JPS6011898B2 - 新ベンゼンスルホンアミド誘導体、それらの製造法およびそれらを含有する医薬組成物 - Google Patents
新ベンゼンスルホンアミド誘導体、それらの製造法およびそれらを含有する医薬組成物Info
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Description
本発明は新しいベンゼンスルホンアミド誘導体、その製
法およびこれらを含有する医薬組成物に関する。 本発明者らはある種のベンゼンスルホンアミド誘導体が
そのBーアドレノレセプターをブロックする能力によっ
てアンギーナおよび高血圧のような心筋機能不全疾病を
治療するのに有用であることを見出した。 さらにこれらの化合物の多くはQ−アドレノレセプター
に対する有効なブロッキング作用をもち、これらの化合
物のQ−および8ーフロツキング作用を組合せることに
よって高血圧の治療に特に有用である。またこれらの化
合物は末梢筋肉疾病たとえばレィノー氏病の沿療および
不整脈の袷療にも有用である。従って本発明によれば、
一般式‘1} で示される化合物〔式中R,は塩素、フッ素、アミノ、
C,〜C4アルキルアミノ、ジC,〜C4アルキルアミ
ノ、ピベリジノまたはピロリジノであり、Xは−CH2
一、一〇−または一N(C比)一であり、R5は水素ま
たはフッ素であり、およびYはS02NH2である〕が
得られる。 本発明による好ましい化合物はR,が塩素、フッ素、ア
ミノ、C,〜C4アルキルアミノまたはジC,〜C4ア
ルキルァミノ特にジェチルアミノ基である化合物である
。 R5は水素またはフッ素であり、R5がフッ素の場合こ
れはp−またはm−位にある。×は好ましくはCH2で
ある。特に好ましい化合物は次の化合物よりなり、これ
らの化合物は特にQおよび8ーアドレノレセプターをと
もにブロックする能力を示す。 2−フルオロ−5一〔1−ヒドロキシー2一〔3−(4
−フルオロフエニル)−1ーメチルプロピル〕アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−フルオロ−5−〔
1−ヒドロキシー2一〔(1−メチル−3−フエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−
ジメチルアミノ−5一〔1−ヒドロキシ−2一〔(1ー
メチル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベン
ゼンスルホンアミド2−アミノー5一〔1ーヒドロキシ
−2一〔(1−メチルm3−フエニルプロピル)アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド5一〔1−ヒドロキ
シー2一〔(1ーメチルー3−フエニルプ。 ピル)アミノ〕エチル〕一2ーメチルアミノベンゼンス
ルホンアミド2一(ブチルメチルアミノ)一5−〔1ー
ヒドロキシー2一〔(1−メチル一3ーフエニルプロピ
ル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−フル
オロー5−〔1−ヒドロキシー2−〔〔3−(3ーフル
オロフエニル)一1ーメチルプロピル〕アミノ〕エチル
〕ベンゼンスルホンアミド2一(エチルメチルアミノ)
一5一〔1ーヒドロキシー2−〔(1ーメチルー3ーフ
エニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンア
ミド本発明の化合物は可能なすべてのジアステレオマー
および光学的対掌体およびそれらの混合物を含む。 また本発明の化合物は無機酸または有機酸との酸付加塩
のような生理的に許容し得る前述の化合物の非議性塩も
含む。特定の塩には塩酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩等
がある。Q−および8ーアドレノレセプターに対するブ
ロッキング作用は両側の迷走神経が切断され麻酔された
ィヌで示された。 化合物はカニューレ挿入股静脈を通して注射投与された
。化合物のB−フロッキング作用は(一)ィソプレナリ
ンの静脈注射によって誘発された○樽度数(heaれr
aに)の増加に桔抗する化合物の能力から測定され、得
られた結果から、各化合物に対するDR,。 値を計算した。DR,。値は心棒度数の増加についての
く−)ィソプレナリン投与量一応答曲線の右側への1の
音のずれを生じるのに必要な化合物の投与量である。化
合物のQーフロッキング作用はフェニルェフリンの静脈
注射によって誘発された拡張期血圧(diastoli
cbloodpressure)の増加を防止する化合
物の能力から測定された。 Q−70ッキング作用は前述のDR,o値として定量化
された。本発明の化合物は種々の方法によって製造する
ことができる。ひとつの方法として、本発明の化合物は
一般式(ロ)のケトン(式中YおよびR,は述の意味を
もつ)をハロゲン、好ましくは臭素と反応させて、式(
m)のハロケトンを作り、次にこのハロケトンを式NH
R7R3で示されるアミン(式中R7はペンジルまたは
Rが式(W)で示される基(式中XおよびR5は前述の
意味をもつ)である基Rであり、R3は水素またはペン
ジルである〕と縮合させて式(V)で示されるアミノケ
トン(式中Y、R,、R?およびR8は前述の意味をも
つ)とする。 式(V)の化合物中のケトン基を次に適当な還元剤、た
とえば水素化ホウ素ナトリウムのような錯金属水素化物
と処理してCHOH基に還元して式(町)で示される化
合物(式中Y、R,、R7およびR8は前述の意味をも
つ)を得る。 R7が基RでありR8が水素である式(の)の化合物は
本発明の化合物である。代法として貴金属触媒たとえば
白金またはパラジウムまたはそれらの混合物の存在下接
触水素添加によって還元を行ない式(肌)で示される1
−フェニル−2−アミノェタノール誘導体(式中R9は
水素または基Rである)を生成する。 R9が基Rを表わす式(W)の化合物は本発明の化合物
である。非接触還元法を使用して式(V)のアミノケト
ンを還元すると、分子中のペンジル基は影響を受けない
。 このペンジル基を水素原子に変換するには、引続いて接
触水素添加分解を行なって本発明の化合物とすることが
できる。接触水素添加分解は水素および酸化パラジウム
触媒を使用して実施することができる。R7がペンジル
を表わす式(W)の化合物およびR9が水素を表わす式
(肌)の化合物を本発明の化合物に変換するには基Rを
導入しなければならない。 基Rの導入は、R7がペンジル基であり、R8が前述の
意味を有する式(の)の化合物を適当なケトン、たとえ
ば式(側)で示されるケトンによって、水素および適当
な触媒たとえば活性炭担特白金または活性炭担持パラジ
ウム触媒の存在下で還元アルキル化することによって実
施することができる。 代法として、式(戊) で示されるアミンを使用し、これを適当なケトンと縮合
させて、R基たとえば式(肌)で示される基を導入し、
次に生成物を接触水素添加または水素化ホウ素ナトリウ
ムのような還元剤を使用して還元し、本発明による式(
1)の化合物とすることができる。 式(X) で示されるケトン(式中R8は前述の意味をつ)を直接
還元アルキル化して本発明の式(1の化合物とすること
もできる。 本発明の化合物を製造する代法で、式(幻)で示される
グリオキサール(式中R,およびYは前述の意味をもつ
)を出発原料として使用することができる。 このグリオキサールを式(刈)で示されるアミンと縮合
させると、式(Xm)で示されるアゾメチン中間体を生
成する。次にこの中間体をたとえば水素化ホウ素ナトリ
ウムのような錆金属水素物または水素および貴金属触媒
によって還元すると式(1)の化合物となる。別の方法
で式(XW)で示されるハロヒドリンまたは式(XV)
で示されるェポキシド(これらの式中R,およびYは前
述の意味をもち、Halはハロゲン原子を表わす)を式
(皿)のアミンと反応させる。 R,がハロゲン原子であるとき、一般にハロゲン原子が
出発原料中にあると便利である。 R,がNR2R3であるとき、この基をR,がハロゲン
である式(日)および(X)の化合物を溶媒、好ましく
はエタノール中でアンモニアまたはアミンHNR2R3
と処理することによって導入すると便利である。 R2が日でありR3がH以外の基である式(1)の化合
物を製造するとき、アミンHN(R3)CH2Phを使
用し、引続いてペンジル基を除去することができる。本
発明の化合物はそのまま、あるいは医薬に供し得る非毒
性塩の形で分離することができる。 本発明の化合物は人間および家蓄用の袷療薬または予防
薬に調薬することができる。従って一般式(1)の化合
物または医用に供し得る付加塩を薬効成分として含有す
る医薬組成物も本発明の範囲内に包括される。前述の如
く、好ましい塩には塩酸塩、マレィン酸塩、酒石酸塩等
がある。この種の医薬組成物はキャリャーまたは座薬お
よび必要に応じて調剤用剤を使用し、本発明の化合物だ
けまたは補助薬と併用して通常法によって使用に供する
ことができる。これらの組成物にはたとえば経口用、座
薬用および注射用の固体および液体製剤がある。経口投
与用には通常法によって調製され、場合によっては被覆
剤にすることができる錠剤の形にすると最も便利である
。注射剤は調薬に供し得るキャリャーおよび調薬用剤を
使用して溶液または懸濁剤として、あるいは使用前に再
構成する乾燥製剤として調薬することができる。使用し
得る薬効成分の投与量は広範囲で変えることができるが
、一般に適当な投与単位は5〜1000の9、好ましく
は20〜200秘である。好ましい投与量/印ま患者の
年令および体重ならびに徴候の軽重によって変化化する
が、経口投与で300〜3000の9/日である。本発
明をさらに十分に理解させるために、次の実施例を述べ
るが、これらの実施例は例示だけを目的とする。 実施例 1 2ークロロ−5一〔1ーヒドロキシー2−〔(1−メチ
ル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミド、塩酸塩(a} 5−(2ーブロモアセ
チル)一2ークロロベンゼ・ンスルホンアミド氷酢酸1
00泌中の5ーアセチル−2ークロロベンゼンスルホン
アミド4.7夕の溶液を50oCで激しくかきまぜなが
ら、これに氷酢酸20の上中の臭素3.2夕を滴下した
。 5分間の初期誘導期後に、臭素の色が消失した。 臭素は3雌ご間に添加され、生成溶液を15分間かきま
ぜてから、酢酸を減圧除去した。生成白色団体をアセト
ン30の‘にとかし、ベンゼン250私で希釈し、溶液
の容積が150の‘になるまで濃縮した。これを冷却す
ると、融点168〜17ぞ○の目的生成物の白色結晶4
.1夕が沈降した。(b)2一クロロ−5−〔1ーヒド
ロキシー2−〔N−(1−メチル−3ーフエニルプロピ
ル)N−(フエニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミドブタノン50の‘中の5−(2−ブロモ
アセチル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド3.1
3夕およびN一(1−メチル−3ーフエニルプロピル)
−2一(フエニルメチル)アミン4.8夕を30分間還
流加熱し、溶媒を減圧除去し、残留物を乾燥エーテルで
すりつぶし、除去した。 エーテル溶液を蒸発乾団し、残留物をエタノール50の
‘にとかし、溶液を水素化ホウ素ナトリウム0.3夕と
処理し、混合物を30分間かきまぜてからさらに水素化
ホウ素ナトリウム0.3夕を追加し、反応混合物を2N
塩酸で酸性し、エタノールを減圧除去した。得られる濃
縮液を州水酸化ナトリウムで塩基性にし、混合物を酢酸
エチル50肌ずつで2回抽出し、抽出液を水50柵ずつ
で2回洗い、M率04で乾燥し、蒸発乾固して目的生成
物の黄色状物4.6夕を生じ、これを調製用クロマトグ
ラフ板(シリカ、CHC13/5%MeOH)でクロマ
トグラフ処理し、融点120〜125qoの塩酸塩に変
換した。(c)2−クロロ−5一〔1ーヒドロキシ−2
−〔(1−メチル−3−フエニルプロピル)ーアミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩2−クロロー
5−〔1−ヒドロキシー2−〔N一(1−メチル一3ー
フエニルプロピル)一N一(フエニルメチル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド0.5夕の溶液を酸化
パラジウム0.05夕で18時間水素添加して水素64
の
法およびこれらを含有する医薬組成物に関する。 本発明者らはある種のベンゼンスルホンアミド誘導体が
そのBーアドレノレセプターをブロックする能力によっ
てアンギーナおよび高血圧のような心筋機能不全疾病を
治療するのに有用であることを見出した。 さらにこれらの化合物の多くはQ−アドレノレセプター
に対する有効なブロッキング作用をもち、これらの化合
物のQ−および8ーフロツキング作用を組合せることに
よって高血圧の治療に特に有用である。またこれらの化
合物は末梢筋肉疾病たとえばレィノー氏病の沿療および
不整脈の袷療にも有用である。従って本発明によれば、
一般式‘1} で示される化合物〔式中R,は塩素、フッ素、アミノ、
C,〜C4アルキルアミノ、ジC,〜C4アルキルアミ
ノ、ピベリジノまたはピロリジノであり、Xは−CH2
