
分)のポリプロピレンを芯成分とし、メルトインデック
ス(190υ24(r/lo分)の高密度ポリエチレン
を鞘成分とし、複合比(体積比)50150で複合紡糸
して、繊維直径25μm、繊維長5 amの複合螢光繊
維を得た。
たメルト70−レー) (23CI)8.2(r/lo
分)のポリプロピレンを芯成分とし、メルトインデック
ス(190υ24(r/lo分)の高密度ポリエチレン
を鞘成分とし、複合比(体積比)50150で複合紡糸
して、繊維直径25μm、繊維長5 amの複合螢光繊
維を得た。
ポリプロピレン(芯)と高密度ポリエチレン(鞘)から
成る従来公知のポリオレフィン系熱接着性複合繊維(3
d/f、5++n長)を湿式法で抄紙して目付24f/
m’(乾燥後)のシートとし、この上にシート面積の3
0%を占める笹の葉模様の型枠を用いて前記複合螢光繊
維を懸濁させた液を重ね抄きし2oり/−の複合螢光繊
維層を作った後、乾燥させ引続き145℃のカレンダー
ルールで熱処理して目付30f/m’厚さ0.1311
Jlの薄い不織布を得た。
成る従来公知のポリオレフィン系熱接着性複合繊維(3
d/f、5++n長)を湿式法で抄紙して目付24f/
m’(乾燥後)のシートとし、この上にシート面積の3
0%を占める笹の葉模様の型枠を用いて前記複合螢光繊
維を懸濁させた液を重ね抄きし2oり/−の複合螢光繊
維層を作った後、乾燥させ引続き145℃のカレンダー
ルールで熱処理して目付30f/m’厚さ0.1311
Jlの薄い不織布を得た。
この不織布はポリオレフィン系熱接着性複合繊維から成
る従来公知の不織布と同様の強度ならびに風合を示し、
かつ、暗所において約30分間模様部分が明るく淡緑色
に輝いた。この不織布は壁紙、障子紙、ドレス等に有用
でらる。
る従来公知の不織布と同様の強度ならびに風合を示し、
かつ、暗所において約30分間模様部分が明るく淡緑色
に輝いた。この不織布は壁紙、障子紙、ドレス等に有用
でらる。
実施例2
硫化亜鉛にトリチウムを固着させた自発光螢光剤を25
vt%添加したメルト7o−レート(230℃)8.
2 (9710分)のポリプロビレy(al成分)と、
メルトインデックス(19010)24(r/10分)
の高密ポリエチレン(第2成分)とを複合比(体積比)
50150で並列型に複合紡糸し、繊維直径304m%
繊維長64龍、第1成分が繊維断面周を占める割合が2
3チの複合螢光繊維を得た。この複合螢光繊維をカード
機に通して目付150f/−のウェブとし、続いて14
5℃のサクシコンド2ムドライヤーを通すことにより熱
処理して不織布とした。
vt%添加したメルト7o−レート(230℃)8.
2 (9710分)のポリプロビレy(al成分)と、
メルトインデックス(19010)24(r/10分)
の高密ポリエチレン(第2成分)とを複合比(体積比)
50150で並列型に複合紡糸し、繊維直径304m%
繊維長64龍、第1成分が繊維断面周を占める割合が2
3チの複合螢光繊維を得た。この複合螢光繊維をカード
機に通して目付150f/−のウェブとし、続いて14
5℃のサクシコンド2ムドライヤーを通すことにより熱
処理して不織布とした。
得られた不織布は、単繊維繊度3デニールのポリプロピ
レン繊維から成る熱接看法による不織布(目付150t
/m’)と同様の柔軟性と強度を有し、暗所で明かるく
黄緑色に輝き、その輝きは夜間50mの距離から500
IIX 50CI+ノ布片が肉眼で容易に視認できるほ
どであった。また螢光剤の脱落は全く無かった。
レン繊維から成る熱接看法による不織布(目付150t
/m’)と同様の柔軟性と強度を有し、暗所で明かるく
黄緑色に輝き、その輝きは夜間50mの距離から500
IIX 50CI+ノ布片が肉眼で容易に視認できるほ
どであった。また螢光剤の脱落は全く無かった。
この様な不織布は旗や安全標識の素材として有用でるる
。
。
実施例3
賦活剤としてビスマスを含有する硫化カルシウムを15
wt%添加したメルト70−レート4.0 (9710
分)のポリプロピレン1c第1成分としメルトインデッ
クス24(9710分)の高密度ポリエチレンをm2成
分とし、両成分を複合比(体積比)50150で並列型
に複合紡糸し、繊維直径25μm、繊維長64關、第1
成分が繊維断面周を占める割合が19%の複合螢光繊維
を得、カード機を通して目付150 t/n?のウェブ
とし、次いでこのウェブより楓の葉模様のパッチを打抜
法で作成した。
wt%添加したメルト70−レート4.0 (9710
分)のポリプロピレン1c第1成分としメルトインデッ
クス24(9710分)の高密度ポリエチレンをm2成
分とし、両成分を複合比(体積比)50150で並列型
に複合紡糸し、繊維直径25μm、繊維長64關、第1
成分が繊維断面周を占める割合が19%の複合螢光繊維
を得、カード機を通して目付150 t/n?のウェブ
とし、次いでこのウェブより楓の葉模様のパッチを打抜
法で作成した。
ポリプロピレンを芯成分とし、高密度ポリエチレンを鞘
成分とする従来公知の熱接着性複合繊維より成る目付1
50 f/w?のウェブの上に前記複合螢光繊維より成
る楓の葉模様のパッチを適当な間隔をおいて製置し、1
45℃のサクシコンド2ムドライヤーを通すことによっ
て熱処理して不織布とした。得られた不織布は熱接着性
複合繊維のみから成る不織布と同様の強度、風合を有し
、かつ、暗所において模様部分の淡青色の輝きが30分
