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JPS5971498A - 水酸化アルミニウム混抄紙およびその製造方法 - Google Patents

水酸化アルミニウム混抄紙およびその製造方法

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Publication number
JPS5971498A
JPS5971498A JP18035782A JP18035782A JPS5971498A JP S5971498 A JPS5971498 A JP S5971498A JP 18035782 A JP18035782 A JP 18035782A JP 18035782 A JP18035782 A JP 18035782A JP S5971498 A JPS5971498 A JP S5971498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum hydroxide
paper
weight
mixed
coupling agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18035782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0255558B2 (ja
Inventor
宮尾 再青
後藤 知行
三野 俊作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
Toyo Pulp Co Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Nittetsu Mining Co Ltd
Toyo Pulp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK, Nittetsu Mining Co Ltd, Toyo Pulp Co Ltd filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP18035782A priority Critical patent/JPS5971498A/ja
Publication of JPS5971498A publication Critical patent/JPS5971498A/ja
Publication of JPH0255558B2 publication Critical patent/JPH0255558B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃性、電気的性質が1ぐれ、かつ強度、耐水
性などの諸性質が向上した水酸化アルミニウム混抄紙J
3よびその製造方法に関Jるものである。
セルロースパルプを主体とする通常の紙は燃焼しやづく
、かつ吸水性が大きいために高湿度雰囲気で電気絶縁性
などの電気的性質の低下が著しい。このため従来、ハロ
ゲン化合物、アンヂモン化合物、リン化合物などをセル
ロースパルプに混合して抄紙するか、或いは抄紙後の紙
をこれらの薬剤で処理することが試みられている。しか
しながらこれらの薬品は右Wj性のものが多く、かつ高
価であるため実用的に問題がある。
一方、水酸化アルミニウム粉末65〜95重量%をレル
ロースli紐を主体とする繊H買物貿5〜35重量%に
定着担持けしめたシー1〜状41オ′81が提案されて
いる(特願昭56−56789)。この混抄紙はテI[
9P、!i 1gや電気絶縁性にa3いて予j11]以
上の11能を右Jるが、強度などの)幾械的性冒舌にd
)いて必ずしも十分でない。例えは、水酸化アルミニウ
ム粉末70重量%とセルロースパル1330重量%とか
らなる混抄紙と、セルI」−スバルブ100重最%の紙
とを同一条件で抄紙して両者を比較りるど、a燃性、電
気的性質は当然水酸化アルミニウム)YL抄紙がりぐれ
Cいるが、強度などの機械的性質は第1表に示Jように
水酸化アルミニウム混抄紙の方が劣る。
第1表 機械的強度を必要どじない用途にはこれで十分であるが
、建材、A−パーレイ紙、樹脂含浸組積層板の基紙など
に利用するには強度をさらに向上さけることが望ましい
本光明者等は鋭意?iJI究を続(Jた結果、水酸化ア
ルミニウム籾米10〜90Iff1%a3よびセルロー
スバルブ90−10重量%からなり、シランカッブリン
