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JPS6411000B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6411000B2
JPS6411000B2 JP54029306A JP2930679A JPS6411000B2 JP S6411000 B2 JPS6411000 B2 JP S6411000B2 JP 54029306 A JP54029306 A JP 54029306A JP 2930679 A JP2930679 A JP 2930679A JP S6411000 B2 JPS6411000 B2 JP S6411000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
electrode
electret
diaphragm
electret element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54029306A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54127316A (en
Inventor
Herumanusu Ideinku Uiruherumusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS54127316A publication Critical patent/JPS54127316A/ja
Publication of JPS6411000B2 publication Critical patent/JPS6411000B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/01Electrostatic transducers characterised by the use of electrets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L24/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/60Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles
    • H04R25/604Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles of acoustic or vibrational transducers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インピーダンス変成器を含む電子回
路に接続した少なくとも1つのコンデンサエレク
トレツト(electret)素子を備え、前記エレクト
レツト素子が少なくとも1つの電極を配置した誘
電性ポリマー材料の少なくとも1つのはくを有す
ることを特徴とする音響振動を電気振動に及びこ
れと逆に変換するための装置に関するものであ
る。
かかる装置は米国特許第3300585号明細書から
既知である。この明細書はポリマー材料のエレク
トレツトはくのダイヤフラムが孔あきの平らなバ
ツク電極に接着している如きエレクトレツトマイ
クロホンについて記載している。ハウジング内で
取付板をマイクロホンの後部に定着し、この板は
インピーダンス変成器の形の電子回路を備えてお
り、これに続けて単一のマイクロホン増幅器を備
えている。
かかるマイクロホンは特に電子回路が集積回路
であれば非常に小さくかつコンパクトな形に作り
得ることが知られている。
しかしこのマイクロホンは、多数のはんだ接続
部をもつ電子回路と電極とを個々に電気接続する
必要があるため、エレクトレツトマイクロホン素
子の電気接続が厄介であるという欠点をもつ。
本発明の目的は少数のはんだ接続部を用いて電
子回路と電極との間の電気接続を簡単にすること
にある。この目的を達成するため本発明は、はく
の一部分がエレクトレツトマイクロホン素子の範
囲外に延び出ており、集積半導体装置の形の電子
回路をはくの前記延び出た部分上に配置し、電極
ははく上に配置した導体を介して半導体装置の1
つの端子に電気的に接続される点に特徴を有す
る。
本発明の構成によれば、少数のはんだ接続部を
