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JPS596590Y2 - 真空開閉装置 - Google Patents

真空開閉装置

Info

Publication number
JPS596590Y2
JPS596590Y2 JP14292279U JP14292279U JPS596590Y2 JP S596590 Y2 JPS596590 Y2 JP S596590Y2 JP 14292279 U JP14292279 U JP 14292279U JP 14292279 U JP14292279 U JP 14292279U JP S596590 Y2 JPS596590 Y2 JP S596590Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
arc
movable contact
vacuum valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14292279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5661940U (ja
Inventor
要 三好
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP14292279U priority Critical patent/JPS596590Y2/ja
Publication of JPS5661940U publication Critical patent/JPS5661940U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596590Y2 publication Critical patent/JPS596590Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば発電機の電気回路に直結して用いる
ことのできる通電電流容量の大きい真空開閉装置に関す
る。
たとえば大容量発電機の電気回路に短絡を生じた場合、
数サイクル乃至数十サイクルを経過後に電流零点が現わ
れることがある。
このような場合、しゃ断器は通常、電流零点で消弧する
ために機器に長時間、短絡電流が流れて損傷等の危険が
ある。
一方、電流零点を早く出現させるためには回路に直流抵
抗を挿入することが効果的であり、しゃ断時にしゃ断器
の接点間に発生するアーク抵抗によってこのような効果
を奏することができる。
しかしながら真空しゃ断器は接点間のアーク抵抗の低い
ことを特徴とするもので上述の電流零点を早く出現させ
る効果は期待できない。
このために真空しゃ断器を発電機の電気回路に用いるこ
とは不適当であるとされている。
また発電機の電気回路では通常の通電電流は数千アンペ
ア乃至数万アンペアとなり、超大型の真空しゃ断器を用
いる必要があり製造技術的にも極めて困難である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので形状の小型
な真空バルブを用いて大電流容量を有し発電機回路の短
絡しゃ断にも用いることができる真空開閉装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する
図中1は真空バルブで固定接点1aおよび可動接点1b
を接離自在に設け、この可動接点1bの駆動軸にピスト
ン1Cを設けている。
そしてこの真空バルブ1を有底筒状の導電材からなる可
動側接触台2の中心に配設してこの底部に保持するとと
もに、この底部外側に上記ピストン1Cを進退駆動する
第1のシリンダ2aを形或している。
そして上記真空バルブ1の固定接点1a側に所定の間隔
を存して中心に透孔3aを有し導電材からなる固定側接
触台3を配設している。
そして上記真空バルブ1の固定接点1a側に進退自在に
保持したアーク接点4を上記固定側接触台3に接離自在
に設けている。
なおこのアーク接点4はバネ4aのバネカにより上記固
定側接触台3に接触する方向に偏倚している。
そして可動側接触台2の外周に第2のシリンダ2bを形
威し、この第2のシリンダ2bに筒状の可動接触子5の
一端に形威したピストン5aを進退自在に保持している
なおこの可動接触子5とアーク接点4とを絶縁スペーサ
6を介して連結し、一体に進退駆動するようにしている
またアーク接点が固定側接触台3に接触した状態ではア
ーク接点4は固定側接触台3の中心の透孔3aを閉塞し
、かつ可動接触子5の他端は固定側接触台3側に設けた
摺動接触子3bに接触して導通する。
また固定側接触台3の外側の中心に軸方向に第3,第4
のシリンダ7,8を設けこのシリンダ7,8内に配置し
たピストン7a,8aおよび透孔3aの外側を閉塞する
