JPS5949451B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPS5949451B2 JPS5949451B2 JP51084323A JP8432376A JPS5949451B2 JP S5949451 B2 JPS5949451 B2 JP S5949451B2 JP 51084323 A JP51084323 A JP 51084323A JP 8432376 A JP8432376 A JP 8432376A JP S5949451 B2 JPS5949451 B2 JP S5949451B2
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- Japan
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- pressure
- speed
- oil
- valve
- hydraulic
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動変速機の変速制御装置に関するものである
。
。
本発明の目的は自動変速機のシフトアップ作動に際し、
低速用摩擦要素の解放と高速用摩擦要素の保合との切換
作動をスムースに行いシフトアップを円滑に行おうとす
るものである。
低速用摩擦要素の解放と高速用摩擦要素の保合との切換
作動をスムースに行いシフトアップを円滑に行おうとす
るものである。
更に詳しく述べれば、入力トルクの大きい場合は高速用
摩擦要素の内部圧力が所定の値以下の時には低速用摩擦
要素の圧油の排出をオリフィスを介して徐々に行〜・、
該内部圧力が所定の値以上になったら該オリフィスを介
さず低速用摩擦要素の圧油を速やかに排出することによ
り、低速用摩擦要素と高速用摩擦要素の締結解放の時間
的関係を締結状態が適切にオーバーラツプを生ずる関係
とすれば、両摩擦要素に滑りを生じてトルク変動の少な
い滑らかな変速が行なわれる。
摩擦要素の内部圧力が所定の値以下の時には低速用摩擦
要素の圧油の排出をオリフィスを介して徐々に行〜・、
該内部圧力が所定の値以上になったら該オリフィスを介
さず低速用摩擦要素の圧油を速やかに排出することによ
り、低速用摩擦要素と高速用摩擦要素の締結解放の時間
的関係を締結状態が適切にオーバーラツプを生ずる関係
とすれば、両摩擦要素に滑りを生じてトルク変動の少な
い滑らかな変速が行なわれる。
また入力トルクの少ないスロットル全閉状態においては
、低速用摩擦要素の圧油をオリフィスを介さずに速やか
に排出してやれば、低速用摩擦要素の解放が高速用摩擦
要素の締結に比して早く行なわれ、ショックのない滑ら
かな変速が行なわれる。
、低速用摩擦要素の圧油をオリフィスを介さずに速やか
に排出してやれば、低速用摩擦要素の解放が高速用摩擦
要素の締結に比して早く行なわれ、ショックのない滑ら
かな変速が行なわれる。
本願発明は、入力軸、出力軸、該両軸間に設けられた遊
星歯車機構及び摩擦クラッチ又は摩擦ブレーキを含む複
数個の摩擦要素等から成り、該摩擦要素を油圧により適
宜に締結もしくは解放せしめることによって前進複数段
後進1段の歯車比が得られる自動変速機に於いて、油圧
源と、該油圧源で発生する油圧を制御する圧力調整弁と
、該圧力調整弁の作動により制御されたライン圧を導き
入れて低速用および高速用摩擦要素を作動せしめる低速
用および高速用油圧室と、車速の関数として表わされる
ガバナ圧を発生せしめるガバナ弁と、駆動エンジン負荷
の関数として表わされるスロットル圧を発生せしめるス
ロットル弁と、前記ガバナ圧に応じて切換制御せしめら
れガバナ圧が所定の値以上のとき前記高速用油圧室へラ
イン圧を供給すると共に前記低速用油圧室を排出用油路
へ連通せしめるシフト弁と、前記低速用油圧室の排出用
油路と常時連通する第1の排出路と、前記低速用油圧室
の排出用油路との連通を制御せしめられる前記第1の排
出路よりも流路面積の犬なる第2の排出路を有する切換
弁を備え、前記切換弁は前記高速用油圧室と連通される
第1の油室および前記スロットル弁の全閉状態で油圧を
供給される第2の油室を有し、前記両袖室に油圧が供給
されないとき前記第2の排出路と前記排出用油路との連
通を遮断せしめ、前記両袖室の少くともいずれか一方に
油圧が供給せしめられるとき前記第2の排出路と前記排
出用油路な連通せしめる構造を有する。
