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JPS60126296A - 3,3”,4”−トリ−o−アシルスピラマイシン1 - Google Patents

3,3”,4”−トリ−o−アシルスピラマイシン1

Info

Publication number
JPS60126296A
JPS60126296A JP58234761A JP23476183A JPS60126296A JP S60126296 A JPS60126296 A JP S60126296A JP 58234761 A JP58234761 A JP 58234761A JP 23476183 A JP23476183 A JP 23476183A JP S60126296 A JPS60126296 A JP S60126296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloroform
compound
water
methanol
reaction solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58234761A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Omura
智 大村
Hiroshi Sano
浩 佐野
Kinya Yamashita
錦也 山下
Makoto Okaji
岡地 諒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP58234761A priority Critical patent/JPS60126296A/ja
Priority to US06/680,347 priority patent/US4575497A/en
Priority to ES538579A priority patent/ES8604604A1/es
Priority to DE8484115350T priority patent/DE3475713D1/de
Priority to EP84115350A priority patent/EP0145023B1/en
Publication of JPS60126296A publication Critical patent/JPS60126296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗生物質スピラマイシンIの新規な誘導体に関
する。さらに絆しくは本発明は一般式(1) 〔式中、R1,R2およびR3は同一もしくは異なって
−COCl1H211,,(式中、nは1〜4の整数で
ある。)で表される直鎖もしくは分枝アルキルカルボニ
ル基である。〕で表される3、3“。
4“−トリー〇−アシルスピラマイシンI(以下、化合
物(1)という。他の式番号の化合物についても同様。
〕およびその酸付加塩に関する。
スピラマイシンは16員環マクロライド抗生物質に分類
される抗生物質でダラム陽性菌およびマイコプラズマに
顕著な抗菌活性を有している。スピラマイシンにはその
3位の置換基の違いによって、スピラマイシン+ (3
位が水酸基)、スピラマイシンII (3位がアセデル
オキシ基)およびスピラマイシンIII(3位がプロピ
オニルオキシ基)が知られている。
従来ミデカマイシンの3#、9−ジー0−アセチjk体
(J、of Antibiotics 29.536 
(1976))、ロイコマイシンA、の3#−プロピオ
ニル体(特開開54−148793)が出発抗生物質に
比べ、in vivoでの活性に優れ、苦みが軽減され
ることが知られている。
本発明による化合物は抗菌活性を有し、スピラマイシン
■とほぼ同等の最小発育阻止濃度(旧C)を示す。また
本化合物はin vivoではスビライシン■より優れ
た治療効果を示し、またマクロライド抗生物質に特有の
苦みがほとんど消失しており感染治療薬として有用であ
る。
化合物(I)、の具体例として3.31−ジー0−アセ
チル−4#−〇−プロピオニルスピラマイシン■(1)
、3.3#−ジー0−アセチル−4′−〇−ブチリルス
ピラマイシンI(2)、3.3’−ジー0−プロピオニ
ル−4”−〇−アセチルスピラマイシン■(3)、3.
3’、4#−)ソー0−プロピオニルスピラマイシンI
(41,3,4“−ジー0−アセチル−3#−〇−プロ
ピオニルスピラマイシンI(5)、3.4#−ジー0−
アセチル−3#−〇−ブチリルスピラマイシンI(6)
、3.4’−ジー0−プロピオニル−3#−〇−ブチリ
ルスピラマイシンI(7)を挙げることができる。()
中に後に記載した諸表における化合物番号を示した。
上記本発明による化合物の諸性状は次のとおりである。
構造および理化学的性状 化合物(1)の構造は主として核磁気共鳴スペクトル(