ク剤で処理した水酸化アルミニウム混抄紙か、勤燃性や
電気的性質にすぐれているだりてなく、良好な機械的性
質をもイ1していることを見出し、本発明を完成させた
ものである。
従来から無機フィラーや無機繊維などとプラスデックと
の接着性を向上さびるために、シランカップリング剤で
処理することはしばしば行なわれており、イの機構も成
る程度明らかになっている。しかしながら本発明の場合
、シランカップリング剤が水酸化アルミニウム粉末とバ
ルブ繊維との間でどのような結合をするのか明らかでな
いが、シランカップリング剤処理により水酸化アルミニ
ウム混抄紙の機械的強度が向上りることは、全く予想も
しなかった効果である。
本発明に?13いて使用される水酸化アルミニウム粉末
は、ギブ(ブイ1〜結晶構造を右するもの、ペーマイ1
〜結晶措)青をイjJるしの、おJ:びバイ\2ライ1
〜結晶構造を右するもののいずれでしよいが、熱分解温
度を考慮覆ればギブリ”イト結晶構造を右づるものが望
ましい。またその平均粒子径は100ミクロン以下が好
ましく、特に0.5〜60ミクロンのものが最適である
J、た、セルロースバルブとしては製紙用バルブのごと
き天然セルロースバルブが好ましく使用できるが、負電
位を右づる水酸化アルミニウムのバルブへの定着■を高
めるためバルブを力ヂオン化したカチオン変性パルプを
用いることが好ましい。また、バルブをカグーAン化変
性せずに、バルブと水酸化アルミニウムの水分散液の雰
囲気をノJチAン化樹脂舌を利用してプラスに帯電させ
ることによっても、水酸化アルミニウムのバルブへの定
’4 Fjkを高めることかできる。
水酸化アルミニウム混抄紙におりる水酸化アルミニウム
粉末とセルロースバルブとの混合割合は、水酸化アルミ
ニウム粉末が少なくなると凱燃性か低下し、バルブが少
なくなると機械的強度が不十分となる。かような観点か
ら、本発明の混抄紙にJ3いでは水酸化アルミニウム粉
末10〜901ffi%、セルロースバルブ90〜10
重量%の範囲内で目的に応じて適宜選択覆ることができ
る。
本発明に使用できるシランカップリング剤としては、ア
ミノシラン、エボギシシラン、ビニルシラン等が上げら
れ、イの代表的なものの化学式を以下に例示づる。
1−12N R,S i  (OR2)。
() 旨13 c +−+、= c−c o o R,s +  < 
OR,八(上記式中、R,はアルキレン基、R2はアル
キル基を示’J’、) シランカップリング剤の使用量は、水酸化アルミニウム
に対してo、oi〜5重量%、好ましくは0.05〜1
重量%Cあり、カップリング剤の量がこれにりも少ない
と処理効果が乏しく、これJこり多くなっても性能の向
上は期待できり゛=1スh高になる。シランカップリン
グ剤は水溶?!’I St:たけアルコール溶液として
使用される。
本発明の混抄紙を製造する方法は、シランカッノリング
71il)処理を施1段階によって、次のような3つの
方法に大別される。
■::酸化アルミニウムを処理する方法抄紙に使う水酸
化アルミニウム粉末を水に分散し、これに所定量のシラ
ンカップリング剤を添加する。シラン7Jツブリング剤
が水酸化アルミニウムに十分吸着されてから、この水分
散液にバルブスラリーを混合し、この混合水分散液を抄
紙づる。
■:抄抄紙性たは抄紙後の混抄紙を処理J−る方法 水酸化アルミニウム粉末の水分散液とパルプスラリーと
を混合した混合水分散液を抄紙覆る際、この混合水分散
液中に所定量のシランカップリング剤を添加づるか、抄
紙工程の湿i1’71状態にa3いてシランカップリン
グ剤溶液で処理するか、あるいは乾燥後の混抄紙をシラ
ンカップリング剤溶液C゛処L’[! Jる。シランカ
ップリング剤溶液を用いて処理する方法としては、含浸
法、スプレー法、コーティング法などが適用でき、処理
した紙は乾燥して仕上げる。
■:上記■および■の処理を併用づ“るh法予め■の方
法によりシランカップリング剤C・処理した水酸化アル
ミニウム粉末の水分散fikどパルプスラリーとを混合
した混合水分11に液を抄紙するに際し、抄紙時または
抄紙後の)昆抄紙をさらにQ)の方法でシランカップリ
ング剤18埋を行なう。
なJ3、本発明の混抄紙を製造覆る際に、各種の充填剤
、fシラン、無機繊維などを必要に応じ(混合抄紙づ−
ることもできる。
かくして得られる本発明の水酸化アルミニウム混抄紙は
、tll燃性、電気絶縁性、耐水性にJぐれているだ(
Jでなく、良好な機械的強度をも(1;hえてJ3す、
建材用、A−バーしノイ紙、1jlJ脂含浸紙積層板の