弁3Cを軸3dによって一体に連結している。
そして真空バルブ1の外周を絶縁筒1dによって絶縁し
、また可動側接触台2と固定側接触台3との間を可動接
触子5の外周に設けた絶縁筒9により気密に連結する。
そして可動接点1bの駆動軸と可動側接触台2、可動側
接触台2と可動接触子5および固定接点1aとアーク接
点4との間にそれぞれ摺動接触子2 C ,2 d ,
4 bを設け確実な導通を得ることができるようにして
いる。
また固定側接触台3の透孔3a内にアークガイド10を
設けている。
そして11 aは投入操作空気を供給する絶縁管で第1
,第2の各シリンダ2 a,2 bの各投入空気室A,
Hに連通している。
またこの第1,第2の各シリンダ2a,2bの各しゃ断
空気室C,Dをしゃ断操作空気を供給する絶縁管11
bに連通ずるようにしている。
そして11 Cもしゃ断操作空気を供給する絶縁管で逆
止弁12 aを順方向に介して第3のシリンダ7のしゃ
断空気室Eに連通し、この第3のシリンダ7のピストン
の両側を小孔を介して連通ずるとともに他側の空気室F
を逆止弁12bを順方向に介して絶縁管11 Cに連通
ずるようにしている。
そして11 dはしゃ断時に生じるアークを吹消す高圧
空気を供給する絶縁筒で可動側接触台2、固定側接触台
3および絶縁筒9で囲まれた空間およびアーク接点4の
先端の切欠を介して固定側接触台3の透孔3a内に高圧
空気を充気する。
またこの高圧空気は第4のシリンダ8の一側空気室Fに
作用し、弁3Cを図示左方、すなわち透孔3Cの開孔を
閉塞する方向へ偏倚する。
また可動側接触台2、固定側接触台3にはそれぞれ外部
の電気回路に接続する端子13a,13bを設けている
このような構戊であれば図面に示す投入状態にあっては
次のような通電経路が形威される。
そして投入状態では絶縁筒11 aに充気され第1,第
2のシリンダ2 a ,2 bの投入空気室A,Bをそ
れぞれ充気する。
またしゃ断操作空気を供給する絶縁筒11 b,11
Cはそれぞれ排気状態であり第1,第2の各シリンダ2
a,2bのしゃ断空気室C,D,および第3のシリンダ
7の各空気室E,Fは大気圧となっている。
ここでしゃ断指令が与えられると、図示しない制御弁に
より絶縁管11 aを介して供給された操作空気は排気
するとともに絶縁管1l b,11 Cを介してしゃ断
操作空気を供給する。
この高圧空気は透止弁12 aを介して第3のシリンダ
7の空気室Eへ充気されピストン7aを図示右方へ駆動
して弁3Cを開き透孔3a、すなわち消弧室内の高圧空
気を排気する。
一方、絶縁管11 bを介して供給されるしゃ断操作空
気は第2のシリンダ2bの空気室Dに入り可動接触子5
を図示右方へ駆動して摺動接触子3bから開離させる。
この状態では通電経路は端子13a→可動側接触台2→
可動接点1b→固定接点1a→摺動接触子4b→アーク
接点4→固定側接触台3→端子13bとなる。
そして可動接触子5が更に右へ移動すると一体に取着し
た絶縁スペーサ6がアーク接点4の鍔に当接して図示右
方へ駆動しこのアーク接点4を固定側接触台3から開離
する。
この時、開口3aのノズル部の後方の圧力は低下してい
るために接点間に発生したアークに高圧空気を吹付けて
アークを絞りながらアークガイド10とアーク接点4を
アークによって連繋する。
この状態になったときに第2のシリンダ2bの空気室D
を経由した操作空気は第1のシリンダ2aの空気室Cに
入りピストン1Cを図示右方へ駆動して真空バルブ1の
接点1a,lbを開離して電流をしゃ断する。
また第3のシリンダ7の空気室Eに供給された高圧空気
はピストン7aの小孔から反対側の空気室Fに徐々に入
り、消弧完了後均圧してピストン7aに対する押圧力を
消滅する。
そして第4のピストン8の空気室Gに供給される高圧空
気により弁3Cを図示左方へ駆動して開口3aを閉塞し
高圧空気の排気を止める。
そして固定側接触台3と可動側接触台2およびアーク接
点4は高圧空気中で絶続状態となりしゃ断を完了する。
したがってしゃ断時アーク接点4とアークガイド10間
でアークが連繋して透孔3aのノズル部で上記アークは
高圧空気で絞られアークにより直流抵抗が生じる。
このために短絡回路の直流分を減衰させるに十分な効果
を得られ電流零点が早く出現してしゃ断が可能になる。
また投入操作は投入指令に応じて図示しない御御弁によ
り投入操作空気を排気するが、第3のシリンダ7の逆止
弁12 aにより空気室Eの高圧空気は排気されず空気
室Fの空気だけが排気される。
このためにピストン7aは右方へ駆動されて弁3Cを開
き透孔3a、すなわち消弧室内の高圧空気は排気される
一方、絶縁管1l bから第1,第2のシリンダ2a,
2bの空気室C,D内の高圧空気も排気される。
また絶縁管11 aを介して第l,第2のシリンダ2a
,2bの空気室A,Bへ投入用操作空気を供給して真空
バルブ1を投入し、可動接触子5を図示左方へ駆動する
