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JPS60133022A - 重縮合物 - Google Patents

重縮合物

Info

Publication number
JPS60133022A
JPS60133022A JP24160583A JP24160583A JPS60133022A JP S60133022 A JPS60133022 A JP S60133022A JP 24160583 A JP24160583 A JP 24160583A JP 24160583 A JP24160583 A JP 24160583A JP S60133022 A JPS60133022 A JP S60133022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycondensate
acid
water
polyethylene glycol
dibasic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24160583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Onishi
大西 清孝
Yoshio Ikefuji
池富士 芳雄
Tomohiko Sonoda
智彦 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA SUISO KOGYO KK
Original Assignee
OSAKA SUISO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA SUISO KOGYO KK filed Critical OSAKA SUISO KOGYO KK
Priority to JP24160583A priority Critical patent/JPS60133022A/ja
Publication of JPS60133022A publication Critical patent/JPS60133022A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Lubricants (AREA)
  • Polyamides (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なM!1合物、詳しくは特定のポリエチレ
シグリコールと脂肪族二塩基酸との重縮合物に関する。
本発明重縮合物は、下記構造式(1)で表わされる〔式
中Xは4〜10の整数%yは3〜45の整数及びnは1
〜3の整数をそれぞれ示す。〕本発明者は、兼てより潤
滑油分野、主として切削油を始めとする金属工作油分野
で、鉱油ベースの不水溶性油に代替できる水溶性油の研
究開発を重ねてきたが、その過程で両末端にカルボ士シ
ル基を有するある種の重縮金物のアルカリ塩が、優れた
切削性能、その他の性質を具備することを見い出し、こ
の知見に基づいて水溶性切削油剤に係る発明を完成した
〔特願昭58−21198号〕。
本発明は上記水溶性切削油剤の有効成分の所甜ベースポ
リマーとしての上記構造式(1)で表わされる新しい重
縮合物を提供するものである。本発明の重縮合物は、上
記のようにその末端カルボ+シ。 ル基を適当なアルカ
リ、例えばアルカノ−ルア:シやアルカリ金属水酸化物
と反応させて塩とすることにより、水溶性切削油剤、防
錆剤等として優れた性能を発揮すると共に、水溶性潤滑
油剤の添加剤としても有用である。また本発明者の研究
によれば1本発明重縮合物は、各種樹脂製品の内部滑剤
として、または潤滑油の油性向上剤としても有用なもの
である。更に該重縮合物は、その両末端カルボ士シル基
を利用して、ポリアミドやポリエステルの原料として利
用して新しい性質を有する樹脂製品の製造が可能であり
、またエポ士シ樹脂の硬化剤としても利用することがで
き、非常に有用なものである。
以下、本発明の重縮合物をその製造方法より詳述する。
本発明重縮合物は、分子量200〜2000のポリエチ
レシグリコールと、炭素数6〜12の脂肪族二塩基酸(
以下単に「二塩基酸」と呼ぶ)とを、通常の酸−アルコ
ールの重縮合反応に準じて反応させることにより製造す
ることができる。上記において一方の原料とするポリエ
チレシクリコールとしては、重数の各種のものをいずれ
も使用できる。その分子量は、200〜2000の範囲
であればよく、特に200〜600のものが最適である
。また他方の原料である二塩基酸としては、例えばア、
;ビシ酸、ヒメリシ酸、アゼライシ酸、セバシシ酸、ウ
シデカンニ酸、ドデカンニ酸等を例示でき、これらは一
種単独でも、二椎以上を混合しても使用することができ
る。上記のうちでは特にアジビシ酸、アゼライシ酸、セ
バシシ酸及びドデカシニ酸が好適である。
上記ポリエチレシクリコールと二塩基酸との重縮合反応
は、例えば各原料化合物の所定量を適当な容器に入れ、
通常の脱水縮合反応触媒の存在下、窒素雰囲気下に好ま
しくは約200〜220℃に加熱するととKより行なう
ことができる。ここで各原料化合物の使用割合は、ポリ
エチレシジリ]−ルの使用tル数より二塩基酸を常にI
’eル多く用いるように、即ちポリエチレシジリコール
11ルの場合二塩基酸を2tル、ポリエチレシグリコー
ル2′fニルの場合二塩基酸を3モル、ポリエチしシタ
リコール3七ルの場合二塩基酸を4tル用いるように選
択される。特に好ましい使用割合は、ポリエチレシクリ
コール2′fニルに対レニ塩基酸3七lbとなる割合で
ある。かくして両末端にカルボ十シル基を有する前記構
造式(1)で表わされる本発明の重縮合物を、はぼ理論
収率で収得できる。本発明の重縮金物は、その各原料化
合物の種類(構造式(1)中χ及びyの数)及びそれら
の使用割合(構造式(1)中nの数)に応じて、約50
0〜2600の範囲の分子量を有するが、特にその分子
量は約1000〜2000の範囲であるのが好ましく、
従ってこの分子団:範囲と々るように各原料化合物及び
その使用割合を選択するのが望ましい。
得られる重縮合物は特に精製することなく、その−1,
ま各種用途に用いることができるが、常法に従い精製し
てもよい。
本発明重縮合物は、例えばこれを単にアルカリと混合す
るのみで容易にアルカリ塩とすることができ、これは特
に水溶性切削油剤として有用である。上記切削油剤とし
てのアルカリ塩の形成に利用きれるアルカリとしては、
通常のもの例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
燐酸ナトリウム、燐酸カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物、燐酸塩等、各種のアルカノールアミシやアミン類
等を例示することができ、特にアルカノ−ルアΣン類が
好適である。之等アルカリの使用量は、必ずしも重縮合
物の理論当量とする必要はなく、それより過剰量であっ
てもよく、また得られるアルカリ塩が水溶性を示す限り
、理論当量未満であってもよい。
