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JPS5948499A - 反応装置 - Google Patents

反応装置

Info

Publication number
JPS5948499A
JPS5948499A JP15884682A JP15884682A JPS5948499A JP S5948499 A JPS5948499 A JP S5948499A JP 15884682 A JP15884682 A JP 15884682A JP 15884682 A JP15884682 A JP 15884682A JP S5948499 A JPS5948499 A JP S5948499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
tube
filter
glass
reaction solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15884682A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Naruto
成戸 昌信
Hitoshi Ozawa
均 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP15884682A priority Critical patent/JPS5948499A/ja
Publication of JPS5948499A publication Critical patent/JPS5948499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0046Sequential or parallel reactions, e.g. for the synthesis of polypeptides or polynucleotides; Apparatus and devices for combinatorial chemistry or for making molecular arrays

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な反応装置a、に関する。更に詳しくは、
本発明は縮合反応装置、特にり/酸もしくはそのエステ
ルとアルコールとの縮合反応、特にリン酸ジエステルと
アルコールからリン酸トリエステルを得る反応に有効な
縮合反応装b′σに関する。
リン酸もしくはそのエステルとアルコールとの縮合反応
、特にリン酸ジエステルとアルコールからリン酸トリエ
ステルを得る縮合反応は、1)NA(デオキシリポ核酸
)すりゴマ−即ちオリゴデオキシリボヌクレオチド’t
?Iるための手段である核酸合成において、最も重要な
累反応の一つであり、近年特に、遺伝子組み換えの手段
と関連して重要視されている技術である。
従来、オリゴデオキシリボヌクレオチドもしくはオリゴ
リボヌクレオチドを得るだめの手段である核酸合成は、
その基本的要素である縮合反応、即ちヌクレオシドの5
′位と他のヌクレオシドの8′位をリン酸エステルの形
で結合させる反応の種類によってジエステル法、トリエ
ステル法およびホスファイト法(亜リン酸トリエステル
法)などが知られている。その中で反応収率、中間体の
安定性、反応速度、中間体の精製の容易さ等を総合的に
考慮すると、トリエステル法が、比較的にすぐれた方法
である吉考えられ、最近主としてこの方法が使われてい
る。
トリエステル法は% S、 A Narangらによっ
て確立されだ技術(S、 A、 Narangら、Me
thods  in Enz’/mology65巻、
610〜620ページ(1980年、 ACademj
 cPress))で、その縮合反応は、ヌクレオシド
8′−リン酸ニスアルとヌクレオノド5′−アルコール
を縮合させて’)7酸トリニステンとする反応であって
次式(1)で吸わされる。
4 上記式中、11’、B”は必要によジアミノ基の保護さ
れた核酸塩基成分を表わし、RIは水酸基の保護基を表
わし、II!2はリン酸基の保護基を表わし、R3は水
素原子もしくは保護された水酸基を表わし、RIは水酸
基の保護基を表わすかもしくは−P (=O) (0R
2)COR’>なるリン酸ジエステル残基を表わし、こ
の場合R5はリン酸の保護基を表わす。Rsが水素原子
を表わす場合は、デオキシリボヌクレオシド系であり、
7?3が保護された水酸基を表わす場合は、リボヌクレ
オシド系である。通常、II’ 、5R”はそれぞれ独
立にそれだけを脱離させることの出来る保護基が選ばれ
る。ここでR1および11’は以下に述べる拡張した定
義をも同時に含むものとする。
上記式(1)において得られる生成物である二量体(ダ
イマー)において、R5の保護基を脱すことによって新