第1表)、質量分析(第2表)およびそ、の他の理化学
的性状(第3表)によって決定した。
化合物(1)の最小発育阻止濃度(MIG)をスピラマ
イシンIと比較して第4表に示した。
第2表 マススペクトルにおけるフラグメントM“ :
■ 第3表 理化学的性状 第4表 最小発育阻止濃度(MIC,p g 7m1)
(注)使用培地:ハートインフユージロン・アガー。
p 117. O A:スタフィロコッカス・アウレウスKB210B: 
〃KB199 C:バチルス・ズブチリス K口211D=バチルス・
セレウス KB143 E:ミクロコツカス・ルテウス KB212F:エシェ
リキア・コリ K8213 G=クレブシェラ・ニューモニア KB214Sl’M
IニスビラマイシンI 次に化合物(1)のマウス実験感染症に対する治療効果
についての実験例を示す。
実験例 〔方法〕 動物rddyMm性マウス、19±Ig、Irrf10
匹 glum:ストレプトコツカス・ニューモニアType
lll 接種菌1 : 1.I X 10” cfu/mous
e前培養した各試験菌をi、p、で所定量接種した。
薬剤投与:各薬剤60■/kg量を0.3%CMCに懸
濁し、菌接種直後経口投与した。
〔結果〕
7日日の生存動物数を第5表に示した。
第5表 感染治療効果 □ □ □ □ □ □ 八cSPM ニアセチルスピラマイシン次に化合物(1
)の製造方法について説明する。
化合物(1)は第6表に示した3つ製造工程、すなわち
(112’、4’位水酸基あるいは3.2’。
4′位水酸基のアシル(R8)化〔化合物(■)の製造
〕5、+214”位アシル基(Rt )の3#位水酸基
への転位反応を伴った4“位水酸基あるいは4#、3位
水酸基のアシル(Rt)化〔化合物(III)の製造)
、(312’位のアシル基の除去〔化合物(1)の製造
〕の各工程を経て製造することができる。
スピラマイシン■はその構造中に2′、3“。
4#および3位に合わせて4つの水酸基を持っている。
これらの水酸基の塩基性条件化でのアシル化に対する反
応性は一般に2’>4#>3>3”である。この反応性
の差を利用して適当な反応条件を設定することによって
2′、4“位水酸基あるいは3.2’、4’位水酸基に
所望するアシル基を導入することができる。スピラマイ
シン1の3′位水酸基は著しく反応性が乏しいため、−
゛般的なアシル化の方法で直接アシル化することは困難
である。そこで先に4#位に導入したアシル基を3“位
へ転位させなから4#位へ新たなアシル基を結合させる
方法で3′位にアシル基を導入することができる。この
ようなアシル基の転位反応は糖類化学においてはよく知
られている。本反応時に3位あるいは2′位の水酸基が
遊離のスピラマイシン!誘導体を出発物質とした場合は
、これらの位置にも同時にアシル基を導入することがで
きる。
このようにして同一もしくは異なったアシル基を32’
、3’そして4#位に結合した一般式(III)で示さ
れるスピラマイシンlのテトラアシル誘導体を得ること
ができる。
化合物(I[1)はまた別に特開昭58−136589
に開示した3’、4’−ジーO−アシルスピラマイシン
Iを同様にしてアシル化することによっても製造できる
次いで2′位のアシル基のみを選択的に除去することに
よって本発明化合物である3、3#、4’−トIJ −
0−アシルスピラマイシンlを製造することができる。
第6表 製 造 工 程 (式中、R,、R,およびR8は前記と同義でN。
以下に各製造工程について詳述する。
工程(11化合物(If)の製造 化合物(U)で示される2′、4“−〇−アシルスピラ
マイシンIあるいは3.2’、4”1リーO−アシルス
ピラマイシンIはスピラマイシンIを活性水素原子を持
たない有機溶媒中で塩基の存在下、一般式〇nH,fi
+I Cot H(式中、nは前記と同義である)で表
されるカルボン酸のアシルハライドあるいは酸無水物と
10〜120℃で6時間〜20日間反応させることによ
り製造できる。ここで活性水素原子をもたい有機溶媒と
してはクロロボルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン
、トリクロロエタン、ベンゼン、トルエン、アセトン、
酢酸エヂル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド等をあげることができるがクロロホルム
またはジクロロメタンが最も好ましい。塩基としてはピ
リジン、キノリン、トリエチルアミン、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム等をあげることができるがピリジンが最
も好ましい、また塩基としてピリジンを用いる場合は活
性水素を持たない有機溶媒を使用しないことも可能であ
る。
アシルハライドおよびカルボン酸無水物の例としては酢
酸、プロピオン酸、酢酸、吉草酸そしてイソ吉草酸の酸
クロライド、酸ブロマイドおよび酸無水物をあげること