一、一〇−または一N(C比)一であり、R5は水素ま
たはフッ素であり、およびYはS02NH2である〕が
得られる。 本発明による好ましい化合物はR,が塩素、フッ素、ア
ミノ、C,〜C4アルキルアミノまたはジC,〜C4ア
ルキルァミノ特にジェチルアミノ基である化合物である
。 R5は水素またはフッ素であり、R5がフッ素の場合こ
れはp−またはm−位にある。×は好ましくはCH2で
ある。特に好ましい化合物は次の化合物よりなり、これ
らの化合物は特にQおよび8ーアドレノレセプターをと
もにブロックする能力を示す。 2−フルオロ−5一〔1−ヒドロキシー2一〔3−(4
−フルオロフエニル)−1ーメチルプロピル〕アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−フルオロ−5−〔
1−ヒドロキシー2一〔(1−メチル−3−フエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−
ジメチルアミノ−5一〔1−ヒドロキシ−2一〔(1ー
メチル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベン
ゼンスルホンアミド2−アミノー5一〔1ーヒドロキシ
−2一〔(1−メチルm3−フエニルプロピル)アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド5一〔1−ヒドロキ
シー2一〔(1ーメチルー3−フエニルプ。 ピル)アミノ〕エチル〕一2ーメチルアミノベンゼンス
ルホンアミド2一(ブチルメチルアミノ)一5−〔1ー
ヒドロキシー2一〔(1−メチル一3ーフエニルプロピ
ル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド2−フル
オロー5−〔1−ヒドロキシー2−〔〔3−(3ーフル
オロフエニル)一1ーメチルプロピル〕アミノ〕エチル
〕ベンゼンスルホンアミド2一(エチルメチルアミノ)
一5一〔1ーヒドロキシー2−〔(1ーメチルー3ーフ
エニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンア
ミド本発明の化合物は可能なすべてのジアステレオマー
および光学的対掌体およびそれらの混合物を含む。 また本発明の化合物は無機酸または有機酸との酸付加塩
のような生理的に許容し得る前述の化合物の非議性塩も
含む。特定の塩には塩酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩等
がある。Q−および8ーアドレノレセプターに対するブ
ロッキング作用は両側の迷走神経が切断され麻酔された
ィヌで示された。 化合物はカニューレ挿入股静脈を通して注射投与された
。化合物のB−フロッキング作用は(一)ィソプレナリ
ンの静脈注射によって誘発された○樽度数(heaれr
aに)の増加に桔抗する化合物の能力から測定され、得
られた結果から、各化合物に対するDR,。 値を計算した。DR,。値は心棒度数の増加についての
く−)ィソプレナリン投与量一応答曲線の右側への1の
音のずれを生じるのに必要な化合物の投与量である。化
合物のQーフロッキング作用はフェニルェフリンの静脈
注射によって誘発された拡張期血圧(diastoli
cbloodpressure)の増加を防止する化合
物の能力から測定された。 Q−70ッキング作用は前述のDR,o値として定量化
された。本発明の化合物は種々の方法によって製造する
ことができる。ひとつの方法として、本発明の化合物は
一般式(ロ)のケトン(式中YおよびR,は述の意味を
もつ)をハロゲン、好ましくは臭素と反応させて、式(
m)のハロケトンを作り、次にこのハロケトンを式NH
R7R3で示されるアミン(式中R7はペンジルまたは
Rが式(W)で示される基(式中XおよびR5は前述の
意味をもつ)である基Rであり、R3は水素またはペン
ジルである〕と縮合させて式(V)で示されるアミノケ
トン(式中Y、R,、R?およびR8は前述の意味をも
つ)とする。 式(V)の化合物中のケトン基を次に適当な還元剤、た
とえば水素化ホウ素ナトリウムのような錯金属水素化物
と処理してCHOH基に還元して式(町)で示される化
合物(式中Y、R,、R7およびR8は前述の意味をも
つ)を得る。 R7が基RでありR8が水素である式(の)の化合物は
本発明の化合物である。代法として貴金属触媒たとえば
白金またはパラジウムまたはそれらの混合物の存在下接
触水素添加によって還元を行ない式(肌)で示される1
−フェニル−2−アミノェタノール誘導体(式中R9は
水素または基Rである)を生成する。 R9が基Rを表わす式(W)の化合物は本発明の化合物
である。非接触還元法を使用して式(V)のアミノケト
ンを還元すると、分子中のペンジル基は影響を受けない
。 このペンジル基を水素原子に変換するには、引続いて接
触水素添加分解を行なって本発明の化合物とすることが
できる。接触水素添加分解は水素および酸化パラジウム
触媒を使用して実施することができる。R7がペンジル
を表わす式(W)の化合物およびR9が水素を表わす式
(肌)の化合物を本発明の化合物に変換するには基Rを
導入しなければならない。 基Rの導入は、R7がペンジル基であり、R8が前述の
意味を有する式(の)の化合物を適当なケトン、たとえ
ば式(側)で示されるケトンによって、水素および適当
な触媒たとえば活性炭担特白金または活性炭担持パラジ
ウム触媒の存在下で還元アルキル化することによって実
施することができる。 代法として、式(戊) で示されるアミンを使用し、これを適当なケトンと縮合
させて、R基たとえば式(肌)で示される基を導入し、
次に生成物を接触水素添加または水素化ホウ素ナトリウ
ムのような還元剤を使用して還元し、本発明による式(
1)の化合物とすることができる。 式(X) で示されるケトン(式中R8は前述の意味をつ)を直接
還元アルキル化して本発明の式(1の化合物とすること
もできる。 本発明の化合物を製造する代法で、式(幻)で示される
グリオキサール(式中R,およびYは前述の意味をもつ
)を出発原料として使用することができる。 このグリオキサールを式(刈)で示されるアミンと縮合
させると、式(Xm)で示されるアゾメチン中間体を生
成する。次にこの中間体をたとえば水素化ホウ素ナトリ
ウムのような錆金属水素物または水素および貴金属触媒
によって還元すると式(1)の化合物となる。別の方法
で式(XW)で示されるハロヒドリンまたは式(XV)
で示されるェポキシド(これらの式中R,およびYは前
述の意味をもち、Halはハロゲン原子を表わす)を式
(皿)のアミンと反応させる。 R,がハロゲン原子であるとき、一般にハロゲン原子が
出発原料中にあると便利である。 R,がNR2R3であるとき、この基をR,がハロゲン
である式(日)および(X)の化合物を溶媒、好ましく
はエタノール中でアンモニアまたはアミンHNR2R3
と処理することによって導入すると便利である。 R2が日でありR3がH以外の基である式(1)の化合
物を製造するとき、アミンHN(R3)CH2Phを使
用し、引続いてペンジル基を除去することができる。本
発明の化合物はそのまま、あるいは医薬に供し得る非毒
性塩の形で分離することができる。 本発明の化合物は人間および家蓄用の袷療薬または予防
薬に調薬することができる。従って一般式(1)の化合
物または医用に供し得る付加塩を薬効成分として含有す
る医薬組成物も本発明の範囲内に包括される。前述の如
く、好ましい塩には塩酸塩、マレィン酸塩、酒石酸塩等
がある。この種の医薬組成物はキャリャーまたは座薬お
よび必要に応じて調剤用剤を使用し、本発明の化合物だ
けまたは補助薬と併用して通常法によって使用に供する
ことができる。これらの組成物にはたとえば経口用、座
薬用および注射用の固体および液体製剤がある。経口投
与用には通常法によって調製され、場合によっては被覆
剤にすることができる錠剤の形にすると最も便利である
。注射剤は調薬に供し得るキャリャーおよび調薬用剤を
使用して溶液または懸濁剤として、あるいは使用前に再
構成する乾燥製剤として調薬することができる。使用し
得る薬効成分の投与量は広範囲で変えることができるが
、一般に適当な投与単位は5〜1000の9、好ましく
は20〜200秘である。好ましい投与量/印ま患者の
年令および体重ならびに徴候の軽重によって変化化する
が、経口投与で300〜3000の9/日である。本発
明をさらに十分に理解させるために、次の実施例を述べ
るが、これらの実施例は例示だけを目的とする。 実施例 1 2ークロロ−5一〔1ーヒドロキシー2−〔(1−メチ
ル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミド、塩酸塩(a} 5−(2ーブロモアセ
チル)一2ークロロベンゼ・ンスルホンアミド氷酢酸1
00泌中の5ーアセチル−2ークロロベンゼンスルホン
アミド4.7夕の溶液を50oCで激しくかきまぜなが
ら、これに氷酢酸20の上中の臭素3.2夕を滴下した
。 5分間の初期誘導期後に、臭素の色が消失した。 臭素は3雌ご間に添加され、生成溶液を15分間かきま
ぜてから、酢酸を減圧除去した。生成白色団体をアセト
ン30の‘にとかし、ベンゼン250私で希釈し、溶液
の容積が150の‘になるまで濃縮した。これを冷却す
ると、融点168〜17ぞ○の目的生成物の白色結晶4
.1夕が沈降した。(b)2一クロロ−5−〔1ーヒド
ロキシー2−〔N−(1−メチル−3ーフエニルプロピ
ル)N−(フエニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミドブタノン50の‘中の5−(2−ブロモ
アセチル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド3.1
3夕およびN一(1−メチル−3ーフエニルプロピル)
−2一(フエニルメチル)アミン4.8夕を30分間還
流加熱し、溶媒を減圧除去し、残留物を乾燥エーテルで
すりつぶし、除去した。 エーテル溶液を蒸発乾団し、残留物をエタノール50の
‘にとかし、溶液を水素化ホウ素ナトリウム0.3夕と
処理し、混合物を30分間かきまぜてからさらに水素化
ホウ素ナトリウム0.3夕を追加し、反応混合物を2N
塩酸で酸性し、エタノールを減圧除去した。得られる濃
縮液を州水酸化ナトリウムで塩基性にし、混合物を酢酸
エチル50肌ずつで2回抽出し、抽出液を水50柵ずつ
で2回洗い、M率04で乾燥し、蒸発乾固して目的生成
物の黄色状物4.6夕を生じ、これを調製用クロマトグ
ラフ板(シリカ、CHC13/5%MeOH)でクロマ
トグラフ処理し、融点120〜125qoの塩酸塩に変
換した。(c)2−クロロ−5一〔1ーヒドロキシ−2
−〔(1−メチル−3−フエニルプロピル)ーアミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩2−クロロー
5−〔1−ヒドロキシー2−〔N一(1−メチル一3ー
フエニルプロピル)一N一(フエニルメチル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド0.5夕の溶液を酸化
パラジウム0.05夕で18時間水素添加して水素64
の
【(理論値48の‘)を吸収させた。
触媒をろ別し、エタノールで洗い、生成る液を減圧葵発
乾固して融点88〜94℃の白色スポンジ状の目的製品
0.3夕を得た。実施例 2 2−フルオロー5−〔1ーヒドロキシー2一〔〔3−(
4−フルオロフエニル)一1ーメチルプロピル〕アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩‘a)5一
(2ーブロモアセチル)一2ーフルオロベンゼソスルホ
ソアミド酢酸30地中の5ーアセチル−2ーフルオロベ
ンゼンスルホンアミド1.0夕の溶液に、酢酸中の48
%臭化水素溶液数滴の存在下で、酢酸4.5の上中の臭
素0.736夕の溶液を滴下し、15〜20分間かきま
ぜてから「溶媒を減圧除去し、得られる残留物を酢酸エ
チル50泌にとかし、重炭酸ナトリウムの8%溶液50
仇‘、次に水50の‘で洗い、有機層をMが04で乾燥
し濃縮して、淡ヵッ色の油状物を生成し、これをベンゼ
ンとアセトンから結晶させると、融点129〜13か○
の目的生成物1.2夕を得た。 {b)2ーフルオロー5−〔〔ビス(フエニルメチル)
アミノ〕アセチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩ブ
タノン60の【中の5一(ブロモアセチル)−2ーフル
オロベンゼソスルホンアミド1.0夕の溶液をかきまぜ
ながら、これにブタノン5の‘中のジベンジルアミン1
.94凧‘を滴下し、室温で3時間かきまぜ続け、沈殿
固体をろ別し、ろ液を減圧下濃縮する。 残留物を塩酸塩に変換し、融点198〜200午○の塩
酸塩1.01夕を取得した。{c1 2ーフルオロー5
−〔1−ヒドロキシ−2−〔〔3−(4ーフルオロフエ
ニル)一1ーメチルプoピル〕アミノ〕エチル〕ベンゼ
ンスルホンアミド、塩酸塩エタノール50地中の2ーフ
ルオロ−5−〔(ビス(フエニルメチル)アミノ〕アセ
チル〕ベンゼンスルホンアミド2.2夕と4−〔4−フ
ルオロフエニル)−ブタン−2−オン3.48夕との混
合物を、活性炭担持予備還元10%酸化パラジゥム0.
