JPS60158513A - ブツシング - Google Patents
ブツシングInfo
- Publication number
- JPS60158513A JPS60158513A JP59013432A JP1343284A JPS60158513A JP S60158513 A JPS60158513 A JP S60158513A JP 59013432 A JP59013432 A JP 59013432A JP 1343284 A JP1343284 A JP 1343284A JP S60158513 A JPS60158513 A JP S60158513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- synthetic resin
- lead
- wire
- core wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Insulators (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、変圧器等の高圧油入機器に用いられる特に耐
−形のブッシングの改良に関するものである。
−形のブッシングの改良に関するものである。
(従来例の構成とその問題点)
塩害の甚しい地域に於ける変圧器のブッシングは、一般
に柱上変圧器のブッシングの如き導電部1− 露出形の構成は使用不可能で、耐塩害構成上外部配電用
引出し練性が要求される。この場合に於いても、外部配
電用引出し線の被膜と芯線間部を塩害が浸蝕したり、又
は被膜を微少なる表面漏洩電流と塩分との相乗作用によ
り浸蝕し、外気の塩分がブッシング内に浸入して変圧器
内部温度入すると云う問題がある。これらの問題解決の
ため、塩害地区に於けるブッシングは日出練性と共に碍
管内に合成樹脂の充填を行ない、毛細管現象等による外
気との流通の遮断及び導電部を完全に包埋し短絡事故等
の問題を解消する構成となっている。
に柱上変圧器のブッシングの如き導電部1− 露出形の構成は使用不可能で、耐塩害構成上外部配電用
引出し練性が要求される。この場合に於いても、外部配
電用引出し線の被膜と芯線間部を塩害が浸蝕したり、又
は被膜を微少なる表面漏洩電流と塩分との相乗作用によ
り浸蝕し、外気の塩分がブッシング内に浸入して変圧器
内部温度入すると云う問題がある。これらの問題解決の
ため、塩害地区に於けるブッシングは日出練性と共に碍
管内に合成樹脂の充填を行ない、毛細管現象等による外
気との流通の遮断及び導電部を完全に包埋し短絡事故等
の問題を解消する構成となっている。
従来、上記構成を形成するだめ、予めスリーブ等で接続
された引出線を碍管に接着し、一体化された碍管内にお
いてエポキシ系又はゴム系等の樹脂で充填包埋していだ
が、通電中に導電部に発生する熱と外気温の差や変圧器
内部温度と外部に露出した碍管自体の温度差により、合
成樹脂にクラックが発生したり、碍管自体に冷燃差によ
る割れが発生していた。上記問題点解決のため合成樹脂
自体はフレキシブルな性質の物に、又、碍管割れ発生防
止のためにフィラー材としてガラス粉及び石英等を混合
し、合成樹脂と碍管との熱膨張係数の統合化を図り碍管
割れ防止に努めていた。しかし、合成樹脂充填後の工程
に於ける加熱硬化時に於いては、第1図に従来のブッシ
ングの半断面組立図を示す如く、碍管1の外周部より順
次内部へと加熱され、合成樹脂2自体に於いては碍管1
と接触している樹脂外周部3が最初に硬化をれ、徐々に
樹脂内部4へと硬化をれる。」1記従来の構成の場合、
高圧機器内部用引出し線5の外被5aの径と芯線5bの
径は当然異なり、そのため碍管1内に充填きれる合成樹
脂2には厚さの異なる突出層が出来、加熱硬化時に先に
述べた如く外周より順次硬化していくため、厚をの異な
る部分に於いては樹脂にクラックが生じやすく、部分的
に接着性が劣化して隙間が生じる事がある。又、外部配
電用引出し線6の端部に於いても同様であって、クラッ
クや隙間が生じるのは凸状部の寸法差が大きいほどこの
現象が大きくなる。
された引出線を碍管に接着し、一体化された碍管内にお
いてエポキシ系又はゴム系等の樹脂で充填包埋していだ
が、通電中に導電部に発生する熱と外気温の差や変圧器
内部温度と外部に露出した碍管自体の温度差により、合
成樹脂にクラックが発生したり、碍管自体に冷燃差によ
る割れが発生していた。上記問題点解決のため合成樹脂
自体はフレキシブルな性質の物に、又、碍管割れ発生防
止のためにフィラー材としてガラス粉及び石英等を混合
し、合成樹脂と碍管との熱膨張係数の統合化を図り碍管
割れ防止に努めていた。しかし、合成樹脂充填後の工程
に於ける加熱硬化時に於いては、第1図に従来のブッシ
ングの半断面組立図を示す如く、碍管1の外周部より順
次内部へと加熱され、合成樹脂2自体に於いては碍管1
と接触している樹脂外周部3が最初に硬化をれ、徐々に
