JPS596365Y2 - 足温器 - Google Patents
足温器Info
- Publication number
- JPS596365Y2 JPS596365Y2 JP4241779U JP4241779U JPS596365Y2 JP S596365 Y2 JPS596365 Y2 JP S596365Y2 JP 4241779 U JP4241779 U JP 4241779U JP 4241779 U JP4241779 U JP 4241779U JP S596365 Y2 JPS596365 Y2 JP S596365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot warmer
- plate
- air
- warmer body
- ventilation chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は椅子掛け型の学習机などにおいて、机に向かい
椅子に腰掛けた姿勢で、前記机の下においた人体足部の
暖房用に使用される電気足温器に関する。
椅子に腰掛けた姿勢で、前記机の下においた人体足部の
暖房用に使用される電気足温器に関する。
従来の足温器は、一般に上面を平板状のプレートとした
閉鎖された扁平函状の容器を形或し、前記容器内にプレ
ートを暖めるように発熱体が装着されており、前記発熱
体に通電することによって、プレートが暖められ、その
プレートに足をのせて暖をとるという方式が採られてい
る。
閉鎖された扁平函状の容器を形或し、前記容器内にプレ
ートを暖めるように発熱体が装着されており、前記発熱
体に通電することによって、プレートが暖められ、その
プレートに足をのせて暖をとるという方式が採られてい
る。
しかして前記足温器の場合、プレートに接する足のうち
、あるいはその極く近傍のみが暖まることになり、下肢
部あるいは膝部は足温器の恩恵に浴さす、足先部の限定
された部分しか暖まらない。
、あるいはその極く近傍のみが暖まることになり、下肢
部あるいは膝部は足温器の恩恵に浴さす、足先部の限定
された部分しか暖まらない。
また発熱体によって温められたプレート部から放熱され
る輻射熱のみによって暖をとるため、使用開始時に暖ま
るまでの立上りに時間を要するなどの不都合があった。
る輻射熱のみによって暖をとるため、使用開始時に暖ま
るまでの立上りに時間を要するなどの不都合があった。
また、足温器から発せられる熱のため床面に熱影響を与
えてしまうこともあった。
えてしまうこともあった。
本考案は上記した点に鑑み、足先部のみでなく、下肢部
あるいは膝部をも暖まることができ、また使用開始時の
暖まるまでの立上り時間を短縮し、更に暖気の有効利用
を図るなど効率が良い上に、床面に熱影響を与えること
のない安全な足温器を提供することを目的とする。
あるいは膝部をも暖まることができ、また使用開始時の
暖まるまでの立上り時間を短縮し、更に暖気の有効利用
を図るなど効率が良い上に、床面に熱影響を与えること
のない安全な足温器を提供することを目的とする。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例について説明
する。
する。
第1図は本考案の足温器断面図であって、足温器本体1
は扁平状の閉鎖された函状容器からなり、その前端縁部
にはその前端縁に沿って延びかつ上記容器内に連通ずる
送風室1aが形成してある。
は扁平状の閉鎖された函状容器からなり、その前端縁部
にはその前端縁に沿って延びかつ上記容器内に連通ずる
送風室1aが形成してある。
上記送風室1a上面に複数個の吸気口2が設けられてお
り、送風室1a内には送風用ファン3および゛ファン用
モーター4が配設されている。
り、送風室1a内には送風用ファン3および゛ファン用
モーター4が配設されている。
また送風室1a下端部には送風案内用のガイド5が設置
されている。
されている。
一方足温器本体1は平板状プレート6からなる上面板、
ベース7および側板部とから形或される函状をなし、こ
の本体部と送風室1aとは、送風室1aの下端部で接合
されており、前記接合部近傍に発熱体8が装着されてい
る。
ベース7および側板部とから形或される函状をなし、こ
の本体部と送風室1aとは、送風室1aの下端部で接合
されており、前記接合部近傍に発熱体8が装着されてい
る。
また前記送風室1aが配設されている1端と相対するプ
レート6の他端には、温風を吐出する複数個の斜め上方
前方に向う吐出口9が設けられており、プレート6は送
風室1aとの接合部を頂点として、吐出口9に向かって
所定の傾斜をなしている。
レート6の他端には、温風を吐出する複数個の斜め上方
