JPS60144367A - 導電性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
導電性樹脂組成物の製造方法Info
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- JPS60144367A JPS60144367A JP8284A JP8284A JPS60144367A JP S60144367 A JPS60144367 A JP S60144367A JP 8284 A JP8284 A JP 8284A JP 8284 A JP8284 A JP 8284A JP S60144367 A JPS60144367 A JP S60144367A
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- carbon fiber
- electrically conductive
- conductive resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導電性樹脂組成物に関し、更に詳しくは着色に
よりそれらの性能特性や用途が識別可能である導電性樹
脂組成物の提供を目的とする。
よりそれらの性能特性や用途が識別可能である導電性樹
脂組成物の提供を目的とする。
従来、導電性カーボンブラックを各裡樹脂に添加して成
る導電性樹脂組成物は公知であるが、これら従来の導電
性樹脂組成物は、使用している導電剤がカーボンブラッ
クであるため組成物並びにそれによる各種成形物はすべ
て黒色であり、用途や導電度の差ごとに容易に区別する
ととができないという欠点がある。
る導電性樹脂組成物は公知であるが、これら従来の導電
性樹脂組成物は、使用している導電剤がカーボンブラッ
クであるため組成物並びにそれによる各種成形物はすべ
て黒色であり、用途や導電度の差ごとに容易に区別する
ととができないという欠点がある。
本発明者は、導電性樹脂組成物をその用途や性能の違い
ごとに視覚によって容易に識別できる様にして上記の従
来技術の欠点を解決すべく鋭意研究の結果、導電性樹脂
組成物の導電剤として炭素柩維を使用するときは該炭素
繊維による着色は少なく、従って染顔料等の着色剤を使
用することによって各種の色相に色付けされた導電性樹
脂組成物が得られることを知見して本発明を完成しブζ
。
ごとに視覚によって容易に識別できる様にして上記の従
来技術の欠点を解決すべく鋭意研究の結果、導電性樹脂
組成物の導電剤として炭素柩維を使用するときは該炭素
繊維による着色は少なく、従って染顔料等の着色剤を使
用することによって各種の色相に色付けされた導電性樹
脂組成物が得られることを知見して本発明を完成しブζ
。
すなわち、本発明は樹脂、炭素繊維および染顔料から成
り、炭素繊維が樹脂１００重賢部あ１ζり約１〜６０重
量部であり、体積固有抵抗が１０−３〜１Ｏ１２Ω儂で
あり、着色により識別可能である事を特徴とする導電性
樹脂組成物である。
り、炭素繊維が樹脂１００重賢部あ１ζり約１〜６０重
量部であり、体積固有抵抗が１０−３〜１Ｏ１２Ω儂で
あり、着色により識別可能である事を特徴とする導電性
樹脂組成物である。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明において使用す
る樹脂とは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ＡＳ樹脂、Ａ Ｂ Ｓ 樹脂、ポリアセタ
ール、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂、アセテート樹脂等の一般
的な熱可塑性樹脂およびフェノール樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂
等の一般的な熱硬化性樹脂、各種のゴム類、更にはこれ
らの合成物と他の添加剤や材料からなる複合材料である
。
る樹脂とは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ＡＳ樹脂、Ａ Ｂ Ｓ 樹脂、ポリアセタ
ール、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂、アセテート樹脂等の一般
的な熱可塑性樹脂およびフェノール樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂
等の一般的な熱硬化性樹脂、各種のゴム類、更にはこれ
らの合成物と他の添加剤や材料からなる複合材料である
。
また本発明で使用する炭素繊維はＰＡＮ系又はピッチ系
の炭素繊維で平均径は３〜２０μｍのものであり、それ
らの炭素繊維の添加量は樹脂１００部に対し１部〜６０
部である。
の炭素繊維で平均径は３〜２０μｍのものであり、それ
らの炭素繊維の添加量は樹脂１００部に対し１部〜６０
部である。
また本発明で使用する染顔料とはアゾ系、ポリアゾ系、
アンスラキノン糸、キナクリドン系、ペリレン系、ペリ
ノン系、フタロシアニン系、フラバンスロン系及びジオ
キサジン系の有機染顔料、酸化鉄、酸化チタン、紺宥、
群青、黄鉛、カドミ顔料等の無機顔料及びカーボンブラ
ックの単独或いは２種以上の混合物である。このような
染顔料は樹脂１００重量部あたシ約０１〜２０重量部の
割合で使用する。
アンスラキノン糸、キナクリドン系、ペリレン系、ペリ
ノン系、フタロシアニン系、フラバンスロン系及びジオ
キサジン系の有機染顔料、酸化鉄、酸化チタン、紺宥、
群青、黄鉛、カドミ顔料等の無機顔料及びカーボンブラ
ックの単独或いは２種以上の混合物である。このような
染顔料は樹脂１００重量部あたシ約０１〜２０重量部の
割合で使用する。
本発明においては上記成分の他に顔料の易分散化の目的
で滑剤（分散助剤）、例えばステアリン酸、オレイン酸
、リノール酸等の高級脂肪酸と亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム、ノくリウム、カルシウム等の金属との金属
せつけん、又は低分子量ポリマー例えばポリエチレンワ
ックス、ポリプロピレンワックス、ポリスチレンワック
ス等のポリマーワックス又は、脂肪酸ワックス例えばス
テアリン酸、オレイン酸、リノール酸、モンタン酸等の
アマイド、ビスアマイド等を単独又は二種以上の混合物
として使用するのが好ましい。これらの滑剤は樹脂１０
０重量部あたり約０１〜１０重量部の割合で使用するの
が好ましい。
で滑剤（分散助剤）、例えばステアリン酸、オレイン酸