樹脂内部4へと硬化をれる。」1記従来の構成の場合、
高圧機器内部用引出し線5の外被5aの径と芯線5bの
径は当然異なり、そのため碍管1内に充填きれる合成樹
脂2には厚さの異なる突出層が出来、加熱硬化時に先に
述べた如く外周より順次硬化していくため、厚をの異な
る部分に於いては樹脂にクラックが生じやすく、部分的
に接着性が劣化して隙間が生じる事がある。又、外部配
電用引出し線6の端部に於いても同様であって、クラッ
クや隙間が生じるのは凸状部の寸法差が大きいほどこの
現象が大きくなる。
又、完成試験の冷熱試験に於いて、熱時には樹脂が膨張
するが、この場合も厚この異なった部帰;あると、樹脂
膨張による碍管へ与える力が極端に異なり、冷熱試験時
における碍管割れの要因となると共に剥離が生じて来る
。冷時においても前記と逆の収縮による割れ及び剥離発
生の要因となる。
するが、この場合も厚この異なった部帰;あると、樹脂
膨張による碍管へ与える力が極端に異なり、冷熱試験時
における碍管割れの要因となると共に剥離が生じて来る
。冷時においても前記と逆の収縮による割れ及び剥離発
生の要因となる。
これらの問題は最終的に変圧器の事故につながってくる
ものである。
ものである。
(発明の目的)
本発明は−1−記従来の欠点を解消し特に気密性・接着
性の向」−を図ったブッシングを提供しようとするもの
である。
性の向」−を図ったブッシングを提供しようとするもの
である。
(゛発明の構成)
本発明は碍管内において、高圧機器内部用引出し線及び
外部配線用引出し線をスリーブ等で接続して貫通配置す
ると共に、碍管内に合成樹脂を充填して成るブッシング
において、高圧機器内部用引出し線及び外部配線用引出
し線のそれぞれの端部を、前記充填用合成樹脂より低粘
度の速乾性接着剤で接着硬化すると共に、合成樹脂によ
り一体に硬化形成した構成としだものである。
外部配線用引出し線をスリーブ等で接続して貫通配置す
ると共に、碍管内に合成樹脂を充填して成るブッシング
において、高圧機器内部用引出し線及び外部配線用引出
し線のそれぞれの端部を、前記充填用合成樹脂より低粘
度の速乾性接着剤で接着硬化すると共に、合成樹脂によ
り一体に硬化形成した構成としだものである。
(実施例の説明)
第2図は本発明によるブッシングの一実施例の半断面組
立図を示し、第1図に示した従来例と同一部材には同一
番号を付しである。高圧機器内部用引出し線5の芯線5
bと外部配電用引出し線6の芯線6bとはスリーブ7に
より一体接続されており、一体接続された工程時に於い
て高圧機器内部用引出し線5の芯線5bと外部配電用引
出し線6の芯線6b夫々の端部を速乾性接着剤8で接着
硬化きせる。同、この速乾性接着剤8は合成樹脂2より
も低粘度の材料例えばシアンアクリル酸エステルのモノ
マー等で夫々の芯線内部迄浸透する程度の材料を選定し
、夫々の芯線どうじをも毛細管現象をなくしてしまうよ
うに形成したものである。又、碍管lと外部配電用引出
し線6のモールドコーン部9は接着剤lOにより接着一
体化式れており、碍管1内部には合成樹脂2により完全
充填硬化されたものである。11は機器のケース、12
は支持環、13は止メ金具、14ハ締付けねじである。
立図を示し、第1図に示した従来例と同一部材には同一
番号を付しである。高圧機器内部用引出し線5の芯線5
bと外部配電用引出し線6の芯線6bとはスリーブ7に
より一体接続されており、一体接続された工程時に於い
て高圧機器内部用引出し線5の芯線5bと外部配電用引
出し線6の芯線6b夫々の端部を速乾性接着剤8で接着
硬化きせる。同、この速乾性接着剤8は合成樹脂2より
も低粘度の材料例えばシアンアクリル酸エステルのモノ
マー等で夫々の芯線内部迄浸透する程度の材料を選定し
、夫々の芯線どうじをも毛細管現象をなくしてしまうよ
うに形成したものである。又、碍管lと外部配電用引出
し線6のモールドコーン部9は接着剤lOにより接着一
体化式れており、碍管1内部には合成樹脂2により完全
充填硬化されたものである。11は機器のケース、12
は支持環、13は止メ金具、14ハ締付けねじである。
5−
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のブッシングは、例え合成
樹脂に突出層が出来ても芯線端部に接着剤が塗布されて
おり芯線単体である銅線の時よりも接着性は向上すると
共に、芯線自体が速乾性接着剤で毛細管をなくしている
ため剥離を生じたとしても気密洩れが発生すること々く
、その実用的効果は大なるものがある。
樹脂に突出層が出来ても芯線端部に接着剤が塗布されて
おり芯線単体である銅線の時よりも接着性は向上すると
共に、芯線自体が速乾性接着剤で毛細管をなくしている
ため剥離を生じたとしても気密洩れが発生すること々く
、その実用的効果は大なるものがある。
第1図は従来のブッシングの半断面組立図、第2図は本
