JPS60140098A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS60140098A JPS60140098A JP24649183A JP24649183A JPS60140098A JP S60140098 A JPS60140098 A JP S60140098A JP 24649183 A JP24649183 A JP 24649183A JP 24649183 A JP24649183 A JP 24649183A JP S60140098 A JPS60140098 A JP S60140098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- nozzle body
- heat transfer
- steam
- transfer pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F27/00—Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus
- F28F27/02—Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus for controlling the distribution of heat-exchange media between different channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/002—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using inserts or attachments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、熱交換器に係り、特に、流量調整用の絞り通
路と整流用の広がり通路とを備えたノズル体を伝熱管の
加熱蒸気流入部に嵌挿、固定して加熱蒸気の流!調整を
確実に行うとともに、伝熱管の侵食を防止しつるように
した熱交換器に関するO 〔発明の技術的背景〕 熱交換器は種々の分野で用いられている。たとえば、原
子力発電プラントでは、原子炉から送給される蒸気は飽
和状態に近く、高圧タービンの排気蒸気には多量の水分
が含まれているため、熱交換器の一種である湿分分離再
熱装置で一旦過熱状態にした後、低圧タービンに供給す
るようにしている。
路と整流用の広がり通路とを備えたノズル体を伝熱管の
加熱蒸気流入部に嵌挿、固定して加熱蒸気の流!調整を
確実に行うとともに、伝熱管の侵食を防止しつるように
した熱交換器に関するO 〔発明の技術的背景〕 熱交換器は種々の分野で用いられている。たとえば、原
子力発電プラントでは、原子炉から送給される蒸気は飽
和状態に近く、高圧タービンの排気蒸気には多量の水分
が含まれているため、熱交換器の一種である湿分分離再
熱装置で一旦過熱状態にした後、低圧タービンに供給す
るようにしている。
この湿分分離再熱装置は、たとえば第1図、第2図およ
び第3図に示すように、円筒状の本体胴1の底部に配置
された被加熱蒸気入口座2から上記本体力同1内に被加
熱蒸気が供給されるとともに、原子炉からの加熱蒸気は
上記本体胴1の端部に付設された蒸気ヘッダ3を通して
伝熱管4内に送給されるようになっている。この伝熱管
4は多数の長尺状の細長0字管からなり、前記蒸気ヘッ
ダ3の管板5から本体胴l内にほぼ水平に突出するよう
に配置、固定されるとともに、この伝熱管4の両管端部
は仕切板6により区切られる前記蒸気ヘッダ3の高温室
7および低温室8にそれぞれ開口されている。そして、
加熱蒸気入口座9から供給される加熱蒸気は、高温室7
を通って伝熱管4内ζこ導かれ、この伝熱管4外を直交
するように流動する被加熱蒸気を加熱して冷却され、そ
の後、伝熱管4内から低温室8内に流出し、ドレン分は
ドレン出口座11より排出され、さらに残った蒸気分は
ベント座12から器外へ排出される。韮た、過熱状態と
なった被加熱蒸気は、被加熱蒸気出口座13より低圧タ
ービンへ送給される。
び第3図に示すように、円筒状の本体胴1の底部に配置
された被加熱蒸気入口座2から上記本体力同1内に被加
熱蒸気が供給されるとともに、原子炉からの加熱蒸気は
上記本体胴1の端部に付設された蒸気ヘッダ3を通して
伝熱管4内に送給されるようになっている。この伝熱管
4は多数の長尺状の細長0字管からなり、前記蒸気ヘッ
ダ3の管板5から本体胴l内にほぼ水平に突出するよう
に配置、固定されるとともに、この伝熱管4の両管端部
は仕切板6により区切られる前記蒸気ヘッダ3の高温室
7および低温室8にそれぞれ開口されている。そして、
加熱蒸気入口座9から供給される加熱蒸気は、高温室7
を通って伝熱管4内ζこ導かれ、この伝熱管4外を直交
するように流動する被加熱蒸気を加熱して冷却され、そ
の後、伝熱管4内から低温室8内に流出し、ドレン分は