ができる。
クロロボルムまたはジクロロメタン中でピリジンを用い
て、あるいはピリジン中で5〜20倍モルの酸無水物あ
るいはアシルハライドを用いて、10〜30℃で6時間
〜12日間反応を行うと24“−ジー0〜アシル体を優
勢に得ることができる。またピリジン中でX5〜40倍
モルの酸無水物あるいはアシルハライドを用いて30〜
120℃で5〜20日間反応させると3.2’、4“−
トリー〇−アシル体を優勢唖得ることができる。
いずれの場合も生成物はシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーを用いて分離精製することができる。
工程(2)化合物(III)の製造 化合物(II)を活性水素原子を持たない有raffI
媒中で塩基の存在下、一般式〇nH,n+1cOz H
(式中、nは前記と同義である)で表されるカルボン酸
のアシルハライドあるいは酸無水物と25〜150℃で
24時間〜6日間反応させることにより製造できる。こ
こで活性水素原子を持たない有機溶媒としてはクロロホ
ルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエ
タン、ベンゼン、トルエン、アセトン、酢酸エチル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド
等をあげることができるがクロロホルムが最も好ましい
、塩基としてはピリジン、ジメチルアミノピリジン、キ
ノリン、トリエチルアミン、トリベンジルアミン、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等をあげることができるがピリジン、ジメチル
アミノピリジン、トリエチルアミンあるいはその組み合
わせが好ましい。
また塩基としてピリジンを用いる場合は活性水素を持た
ない有機溶媒を使用しないことも可能である。
アシルハライドおよびカルボン酸無水物の例とシテハ酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸そしてイソ吉草さん酸
クロライド、酸ブロマイドおよび酸無水物をあげること
ができる。
トリエチルアミンとジメチルアミノピリジンを含むクロ
ロホルム中20〜40倍モルの酸無水物とともに40〜
100時間加熱還流するか、ジメチルアミノピリジンを
含むピリジン中で20〜40倍モルの酸無水物とともに
70〜115℃に40〜150時間反応させる条件が最
も好ましい。
いずれの場合もジメチルアミノピリジンを除くと著しく
収率が低下する。
本工程は特願昭58−136589に開示した3“、4
″−ジー0−アシルスピラマイシン■に対しても適用す
ることが可能で、その場合は化合物(III)における
R1およびR2の種類に関わりなくR2のアシル基を選
択することができる。
反応生成物は特に精製することなく、次の脱保護の工程
へ進めることができるが、特に必要であればシリカゲル
カラムクロマトグラフィーを用いてIIII製すること
ができる。
工程(3)化合物(1)の製造 化合物(m)の2′−〇−アシル基(一部18エノール
アシル基)を除去することによって化合物(+)を製造
できる。すなわち化合物(III)をアルコールまたは
含水有機溶媒に溶解し20〜100℃で反応させると化
合物(+>が得られる。
ここでアルコールとしてはメタノール、エタノール等を
、また含水有機溶媒としてはメタノール、エタノール、
アセトン、2−メトキシエタノール、エチレングリコー
ル、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド等と水の
混合液を用いることができるが、特に含水メタノールが
好ましい。
反応物はシリカゲルカラムクロマトグラフィーを ]用
いて精製し、純粋な化合物■を得ることができる。
次に実施例を示す。
実施例1.3.3’−ジー0−アセチル−4#−−0−
プロピオニルスピラマイシン■の製造1−1) 3.2
’、4’−トリー〇−アセチルスピラマイシンIの製造 60℃で3時間真空乾燥したスピラマイシン1(5,0
5g)をピリジン(60ml)に溶解し、水冷攪拌しな
がら無水酢酸(6ml)を加え、室温に戻した後放置す
る。6日後無水酢酸(3ml)を追加し、50℃に5日
間加温する。反応液にメタノール(10n+1)を加え
1時間放置後、クロロホルム(500ml)で希釈し、
水(500ml)で洗浄する。クロロホルム溶液を芒硝
を用いて乾燥後、減圧濃縮し、得られた茶褐色ガラス状
4Ntをベンゼン:アセトン−5:2を展開溶媒系とす
るシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製す
ると無色ガラス状の標題物質が得られる。636 w 
(11,0%)、TLCRf値:0.88(クロロホル
ム:メタノール:濃アンモニア水−10:1+0.01