星歯車機構及び摩擦クラッチ又は摩擦ブレーキを含む複
数個の摩擦要素等から成り、該摩擦要素を油圧により適
宜に締結もしくは解放せしめることによって前進複数段
後進1段の歯車比が得られる自動変速機に於いて、油圧
源と、該油圧源で発生する油圧を制御する圧力調整弁と
、該圧力調整弁の作動により制御されたライン圧を導き
入れて低速用および高速用摩擦要素を作動せしめる低速
用および高速用油圧室と、車速の関数として表わされる
ガバナ圧を発生せしめるガバナ弁と、駆動エンジン負荷
の関数として表わされるスロットル圧を発生せしめるス
ロットル弁と、前記ガバナ圧に応じて切換制御せしめら
れガバナ圧が所定の値以上のとき前記高速用油圧室へラ
イン圧を供給すると共に前記低速用油圧室を排出用油路
へ連通せしめるシフト弁と、前記低速用油圧室の排出用
油路と常時連通する第1の排出路と、前記低速用油圧室
の排出用油路との連通を制御せしめられる前記第1の排
出路よりも流路面積の犬なる第2の排出路を有する切換
弁を備え、前記切換弁は前記高速用油圧室と連通される
第1の油室および前記スロットル弁の全閉状態で油圧を
供給される第2の油室を有し、前記両袖室に油圧が供給
されないとき前記第2の排出路と前記排出用油路との連
通を遮断せしめ、前記両袖室の少くともいずれか一方に
油圧が供給せしめられるとき前記第2の排出路と前記排
出用油路な連通せしめる構造を有する。
更に、変速時に前記シフト弁が切換えられた後、前記ス
ロットル弁の全閉状態でないときには前記低速用油圧室
は前記第1の排出路のみに連通され、前記高速用油圧室
の油圧が前記切換弁に供給された後前記低速用油圧室が
前記第2の排出路に連通せしめられ、前記スロットル弁
の全閉状態では前記第2の油室に供給される油圧によっ
て前記切換弁は前記低速用油圧室と前記第2の排出路と
を連通せしめる構造を有する。
ロットル弁の全閉状態でないときには前記低速用油圧室
は前記第1の排出路のみに連通され、前記高速用油圧室
の油圧が前記切換弁に供給された後前記低速用油圧室が
前記第2の排出路に連通せしめられ、前記スロットル弁
の全閉状態では前記第2の油室に供給される油圧によっ
て前記切換弁は前記低速用油圧室と前記第2の排出路と
を連通せしめる構造を有する。
又、前記第1の排出路はオリフィスを備えた構造を有す
る。
る。
次に本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図において、本発明の自動変速機は原動機の出力軸
1、トルクコンバータ20、入力軸2、中間軸3および
4、遊星歯車機構30および40、出力軸5、クラッチ
10および11、ブレーキ12および13、一方向クラ
ッチ14等から構成されている。
1、トルクコンバータ20、入力軸2、中間軸3および
4、遊星歯車機構30および40、出力軸5、クラッチ
10および11、ブレーキ12および13、一方向クラ
ッチ14等から構成されている。
トルクコンバータ20はポンプインペラ21、タービン
ランナ22、一方向クラッチ24およびこれに支持され
るステータ23より成り、ポンプインペラ21とタービ
ンランナ22との速度差が太きいときにステータ23が
流体の流れを整流してタービンランナ22に入力トルク
より増大した大きなトルクを出力する。
ランナ22、一方向クラッチ24およびこれに支持され
るステータ23より成り、ポンプインペラ21とタービ
ンランナ22との速度差が太きいときにステータ23が
流体の流れを整流してタービンランナ22に入力トルク
より増大した大きなトルクを出力する。
遊星歯車機構30.40は各々サンギヤ31.41、プ
ラネタリピニオン32.42、リングギヤ33.43゜
キャリヤ34.44を有している。
ラネタリピニオン32.42、リングギヤ33.43゜
キャリヤ34.44を有している。
原動機の出力軸1はトルクコンバータ20のポンプイン
ペラ21に連結し、トルクコンバータ20のタービンラ
ンナ22は入力軸2に連結する。
ペラ21に連結し、トルクコンバータ20のタービンラ
ンナ22は入力軸2に連結する。
入力軸2は中間軸3との間にクラッチ10を設けるとと
もに中間軸4との間にクラッチ11を設けている。
もに中間軸4との間にクラッチ11を設けている。
中間軸3は遊星歯車機構40のリングギヤ43に連結し
、中間軸4は遊星歯車機構30.40のサンギヤ31.
41に連結してブレーキ12を備える。
、中間軸4は遊星歯車機構30.40のサンギヤ31.
