JPS64220Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64220Y2 JPS64220Y2 JP1983138759U JP13875983U JPS64220Y2 JP S64220 Y2 JPS64220 Y2 JP S64220Y2 JP 1983138759 U JP1983138759 U JP 1983138759U JP 13875983 U JP13875983 U JP 13875983U JP S64220 Y2 JPS64220 Y2 JP S64220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- presser foot
- support
- central space
- sewing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 81
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の対象〕
本考案は、サイクル系ミシンの布挟持器の改良
に関するものである。
に関するものである。
上記布挟持器は一般のシシユウ縫いミシン等の
布挟持器等にも利用出来る。
布挟持器等にも利用出来る。
従来ミシンの布挟持器として、実願昭47−
13379号公報がある。このものは、布支えの孔と
その孔の周縁に対向させる布押えの突起により、
縫合部の布を伸長して針板へ密着させるようにし
たものである。
13379号公報がある。このものは、布支えの孔と
その孔の周縁に対向させる布押えの突起により、
縫合部の布を伸長して針板へ密着させるようにし
たものである。
この従来の布挟持器では、上の布押えの下面と
下の布支え上面との間で布の縫合部周囲を挟持す
ると縫合部の布下面と針板上面との間に下の布支
えの厚さだけスキマが出来、針が通過するたび
に、布のバタつきが生じ針系ループの形成が不安
定となる。特に、薄物、メリヤス物の安定に欠
け、目飛びや縫目不良を生ずる。この問題を解決
する為、上の布押えに下の布支えの板厚分の段差
(凸部)を設け、布を挟んだとき、上の布押えの
凸部が布を押し下げ、下押えの下面と同一面まで
布を下げ、針板上に密着する様にしたものである
が、この場合、上の布押えと下の布支えとで布を
挟む時、上の布押えの凸部が初めに布に接し、更
に布を押し下げてゆき、上の布押えと下の布支え
とで布を挟みこむ。その為、布は針板面上まで下
げられ、ある程度布は張られるが、縫いに対し目
トビ等の欠点が出る恐れがある。
下の布支え上面との間で布の縫合部周囲を挟持す
ると縫合部の布下面と針板上面との間に下の布支
えの厚さだけスキマが出来、針が通過するたび
に、布のバタつきが生じ針系ループの形成が不安
定となる。特に、薄物、メリヤス物の安定に欠
け、目飛びや縫目不良を生ずる。この問題を解決
する為、上の布押えに下の布支えの板厚分の段差
(凸部)を設け、布を挟んだとき、上の布押えの
凸部が布を押し下げ、下押えの下面と同一面まで
布を下げ、針板上に密着する様にしたものである
が、この場合、上の布押えと下の布支えとで布を
挟む時、上の布押えの凸部が初めに布に接し、更
に布を押し下げてゆき、上の布押えと下の布支え
とで布を挟みこむ。その為、布は針板面上まで下
げられ、ある程度布は張られるが、縫いに対し目
トビ等の欠点が出る恐れがある。
そこで本考案は、完全に布を張つてしかも針板
とのスキマが少なくなる様にし、薄物でも目飛び
縫目不良が生じない様にする為に、上の布押えの
周囲に複数個の布押え片及び弾性部材を設けるこ
とを、その技術的課題とするものである。
とのスキマが少なくなる様にし、薄物でも目飛び
縫目不良が生じない様にする為に、上の布押えの
周囲に複数個の布押え片及び弾性部材を設けるこ
とを、その技術的課題とするものである。
前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、中央空間部を有し上側に位置する布押え
と中央空間部を有し下側に位置する布支えとの間
に布を挟み、糸が挿通され前記夫々の中央空間部
内に挿通可能な針と上下方向に相対移動してミシ
ン縫いするミシンの布挟持器において、弾性体の
付勢力をもつて前記布支えと対向する布押え片お
よび前記布支えの中央空間部の周縁と対向し且つ
前記布押え片の下面よりも上側に位置する下面を
備えた凸条を前記布押えの下面且つ前記中央空間
部略全周に突設したミシンの布挟持器を構成した
ことである。
手段は、中央空間部を有し上側に位置する布押え
と中央空間部を有し下側に位置する布支えとの間
に布を挟み、糸が挿通され前記夫々の中央空間部
内に挿通可能な針と上下方向に相対移動してミシ
ン縫いするミシンの布挟持器において、弾性体の
付勢力をもつて前記布支えと対向する布押え片お
よび前記布支えの中央空間部の周縁と対向し且つ
前記布押え片の下面よりも上側に位置する下面を
備えた凸条を前記布押えの下面且つ前記中央空間
部略全周に突設したミシンの布挟持器を構成した
ことである。
前記技術的手段は、次のように作用する。すな
わち、布挟持器の操作としては全く従来同様の操
作であり、第1ステツプで布押え片が挟んだ布を
一旦押え、布を張つた状態で上の布押えと下の布
支えとで固定する。次に第2ステツプで上の布押
えの凸部で固定した布を、更に中央部のみ下方へ
押圧し、針板上面まで接する様保持される。
わち、布挟持器の操作としては全く従来同様の操