ドレン出口座11より排出され、さらに残った蒸気分は
ベント座12から器外へ排出される。韮た、過熱状態と
なった被加熱蒸気は、被加熱蒸気出口座13より低圧タ
ービンへ送給される。
この種の湿分分離再熱器においては、伝熱管4内に生ず
るドレンの過冷却現象および不安定流動を防止するため
、第4図に示すようなオリフィス板14を伝熱管4の加
熱蒸気入口端に取付けるようにしたものがある(たとえ
は特公昭54−2329号公報参照)。
るドレンの過冷却現象および不安定流動を防止するため
、第4図に示すようなオリフィス板14を伝熱管4の加
熱蒸気入口端に取付けるようにしたものがある(たとえ
は特公昭54−2329号公報参照)。
すなわち、伝熱g4の管群最外周は熱交換蓋が大きく、
内周側はど熱交換量が小さくなっているため、それに伴
って各伝熱管4ζこ流入する加熱蒸気量も内側から外1
!0にかけて次第に増大している。
内周側はど熱交換量が小さくなっているため、それに伴
って各伝熱管4ζこ流入する加熱蒸気量も内側から外1
!0にかけて次第に増大している。
一方、谷伝熱管4が開口する高温室7および低温室8の
圧力は一定になっていることから、外側伝熱管の方が流
動抵抗すなわち圧力降下が大きくなっている。そして、
高温室7と低温室8との圧力差は、各伝熱管4の圧力降
下の平衡によって決定されているが、この画室7,8の
圧力差が小さいときには、外側伝熱管の圧力が途中で低
温室8内の圧力と等しくなってしまい、管内流動がその
部分で停止されてしまう。そうすると、管内に次第にド
レンが滞留し、ついには充満状態となってしまう。そし
てこの充満ドレンは、低温の被加熱蒸気により冷却され
、たとえば、50〜60℃の過冷却状態に至る。
圧力は一定になっていることから、外側伝熱管の方が流
動抵抗すなわち圧力降下が大きくなっている。そして、
高温室7と低温室8との圧力差は、各伝熱管4の圧力降
下の平衡によって決定されているが、この画室7,8の
圧力差が小さいときには、外側伝熱管の圧力が途中で低
温室8内の圧力と等しくなってしまい、管内流動がその
部分で停止されてしまう。そうすると、管内に次第にド
レンが滞留し、ついには充満状態となってしまう。そし
てこの充満ドレンは、低温の被加熱蒸気により冷却され
、たとえば、50〜60℃の過冷却状態に至る。
また、ドレンが管内に充満すると、管内圧力が上昇し、
上記過冷却のドレンは、一時に低温室8内に排出される
。そして、再び管内にドレンが滞留し始めるという不安
定流動を繰返す。
上記過冷却のドレンは、一時に低温室8内に排出される
。そして、再び管内にドレンが滞留し始めるという不安
定流動を繰返す。
第4図に示すオリフィス板14は、このようなドレン過
冷却現象および不安定流動を防止するためのものであっ
て、各伝熱管4に連通ずるオリフィス孔15を有し、こ
の各オリフィス孔150口径寸法は、それぞれの伝熱管
4の備える熱伝達特性の相違に応じて変化させられてお
り、外側の伝熱管4により多量の加熱蒸気が流入するよ
うになっている。
冷却現象および不安定流動を防止するためのものであっ
て、各伝熱管4に連通ずるオリフィス孔15を有し、こ
の各オリフィス孔150口径寸法は、それぞれの伝熱管
4の備える熱伝達特性の相違に応じて変化させられてお
り、外側の伝熱管4により多量の加熱蒸気が流入するよ
うになっている。
ところが、このようなオリフィス板14を用いるもので
は、第5図に示すように、オリフィス孔15の直後に強
い渦流が発生し、伝熱管4の内面の侵食が極めて早く進
行するという問題があった。このため、伝熱管4を常時
点検しておく必要があり、点検、イ6理に当っては非常
に狭い空間内での作業を強いられていた。
は、第5図に示すように、オリフィス孔15の直後に強
い渦流が発生し、伝熱管4の内面の侵食が極めて早く進
行するという問題があった。このため、伝熱管4を常時
点検しておく必要があり、点検、イ6理に当っては非常
に狭い空間内での作業を強いられていた。
また、オリフィス板14取付部には隙間が生じ易く、そ
の隙間から加熱蒸気が伝熱管4内に流入するとオリフィ
ス孔15の絞り効果が十分得られなくなってしまうとい
う問題もあった。
の隙間から加熱蒸気が伝熱管4内に流入するとオリフィ
ス孔15の絞り効果が十分得られなくなってしまうとい
う問題もあった。
本発明は、このような従来の熱交換器の欠点を解消し、
伝熱管の侵食を有効に防止することができ、しかも伝熱
管への加熱蒸気の流入量を確実に調整することができる
ようにした熱交換器を提供することを目的とする。
伝熱管の侵食を有効に防止することができ、しかも伝熱
管への加熱蒸気の流入量を確実に調整することができる
ようにした熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による熱交換器は、各
伝熱管の加熱蒸気入口端部分に流入蒸気量を調整し伝熱
管内の過冷却および不安定流動を防止するノズル体を嵌
挿、固定してなり、上記ノズル体は、その蒸気流入側に
