JPS599587B2 - 防汚塗料組成物におけるベンゼンの生成を阻止する方法 - Google Patents
防汚塗料組成物におけるベンゼンの生成を阻止する方法Info
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- JPS599587B2 JPS599587B2 JP55060829A JP6082980A JPS599587B2 JP S599587 B2 JPS599587 B2 JP S599587B2 JP 55060829 A JP55060829 A JP 55060829A JP 6082980 A JP6082980 A JP 6082980A JP S599587 B2 JPS599587 B2 JP S599587B2
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- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/16—Antifouling paints; Underwater paints
- C09D5/1606—Antifouling paints; Underwater paints characterised by the anti-fouling agent
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガムロジン及びトリフェニル錫化合物を含有し
てなる防汚塗料組成物におけるベンゼンの生成を阻止す
る方法に関する。
てなる防汚塗料組成物におけるベンゼンの生成を阻止す
る方法に関する。
近年、トリフェニル錫フルオライドを含有するある種の
防汚塗料組成物は高含量の遊離ベンゼンを含有すること
が見出された。
防汚塗料組成物は高含量の遊離ベンゼンを含有すること
が見出された。
塗料組成物中の遊離ベンゼンの許容し得る最大含量に関
しては国によつて異なる種々の公的基準値が定められて
おり、例えばデシマークの規定ではかかる塗料の揮発成
分中の遊離ベンゼンの許容し得る最大含量は0.2重量
%である。許容し得ない程に高い含量の遊離ベンゼンを
含むことが見出された塗料の代表的な組成は次の如くで
ある:成分 重量% トリフェニル錫フルオライド 11.1 ガムロジン 8.0 ビス(トリブチル錫)オキシド 2.2 溶 剤 35.4 顔料、結合剤及び添加剤 43.3 100.0 前記塗料組成物中のベンゼンの量は、製造条件及び/又
は貯蔵条件に応じて左右されるが、溶剤に基づいて1.
8〜2.7重量%である。
しては国によつて異なる種々の公的基準値が定められて
おり、例えばデシマークの規定ではかかる塗料の揮発成
分中の遊離ベンゼンの許容し得る最大含量は0.2重量
%である。許容し得ない程に高い含量の遊離ベンゼンを
含むことが見出された塗料の代表的な組成は次の如くで
ある:成分 重量% トリフェニル錫フルオライド 11.1 ガムロジン 8.0 ビス(トリブチル錫)オキシド 2.2 溶 剤 35.4 顔料、結合剤及び添加剤 43.3 100.0 前記塗料組成物中のベンゼンの量は、製造条件及び/又
は貯蔵条件に応じて左右されるが、溶剤に基づいて1.
8〜2.7重量%である。
前記組成物の製造に用いられる溶剤は一般に0.2重量
%より少ない量のベンゼンを含有するに過ぎず、したが
つて該溶剤は組成物中に許容し得ない程高含量の遊離ベ
ンゼンを与える原因にはなり得ない。広範囲にわたる研
究の結果、本発明者は、ベンゼンの精製は製造条件及び
/又は貯蔵条件下でのトリフェニル錫フルオライドとガ
ムロジンとの間の反応に基因するものであり、これらの
成分及び塗料組成物が曝露される温度が高くなればなる
程ベンゼンの生成量はより増加することを見出し皓さら
に本発明者は、ベンゼンの生成はかゝる塗料組成物にビ
ス(トリブチル錫)オキシドをガムロジン中のカルボン
酸基の含量に関して実質的に化学量論量で添加すること
によつて最低限に阻止し得ることを認めた。
%より少ない量のベンゼンを含有するに過ぎず、したが
つて該溶剤は組成物中に許容し得ない程高含量の遊離ベ
ンゼンを与える原因にはなり得ない。広範囲にわたる研
究の結果、本発明者は、ベンゼンの精製は製造条件及び
/又は貯蔵条件下でのトリフェニル錫フルオライドとガ
ムロジンとの間の反応に基因するものであり、これらの