用いて電子回路と電極との間の電気接続を簡単に
することができ、エレクトレツトマイクロホン素
子との電気接続が簡単になる効果がある。
集積半導体装置は一般にベース、例えばセラミ
ツク板又はカプトン(kapton)はく上に取付け
る。この装置の接続(結合)はこの目的でこのベ
ース上に特に設けたプリント配線との直接接続で
ある。前記はくをベースとして使用すればこのは
くをバツク電極用のベースとして又はダイヤフラ
ムとして直接使用できる効果がある。
例えばエレクトレツトダイヤフラムの量産で
は、ほぼ0.2ミクロンの非常に薄い金属層を電極
としてエレクトレツトはく上に配置する。製造
中、集積半導体装置はこのはく上に取付けられな
ければならず、一方では前記電極を含む特別の印
刷回路を設けなければならないことは明らかであ
る。
本発明による一実施例では、前記はくは支持体
上に配置され、前記電極、即ち少なくともその平
らな表面部分はエレクトレツトマイクロホン素子
のバツク電極を構成し、前記電極ははくのダイヤ
フラム側上に配置される。バツク電極は有底セル
を交互に逆にしたハニカム状構造をなし、ベース
をこのハニカム状構造の板で構成して、この中に
はくをしつかりと嵌着している。バツク電極はこ
のとき事実上複数の平らな表面部分からなる。両
実施例に於いて、各平らな表面部分はシルクスク
リーニングにより付される絶縁チキソトロピー
(thixotropic)ペイントの突出部7をもつ。前記
バツク電極3,6と協働するダイヤフラム4は前
記突出部7に接触する(第4a図参照)。このシ
ルクスクリーニング法を使用すれば非常に高い精
度での量産が可能になる。
第一実施例では、金属層は複数の分離した表面
部分に分割され、1つの中心の平らな表面部分は
バツク電極として働き、この電極と電気的に絶縁
された周囲部分はダイヤフラムへの電気接続用と
して使われ、これらの中心と周囲の表面部分は両
方ともはく上に配置した導体を経て半導体装置に
接続される。
かかるバツク電極は突出部間に複数の孔27を
もち、本発明による装置の音響作用を促進するよ
うになしている。(第8図参照)。これらの孔は2
つの理由から設けられる。第一には、バツク電極
23とはく上のそれ以外の電導層との間を電気絶
縁することができる。第二には、ダイヤフラムと
バツク電極の間の凹所8,26による音響が結合
して、変換器の振動数特性を良くする。
この場合、使用するはくがもしエレクトレツト
材料からなるものであれば、はくと前記はく上に
配置するバツク電極の順序は逆にして、はくはダ
イヤフラムとバツク電極間に配置されるようにな
すべきである。このときダイヤフラムは単一金属
板、例えばアルミニウムからなる。別法として、
ダイヤフラムは非エレクトレツト材料のポリマー
はくからなり、この上に非常に薄い金属電極を配
置する。
もし、はくが、バツク電極用のベースとして使
用するときに非エレクトレツト材料から作られる
ならば、ダイヤフラムは明らかにエレクトレツト
はくからなり、このはく上には非常に薄い金属電
極を配置している。
本発明の複数の装置が使用されるならば、これ
はすべてエレクトレツトマイクロホン素子の直列
又は並列接続により1つの集積半導体装置に接続
することができる。前記半導体装置はこのとき多
少とも中心に配置され、はくの部分により取囲ま
れ、各はく部分はバツク電極用のベースの機能か
又はダイヤフラムの機能の何れかを果たす。
本発明による2個の装置をこのように配置する
ことにより、優れた性能の騒音無しマイクロホン
の組立体を得ることができ、これは例えば磁気テ
ープ装置の如き、音波の再生及び又は記録装置に
備えるのに特に適している。
かかるマイクロホン組立体は次の特徴を有す
る、即ちエレクトレツトマイクロホン素子は対称
的にお互いに平行にコンデンサマイクロホンとし
て配置され、隔壁により音響的に絶縁され、ダイ
ヤフラムとバツク電極の両者ははく上に配置した
導体を経て集積半導体装置と電気的に相互接続さ
れかつそれとの接続部を構成しており、又前記は
くは隔壁の回りに折り曲げられ、半導体装置は隔
壁の側壁の位置に配置している点に特徴を有す
る。
該隔壁は前述のハニカム状構造のベースから成
る。
好適実施例は、隔壁がコネクタピンを構成し、
エレクトレツトマイクロホン素子はコネクタピン
とコネクタピンの下部に部分的に延びるはくの上
部に配置され、一方コネクタピンの若干の表面部
分は薄い金属層を備え、これはコネクタ接点とし
て働く点に特徴を有する。
