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JPS60142957A - 4−ピペリドン誘導体の製造法 - Google Patents

4−ピペリドン誘導体の製造法

Info

Publication number
JPS60142957A
JPS60142957A JP24653283A JP24653283A JPS60142957A JP S60142957 A JPS60142957 A JP S60142957A JP 24653283 A JP24653283 A JP 24653283A JP 24653283 A JP24653283 A JP 24653283A JP S60142957 A JPS60142957 A JP S60142957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
general formula
alkali metal
inert solvent
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24653283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559905B2 (ja
Inventor
Shinji Morishita
森下 真司
Soichi Hashimoto
壮一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Chemical Co Ltd filed Critical Koei Chemical Co Ltd
Priority to JP24653283A priority Critical patent/JPS60142957A/ja
Publication of JPS60142957A publication Critical patent/JPS60142957A/ja
Publication of JPH0559905B2 publication Critical patent/JPH0559905B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−ピペリドン誘導体の製造法、更に詳しく
は一般式 〔式中孔1 は低級アルキル基又はフェニル低級アルキ
ル基を、a2は低級アルキル基をそれぞれ示鳴〕で表わ
される4−ピペリドン誘導体の」シ造法に関する。
本明細書において、低級アルキル基としては、例えばメ
チル基、エチμ基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチ/I’基、イソブチ/l/基、tert−ブチ
ル基等を挙げることができ、フェニル低級アルキル基と
しては、例えばベンジ)v基、1−フェネチμ基、a−
メチルベンジ/L/基、3−フェニルプロピμ基等を挙
げることができる。
上記一般式(It)で表わされる4−ピペリドン誘導体
は、医薬の製造原料として有用な化合物である。
従来、一般式(It)で表わされる4−ピペリドン誘導
体のうちR1がメチ/l’基、几2がエチ)v基である
化合物は、例えば式CH3−N(OH20H20000
2Hs )2で表わされる8、3’−(メチルイミノ)
ジプロピオント俊ジエチルのベンゼン溶液とナトリウム
メチラートとを加熱することによシ製造されている(J
、Am、Ohem、Soc、 、 55.1288(1
98B)参照〕。しかしながらこの方法によれば、上記
目的とする化合物を70%程度の低収率で得られるに過
ぎず、また多景のベンゼンを使用しておシ容債効率が低
い。従って上記従来法は工業的に有利な方法とは言い録
いものである。
本発明の目的は、上記一般式(1)で表わされる4一ピ
ベリドン誘導体の工業的に有利な製造法を提供すること
にある。
即ち本発明は、一般式 %式%([) 〔式中孔1及びR2は前記に同じ。〕で表わされる8 
、 8’−(置換イミノ)ジプロピオン酸ジアルキル式
(II)で表わされる4−ピペリドン誘導体を製造する
に当シ、加温された不活性溶媒に8 + 8’ − (
 ij”−換イミノ)ジプロピオン酸ジアルキルとアル
カリ金属アルコラードとを混合した物を連続的に供給す
ることを特徴とする4−ピペリドン誘導体の製造法に係
る。
本発明の方法によれば、目的とする一般式(I[)で表
わされる4−ピペリドン誘導体を90■以上の高収率で
製造し得る。また本発明の方法では、不活性溶媒の使用
量も少なくて済むので容積効率を向上させることができ
る。
本発明においては、加温され元年活性溶媒に一般式(1
)の化合物とアルカリ金属アルコラードとを混合した物
を連続的に供給することが必須とされている。これ以外
の方法では本発明の所期の効果を発揮することは不可能
である。例えば加温された不活性溶媒とアルカリ金属ア
ルコラードとの混合物に一般式(【)の化合物を連続的