成分及び塗料組成物が曝露される温度が高くなればなる
程ベンゼンの生成量はより増加することを見出し皓さら
に本発明者は、ベンゼンの生成はかゝる塗料組成物にビ
ス(トリブチル錫)オキシドをガムロジン中のカルボン
酸基の含量に関して実質的に化学量論量で添加すること
によつて最低限に阻止し得ることを認めた。
これらの発見に基いて、遊離ベンゼンの生成はトリフエ
ニル錫フルオライドにガムロジンのカルボン酸基が作用
したことによると考えられる。
ニル錫フルオライドにガムロジンのカルボン酸基が作用
したことによると考えられる。
ガムロジンは種々の組成をもつ天然物質であん典型的な
ガムロジンは65〜80重量%のアビエチン酸と5〜1
0%の中性物質を含有し、残余はアビエチン酸と類似の
構造を有する他のロジン酸である。ガムロジンとトリフ
エニル錫フルオライドとの間の反応の正確な機構は未だ
解明されていないけれども、トリフエニル錫フルオライ
ド中のフエニル基のうちの少くとも1つがアビエチン酸
のカルボキシレート基、R−COO−で置換されている
と考えられる。
ガムロジンは65〜80重量%のアビエチン酸と5〜1
0%の中性物質を含有し、残余はアビエチン酸と類似の
構造を有する他のロジン酸である。ガムロジンとトリフ
エニル錫フルオライドとの間の反応の正確な機構は未だ
解明されていないけれども、トリフエニル錫フルオライ
ド中のフエニル基のうちの少くとも1つがアビエチン酸
のカルボキシレート基、R−COO−で置換されている
と考えられる。
最終的に得られる塗料組成物中に許容し得ない程高濃度
の遊離ベンゼンが生成されることに加えて、ガムロジン
との前記反応はまたトリフエニル錫フルオライド分子の
化学的変性に基づき塗料組成物の防汚性能を低下させる
という悪影響を有するOそれ故、カルボキシレート基に
よるトリフエニル錫化合物の前記劣化を回避させるのに
採るべき手段は、一般的にいえば、トリフエニル錫化合
物と反応する可能性のあるすべてのカルボキシレート基
を別の競合反応によつて結合させる手段からなる。
の遊離ベンゼンが生成されることに加えて、ガムロジン
との前記反応はまたトリフエニル錫フルオライド分子の
化学的変性に基づき塗料組成物の防汚性能を低下させる
という悪影響を有するOそれ故、カルボキシレート基に
よるトリフエニル錫化合物の前記劣化を回避させるのに
採るべき手段は、一般的にいえば、トリフエニル錫化合
物と反応する可能性のあるすべてのカルボキシレート基
を別の競合反応によつて結合させる手段からなる。
本発明者は、上述のごとく、か\る手段としてビス(ト
リブチル錫)オキシドが有効であることを見出したもの
であり、この知見からトリブチル錫ヒドロキシドもまた
か\る手段として均等的に使用し得ることは既知事実か
ら容易に考えられる(たとえば米国特許第3,979,
354号明細書、特に第4欄第39〜45行参照)。し
たがつて、本発明は、ガムロジン及びトリフエニル錫化
合物を含有してなる防汚塗料組成物にピス(トリブチル
錫)オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドを該ロジン
中のカルボキシレート基に関して化学量論量の75〜1
25%の量で添加することを特徴とする該防汚塗料組成
物におけるベンゼンの生成を阻止する方法を提供するも
のである。
リブチル錫)オキシドが有効であることを見出したもの
であり、この知見からトリブチル錫ヒドロキシドもまた
か\る手段として均等的に使用し得ることは既知事実か
ら容易に考えられる(たとえば米国特許第3,979,
354号明細書、特に第4欄第39〜45行参照)。し
たがつて、本発明は、ガムロジン及びトリフエニル錫化
合物を含有してなる防汚塗料組成物にピス(トリブチル
錫)オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドを該ロジン
中のカルボキシレート基に関して化学量論量の75〜1
25%の量で添加することを特徴とする該防汚塗料組成
物におけるベンゼンの生成を阻止する方法を提供するも
のである。
本明細書において、用語「カルボキシレート基」又は「
カルボン酸基]はカルボキシル基−COOH及び結合?
れているがなおトリフエニル錫化合物と反応し得る程度
にゆるく結合されたカルボン酸基の両方を表わすもので
ある。
カルボン酸基]はカルボキシル基−COOH及び結合?