上述のマイクロホン組立体は非常に小さい寸法
に作ることができ、このことは例えば“ビハイン
ド−ザ−イヤー”補聴器に取付けるためには特に
重要である。
本発明を要約すれば下記の如くなる。
本発明装置は、電子回路に接続される少なくと
も1つのコンデンサエレクトレツト素子を備えた
音波を電波に及びその逆に変換するための装置に
於いて、インピーダンス変成器を備え、前記エレ
クトレツト素子は少なくとも1つの電極を配置し
た誘電性ポリマー材料の少なくとも1つのはくを
備えており、前記はくの一部分は前記エレクトレ
ツト素子の範囲外に延び出ており、集積半導体装
置の形の電子回路がはくのこの部分上に配置され
ており一方前記電極ははく上に配置した導体を経
て前記半導体装置の端子の1つに電気的に接続し
ている。
前記はくは導体と電極の特定のパターンを有
し、これに集積半導体装置を接続している。
組立体は複数のトランスジユーサが得られるよ
うにして折曲げることができる。かかるマイクロ
ホン組合せ体はコネクタピンとして構成すること
ができる。以下、本発明を図に基づき詳述する。
第1図乃至第4図、第4a図は本発明による非
常に小さな装置を示し、これは補聴器、特に“ビ
ハインド−ザーイヤー”形式の補聴器に組み合わ
せるのに極めて適している。かかる補聴器は三日
月形をなし、非常に小さな寸法をもつ。これに用
いるトランスジユーサ、即ちマイクロホンとレシ
ーバはそれ故非常に小さな寸法をもたねばならな
い。第1〜4,4a図に示す装置はマイクロホン
とレシーバの両方に使用できる。最大外寸法は5
mmである。
支持体1の両側には同じマイクロホン(又はレ
シーバ)素子2を取付ける。前記支持体は有底セ
ルを交互に逆にしたハニカム状構造のアルミニウ
ムシートから成る。
これらのマイクロホン素子は夫々バツク電極
(第二電極)3とダイヤフラム(振動板)4によ
り構成する。
100ミクロン厚さのカプトン(kapton)はく5
は1側面に0.2ミクロン厚さの電極層6を備える。
支持体1は規則正しいハニカム状構造のパターン
をもつ。カプトンはく5はこのハニカム状構造の
パターン上にしつかりと嵌着しており、支持体1
の両側で、外側に電極層6を配置させて嵌着して
いる。両電極層はカプトンはくにより互に電気的
に絶縁されている。電極層6を備えたカプトンは
く5からなる各マイクロホン素子2は凹所(有底
セル)即ちボリユーム8を介在させた10個の平面
部分をもつ。電極層6は平らな表面部分31上に
バツク電極3を形成する。
マイクロホン素子2がもつ平らな表面部分31
は各々1つの突出部7をもち、これは中心に配置
し、絶縁性チキソトロピーペイントから成る。そ
の寸法は横断面が0.1mmで、高さが25ミクロンで
ある。
ダイヤフラム4はマイクロホン素子2のバツク
電極6に、即ち事実上突出部7に載つている。
このダイヤフラム4は外側に0.2ミクロンの金
属電極(第一電極)4aをもつエレクトレツトポ
リマー材料のはく4bから成る。このエレクトレ
ツトはくの厚さは20ミクロンである。
かくして、2個のマイクロホン素子2が形成さ
れ、凹所(ボリユーム)8が平らな表面部分間に
介在せしめられる(第2図)。凹所(ボリユーム)
8は4個の隣接した素子の平らな表面部分と、こ
れらの平らな表面部分の上に張られたダイヤフラ
ム4とによつて形成される。凹所は両マイクロホ
ン素子2の支持体1から成る隔壁によつて互に音
響的に絶縁される。凹所8はダイヤフラム4の背
後に位置する。使用中ダイヤフラムの振動はダイ
ヤフラムの背後にある凹所(ボリユーム)の影響
を受けるため、変換器の振動数特性に影響を与え
る。これは密閉型拡声器箱の凹所がこの箱内の拡
声器の振動数特性に影響を与えるのと同様であ
る。変換器の一側(第2図の上側)の素子2とダ
イヤフラムが一方のマイクロホン素子を成し、変
換器の他側(第2図の下側)の素子2とダイヤフ
ラムが他方のマイクロホン素子を成す。
第2図のマイクロホンに達した音波は2個のマ
イクロホン素子に位相の一致した電気信号を発生
させる。この場合圧縮期(半周期)の音波が両方
のマイクロホン素子と協働するダイヤフラム4を
凹所8に押し込む(第2図の上側ダイヤフラムを
凹所内に押下げ、下側ダイヤフラムを凹所内に押
上げる)。このため両方のマイクロホン素子の信
号が合計されて、倍加された電気信号となる。し
かし機械的振動が起つた場合、即ち第2図に示す
変換器が急に下に動くか又は上に動いた場合、例