)、(α) 、 −93,6゜(C1,クロロホルム)
−2) 標題化合物の製造 3.2’、4“−トリー〇−アセデルスピラマイシンI
(920IIf)とN、N−ジメチルアミノピリジン(
98■)をクロロホルム(25ml)に溶解し、トリエ
チルアミン(3,2m1)次いで無水プロピオン酸(3
,2m1)を加えてゆるやかに加熱還流する。
98時間後、反応溶液を室温に戻した後メタノール(5
ml)を加え室温に1時間放置する。
反応液を酢酸エチル(90ml)で希釈し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(90ml)次いで水(90ml)
で洗浄する。酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減
圧濃縮すると茶褐色個体が得られる。
個体を70%含水メタノール(45ml)に溶解し50
℃に62時間加温した。反応液をクロロポルム(70m
l)で希釈し、水(90川1)で洗浄後、減圧濃縮する
と茶褐色ガラス状物質が得られる。得られたガラス状物
質はベンゼン:アセトン−4:lを展開溶媒系とするシ
リカゲルカラムクロマI・グラフィーを用いて精製する
と無色粉末の標題化合物が得られる。387■(41,
4%)。本物質の理化学的性状は第1〜3表に示した通
りである。
実施例2.3.3“−ジーO−アセチルー4’−0−プ
チリルスビライシン1の製造 実施例1−1)によって製造した3、2’−4’−トリ
ー〇−アセチルスピラマイシンI (1,OOg)とN
、N−ジメチルアミノピリジン(107■)をクロロボ
ルム(27ml)に溶解し、トリエチルアミン(3,4
m1)次いで無水酪酸(4,3m1)を加えてゆるやか
に加熱還流する。89時間後、反応溶液を室温に戻した
後メタノール(5ll11)を加え室温に1時間放置す
る。反応液を酢酸エチル(100ml)で希釈し、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)次いで水(1
00m1)で洗浄する。
酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃縮すると
茶褐色個体が得られる。
個体を70%含水メタノール(49ml)に溶解し50
℃に86時間加温した。反応液をクロロホルム(70m
l)で希釈し、水(90ml)で洗浄後、減圧濃縮する
と茶褐色ガラス状物質が得られる。
得られたガラス状物質はベンゼン:アセトン=4:1を
展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー
を用いて精製すると無色粉末の標題化合物が得られる。
327■(31,8%)。本物質の理化学的性状は第1
〜3表に示した通りであ、!Ju!uL 3,3“−ジ
ー0−ブoピオニル−4“−〇−アセチルスピラマイシ
ンIの製造3−1) 3.2’、4“−トリー〇−プロ
ピオニルスピラマイシンIの製造 60℃で3時間真空乾燥したスピラマイシン+(5,0
5g)をピリジン(76ml)に78111?シ、水冷
攪拌しながら無水プロピオン酸(12ml)を加える。
反応液を50℃に7日間加温後、水(7,5m1)を加
え1時間室温に放置する。反応混合物をクロロホルム(
500vA+)で希釈し、水(500m1)で洗浄する
。クロロボルム溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃縮し
、得られた茶褐色ガラス状物質をベンゼン;アセトン−
3=1を展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーを用いて精製すると無色ガラス状の標題物質が
得られる。1.40 g (23,1%)。
TLC(キーゼルゲル60使用。以下向4mりRf値1
.89(クロロボルム:メタノール=ill!アンモニ
ア水−10:1:0.01)、(α〕V−85,8’(
cl、 クロロホルム)3−2) 標題化合物の製造 3.2’、4“−トリー〇−プロピオニルスピラマイシ
ンI(940■)とN、N−ジメチルアミノピリジン(
95■)をクロロホルム(26ml)に溶解し、トリエ
チルアミン(3,3m1)次いで無水酢酸(2,5m1
)を加えてゆるやかに加熱還流する。164時間後、反
応溶液を室温に戻した後メタノール< 5 ml)を加
え室温に1時間放置する。反応液を酢酸エチル(100
ml)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10
0ml)次いで水(100ml>で洗浄する。
酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃すると茶
褐色固体が得られる。
固体を70%含水メタノール(49ml)に溶解し50
℃に56時間加熱した。反応液をクロロホルム(70m
l)で希釈し、氷(90ml)で洗浄後、減圧濃縮する
