JPS596374Y2 - 冷凍車の冷凍装置 - Google Patents
冷凍車の冷凍装置Info
- Publication number
- JPS596374Y2 JPS596374Y2 JP1976168386U JP16838676U JPS596374Y2 JP S596374 Y2 JPS596374 Y2 JP S596374Y2 JP 1976168386 U JP1976168386 U JP 1976168386U JP 16838676 U JP16838676 U JP 16838676U JP S596374 Y2 JPS596374 Y2 JP S596374Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler unit
- cabin
- unit
- refrigeration system
- valve
- Prior art date
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- Expired
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷凍庫を搭載した冷凍車の冷凍装置の改良に関
する。
する。
従来、鮮魚・野菜等の要冷凍物を収納するための冷凍庫
を有する冷凍車は庫内冷凍用の冷却器ユニットと、運転
者がいるキャビンを冷房するキャビン用冷却器ユニット
とを単一のコンプレツサ及びコンデンサに連結し作動し
ている。
を有する冷凍車は庫内冷凍用の冷却器ユニットと、運転
者がいるキャビンを冷房するキャビン用冷却器ユニット
とを単一のコンプレツサ及びコンデンサに連結し作動し
ている。
特にこの冷凍装置では庫内あるいはキャビン内にそれぞ
れ設けたサーモスタットにより温度感知し、この温度感
知により開閉弁を動作せしめ、前記画室を冷却するため
の各冷却器ユニットに流入する冷媒を阻止し得るように
するとともに各冷却器ユニットの出口近傍に圧力調整弁
を配し、一方のユニットが作動を停止した場合に冷凍回
路中の全冷媒が流入し、作動しいるユニット側の過冷却
を防止している。
れ設けたサーモスタットにより温度感知し、この温度感
知により開閉弁を動作せしめ、前記画室を冷却するため
の各冷却器ユニットに流入する冷媒を阻止し得るように
するとともに各冷却器ユニットの出口近傍に圧力調整弁
を配し、一方のユニットが作動を停止した場合に冷凍回
路中の全冷媒が流入し、作動しいるユニット側の過冷却
を防止している。
したがって、庫内冷却器ユニット側が作動を停止し、キ
ャビン用冷却器ユニットが動作状態の場合には全冷媒の
冷凍回路中の循環を阻止するように圧力調整弁が動作す
ることとなり、コンプレツサの吸込側が負圧になり、こ
のコンプレツサ自体に過負荷がかかる虞れがある。
ャビン用冷却器ユニットが動作状態の場合には全冷媒の
冷凍回路中の循環を阻止するように圧力調整弁が動作す
ることとなり、コンプレツサの吸込側が負圧になり、こ
のコンプレツサ自体に過負荷がかかる虞れがある。
特に外気温度が低い場合には上述の吸込側の負荷状態が
生じやすい。
生じやすい。
本考案はかかる欠陥に基づきなされたものであり、前記
コンプレツサの吸込側に負圧が生ずることがなく円滑な
作動をなす冷凍庫の冷凍装置を提供することを目的どす
る。
コンプレツサの吸込側に負圧が生ずることがなく円滑な
作動をなす冷凍庫の冷凍装置を提供することを目的どす
る。
以下、本考案に係る冷凍車の冷凍装置の一実施例を図面
を参照にして説明する。
を参照にして説明する。
第1図に示す冷凍車1は前方にキャビン2を、後方に冷
凍庫3を有しているが、このキャビン2の下部域にはキ
ャビン用冷却器ユニットが、また冷凍庫3の上側端域に
は庫内冷却器ユニット5がそれぞれ取付けられている。
凍庫3を有しているが、このキャビン2の下部域にはキ
ャビン用冷却器ユニットが、また冷凍庫3の上側端域に
は庫内冷却器ユニット5がそれぞれ取付けられている。
この両冷却器ユニット4,5はエンジン(図示せず)と
クラッチを介して連結された単一のコンプレツサ6及び
キャビン上に搭載した単一のコンテ゛ンサユニット7と
連結され、いわゆる冷凍サイクルを構或するようになっ
ている。
クラッチを介して連結された単一のコンプレツサ6及び
キャビン上に搭載した単一のコンテ゛ンサユニット7と
連結され、いわゆる冷凍サイクルを構或するようになっ
ている。
すなわちこの冷凍装置の冷凍回路は第2図に庁すように
、コンプレツサ6と一点鎖線によりブロック的に表わし
た庫内冷却器ユニット5、キャビン用冷却器ユニット4
及びコンデンサユニットフとが導管8により連結されて
いる。
、コンプレツサ6と一点鎖線によりブロック的に表わし
た庫内冷却器ユニット5、キャビン用冷却器ユニット4
及びコンデンサユニットフとが導管8により連結されて
いる。
このコンデンサユニット7は前記コンプレツサ6の吐出
側と導管8により連結された熱交換器Sと、ファン装置
10及びリキッドタンク11とを備えており、コンプレ
ツサ6から吐出された高温高圧な冷媒を低温高圧なもの
にするようになっている。
側と導管8により連結された熱交換器Sと、ファン装置
10及びリキッドタンク11とを備えており、コンプレ