42夕および活性炭担特5%酸化白金0.42夕の存在
下、水素の吸収がやむまで常温常圧で水素添加した。 触媒と溶媒とを除去し、残留物を酢酸エチルにとかし、
沸点60〜8ぴ0の石油エーテルを加えて沈殿させた。
粗製製品をメルクのシリカ(70〜230メツシ)35
夕でクロマトグラフ処理し、250泌に対して1坪商の
水酸化アンモニウムを含有する酢酸エチルで溶離した。
最初のフラクション300の‘を9E棄し、次のフラク
ション375の‘を蒸発して無色油状液o.8夕を得、
これを塩酸塩に変換し、融点95〜10500塩酸塩0
.85夕を得た。同様にして2ーフルオロー5一〔〔ビ
ス(フエニルメチル)アミノ〕アセチル〕ベンゼンスル
ホンアミド2.5夕および4ーフエニルーブタン−2ー
オン5夕を、融点80〜960の2−フルオロ−5一〔
1ーヒドロキシ−2一〔(1ーメチルー3ーフエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩
酸塩0.4のこ変換した。 実施例 3 2−ジメチルアミノー5−〔1ーヒドロキシ−2一〔(
1−メチル−3−フヱニルプロピル)アミノ〕エチル〕
ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩【a} 5ーアセチ
ルー2ージメチルアミノベンゼンスルホアミドエタノー
ル10の‘中の5ーアセチルー2−クロロベンゼンスル
ホンアミド0.5夕とエタノール中の33%ジメチルア
ミン溶液5私との混合物を密閉容器中でスチーム浴で1
錨時間加熱し、溶媒を減圧除去し、残留物をエタノール
から結晶させて、融点184〜18500の目的生成物
0.31夕を得た。 【b)5ーブロモアセチル−2ージメチルアミノベンゼ
ンスルホンアミドクロロホルム70叫中の5−アセチル
−2ージメチルアミノベンゼンスルホンアミド1夕の溶
液にクロロホルム1ow‘中の臭素0.75夕および酢
酸中の48%臭化水素溶液2の上を滴下し、混合物を3
時間かきまぜてからろ過した。 生成物の輝黄色固体2.04のま日光中で急速に脱色さ
れた。この化合物を酢酸エチル100の‘および炭酸ナ
トリウム水100の‘に分配し、有機層を分取し、水洗
し、MgS04で乾燥し、蒸発乾固し、残留物を酢酸エ
チルから再結晶させて、融点142〜143℃の目的ブ
ロモアセチル化合物1.1夕を得た。(c1 2ージメ
チルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−〔ビス(フエニル
メチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩
酸塩ブタノン100の‘中の5ーフロモアセチルー2−
ジメチルアミノベンゼンスルホンアミド2.4夕の溶液
をジベンジルアミン1.5奴および酸化プロピレン10
の‘と処理し、混合物を4.虫時間還流加熱してから溶
媒を減圧除去した。 生成する黄色油状液を無水エタノールにとかし、1時間
水素化ホウ素ナトリウム1.2夕と処理してから、混合
物を希塩酸で酸性にし、エタノールを減圧除去した。残
留物を酢酸エチル150の【ずつで3回抽出し、有機層
を重炭酸ナトリウム溶液100地、次に水100私で洗
い、ついでMgS04で乾燥し、蒸発乾固し、残留物を
塩酸塩に変換し、融点180〜18yo(分解)の塩酸
塩1.5夕を得た。(d)2−ジメチルアミノ−5−〔
1ーヒドロキシー2一〔(1ーメチル−3ーフエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ
塩酸塩無水エタノール300心中の2−ジメチルアミノ
−5−〔1ーヒドロキシー2−〔ビスー(フエニルメチ
ル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド4.4夕
の溶液を4−フェニルプタンー2ーオンとともにクック
の水素添加反応器中で活性炭担持パラジウム触媒0.5
夕および活性炭担特白金触媒0.5夕で3.5kg/の
(50psi)、室温で1糊時間水素添加し、触媒をろ
別し、溶媒を減圧除去し、得られる残留油状液を酢酸エ
チル10の上にとかし、沸点60〜80qoの石油エー
テル400の‘を加えて沈殿させる。 生成油状液をシリカ(メルク製)30夕でクロマトグラ
フ処理し、200私に対し比重0.88のアンモニア水
10滴を含有する酢酸エチルで溶した。目的化合物はス
ポンジ状で単離され、これを塩酸塩に変換し、融点12
0〜13000の塩酸塩2.6夕を得た。同様に2ージ
メチルアミノー5−〔1−ヒドロキシー2一〔ビス(フ
ヱニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミ
ド(化合物A)を該当ケトンと還元アルキル化して次の
化合物を得た。化合物A2.2夕および1ーフェノキシ
ープロパンー2−オン2.7夕から融点120〜130
℃の2ージメチルアミノ−5一〔1ーヒドロキシー2一
〔(1ーメチル−2ーフヱノキシエチル)アミノ〕エチ
ル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩1.2夕化合物
Aの塩酸塩4.45夕および1−(メチルフエニルアミ
ノ)一2−プロパノン7.4夕から融点130〜140
qoの2ージメチルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−2
−〔(1−メチル一2一(メチルフエニル)アミノ)エ
チル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、トリ
塩酸塩2.6夕、化合物Aの塩酸塩3.9夕および4ー
フルオロベンジルアセトン6.6夕から融点126〜1
34こ0の2−ジメチルアミノー5−〔1ーヒドロキシ
ー2一〔(4ーフルオロフエニル)−1ーメチルプロピ
ル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸
塩2.0夕。 最後の化合物の場合水素添加は1報時間の代りに6虫時
間行なった。 実施例 4 5−〔1ーヒドロキシー2一〔(1−メチル−3−フヱ
ニルプロピル)アミノ〕エチル〕−2一(1ーピベリジ
ニル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、一水和物【
a】5−アセチルー2−(1ーピベリジニル)ベンゼン
スルホンアミドエタノール50地中の5−アセチルー2
−フルオロベンゼンスルホンアミド1夕およびピベリジ
ン0.98夕の溶液を3.5時間還流加熱し、溶媒を除
去した残留物を酢酸エチルloo似にとかし、水100
机ずつで2回洗い、Mが04で乾燥し、濃縮し、生成物
をィソプロパノールから結晶させて、融点130.5〜
131.5ooの目的生成物0.92夕を得た。 (b} 5一(2−7ロモアセチル)−2一(1ーピベ
リジニル)ベンゼンスルホンアミド、臭化水素酸塩クロ
ロホルム100の
乾固して融点88〜94℃の白色スポンジ状の目的製品
0.3夕を得た。実施例 2 2−フルオロー5−〔1ーヒドロキシー2一〔〔3−(
4−フルオロフエニル)一1ーメチルプロピル〕アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩‘a)5一
(2ーブロモアセチル)一2ーフルオロベンゼソスルホ
ソアミド酢酸30地中の5ーアセチル−2ーフルオロベ
ンゼンスルホンアミド1.0夕の溶液に、酢酸中の48
%臭化水素溶液数滴の存在下で、酢酸4.5の上中の臭
素0.736夕の溶液を滴下し、15〜20分間かきま
ぜてから「溶媒を減圧除去し、得られる残留物を酢酸エ
チル50泌にとかし、重炭酸ナトリウムの8%溶液50
仇‘、次に水50の‘で洗い、有機層をMが04で乾燥
し濃縮して、淡ヵッ色の油状物を生成し、これをベンゼ
ンとアセトンから結晶させると、融点129〜13か○
の目的生成物1.2夕を得た。 {b)2ーフルオロー5−〔〔ビス(フエニルメチル)
アミノ〕アセチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩ブ
タノン60の【中の5一(ブロモアセチル)−2ーフル
オロベンゼソスルホンアミド1.0夕の溶液をかきまぜ
ながら、これにブタノン5の‘中のジベンジルアミン1
.94凧‘を滴下し、室温で3時間かきまぜ続け、沈殿
固体をろ別し、ろ液を減圧下濃縮する。 残留物を塩酸塩に変換し、融点198〜200午○の塩
酸塩1.01夕を取得した。{c1 2ーフルオロー5
−〔1−ヒドロキシ−2−〔〔3−(4ーフルオロフエ
ニル)一1ーメチルプoピル〕アミノ〕エチル〕ベンゼ
ンスルホンアミド、塩酸塩エタノール50地中の2ーフ
ルオロ−5−〔(ビス(フエニルメチル)アミノ〕アセ
チル〕ベンゼンスルホンアミド2.2夕と4−〔4−フ
ルオロフエニル)−ブタン−2−オン3.48夕との混
合物を、活性炭担持予備還元10%酸化パラジゥム0.
42夕および活性炭担特5%酸化白金0.42夕の存在
下、水素の吸収がやむまで常温常圧で水素添加した。 触媒と溶媒とを除去し、残留物を酢酸エチルにとかし、
沸点60〜8ぴ0の石油エーテルを加えて沈殿させた。
粗製製品をメルクのシリカ(70〜230メツシ)35
夕でクロマトグラフ処理し、250泌に対して1坪商の
水酸化アンモニウムを含有する酢酸エチルで溶離した。
最初のフラクション300の‘を9E棄し、次のフラク
ション375の‘を蒸発して無色油状液o.8夕を得、
これを塩酸塩に変換し、融点95〜10500塩酸塩0
.85夕を得た。同様にして2ーフルオロー5一〔〔ビ
ス(フエニルメチル)アミノ〕アセチル〕ベンゼンスル
ホンアミド2.5夕および4ーフエニルーブタン−2ー
オン5夕を、融点80〜960の2−フルオロ−5一〔
1ーヒドロキシ−2一〔(1ーメチルー3ーフエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩
酸塩0.4のこ変換した。 実施例 3 2−ジメチルアミノー5−〔1ーヒドロキシ−2一〔(
1−メチル−3−フヱニルプロピル)アミノ〕エチル〕
ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩【a} 5ーアセチ
ルー2ージメチルアミノベンゼンスルホアミドエタノー
ル10の‘中の5ーアセチルー2−クロロベンゼンスル
ホンアミド0.5夕とエタノール中の33%ジメチルア
ミン溶液5私との混合物を密閉容器中でスチーム浴で1
錨時間加熱し、溶媒を減圧除去し、残留物をエタノール
から結晶させて、融点184〜18500の目的生成物
0.31夕を得た。 【b)5ーブロモアセチル−2ージメチルアミノベンゼ
ンスルホンアミドクロロホルム70叫中の5−アセチル
−2ージメチルアミノベンゼンスルホンアミド1夕の溶
液にクロロホルム1ow‘中の臭素0.75夕および酢
酸中の48%臭化水素溶液2の上を滴下し、混合物を3
時間かきまぜてからろ過した。 生成物の輝黄色固体2.04のま日光中で急速に脱色さ
れた。この化合物を酢酸エチル100の‘および炭酸ナ
トリウム水100の‘に分配し、有機層を分取し、水洗
し、MgS04で乾燥し、蒸発乾固し、残留物を酢酸エ
チルから再結晶させて、融点142〜143℃の目的ブ
ロモアセチル化合物1.1夕を得た。(c1 2ージメ
チルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−〔ビス(フエニル
メチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩
酸塩ブタノン100の‘中の5ーフロモアセチルー2−
ジメチルアミノベンゼンスルホンアミド2.4夕の溶液
をジベンジルアミン1.5奴および酸化プロピレン10
の‘と処理し、混合物を4.虫時間還流加熱してから溶
媒を減圧除去した。 生成する黄色油状液を無水エタノールにとかし、1時間
水素化ホウ素ナトリウム1.2夕と処理してから、混合
物を希塩酸で酸性にし、エタノールを減圧除去した。残
留物を酢酸エチル150の【ずつで3回抽出し、有機層
を重炭酸ナトリウム溶液100地、次に水100私で洗
い、ついでMgS04で乾燥し、蒸発乾固し、残留物を
塩酸塩に変換し、融点180〜18yo(分解)の塩酸
塩1.5夕を得た。(d)2−ジメチルアミノ−5−〔
1ーヒドロキシー2一〔(1ーメチル−3ーフエニルプ
ロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ
塩酸塩無水エタノール300心中の2−ジメチルアミノ
−5−〔1ーヒドロキシー2−〔ビスー(フエニルメチ
ル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド4.4夕
の溶液を4−フェニルプタンー2ーオンとともにクック
の水素添加反応器中で活性炭担持パラジウム触媒0.5
夕および活性炭担特白金触媒0.5夕で3.5kg/の
(50psi)、室温で1糊時間水素添加し、触媒をろ
別し、溶媒を減圧除去し、得られる残留油状液を酢酸エ
チル10の上にとかし、沸点60〜80qoの石油エー
テル400の‘を加えて沈殿させる。 生成油状液をシリカ(メルク製)30夕でクロマトグラ
フ処理し、200私に対し比重0.88のアンモニア水
10滴を含有する酢酸エチルで溶した。目的化合物はス
ポンジ状で単離され、これを塩酸塩に変換し、融点12
0〜13000の塩酸塩2.6夕を得た。同様に2ージ
メチルアミノー5−〔1−ヒドロキシー2一〔ビス(フ
ヱニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミ
ド(化合物A)を該当ケトンと還元アルキル化して次の
化合物を得た。化合物A2.2夕および1ーフェノキシ
ープロパンー2−オン2.7夕から融点120〜130
℃の2ージメチルアミノ−5一〔1ーヒドロキシー2一
〔(1ーメチル−2ーフヱノキシエチル)アミノ〕エチ
ル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩1.2夕化合物
Aの塩酸塩4.45夕および1−(メチルフエニルアミ
ノ)一2−プロパノン7.4夕から融点130〜140
qoの2ージメチルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−2
−〔(1−メチル一2一(メチルフエニル)アミノ)エ
チル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、トリ
塩酸塩2.6夕、化合物Aの塩酸塩3.9夕および4ー
フルオロベンジルアセトン6.6夕から融点126〜1
34こ0の2−ジメチルアミノー5−〔1ーヒドロキシ
ー2一〔(4ーフルオロフエニル)−1ーメチルプロピ
ル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸
塩2.0夕。 最後の化合物の場合水素添加は1報時間の代りに6虫時
間行なった。 実施例 4 5−〔1ーヒドロキシー2一〔(1−メチル−3−フヱ
ニルプロピル)アミノ〕エチル〕−2一(1ーピベリジ
ニル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、一水和物【
a】5−アセチルー2−(1ーピベリジニル)ベンゼン
スルホンアミドエタノール50地中の5−アセチルー2
−フルオロベンゼンスルホンアミド1夕およびピベリジ
ン0.98夕の溶液を3.5時間還流加熱し、溶媒を除
去した残留物を酢酸エチルloo似にとかし、水100
机ずつで2回洗い、Mが04で乾燥し、濃縮し、生成物
をィソプロパノールから結晶させて、融点130.5〜
131.5ooの目的生成物0.92夕を得た。 (b} 5一(2−7ロモアセチル)−2一(1ーピベ
リジニル)ベンゼンスルホンアミド、臭化水素酸塩クロ
ロホルム100の
【中の5ーアセチルー2−(1−ピベ
リジニル)ベンゼンスルホンアミド2夕の懸濁液および
酢酸中の48%臭化水素酸2.3夕を還流加熱しがら、
これにクロロホルム23泌中の臭素1.13夕の溶液を
滴下し、懸濁液を次に1時間かきまぜ、クロロホルムを
煩鷹除去し、残留物をエタノールと酢酸エチルとから再
結晶させて「融点185〜189℃(分解)の臭化水素
酸塩を得た。 【c)5一〔1ーヒドロキシ−2一〔ビス(フエニルメ
チル)アミノ〕エチル〕−2−(1ーピベリジニル)ベ
ンゼンスルホンアミドプタ/ン100凧【の5一(2ー
フロモアセチル)一2一(1−ピベリジニル)ベンゼン
スルホンアミド、臭化水素酸塩2.5夕の懸濁液をはげ
しくかきまぜながら、これにブタノン10必中のジベン
ジルアミン3.34夕の溶液を加え、3時間後に混合物
をろ過し、ろ液を濃縮して黄色油状液を得た。 この油状液をエタノール100の‘にとかし、室温で水
素化ホウ素ナトリウム0.42夕と処理し、1時間後に
過剰の水素化ホウ素化合物を州塩酸で破壊し、エタノー
ルを除去し、残留物を8%重炭酸ナトリウム溶液で塩基
性にし「酢酸エチル100の【ずつで3回抽出し、抽出
液を水100の‘で洗い、乾燥し、濃縮し、得られる淡
黄色油状液2.7夕をシリカ(メルクのキーセルゲル6
0)50夕でクロマトグラフ処理して融点133〜14
〆0の目的生成物の白色固体2夕を得た。【d} 5一
〔1ーヒドロキシ−2一〔(1−メチル−3−フエニル
プロピル)アミノ〕エチル〕−2−(1ーピベリジニル
)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、一水和物エタノ
ール200地中の4−フエニルブタン−2ーオン1.7
3夕および5−〔1−ヒドロキシ−2−〔ビス(フヱニ
ルメチル)〕アミノ〕エチル〕−2一(1−ピベリジニ
ル)ベンゼンスルホンアミド1.4夕の溶液をクックの
水素添加反応器中で活性炭担特10%パラジウム触媒0
.28夕および活性炭担特5%白金触媒0.28夕の混
合物で2.8k9/め(40psi)で2時間水素添加
した。 触媒および溶媒を除去して得られる残留物状液を酢酸エ
チル5の‘にとかし、沸点60〜80COの石油エーテ
ル300の‘を使用して沈殿させ、油状物をシリカ(メ
ルク製)30夕でクロマトグラフ処理し、200の‘に
対して比重0.88のアンモニア水1戊商を加えた酢酸
メチルで溶離した。目的化合物をスポンジ状で単離し、
塩酸塩に変換し、融点がはっきりしないが114℃以上
である塩酸塩800雌を得た。元素分析値、C、52.