と茶褐色ガラス状物質が得られる。得られたガラス状物
質はベンゼン:アセトン−5:1を展開溶媒系とするシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製すると
無色粉末の標題化合物が得られる。
140■(15,1%)。本物質の理化学的性状は第1
〜3表に示した通りであ。
実施例4. 3.3#、4“−トリー〇−プロピオニル
スピラマイシン■の製造 4−1) 2’、4#−ジー0−プロピオニルスピラマ
イシンIの製造 60℃で3時間真空乾燥したスピラマイシン1(5,0
5g)をクロロホルム(60ml)に溶解し、水冷攪拌
しながらピリジン(9,5m1)次いで無水プロピオン
酸(7,8m1)を加え、室温に戻した後、放置する。
4日後にピリジン(4,8m1)および無水プロピオン
酸(3,9m1)を追加し、室温に放置する。6日後、
反応液にメタノール(20ml)を加え1時間放置後、
りooホルム(400m1)で希釈し、水(450ml
)で洗浄する。クロロホルム溶液を芒硝を用いて乾燥後
、減圧濃縮し、得られた茶褐色ガラス状物質をベンゼン
:アセトン−5:2を展開溶媒系とするシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製すると無色ガラス状
の標題物質が得られる。3.13g(54,7%)。T
LCRf(直:0.49(クロロボルム;メタノール:
1!i。
アンモニア水=10:1:0.01)、(α〕。
−88’ (c 1. クロロボルム)4−2) 標題
化合物の製造 2’、4’−ジー0−プロピオニルスピラマイシンI(
1,OOg)とN、N−ジメチルアミノピリジン(10
3r1g)をクロロホルム(27ml)に溶解し、トリ
エチルアミン(3,5m1)次いで無水プロピオンH(
3,4ml)を加えてゆるやかに加P、j%還流する。
84時間後、反応溶液を室温に戻した後メタノール(5
ml)を加え室温に1時間放置する。
反応液を酢酸エチル(100ml)で希釈し、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(100ml)次いで水(100
+wl)で洗浄する。酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾
燥後、減圧濃縮すると茶褐色同体が得られる。
固体を70%含水メタノール(49ml)に溶解し50
℃に120時間加温した。反応液をクロロポルム(70
ml)で希釈し、水(90ml)で洗浄後、減圧濃縮す
ると茶褐色ガラス状物質が得られる。得られたガラス状
物質はベンゼン:アセトン=4:1を展開溶媒系とする
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製する
と無色粉末の標題化合物が得られる。
300■(28,3%)。本物質の理化学的性状は第1
〜3表に示した通りである。
実施例5.3.4#−ジー0−アセチル−3#−〇−プ
ロピオニルスピラマイシン■の製造実施例4−1)によ
って製造した2’、4”−ジー−0−プロピオニルスピ
ラマイシンl(1,OOg)とN、N−ジメチルアミノ
ピリジン(103■)をクロロホルム(27ml>に溶
解し、トリエチルアミン(3,5m1)次いで無水酢酸
(2,7m1)を加えてゆるやかに加熱還流する。
60時間後、反応溶液を室温に戻した後メタノール(5
ml)を加え室温に1時間放置する。反応液を酢酸エチ
ル(100m1)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液(100m1)次いで水(100ml)で洗浄する
。酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃縮する
と茶褐色固体が得られる。
固体を70%含水メタノール(49ml)に溶解し50
℃に98時間加温した。反応液をクロロボ/I/ム(7
0m1) テ希釈し、水(90ml>テ洗浄後、減圧濃
縮すると茶褐色ガラス状物質が得られる。
得られたガラス状物質はベンゼン:アセトン−5=1を
展−関溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いて精製すると無色粉末の標題化合物が得られる
370■(35,8%)。本物質の理化学的性状は第1
〜3に示した通りである。
実施例6.3.4”−ジーO−アセチルー3″−〇−ブ
チリルスピラマイシンIの製造 6−1) 2’、4’−ジー0−ブチリルスピラマイシ
ン1の製造 60℃で3時間真空乾燥したスピラマイシンl(5,0
5g)をりooポルム(60m1)に溶解し、水冷攪拌
しながらピリジン(9゜5 ml)次いで無水酪酸(9
,5m1)を加え室温に戻した後、放置する。2日後に
ピリジン(4,8m1)および無水酪酸(4,8m1)
をまた8日後にピリジン(4,8m1)および無水酪酸