かくして得られるアルカリ塩は、水溶性切削油剤として
、特に水道管用切削油剤として、従来公知の油性切削油
剤が利用される分野殊に水道管の切削に利用される。実
際の使用に当って、上記アルカリ塩は、通常約5〜30
倍前後に水で希釈されるのが好ましく、この濃度で所期
の優れた効果を奏し得る。また上記により希釈調製され
た切削油剤には、通常のこの種油剤に添加配合される添
加剤例えば防腐剤や黒変防止剤、潤滑性向上剤性を配合
することもできるが、これら添加剤は、水溶性のもので
あるのが望ましい。
以下本発明を更に詳しく説明するため、本発明重縮合物
の製造例及び試験例を挙げる。
製造例 1 ドデカンニ酸6969(3七ル)とポリエチレングリコ
ール300(PEG30CJ)600f(2Eル)とを
、攪拌機、温度計、窒素ガス導入管及び生成水除去のた
めの冷却器を付した四つロフラスコ内に導入し、回転数
50Orpmで窒素ガス導入管より窒素を毎分50m1
づつ導入しながら徐々に加熱を行なった。反応容器内の
温度が120℃になった時点より水の流出が始まり、そ
のまま加熱を続は反応温度を220℃に維持し、水分の
流出がなくなるまで反応を続けた。120℃に達した時
点より3時間で反応は完結した。その後、容器を冷却し
て目的とする重縮合物的120Orを得、た。その中和
価は90.6であった。また赤外線吸収スペクトル分析
図(NaC1として)を第1図に示す。第1図よりこの
重縮合物はI I OOcm−”付近にエーテルの吸収
がb I 700CTn−1にエステルの吸収が、また
I 740 cm K C0OHの吸収が認められ、3
300〜3400 cm−1の水酸基の吸収が消失して
いることが判る。
製造例 2 上記製造例1においてドヂカンニ酸に代え、アゼライシ
酸564f(3’f、ル)を用い、同様にして中和価1
02の重縮合物的10002.を得た。
このものは赤外線吸収スペクトル分析、その他の器械分
析によりアゼライシ酸3七ルとポリエチレングリコール
2tルとの重縮合物であると同定された。その赤外線吸
収スペクトル分析図(NaCL )を第2図に示す。
製造例 3〜18 下記第1表に示すポリエチレングリコールと二塩基酸と
の夫々所定量を用い、実施例1と同様にして本発明重縮
合物を得た。第1表には得られた重縮合物の中和価を併
記する。
第 1 表 上記実施例3〜18で得た各化合物は、いずれも赤外線
吸収スペクトル分析の結果、第1図及び第2図に示すと
同様に、l100m 付近にエーテルの吸収、1740
m にカルボ+シル基の吸収が認められ、これにより同
定された。
試験例 l 製造例1で得た重縮合物3重蓋部とトリエタノールアミ
コ5重量部とを水に溶解して合計10重量部とし、これ
を水で15倍に希釈して、切削油剤を調製した。以下こ
れを切削油剤Aとする。また製造例2で得た重縮合物を
用い、上記と同様にして切削油剤を;J製した。これを
切削油剤Bとする。
上記切削油剤A及びB並びに比較のため市販の水道管用
油性切削油剤(鉱油ベース)の夫々を用い、以下の条件
で水道管の切削を行々つた。
被削材:水道管用]−テイシク鋼管 機 械:レツクス工業製ミニ32A型切削機チェザー二
ガス管用PTI〜1% 回転速度: 40 rpm 試験結果を、以下の項目につき夫々測定し、第2表に示
す。
1)摩擦係数 曽田式振子型摩擦試験器を用いて測定した。
2)耐圧性能 曽田式四球型試験機を用い、20 Orpmでステラづ
ロード法(0,5Kg)により試験した。
3)防錆テスト(切り粉試験) 鋳物(FC20’)の切り粉を脱脂し、各切削油剤試料
液に20分間浸漬後、洲紙上に拡げ、温度40℃、湿度
80 % R,H,の界囲気中に24時間放置し、24
時間後の切り粉の発錆の有無を目視観察した。
第2表 上記第2表よシ、切削油剤A及びBは、その切削性能、
防錆性能等において、市販の油性の切削油剤と同等もし
くはこれをも凌ぐ優れた特性を発揮することが明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ製造例1及び2で得た本
発明重縮合物の赤外線吸収スペクトル分析図である。 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中χは4〜IOの整数、yは3〜45の整数及びn
    は1〜3の整数をそれぞれ示す。〕で表わされるポリエ
    チレシジリコールと脂肪族二塩基酸との重縮金物。
JP24160583A 1983-12-20 1983-12-20 重縮合物 Pending JPS60133022A (ja)

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JP24160583A JPS60133022A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 重縮合物

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JP24160583A JPS60133022A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 重縮合物

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ID=17076799

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JP24160583A Pending JPS60133022A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 重縮合物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991007479A1 (en) * 1989-11-13 1991-05-30 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Synthetic lubricating oil based on polyester

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655821A (en) * 1969-09-03 1972-04-11 Allied Chem Polyamide filaments containing antistatic polyether prepared from a polyalkylene and an aliphatic dicarboxylic acid
JPS4911328A (ja) * 1972-06-01 1974-01-31
JPS50157696A (ja) * 1974-06-12 1975-12-19
JPS578464A (en) * 1980-06-20 1982-01-16 Hitachi Ltd Layer short circuit detecting device of electric winding

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