作であり、第1ステツプで布押え片が挟んだ布を
一旦押え、布を張つた状態で上の布押えと下の布
支えとで固定する。次に第2ステツプで上の布押
えの凸部で固定した布を、更に中央部のみ下方へ
押圧し、針板上面まで接する様保持される。
作用をさらに詳述すると、ミシンアーム1、及
びベツド2と空間に設けた送り腕3の先端3′部
へ取付られた上の布押え5は、従来のミシンと同
様押え上げレバー4の作動により、上下出来る構
造となつている。下の布支え6は前記ベツド2の
上面にあり送り腕3と一体的に取付られている。
布10を保持させる為に押え上げ作用により前記
上の布押え5をもち上げる前記上の布押え5と前
記下の布支え6との間へ布を挟み込む、そして押
えを下げると、第4図に示す如く先ず布押え片7
が布10を押圧し、該布10は平坦に挟持され
る。更に前記押えを下げると、前記上の布押え5
は、従来の押えバネ圧力により下降する。この圧
力よりやや小さい圧力の弾性部材8は圧縮され、
前記布押え片7は、布10を押え自ら前記上の布
押え5の軸穴5bへ入り込んで行く、前記上の布
押え5が布10を完全に押えた時、第5図に示す
如く、前記上の布押え5の中央空間部の周囲の凸
条部5aによつて、布10を更に前記下の布押え
6の中央空間部へ押え込む、この時すでに布10
は、前記布押え片7によつて押えられている状態
で、前記凸部状部5aで押えられる為、布10は
確実に張られる。
びベツド2と空間に設けた送り腕3の先端3′部
へ取付られた上の布押え5は、従来のミシンと同
様押え上げレバー4の作動により、上下出来る構
造となつている。下の布支え6は前記ベツド2の
上面にあり送り腕3と一体的に取付られている。
布10を保持させる為に押え上げ作用により前記
上の布押え5をもち上げる前記上の布押え5と前
記下の布支え6との間へ布を挟み込む、そして押
えを下げると、第4図に示す如く先ず布押え片7
が布10を押圧し、該布10は平坦に挟持され
る。更に前記押えを下げると、前記上の布押え5
は、従来の押えバネ圧力により下降する。この圧
力よりやや小さい圧力の弾性部材8は圧縮され、
前記布押え片7は、布10を押え自ら前記上の布
押え5の軸穴5bへ入り込んで行く、前記上の布
押え5が布10を完全に押えた時、第5図に示す
如く、前記上の布押え5の中央空間部の周囲の凸
条部5aによつて、布10を更に前記下の布押え
6の中央空間部へ押え込む、この時すでに布10
は、前記布押え片7によつて押えられている状態
で、前記凸部状部5aで押えられる為、布10は
確実に張られる。
本考案は、次の特有の効果を生じる。すなわち
従来の上の布押え又は下の布支えに簡単に布押え
片を設ける構造であり、軽量に製造出来るから送
り作動に対し高速、高精度に対応出来、更に小さ
な布片を押える場合、第2ステツプで布を押える
構造の為、第1ステツプで仮押えが出来、布ズレ
防止の役目も合せて出来るものである。
従来の上の布押え又は下の布支えに簡単に布押え
片を設ける構造であり、軽量に製造出来るから送
り作動に対し高速、高精度に対応出来、更に小さ
な布片を押える場合、第2ステツプで布を押える
構造の為、第1ステツプで仮押えが出来、布ズレ
防止の役目も合せて出来るものである。
以下、前記技術的手段の一具体例を示す実施例
について説明する。
について説明する。
下の布押え6は従来と同様平坦な板状で、中央
に縫目形成に必要な空間をもつたものとする。上
の布押え5は中央部の縫目形成に必要な空間をも
ち其の周囲に前記下の布押え6の中央部空間に、
嵌合出来る凸状の枠縁5aを設け、前記上の布押
え5の外周面即ち、前記下の布支え6とで布10
を挟み、押え込む面部11に複数個の布押え片7
を設け、該布押え片7は前記上の布押え5に設け
られた孔部5cへ夫々嵌合し、前記布10面に対
し直角方向へ上下摺動自在可能に装着されてい
る。更に前記布押え片7は常に下方へ押圧される
様、弾性体8を前記孔部5cの内部に介在せし
め、該孔部5cの上部で止め金9により前記上の
布押え5に止めネジ12で固定されている。
に縫目形成に必要な空間をもつたものとする。上
の布押え5は中央部の縫目形成に必要な空間をも
ち其の周囲に前記下の布押え6の中央部空間に、
嵌合出来る凸状の枠縁5aを設け、前記上の布押
え5の外周面即ち、前記下の布支え6とで布10
を挟み、押え込む面部11に複数個の布押え片7
を設け、該布押え片7は前記上の布押え5に設け
られた孔部5cへ夫々嵌合し、前記布10面に対
し直角方向へ上下摺動自在可能に装着されてい
る。更に前記布押え片7は常に下方へ押圧される
様、弾性体8を前記孔部5cの内部に介在せし
め、該孔部5cの上部で止め金9により前記上の
布押え5に止めネジ12で固定されている。
第1図はミシン頭部に布挟持器を取付けた状態
を示す正面図、第2図は布挟持器の側面図、第3
図は布挟持器の平面図、第4図は上の布支えの作
動時を表わす第1ステツプ断面図、第5図は上の
布押えの作動時の布保持を表わす第2ステツプ断
面図。 5……上の布押え、6……下の布支え、8……
弾性部材、10……布。
を示す正面図、第2図は布挟持器の側面図、第3
図は布挟持器の平面図、第4図は上の布支えの作
動時を表わす第1ステツプ断面図、第5図は上の
布押えの作動時の布保持を表わす第2ステツプ断
面図。 5……上の布押え、6……下の布支え、8……
弾性部材、10……布。
Claims (1)
- 中央空間部を有し上側に位置する布押えと中央
空間部を有し下側に位置する布支えとの間に布を
挟み、糸が挿通され前記夫々の中央空間部内に挿