基紙等に!IYましく利用することがC′きるものであ
る。
以下に実施例をあげて本発明をさらに説明りる。
実施例1゜ 平均粒経約8ミクロンの水酸化アルミニウムζ°5)末
(昭和軽金属(I米製、ハイジライl−1−1〜32)
を1111’l’ L t、>がら水中に徐々に添加し
、固形分10重量%の分11に液をつくる。この分散液
100重量部に対しプロピルアミン1−リエトキシシラ
ンの10%水溶液0.5車量部を加え攪拌してカップリ
ング剤を十分に水酸化アルミニウムに吸着させる。別に
r1菓]例晒クラフトバルブ(叩解度 38SR)の3
型間%水分散液にバルブに対して 0.5ffili1
%のポリアミドエピク[1ルヒドリン樹脂を加え攪拌し
て十分にバルブに定着せしめバルブをカヂオン化する。
このバルブ分散液に対し等量の前記水酸化アルミニウム
分711液を混合し、丸網抄紙機で抄紙し、坪量330
q/Tn′の本発明水酸化アルミニウム混抄紙をつくっ
た。分析の結果、この混抄紙の成分は水酸化アルミニウ
ム78重量%、バルブ22重石%であった。この混抄紙
り、JI J I S規格の防炎1級に合格した。
比較のkめ、水酸化アルミニウム粉末をシランカップリ
ング剤で処理しない以外は上記と同様な条件と操作で水
酸化アルミニウム78重■%、バルブ22重量%からな
る混抄紙をつくり、」−記て・19られた本発明のil
l抄紙と物性値を比較した結果を第2表に示す。第2表
がられがるにうに、シランカップリング剤を使用した本
発明混抄紙がいり゛れの物性においても格別に1ぐれ(
い !、:。
第2表 実施例2゜ 平均粒径約17ミクロンの水酸化アルミニウム粉末(昭
和軽金属0勾製ハイジライl−1−4−31)を水に分
散して固形分6重間%の分11に液をつくった。別に広
葉樹晒クラ71〜パルプ(叩解度 38SR)の3%水
分散液に変性ポリアクリルアミド樹脂を加えて水分散液
の雰囲気をカヂAン化Jる。このバルブ分散液に対し等
量の前記水酸化アルミニウム分散液を混合し、長網抄紙
機で抄紙し、坪ff1180o/m′の水酸化アルミニ
ウム混抄紙をつくった。分析の結果、この混抄紙の成分
は水酸化アルミニウム63重量%、パルプ37重量%で
あった。この混抄紙を0.02重量%のメタクリロイル
プロピル1ヘリメ]−キシシラン水溶液に浸漬し、加圧
ロールでしぼったのち表面温度105℃のシリンダロー
ルで乾燥し−C1本発明の水酸化アルミニウム混抄紙を
 P子 Iこ 。
シランカップリング剤で処理づる前の混抄紙と処理後の
混抄紙について物性値を比較した結果を第3表に示す。
第3表かられかるように、シランカップリング剤処理を
施しtζ本発明の混抄紙がいずれの物性においでも格段
にづぐれてい lこ 。
第3表 特H+(出願人   東洋バルブ株式会社同     
日鉄鉱業株式会社 同     昭和電工株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水酸化アルミニウム粉末10〜90重量%およびセ
    ルロースパルプ90〜10重量%からなり、シランカッ
    プリング剤で処理されていることを特徴とする水酸化ア
    ルミニウム混抄紙。 2、予めシランカップリング剤で処理しlCC水化化ア
    ルミニウム粉末10〜90重量%セル1」−スパルブ9
    0〜10重量%とを混合、抄紙づることを特徴とする水
    酸化アルミニウム混抄紙の製造方法。 3、水酸化アルミニウム粉末10〜90重量%どけルロ
    ースバル190〜10重量%とを混合、抄紙J−るに際
    」へ抄紙時または抄紙後の混抄紙をシランカップリング
    剤で処理することを特徴とづ゛ろ水酸化アルミニウム混
    抄紙の製造方法。 4、予めシランカップリング剤で処理した水酸化アルミ
    ニウム粉末10〜90重日%とセルロースパルプ90〜
    10重M%とを混合、抄紙するに際し、抄紙時または抄
    紙後の混抄紙をさらにシランカップリング剤で処理覆る
    ことを特徴とする水酸化アルミニウム混抄紙の製造方法
JP18035782A 1982-10-14 1982-10-14 水酸化アルミニウム混抄紙およびその製造方法 Granted JPS5971498A (ja)

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JPH0255558B2 (ja) 1990-11-27

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