4%、日、6.7%、N、8.0%(C斑日33N30
3S・畑CI・比0からの計算値、C、52.8%、日
、マ.1%、N、8.05%)実施例 52ージエチル
アミノ−5一〔1ーヒドロキシ−2一〔(1ーメチルー
3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスル
ホンアミド、ジ塩酸塩‘a’5ーアセチルー2ージエチ
ルアミノベンゼンスルホンアミド無水エタノール200
必中の5ーアセチル−2ーフルオロベンゼンスルホンア
ミド6.5夕およびジェチルアミン7.0地の溶液を2
幼時間還流加熱し、溶液を減圧濃縮して得られるガム状
物を酢酸エチル100のとおよび水120の‘1こ分配
し、有機相を分取して黍発乾固し、得られる残留物をィ
ソプロパノール中ですりつぶすと、融点103〜105
00の目的ジヱチルアミン化合物のクリーム色の結晶5
.9夕を得た。 {b’ 5−ブロモアセチルー2−ジエチルアミノベン
ゼソスルホンアミド、臭化水素酸塩5ーアセチルー2−
ジエチルアミノベンゼンスルホンアミド5.5夕、クロ
ロホルム275叫および酢酸中の48%臭化水素溶液1
3.75叫の混合物もかきまぜながら、これにクロロホ
ルム110の‘中の臭素1.19のとを2時間にわたっ
て滴下し、反応混合物を室温で1時間かきまぜ、沈殿し
た半固体からクロロホルムを煩漉し、半固体をクロロホ
ルム300の‘、次に酢酸エチル400の【で洗うと、
目的ブロモケトンの臭化水素酸塩の白色結晶性固体8.
4夕を得る。 これをエタノールと酢酸エチルとから再結晶させたもの
の融点は135〜13が0であった。{c’2ージエチ
ルアミノ−5−〔1ーヒドロキシー2−(ジベンジルア
ミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド5ープロモアセ
チルー2ージエチルアミノベンゼンスルホンアミドの臭
化水素酸塩4.5夕、ジベンジルアミン2.5の‘、酸
化ブロピレン滋.5の‘およびブタノン250の【の溶
液を4時間還流加熱し、次に溶媒を減圧除去し、残留物
を無水エタノール150のとにとかし、水素化ホウ素ナ
トリウム0.7夕を加え、混合物を室温で1晩かきまぜ
てから、減圧蒸発乾固し、が塩酸で酸性にし、次に重炭
酸ナトリウムで塩基性にし、酢酸.エチルで抽出した。 抽出液を蒸発して得られる残留物6.2夕をエタノール
にとかし、塩化水素のエーテル溶液で処理してから、減
圧蒸発乾固し、得られる固体を酢酸エチルとすりつぶし
、得られる固体をエタノールと酢酸エチルとから結晶さ
せると、融点230〜240qoの粗製塩酸塩5.02
夕を得た。この塩5.02夕を温水にとかし、ろ過し、
重炭酸ナトリウムで塩基性にし、冷溶液を酢酸エチル5
0羽ずつで4回抽出し、溶媒を除去して、融点133〜
135℃の遊離塩基のクリーム色の固体2.17夕を得
た。 (d} 2ージエチルアミノ−5一〔1ーヒドロキシー
2一〔(1ーメチルー3ーフエニルプロピル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩2ージエチ
ルアミノー5−〔1ーヒドロキシー2−(ジベンジルア
ミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド1.17夕、活
性炭担特10%酸化パラジウム触媒0.2夕、活性炭担
特5%酸化白金触媒0.2夕、4−フェニルブタン−2
−オン1.48夕および無水エタノール500の‘の混
合物をクックの水素添加反応器中室温および3.5k9
/地(5岬si)で1晩水素添加し、触媒および溶媒を
除去して流動性油状液2.0夕を得た。 これをシリカ(メルク製70〜230メッシ)35夕の
カラムでクロマトグラフ処理し、酢酸エチル250の‘
に対して比重0.88のアンモニア水1ぴ商を含有する
酢酸エチルで溶離した。最初のフラクション200の‘
を排棄し、次のフラクション270の‘を減圧濃縮して
無色油状液1.0夕を得、これを塩酸塩に変換し、融点
140〜150ooの塩0.7夕を得た。同様に2ージ
ェチルアミノー5−〔1−ヒドロキシー2一(ジベンジ
ルアミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド(化合物B
)を該当するケトンと還元アルキル化して次の化合物を
得た。化合物B2.25夕および1−(メチルフェニル
アミ/)−2−プロパノン3.25夕から融点140〜
150℃(分解)の2ージェチルアミノー5一〔1−ヒ
ドロキシー2一〔(1ーメチル−2−(メチルフエニル
アミノ)・チル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンア
ミド、トリ塩酸塩0.87夕。 化合物BI.9夕および4−フルオロベンジルアセトン
4.02夕から融点106〜110こ○の2−ジェチル
アミノ−5一〔1−ヒドロキシ−2−〔〔1ーメチル−
3一(4−フルオロフエニル)プロピル〕アミノ〕エチ
ル〕ベンゼンスルホンアミド○‐5夕。 これらの両反応の触媒は活性炭に担持した10%酸化パ
ラジウムだけであった。 実施例 6 2−アミノ−5−〔1−ヒドロキシー2−〔(1ーメチ
ル−3−フエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミド、ジ塩酸塩(a} 5ーアセチル−2ー
アミノベンゼンスルホンアミドアンモニアで飽和させた
エタノール40地中の5ーアセチル−2−フルオロベン
ゼンスルホンァミド0.5夕の溶液をボンベ中で100
qoに1晩加熱し、生成溶液を濃縮し、得られる生成物
をエタノールから結晶させると、融点263〜264の
目的化合物の黄色結晶性固体0.4夕を得た。 {b)2−アミノ−5一〔2ーフロモアセチル)ベンゼ
ンスルホンアミド酢酸エチル15地およびクロロホルム
15のと中の2−アミノ−5ーアセチルベンゼンスルホ
ンアミド0.25夕および臭化第二銅0.523夕の懸
濁液を1晩還流加し、臭化第一銅をろ則し、ろ液を濃縮
し、濃縮物を酢酸エチル20の‘にとかし、水20の‘
ずつで2回洗い、有機相を乾燥し、濃縮して無色固体0
.3夕を得た。 この固体を核磁気共鳴スペクトル分析して、ブロモケト
ンと出発原料との3:1の混合物であることがわかった
。この固体をこれ以上精製しないで次の工程に使用した
。(c’2ーアミノー5−〔1−ヒドロキシ−2一〔N
一(1ーメチルー3−フエニルプロピル)一N一(フエ
ニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド
2ーブタノン30机中の2−アミノー5一(2−フロモ
アセチル)ベンゼンスルホンアミド0.5夕、N一(1
−メチル−3−フエニルプロピル)−N一(フヱニルメ
チル)アミン0.45夕および酸化プロピレン2.畝上
の溶液を3時間還流加熱してから濃縮して赤カッ色の油
状液0.7夕を得た。 これを無水エタノール30の‘にとかし、水素化ホウ素
ナトリウム258の9と室温で2時間処理してから、過
剰の水素化物を州塩酸で破壊しエタノールを減圧除去し
た。残留物を8%の重炭酸ナトリウム水で塩基性にし、
酢酸エチル50の‘ずつで3回抽出し、抽出液を水10
0の【で洗い、乾燥し、濃縮してオレンジ色の油状液0
.63夕を得た。これをアセトン10叫にとかし、沸点
60〜80こ○の石油エーテルを加えることによってオ
レンジ色の固体340の9を得た。この固体をシリカプ
レート(メルクST17)でクロマトグラフ処理し、ク
ロロホルム:メタノール5:1の混液で溶離して精製し
、生成物を塩酸塩に変換し、融点133〜136℃の目
的化合物0.2夕を得た。【d’ 2ーアミノー5−〔
1ーヒドロキシ−2−〔(1ーメチル−3−フエニルプ
ロピル)アミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ
塩酸塩酢酸エチル50の‘および酢酸1の‘中の2−ア
ミノー5一〔1ーヒドロキシ−2一〔N−(1−メチル
一3−フエニルプロピル)−N−(フエニルメチル)ア
ミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド0.2夕の溶液
を活・性炭担特10%酸化パラジウム触媒200夕で水
素添加した。 水素の吸収は80分間にわたり13.5肌【(理論値は
10.6私)であった。触媒をろ別し、ろ液を乾燥エー
テル150の‘で希釈し、塩酸のエーテル溶液を加える
ことによって、融点129〜136oo(分解)の塩酸
塩130の9を得た。実施例 7 2ーエチルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−2一〔(1
ーメチルー3ーフヱニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベ
ンゼンスルホンアミド、セスキ塩酸塩‘a)5ーアセチ
ル−2ーエチルアミノーベンゼンスルホンアミド無水エ
タノール100の‘中の5ーアセチル−2−フルオロベ
ンゼンスルホンアミド6.0夕およびエチルアミンの7
0%水溶液25山上の溶液をボンベ中で100ooで1
筋時間加熱し、生成する黄色溶液を小容積に濃縮し、残
留物をエタノールから結晶させて、融点201〜204
午○の目的化合物の灰白色の結晶性固体6.0夕を得た
。 ‘b’5一(ブロモアセチル)一2ーエチルベンゼンス
ルホンアミド酢酸エチル100泌およびクロロホルム1
00のと中の5ーアセチルー2ーエチルアミノベンゼン
スルホンアミド2.4多の溶液をかきまぜながら、臭化
第二銅4.4夕の存在下18時間還流加熱し、沈殿をろ
別し、ろ液から溶媒を減圧除去した。 生成するカツ色の固体を酢酸エチル200Mにとかし、
水10の‘ずつで2回洗い、乾燥し、蒸発乾固した。残
留物をクロロホルムで2回再結晶させると、融点156
〜1570の目的化合物の灰白色の結晶性固体1.6夕
を得た。{c) 2−エチルアミノ−5−〔1ーヒドロ
キシー2−〔(1−メチル−3−フエニルブロピルアミ
ノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、セスキ塩酸塩ブ
タノン70地中の5ーブロモアセチルー2−エチルアミ
ノベンゼンスルホンアミド0.96夕、N−(1−メチ
ル−3ーフエニルプロピル)−N−(フェニルメチル)
アミソ1.4夕および酸化プロピレン5の‘の溶液を4
.虫時間還流加熱し、溶媒を減圧除去して得られる淡黄
色油状液を沸点60〜80qoの石油エーテル200私
中に滴下して、ガム状の固体を得た。 これをさらに精製しないで、酢酸エチル100の上にと
かし、酢酸2柵の存在下で活性炭担持パラジウム触媒0
.3夕および活性炭担特白金触媒0.3夕で18時間水
素添加し、触媒をろ別し、生成する無色の溶液を塩化水
素のエーテル溶液と処理して、融点120〜12500
の塩酸塩1.0夕を得た。実施例 8 5一〔1−ヒドロキシ−2一〔(1ーメチル−3ーフエ
ニルプロピル)アミノ〕エチル〕一2−メチルァミノベ
ンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩{a} 5ーアセチル
ー2−〔NーメチルーNーフエニルメチル)アミノ〕ベ
ンゼンスルホンアミドエタノール40地中の5ーアセチ
ル−2ークロロベンゼソスルホンアミド0.7夕および
ペンジルメチルアミン1.1夕の溶液をボンベ中で3日
間120qoで加熱し、生成する赤色溶液を小容積に蒸
発させると、目的化合物の淡黄色結晶を析出した。 この固体を無水エタノールから2回再結晶させて、融点
159〜16roの灰白色の結晶性固体0.4夕を得た
。‘b)5ーブロモアセチル−2ーメチルアミ/ベンゼ
ンスルホンアミド酢酸エチル50の【中の臭化第二銅1
.4夕の還流加熱懸濁液をかきまぜながら、これにクロ
ロホルム40のヱ中の5ーアセチル−2一(Nーメチル
ーN一フエニルメチルアミノ)ベンゼンスルホンアミド
0.96夕の溶液を3分間にわたって少量ずつ加え、生
成する混合物を還流加熱しながらさらに1鞘時間かきま
ぜた。 沈殿した臭化第一銅をろ別し、溶液を蒸発乾固し、得ら
れる階色油状物をクロロホルム50の‘‘ことかし「ケ
ィソウ士を通してろ過し、ろ液を蒸発乾固して黄色スポ
ンジ0.9夕を得た。これをクロロホルムで2回再結晶
を反復し、融点170〜17〆C(分解)の目的化合物
0.6夕を得た。{c)5一〔1ーヒドロキシー2一〔
(1ーメチル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル
〕−2ーメチルアミノベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸
塩ブタノン70叫中の5ーブロモアセチルー2−メチル
アミノベンゼンスルホンアミド1.0夕およびNーベン
ジルー2−アミノ−4ーフエニルプタン1.2夕の溶液
を酸化プロピレン5の上とともに4.期時間還流加熱し
、溶媒を減圧除去し、得られる淡黄色状液を沸点60〜
800Cの石油エーテルlooの【中に滴下してガム状
の固体を得た。 この固体を精製しないでそのまま酢酸エチル100の【
および酢酸2叫にとかし、活性炭担持パラジウム触媒0
.3夕および活性炭担特白金触媒0.3夕で1錨時間水
素添加した。水素の吸収は200松【(理論吸収値は1
45の【)であった。触媒をろ昇りし、生成する無色溶
液を塩化水素のエーテル溶液と処理して、白色固体が沈
殿した。この固体は数分後にピンク色に変色した。この
固体をろ別し、真空乾燥すると、融点115〜125q
oの目的化合物のカッ色固体1.0夕を得た。実施例
9 2ークロロ−5−〔2一〔〔3−(4ーフルオロフエニ
ル)一1−メチルプロピル〕アミノ−1−ヒドロオキシ
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩、水和物【a
】2−クロロー5一〔2一(〔3−(4ーフルオロフエ
ニル)一1ーメチルプロピル〕フエニルメチル〕アミノ
〕−1ーヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンアミド、
塩酸塩アセトン60泌中の5−フロモアセチル−2−ク
ロロベンゼンスルホンアミド2.0夕の溶液を、塩酸塩
2.6夕(0.012モル)から作ったN−〔3一(4
ーフルオロフエニル)一1−メチルプロピル〕−N−(
フエニルメチル)アミンと約20午0で1斑時間処理し
てから、アセトンを減圧除去し、得られる油状液を乾燥
エーテルとすりつぶした。 固体状の臭化水素酸塩をろ則し「エーテル溶液を蒸発乾
適して得られる残留物をエタノール40の【にとかし、
水素化ホウ素ナトリウム1.0夕(4.0当量)と処理
し、混合物を室温で2時間かきまぜてから、が塩酸で酸
性にし、エタノールを減圧除去した。即水酸化ナトリウ
ム溶液を加えてpHを10に調節し、混合物を酢酸エチ
ル100机‘で3回抽出し、有機層を水30の【ずつで
2回洗い、Mが04で乾燥し、蒸発乾固し、得られる油
状物を調製用シリカブレートでク。マトグラフ処理し、
主要成分を分離し、塩化水素のエーテル溶液と処理して
、融点110〜120qoの目的化合物の白色固体0.