に供給する場合には、反応終了後に反応物がゲル化して
後処理が極めて困難となシ、また目的とする4−ピペリ
ドン誘導体の収率も約78%であシ、従来法の欠点を解
消することはできない(後記比較例1参照)。
また加温された不活性溶媒と一般式(1)の化合物との
混合物にアルカリ金属アルコラードを連続的に供給する
場合にも、目的とする4−ピペリドン誘導体の収率が約
62%と低く、満足され得ないものである(後記比較例
2参照)。
本発明において出発原料として用いられる一般式(1)
の化合物としては、例えば8.8’−(メチルイミノ)
ジプロピオン酸ジメチル、8.8’−(エチルイミノ)
ジプロピオン酸ジエチル、8.8’−(n−ブチルイミ
ノ)ジプロピオン酸ジメチル、8、8’−(ベンジルイ
ミノ)ジプロピオン酸ジメチル等が循げられる。斯かる
一般式([)の化合物は、一般式 %式%( 〔式中R1は前記に同じ。〕で表わされるアミンと一般
式 〔式中孔2は前記に同じ。〕で表わされるアクリ)vH
凌エステルとを反応させるととによシ容易に製造される
。本発明では、上記一般式0のアミンと一般式小りのア
クリル酸エステルとの反応によシ生成する一般式(1)
の化合物を蒸留等によp精製したものを使用できること
は勿論であるが、上記反応終了後の反応液から未反応原
料を留去した粗製物を本発明の出発原料として使用子る
こともできる。
本発明で用いられるアルカリ金属アルコラードとしては
、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、ナト
リウムtert−ブチラード、カリウムメチラート、カ
リウムエチラート、カリウムtert−ブチラード等を
例示できる。アルカリ金属アルコラードの使用量として
は、特に制限がなく広い範囲内から適宜選択することが
できるが、仙潜は一般式(1)の化合物に対して等モル
のアルカリ金属アルコラードを使用するのがよい。本発
明では上記アルカリ金属アルコラ−トは、通常そのアル
コール成分に相当するアルコールの溶液として用いるの
がよい。その濃度としては特に制限されないが、1朶的
に市販式れている濃度(通常約24〜28%)のものが
好適に使用できる。
本発明において不活性溶媒としては、例えばベンゼン、
l−ルエン、キシV:/′等の芳香液炭化水素、ヘプタ
ノ、オクタン等の脂肪族炭化水素等やこれらの混合溶媒
が挙げられる。これら不活性溶媒の使用量としては、特
に制限されるものではなく、広い範囲内から適宜選択さ
れ得るが、通常は一般式(1)の化合物に列して約0.
5〜5倍重量の不活性溶媒を使用するのがよい。
本発明では予め不活性溶媒を加温しておく。加611N
すべき温度としては特に限定されていないが、通常70
〜150℃程度、好址しくけ90〜120℃とするのが
よい。本発明では次にこの加温された不活性溶媒に一般
式(1)の化合物とアルカリ金属アルコラードとを混合
した物を連続的に供給する。
連続的に供給する手段としては、従来公知の手段をいず
れも採用でき、例えば加温された不活性溶媒に一般式(
])の化合物とアルカリ金h)、iアルコラードとを混
合した物を(i:1d−下する方法をへ採用できる。
供給に要する時間は辿常1〜51町間程度でよい。
上記供給中に反応系内のアルコールが蒸発する場合には
、これをそのまま還流させることなく糸外に留去させる
ことにより、反応の容槓効イ4を商めることかでき、肛
つ望ましい温度で上記反応を行ない得る。
上記で得られる一般式(If)の化合物は、反応液を水
で稀釈し、分液抜水j1カに抽出、蒸留等の操作を施す
ことによシ、反応液から単離される。また上記抽出によ
シ得られた油層を塩化水素で処理すると、一般式(Jl
)の化合物が塩酸塩の形態で単離される。
本発明で得られる一般式(1)の化合物を例えば酸触媒
の存在下水溶液中で加熱することにより、R200C!
−基がケン化、脱炭酸されて、相当するN−置換−4−
ピペリドンが収得される。また一般式(1)の化合物を
一旦単離することなく、反応液を鉱酸水溶液で酸性にし
、分液後水層を加熱することによっても相当するN−M
換−4−ピペリドンが収得される(後記参考側参照)。
以下に実施例、比較例及び参考例を挙げるが、本発明は
とれらに限定されるものではない。
実施例1 温度計、滴下ロート、攪拌器及び蒸留装置を備えつIr
j ff−I Itの四つロフラヌコにトルエン800
gを仕込み、90℃に昇温した。8 、8’ −(メチ
ルイミノ)ジプロピオン酸ジメチ/V208 gト24
φナトリウムメチラートのメタノール溶液287gとを
混合した液をトルエン中に2時間にわたシ滴下した。滴
下中反応温度は90〜95℃に保ち、系内で蒸発したメ
タノールを留出させた。反応物を冷却後、水200 m
lで稀釈し、分液した。水層を塩酸でpH8にし、次い
で病菌ソーダでアルカリ性にした。次にエーテルで抽出
し、油kqを濃縮後、塩化水素を吹き込むと結晶が析出
した。得られたN−メチ/L/−3−メトキシカルボニ