流入蒸気の流量調整をする所定内径の絞り通路を備える
とともに、この赦り通路は該絞り通路に連設された整流
用の広がり通路を介して伝熱管内に開口されていること
を特徴とし、絞り通路を通って流量調整された加熱蒸気
が広がり通路により極めて滑らかに伝熱管内に導かれる
とともに、ノズル体と伝熱管との隙間を狭小にしうるよ
うにしている。
伝熱管の加熱蒸気入口端部分に流入蒸気量を調整し伝熱
管内の過冷却および不安定流動を防止するノズル体を嵌
挿、固定してなり、上記ノズル体は、その蒸気流入側に
流入蒸気の流量調整をする所定内径の絞り通路を備える
とともに、この赦り通路は該絞り通路に連設された整流
用の広がり通路を介して伝熱管内に開口されていること
を特徴とし、絞り通路を通って流量調整された加熱蒸気
が広がり通路により極めて滑らかに伝熱管内に導かれる
とともに、ノズル体と伝熱管との隙間を狭小にしうるよ
うにしている。
以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図ないし第5図に示した従来の熱交換器と同一構成
物を同一符号で表した第6図において、高温室7の内壁
を構成する管板5面上にノズル固定板21が固着されて
いる。そしてこのノズル固定板21には各伝熱管4に連
通ずるノズル取付孔22が多数形成されている。また、
この各ノズル取付孔22内にはノズル体βが嵌挿されて
おり、高温室7内の7JO熱蒸気がこのノズル体部を通
って伝熱管4内に流入するようになっている。さらに、
上記ノズル体乙は、その外周面におねじ部を有し、前記
ノズル取付孔四の内周面に形成されためねじ部に螺合さ
れて高温室7側から伝熱管4側に向って嵌挿されている
。また、上記ノズル体おおよびノズル取付孔nの高温室
7側端部分には凸段部Z3aおよび凹段部22aが形成
されており、上記凸段部23aが凹段部22aに係合す
ることによってノズル体乙がノズル取付孔22に締句は
固定されるようをどなっている。この場合、ノズル体部
の高温室7側端面は、ノズル固定板21の端面とほぼ一
致し、凹凸のない状態になっている。
物を同一符号で表した第6図において、高温室7の内壁
を構成する管板5面上にノズル固定板21が固着されて
いる。そしてこのノズル固定板21には各伝熱管4に連
通ずるノズル取付孔22が多数形成されている。また、
この各ノズル取付孔22内にはノズル体βが嵌挿されて
おり、高温室7内の7JO熱蒸気がこのノズル体部を通
って伝熱管4内に流入するようになっている。さらに、
上記ノズル体乙は、その外周面におねじ部を有し、前記
ノズル取付孔四の内周面に形成されためねじ部に螺合さ
れて高温室7側から伝熱管4側に向って嵌挿されている
。また、上記ノズル体おおよびノズル取付孔nの高温室
7側端部分には凸段部Z3aおよび凹段部22aが形成
されており、上記凸段部23aが凹段部22aに係合す
ることによってノズル体乙がノズル取付孔22に締句は
固定されるようをどなっている。この場合、ノズル体部
の高温室7側端面は、ノズル固定板21の端面とほぼ一
致し、凹凸のない状態になっている。
また、ノズル体乙の外径寸法は、伝熱管4の内径寸法よ
りほんの僅かたけ小さく形成されており、ノズル体部の
先端側部分が伝熱管4内にほとんど隙間がない状態で所
定長さ嵌挿されている。
りほんの僅かたけ小さく形成されており、ノズル体部の
先端側部分が伝熱管4内にほとんど隙間がない状態で所
定長さ嵌挿されている。
さらに、上記ノズル体乙には、高温室7内の加熱蒸気を
収り調整して伝熱管4仙に尋く小径状の絞り通F624
が上記高温室7に開口するように穿設されている。また
、この絞り通路冴には、整流を行うための広がり通路5
が連設されており、該絞り通路Uは、上記広がり通路5
を介して伝熱管4内に開口されるようになっている。な
お、上記絞り通路囚の内径寸法は、伝熱管4内に流入さ
れるべき蒸気量によって変化させられている。すなわち
、内側伝熱管に取付けられたノズル体部の紋り通路冴の
内径は、小さく形成されて大きな絞り童が与えられると
ともに、外側にいくに従って絞り通路Uの内径は次第に
大きくなるよう形成され、その絞り量は外側伝熱管はど
緩かになっている。
収り調整して伝熱管4仙に尋く小径状の絞り通F624
が上記高温室7に開口するように穿設されている。また
、この絞り通路冴には、整流を行うための広がり通路5
が連設されており、該絞り通路Uは、上記広がり通路5
を介して伝熱管4内に開口されるようになっている。な
お、上記絞り通路囚の内径寸法は、伝熱管4内に流入さ
れるべき蒸気量によって変化させられている。すなわち
、内側伝熱管に取付けられたノズル体部の紋り通路冴の
内径は、小さく形成されて大きな絞り童が与えられると
ともに、外側にいくに従って絞り通路Uの内径は次第に
大きくなるよう形成され、その絞り量は外側伝熱管はど
緩かになっている。
これにより、外側伝熱管により多くの刃口熱蒸気が流入
することとなり、管内の凝縮ドレンの過?’r却と不安