分間時続した。また、螢光物質の脱落は全く認められな
かった。この様な不織布は壁紙、ランプシェード等に有
用である。
成分とする従来公知の熱接着性複合繊維より成る目付1
50 f/w?のウェブの上に前記複合螢光繊維より成
る楓の葉模様のパッチを適当な間隔をおいて製置し、1
45℃のサクシコンド2ムドライヤーを通すことによっ
て熱処理して不織布とした。得られた不織布は熱接着性
複合繊維のみから成る不織布と同様の強度、風合を有し
、かつ、暗所において模様部分の淡青色の輝きが30分
分間時続した。また、螢光物質の脱落は全く認められな
かった。この様な不織布は壁紙、ランプシェード等に有
用である。
比較例1
賦活剤としてビスマスを含有する硫化カルシウムを15
wt%添加したメルトフローレート21(r/10分)
のポリプロピレンを第1成分とし、メルトインデックス
4(f/lo分)の高密度ポリエチレンを第2成分とし
、両成分を複合比(体積比)50150で並列星に複合
紡糸し、繊維直径25μm、g細長64簡、第1成分が
繊維断面周を占める割合が71−の複合螢光繊維を得た
。この複合螢光繊維を用いて実施例3と同様にして螢光
を発する模様を有する不織布を作った。
wt%添加したメルトフローレート21(r/10分)
のポリプロピレンを第1成分とし、メルトインデックス
4(f/lo分)の高密度ポリエチレンを第2成分とし
、両成分を複合比(体積比)50150で並列星に複合
紡糸し、繊維直径25μm、g細長64簡、第1成分が
繊維断面周を占める割合が71−の複合螢光繊維を得た
。この複合螢光繊維を用いて実施例3と同様にして螢光
を発する模様を有する不織布を作った。
得られた不織布は模様の部分がザラザラした風合であり
、摩擦により螢光剤の脱落が認められ、螢光の持続時間
は25分弱であり、実施例3と比較して槓々の点で劣っ
たものであった。
、摩擦により螢光剤の脱落が認められ、螢光の持続時間
は25分弱であり、実施例3と比較して槓々の点で劣っ
たものであった。
実施例4
賦活剤として銅を含有する硫化亜鉛f:20wt%添加
したメルト70−レート7(9710分)のポリプロピ
レンを芯成分とし、メルト70−レート10(9710
分)のポリプロピレンを鞘成分とし、複合比(体積比)
50150で複合紡糸して繊維直径52μm%愼維長5
1寵の複合螢光繊維を得、カード機を通して517mの
スライバーとした。
したメルト70−レート7(9710分)のポリプロピ
レンを芯成分とし、メルト70−レート10(9710
分)のポリプロピレンを鞘成分とし、複合比(体積比)
50150で複合紡糸して繊維直径52μm%愼維長5
1寵の複合螢光繊維を得、カード機を通して517mの
スライバーとした。
単繊に繊度18デニール、繊維長51龍の青色のポリプ
ロピレン繊維をカード機を通して目付500 t/−お
よび目付100 f/lt/のウェブとし、この2枚の
ウェブの間に前記の複合螢光繊維より成るスライバーを
平均間隔50龍の立消模様に配置し、ニードルパンチを
施して不織布とした。得られた不織布は、上記ポリプロ
ピレン繊維のみを用いてニードルパンチ法で作った目付
600 f/−の不織布と強度、風合が同等であり、か
つ、暗室中で30分間程模様部分が淡緑色に輝いていた
。この様な不織布はカーペットに使用することが出来る
。
ロピレン繊維をカード機を通して目付500 t/−お
よび目付100 f/lt/のウェブとし、この2枚の
ウェブの間に前記の複合螢光繊維より成るスライバーを
平均間隔50龍の立消模様に配置し、ニードルパンチを
施して不織布とした。得られた不織布は、上記ポリプロ
ピレン繊維のみを用いてニードルパンチ法で作った目付
600 f/−の不織布と強度、風合が同等であり、か
つ、暗室中で30分間程模様部分が淡緑色に輝いていた
。この様な不織布はカーペットに使用することが出来る
。
実施例5
賦活剤として銅を含有する硫化亜鉛を25wtチ添加し
たメルト70−レート8.2 (r/10分)のポリプ
ロピレンを芯成分とし、メルト70−レート14.4
(f/l 0分)のポリプロピレンを鞘成分とし、複合
比(体積比)50150で複合紡糸し、嵩高加工して得
られた総繊度2,600 (1/100 fの複合螢光
繊維(長繊維)を緑色のポリプロピレンのみから成る総
繊度2,6L)Od/1oofの嵩高加工長繊維と共に
パイル系として用い、複合螢光繊維から成るパイルが8
5龍間隔で幅15關の縞模様となる様にタフティングし
てタフテッドカーペットを作った。
たメルト70−レート8.2 (r/10分)のポリプ
ロピレンを芯成分とし、メルト70−レート14.4
(f/l 0分)のポリプロピレンを鞘成分とし、複合
比(体積比)50150で複合紡糸し、嵩高加工して得
られた総繊度2,600 (1/100 fの複合螢光
繊維(長繊維)を緑色のポリプロピレンのみから成る総
繊度2,6L)Od/1oofの嵩高加工長繊維と共に
パイル系として用い、複合螢光繊維から成るパイルが8
5龍間隔で幅15關の縞模様となる様にタフティングし
てタフテッドカーペットを作った。
得られたカーペットは通常のポリプロピレン繊維から成
るタフテッドカーペットと同様の強度、風合を有する上
に、暗室中で縞模様が30分I11程度淡緑色に輝き続
け、停電時の避−路の弐示等防災用に有用でおる。
るタフテッドカーペットと同様の強度、風合を有する上
に、暗室中で縞模様が30分I11程度淡緑色に輝き続