41に連結してブレーキ12を備える。
出力軸5は遊星歯車機構30のリングギヤ33に連結す
るとともに遊星歯車機構40のキャリヤ44に連結して
いる。
るとともに遊星歯車機構40のキャリヤ44に連結して
いる。
遊星歯車機構30のキャリヤ34は一方向クラッチ14
とブレーキ13を備えている。
とブレーキ13を備えている。
このような構成より成る本発明の自動変速機の各変速段
におけるクラッチ10.11、ブレーキ12.13、一
方向クラッチ14の作動をまとめると第1表のようにな
る。
におけるクラッチ10.11、ブレーキ12.13、一
方向クラッチ14の作動をまとめると第1表のようにな
る。
第1表において、○印は圧油作動機構により作動中であ
ることを表わす。
ることを表わす。
Δ印はエンジンブレーキ必要時圧油作動機構により作動
中であることを表わす。
中であることを表わす。
※印はエンジンドライブ時のみ一方向クラッチがロック
されることを表わす。
されることを表わす。
第2図は本発明の油圧制御装置の一実施例を示す油圧回
路である。
路である。
この油圧制御装置は油溜め100、油ポンプ101、圧
力調整弁200、選速弁210、■−2シフト弁220
.2−3シフト弁230、スロットル弁240、カット
バック弁250、ガバナ弁260、切換弁270.28
0、リリーフ弁290、チェック弁300の各種弁とそ
の他クラッチ10.11およびブレーキ12.13を作
動させる油圧ピストンの油圧室たる油圧シリンダ310
.320.330.340とその他これらの各種弁や油
圧シリンダ相互間に配される各種油圧回路で構成される
。
力調整弁200、選速弁210、■−2シフト弁220
.2−3シフト弁230、スロットル弁240、カット
バック弁250、ガバナ弁260、切換弁270.28
0、リリーフ弁290、チェック弁300の各種弁とそ
の他クラッチ10.11およびブレーキ12.13を作
動させる油圧ピストンの油圧室たる油圧シリンダ310
.320.330.340とその他これらの各種弁や油
圧シリンダ相互間に配される各種油圧回路で構成される
。
以下この油圧制御装置の作動について説明する。
油圧制御装置の作動油圧、トルクコンバータ20の作動
油および各部潤滑油の供給源は油ポンプ101であって
、エンジンにより直接油ポンプ101が駆動されること
により油溜め100より油を吸い込み油路102へ吐出
している。
油および各部潤滑油の供給源は油ポンプ101であって
、エンジンにより直接油ポンプ101が駆動されること
により油溜め100より油を吸い込み油路102へ吐出
している。
油路102の油圧は全ての作動油圧の源でありライン圧
と呼ぶ。
と呼ぶ。
ライン圧は圧力調整弁200により後述するように所定
の圧力に調整される。
の圧力に調整される。
リリーフ弁290はライン圧が異常に高くなったときの
逃がし弁である。
逃がし弁である。
圧力調整弁200を通って油路103よりトルクコンバ
ータ20および各潤滑箇所へ油が供給される。
ータ20および各潤滑箇所へ油が供給される。
選速弁210は運転席レバーを操作することにより移動
するスプール211より成り、レバー選択位置により油
路102のライン圧を第2表のように油路104.10
5.106.107へ導く役目をする。
するスプール211より成り、レバー選択位置により油
路102のライン圧を第2表のように油路104.10
5.106.107へ導く役目をする。
第2表における○印は各選択位置においてライン圧が該
○印の油路に導かれていることを表わし、−印はその選
択位置においてライン圧がその欄の油路に導かれないこ
とを表わす。
○印の油路に導かれていることを表わし、−印はその選
択位置においてライン圧がその欄の油路に導かれないこ
とを表わす。
各位置での変速機の動作はR位置は後退、N位置は中立
、D位置は前進3速自動変速、2位置は前進第1速、第
、2速間の自動変速、L位置は前進第1速固定位置であ
る。
、D位置は前進3速自動変速、2位置は前進第1速、第
、2速間の自動変速、L位置は前進第1速固定位置であ
る。
D位置においては、ライン圧は油路104より油圧シリ
ンダ310に送られクラッチ10が常に締結される。
ンダ310に送られクラッチ10が常に締結される。
又油路104はライン圧を1−2シフト弁220および
ガバナ弁260に導く。
ガバナ弁260に導く。
1−2シフト弁220はスプール221.222および