えば下に動いた場合には上側ダイヤフラムは相対
的に凹所8の外方へ、即ち上方へ移動すると共に
下側ダイヤフラムも相対的に凹所8内へ上方に移
動する。これは2個のマイクロホン素子の電気信
号の位相が逆になつて合計されるため互いに打消
れる結果となり、マイクロホンの出力端子の信号
がゼロになることを意味する。従つてこのマイク
ロホンは機械的振動を感じない。
第3図は電極層6を上に備えたカプトンはく5
の展開図を示す。
カプトンはくは或るパターンに従つた薄い電極
層(暗く着色した部分)を備え、このパターンは
実質的に3個の部分からなり、即ち2個の大きな
実質的に同じ面積をもち、これらの面積部分はバ
ツク電極3として働き、又これらは線A−AとB
−Bの間の幅の狭い中央部分により分離されてお
り、この中央部分は集積半導体装置10を取付け
るのに役立つものである。半導体装置は多数の印
刷導体13に接続され、そのうちの導体11はバ
ツク電極への接続を行なう。
ハニカム状配列のバツク電極の平らな表面部分
には前述の如くシルクスクリーニングにより付さ
れる絶縁チキソトロピーペイントからなる突出部
7をもつ。
このように処理したカプトンはく5は折曲げ軸
線A−AとB−Bに従つて支持体1上に折曲げて
嵌合させる(第2図)。
支持体1の一側面9上に集積半導体装置10を
配置し、この装置は電極層を備えたカプトンはく
5上に取付ける。
最大寸法が0.6mmである半導体装置はインピー
ダンス変成器を含み、この変成器は前記装置のイ
ンピーダンスを減少させ、そのためそれはマイク
ロホン増幅器、場合によつては増幅素子への接続
に適している。
第4図は半導体装置10を一側面に取付ける方
法を図示するものである。
本発明の他の実施例は第5〜9図に示す。この
実施例のコネクタピンの形をなすマイクロホン装
置は磁気テープ機器の如き再生機器に結合するの
に役立つ。
磁気テープ機器の駆動系のモータは機械的振動
を生じてノイズを発生する。従つて前述の第2図
に示す2個のマイクロホン素子を対称的に配置し
た変換器の原理を利用して、2個のマイクロホン
素子を対称的に配置した構造を備えて、両マイク
ロホン素子の出力信号の位相を逆となして、相互
に打消すようになして、ノズルを消滅させること
ができる。
第5〜9図のマイクロホン装置は隔壁20を含
み、これは平らなコネクタピンの形をなす。
向合う平らな側面には2個の静電マイクロホン
素子21,22を配置する。
これらの素子はコネクタピン(隔壁)20の上
部に配置する。各素子はダイヤフラム24とバツ
ク電極(第二電極)23から成る。
バツク電極23はカプトンはく51上に配置し
た薄い金属層61から成る。
ダイヤフラム24はエレクトレツトポリマー材
料の長方形はくと、その外側の薄い金属の電極
(第一電極)を備える。ダイヤフラムは周囲に薄
い銅のフレーム29を接着される。
バツク電極23は4個の規則正しく配置した突
出部25を備え、これらの突出部は絶縁性チキソ
トロピーペイントから成る。
ダイヤフラム24はこれらの突出部25に接し
て配置される。各マイクロホン素子21,22の
音響作用のためには、長方形凹所26が各バツク
電極23の下の隔壁20に形成される(第7図)。
更に、金属層61とカプトンはく51は孔27を有
し、それ故ダイヤフラム24とバツク電極23間
の非常に薄い空気間〓が凹所26と連通し、こう
してダイヤフラムは凹所26により形成さた空間
部と音響的に協働し、マイクロホン素子の振動数
リスポンスは前記空間部によつて決まる。2個の
バツク電極23はカプトンはく51上のその他の
即ち周囲の金属層62から電気的に絶縁される。
カプトンはく上には集積半導体装置28が取付
けられ、この装置は電気的に相互接続された両バ
ツク電極23に電気的に接続され、又はく上の周
囲部分の金属層62と、銅フレーム29を経て、
これと電気接続されたダイヤフラム24の電極に
接続される(第8,9図参照)。2個のマイクロ
ホン素子21と22は適切に相互結合して、望ま
しい音波の場合には同じ位相で同調して駆動(励
振)されて出力信号を倍加させるが、望ましくな
い機械的振動の場合には互いに逆の位相となつて
駆動されてその出力信号を互いに打消すようにな
す。
組立てはカプトンはくから始め、このはくは印
刷回路と電極の特定のパターンを備えているもの
である。該電極はバツク電極の範囲外へ延び出
る。カプトンはくは線C−Cと線D−Dに沿つて
切られる。カプトンはくの全幅は事実上コネクタ