だに二量体の3′−リン酸ジエステル成分が得られる。
一方、R’の保護基を脱すことによって新たに二量体の
5′−アルコール成分が得られる。これらの成分を式(
1)の左辺の化合物として用いれば、同様の反応で一般
に鎖長が2個以上のヌクレオチドオリゴマーが得られる
ことになる。即ちここで式(1)においてRIおよびR
4は場合により、5’−8’lJン酸工ステル結合でつ
ながれたヌクレオシド、ヌクレオチドもしくはオリゴヌ
クレオチド成分で、すべての官能基が保護されているも
のと定義すると、式(1)は広義にヌクレオチドオリゴ
マーの合成法となる縮合反応を表わ1〜ている。
上記式(1)−r表わされる縮合反応において縮合剤と
しては、一般にはスルホニルクロライドとアゾールの反
応で得られるスルボニルアゾライドが用いられている。
この中で反応速度オよび反応収率の点で、メシチレンス
ルホニルテトラゾライド(MSTe)、メシチレンスル
ホニル−8−ニトロトリアシライド(AfSNT)、2
,4.6−トリイソプロビルベンゼンスルホニルテトラ
ゾライド(i’PsTa)あるいは2,4.0−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホニル−8−ニトロトリアシラ
イド(TPSNT)等が最近束として好んで使われてい
る。
トリエステル法核酸合成については、縮合剤を利用する
ものの他に活性化されたリン酸トリアシライドを使う次
式(2)に示すような変法も報告されている。(板倉啓
壱らNucleic Ac1cls Re5earch
 8巻54(51〜5471被−ジ 1980年) 4 しかし、この場合式(2)左辺左側の化合物即ちリン酸
トリアシライドはかなシネ安定な化合物で溶液状態では
長期の保存に耐えない。
一方、核酸合成における最近の進歩としては、固相合成
法が特筆される。トリエステル法を用いた同相合成では
一般ニ前記ヌクレオシドの5′−アルコール化合物がレ
ジン即ちポリマー支持体に担持された形で反応が進行し
、この場合のポリマーは、架橋などによって不溶性とな
っているために、縮合生成物であるトリエステルはポリ
マーに担持された形となるので、沖過等の手段によって
簡単に原料ジエステル、縮合剤、溶媒等の反応液と分離
することが出来る。
トリエステル法を用いた一般的な固相法は前記式(1)
において、R4がポリマー支持体を表わすことで説明さ
れる。ヌクレオシドとポリマー支持体の結合は通常エス
テル結合のような形を介して行われる。こうして得られ
た式(1)右辺の化合物の保護基l?盲 を脱し、新た
なヌクレオシド−3′−リン酸ジエステルと縮合させる
ことを繰シ返すによってポリマー支持体上でヌクレオチ
ドのオリゴマーが得られる訳である。同相法による核酸
合成について更に詳しくは次に示す文献およびその中で
引用された文献に記載されている〔板倉啓壱ら、Nuc
leic Ac1ds Re5earch、  10巻
1775〜1769−’?−ジ、1982年〕。
トリエステル法による固相法の図式を示す吉次の式(3
)においてのはレジン即ちポリマー支持体を示す。Ar
は、リン酸の保護基を示す。Bは核酸塩基(保僅基伺)
を示す。
↓αcid n トリエステル法核酸合成を同相法で行なう場合には一つ
重要な点がある。それは縮合反応における反応液量の問
題である。一般にトリエステル法の縮合反応は前記の縮
合剤を用いて80分〜2時間程度で完結するが、反応速
度は反応液量に依存する。即ち反応試剤のモル濃度が高
い方が、反応速度は大きく、一般にトリエステル法でC
」、8′−リン酸ジエステルの濃度が0.1〜0.2M
程度以上が望ましいとされている。ところで、核酸合成
の手法を使って、DNAのオリゴマー(オリゴデオキシ
リボヌクレオチド)を得る場合、遺伝子千′ψ作の技6
1、fに用いられる喰は、一般に数マイクプグラl、も
あれば充分である。また、一般にトリエステル法で用い
ろ原料、試薬類は高価である。従って、前述の縮合反応
は、かなり小さい反応スケールで行うのが経済的である
。そのだめには、前記のように、できるだけ少フ工い反
応液量で縮合反応を行なう必要がある。
−カ、一般に縮合反応は湿気に敏感てめって徴用の水の
混入があっても反応はう甘く進?7L、ない。従って縮
合反応は不活性ガス雰囲気中で行うのが17!−ましい
本発明者らは、前述の問題点に鑑み、同相法による縮合
反応に最適な反応装置について鋭意検討した結果、本発
明を達成した。
すなわち本発明は、先端にフィルター1を装着した未反
応液除去のための管2、および反応液供給手段8を有し
てなる反応装置である。
本発明の反応装置は、管の先端にフィルターを装着した
管を有することを特徴とするものである。
本発明の先端にフィルターを装着した未反応液除去のだ
めの管とは、ポリマー支持体に担持された縮合生成物を
分離する際に未反応試薬、縮合剤捷たは溶媒等を含む未
反工1;液を濾過して除去するためのもの、あるいは洗