定流動とが防止されるようになっている。
することとなり、管内の凝縮ドレンの過?’r却と不安
定流動とが防止されるようになっている。
このような構成からなる熱交換器におい°Cは、高温室
7内の加熱蒸気がノズル体部の絞り通路冴を通って絞り
調整された後、広がり通路25を通って伝熱管4内に流
入していく。この場合、広がり通路5では徐々に管径が
拡大するよう変化していくため、加熱蒸気はこの広がり
通路5を極めて清かに流動してき、従来のような渦流(
第5図参照)はほとんど発生しない。
7内の加熱蒸気がノズル体部の絞り通路冴を通って絞り
調整された後、広がり通路25を通って伝熱管4内に流
入していく。この場合、広がり通路5では徐々に管径が
拡大するよう変化していくため、加熱蒸気はこの広がり
通路5を極めて清かに流動してき、従来のような渦流(
第5図参照)はほとんど発生しない。
また、伝熱管4内にノズル体部が直接挿入されているた
め、伝熱管4とノズル体23との隙間を非常に小さくす
ることができ、ノズル体器内を通らずに上記隙間から直
接伝熱管4内番9人する力日熱蒸気をほとんどなくすこ
とができる。
め、伝熱管4とノズル体23との隙間を非常に小さくす
ることができ、ノズル体器内を通らずに上記隙間から直
接伝熱管4内番9人する力日熱蒸気をほとんどなくすこ
とができる。
さらに第7図に示す本発明の他の実施例においては、ノ
ズル取付孔32の内径を伝熱管4の外径よりやや大きく
なるように形成し、これに合せてノズル体33の外径も
大きくするようにしている。このようにすると、ノズル
体33を取外したときにノズル取付孔32を通して伝熱
管4の溶接部を容易に点検することができ非常に便利で
ある。
ズル取付孔32の内径を伝熱管4の外径よりやや大きく
なるように形成し、これに合せてノズル体33の外径も
大きくするようにしている。このようにすると、ノズル
体33を取外したときにノズル取付孔32を通して伝熱
管4の溶接部を容易に点検することができ非常に便利で
ある。
また本実施例では、ノズル体33の蒸気入口部に曲面状
のベルマウス部34が形成されており、このベルマウス
部34から加熱蒸気が絞り通路U内に流入していくよう
になっている。このようにすると、流入加熱蒸気をあら
かじめ整流しておくことができ、蒸気の流量調整を一層
確実かつ高精度に行うことができるという利点が生じる
。
のベルマウス部34が形成されており、このベルマウス
部34から加熱蒸気が絞り通路U内に流入していくよう
になっている。このようにすると、流入加熱蒸気をあら
かじめ整流しておくことができ、蒸気の流量調整を一層
確実かつ高精度に行うことができるという利点が生じる
。
以上述べたように、本発明による熱交換器は、各伝熱管
の加熱蒸気入口端部分に流入加熱蒸気量を鯛整するノズ
ル体を嵌挿して固定するとともに、このノズル体に設け
られた絞り通路を、整流用の広がり通路を介して伝熱管
内に開口されるようにしたから、加熱蒸気は、渦の発生
を伴うことなく極めてスムーズに伝熱管内に流入してい
き、従来のように渦流によって伝熱管が侵食されるよう
なことを回避することができる。しかも、ノズル体を通
らずに伝熱管内に流入しようとする加熱蒸気の隙間通路
を狭小にすることができるため、ノズル体の絞り効果を
十分に発揮させることができ、伝熱管内の過冷却および
不安定流動を確実になくすことができる。したがって本
発明によれば、伝熱管の損傷の発生を極めて有効に防止
することができ、熱交換器の信頼性を高め寿命を長くす
ることができる。
の加熱蒸気入口端部分に流入加熱蒸気量を鯛整するノズ
ル体を嵌挿して固定するとともに、このノズル体に設け
られた絞り通路を、整流用の広がり通路を介して伝熱管
内に開口されるようにしたから、加熱蒸気は、渦の発生
を伴うことなく極めてスムーズに伝熱管内に流入してい
き、従来のように渦流によって伝熱管が侵食されるよう
なことを回避することができる。しかも、ノズル体を通
らずに伝熱管内に流入しようとする加熱蒸気の隙間通路
を狭小にすることができるため、ノズル体の絞り効果を
十分に発揮させることができ、伝熱管内の過冷却および
不安定流動を確実になくすことができる。したがって本
発明によれば、伝熱管の損傷の発生を極めて有効に防止
することができ、熱交換器の信頼性を高め寿命を長くす
ることができる。
第1図は原子力発電プラントに用いられる熱交換器の一
種である湿分分離再熱器の縦断面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図は伝熱管部分の拡大断面図、第
4図は蒸気ヘッダ部分の拡大断面図、第5図は従来のオ
リフィス板を取付けた状態を示す部分拡大断面図、第6
図は本発明の一実施例における伝熱管端部分を表す拡大
縦断面図、第7図は本発明の他の実施例における第6図
相当の拡大縦断面図である。 1・・・本体胴、3・・・蒸気ヘッダ、4・・・伝熱管
、5・・・管板、7・・・高温室、8・・・低温室、2
1・・・ノズル固定板、22 、32・・・ノズル取付