ピンを成す隔壁20の長さに一致する。
これに先立つて、孔27が形成され、一方突出
部25はシルクスクリーニング法により作られ
る。
線A−AとB−Bは折曲げ線であり、これらの
線に沿つてカプトンはくは隔壁20に添うように
コ状に折曲げられ、引続きそれに接着される。
ダイヤフラム24を嵌着した後、部分30と3
1を含む銅の締付けブラケツトがマイクロホン素
子上に嵌着され、部分30は2個の折曲げ線E−
Eに従つて部分31上にそれを囲むように折曲げ
られる。
この締付けブラケツトは凹部32を備え、この
凹部は半導体装置28を受入れる。更に締付けブ
ラケツト部分30,31は接触突起部33をも
ち、この突起部はカプトンはくの接触面の1つに
突当たり、このためこのはくはダイヤフラム24
の電極に電気的に接続する。
第10図はこの騒音補償型のマイクロホン組立
体の振動数特性曲線を示す。
これらの曲線では、縦座標はdBで表した感度、
横座標はHzで表した振動数を示している。
曲線34は第2図に示す2個のマイクロホン素
子をもつマイクロホン組立体の通常の振動数特性
曲線である。曲線36は上記マイクロホン素子に
音響信号を与えない場合の振動数特性曲線であ
る。この場合の出力はマイクロホン組立体の機械
的振動により生じたものである。曲線35は上記
マイクロホン組立体の2個のマイクロホン素子の
うちの1個のマイクロホン素子のみについての、
曲線36の場合と同様の振動数特性曲線である。
即ち曲線34はマイクロホン組立体の振動数リス
ポンス曲線であり、50乃至15000Hzの実質的に平
らな形状をもつている。
曲線35と36はいわゆる騒音特性を示す。曲
線35は上記の如く1個のマイクロホン素子、即
ち非補償型のものについて示し、一方曲線36は
補償型の、騒音無しマイクロホン組立体、即ち2
個のマイクロホン素子をもつものについて示す。
これらの曲線はほぼ8dBの平均減少値が得られる
ことを示す。騒音特性曲線35,36についての
測定は2000Hzまで実施された。
若干の代表的寸法は次の如くである:コネクタ
ピンの長さ10mm、厚さ1.5mm、カプトンはくの長
さ8.3mm、直径5.1mm、カプトンはくの厚さ300ミ
クロン、ダイヤフラムの厚さ12ミクロン。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図、第4a図は本発明のハニカ
ム状構造の装置で、騒音無しマイクロホン組立体
として役立つものを夫々示す図で、そのうち第1
図は平面図、第2図は横断面図、第3図は折曲げ
ていないはくのバツク電極を示す図、第4図は細
部の横断面図、第4a図は第2図に示す装置の一
部の詳細断面図、第5図乃至第10図は本発明に
よる騒音無しマイクロホン組立体に関する図で、
コネクタピンを構成するものを示し、そのうち第
5図と第6図は支持体の側面図、第7図は支持体
の横断面図、第8図は電極層中に配置した2個の
装置のバツク電極をもつ折曲げていないはくを示
す図、第9図は分解図、第10図は周波数リスポ
ンス曲線図である。 1……支持体、2……マイクロホン素子、3…
…バツク電極又は第二電極、31……平らな表面
部分、4……ダイヤフラム又は振動板、4a……
第一電極、4b……エレクトレツトポリマー材料
のはく、5,51……カプトンはく、6,61,6
……電極層又は金属層、7……突出部、8……
凹所、10……集積半導体装置、20……隔壁、
21,22……マイクロホン素子、23……バツ
ク電極、24……ダイヤフラム、25……突出
部、26……長方形凹所、29……銅フレーム、
30,31……締付けブラケツト、32……凹
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音響振動を電気振動に及びその逆に変換する
    ための変換装置であつて、少なくとも1つのコン
    デンサエレクトレツト素子2を備え、前記エレク
    トレツト素子がダイヤフラム4、このダイヤフラ
    ム上に配置した第一の電極4a及びバツク電極と
    して作用する第二の電極3からなり、第一と第二
    の両電極が集積半導体装置10に電気接続してお
    り、前記エレクトレツト素子が金属層6を被着し
    た誘電性ポリマー材料の少なくとも1つのはく5
    を備えて成る変換装置に於いて、前記はく5の一
    部分がエレクトレツト素子の範囲外に延び出てお