れているがなおトリフエニル錫化合物と反応し得る程度
にゆるく結合されたカルボン酸基の両方を表わすもので
ある。
後者の一例は塩として存在するカルボン酸基であり、こ
れらは塗料組成物の製造及び/又は貯蔵中に該組成物を
とりまく通常の条件下でトリフエニル錫化合物と反応し
得る又は反応し得るようになる。前記の代表的一例とし
て示した塗料組成物から明らかな如く、塗料組成物中に
ガムロジンとビス(トリブチル錫)オキシドの如き非芳
香族有機金属オキシドとを一緒に存在させることは既知
であるが、この組合せを含む既知の塗料組成物はガムロ
ジン中のカルボキシレート基に関して化学量論量に実質
的に近い量で非芳香族有機金属オキシドを含有するもの
ではない。
れらは塗料組成物の製造及び/又は貯蔵中に該組成物を
とりまく通常の条件下でトリフエニル錫化合物と反応し
得る又は反応し得るようになる。前記の代表的一例とし
て示した塗料組成物から明らかな如く、塗料組成物中に
ガムロジンとビス(トリブチル錫)オキシドの如き非芳
香族有機金属オキシドとを一緒に存在させることは既知
であるが、この組合せを含む既知の塗料組成物はガムロ
ジン中のカルボキシレート基に関して化学量論量に実質
的に近い量で非芳香族有機金属オキシドを含有するもの
ではない。
か\る既知の塗料組成物において慣用的な非芳香族有機
金属オキシドの含量はカルボキシレート基含量に関して
化学量論量の約25%又はそれ以下である。これとは対
照的に、本発明は、トリフエニル錫化合物と反応する可
能性のあるガムロジン中のカルボキシレート基に関して
化学量論量の75〜125%の量のビス(トリブチル)
錫オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドの使用を意図
するものである。本発明の好ましい実施態様においては
、塗料組成物中のガムロジン中に含まれるカルボキシレ
ート基に関して化学量論量の90〜125%、より好ま
しくは95〜105%の量でビス(トリブチル)錫オキ
シド又はトリブチル錫ヒドロキシドを存在させるもので
ある。化学量論量の125%よりも大過剰の該錫化合物
の使用は経済的見地から望ましくないO前記のビス(ト
リブチル)錫オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドと
カルボキシレート基との間の反応は水を放出しながら進
行し、したがつて塗料組成物中に反応水(及び原料と共
に導入される可能性のある追加の水の全量)を結合させ
るのに有効な量の水の掃去剤が存在する場合には、これ
は最終的に得られる塗料組成物中の遊離ベンゼンの量の
低下に有利な効果を有することが見出された。
金属オキシドの含量はカルボキシレート基含量に関して
化学量論量の約25%又はそれ以下である。これとは対
照的に、本発明は、トリフエニル錫化合物と反応する可
能性のあるガムロジン中のカルボキシレート基に関して
化学量論量の75〜125%の量のビス(トリブチル)
錫オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドの使用を意図
するものである。本発明の好ましい実施態様においては
、塗料組成物中のガムロジン中に含まれるカルボキシレ
ート基に関して化学量論量の90〜125%、より好ま
しくは95〜105%の量でビス(トリブチル)錫オキ
シド又はトリブチル錫ヒドロキシドを存在させるもので
ある。化学量論量の125%よりも大過剰の該錫化合物
の使用は経済的見地から望ましくないO前記のビス(ト
リブチル)錫オキシド又はトリブチル錫ヒドロキシドと
カルボキシレート基との間の反応は水を放出しながら進
行し、したがつて塗料組成物中に反応水(及び原料と共
に導入される可能性のある追加の水の全量)を結合させ
るのに有効な量の水の掃去剤が存在する場合には、これ
は最終的に得られる塗料組成物中の遊離ベンゼンの量の
低下に有利な効果を有することが見出された。
本発明に}いて、ピス(トリブチル錫)オキシドは優れ
た効果を有しかつその入手容易性及び一般に認められて
いる免毒性のために特に好まレ〜トリフエニル錫化合物
とガムロジンとを含有する最も代表的な塗料は、ガムロ
ジンが塗料マトリツクス中に空所、いわゆる蜂の巣構造
を確立する浸出助剤(ト)Eachingaid)とし
て役立つ防汚塗料であり、この蜂の巣構造の形成は生活
性物質の連続的な放出に寄与するものである。
た効果を有しかつその入手容易性及び一般に認められて
いる免毒性のために特に好まレ〜トリフエニル錫化合物
とガムロジンとを含有する最も代表的な塗料は、ガムロ
ジンが塗料マトリツクス中に空所、いわゆる蜂の巣構造
を確立する浸出助剤(ト)Eachingaid)とし
て役立つ防汚塗料であり、この蜂の巣構造の形成は生活
性物質の連続的な放出に寄与するものである。
トリブチル錫レジネートとして知られるビス(トリブチ
ル錫)オキシドとガムロジンとの反応生成物は防汚塗料
中で同様な機能を有することが見出され、これは防汚塗
料の浸出特性を損わないことを意味する。本発明にふ・
いて、塗料組成物は塗料組成物を製造する常法により製
造される。ビニル樹脂、アクリル樹脂又は塩素化ゴム樹
脂の如き慣用の結合剤を用い得る。溶剤は例えば芳香族
化合物、脂肪族化合物、ケトン、グリコールエステル及
びグリコールエーテルエステルを含めてのエステルであ
り得る。好ましい顔料は酸化亜鉛、カルサイト、タルク
、赤色又は黄色の酸化鉄の如き着色顔料及びフタロシア
ニンプル一及びフタロシアニングリーンの如き金属有機
顔料である。ベントン(BentOne:登録商標)及
びアエロジル(AerOsil:?録商標)の如きチキ
ソトローブ剤も加え得る。
ル錫)オキシドとガムロジンとの反応生成物は防汚塗料
中で同様な機能を有することが見出され、これは防汚塗
料の浸出特性を損わないことを意味する。本発明にふ・
いて、塗料組成物は塗料組成物を製造する常法により製
造される。ビニル樹脂、アクリル樹脂又は塩素化ゴム樹
脂の如き慣用の結合剤を用い得る。溶剤は例えば芳香族