ツサ6から吐出された高温高圧な冷媒を低温高圧なもの
にするようになっている。
次に前記庫内冷却器ユニット5は、前記コンデンサユニ
ット7と導管8により電磁開閉弁12を介して連結され
、ドライヤ13、膨張弁14、熱交換器15ファン装置
16及び圧力調整弁17を備え、この膨張弁14により
断熱膨張されて低温低圧な冷媒と庫内空気とを熱交換し
て庫内を冷却するようになっている。
ット7と導管8により電磁開閉弁12を介して連結され
、ドライヤ13、膨張弁14、熱交換器15ファン装置
16及び圧力調整弁17を備え、この膨張弁14により
断熱膨張されて低温低圧な冷媒と庫内空気とを熱交換し
て庫内を冷却するようになっている。
また前記キャビン用冷却器ユニット4は前記庫内冷却器
ユニット5と並列的に設けられ、前記コンデンサユニッ
ト7から吐出された冷媒を導びくための導管8により、
電磁開閉弁18を介して接続され、膨張弁19、熱交換
器20、ファン装置21,及び蒸発圧力調整弁22を備
えているが、特に本考案に係る冷凍装置ではこの圧力調
整弁22に対し並列して、電蒸開閉弁23が設けられて
いる。
ユニット5と並列的に設けられ、前記コンデンサユニッ
ト7から吐出された冷媒を導びくための導管8により、
電磁開閉弁18を介して接続され、膨張弁19、熱交換
器20、ファン装置21,及び蒸発圧力調整弁22を備
えているが、特に本考案に係る冷凍装置ではこの圧力調
整弁22に対し並列して、電蒸開閉弁23が設けられて
いる。
この電磁開閉弁23は前記圧力調整弁22が閉鎖された
場合にコンプレツサ6の吸込回路が負圧にならないよう
にするためのものである。
場合にコンプレツサ6の吸込回路が負圧にならないよう
にするためのものである。
次に作用について説明する。
キャビン2又は冷凍庫3内に設けられたサーモスタット
(図示せず)が設定温度以下になったことを感知すると
、この感知信号がコンプレッサ6に指令されてこのコン
プレツサ6が作動する。
(図示せず)が設定温度以下になったことを感知すると
、この感知信号がコンプレッサ6に指令されてこのコン
プレツサ6が作動する。
このコンプレツサ6の作動により冷凍回路中の冷媒の吸
込側から吸込1れて圧縮され、高温高圧なものとなって
吐出側から吐出される。
込側から吸込1れて圧縮され、高温高圧なものとなって
吐出側から吐出される。
また前記感知信号により電磁開閉弁12、又は18のい
ずれか一方又は両方が開放され、前記吐出冷媒はコンデ
ンサユニット7を通過した後、庫内冷却器ユニット5又
はキャビン用冷却器ユニット4のいずれか一方又は両方
に適用される。
ずれか一方又は両方が開放され、前記吐出冷媒はコンデ
ンサユニット7を通過した後、庫内冷却器ユニット5又
はキャビン用冷却器ユニット4のいずれか一方又は両方
に適用される。
すなわち、周知のように前記冷媒は断熱膨張されて低温
低圧な冷媒となり、庫内空気あるいはキャビン内の空気
と熱交換されて各室を冷却することとなる。
低圧な冷媒となり、庫内空気あるいはキャビン内の空気
と熱交換されて各室を冷却することとなる。
このキャビン2が所定温度以下になればサーモスタット
により電磁開閉弁18が閉鎖され、庫内冷却器ユニット
5側にのみ冷媒は流れるが、冷凍庫3もこのキャビン2
もともに所定温度以下になればこの庫内のサーモスタッ
トも動作してコンプレツサ6が停止する。
により電磁開閉弁18が閉鎖され、庫内冷却器ユニット
5側にのみ冷媒は流れるが、冷凍庫3もこのキャビン2
もともに所定温度以下になればこの庫内のサーモスタッ
トも動作してコンプレツサ6が停止する。
しかし再度キャビン2の温度が所定温度以上に上昇する
とサーモスタットが動作し、再度コンプレツサ6が始動
するが、この場合、この冷凍回路中の全冷媒がキャビン
用冷却器ユニット4に流れ、キャビン内が過冷却となる
ため、圧力調整弁22が自動的に閉鎖する。
とサーモスタットが動作し、再度コンプレツサ6が始動
するが、この場合、この冷凍回路中の全冷媒がキャビン
用冷却器ユニット4に流れ、キャビン内が過冷却となる
ため、圧力調整弁22が自動的に閉鎖する。
一方、前記冷凍庫内のサーモスタットは庫内が所定温度
に達した場合にはキャビン冷却器ユニット4の電磁開閉
弁23を開放するようになっているために、前記圧力調
整弁22の閉鎖によってもコンプレツサ6の吸込側回路
は負圧とならない。
に達した場合にはキャビン冷却器ユニット4の電磁開閉
弁23を開放するようになっているために、前記圧力調
整弁22の閉鎖によってもコンプレツサ6の吸込側回路
は負圧とならない。
上述の実施例では、キャビン冷却器ユニット4のバイパ
ス回路に電磁開閉弁23を設け、該弁を庫内冷却器ユニ
ット5のサーモスタットにより開放するようにしたもの
であるが、外気温度が一定以下に低下し、かつ庫内冷却
器ユニットが作動を停止したときに前記電磁開閉弁23
が開放されるように構或してもよいことはいうまでもな
い。
ス回路に電磁開閉弁23を設け、該弁を庫内冷却器ユニ
ット5のサーモスタットにより開放するようにしたもの
であるが、外気温度が一定以下に低下し、かつ庫内冷却
器ユニットが作動を停止したときに前記電磁開閉弁23
が開放されるように構或してもよいことはいうまでもな
い。
以上のように、本考案に係る冷凍車の冷凍装置によれば