    り、集積半導体装置10を前記延び出たはく部分
    に配置し、金属層6を前記はく上に配置した導体
    11によつて前記半導体装置の一端子に電気接続
    したことを特徴とする変換装置。 2 エレクトレツト素子2の内側にあるはく部分
    がエレクトレツト素子のダイヤフラム4として作
    用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の装置。 3 金属層6を被着したはく5はエレクトレツト
    材料から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の装置。 4 ダイヤフラム4として作用するはくはエレク
    トレツト材料から成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の装置。 5 金属層6はエレクトレツト素子2の範囲内に
    ある限りエレクトレツト素子の前記バツク電極3
    として作用し、このバツク電極ははく5のダイヤ
    フラム4に向いた側にあり、前記はく5は支持体
    1上に配置したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 6 支持体1は前記はく5をしつかり嵌着させる
    ハニカム形状の板からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の装置。 7 金属層6が複数の分離した表面部分23,6
    に分けられており、1つの中心の平らな表面部
    分23がバツク電極として作用し、この電極23
    と電気的に絶縁された周囲の表面部分62はダイ
    ヤフラム24中に配置した前記第一電極24,2
    9に電気接続する作用をなし、前記中心表面部分
    23と周囲表面部分62は各々はく51上に配置し
    た個別の導体を経て半導体装置28に接続される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の装
    置。 8 各平らな表面部分31上に絶縁性チキソトロ
    ピーペイントの1つ又はそれ以上の突出部7がシ
    ルクスクリーニングにより形成されており、ダイ
    ヤフラム4は前記突出部に突当つていることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項から第7項の何れ
    か1項に記載の装置。 9 第二のコンデンサエレクトレツト素子22を
    含み、そのバツク電極23は誘電性ポリマー材料
    のはく51上に配置した金属層61により形成し、
    このはくは支持体20上に配置されかつ前記第二
    のエレクトレツト素子の範囲外に延び出ており、
    両エレクトレツト素子21,22はお互いに面対
    称状に平行に配置すると共に隔壁20によつて音
    響的に絶縁しており、前記隔壁は前記2つのコン
    デンサエレクトレツト素子の支持体として作用
    し、両エレクトレツト素子のはく51は誘電性ポ
    リマー材料の単一のはくからなり、前記単一のは
    くが隔壁20のまわりに折曲げられ、第一エレク
    トレツト素子21の第一電極24と第二電極23
    が第二エレクトレツト素子22の第一電極24と
    第二電極23に夫々電気接続されることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項から第7項の何れか1
    項に記載の装置。 10 隔壁20がコネクタピンの形をなし、エレ
    クトレツト素子21,22がコネクタピンの上部
    と、コネクタピンの下部に部分的に延在している
    単一はく51の上に配置されると共にその若干の
    表面部分にコネクタ接点として作用する薄い金属
    層を備えていることを特徴とする特許請求の範囲
    第9項記載の装置。
JP2930679A 1978-03-13 1979-03-13 Converter for converting acoustic vibration into electric vibration and vice versa Granted JPS54127316A (en)

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