7夕を得た。{b1 2−クロロ−5一〔2−〔〔3一
(4ーフルオロフエニル)一1−メチルプロピル〕アミ
ノ〕−1一.ヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンアミ
ド、塩酸塩、水和物無水エタノール30叫中の2−クロ
ロ−5一〔2一〔〔3一(4ーフルオロフエニル)−1
ーメチルプロピル〕フエニルメチル〕アミノ〕−1ーヒ
ドロキシヱチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩0.
2夕の溶液を、活性炭担特10%酸化パラジウム触媒2
0の9を使用して、水素の吸収率が事実上やみ、水素1
5凧【が吸収されてしまうまで水素添加し、ろ液を減圧
蒸発して白色のもろい固体状の目的化合物0.135夕
を得た。 元素分析C、47.5%、日、5.3%、N、5.9%
(C,8日22CIFN203S・HC1・日20から
の計算値、C、47.7%、日、5.5%、N、6.1
%)実施例 102−ジメチルアミノ−5−〔2−〔〔
3−(3ーフルオロフエニル)一1ーメチルプロピル〕
アミノ〕一1ーヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンア
ミド、ジ塩酸塩無水エタノール300奴中の5−〔2−
〔ビス(フエニルメチル)アミノ〕‐1−ヒドロキシエ
チル〕一2一〔ジメチルアミノ〕ベンゼンスルホンアミ
ド2.2夕を4一(3−フルオロフエニル)ーブタンー
2ーオン3.3夕とともに、活性炭担持パラジウム触媒
0.5夕および活性炭担特白金触媒0.5夕を使用して
3.5k9/地(50PSi)で1報時間水素添加し、
触媒をろ別し、溶媒を減圧蒸発して得られる無色の油状
液をシリカゲルのカラムでクロマトグラフ処理し、酢酸
エチル250の‘に対してアンモニア1増商を含む酢酸
エチルで熔離して、白色スポンジ状の目的製品を得た。 これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテルにとか
し、塩化水素のエーテル溶液と処理して、融点115〜
1125qoの塩酸塩の白色非結晶性の固体1.25夕
を得た。実施例 112−(プチルメチルアミ/)一5
−〔1ーヒドロキシー2−〔(1ーメチルー3ーフエニ
ルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド
、ジ塩酸塩エタノール150奴中の5−〔〔ビス(フェ
ニルメチル)アミノ)アセチル〕−2ーフルオロベンゼ
ンスルホンアミド、塩酸塩3夕およびメチルブチルアミ
ン2.2夕の溶液を1雛時間還流加熱し、エタノールを
除去して得られる残留物を酢酸エチル150の‘にとか
し、8%の重炭酸ナトリウム水200の‘、次に水20
0の‘で洗い、MgS04で乾燥し、溶液を小容積に濃
縮し、沸点60〜80qoの石油エーテル520肌を添
加して、赤カッ色ガム状物1.8夕を析出させた。 これをエタノール150の‘にとかし、この溶液をエタ
ノール150の‘中の4ーフヱニルブタンー2ーオン4
.9夕の溶液に加え、活性炭担特の10酸化パラジウム
触媒0.7夕および活性炭担特5%酸化白金触媒0.7
夕を使用し、酢酸2の上の存在で、2.8k9/地(4
ゆsi)で2傘時間水素添加した。触媒および溶媒を除
去して得られる流動性黄色油状液5夕をシリカカラム(
メルク、アート7734)75夕でクロマトグラフ処理
し、酢酸エチル500の‘で溶離してから、目的製品は
比重0.88のアンモニア水の痕跡量を含有する酢酸エ
チルとメタノールとの9:1の鷹液で溶離することによ
って、無色スポンジ状で収量0.35夕で得られた。こ
れを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液5の
【と処理することによって、融点105〜110℃の塩
酸塩となる。実施例 12 2ーフルオロー5一〔1−ヒドロキシ−2一〔〔3−(
3ーフルオロフエニル)−1−メチルプロピル〕アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩、ヘミ水和
物熱水エタノール100必中の5一〔〔ビス(フェニル
チル)アミノ〕アセチル〕一2ーフルオロベンゼンスル
ホンアミド2.4夕および4一(3ーフルオロフェニル
)ブタン一2−オン2.9夕の溶液を予備還元された5
%Pt/CO.5夕および10%Pd/CO.5夕を使
用し、薄層クロマトグラフ法で反応が完結したと判定さ
れるまで6期時間水素添加した。 触媒をろ昇りし、ろ液を減圧蒸発して得られる青白色油
状液をシリカ(キーセルゲル60、70、230メッシ
ュ)100夕でクロマトグラフ処理し、カラムを痕跡量
のアンモニアを含有する酢酸エチル1〆で溶離してから
、10%メタノールと酢酸エチルとの混液600叫で溶
離した。後者の溶酸液を減圧濃縮して得られる油状液1
.2夕を酢酸エチルと沸点60〜80午○の石油エーテ
ルとすりつぶすと、青白色の高粘度のガム状物を得た。
これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と
処理すると、融点65〜8500の目的塩酸塩のもろい
固体0.77夕を得た。元素分析C、50.5%、日、
5.7%、N、6.5%〈C.8日22F203S‐H
CI‐裏日20からの計算値、C、50.3%、日、5
.4%、N6.5%)実施例 13 5一〔1−ヒドロキシー2一〔(1ーメチルー3−フエ
ニルプロピル)アミノ〕エチル一2一(1−ピロリジニ
ル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、セスキ水和物
(a} 5一〔2−〔ビス(フエニルメチル)アミ/〕
一1−ヒドロキシエチル〕−2一(1ーピロリジニル)
ベンゼンスルボンアミド、ジ塩酸塩5一〔〔ビス(フエ
ニルメチル)アミノ〕アセチル〕一2ーフルオローベン
ゼンスルホンアミド、塩酸塩0.5夕、ピロリジン0.
2033の‘および無水エタノール30地の混合物を5
時間還流加し、さらにピロリジン0.101の‘を加え
、溶液をさらに2時間還流加熱した。 溶液を放冷し、水素化ホウ素ナトリウム 0.168夕を一度に加え、2時間後に混合物を蒸発乾
固し、塩酸で酸性にし、重炭酸ナトリウムで塩基性にし
てから酢酸エチル40の【ずつで4回抽出し、抽出液を
合せて水25の‘で洗い、MgS04で乾燥し、蒸発乾
固し、得られるクリーム色のスポンジ状物0.5夕をシ
リカゲル(キーセルゲル6い70〜230メッシュ)で
クロマトグラフ処理し、シクロヘキサンと酢酸エチルと
の1:1の濠液250泌で溶離し、溶媒を蒸発して、融
点45〜55午0の目的化合物の淡クリーム色のスポン
ジ状固体0.45夕を得た。 他 5一〔1ーヒドロキシー2一〔(1ーメチルー3−
フエニルプロピル)アミノ〕エチル一2一(1ーピロリ
ジニル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、セスキ水
和物無水エタノール400奴【中の5一〔2−〔ビス(
フエニルメチル)アミノ〕−1ーヒドロキシエチル〕−
2−(1−ピロリジニル)ベンゼンスルホンアミド3.
5夕、4−フエニルブタン−2ーオン4.43夕および
氷酢酸1の‘の溶液を、活性炭担特10%酸化パラジウ
ム触媒0.5夕および活性炭担特5%酸化白金触媒0.
5夕の存在下、3.5kg/の(5仮sj)、18〜2
0ooで水素添加した。 主要生成物の生成を薄層クロマトグラフ法で監視し、反
応が118時間で完結したと判断された。触媒をろ別し
、ろ液を減圧濃縮して得られる油状液をシリカラム(キ
ーセルゲル60、70〜230メッシュ)50夕でクロ
マトグラフ処理し次の如く藩離した。 1 酢酸エチル、450の‘ 2 10%メタノール/酢酸エチル+NH40H*45
0の上3 10%メタノール/酢酸エチル十NH40H
*300の‘(*は10%メタノール/酢酸エチル25
0の‘に対して比重0.88の水酸化アンモニウム1戊
商)フラクション3を蒸発して、融点50〜6500の
クリーム色のスポンジ状物0.75夕を得た。 これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と
処理して、融点140〜150℃の目的ジ塩酸塩0.4
5夕を得た。実施例 14 2−(エチルメチルアミノ)一5−〔1−ヒドロキシ−
2−〔(1ーメチルー3ーフエニルプロピル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩【al 5
一〔2一〔ビス(フエニルメチル)アミノ〕−1−ヒド
ロキシエチル〕−2−(エチルメチルアミノ)ベンゼン
スルホンアミド「ジ塩酸塩無水エタノールlooのと中
の5−〔〔ビス(フェニルメチル)アミノ〕アセチル〕
−2−フルオロベンゼンスルホンアミド1.0夕および
エチルメチルアミン0.53夕の混合物をオートクレー
プ中で10000で1晩加熱した。 カッ色の溶液を放冷し、水素ホウ素ナトリウム0.33
6夕と1時間かきまぜた。混合物を蒸発乾固し、塩酸で
酸性にし、重炭酸ナトリウムで塩基性にし、酢酸エチル
50の‘で4回抽出し、抽出液を乾燥し、溶媒を蒸発し
て得られるカッ色のガム状物1.3夕をシリカゲル(キ
ーセルゲル60、70〜230メッシュ)30夕でクロ
マトグラフ処理し、20%酢酸エチル/シクロヘキサン
の混液500の‘で溶離し、熔雛液の溶媒を蒸発して得
られるクリーム色のスポンジ状固体0.5夕を酢酸エチ
ルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と処理し、エタノ
ールおよび酢酸エチルから結晶させ、融点188〜19
00Cの目的化合物の灰白色固体0.26夕を得た。 (b} 2−(エチルメチルアミノ)−5−〔1ーヒド
ロキシ−2一〔(1ーメチル−3ーフエニルプロピル)
アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホソアミド、ジ塩酸塩無
水エタノール400の‘中の5−〔2−〔ビス(フエニ
ルメチル)アミノ〕一1−ヒドロキシエチル)−2一(
エチルメチルアミノ)ベンゼンスルホンアミド1.68
夕、4ーフエニルブタンー2ーオン2夕および氷酢酸2
机上の混合物を活性炭坦特10%酸化パラジウム触媒0
.2夕の存在下3.5k9/地(50psi)、18〜
20q0で4劉時間水素添加した。 触媒をろ募りし、ろ液を減圧蒸発して得られる淡カッ色
の油状液35夕を8%の重炭酸ナトリウム水25の‘と
酢酸エチル25の‘に分配し、酢酸ェチル層を分離し、
水10の‘で洗い、乾燥し、真空蒸発して淡カッ色の油
状液2.7夕を得た。 粗生成物1.3夕をシリカ(キーセルゲル60、70〜
230メッシュ)26夕でクロマトグラフ処理し、次の
如く溶離を行なった。 1 酢酸エチル 75の‘ 2 10%メタノ−ル/酢酸エチル+NH40H*12
5泌3 10%メタノール/酢酸エチル十NH40H*
150の‘(*10%メタノール/酢酸エチル250の
‘に対して比重0.880の水酸化アンモニウム1戊商
)フラクション3を蒸発して得られるクIJーム色のス
ポンジ状固体1.1夕を酢酸エチルにとかし、塩化水素
のエーテル溶液と処理して、融点130〜150qoの
目的化合物の黄色固体1.10夕を得た。 元素分析、C、51.7%、日、7.1%、N、7.8
%(C2,日3,N30S・斑Cl・1′斑tOAC:
2′3日20からの計算値、C、51.6%、日、7.
