JPS60113711A - サスペンシヨンダンパ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肱米公■ 本発明は、自動車用サスペンションに用いられるダンパ
ーに関する。

皿米肱末 最近、減衰力可変式のサスペンションダンパーが開発さ
れているが、従来のものにあってはそのダンパーの減衰
力を調整させるために、例えばピストンロツドを回転さ
せてオリフィス径を変えるなど、何ムも機械的な手段を
とるようにしている。

しかしこのような機械的なダンパー減衰力の調整手段を
とるのでは、構造が複雑になってしまうとともに、その
調整に時間を要して応答性か悪いものになってしまって
いる。

旧」隼 本発明は以上の点を考慮してなさ、ｆｔたもので、簡単
な構成によって応答性良くタンパ−減衰力の切換えをな
すことかできるようにしたサスペンションダンパー奈提
供するものである。

］父 本発明によるサスペンションタンバーは、磁性流体に磁
界を作用させるとその粘性が変化する性質を利用してダ
ンパ減衰力の切換えを行なわせるようにしたものである
。

図は本発明の一実施例を示すもので、ビスＩ−ンシリン
ダ式によるサスベンジ五ンダンパーにあって、シリンダ
１内に磁性流体２を充満させるとともに、ピストン３の
内部にピストン軸４を中心として巻装されたコイル５を
設けることによって構成されている。また、シリンダ１
内の下部にはフリーピストン６を介して低圧ガス７が封
入されている。さらに、ビス１ヘン３には圧縮側のワン
ウェイオリフィス８および伸張側のワンウェイオリフィ
ス９が設けられているとともに、圧縮時に伸張側のオリ
フィス１コをふさぐ弁体１０および伸張時に圧縮側のオ
リフィス１コをふさく弁体１１がそれぞれ設けられてい
る。なお、図中１２は車体側に取すイー」けられるアッ
パ取付部を、１３はホイル側に取り伺けられるロア取イ
・」部をそれぞれ示している１、またコイル５のリード
は、例えはビス１ヘン３およびピン、１−ン軸４の内部
を通して外方に引き出されている。

しかしてこのように構成されたサスペンションダンパー
にあって、コイル５に電流を供給してシリンダ１内に磁
場を形成させると、磁性流体２中のコロイド粒子かもつ
磁化の強さＭと磁界の強さ１−１との相互作用によって
磁性流体２の粘性が増大するとともに、シリンダ１内に
磁気勾配ができてピストン３のまわりにおけるコロイド
粒子の密度が高く碌って磁性流体２の粘性が増大するこ
とになる。したかってその和来効果によりタンパ−減衰
力が有効に増太し、それによりタンパ−の減衰力か強め
に切り換えら才しることになる。またその際特に各弁体
１０，１．１を磁性材によってそれぞれ形成するように
すれは、コイル５のイ」勢時にその弁体１０．］ｌが磁
気吸引力によってビス！−ン３側に引き付けられ、それ
により各オリフィス８゜９における幾何学的ラヒリンス
効果が作用してダンパー減衰力をさらに増大させること
ができるようになる。またコイル５への通電電流を調整
して発生する磁界の強さ１］を変えることにより、多段
階または無段階によるタンパ−減衰力の切換えを行なわ
せることができるようになる。

肱米 以上、本発明によるサスペンションタンパ−にあっては
、ビス！−ンシリンダ式によるサスペンションタンパ−
において、シリンタ内に磁性流体を充満させるとともに
、ピストに流体通路を設番するとともに、その内部にピ
ストン軸を中心として巻装されたコイルを設け、そのコ
イルの消勢、付勢によってダンパー減衰力を切り換える
ようにシたもので、簡単な構成によって応答性良くダン
パー減衰力の切換えをなすことができるとし１う優れた
利点を有している。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例を示すサスペンションダンパー
の正断面図である。 ■・・・シリンダ　２・・・磁性流体　３・・・ピスト
ン　４・・・ピストン軸　５・・コイル　６・・・フリ
ーピストン７・・低圧ガス　８．９・・・オリフィス　
１０，１］・・・弁体 出願人代理人　鳥井　清

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ピストンシリンダ式によるサスベンジ９ンダンパーにお
   いて、シリンダ内に磁性流体を充満させるとともに、ピ
   ストンに流体通路を設けるとともに、その内部にピスト
   ン軸を中心として巻装されたコイルを設け、そのコイル
   の消勢、付勢によってダンパー減衰力を切り換えるよう
   にしたことを特徴とするサスペンションダンパー。