孔、23.33・・・ノズル体。 出願人代理人 猪 股 清
種である湿分分離再熱器の縦断面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図は伝熱管部分の拡大断面図、第
4図は蒸気ヘッダ部分の拡大断面図、第5図は従来のオ
リフィス板を取付けた状態を示す部分拡大断面図、第6
図は本発明の一実施例における伝熱管端部分を表す拡大
縦断面図、第7図は本発明の他の実施例における第6図
相当の拡大縦断面図である。 1・・・本体胴、3・・・蒸気ヘッダ、4・・・伝熱管
、5・・・管板、7・・・高温室、8・・・低温室、2
1・・・ノズル固定板、22 、32・・・ノズル取付
孔、23.33・・・ノズル体。 出願人代理人 猪 股 清
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)本体胴内に多数の長尺状伝熱管をほぼ水平に保持し
てなり、この各伝熱管内に供給される高温加熱蒸気によ
って管外の低温被加熱蒸気を加熱するようにした熱交換
器において;各伝熱管の加熱蒸気入口端部分に、伝熱管
内流入蒸気量を調整して、該伝熱管内の過冷却および不
安定流動を防止するノズル体を嵌挿してなり、上記ノズ
ル体は、その蒸気流入側に蒸気流入量を調整する所定内
径の絞り通路を備えるとともに、この絞り通路は、該絞
り通路に連設された整流用の広がり通路を介して伝熱管
内に開口されていることを特徴とする熱交換器。 2)ノズル体は、伝熱管の蒸気流入側端に取付けられた
ノズル固定板に保持されていることを特徴とする特fF
請求の範囲第1項記載の熱交換器。 3)ノズル体の蒸気流入部には、加熱蒸気を内部に案内
するベルマウス部が形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24649183A JPS60140098A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24649183A JPS60140098A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60140098A true JPS60140098A (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=17149185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24649183A Pending JPS60140098A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60140098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503140A (ja) * | 2013-12-26 | 2017-01-26 | ニュースケール パワー エルエルシー | 管整列オリフィスを備えた蒸気発生器 |
CN106969659A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-07-21 | 林州市桃园散热科技有限公司 | 一种散热器循环水过滤器及其制成的散热器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178195A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-19 | Hitachi Ltd | 熱交換器 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24649183A patent/JPS60140098A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178195A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-19 | Hitachi Ltd | 熱交換器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503140A (ja) * | 2013-12-26 | 2017-01-26 | ニュースケール パワー エルエルシー | 管整列オリフィスを備えた蒸気発生器 |
CN106969659A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-07-21 | 林州市桃园散热科技有限公司 | 一种散热器循环水过滤器及其制成的散热器 |
CN106969659B (zh) * | 2017-04-14 | 2018-10-30 | 林州市桃园散热科技有限公司 | 一种散热器循环水过滤器及其制成的散热器 |
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