、キャビン用冷却器ユニットと庫内用冷却器ユニットを
備えた冷凍車の冷凍装置において前記キャビン用冷却器
ユニットの出口近傍に設けた圧力調整弁に対し並列して
、庫内温度あるいは外気温度を感知するサーモスタット
により開閉動作されると電磁開閉弁を設けたため、前記
圧力調整弁が冷媒の多量流入により閉鎖しても、この電
磁開閉弁が開放されてコンプレッサの吸込側に負圧を生
ずることがなく、特に外気温度が低い場合にキャビン用
冷却器ユニットが動作する場合にも前述の負圧状態が生
ずることがない等きわめて実用的効果を奏する。
、キャビン用冷却器ユニットと庫内用冷却器ユニットを
備えた冷凍車の冷凍装置において前記キャビン用冷却器
ユニットの出口近傍に設けた圧力調整弁に対し並列して
、庫内温度あるいは外気温度を感知するサーモスタット
により開閉動作されると電磁開閉弁を設けたため、前記
圧力調整弁が冷媒の多量流入により閉鎖しても、この電
磁開閉弁が開放されてコンプレッサの吸込側に負圧を生
ずることがなく、特に外気温度が低い場合にキャビン用
冷却器ユニットが動作する場合にも前述の負圧状態が生
ずることがない等きわめて実用的効果を奏する。
第1図は冷凍車の冷凍装置の一例を示す概略図、第2図
は、本発明に係る冷凍車の冷凍装置の一実施例を示す冷
凍回路図である。 1・・・・・・冷凍車、2・・・・・・キャビン、3・
・・・・・冷凍庫、4・・・・・・キャビン用冷却器ユ
ニット、5・・・・・・庫内用冷却器ユニット、6・・
・・・・コンプレツサ、7・・・・・・コンデンサユニ
ット、12,18・・・・・・電磁開閉弁、22・・・
・・・圧力調整弁、23・・・・・・電磁開閉弁。
は、本発明に係る冷凍車の冷凍装置の一実施例を示す冷
凍回路図である。 1・・・・・・冷凍車、2・・・・・・キャビン、3・
・・・・・冷凍庫、4・・・・・・キャビン用冷却器ユ
ニット、5・・・・・・庫内用冷却器ユニット、6・・
・・・・コンプレツサ、7・・・・・・コンデンサユニ
ット、12,18・・・・・・電磁開閉弁、22・・・
・・・圧力調整弁、23・・・・・・電磁開閉弁。
Claims (1)
- キャビン及び冷凍庫内に設けられたサーモスタットによ
りこの各室温を検知し、この検知信号により、コンプレ
ツサからキャビン用冷却器ユニット及び庫内冷却器ユニ
ットに冷媒を適用するそれぞれの回路中に設けられた開
閉弁を開閉し、前記各冷却器ユニット中に設けられた圧
力調整弁により各冷却器ユニット内を流れる冷媒の量を
調整するようにした冷凍車の冷凍装置において、前記キ
ャビン用冷却器ユニット内の圧力調整弁に対し並列して
バイパス回路を形威し、この回路中に、庫内冷却器ユニ
ットが作動を停止したとき、又は外気温度が一定以下に
低下し、かつ庫内冷却器ユニットが作動を停止したとき
に開放される電磁開閉弁が介在されていることを特徴と
する冷凍車の冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976168386U JPS596374Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 冷凍車の冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976168386U JPS596374Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 冷凍車の冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5384745U JPS5384745U (ja) | 1978-07-13 |
JPS596374Y2 true JPS596374Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=28776015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976168386U Expired JPS596374Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 冷凍車の冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596374Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042910A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 康和 杉谷 | 冷凍サイクル装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829456U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 |
-
1976
- 1976-12-16 JP JP1976168386U patent/JPS596374Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5384745U (ja) | 1978-07-13 |
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