2%、N、8.1%)調薬例 【a} 錠剤 {1} 薬効成分20の9を含有する錠剤1000項淀
を調製するときの処方薬効成分200夕、英国局方微結
晶セルロ−ス795夕および英国局方ステアリン酸マグ
ネシウム5夕をよく混合し、粉末を適当な錠剤製造プレ
スで圧縮し、直径6.5肋、重量約100雌の錠剤を製
造する。 (2ー 薬効成分100の9を含有する錠剤、1000
槌淀を作るときの処方薬効成分1000夕、英局方乳糖
250夕および英局方乾燥トウモロコシ殿粉172.5
夕をよくまぜる。 あらかじめゼラチンを加えた英局方トウモロコシ殿粉7
0夕を1その冷水に分散させ、混合粉を湿らせて、湿っ
た粘着塊を作り、湿ったかたまりを英国標準フルィの#
14メッシフルィを通し、生成する粒を6000で乾燥
する。 次に乾燥粒を英国標準フルィの#22メッシフルィを通
し、ステアリン酸マグネシウム7.5夕を混合する。潤
滑剤を加えた粒を適当な錠剤製造プレスで圧縮して、そ
れぞれ直径8柳、重量約150の9の錠剤を製造する。
錠剤は適当な被膜形成剤たとえばメチルセルロースまた
はヒドロキシプロピルメチルセルロースで標準的な技術
を使用して被覆することができる。また錠剤は糖衣錠に
することができる。(b’カプセル剤 それぞれ薬効成分50の9を含有する10000カプセ
ルを製造するときの処方薬効成分500夕を英局方微晶
性セルロース700夕と混合し、各カプセルが混合物約
120の9を含むように3号硬質ゼラチンカプセルに充
填する。 (c} 注射液 1の‘に薬効成分1の9を含有する注射液を製造すると
きの処方注射用の水950泌に薬効成分10夕および英
局方塩化ナトリウム7.5夕をとかし、注射用水を加え
て1そにする。 溶液を適当なサイズたとえば1.5または10地のアン
プルに小分けし、シールし、オートクレープで加熱する
ことによって滅菌する。組成物中の薬効成分は本発明の
任意の化合物とすることができる。生物学的作用効果 次の第1表に示したDR,。 値は本発明の化合物のィヌについての各々の8−アドレ
ノレセプターに対するブロッキング作用を表わすもので
ある。実験動物として両側の逃走神経が切断され麻酔れ
たィヌを使用し、各化合物をカニューレ挿入股静脈を通
して注射投与した。化合物の8−フロッキング作用を(
一)ィソプレナリンの静脈注射によって誘発された心薄
度数の増加に措抗するその能力から測定し、得られた結
果から、DR,。 値を計算した。DR,。値は心棒度数の増加についての
(一)ィソプレナリン投与量一応答曲線の右側への1“
音のいずれを生じるのに必要な化合物の投与量である。
第1表 毒性 本発明の化合物は一般に治療に有効な投与量で毒性を示
さなかった。 その試験結果を第2表に示す。本発明の化合物を第2表
に示す投与量でィヌに静脈注射した時にィヌに何の悪影
響も認められなかつた。第2表
リジニル)ベンゼンスルホンアミド2夕の懸濁液および
酢酸中の48%臭化水素酸2.3夕を還流加熱しがら、
これにクロロホルム23泌中の臭素1.13夕の溶液を
滴下し、懸濁液を次に1時間かきまぜ、クロロホルムを
煩鷹除去し、残留物をエタノールと酢酸エチルとから再
結晶させて「融点185〜189℃(分解)の臭化水素
酸塩を得た。 【c)5一〔1ーヒドロキシ−2一〔ビス(フエニルメ
チル)アミノ〕エチル〕−2−(1ーピベリジニル)ベ
ンゼンスルホンアミドプタ/ン100凧【の5一(2ー
フロモアセチル)一2一(1−ピベリジニル)ベンゼン
スルホンアミド、臭化水素酸塩2.5夕の懸濁液をはげ
しくかきまぜながら、これにブタノン10必中のジベン
ジルアミン3.34夕の溶液を加え、3時間後に混合物
をろ過し、ろ液を濃縮して黄色油状液を得た。 この油状液をエタノール100の‘にとかし、室温で水
素化ホウ素ナトリウム0.42夕と処理し、1時間後に
過剰の水素化ホウ素化合物を州塩酸で破壊し、エタノー
ルを除去し、残留物を8%重炭酸ナトリウム溶液で塩基
性にし「酢酸エチル100の【ずつで3回抽出し、抽出
液を水100の‘で洗い、乾燥し、濃縮し、得られる淡
黄色油状液2.7夕をシリカ(メルクのキーセルゲル6
0)50夕でクロマトグラフ処理して融点133〜14
〆0の目的生成物の白色固体2夕を得た。【d} 5一
〔1ーヒドロキシ−2一〔(1−メチル−3−フエニル
プロピル)アミノ〕エチル〕−2−(1ーピベリジニル
)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、一水和物エタノ
ール200地中の4−フエニルブタン−2ーオン1.7
3夕および5−〔1−ヒドロキシ−2−〔ビス(フヱニ
ルメチル)〕アミノ〕エチル〕−2一(1−ピベリジニ
ル)ベンゼンスルホンアミド1.4夕の溶液をクックの
水素添加反応器中で活性炭担特10%パラジウム触媒0
.28夕および活性炭担特5%白金触媒0.28夕の混
合物で2.8k9/め(40psi)で2時間水素添加
した。 触媒および溶媒を除去して得られる残留物状液を酢酸エ
チル5の‘にとかし、沸点60〜80COの石油エーテ
ル300の‘を使用して沈殿させ、油状物をシリカ(メ
ルク製)30夕でクロマトグラフ処理し、200の‘に
対して比重0.88のアンモニア水1戊商を加えた酢酸
メチルで溶離した。目的化合物をスポンジ状で単離し、
塩酸塩に変換し、融点がはっきりしないが114℃以上
である塩酸塩800雌を得た。元素分析値、C、52.
4%、日、6.7%、N、8.0%(C斑日33N30
3S・畑CI・比0からの計算値、C、52.8%、日
、マ.1%、N、8.05%)実施例 52ージエチル
アミノ−5一〔1ーヒドロキシ−2一〔(1ーメチルー
3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスル
ホンアミド、ジ塩酸塩‘a’5ーアセチルー2ージエチ
ルアミノベンゼンスルホンアミド無水エタノール200
必中の5ーアセチル−2ーフルオロベンゼンスルホンア
ミド6.5夕およびジェチルアミン7.0地の溶液を2
幼時間還流加熱し、溶液を減圧濃縮して得られるガム状
物を酢酸エチル100のとおよび水120の‘1こ分配
し、有機相を分取して黍発乾固し、得られる残留物をィ
ソプロパノール中ですりつぶすと、融点103〜105
00の目的ジヱチルアミン化合物のクリーム色の結晶5
.9夕を得た。 {b’ 5−ブロモアセチルー2−ジエチルアミノベン
ゼソスルホンアミド、臭化水素酸塩5ーアセチルー2−
ジエチルアミノベンゼンスルホンアミド5.5夕、クロ
ロホルム275叫および酢酸中の48%臭化水素溶液1
3.75叫の混合物もかきまぜながら、これにクロロホ
ルム110の‘中の臭素1.19のとを2時間にわたっ
て滴下し、反応混合物を室温で1時間かきまぜ、沈殿し
た半固体からクロロホルムを煩漉し、半固体をクロロホ
ルム300の‘、次に酢酸エチル400の【で洗うと、
目的ブロモケトンの臭化水素酸塩の白色結晶性固体8.
4夕を得る。 これをエタノールと酢酸エチルとから再結晶させたもの
の融点は135〜13が0であった。{c’2ージエチ
ルアミノ−5−〔1ーヒドロキシー2−(ジベンジルア
ミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド5ープロモアセ
チルー2ージエチルアミノベンゼンスルホンアミドの臭
化水素酸塩4.5夕、ジベンジルアミン2.5の‘、酸
化ブロピレン滋.5の‘およびブタノン250の【の溶
液を4時間還流加熱し、次に溶媒を減圧除去し、残留物
を無水エタノール150のとにとかし、水素化ホウ素ナ
トリウム0.7夕を加え、混合物を室温で1晩かきまぜ
てから、減圧蒸発乾固し、が塩酸で酸性にし、次に重炭
酸ナトリウムで塩基性にし、酢酸.エチルで抽出した。 抽出液を蒸発して得られる残留物6.2夕をエタノール
にとかし、塩化水素のエーテル溶液で処理してから、減
圧蒸発乾固し、得られる固体を酢酸エチルとすりつぶし
、得られる固体をエタノールと酢酸エチルとから結晶さ
せると、融点230〜240qoの粗製塩酸塩5.02
夕を得た。この塩5.02夕を温水にとかし、ろ過し、
重炭酸ナトリウムで塩基性にし、冷溶液を酢酸エチル5
0羽ずつで4回抽出し、溶媒を除去して、融点133〜
135℃の遊離塩基のクリーム色の固体2.17夕を得
た。 (d} 2ージエチルアミノ−5一〔1ーヒドロキシー
2一〔(1ーメチルー3ーフエニルプロピル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩2ージエチ
ルアミノー5−〔1ーヒドロキシー2−(ジベンジルア
ミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド1.17夕、活
性炭担特10%酸化パラジウム触媒0.2夕、活性炭担
特5%酸化白金触媒0.2夕、4−フェニルブタン−2
−オン1.48夕および無水エタノール500の‘の混
合物をクックの水素添加反応器中室温および3.5k9
/地(5岬si)で1晩水素添加し、触媒および溶媒を
除去して流動性油状液2.0夕を得た。 これをシリカ(メルク製70〜230メッシ)35夕の
カラムでクロマトグラフ処理し、酢酸エチル250の‘
に対して比重0.88のアンモニア水1ぴ商を含有する
酢酸エチルで溶離した。最初のフラクション200の‘
を排棄し、次のフラクション270の‘を減圧濃縮して
無色油状液1.0夕を得、これを塩酸塩に変換し、融点
140〜150ooの塩0.7夕を得た。同様に2ージ
ェチルアミノー5−〔1−ヒドロキシー2一(ジベンジ
ルアミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド(化合物B
)を該当するケトンと還元アルキル化して次の化合物を
得た。化合物B2.25夕および1−(メチルフェニル
アミ/)−2−プロパノン3.25夕から融点140〜
150℃(分解)の2ージェチルアミノー5一〔1−ヒ
ドロキシー2一〔(1ーメチル−2−(メチルフエニル
アミノ)・チル〕アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンア
ミド、トリ塩酸塩0.87夕。 化合物BI.9夕および4−フルオロベンジルアセトン
4.02夕から融点106〜110こ○の2−ジェチル
アミノ−5一〔1−ヒドロキシ−2−〔〔1ーメチル−
3一(4−フルオロフエニル)プロピル〕アミノ〕エチ
ル〕ベンゼンスルホンアミド○‐5夕。 これらの両反応の触媒は活性炭に担持した10%酸化パ
ラジウムだけであった。 実施例 6 2−アミノ−5−〔1−ヒドロキシー2−〔(1ーメチ
ル−3−フエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼン
スルホンアミド、ジ塩酸塩(a} 5ーアセチル−2ー
アミノベンゼンスルホンアミドアンモニアで飽和させた
エタノール40地中の5ーアセチル−2−フルオロベン
ゼンスルホンァミド0.5夕の溶液をボンベ中で100
qoに1晩加熱し、生成溶液を濃縮し、得られる生成物
をエタノールから結晶させると、融点263〜264の
目的化合物の黄色結晶性固体0.4夕を得た。 {b)2−アミノ−5一〔2ーフロモアセチル)ベンゼ
ンスルホンアミド酢酸エチル15地およびクロロホルム
15のと中の2−アミノ−5ーアセチルベンゼンスルホ
ンアミド0.25夕および臭化第二銅0.523夕の懸
濁液を1晩還流加し、臭化第一銅をろ則し、ろ液を濃縮
し、濃縮物を酢酸エチル20の‘にとかし、水20の‘
ずつで2回洗い、有機相を乾燥し、濃縮して無色固体0
.3夕を得た。 この固体を核磁気共鳴スペクトル分析して、ブロモケト
ンと出発原料との3:1の混合物であることがわかった
。この固体をこれ以上精製しないで次の工程に使用した
。(c’2ーアミノー5−〔1−ヒドロキシ−2一〔N
一(1ーメチルー3−フエニルプロピル)一N一(フエ
ニルメチル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド
2ーブタノン30机中の2−アミノー5一(2−フロモ
アセチル)ベンゼンスルホンアミド0.5夕、N一(1
−メチル−3−フエニルプロピル)−N一(フヱニルメ
チル)アミン0.45夕および酸化プロピレン2.畝上
の溶液を3時間還流加熱してから濃縮して赤カッ色の油
状液0.7夕を得た。 これを無水エタノール30の‘にとかし、水素化ホウ素
ナトリウム258の9と室温で2時間処理してから、過
剰の水素化物を州塩酸で破壊しエタノールを減圧除去し
た。残留物を8%の重炭酸ナトリウム水で塩基性にし、
酢酸エチル50の‘ずつで3回抽出し、抽出液を水10
0の【で洗い、乾燥し、濃縮してオレンジ色の油状液0
.63夕を得た。これをアセトン10叫にとかし、沸点
60〜80こ○の石油エーテルを加えることによってオ
レンジ色の固体340の9を得た。この固体をシリカプ
レート(メルクST17)でクロマトグラフ処理し、ク
ロロホルム:メタノール5:1の混液で溶離して精製し
、生成物を塩酸塩に変換し、融点133〜136℃の目
的化合物0.2夕を得た。【d’ 2ーアミノー5−〔
1ーヒドロキシ−2−〔(1ーメチル−3−フエニルプ