発明によるブッシングの一実施例の半断面組立図である
。 1 ・・・・・・・・・碍管、 2・・・・・・・・合
成樹脂、 5・・・・・・・・・高圧機器内部用引出し
線、 6・・・・・・・・・外部配電用引出し線、 7
・・・・・・・・・スリーブ、 8・・曲・・・速乾
性接着剤、 9・・・・・・・・・モールトコ−78,
10・・・・・・・・・接着剤、11・・・・・・・・
・機器ケース。 特許出願人 松下電器産業株式会社
発明によるブッシングの一実施例の半断面組立図である
。 1 ・・・・・・・・・碍管、 2・・・・・・・・合
成樹脂、 5・・・・・・・・・高圧機器内部用引出し
線、 6・・・・・・・・・外部配電用引出し線、 7
・・・・・・・・・スリーブ、 8・・曲・・・速乾
性接着剤、 9・・・・・・・・・モールトコ−78,
10・・・・・・・・・接着剤、11・・・・・・・・
・機器ケース。 特許出願人 松下電器産業株式会社
Claims (1)
- 碍管内において、高圧機器内部用引出し線及び外部配線
用引出し線をスリーブ等で接続して貫通配置すると共に
、碍管内に合成樹脂を充填して成るブッシングにおいて
、高圧機器内部用引出し線及び外部配線用引出し線のそ
れぞれの端部を、前記充填用合成樹脂より低粘度の速乾
燥性接着剤で接着硬化すると共に、合成樹脂により一体
に硬化形成したことを特徴とするブッシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59013432A JPH0673252B2 (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59013432A JPH0673252B2 (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ブツシング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60158513A true JPS60158513A (ja) | 1985-08-19 |
JPH0673252B2 JPH0673252B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=11832969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59013432A Expired - Lifetime JPH0673252B2 (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ブツシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673252B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6340258B2 (en) | 1998-07-10 | 2002-01-22 | L'oreal | Dispenser for dispensing a stick of product |
JP2010231929A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daihen Corp | 電気機器用ブッシング及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933186A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-27 |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP59013432A patent/JPH0673252B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933186A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-27 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6340258B2 (en) | 1998-07-10 | 2002-01-22 | L'oreal | Dispenser for dispensing a stick of product |
JP2010231929A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daihen Corp | 電気機器用ブッシング及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673252B2 (ja) | 1994-09-14 |
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