け、停電時の避−路の弐示等防災用に有用でおる。
以上
Claims (4)
- (1)螢光剤を含有する第1成分と実質的に螢光剤を含
有しない第2成分とを、第1成分が繊維断面層の60−
以下を占めるように並列mhるいは鞘芯型に配した繊維
直径150μm以下の複合螢光繊維単独から成るもしく
は該複合螢光繊維と他の繊維とを併用して成る螢光を有
する繊維製品。 - (2)複合螢光繊維が他の繊維から成る編織布上に柄(
模様)を織り出している特許請求の範囲M1項記載の螢
光を有する繊維製品。 - (3)複合螢光繊維から成る層が他繊維から成る層Q上
に積l−されている特許請求の範囲第1項記載の螢光を
有する繊維製品。 - (4)複合螢光繊維から成る層が他繊維から成る層の間
に積層されている特許請求の範囲第1項記載の螢光を有
する繊維製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056924A JPS60199942A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 螢光を有する繊維製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056924A JPS60199942A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 螢光を有する繊維製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60199942A true JPS60199942A (ja) | 1985-10-09 |
JPH0370020B2 JPH0370020B2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=13041040
Family Applications (1)
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JP59056924A Granted JPS60199942A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 螢光を有する繊維製品 |
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JP (1) | JPS60199942A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01266216A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-24 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 熱融着性複合繊維 |
JPH01321916A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-12-27 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 2成分繊維 |
KR20000063795A (ko) * | 2000-08-04 | 2000-11-06 | 조정래 | 내마모성과 강도가 우수한 축광성 복합 섬유의 제조방법 |
KR100558074B1 (ko) * | 1999-03-05 | 2006-03-07 | 주식회사 새 한 | 고휘도를 가지는 재귀 반사성 실 |
JP2010514950A (ja) * | 2006-12-27 | 2010-05-06 | コリア ミンティング アンド セキュリティ プリンティング コープ | 偽造防止用機能性纎維 |
JP2018500468A (ja) * | 2014-10-31 | 2018-01-11 | クロックス テクノロジーズ インコーポレイテッドKlox Technologies Inc. | 光活性性の繊維および織物媒体 |
-
1984
- 1984-03-24 JP JP59056924A patent/JPS60199942A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018500468A (ja) * | 2014-10-31 | 2018-01-11 | クロックス テクノロジーズ インコーポレイテッドKlox Technologies Inc. | 光活性性の繊維および織物媒体 |
JP2021105245A (ja) * | 2014-10-31 | 2021-07-26 | クロックス テクノロジーズ インコーポレイテッドKlox Technologies Inc. | 光活性性の繊維および織物媒体 |
US11421349B2 (en) | 2014-10-31 | 2022-08-23 | Klox Technologies Inc. | Photoactivatable fibers and fabric media |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0370020B2 (ja) | 1991-11-06 |
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