JPS6014076Y2 - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
- Publication number
- JPS6014076Y2 JPS6014076Y2 JP19035981U JP19035981U JPS6014076Y2 JP S6014076 Y2 JPS6014076 Y2 JP S6014076Y2 JP 19035981 U JP19035981 U JP 19035981U JP 19035981 U JP19035981 U JP 19035981U JP S6014076 Y2 JPS6014076 Y2 JP S6014076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- oil
- lubricating oil
- lubricating
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は通常は強制給油装置と自己給油装置とにより、
また、強制給油装置の異常時は自己給油装置によって回
転軸と軸受との間に給油するように構成した軸受装置に
関する。
また、強制給油装置の異常時は自己給油装置によって回
転軸と軸受との間に給油するように構成した軸受装置に
関する。
従来のこの種の軸受装置を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
図に於て、1は回転軸2を回転自在に軸支する軸受、3
は図示していない強制給油装置によって給油される潤滑
油を回転軸2と軸受1との間に導く給油パイプ、4は回
転軸2と軸受1との間を潤滑した潤滑油5を内部に収容
する軸受箱、6は軸受箱4の側壁に開口部6a設けて潤
滑油5を排出し軸受箱4内の潤滑油レベルを一定に保つ
排油通路、7は回転軸2に懸架され下部が軸受箱4内の
潤滑油5に浸るオイルリング、8は軸受1を支持する軸
受台であって、回転軸2の回転によりオイルリング7に
付着した潤滑油5を汲み上げ回転軸2と軸受1との間に
潤滑油5を供給する自己給油装置を構成している。
は図示していない強制給油装置によって給油される潤滑
油を回転軸2と軸受1との間に導く給油パイプ、4は回
転軸2と軸受1との間を潤滑した潤滑油5を内部に収容
する軸受箱、6は軸受箱4の側壁に開口部6a設けて潤
滑油5を排出し軸受箱4内の潤滑油レベルを一定に保つ
排油通路、7は回転軸2に懸架され下部が軸受箱4内の
潤滑油5に浸るオイルリング、8は軸受1を支持する軸
受台であって、回転軸2の回転によりオイルリング7に
付着した潤滑油5を汲み上げ回転軸2と軸受1との間に
潤滑油5を供給する自己給油装置を構成している。
尚、自己給油装置は図示したオイルリング7によって構
成されるもののほかにオイルディスクによって構成され
るものがあるが、説明上オイルリングの場合を例にとり
説明する。
成されるもののほかにオイルディスクによって構成され
るものがあるが、説明上オイルリングの場合を例にとり
説明する。
このように構成した軸受装置は通常は給油パイプ3を介
して強制給油装置から供給される潤滑油とオイルリング
7により汲み上げられる潤滑油とにより、また、強制給
油装置の異常時はオイルリングによって汲み上げられる
潤滑油により回転軸2と軸受1との間の潤滑が行なわれ
る。
して強制給油装置から供給される潤滑油とオイルリング
7により汲み上げられる潤滑油とにより、また、強制給
油装置の異常時はオイルリングによって汲み上げられる
潤滑油により回転軸2と軸受1との間の潤滑が行なわれ
る。
ところで、このように構成した軸受装置は強制給油装置
が故障し、その給油装置から潤滑油が供給されなくても
、オイルリング7によって汲み上げられる潤滑油5によ
り回転軸2と軸受1との間の潤滑が行なわれるが、例え
ば、このような軸受装置を船舶のような動線により傾斜
する場所に設置しており、とのような状態が続くと次に
述べるような欠点があった。
が故障し、その給油装置から潤滑油が供給されなくても
、オイルリング7によって汲み上げられる潤滑油5によ
り回転軸2と軸受1との間の潤滑が行なわれるが、例え
ば、このような軸受装置を船舶のような動線により傾斜
する場所に設置しており、とのような状態が続くと次に
述べるような欠点があった。
すなわち、このように構成した軸受装置は軸受箱4の側
壁に排油通路6の開口部6aを設けているため、軸受装
置が傾斜すると排油通路6から軸受箱4内の潤滑油5が
排出され、潤滑油5のレベルが一点鎖線のように下がっ
てしまう。
壁に排油通路6の開口部6aを設けているため、軸受装
置が傾斜すると排油通路6から軸受箱4内の潤滑油5が
排出され、潤滑油5のレベルが一点鎖線のように下がっ
てしまう。
このため、潤滑油5中にオイルリング7が浸らなくなっ
てオイルリング7によって潤滑油5が汲み上げられなく
なり、回転軸2と軸受1を焼損するおそれがあった。
てオイルリング7によって潤滑油5が汲み上げられなく
なり、回転軸2と軸受1を焼損するおそれがあった。
本考案は上記欠点に鑑み威されたもので、強制給油装置
が停止した状態で傾いても軸受箱内の潤滑油レベルを保
ってオイルリングに潤滑油が付着するようにし、回転軸
と軸受を過熱焼損しない軸受装置を提供することを目的
とする。
が停止した状態で傾いても軸受箱内の潤滑油レベルを保
ってオイルリングに潤滑油が付着するようにし、回転軸
と軸受を過熱焼損しない軸受装置を提供することを目的
とする。
以下、本考案の一実施例を第3および第4図を参照して
説明するが、第1図および第2図と同一部分には同一符
号を付したので説明は省略する。
説明するが、第1図および第2図と同一部分には同一符
号を付したので説明は省略する。
すなわち、第1図と異なる部分は軸受箱4内のほぼ中央
部に上方に開口した排油パイプ10を設け、この排油パ
イプ10によって潤滑油レベルを適正に保つ排油通路l
eaを形成したものである。
部に上方に開口した排油パイプ10を設け、この排油パ
イプ10によって潤滑油レベルを適正に保つ排油通路l
eaを形成したものである。