前方に向う吐出口9が設けられており、プレート6は送
風室1aとの接合部を頂点として、吐出口9に向かって
所定の傾斜をなしている。
このプレート6とベース7との間にはベース7寄りに中
板10が配設され、プレート6と中板10とにより温風
風洞が形威され、中板10とベース7とで冷風風洞が形
威されている。
板10が配設され、プレート6と中板10とにより温風
風洞が形威され、中板10とベース7とで冷風風洞が形
威されている。
この冷風風洞は送風室1aの上部吸気口2と同一個所ま
で延長されており、送風室1aと相対する容器の他端最
下部には、空気を吸入する吸気口11が設けられている
。
で延長されており、送風室1aと相対する容器の他端最
下部には、空気を吸入する吸気口11が設けられている
。
ベース7の下面には足温器使用時に床面を置いた場合、
すべり止めの働きをなす複数個の脚12を有している。
すべり止めの働きをなす複数個の脚12を有している。
しかして、このような構或の足温器において、ファン用
モーター4と発熱体8に通電されることによって、ファ
ン3により吸気口2および吸気口11から空気が吸入さ
れ、その空気は発熱体8によって加熱され温風となり、
プレート6と中板10および側板部とによって形威され
る風洞をとおり、プレート6を暖めながら第1図中に示
す矢印aのように吐出口9に向かう。
モーター4と発熱体8に通電されることによって、ファ
ン3により吸気口2および吸気口11から空気が吸入さ
れ、その空気は発熱体8によって加熱され温風となり、
プレート6と中板10および側板部とによって形威され
る風洞をとおり、プレート6を暖めながら第1図中に示
す矢印aのように吐出口9に向かう。
吐出口9から矢印bのように吐出された温風は、人体下
肢部あるいは膝部にあたって暖房の機能を果し、吐出口
9に所定の仰角が与えられていることによって、矢印d
に示すようにその相当量が再び吸気口2に吸引される。
肢部あるいは膝部にあたって暖房の機能を果し、吐出口
9に所定の仰角が与えられていることによって、矢印d
に示すようにその相当量が再び吸気口2に吸引される。
この場合同時に温められたプレートから放熱される輻射
熱(矢印C)により、プレート6の上にのせた足先部も
暖められる。
熱(矢印C)により、プレート6の上にのせた足先部も
暖められる。
また吸気口11から吸入された冷風は、中板10とベー
ス7およびその延長にて形或される風洞に導かれ、ベー
ス7の温度上昇を防止し、足温器を置いた床面等への熱
影響を排除しており、更に風洞をとおる間に中板10か
らの輻射熱によって、予熱効果を受ける。
ス7およびその延長にて形或される風洞に導かれ、ベー
ス7の温度上昇を防止し、足温器を置いた床面等への熱
影響を排除しており、更に風洞をとおる間に中板10か
らの輻射熱によって、予熱効果を受ける。
第2図は本考案による足温器を机の下に置いて使用して
いる例の戯画で、図中矢印で示したのは温風の流れであ
る。
いる例の戯画で、図中矢印で示したのは温風の流れであ
る。
次いで添付第3図を参照して本考案の他の実施例につい
て説明する。
て説明する。
なお第1図と同一部分については、同一符号を付しその
説明を省略する。
説明を省略する。
第3図は本考案の他の実施例による足温器断面図で、第
1図においては送風室1a上面に吸気口2を設けている
が、第3図においては図に示すようにこれを設けず、空
気の吸入はすべて送風室1aと相対する容器の他端最下
部に設けた吸気口11によるようにしている。
1図においては送風室1a上面に吸気口2を設けている
が、第3図においては図に示すようにこれを設けず、空
気の吸入はすべて送風室1aと相対する容器の他端最下
部に設けた吸気口11によるようにしている。
また中板10は送風室1a内部で通風案内のガイドを兼
ねるように形威している。
ねるように形威している。
前記したように空気の吸入は吸気口11のみとしたこと
によって、プレート6からの輻射熱と吐出口9からの温
風とにより、例えば机の下等で使用する場合、机の下全
体をすばやく温めることができる。
によって、プレート6からの輻射熱と吐出口9からの温
風とにより、例えば机の下等で使用する場合、机の下全
体をすばやく温めることができる。
また前記したように空気はすべて吸気口11から吸入さ
れて、風洞をとおる間に中板10の輻射熱によって予熱
効果を受ける。
れて、風洞をとおる間に中板10の輻射熱によって予熱
効果を受ける。
以上説明したように本考案においては、足温器にモータ
ーファンを配設し、吸気口から空気を吸入し、その空気
を発熱体によって暖めて温風となし、その温風の一部に
よってプレートを暖め、プレート上にのせた足先部の暖
房を行ない、吐出口から吐出された温体は、人体下肢部