スプリング223から成り、第1速では不プール221
は下方に位置し油路104 ライン圧をいずれへも導か
ない。
スプリング223から成り、第1速では不プール221
は下方に位置し油路104 ライン圧をいずれへも導か
ない。
第2速、第3速では油路111からのガバナ圧の作用に
よりスプール221が上方に移動した状態になり油路1
04のライン圧を油路112に導く。
よりスプール221が上方に移動した状態になり油路1
04のライン圧を油路112に導く。
油路112は2−3シフト弁230に連絡し、2−3シ
フト弁230のスプール231が図示下方に位置してい
るときは油路112のライン圧を油路113へ導き、ブ
レーキ12の油圧シリンダ330にライン圧を送りブレ
ーキ12を作動させる。
フト弁230のスプール231が図示下方に位置してい
るときは油路112のライン圧を油路113へ導き、ブ
レーキ12の油圧シリンダ330にライン圧を送りブレ
ーキ12を作動させる。
ブレーキ12が締結されると第1表に示したように動力
伝達機構は第2速の状態になる。
伝達機構は第2速の状態になる。
2−3シフト弁230はスプール231.232および
スプリング233から成り、第1′速、第2速ではスプ
ール231は図示下方に位置し、第3速では油路111
からのガバナ圧の作用によりスプール231が図示上方
へ移動した状態になり油路112のライン圧を油路11
4に導き、クラッチ11の油圧シリンダ320にライン
圧を送りクラッチ11を作動させるとともに、油路11
3を油路115に導き油圧シリンダ330内のライン圧
を油路113.115、切換弁280を介して排出しブ
レーキ12を解放する。
スプリング233から成り、第1′速、第2速ではスプ
ール231は図示下方に位置し、第3速では油路111
からのガバナ圧の作用によりスプール231が図示上方
へ移動した状態になり油路112のライン圧を油路11
4に導き、クラッチ11の油圧シリンダ320にライン
圧を送りクラッチ11を作動させるとともに、油路11
3を油路115に導き油圧シリンダ330内のライン圧
を油路113.115、切換弁280を介して排出しブ
レーキ12を解放する。
クラッチ11が締結されブレーキ12が解放されると、
第1表に示したように動力伝達機構は第3速の状態にな
る。
第1表に示したように動力伝達機構は第3速の状態にな
る。
2位置においては、油路104と油路105にライン圧
が供給される。
が供給される。
油路105に導かれたライン圧は2−3シフト弁230
の油室234に導かれスプール231.232を図示下
方に保持する。
の油室234に導かれスプール231.232を図示下
方に保持する。
油路104のライン圧はクラッチ10の油圧シリンダ3
10に導かれるとともに1−2シフト弁220に導かれ
る。
10に導かれるとともに1−2シフト弁220に導かれ
る。
1−2シフト弁220が第1速の状態でない時は油路1
04のライン圧は油路112.113を介して油圧シリ
ンダ330に導かれ、ブレーキ12が締結される。
04のライン圧は油路112.113を介して油圧シリ
ンダ330に導かれ、ブレーキ12が締結される。
クラッチ10、ブレーキ12が締結されると第1表に示
したように動力伝達機構は第2速の状態になる。
したように動力伝達機構は第2速の状態になる。
1−2シフト弁220が第1速の状態になると、スプー
ル221が図示下方に位置し油路112が排油口225
に連絡され、油圧シリンダ330内の圧油が油路113
.112を介して排油口225より排出されブレーキ1
2が解放され、動力伝達機構は第1速状態になる。
ル221が図示下方に位置し油路112が排油口225
に連絡され、油圧シリンダ330内の圧油が油路113
.112を介して排油口225より排出されブレーキ1
2が解放され、動力伝達機構は第1速状態になる。
L位置においては、油路104.105.106にライ
ン圧が導かれる。
ン圧が導かれる。
油路104に導かれたライン圧はD位置各変速段におけ
ると同様にクラッチ10を作動させる。
ると同様にクラッチ10を作動させる。
油路105に導かれたライン圧は2−3シフト弁230
のスプール231.232を図示下方に保持する。
のスプール231.232を図示下方に保持する。
油路106に導かれたライン圧は1−2シフト弁220
の油室224に作用しスプール221.222を図示下