)v−4−ピペリドン痕峻塩は196g(収率94.5
0k)であった。
実施例2 実施例1と同様のフラスコにキシレン400.9を仕込
み、100℃に昇温した。8 、8’ −(エチルイミ
ノ)ジプロピオン酸ジエチ/L/248jiト24φナ
トリウムメチフートのメタノール溶液287gとを混合
した物をキシレン中に2時間にわたシ滴下した。滴下中
反応温度は100〜105℃に保ち、系内で蒸発したメ
タノールは留出させた。
反応物を実施例1と同様に後処理したところ、N−エチ
)v−8−エトキシカルボニ)v 4−ピペリドン塩酸
塩218N(収率92.8’%)を得た。
実施例3 9MM1例1と同様のフラスコにキシレン500gを仕
込み、100℃に昇温した。a 、 a’ −(ベンジ
ルイミノ)ジプロピオン酸ジメチ/I/279gと24
%ナトリウムメチラートのメタノール溶液287gとを
混合した物をキシレン中に3時間にわたシ滴下した。滴
下中反応温度は100〜105℃に保ち、系内で蒸発し
たメタノールは留出させた。反応物を実施例1と同様に
後処理したところ、N−ベンジ/L’−8−メトキシカ
ルポニ)v 4−ピペリドン塩酸塩267g(収率94
.2%)を得た。
比較例1 ’A21m例1と同様のフラスコにトルエン300g及
び24[有]ナトリウムメチフートのメタノール溶液2
37gを仕込み、メタノールを留出させて90℃に昇温
した。90〜95℃の反応’ll+^反で、3゜8’−
(メチルイミノ)ジプロピオン酸ジメチル208gを2
時間にわた9滴下した。滴下中生成するメタノールは留
出させた。反応物を冷却するとゲル化した。実施例1と
同様の彼処」ノ」1を行なったが、反応物がゲル化して
いるため攪拌が困φIトであシ、反応物を水で希釈、溶
解するのに長時間を要した。また得られるN−メチ)V
−3−メトキシカルボニ)V−4−ピペリドン塩酸塩の
収址は158g(収率78.7チ)であった。
比較例2 実施例1と同様のフラスコに8.3′−(メチルイミノ
)ジプロピオン酸ジメチ)v2089とキシレンaoo
、yを仕込み、80℃に外温した。78〜82℃の反応
温度で24チナトリウムメチラートのメタノール溶液2
879を1時間にわたシ滴下した。滴下終了後生成する
メタノールは留出さぜた。反応物を実施例1と同様に後
処理したところN−メチル−3−メトキシカルポニ)V
−4−ピペリドン塩酸塩は128.1収率61.6%)
であった。
参考例 20茹メチルアミンのメタノ−)V溶液155gとアク
リル酸メチル172gとを常温で反応せしめ、次いてメ
タノール及び未反応原料を留去し、釜残に粗製の8’、
 8’ −(メチルイミノ)ジプロピオン酸ジメチル2
07gを得た。実施例1と同様のフラスコにキシレン8
00 Nヲ仕込ミ、90℃に!+温した。粗製8 、8
’ −(メチルイミノ)ジプロピオン酸ジメチル207
Jと24%ナトリウムメチラートのメタノ−μ溶液28
7gとを混合した物を1.5時間にわたシ滴下した。滴
下中反応温度は90℃に保ち、系内で蒸発したメタノー
ルを留出させた。N−メチ)v−B−メトキシヵルボニ
)V−4−ピペリドンを含有する反応物を冷却し、20
チ塩酸54B、!9を加え、分液した。水層を加熱して
100℃で6時間反応させた後、J【名物を冷却し、次
いで苛性カリで中和し、ブタノールで抽出した。油層を
蒸留し、沸点95〜97℃/44mmH,i7の留分を
朶めたところ、G、C,純jX 99.8勢のN−メチ
ル−4−ピペリドン98gが11)られた。
(以上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二 、′−1゛、−1゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 %式%(0 〔式中R皿 は低級アルキp基又はフェニル低級アルキ
    ル基を、R2は低級アルキル基をそれぞれ示す。〕で表
    わされる8、8’−(置換イミノ)ジプロピオン酸ジア
    ルキルにアルカリ金属アlレコラートを作用させて一般
    式 〔式中孔1及びB2は前記に同じ。〕で表わされる4−
    ピペリドン誘導体を製造するに当シ、加温された不活性
    溶媒に8.8’−(置換イミノ)ジプロピオン酸ジアル
    キμとアルカリ金属アμコラートとを混合した物を連続
    的に供給することを特徴とする4−ピペリドン誘導体の
    製造法。
JP24653283A 1983-12-28 1983-12-28 4−ピペリドン誘導体の製造法 Granted JPS60142957A (ja)

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JPH0559905B2 JPH0559905B2 (ja) 1993-09-01

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