、リノール酸等の高級脂肪酸と亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム、ノくリウム、カルシウム等の金属との金属
せつけん、又は低分子量ポリマー例えばポリエチレンワ
ックス、ポリプロピレンワックス、ポリスチレンワック
ス等のポリマーワックス又は、脂肪酸ワックス例えばス
テアリン酸、オレイン酸、リノール酸、モンタン酸等の
アマイド、ビスアマイド等を単独又は二種以上の混合物
として使用するのが好ましい。これらの滑剤は樹脂１０
０重量部あたり約０１〜１０重量部の割合で使用するの
が好ましい。
以上の如き成分から成る本発明の導電性樹脂組成物は、
上記成分の単なる粉体混合物でもよいが、好ましくは上
記各成分を常法に従って溶融押出様により溶融混練し、
ペレット状に賦型して製品とするのがよい。このような
ベレット化の温度その他の諸条件は従来技術におけると
同様である。
上記成分の単なる粉体混合物でもよいが、好ましくは上
記各成分を常法に従って溶融押出様により溶融混練し、
ペレット状に賦型して製品とするのがよい。このような
ベレット化の温度その他の諸条件は従来技術におけると
同様である。
以上の如くして得られる本発明の導電性樹脂組成物は、
炭素繊維の使用輩を樹脂１００紙量部あたり約１〜６０
重側一部の範囲で変えることにより、その導電度（体積
固有抵抗）を約１０１２０α〜約１０−３Ω儂に変える
ことができ、また、その７ｊ！電度の変更に従って用い
る染顔料の色相を変えることにより、得られる導電性樹
脂組成物の導電度等の各種性能を肉眼で容易に識別でき
るようにすることができる。捷だ、導電性樹脂組成物の
各種用途に従って使用する染顔料を選択し、用途別の識
別も可能である。また、本発明の導電性樹脂組成物を目
的とする用途に従って成形した成形品は、後記実施例に
示す通り、炭素繊維未添加の成形品に比して各種の機械
的性能、例えば引張特性、曲は特性、クリープ特性、熱
的強度等が飛躍的に強化されている。従って、本発明の
樹脂組成物は帯電防止材料はもとより、導電性材料、面
発熱体、電磁波遮蔽材等の用途に非常に有用である。
炭素繊維の使用輩を樹脂１００紙量部あたり約１〜６０
重側一部の範囲で変えることにより、その導電度（体積
固有抵抗）を約１０１２０α〜約１０−３Ω儂に変える
ことができ、また、その７ｊ！電度の変更に従って用い
る染顔料の色相を変えることにより、得られる導電性樹
脂組成物の導電度等の各種性能を肉眼で容易に識別でき
るようにすることができる。捷だ、導電性樹脂組成物の
各種用途に従って使用する染顔料を選択し、用途別の識
別も可能である。また、本発明の導電性樹脂組成物を目
的とする用途に従って成形した成形品は、後記実施例に
示す通り、炭素繊維未添加の成形品に比して各種の機械
的性能、例えば引張特性、曲は特性、クリープ特性、熱
的強度等が飛躍的に強化されている。従って、本発明の
樹脂組成物は帯電防止材料はもとより、導電性材料、面
発熱体、電磁波遮蔽材等の用途に非常に有用である。
次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
なお、文中部または係とあるのは重量基準である。
実施例１
ナイロン６６樹脂（商品名：ウベナイロン６６Ｂ２０２
０、宇部興産社製品）８５部に炭素繊維（酉品名：パイ
ロフィルＸ７００６ＫＡ、三菱レイヨン社製品）１５部
、銅フタロシアニンブルー（商品名：クロモファインブ
ル−４９２０、大日精化工業社製品）１部およびステア
リン酸カルシウム１部を混合し、４０隅ダスクリー−ベ
ント式押出機に投入し設定温度２７０℃でペレット状に
成形した。との着色ベレットを８０℃４時間真空乾燥し
、５オンス射出成形機にて成形温度２７０℃、金型温度
８０℃の条件で成形し、５０ ｍ＋ｎ Ｘ ９０調×５
咽の青色の成形板を得た。
０、宇部興産社製品）８５部に炭素繊維（酉品名：パイ
ロフィルＸ７００６ＫＡ、三菱レイヨン社製品）１５部
、銅フタロシアニンブルー（商品名：クロモファインブ
ル−４９２０、大日精化工業社製品）１部およびステア
リン酸カルシウム１部を混合し、４０隅ダスクリー−ベ
ント式押出機に投入し設定温度２７０℃でペレット状に
成形した。との着色ベレットを８０℃４時間真空乾燥し
、５オンス射出成形機にて成形温度２７０℃、金型温度
８０℃の条件で成形し、５０ ｍ＋ｎ Ｘ ９０調×５
咽の青色の成形板を得た。
実施例２
ポリプロピレン樹脂（Ｗｉ５品名：三菱ノーブレンＭＡ
−２、三菱油化社製品）８０部に炭素繊維（商品名：ト
レカＭＬＤ１００Ｏ，東洋レーヨン社製）２０部に銅フ
タロシアニングリーン（商品名：クロモファイングリー
ン２ＧＮ、大日精化工業社製）１部およびステアリン酸
マグネシウム１部を混合し、４０ ｔｔｍ ９５スクリ
ユ一ベント式押出機に投入し、設定温度２１０℃でペレ
ット状に成形した。この着色ペレットを５オンス射出成
形機にて、成形温度２００℃、全型温Ｊ！Ｌ８０℃の条
件で成形し、５０ ａｍ Ｘ ９０ ｔｈａｎ Ｘ ５
＋１１１１１の緑色成形板を得た。
−２、三菱油化社製品）８０部に炭素繊維（商品名：ト
レカＭＬＤ１００Ｏ，東洋レーヨン社製）２０部に銅フ
タロシアニングリーン（商品名：クロモファイングリー
ン２ＧＮ、大日精化工業社製）１部およびステアリン酸
マグネシウム１部を混合し、４０ ｔｔｍ ９５スクリ
ユ一ベント式押出機に投入し、設定温度２１０℃でペレ
ット状に成形した。この着色ペレットを５オンス射出成
形機にて、成形温度２００℃、全型温Ｊ！Ｌ８０℃の条
件で成形し、５０ ａｍ Ｘ ９０ ｔｈａｎ Ｘ ５
＋１１１１１の緑色成形板を得た。
上記実施例成形物の物性は以下の通シである。
Claims (1)
- 樹脂、炭素繊維および染顔料から成り、炭素繊維が樹脂
１００重量部あたり約１〜６０重量部であシ、体積固有
抵抗が１０−３〜１０１２Ω儒であシ、着色により識別
可能であることを特徴とする導電性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8284A JPS60144367A (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 導電性樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8284A JPS60144367A (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 導電性樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60144367A true JPS60144367A (ja) | 1985-07-30 |