次に作用を説明する。
水平位置では潤滑油5のレベルは正常位置であり、第5
図に示すように軸受装置を傾斜しても潤滑油5のレベル
は正常位置より排油通路10aから排出される油の量は
少なく、この状態より元に戻っても十分に潤滑油5のレ
ベルを確保できる。
図に示すように軸受装置を傾斜しても潤滑油5のレベル
は正常位置より排油通路10aから排出される油の量は
少なく、この状態より元に戻っても十分に潤滑油5のレ
ベルを確保できる。
従って、潤滑油5中にオイルリング7が何時でも浸るこ
とになり、オイルリング7によって十分に回転軸2と軸
受1との間に潤滑油5が供給されるので、軸受装置が傾
斜しても回転軸2と軸受1とが過熱焼損することがなく
なる。
とになり、オイルリング7によって十分に回転軸2と軸
受1との間に潤滑油5が供給されるので、軸受装置が傾
斜しても回転軸2と軸受1とが過熱焼損することがなく
なる。
第6図および第7図は他の実施例を示したもので、第1
図および第2図と異なる点は軸受台8の中心部に軸方向
に開口する孔11aを設は潤滑油5のレベルを適正に保
つ排油通路11を形成したものである。
図および第2図と異なる点は軸受台8の中心部に軸方向
に開口する孔11aを設は潤滑油5のレベルを適正に保
つ排油通路11を形成したものである。
このように構成した軸受装置は第5図に示したと同様に
排油通路11から排出される油の量を少なくでき傾斜し
た状態で運転を続けても回転軸2と軸受とを焼損するこ
とがない。
排油通路11から排出される油の量を少なくでき傾斜し
た状態で運転を続けても回転軸2と軸受とを焼損するこ
とがない。
しかも、軸受台8に開口部を設けているため、軸方向の
傾きが生じても同様に排出される油の量を少なくできる
。
傾きが生じても同様に排出される油の量を少なくできる
。
以上述べたように本考案によれば、軸受装置において軸
受箱内の中央部に開口し、潤滑油のレベルを適正に保つ
排油通路を設けるようにしたので、強制給油装置が停止
した状態で軸受装置が傾いても軸受箱内の潤滑油が減ら
ず、従ってオイルリングが潤滑油中に十分浸り回転軸と
軸受の過熱焼損をなくすることができる効果がある。
受箱内の中央部に開口し、潤滑油のレベルを適正に保つ
排油通路を設けるようにしたので、強制給油装置が停止
した状態で軸受装置が傾いても軸受箱内の潤滑油が減ら
ず、従ってオイルリングが潤滑油中に十分浸り回転軸と
軸受の過熱焼損をなくすることができる効果がある。
第1図は従来の軸受装置を示す縦断面図、第2図は第1
図のA−A線に沿う縦断面図、第3図は本考案の軸受装
置の一実施例を示す縦断面図、第4図は第3図のB−B
線に沿う縦断面図、第5図は傾斜状態を示す縦断面図、
第6図は他の実施例を示す縦断面図、第7図は第6図の
C−C線に沿う縦断面図である。 1・・・・・・軸受、2・・・・・・回転軸、3・・・
・・・給油パイプ、4・・・・・・軸受箱、5・・・・
・・潤滑油、7・・・・・・オイルリング、訃・・・・
・軸受台、10・・・・・・排油パイプ、10a・・・
・・・排油通路、11・・・・・・排油通路。
図のA−A線に沿う縦断面図、第3図は本考案の軸受装
置の一実施例を示す縦断面図、第4図は第3図のB−B
線に沿う縦断面図、第5図は傾斜状態を示す縦断面図、
第6図は他の実施例を示す縦断面図、第7図は第6図の
C−C線に沿う縦断面図である。 1・・・・・・軸受、2・・・・・・回転軸、3・・・
・・・給油パイプ、4・・・・・・軸受箱、5・・・・
・・潤滑油、7・・・・・・オイルリング、訃・・・・
・軸受台、10・・・・・・排油パイプ、10a・・・
・・・排油通路、11・・・・・・排油通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸を回転自在に軸支する軸受と、給油パイプを
介して前記回転軸と軸受との間に潤滑油を強制的に供給
する強制給油装置と、前記回転軸と軸受との間を潤滑し
た潤滑油を内部に収容する軸受箱と、前記軸受箱内の潤
滑油を排出し軸受箱内の潤滑油のレベルを保つ排油通路
と、前記軸受箱内の潤滑油に下部が浸り前記回転軸に懸
架されたオイルリングあるいは固定されたオイルディス
クによって前記回転軸と軸受間に潤滑油を汲み上げる自
己給油装置とから成るものにおいて、前記排油通路の開
口部を軸受箱の中央部に設けたことを特徴とする軸受装
置。 2 排油通路を排油パイプによって形成したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の軸受装置。 3 排油通路を軸受の軸受台に形成したことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19035981U JPS6014076Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19035981U JPS6014076Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5894998U JPS5894998U (ja) | 1983-06-28 |
JPS6014076Y2 true JPS6014076Y2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=30103947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19035981U Expired JPS6014076Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014076Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19035981U patent/JPS6014076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5894998U (ja) | 1983-06-28 |
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