(4,8m1)を追加し、室温に放置する。9日後、反
応液にメタノール(20ml)を加え1時間数Nl&、
クロロポルム(400ml)で希釈し、水(450ml
)で洗浄する。クロロホルム溶液を芒硝を用いて乾燥後
、減圧濃縮し、得られた茶褐色ガラス状物質をベンゼン
:アセトン=5:2を展開溶媒系とするシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製すると無色ガラス状
の標題物質が得られる。3.26g(55,3%)。T
LCRf値:0.46(クロロホルム:メタノール:濃
アンモニア水−io:t:o、oi)、〔α〕♂−91
”(CI、クロロホルム) 6−2) 標題化合物の製造 2′、4“−ジー0−ブチリルスピラマイシンIC1,
OOg)とN、N−ジメチルアミノピリジン(108■
)をクロロポルム(27ml)に溶解し、トリエチルア
ミン(3,5m1)次いで無水酢酸(2,8m1)を加
えてゆるやかに加熱還流する。75時間後、反応溶液を
室温に戻した後メタノール(5ml)を加え室温に1時
間放置する。反応液を酢酸エチル(100ml)で希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100m1)次い
で水(100ml)で洗浄する。酢酸エチル溶液を芒硝
を用いて乾燥後、減圧濃縮すると茶褐色固体が得られる
固体を70%含水メタノ、−ル(49ml)に溶解し5
0℃に67時間加温した。反応液をクロロホルム(70
ml)で希釈し、水(90ml)で洗浄後、減圧濃縮す
ると茶’+ia色ガラス状物質が得られる。得られたガ
ラス状物質はベンぜン:アセトン=3:lを展開溶媒系
とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精
製すると無色粉末の標題化合物が亀られる。450■(
44,3%)。本物質の理化学的性状は第1〜3表に示
した通りである。
k路側7.3.4″−ジー0−プロピオニル−3#−〇
−ブチリルスピラマイシンIの製造実施例6−1)によ
って製造した2’、4#−ジーO−ブチリルスピラマイ
シンI(1,00g)とり、N−ジメチルアミノピリジ
ン(108■)をクロロホルム(49ml)に溶解し、
トリエチルアミン(3,5m1)次いで無水プロピオン
酸(3,6ml)を加えてゆるやかに加熱還流する。9
7時間後、反応溶液を室温に戻した後メタノール(5m
l)を加え室温に1時間放置する。反応液を酢酸エチル
(100m1)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液(100ml)次いで水(100ml)で洗浄する。
酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃縮すると
茶褐色固体が得られる。
固体を70%含水メタノール(49ml)に溶解し、5
0℃で44時間加温する。反応液をクロロホルム(70
ml)で希釈し、水(90ml)で洗浄後、減圧濃縮す
ると茶褐色ガラス状物質が得られる。得られたガラス状
物質はベンゼン:アセトン=5:1を展開溶媒系とする
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製する
と無色粉末の標題化合物が得られる。308■(29,
5%)。
本物質の理化学的性状は第1〜3表に示した通りである
、tl、ノ 手続補正書 1、事件の表示 昭和58年特許願第234761号 2、発明の名称 3.3’、4″−)リーO−アシルスピラマイシンI 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住所 東京都千代口」区人手町−丁目6番1号名称 (
102)協和醗酵工業株式会社明細書の発明の詳細な説
明の欄 5、補正の内容 (1)9真下13行の「4′位」を14″位」に訂(3
)11頁各式の基本環の (4)12頁Tl4行及び13頁Tb行のrcnl12
n +ICD□)IJをr CnH2,、+1CO21
1J +、::訂正する。
(5)14頁T1行の「イソ吉革さん」を「イソ吉草酸
の」に訂正する。
(6)16頁Tl行の[〔α)、’−93.6°」を「
〔α〕。−93,6°」に訂正する。
手 続 補 正 書 ■、小事件表示 昭和58年特許願第2347(i1号 2、発明の名称 3.3’、4’−)グー0−アシルスピラマイシン1 :3補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称 
(102)協和醗酵工業株式会社明細書の発明の詳細な
説明の欄 5、補正の内容 (1)3真下4行のr(7)Jの次にr、3’−0−ア
セチル−3,4′−ジー0−プロピオニルシンI(9)
、Jを挿入する。
(2)5頁第1表に別紙表を追加する。
(3)6頁第2表に下記を追加する。
(4)7頁第3表に下記を追加する。