方に保持するとともに、油路116を通してブレーキ1
3の油圧シリンダ340に送られブレーキ13を作動さ
せる。
の油室224に作用しスプール221.222を図示下
方に保持するとともに、油路116を通してブレーキ1
3の油圧シリンダ340に送られブレーキ13を作動さ
せる。
ブレーキ13が作動すると遊星歯車機構30のキャリヤ
34をいずれの回転方向に対しても固定するのでいわゆ
るエンジンブレーキが効くようになる。
34をいずれの回転方向に対しても固定するのでいわゆ
るエンジンブレーキが効くようになる。
このようにしてクラッチ10、ブレーキ13が締結され
ると、第1表に示したように動力伝達機構は第1速の状
態になる。
ると、第1表に示したように動力伝達機構は第1速の状
態になる。
R位置においては、油路106.107にライン圧が導
かれる。
かれる。
油路107に導かれたライン圧は圧力調整弁200の油
室206に導かれライン圧を増大させるように作用する
とともに、2−3シフト弁230を介して油m114に
導かれクラッチ11を作動させる。
室206に導かれライン圧を増大させるように作用する
とともに、2−3シフト弁230を介して油m114に
導かれクラッチ11を作動させる。
又油路107のライン圧は1−2シフト弁220を介し
て油路116に導かれブレーキ13を作動させる。
て油路116に導かれブレーキ13を作動させる。
このようにしてクラッチ11、ブレーキ13が締結され
ると第1表に示したように動力伝達機構は後進の状態に
なる。
ると第1表に示したように動力伝達機構は後進の状態に
なる。
ガバナ弁260はガバナバルブ261、ガバナウェイト
262、ガバナシャフト263、スプリング264およ
び油室265から成り、第1図の出力軸5に取り付けら
れている。
262、ガバナシャフト263、スプリング264およ
び油室265から成り、第1図の出力軸5に取り付けら
れている。
ガバナ弁260はガバナバルブ261、ガバナウェイト
262、ガバナシャフト263およびスプリング264
に作用する遠心力と、スプリング264の力と、油室2
65に作用する油圧とのつり合いによって出力軸回転数
の関数となるような油圧即ち出力軸回転数の増加に応じ
て上昇するような油圧(ガバナ圧)を油路111に発生
している。
262、ガバナシャフト263およびスプリング264
に作用する遠心力と、スプリング264の力と、油室2
65に作用する油圧とのつり合いによって出力軸回転数
の関数となるような油圧即ち出力軸回転数の増加に応じ
て上昇するような油圧(ガバナ圧)を油路111に発生
している。
スロットル弁240はスプール241、ダウンシフトプ
ラグ242、スプリング243.244、油室245.
246から成り、アクセルペダルの動きに連動するダウ
ンシフトプラグ242の移動によるスプリング244の
力と油室245.246に作用する油圧の力との平衡に
より、油路108にスロットル開度に比例したスロット
ル圧を発生している。
ラグ242、スプリング243.244、油室245.
246から成り、アクセルペダルの動きに連動するダウ
ンシフトプラグ242の移動によるスプリング244の
力と油室245.246に作用する油圧の力との平衡に
より、油路108にスロットル開度に比例したスロット
ル圧を発生している。
油路108のスロットル圧は1−2シフト弁220およ
び2−3シフト弁230に連絡され、エンジン負荷の状
態に応じて変速の時期を制御している。
び2−3シフト弁230に連絡され、エンジン負荷の状
態に応じて変速の時期を制御している。
又キックダウン必要時にはアクセルペダルを強く踏み込
めば、ダウンシフトプラグ242が上方へ移動して油路
102が油路109に連絡し、油路102のライン圧が
油路109を通して1−2シフト弁220.2−3.シ
フト弁230に導かれスプール221.231の下端に
作用するガバナ圧とのかねあいで第3速から第2速へ、
又は第2速から第1速へとシフトダウンを行う。
めば、ダウンシフトプラグ242が上方へ移動して油路
102が油路109に連絡し、油路102のライン圧が
油路109を通して1−2シフト弁220.2−3.シ
フト弁230に導かれスプール221.231の下端に
作用するガバナ圧とのかねあいで第3速から第2速へ、
又は第2速から第1速へとシフトダウンを行う。
カットバック弁250はスプール251、油室252.