化合物、脂肪族化合物、ケトン、グリコールエステル及
びグリコールエーテルエステルを含めてのエステルであ
り得る。好ましい顔料は酸化亜鉛、カルサイト、タルク
、赤色又は黄色の酸化鉄の如き着色顔料及びフタロシア
ニンプル一及びフタロシアニングリーンの如き金属有機
顔料である。ベントン(BentOne:登録商標)及
びアエロジル(AerOsil:?録商標)の如きチキ
ソトローブ剤も加え得る。
本発明の方法を実施する好ましい方法は次の如くである
:ガムロジン中のカルボキシレート基によつて生起され
るベンゼンの生成を最適に抑制するためには、ガムロジ
ンと実質的に化学量論量のビス(トリブチル錫)オキシ
ドとを、互いにかつさらにトルエンの如き溶剤中の水の
掃去剤と共に混合するのが好ましく、その際反応が完了
するまで好ましくは一夜、室温で撹拌しながら混合を行
う、しかる後に得られる溶液を結合剤の一部、顔料及び
溶剤の一部と一緒にボールミルに装入することができ、
これを粉砕物の微細度が満足となるまで、好ましくはヘ
グマンゲージ(挫GrnannGauge)により測定
して20ミクロン以下となるまで粉砕する〇しかる後に
ボールミル中の装入物を取出して結合剤の残部及び溶剤
と混ぜて目的とする塗料を生成する0別法として前記反
応生成物を含有する溶液を顔料、結合剤の一部及び溶剤
の一部ど一緒に高速度溶解機に装入し、ついで高速度溶
解機中で又は三本ロール混練機中で所望の微細度に達す
るまで粉砕を行い、しかる後に結合剤及び溶剤の残部を
加えることにより目的とする塗料を得る。
:ガムロジン中のカルボキシレート基によつて生起され
るベンゼンの生成を最適に抑制するためには、ガムロジ
ンと実質的に化学量論量のビス(トリブチル錫)オキシ
ドとを、互いにかつさらにトルエンの如き溶剤中の水の
掃去剤と共に混合するのが好ましく、その際反応が完了
するまで好ましくは一夜、室温で撹拌しながら混合を行
う、しかる後に得られる溶液を結合剤の一部、顔料及び
溶剤の一部と一緒にボールミルに装入することができ、
これを粉砕物の微細度が満足となるまで、好ましくはヘ
グマンゲージ(挫GrnannGauge)により測定
して20ミクロン以下となるまで粉砕する〇しかる後に
ボールミル中の装入物を取出して結合剤の残部及び溶剤
と混ぜて目的とする塗料を生成する0別法として前記反
応生成物を含有する溶液を顔料、結合剤の一部及び溶剤
の一部ど一緒に高速度溶解機に装入し、ついで高速度溶
解機中で又は三本ロール混練機中で所望の微細度に達す
るまで粉砕を行い、しかる後に結合剤及び溶剤の残部を
加えることにより目的とする塗料を得る。
別法として、前記反応生成物の溶液を他の成分の粉砕後
に加えることもでき、この場合には水の掃去剤の一部を
粉砕用基剤に加えるのが有利であり得る〇前記製造段階
中の最高温度は60℃である。
に加えることもでき、この場合には水の掃去剤の一部を
粉砕用基剤に加えるのが有利であり得る〇前記製造段階
中の最高温度は60℃である。
本発明の効果を次の実施例により説明する。実施例以下
の表に示す如く、種々の試料組成物を調製し、それらを
種々の条件で試験する:試験例6,10及び11は本発
明の実施例であり、その他は比較のためのものである。
の表に示す如く、種々の試料組成物を調製し、それらを
種々の条件で試験する:試験例6,10及び11は本発
明の実施例であり、その他は比較のためのものである。
ガムロジンが存在しない場合にはベンゼンの生成は全く
起らないことは試験例1から明らかである。
起らないことは試験例1から明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガムロジン及びトリフェニル錫化合物を含有してな
る防汚塗料組成物にビス(トリブチル錫)オキシド又は
トリブチル錫ヒドロキシドを該ロジン中のカルボキシレ
ート基に関して化学量論量の75〜125%の量で添加
することを特徴とする該防汚塗料組成物におけるベンゼ
ンの生成を阻止する方法。 2 ビス(トリブチル錫)オキシド又はトリブチル錫ヒ
ドロキシドを該ロジン中のカルボキシレート基に関して
化学量論量の90〜125%の量で添加する特許請求の
範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DK1957 | 1979-05-10 | ||
DK195779AA DK149187B (da) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | Begroningshaemmende overtraeksmateriale indeholdende en phenyltinforbindelse |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55151066A JPS55151066A (en) | 1980-11-25 |
JPS599587B2 true JPS599587B2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=8109142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55060829A Expired JPS599587B2 (ja) | 1979-05-10 | 1980-05-09 | 防汚塗料組成物におけるベンゼンの生成を阻止する方法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4303444A (ja) |
EP (1) | EP0019433B1 (ja) |
JP (1) | JPS599587B2 (ja) |
AU (1) | AU527455B2 (ja) |
BR (1) | BR8002889A (ja) |
CA (1) | CA1130954A (ja) |
DE (1) | DE3062413D1 (ja) |
DK (1) | DK149187B (ja) |