ロピル)アミノ)エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ
塩酸塩酢酸エチル50の‘および酢酸1の‘中の2−ア
ミノー5一〔1ーヒドロキシ−2一〔N−(1−メチル
一3−フエニルプロピル)−N−(フエニルメチル)ア
ミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド0.2夕の溶液
を活・性炭担特10%酸化パラジウム触媒200夕で水
素添加した。 水素の吸収は80分間にわたり13.5肌【(理論値は
10.6私)であった。触媒をろ別し、ろ液を乾燥エー
テル150の‘で希釈し、塩酸のエーテル溶液を加える
ことによって、融点129〜136oo(分解)の塩酸
塩130の9を得た。実施例 7 2ーエチルアミノー5一〔1ーヒドロキシ−2一〔(1
ーメチルー3ーフヱニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベ
ンゼンスルホンアミド、セスキ塩酸塩‘a)5ーアセチ
ル−2ーエチルアミノーベンゼンスルホンアミド無水エ
タノール100の‘中の5ーアセチル−2−フルオロベ
ンゼンスルホンアミド6.0夕およびエチルアミンの7
0%水溶液25山上の溶液をボンベ中で100ooで1
筋時間加熱し、生成する黄色溶液を小容積に濃縮し、残
留物をエタノールから結晶させて、融点201〜204
午○の目的化合物の灰白色の結晶性固体6.0夕を得た
。 ‘b’5一(ブロモアセチル)一2ーエチルベンゼンス
ルホンアミド酢酸エチル100泌およびクロロホルム1
00のと中の5ーアセチルー2ーエチルアミノベンゼン
スルホンアミド2.4多の溶液をかきまぜながら、臭化
第二銅4.4夕の存在下18時間還流加熱し、沈殿をろ
別し、ろ液から溶媒を減圧除去した。 生成するカツ色の固体を酢酸エチル200Mにとかし、
水10の‘ずつで2回洗い、乾燥し、蒸発乾固した。残
留物をクロロホルムで2回再結晶させると、融点156
〜1570の目的化合物の灰白色の結晶性固体1.6夕
を得た。{c) 2−エチルアミノ−5−〔1ーヒドロ
キシー2−〔(1−メチル−3−フエニルブロピルアミ
ノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、セスキ塩酸塩ブ
タノン70地中の5ーブロモアセチルー2−エチルアミ
ノベンゼンスルホンアミド0.96夕、N−(1−メチ
ル−3ーフエニルプロピル)−N−(フェニルメチル)
アミソ1.4夕および酸化プロピレン5の‘の溶液を4
.虫時間還流加熱し、溶媒を減圧除去して得られる淡黄
色油状液を沸点60〜80qoの石油エーテル200私
中に滴下して、ガム状の固体を得た。 これをさらに精製しないで、酢酸エチル100の上にと
かし、酢酸2柵の存在下で活性炭担持パラジウム触媒0
.3夕および活性炭担特白金触媒0.3夕で18時間水
素添加し、触媒をろ別し、生成する無色の溶液を塩化水
素のエーテル溶液と処理して、融点120〜12500
の塩酸塩1.0夕を得た。実施例 8 5一〔1−ヒドロキシ−2一〔(1ーメチル−3ーフエ
ニルプロピル)アミノ〕エチル〕一2−メチルァミノベ
ンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩{a} 5ーアセチル
ー2−〔NーメチルーNーフエニルメチル)アミノ〕ベ
ンゼンスルホンアミドエタノール40地中の5ーアセチ
ル−2ークロロベンゼソスルホンアミド0.7夕および
ペンジルメチルアミン1.1夕の溶液をボンベ中で3日
間120qoで加熱し、生成する赤色溶液を小容積に蒸
発させると、目的化合物の淡黄色結晶を析出した。 この固体を無水エタノールから2回再結晶させて、融点
159〜16roの灰白色の結晶性固体0.4夕を得た
。‘b)5ーブロモアセチル−2ーメチルアミ/ベンゼ
ンスルホンアミド酢酸エチル50の【中の臭化第二銅1
.4夕の還流加熱懸濁液をかきまぜながら、これにクロ
ロホルム40のヱ中の5ーアセチル−2一(Nーメチル
ーN一フエニルメチルアミノ)ベンゼンスルホンアミド
0.96夕の溶液を3分間にわたって少量ずつ加え、生
成する混合物を還流加熱しながらさらに1鞘時間かきま
ぜた。 沈殿した臭化第一銅をろ別し、溶液を蒸発乾固し、得ら
れる階色油状物をクロロホルム50の‘‘ことかし「ケ
ィソウ士を通してろ過し、ろ液を蒸発乾固して黄色スポ
ンジ0.9夕を得た。これをクロロホルムで2回再結晶
を反復し、融点170〜17〆C(分解)の目的化合物
0.6夕を得た。{c)5一〔1ーヒドロキシー2一〔
(1ーメチル−3ーフエニルプロピル)アミノ〕エチル
〕−2ーメチルアミノベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸
塩ブタノン70叫中の5ーブロモアセチルー2−メチル
アミノベンゼンスルホンアミド1.0夕およびNーベン
ジルー2−アミノ−4ーフエニルプタン1.2夕の溶液
を酸化プロピレン5の上とともに4.期時間還流加熱し
、溶媒を減圧除去し、得られる淡黄色状液を沸点60〜
800Cの石油エーテルlooの【中に滴下してガム状
の固体を得た。 この固体を精製しないでそのまま酢酸エチル100の【
および酢酸2叫にとかし、活性炭担持パラジウム触媒0
.3夕および活性炭担特白金触媒0.3夕で1錨時間水
素添加した。水素の吸収は200松【(理論吸収値は1
45の【)であった。触媒をろ昇りし、生成する無色溶
液を塩化水素のエーテル溶液と処理して、白色固体が沈
殿した。この固体は数分後にピンク色に変色した。この
固体をろ別し、真空乾燥すると、融点115〜125q
oの目的化合物のカッ色固体1.0夕を得た。実施例
9 2ークロロ−5−〔2一〔〔3−(4ーフルオロフエニ
ル)一1−メチルプロピル〕アミノ−1−ヒドロオキシ
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩、水和物【a
】2−クロロー5一〔2一(〔3−(4ーフルオロフエ
ニル)一1ーメチルプロピル〕フエニルメチル〕アミノ
〕−1ーヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンアミド、
塩酸塩アセトン60泌中の5−フロモアセチル−2−ク
ロロベンゼンスルホンアミド2.0夕の溶液を、塩酸塩
2.6夕(0.012モル)から作ったN−〔3一(4
ーフルオロフエニル)一1−メチルプロピル〕−N−(
フエニルメチル)アミンと約20午0で1斑時間処理し
てから、アセトンを減圧除去し、得られる油状液を乾燥
エーテルとすりつぶした。 固体状の臭化水素酸塩をろ則し「エーテル溶液を蒸発乾
適して得られる残留物をエタノール40の【にとかし、
水素化ホウ素ナトリウム1.0夕(4.0当量)と処理
し、混合物を室温で2時間かきまぜてから、が塩酸で酸
性にし、エタノールを減圧除去した。即水酸化ナトリウ
ム溶液を加えてpHを10に調節し、混合物を酢酸エチ
ル100机‘で3回抽出し、有機層を水30の【ずつで
2回洗い、Mが04で乾燥し、蒸発乾固し、得られる油
状物を調製用シリカブレートでク。マトグラフ処理し、
主要成分を分離し、塩化水素のエーテル溶液と処理して
、融点110〜120qoの目的化合物の白色固体0.
7夕を得た。{b1 2−クロロ−5一〔2−〔〔3一
(4ーフルオロフエニル)一1−メチルプロピル〕アミ
ノ〕−1一.ヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンアミ
ド、塩酸塩、水和物無水エタノール30叫中の2−クロ
ロ−5一〔2一〔〔3一(4ーフルオロフエニル)−1
ーメチルプロピル〕フエニルメチル〕アミノ〕−1ーヒ
ドロキシヱチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩0.
2夕の溶液を、活性炭担特10%酸化パラジウム触媒2
0の9を使用して、水素の吸収率が事実上やみ、水素1
5凧【が吸収されてしまうまで水素添加し、ろ液を減圧
蒸発して白色のもろい固体状の目的化合物0.135夕
を得た。 元素分析C、47.5%、日、5.3%、N、5.9%
(C,8日22CIFN203S・HC1・日20から
の計算値、C、47.7%、日、5.5%、N、6.1
%)実施例 102−ジメチルアミノ−5−〔2−〔〔
3−(3ーフルオロフエニル)一1ーメチルプロピル〕
アミノ〕一1ーヒドロキシエチル〕ベンゼンスルホンア
ミド、ジ塩酸塩無水エタノール300奴中の5−〔2−
〔ビス(フエニルメチル)アミノ〕‐1−ヒドロキシエ
チル〕一2一〔ジメチルアミノ〕ベンゼンスルホンアミ
ド2.2夕を4一(3−フルオロフエニル)ーブタンー
2ーオン3.3夕とともに、活性炭担持パラジウム触媒
0.5夕および活性炭担特白金触媒0.5夕を使用して
3.5k9/地(50PSi)で1報時間水素添加し、
触媒をろ別し、溶媒を減圧蒸発して得られる無色の油状
液をシリカゲルのカラムでクロマトグラフ処理し、酢酸
エチル250の‘に対してアンモニア1増商を含む酢酸
エチルで熔離して、白色スポンジ状の目的製品を得た。 これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテルにとか
し、塩化水素のエーテル溶液と処理して、融点115〜
1125qoの塩酸塩の白色非結晶性の固体1.25夕
を得た。実施例 112−(プチルメチルアミ/)一5
−〔1ーヒドロキシー2−〔(1ーメチルー3ーフエニ
ルプロピル)アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド
、ジ塩酸塩エタノール150奴中の5−〔〔ビス(フェ
ニルメチル)アミノ)アセチル〕−2ーフルオロベンゼ
ンスルホンアミド、塩酸塩3夕およびメチルブチルアミ
ン2.2夕の溶液を1雛時間還流加熱し、エタノールを
除去して得られる残留物を酢酸エチル150の‘にとか
し、8%の重炭酸ナトリウム水200の‘、次に水20
0の‘で洗い、MgS04で乾燥し、溶液を小容積に濃
縮し、沸点60〜80qoの石油エーテル520肌を添
加して、赤カッ色ガム状物1.8夕を析出させた。 これをエタノール150の‘にとかし、この溶液をエタ
ノール150の‘中の4ーフヱニルブタンー2ーオン4
.9夕の溶液に加え、活性炭担特の10酸化パラジウム
触媒0.7夕および活性炭担特5%酸化白金触媒0.7
夕を使用し、酢酸2の上の存在で、2.8k9/地(4
ゆsi)で2傘時間水素添加した。触媒および溶媒を除
去して得られる流動性黄色油状液5夕をシリカカラム(
メルク、アート7734)75夕でクロマトグラフ処理
し、酢酸エチル500の‘で溶離してから、目的製品は
比重0.88のアンモニア水の痕跡量を含有する酢酸エ
チルとメタノールとの9:1の鷹液で溶離することによ
って、無色スポンジ状で収量0.35夕で得られた。こ
れを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液5の
【と処理することによって、融点105〜110℃の塩
酸塩となる。実施例 12 2ーフルオロー5一〔1−ヒドロキシ−2一〔〔3−(
3ーフルオロフエニル)−1−メチルプロピル〕アミノ
〕エチル〕ベンゼンスルホンアミド、塩酸塩、ヘミ水和
物熱水エタノール100必中の5一〔〔ビス(フェニル
チル)アミノ〕アセチル〕一2ーフルオロベンゼンスル
ホンアミド2.4夕および4一(3ーフルオロフェニル
)ブタン一2−オン2.9夕の溶液を予備還元された5
%Pt/CO.5夕および10%Pd/CO.5夕を使
用し、薄層クロマトグラフ法で反応が完結したと判定さ
れるまで6期時間水素添加した。 触媒をろ昇りし、ろ液を減圧蒸発して得られる青白色油
状液をシリカ(キーセルゲル60、70、230メッシ
ュ)100夕でクロマトグラフ処理し、カラムを痕跡量
のアンモニアを含有する酢酸エチル1〆で溶離してから
、10%メタノールと酢酸エチルとの混液600叫で溶
離した。後者の溶酸液を減圧濃縮して得られる油状液1
.2夕を酢酸エチルと沸点60〜80午○の石油エーテ
ルとすりつぶすと、青白色の高粘度のガム状物を得た。
これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と
処理すると、融点65〜8500の目的塩酸塩のもろい
固体0.77夕を得た。元素分析C、50.5%、日、
5.7%、N、6.5%〈C.8日22F203S‐H
CI‐裏日20からの計算値、C、50.3%、日、5
.4%、N6.5%)実施例 13 5一〔1−ヒドロキシー2一〔(1ーメチルー3−フエ
ニルプロピル)アミノ〕エチル一2一(1−ピロリジニ
ル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、セスキ水和物
(a} 5一〔2−〔ビス(フエニルメチル)アミ/〕
一1−ヒドロキシエチル〕−2一(1ーピロリジニル)
ベンゼンスルボンアミド、ジ塩酸塩5一〔〔ビス(フエ
ニルメチル)アミノ〕アセチル〕一2ーフルオローベン
ゼンスルホンアミド、塩酸塩0.5夕、ピロリジン0.