253から成り、油室252に作用する圧油と油室25
3に作用する圧油とのつり合いによって油路110にカ
ットバック圧を発生している。
253から成り、油室252に作用する圧油と油室25
3に作用する圧油とのつり合いによって油路110にカ
ットバック圧を発生している。
油路110のカットバック圧はスロットル弁240に作
用してスロットル圧を低下させオイルポンプによる不必
要な動力損失を防止している。
用してスロットル圧を低下させオイルポンプによる不必
要な動力損失を防止している。
圧力調整弁200はスプール201.202、スプリン
グ203、油室204.205.206、油室204の
入口に設けられたオリフィス207より成り、油室20
4.205.206に作用する圧油とスプリング203
の力とのつり合いで油路102にライン圧を発生してい
る。
グ203、油室204.205.206、油室204の
入口に設けられたオリフィス207より成り、油室20
4.205.206に作用する圧油とスプリング203
の力とのつり合いで油路102にライン圧を発生してい
る。
切換弁270はスプール271、スプリング272、・
油室273から成り、油室273に作用するスロットル
圧の大きさとに関連して油路102と油路117との連
絡を制御している。
油室273から成り、油室273に作用するスロットル
圧の大きさとに関連して油路102と油路117との連
絡を制御している。
スロットル開度零の時には、油室273にはスロットル
圧は作用せずスプール271はスプリング272により
図示上方に位置し油路102と油路117とを連絡する
。
圧は作用せずスプール271はスプリング272により
図示上方に位置し油路102と油路117とを連絡する
。
油室273にスロットル圧が発生すると、スプール27
1はスプリング272に抗して図示下方に移動し油路1
02と油路117との連絡を断ち油路117を排出口2
74に連絡する。
1はスプリング272に抗して図示下方に移動し油路1
02と油路117との連絡を断ち油路117を排出口2
74に連絡する。
切換弁280はスプール281、プラグ282、スプリ
ング283、油室284.285から成り、油室284
.285に作用する圧油とスプリング283の力とのつ
り合いで油路115をオリフィス288を有する排出路
286に連絡するか、油路115をオリフィスを有しな
い排出路287に連絡するかを切換えている。
ング283、油室284.285から成り、油室284
.285に作用する圧油とスプリング283の力とのつ
り合いで油路115をオリフィス288を有する排出路
286に連絡するか、油路115をオリフィスを有しな
い排出路287に連絡するかを切換えている。
次に本発明の主旨である2−3シフトアップ時の油圧コ
ントロールについて説明する。
ントロールについて説明する。
前進第2速走行時には、ライン圧は油路112に導かれ
2−3シフト弁230を介して油路113を通って油圧
シリンダ330に供給されブレーキ12が締結される。
2−3シフト弁230を介して油路113を通って油圧
シリンダ330に供給されブレーキ12が締結される。
この状態から車速が増加して2−3シフト弁230のス
プール231が図示上方に移動すると、油路112が油
路114に連絡され、油路113が油路115に連絡さ
れる。
プール231が図示上方に移動すると、油路112が油
路114に連絡され、油路113が油路115に連絡さ
れる。
油路112内のライン圧は油路114、チェック弁30
0のオリフィス301、油路118を通って徐々にクラ
ッチ11の油圧シリンダ320に導かれる。
0のオリフィス301、油路118を通って徐々にクラ
ッチ11の油圧シリンダ320に導かれる。
またブレーキ12の油圧シリンダ330内の圧油は油路
113.115、切換弁280を通して排出される。
113.115、切換弁280を通して排出される。
油路118は切換弁280の油室285に連絡しており
、油圧シリンダ320内の内部圧力が所定の値以下の時
には、切換弁280のスプール281はスプリング28
3により図示左方に位置し、油路115をオリフィス2
88を有する排出路286に連絡し油圧シリンダ330
内の圧油を油路113.115、オリフィス288を介
して徐々に排出する。
、油圧シリンダ320内の内部圧力が所定の値以下の時
には、切換弁280のスプール281はスプリング28
3により図示左方に位置し、油路115をオリフィス2
88を有する排出路286に連絡し油圧シリンダ330
内の圧油を油路113.115、オリフィス288を介
して徐々に排出する。
油圧シリンダ320内の内部圧力が所定の値以上になる
と、切換弁280のスプール281がスプリング283
に抗して図示右方に移動し、油路115をオリフィスの
ない排出路287に連絡し油圧シリンダ330内の圧油
を油路113.115、排出路287を介して速やかに
排出する。
と、切換弁280のスプール281がスプリング283
に抗して図示右方に移動し、油路115をオリフィスの
ない排出路287に連絡し油圧シリンダ330内の圧油
を油路113.115、排出路287を介して速やかに
排出する。
このように入力トルクの大きい時には、クラッチ11の
締結とブレーキ12の解放との間に適切なオーバーラツ
プを設けることにより、クラッチ11とブレーキ12に
滑りを生じトルク変動の少ない滑らかな変速が行なわれ
る。
締結とブレーキ12の解放との間に適切なオーバーラツ
プを設けることにより、クラッチ11とブレーキ12に
滑りを生じトルク変動の少ない滑らかな変速が行なわれ
る。
また入力トルクの少ないスロットル全閉状態においては