通可能な針と上下方向に相対移動してミシン縫い
するミシンの布挟持器において、弾性体の付勢力
をもつて前記布支えと対向する布押え片および前
記布支えの中央空間部の周縁と対向し且つ前記布
押え片の下面よりも上側に位置する下面を備えた
凸条を前記布押えの下面且つ前記中央空間部略全
周に突設したミシンの布挟持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13875983U JPS6047474U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ミシンの布挾持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13875983U JPS6047474U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ミシンの布挾持器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047474U JPS6047474U (ja) | 1985-04-03 |
JPS64220Y2 true JPS64220Y2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=30311235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13875983U Granted JPS6047474U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | ミシンの布挾持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047474U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523450A (ja) * | 2008-05-21 | 2011-08-11 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | クランプ装置 |
US9073031B2 (en) | 2009-04-15 | 2015-07-07 | Alfa Laval Corporate Ab | Flow module |
US9182180B2 (en) | 2006-11-27 | 2015-11-10 | Alfa Laval Corporate Ab | Clamping device for flow module plates, reactor plates or heat exchanger plates |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714105U (ja) * | 1971-03-13 | 1972-10-19 | ||
JPS5037581A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-08 |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP13875983U patent/JPS6047474U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4714105U (ja) * | 1971-03-13 | 1972-10-19 | ||
JPS5037581A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-08 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9182180B2 (en) | 2006-11-27 | 2015-11-10 | Alfa Laval Corporate Ab | Clamping device for flow module plates, reactor plates or heat exchanger plates |
US9528775B2 (en) | 2006-11-27 | 2016-12-27 | Alfa Laval Corporate Ab | Clamping device for flow module plates, reactor plates or heat exchanger plates |
JP2011523450A (ja) * | 2008-05-21 | 2011-08-11 | アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット | クランプ装置 |
US8778285B2 (en) | 2008-05-21 | 2014-07-15 | Alfa Laval Corporate Ab | Clamping system |
US9073031B2 (en) | 2009-04-15 | 2015-07-07 | Alfa Laval Corporate Ab | Flow module |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6047474U (ja) | 1985-04-03 |
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