ES (1) | ES491328A0 (ja) |
GR (1) | GR68514B (ja) |
IL (1) | IL59947A (ja) |
MX (1) | MX152231A (ja) |
NO (1) | NO801369L (ja) |
PT (1) | PT71218A (ja) |
SG (1) | SG80483G (ja) |
ZA (1) | ZA802678B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4410363A (en) * | 1981-07-21 | 1983-10-18 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Underwater applicable antifoulant paint composition |
GB8511144D0 (en) * | 1985-05-02 | 1985-06-12 | Int Paint Plc | Marine anti-fouling paint |
CN102026977B (zh) * | 2008-05-13 | 2013-01-23 | 因温斯特技术公司 | 三苯基硼-吡啶的稳定 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52124029A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-18 | Kansai Paint Co Ltd | Antifouling coating compositions |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE337961B (ja) * | 1967-07-03 | 1971-08-23 | Takeda Chemical Industries Ltd | |
US3639583A (en) * | 1968-06-28 | 1972-02-01 | Goodrich Co B F | Biocidal elastomeric compositions |
US3717606A (en) * | 1971-04-05 | 1973-02-20 | H Lomasney | Solventless coal tar extended antifouling coating |
GB1457590A (en) * | 1974-04-03 | 1976-12-08 | Int Paint Co | Marine paint |
US4191579A (en) * | 1976-10-18 | 1980-03-04 | The International Paint Company Limited | Antifouling paint comprising a copolymer containing organo tin salt and a pigment having a component which reacts with sea water and another component which does not react with sea water |
-
1979
- 1979-05-10 DK DK195779AA patent/DK149187B/da unknown
-
1980
- 1980-04-29 IL IL59947A patent/IL59947A/xx unknown
- 1980-05-03 GR GR61847A patent/GR68514B/el unknown
- 1980-05-05 ZA ZA00802678A patent/ZA802678B/xx unknown
- 1980-05-08 MX MX182242A patent/MX152231A/es unknown
- 1980-05-09 DE DE8080301524T patent/DE3062413D1/de not_active Expired
- 1980-05-09 PT PT71218A patent/PT71218A/pt unknown
- 1980-05-09 NO NO801369A patent/NO801369L/no unknown
- 1980-05-09 EP EP80301524A patent/EP0019433B1/en not_active Expired
- 1980-05-09 JP JP55060829A patent/JPS599587B2/ja not_active Expired
- 1980-05-09 ES ES491328A patent/ES491328A0/es active Granted
- 1980-05-09 BR BR8002889A patent/BR8002889A/pt unknown
- 1980-05-09 CA CA351,666A patent/CA1130954A/en not_active Expired
- 1980-05-09 AU AU58273/80A patent/AU527455B2/en not_active Ceased
- 1980-05-09 US US06/148,126 patent/US4303444A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-12-20 SG SG804/83A patent/SG80483G/en unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52124029A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-18 | Kansai Paint Co Ltd | Antifouling coating compositions |
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