そしてバネ4aのバネカによりアーク接点4を固定側接
触台3に接合して投入状態とし、さらに可動接触子5が
摺動接触子3bに接合して確実に投入状態を保持する。
そして第3のシリンダ7のピストン7aは小孔によって
両側の空気室E,Fの圧力が均圧し、第4のシリンダ8
のピストン8aに作用する高圧空気の圧力により図示左
方へ移動して弁3Cにより透孔3aを閉塞し、投入が完
了する。
またこの投入状態では支流電流の表皮効果によって真空
バルブ1にはほとんど電流が流れずその外周に配設した
可動接触子5に大部分の電流が流れる。
このために真空バルブ1の通電容量は小さなものでよく
、しゃ断容量および短時間の通電容量が使用に耐え得る
定格を満たしていればよいので比較的、小形の真空バル
ブを用いて大電流を通電することができる。
以上詳述したように本考案は真空バルブに直列に固定側
接触台とアーク接点とからなる接触部を設けこの外周に
可動接触子を設けしゃ断時は可動接触子、アーク接点お
よび真空バルブの順に開離し、投入時にこの逆順に閉戊
するようにしたので小型の真空バルブを用いて大電流容
量を得られ発電機回路の短絡しゃ断等にも用いることが
できる真空開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1・・・・・・真空バルブ、2・・・・・・可動側接触
台、2a・・・・・・第1のシリンダ、2b・・・・・
・第2のシリンダ、3・・・・・・固定側接触台、3a
・・・・・・透孔、3C・・・・・・弁、4・・・・・
・アーク接点、5・・・・・・可動接触子、6・・・・
・・絶縁スペーサ、9・・・・・・絶縁筒、13 a
,13 b・・・・・・端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部の電気回路に接続する端子を設けた有底筒状の可動
    側接触台と、この可動側接触台内に配置して可動接点側
    を底部に装着した真空バルブと、上記可動側接触台の底
    部に設けられ外部からの操作流体の圧力により上記真空
    バルブの可動接点を開閉駆動する第1のシリンダおよび
    ピストンと、この真空バルブの固定接点側に所定の間隙
    を存して配設し中央に消弧室を形戒する透孔を設けると
    ともに外部の電気回路に接続する端子を有する固定側接
    触台と、上記可動側接触台の外周に形威した第2のシリ
    ンダに保持され外部からの操作流体の圧力によって駆動
    されて上記固定側接触台に接離する可動接触子と、上記
    真空バルブの固定接点側に進退自在に保持され上記固定
    側接触台の中央部にバネ力により弾性的に接合するアー
    ク接点と、上記可動接触子とアーク接点とを所定の遊び
    をもって連結する絶縁スペーサと、上記可動側接触台と
    固定側接触台との間を気密に連結して内部に充気される
    高圧空気を封止する絶縁筒と、上記固定側接触台の透孔
    をしゃ断操作時に外部へ連通して上記高圧空気を排気し
    アークを消弧する弁とを具備し、投入操作時は真空バル
    ブ、アーク接点および可動接触子の順に閉或し、しゃ断
    操作時は可動接触子、アーク接点および真空バルブの順
    に開離するようにしたことを特徴とする可動開閉装置。
JP14292279U 1979-10-16 1979-10-16 真空開閉装置 Expired JPS596590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14292279U JPS596590Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 真空開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14292279U JPS596590Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 真空開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5661940U JPS5661940U (ja) 1981-05-26
JPS596590Y2 true JPS596590Y2 (ja) 1984-02-29

Family

ID=29374180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14292279U Expired JPS596590Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 真空開閉装置

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