| JPS6110502B2 JPS6110502B2 (ja) | 1986-03-29 |
Family
ID=11464224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8284A Granted JPS60144367A (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 導電性樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60144367A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03283308A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-13 | Achilles Corp | 導電性積層シート |
| JPH05117446A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-14 | Nitto Boseki Co Ltd | 短繊維含有ポリマー組成物およびポリマー組成物の電気抵抗制御方法 |
| JPH05295165A (ja) * | 1991-02-18 | 1993-11-09 | Ge Plast Abs Europe Bv | 短炭素繊維の低含有率を有する合成樹脂塊体 |
| CN1296455C (zh) * | 2003-06-07 | 2007-01-24 | 庄载荣 | 高温防静电复合材料 |
| WO2016164626A1 (en) * | 2015-04-10 | 2016-10-13 | Tyco Electronics Corporation | Conductive composite formulation and article at least partially formed from a conductive composite formulation |
| WO2019181828A1 (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 大日精化工業株式会社 | 導電性樹脂組成物及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4518520B1 (ja) * | 2009-04-28 | 2010-08-04 | 株式会社資生堂 | 整髪用化粧料 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS4938947A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-11 | ||
| JPS5265540A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-31 | Allied Chem | Fibrous dispersing assistant agent for thermoplastic resin |
| JPS5418291A (en) * | 1977-07-12 | 1979-02-10 | Toshiba Corp | Photoconductive target |
| JPS5655439A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-16 | Daicel Chem Ind Ltd | Conductive resin composition |
| JPS5686943A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-15 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Carbon fiber-reinforced polyolefin composition |
| JPS5962141A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-09 | 東洋インキ製造株式会社 | 導電表面を有する物品 |
| JPS5966377A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-14 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 導電塗膜形成方法 |
-
1984
- 1984-01-05 JP JP8284A patent/JPS60144367A/ja active Granted
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107580723A (zh) * | 2015-04-10 | 2018-01-12 | 泰连公司 | 导电复合制剂和至少部分地由导电复合制剂形成的制品 |
| WO2019181828A1 (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 大日精化工業株式会社 | 導電性樹脂組成物及びその製造方法 |
| JPWO2019181828A1 (ja) * | 2018-03-20 | 2020-07-02 | 大日精化工業株式会社 | 導電性樹脂組成物及びその製造方法 |
| KR20200130397A (ko) * | 2018-03-20 | 2020-11-18 | 다이니치 세이카 고교 가부시키가이샤 | 도전성 수지 조성물 및 그의 제조 방법 |
| US11749421B2 (en) | 2018-03-20 | 2023-09-05 | Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. | Electrically conductive resin composition and method for producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6110502B2 (ja) | 1986-03-29 |
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