2033の‘および無水エタノール30地の混合物を5
時間還流加し、さらにピロリジン0.101の‘を加え
、溶液をさらに2時間還流加熱した。 溶液を放冷し、水素化ホウ素ナトリウム 0.168夕を一度に加え、2時間後に混合物を蒸発乾
固し、塩酸で酸性にし、重炭酸ナトリウムで塩基性にし
てから酢酸エチル40の【ずつで4回抽出し、抽出液を
合せて水25の‘で洗い、MgS04で乾燥し、蒸発乾
固し、得られるクリーム色のスポンジ状物0.5夕をシ
リカゲル(キーセルゲル6い70〜230メッシュ)で
クロマトグラフ処理し、シクロヘキサンと酢酸エチルと
の1:1の濠液250泌で溶離し、溶媒を蒸発して、融
点45〜55午0の目的化合物の淡クリーム色のスポン
ジ状固体0.45夕を得た。 他 5一〔1ーヒドロキシー2一〔(1ーメチルー3−
フエニルプロピル)アミノ〕エチル一2一(1ーピロリ
ジニル)ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩、セスキ水
和物無水エタノール400奴【中の5一〔2−〔ビス(
フエニルメチル)アミノ〕−1ーヒドロキシエチル〕−
2−(1−ピロリジニル)ベンゼンスルホンアミド3.
5夕、4−フエニルブタン−2ーオン4.43夕および
氷酢酸1の‘の溶液を、活性炭担特10%酸化パラジウ
ム触媒0.5夕および活性炭担特5%酸化白金触媒0.
5夕の存在下、3.5kg/の(5仮sj)、18〜2
0ooで水素添加した。 主要生成物の生成を薄層クロマトグラフ法で監視し、反
応が118時間で完結したと判断された。触媒をろ別し
、ろ液を減圧濃縮して得られる油状液をシリカラム(キ
ーセルゲル60、70〜230メッシュ)50夕でクロ
マトグラフ処理し次の如く藩離した。 1 酢酸エチル、450の‘ 2 10%メタノール/酢酸エチル+NH40H*45
0の上3 10%メタノール/酢酸エチル十NH40H
*300の‘(*は10%メタノール/酢酸エチル25
0の‘に対して比重0.88の水酸化アンモニウム1戊
商)フラクション3を蒸発して、融点50〜6500の
クリーム色のスポンジ状物0.75夕を得た。 これを酢酸エチルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と
処理して、融点140〜150℃の目的ジ塩酸塩0.4
5夕を得た。実施例 14 2−(エチルメチルアミノ)一5−〔1−ヒドロキシ−
2−〔(1ーメチルー3ーフエニルプロピル)アミノ〕
エチル〕ベンゼンスルホンアミド、ジ塩酸塩【al 5
一〔2一〔ビス(フエニルメチル)アミノ〕−1−ヒド
ロキシエチル〕−2−(エチルメチルアミノ)ベンゼン
スルホンアミド「ジ塩酸塩無水エタノールlooのと中
の5−〔〔ビス(フェニルメチル)アミノ〕アセチル〕
−2−フルオロベンゼンスルホンアミド1.0夕および
エチルメチルアミン0.53夕の混合物をオートクレー
プ中で10000で1晩加熱した。 カッ色の溶液を放冷し、水素ホウ素ナトリウム0.33
6夕と1時間かきまぜた。混合物を蒸発乾固し、塩酸で
酸性にし、重炭酸ナトリウムで塩基性にし、酢酸エチル
50の‘で4回抽出し、抽出液を乾燥し、溶媒を蒸発し
て得られるカッ色のガム状物1.3夕をシリカゲル(キ
ーセルゲル60、70〜230メッシュ)30夕でクロ
マトグラフ処理し、20%酢酸エチル/シクロヘキサン
の混液500の‘で溶離し、熔雛液の溶媒を蒸発して得
られるクリーム色のスポンジ状固体0.5夕を酢酸エチ
ルにとかし、塩化水素のエーテル溶液と処理し、エタノ
ールおよび酢酸エチルから結晶させ、融点188〜19
00Cの目的化合物の灰白色固体0.26夕を得た。 (b} 2−(エチルメチルアミノ)−5−〔1ーヒド
ロキシ−2一〔(1ーメチル−3ーフエニルプロピル)
アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホソアミド、ジ塩酸塩無
水エタノール400の‘中の5−〔2−〔ビス(フエニ
ルメチル)アミノ〕一1−ヒドロキシエチル)−2一(
エチルメチルアミノ)ベンゼンスルホンアミド1.68
夕、4ーフエニルブタンー2ーオン2夕および氷酢酸2
机上の混合物を活性炭坦特10%酸化パラジウム触媒0
.2夕の存在下3.5k9/地(50psi)、18〜
20q0で4劉時間水素添加した。 触媒をろ募りし、ろ液を減圧蒸発して得られる淡カッ色
の油状液35夕を8%の重炭酸ナトリウム水25の‘と
酢酸エチル25の‘に分配し、酢酸ェチル層を分離し、
水10の‘で洗い、乾燥し、真空蒸発して淡カッ色の油
状液2.7夕を得た。 粗生成物1.3夕をシリカ(キーセルゲル60、70〜
230メッシュ)26夕でクロマトグラフ処理し、次の
如く溶離を行なった。 1 酢酸エチル 75の‘ 2 10%メタノ−ル/酢酸エチル+NH40H*12
5泌3 10%メタノール/酢酸エチル十NH40H*
150の‘(*10%メタノール/酢酸エチル250の
‘に対して比重0.880の水酸化アンモニウム1戊商
)フラクション3を蒸発して得られるクIJーム色のス
ポンジ状固体1.1夕を酢酸エチルにとかし、塩化水素
のエーテル溶液と処理して、融点130〜150qoの
目的化合物の黄色固体1.10夕を得た。 元素分析、C、51.7%、日、7.1%、N、7.8
%(C2,日3,N30S・斑Cl・1′斑tOAC:
2′3日20からの計算値、C、51.6%、日、7.
2%、N、8.1%)調薬例 【a} 錠剤 {1} 薬効成分20の9を含有する錠剤1000項淀
を調製するときの処方薬効成分200夕、英国局方微結
晶セルロ−ス795夕および英国局方ステアリン酸マグ
ネシウム5夕をよく混合し、粉末を適当な錠剤製造プレ
スで圧縮し、直径6.5肋、重量約100雌の錠剤を製
造する。 (2ー 薬効成分100の9を含有する錠剤、1000
槌淀を作るときの処方薬効成分1000夕、英局方乳糖
250夕および英局方乾燥トウモロコシ殿粉172.5
夕をよくまぜる。 あらかじめゼラチンを加えた英局方トウモロコシ殿粉7
0夕を1その冷水に分散させ、混合粉を湿らせて、湿っ
た粘着塊を作り、湿ったかたまりを英国標準フルィの#
14メッシフルィを通し、生成する粒を6000で乾燥
する。 次に乾燥粒を英国標準フルィの#22メッシフルィを通
し、ステアリン酸マグネシウム7.5夕を混合する。潤
滑剤を加えた粒を適当な錠剤製造プレスで圧縮して、そ
れぞれ直径8柳、重量約150の9の錠剤を製造する。
錠剤は適当な被膜形成剤たとえばメチルセルロースまた
はヒドロキシプロピルメチルセルロースで標準的な技術
を使用して被覆することができる。また錠剤は糖衣錠に
することができる。(b’カプセル剤 それぞれ薬効成分50の9を含有する10000カプセ
ルを製造するときの処方薬効成分500夕を英局方微晶
性セルロース700夕と混合し、各カプセルが混合物約
120の9を含むように3号硬質ゼラチンカプセルに充
填する。 (c} 注射液 1の‘に薬効成分1の9を含有する注射液を製造すると
きの処方注射用の水950泌に薬効成分10夕および英
局方塩化ナトリウム7.5夕をとかし、注射用水を加え
て1そにする。 溶液を適当なサイズたとえば1.5または10地のアン
プルに小分けし、シールし、オートクレープで加熱する
ことによって滅菌する。組成物中の薬効成分は本発明の
任意の化合物とすることができる。生物学的作用効果 次の第1表に示したDR,。 値は本発明の化合物のィヌについての各々の8−アドレ
ノレセプターに対するブロッキング作用を表わすもので
ある。実験動物として両側の逃走神経が切断され麻酔れ
たィヌを使用し、各化合物をカニューレ挿入股静脈を通
して注射投与した。化合物の8−フロッキング作用を(
一)ィソプレナリンの静脈注射によって誘発された心薄
度数の増加に措抗するその能力から測定し、得られた結
果から、DR,。 値を計算した。DR,。値は心棒度数の増加についての
(一)ィソプレナリン投与量一応答曲線の右側への1“
音のいずれを生じるのに必要な化合物の投与量である。
第1表 毒性 本発明の化合物は一般に治療に有効な投与量で毒性を示
さなかった。 その試験結果を第2表に示す。本発明の化合物を第2表
に示す投与量でィヌに静脈注射した時にィヌに何の悪影
響も認められなかつた。第2表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化物〔式中R_1は塩素、フツ素、アミノ、
C_1〜C_4アルキルアミノ、ジC_1〜C_4アル
キルアミノ、ピペリジノまたはピロリジノであり、Xは
−CH_2−、−O−または−N(CH_3)−であり
、R_5は水素またはフツ素であり、およびYはSO_
2NH_2である〕および生理的に許容し得るその非毒
性塩。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物〔式中R_1、R_5及びXは特許請
求の範囲第1項で定義されている意味をもつ〕および生
理的に許容し得るその非毒性塩である特許請求の範囲第
1項記載の化合物。 3 R_1が塩素、フツ素、アミノ、C_1〜C_4ア
ルキルアミノ、ジC_1〜C_4アルキルアミノ、ピペ
リジノまたはピロリジノである特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の化合物。 4 R_5が水素またはフツ素である特許請求の範囲第
1項ないし第3項のいずれか一つの項記載の化合物。 5 R_5がp−フルオロである特許請求の範囲第4項
記載の化合物。 6 Xが−CH_2−である特許請求の範囲第1項ない
し第5項のいずれか一つの項記載の化合物。 7 2−フルオロ−5−〔1−ヒドロキシ−2−〔〔3
−(4−フルオロフエニル)−1−メチルプロピル〕−
アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミドである特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 8 2−フルオロ−5−〔1−ヒドロキシ−2−〔(1
−メチル−3−フエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベ
ンゼンスルホンアミドである特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 9 2−ジメチルアミノ−5−〔1−ヒドロキシ−2−
〔(1−メチル−3−フエニルプロピル)アミノ〕エチ
ル〕ベンゼンスルホンアミドである特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 10 2−アミノ−5−〔1−ヒドロキシ−2−〔(1
−メチル−3−フエニルプロピル)アミノ〕エチル〕ベ
ンゼンスルホンアミドである特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 11 5−〔1−ヒドロキシ−2−〔(1−メチル−3
−フエニルプロピル)アミノ〕エチル〕−2−メチルア
ミノベンゼンスルホンアミドである特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 12 2−(ブチルメチルアミノ)−5−〔1−ヒドロ
キシ−2−〔(1−メチル−3−フエニルプロピル)ア
ミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミドである特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 13 2−フルオロ−5−〔1−ヒドロキシ−2−〔〔
3−(3−フルオロフエニル)−1−メチルプロピル)
アミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミドである特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 14 2−(エチルメチルアミノ)−5−〔1−ヒドロ
キシ−2−〔(1−メチル−3−フエニルプロピル)ア
ミノ〕エチル〕ベンゼンスルホンアミドである特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 15 活性成分として式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される1種類以上の化合物〔式中R_1は塩素、フ
ツ素、アミノ、C_1〜C_4アルキルアミノ、ジC_
1〜C_4アルキルアミノ、ピペリジノまたはピロリジ
ノであり、Xは−CH_2−、−O−または−N(CH
_3)−であり、R_5は水素またはフツ素であり、お
よびYはSO_2NH_2である〕または生理的に許容
し得るその非毒性塩を生理的に許容し得るキヤリヤーま
たは希釈剤とともに含むことよりなるβ−アドレノレセ
プターに対するブロツキング用医薬組成物。 16 各単位が活性成分5〜1000mgを含有する単
位投与量形にした特許請求の範囲第15項記載の組成物
。 17 各単位が20〜200mgである特許請求の範囲
第16項記載の組成物。
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