(5)7頁第4表の「化合物7」とl−51−5Pの間
に下記を追加する。
(6)9頁第5表の1化合物7」と[Δc S P M
 Jの間に下記を挿入する。
(7)26頁に以下の実施例を追加する。
実施例8 3“−0−アセチル−3,4”−ジー0−プロピオニル
スピラマイシンIの製造 8−1) 2’、4“−ジーO−アセチルスピラマイシ
ンIの製造 60℃で3時間真空乾燥したスピラマイシン1(2,O
Og)をピリジン(30ml)に溶解し、水冷攪拌しな
がら無水酢酸(2,4m1)を加える。
反応液を室温に戻した後室温に20時間放置する。反応
液にメタノール(8ml )を加え1時間放置後、クロ
ロホルム(100ml)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液(100ml)次いで水(100ml)で洗
浄する。クロロホルム溶液を芒硝を用いて乾燥後減圧濃
縮し、得られり茶褐色粉末をベンゼン:アセトン−3:
1〜2:1 (徐々に変化させる)を展開溶媒系とする
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製する
と無色粉末の標題化合物が得られる11.02g(46
,3%)。TLCRf値二〇、5(クロロホルム:メタ
ノール=aアンモニア水=10:1:0.01)、[α
:la 88.1゜(cl、0.クロロホルム) 8−2) 標題化合物の製造 2’、4“−ジー○−アセチルスピラマイシンI(1,
02g)とN、N−ジメチルアミノピリジン(113m
g)をりooホルム(27ml)に溶解し、トリエチル
アミン(3,5m1)次いでfl((水プロピオン酸(
3,7m1)を加えてゆるやかに加熱還流する。74時
間後、反応溶液を室温に戻した後メタノール(5ml 
)を加え1時間放置する。反応液を酢酸エチル(100
ml)で希釈し、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液(
100ml)次いで水(100ml>で洗浄する。酢酸
エチル溶液を芒硝を用いて乾燥後、減圧濃縮すると茶褐
色粉末が降られる。
粉末を70%含水メタノール(49ml)に溶解し50
℃に96時間加温する。反応液をクロロホルム(70m
l)で希釈し、水(70ml>で洗浄後、減圧濃縮する
と茶褐色ガラス状物質が得られる。得られたガラス状物
質をクロロホルム:メタノール:濃アンモニア水=50
:1:0601を展開溶媒系とするシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーを用いて精製すると無色粉末の標題化
合物が得られる。419mg(38,9%)。
本物質の理化学的性状は第1〜3表に示した通りである
実施例9゜ 3.3“−ジー0−プロピオニル−4”−0−ブチリル
スピラマイシン■の製造 実施例3−1)によって製市した3、2′、4“−トリ
ー〇−プロピメニルスピラマイシン+(693mg)と
N、N−ジメチルアミノピリジン(7’4mg)をクロ
ロホルム(19ml)に溶解し、トリエチルアミン(2
,4m1)次いでf!It水酪酸(3,0m1)を加え
てゆるやかに加熱還流する。48時間後、反応液を室温
に戻しメタノール(5ml )を加えて1時間放置する
。反応液を酢酸エチル(70ml)で希釈し、飽和炭酸
水素す) IJウム水溶液(70ml)次いで水(70
ml)で洗浄する。酢酸エチル溶液を芒硝を用いて乾燥
後、減圧濃縮すると褐色固体が?4)られる。
固体を70%含水メタノール(’34m1)に溶解し5
0℃に50時間加温する。反応液を室温に戻した後クロ
ロホルム(70ml)で希釈し水(70ml)で洗浄す
る。クロロホルム溶液をC硝を用いて乾燥後、減圧濃縮
して得た茶褐色ガラス状物質をクロロホルム:メタノー
ル:濃γンモニj′水=50 : 1 :Q、01を展
開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーを
用いてfllf製すると無色粉末0標題化合物が掛られ
る。221mg<31.5%)。本物質の理化学的性状
は第1〜3表に示した通りである。
第1表 追 加 分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔式中、R+、RzおよびR3は同一もしくは異なって
    −COC1lH2fi、+(式中、nは1〜4の整数で
    ある)で表され−る直鎖もしくは分枝アルキルカルボニ
    ル基である。〕で表される3、3’。 4#−トリー〇−アシルスピラマイシン■およびその酸
    付加塩。
JP58234761A 1983-12-13 1983-12-13 3,3”,4”−トリ−o−アシルスピラマイシン1 Pending JPS60126296A (ja)

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