、油路102の圧油が切換弁270、油路117を介し
て切換弁280の油室284に導かれ、スプール281
、プラグ282をスプリング283に抗して図示右方に
移動させ油路115をオリフィスのない排出路287に
連絡する。
、油路102の圧油が切換弁270、油路117を介し
て切換弁280の油室284に導かれ、スプール281
、プラグ282をスプリング283に抗して図示右方に
移動させ油路115をオリフィスのない排出路287に
連絡する。
油圧シリンダ330内の圧油は2−3シフト弁230の
スプール231が図示上方へ移動すると直ちに油路11
3.115、排出路287を通って速やかに排出される
ので、ブレーキ12の解放がクラッチ11の締結に比し
て早く行なわれる。
スプール231が図示上方へ移動すると直ちに油路11
3.115、排出路287を通って速やかに排出される
ので、ブレーキ12の解放がクラッチ11の締結に比し
て早く行なわれる。
このように入力トルクの少ないスロットル全閉状態にお
〜・ては、ブレーキ12の解放がクラッチ11の締結に
比して早く行なわれるので、ショックもなく滑らかな変
速が行な゛われる。
〜・ては、ブレーキ12の解放がクラッチ11の締結に
比して早く行なわれるので、ショックもなく滑らかな変
速が行な゛われる。
第3図は本発明の油圧制御装置の他の実施例を示す油圧
回路であり、スロットル全閉状態の検出を切換弁270
の代りにスロットル弁240により行なうものである。
回路であり、スロットル全閉状態の検出を切換弁270
の代りにスロットル弁240により行なうものである。
これによればスロットル全閉状態において、スロットル
弁240のダウンシフトプラグ242は図示位置にあり
油路102と油路119とを連絡して〜・る。
弁240のダウンシフトプラグ242は図示位置にあり
油路102と油路119とを連絡して〜・る。
油路102の圧油は油路119を通って切換弁280の
油室284に導かれる。
油室284に導かれる。
またスロットル弁240が開いた状態においては、油路
102と油路119との連絡が断たれ、切換弁280の
油室284内の圧油はオリフィス120を通って排出さ
れる。
102と油路119との連絡が断たれ、切換弁280の
油室284内の圧油はオリフィス120を通って排出さ
れる。
このようにしてスロットル全閉状態の信号が切換弁28
0に供給される。
0に供給される。
なお、この作動については第2図の場合と同様であるの
で省略する。
で省略する。
以上説明したように、本発明は自動変速機の変速制御装
置に関するものであり、特に2−3シフトアップ時のク
ラッチおよびブレーキの締結・解放タイミングの制御方
式に関するものである。
置に関するものであり、特に2−3シフトアップ時のク
ラッチおよびブレーキの締結・解放タイミングの制御方
式に関するものである。
本発明によれば、入力トルクの大きいときにはクラッチ
およびブレーキの締結解放にオーバーラツプを持たせる
ことにより、また入力トルクの少ないスロットル全閉状
態においてはブレーキの解放をクラッチの締結に比して
早く行なうことにより、変速時のショックを防止し滑ら
かな変速を行なうことができる。
およびブレーキの締結解放にオーバーラツプを持たせる
ことにより、また入力トルクの少ないスロットル全閉状
態においてはブレーキの解放をクラッチの締結に比して
早く行なうことにより、変速時のショックを防止し滑ら
かな変速を行なうことができる。
第1図は本発明が適用される自動変速機の動力伝達機構
を示す骨子図、第2図は本発明の油圧制御装置の一実施
例を示す油圧回路図、第3図は本発明の油圧制御装置の
他の実施例を示す油圧回路図である。 符号の説明、1・・・原動機の出力軸、2・・・入力機
、3゜4・・・中間軸、5・・・出力軸、10・・・ク
ラッチ、11・・・クラッチ(高速用摩擦要素)、12
・・・ブレーキ(低速用摩擦要素)、13・・・ブレー
キ、14・・・一方向クラッチ、20・・・トルクコン
バータ、30.40・・・遊星歯車機構、100・・・
油溜め、101・・・油ポンプ(油圧源)、113・・
・油路(低速用油圧室)、118・・・油路(高速用油
圧室)、200・・・圧力調整弁、210・・・選速弁
、220・・・1−2シフト弁、230・・・2−3シ
フト弁、240・・・スロットル弁、250・・・カッ
トバック弁、260・・・ガバナ弁、270・・・切換
弁、280・・・切換弁、290・・・IJ IJ−フ
弁、300・・・チェック弁、310.320.330
.340・・・油圧シリンダ、286・・・排出路(第
1の排出路)、287・・・排出路(第2の排出路)、
288.120・・・オリフィス。
を示す骨子図、第2図は本発明の油圧制御装置の一実施
例を示す油圧回路図、第3図は本発明の油圧制御装置の
他の実施例を示す油圧回路図である。 符号の説明、1・・・原動機の出力軸、2・・・入力機
、3゜4・・・中間軸、5・・・出力軸、10・・・ク
ラッチ、11・・・クラッチ(高速用摩擦要素)、12
・・・ブレーキ(低速用摩擦要素)、13・・・ブレー
キ、14・・・一方向クラッチ、20・・・トルクコン
バータ、30.40・・・遊星歯車機構、100・・・
油溜め、101・・・油ポンプ(油圧源)、113・・
・油路(低速用油圧室)、118・・・油路(高速用油
圧室)、200・・・圧力調整弁、210・・・選速弁
、220・・・1−2シフト弁、230・・・2−3シ
フト弁、240・・・スロットル弁、250・・・カッ
トバック弁、260・・・ガバナ弁、270・・・切換
弁、280・・・切換弁、290・・・IJ IJ−フ
弁、300・・・チェック弁、310.320.330