あるいは膝部にあたってその暖房の機能を果すことがで
きる。
ーファンを配設し、吸気口から空気を吸入し、その空気
を発熱体によって暖めて温風となし、その温風の一部に
よってプレートを暖め、プレート上にのせた足先部の暖
房を行ない、吐出口から吐出された温体は、人体下肢部
あるいは膝部にあたってその暖房の機能を果すことがで
きる。
すなわちプレートからの輻射熱と、吐出口からの温風と
による暖房方式であるため、人体の足先部から膝部に及
ぶ暖房が可能である。
による暖房方式であるため、人体の足先部から膝部に及
ぶ暖房が可能である。
しかも、本考案においては足温器本体の底部を二重壁構
造としその二重壁からなる間隙を足温器全長にわたる吸
気用通路としたので、ベースの温度上昇が防止され、足
温器を置いた床面等への熱影響を確実に防止することも
できるとともに、従来床面に逃げていた熱を利用して吸
気を暖めることができ、経済的な運転を行うことができ
る等の効果を奏する。
造としその二重壁からなる間隙を足温器全長にわたる吸
気用通路としたので、ベースの温度上昇が防止され、足
温器を置いた床面等への熱影響を確実に防止することも
できるとともに、従来床面に逃げていた熱を利用して吸
気を暖めることができ、経済的な運転を行うことができ
る等の効果を奏する。
第1図は本考案の足温器の断面図、第2図は本考案の足
温器を机の下に置いて使用している例を示す図、第3図
は本考案の他の実施例を示す足温器の断面図である。 1a・・・・・・送風室、2・・・・・・吸気口、3・
・・・・・ファン、4・・・・・・モータ、5・・・・
・・ガイド、6・・・・・・プレート、7・・・・・・
ベース、8・・・・・・発熱体、9・・・・・・吐出口
、10・・・・・・吸気口、12・・・・・・脚。
温器を机の下に置いて使用している例を示す図、第3図
は本考案の他の実施例を示す足温器の断面図である。 1a・・・・・・送風室、2・・・・・・吸気口、3・
・・・・・ファン、4・・・・・・モータ、5・・・・
・・ガイド、6・・・・・・プレート、7・・・・・・
ベース、8・・・・・・発熱体、9・・・・・・吐出口
、10・・・・・・吸気口、12・・・・・・脚。
Claims (1)
- 扁平函状容器からなる足温器本体の一端縁部に、その一
端縁に沿って延びかつ上記容器内に連通ずる送風室を突
出形威し、その送風室内に送風ファンを配設するととも
に、上記送風室と対向する他端縁部には所定の仰角で上
方に向う吐出口を設け、足温器本体内には発熱体を内蔵
せしめ、さらに上記足温器本体の底部を中板によって二
重壁構造とし、その二重壁からなる間隙を前記足温器本
体の一端縁部に配置された送風ファン吸気部およびこれ
に相対する他端縁部にそれぞれ開口させ、足温器本体の
底部全長にわたって設けられる吸気用通路としたことを
特徴とする足温器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241779U JPS596365Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 足温器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241779U JPS596365Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 足温器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143451U JPS55143451U (ja) | 1980-10-14 |
JPS596365Y2 true JPS596365Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=28914885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4241779U Expired JPS596365Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 足温器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596365Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-31 JP JP4241779U patent/JPS596365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143451U (ja) | 1980-10-14 |
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