.340・・・油圧シリンダ、286・・・排出路(第
1の排出路)、287・・・排出路(第2の排出路)、
288.120・・・オリフィス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 人力軸、出力軸、該両軸間に設けられた遊星歯車機
構及び摩擦クラッチ又は摩擦ブレーキを含む複数個の摩
擦要素等から成り、該摩擦要素を油圧により適宜に締結
もしくは解放せしめることによって前進複数段後進1段
の歯車比が得られる自動変速機に於いて、油圧源と、該
油圧源で発生する油圧を制御する圧力調整弁と、該圧力
調整弁の作動により制御されたライン圧を導き入れて低
速用および高速用摩擦要素を作動せしめる低速用および
高速用油圧室と、車速の関数として表わされるガバナ圧
を発生せしめるガバナ弁と、駆動エンジン負荷の関数と
して表わされる。 スロットル圧を発生せしめるスロットル弁と、前記ガバ
ナ圧に応じて切換制御せしめられガバサ圧が所定の値以
上のとき前記高速用油圧室へライン圧を供給すると共に
前記低速用油圧室を排出用油路へ連通せしめるシフト弁
と、前記低速用油圧室の排出用油路と常時連通する第1
の排出路と、前記低速用油圧室の排出用油路との連通を
制御せしめられる前記第1の排出路よりも流通面積の犬
なる第2の排出路を有する切換弁を備え、前記切換弁は
前記高速用油圧室と連通される第1の油室および前記ス
ロットル弁の全開状態で油圧を供給される第2の油室を
有し、前記両袖室に油圧が供給されないとき前記第2の
排出路と前記排出用油路との連通を遮断せしめ、前記両
袖室の少くともいずれか一方に油圧が供給せしめられる
とき前記第2の排出路と前記排出用油路を連通せしめた
ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。 2 変速時に前記シフト弁が切換えられた後、前記スロ
ットル弁の全閉状態でないときには前記低速用油圧室は
前記第1の排出路のみに連通され、前記高速用油圧室の
油圧が前記切換弁に供給された後前記低速用油圧室が前
記第2の排出路に連通せしめられ、前記スロットル弁の
全閉状態では前記第2の油室に供給される油圧によって
前記切換弁は前期低速用油圧室と前記第2の排出路とを
連通せしめたことを特徴とする特許請求の路囲第1項記
載の自動変速機の変速制御装置。 3 前記第1の排出路はオリフィスを備えセいることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の自
動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51084323A JPS5949451B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51084323A JPS5949451B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS539969A JPS539969A (en) | 1978-01-28 |
JPS5949451B2 true JPS5949451B2 (ja) | 1984-12-03 |
Family
ID=13827294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51084323A Expired JPS5949451B2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949451B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631416A (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-08 | Hitachi Zosen Corp | 連続鋳造設備 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720290U (ja) * | 1980-07-07 | 1982-02-02 | ||
JPS58156756A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-17 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
US4748809A (en) * | 1984-07-31 | 1988-06-07 | Aisin-Warner Limited | Hydraulic servo mechanism of automatic transmission for vehicle |
-
1976
- 1976-07-14 JP JP51084323A patent/JPS5949451B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631416A (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-08 | Hitachi Zosen Corp | 連続鋳造設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS539969A (en) | 1978-01-28 |
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JPS6211226B2 (ja) | ||
JPS6319750B2 (ja) | ||
JPH0160711B2 (ja) |