Mに用いた溶媒等を除去するだめのものであシ、たとえ
ば第1図に示すようなガラス管2の先端にガラスフィル
ター1を融着[7だもの(以下ボールフィルターと称す
る)等が好才しく用いられる。このボールフィルターは
、通常液体内に気体を細かい泡状に吹き込むだめのもの
として、一般に市販されているものを利用するこ吉がで
きる。
グラスフィルター1の部分は特に球状に限定されるもの
ではない。本発明の目的のためには、小さなサイズのも
のが望ましい。一般に入手出来る市販品の中で小さいも
のは、ガラス管の外径6朋、長さ約200 順、グラス
フィルターの直径が10mm4呈IWOものであるが、
それでも充分目的を達するこ吉がてきるし、またより小
さい希望のサイズのものをガラス細工によりつくらせる
こともできる。
1だ一方、本発明の未反応液除去のだめの管としては、
前記のガラス製のものに限定されず、例えばテフロン管
等、耐溶媒性の管の先端に濾過のだめのフィルターを装
着しフC−ものでもよい。
例えば、最も簡便には、第5図に示した様に1フロン管
2の先端に、グラスウールもしくはテフロン戸布1’J
を詰め込んだものでもよい。特に、テフロン管の先に簡
単な濾過フィルターをつけたものは望ましい。但し、前
述したように、反応液量を出来るだけ小さくする要望が
あるこ、!ニア5・ら先端につけるフィルターは出来る
だけ小さいものが望まれる。
本発明の反応液供給手段としては、反応試薬、縮合剤、
溶媒等を含む未反応液が装置に供給できるものであれH
′、いかなる形態のものでも良い。例えば、第2図の装
置ではアダプターをはずすことにより、第8図の装置で
はコ゛ム栓をゆるめることにより、簡単に反応液を供給
することの;できる。また、第4図の8の様に管を使用
して反応液を供給しても良い。
固相法による核C812合成反応は、窒素またはアルゴ
ン等の不活性カス中で行7(うのが好1しく、従って、
不活性ガス供給手段4を具備した装置は特に好捷しく用
いられる。
以十図面により本発明装置の態様を具体的に説明する。
第2図に示しだ装置は、ボールフィルター吉それを差し
込んだゴム栓5、共通スリ師わせのついた短かい試験管
、卦よび不活性ガス供給手段としての側管4にコツクロ
のついたアダプターから構成される。
実際に試験管内の反応混合物を濾過する場合は、ボール
フィルターを試験管の底部に接触する位置にしておき、
側管から窒素もしくはアルゴンの圧力(通常数分の1気
圧)をかけるこLによって行われる。即ちこれによシ、
未反応試薬、縮合剤、溶媒等の沖液はボールフィルター
のガラス管内を」−昇してゆくので、例えば長い針のつ
いた注射器で抜き取ればよい。そうすることによりポリ
マー支持体に相持された縮台生我物を簡単に分離するこ
とができる。溶媒、あるいは反応液の供給は、試験管か
らアダプタ一部をはなして持ち上げてから注射器もしく
はビにソトにより簡単に行われる。同相法核酸合成にお
いては後に述べるように、液体の供給と濾過が頻繁に行
われるが、−に述の装置を用いれば1〜2 m、e程度
の液体の供給は1−0程度度、濾過は20秒程度で簡単
且つ迅速に行われる。しかもこれらの操作中、常に測管
部からアルゴンもしくは窒素ガスを流すことができるの
で、それらの操作はすべて不活性ガス気流中で行うこと
ができる。
この装置を用いて縮合反応を行う場合には反応液は試験
管の底部に集中してたまるので、反応液の!住が少なく
ても、充分にサポート樹脂は湿潤し従って反応試剤のモ
ル痛IWを高くすることが出来る。−また、この反応装
置ては常に不活性ガス気流中て殆んどすべての操作を行
うことが出来るので、反応を阻害する做1(土の湿気の
混入を僻けることができる。
11体的な反応装置の別の例を第3図に示す。これは一
般にシュL/ンクチューブLぎわれる反応容器あるいは
保存容器に前述のボール−フィルターk 、Ellみ合
わぜだものである。
この144Hの液体の+ibaはシリコンゴム栓5をゆ
るめて少し持イ)■−けるこノーに上って行われる。
まだ、本発明装置1tの別の例として第4図に示す装置
が挙りられる。トfI、4(′/、汁(おいて、」二部
キャップから〕↓て部寸では約:+、 Ocm程度、反
応容器そのものはガラス製試験管から製作でき、径は約
1 (1〜]、5mrRである。但し、この大きさは!
h=に限’tjlされない。管2.8.4はそれぞれ望
ましくはテフロン8I+μデユープであシ、外径は1〜
3朋程度、望ましくは1.6 mm’A41i度内外の
もの全内外る。肯8は反応液供給手段であり、管4は不
活性ガス供給手段である。PW除去管2の先端には第5
図に示したように、フィルター機能を有するテフロンフ
ィルターもしくはグラスウールlがd吉められている。
第5図は第4図の反応装置のフィルタ一部分の拡大図で
ある。この場合管2.8.4を除いて反応容器は密閉系
になっている。
ここで管2を閉じ、管4を大気圧にしておいて、管3か
ら必要な溶液もしくは溶媒を反応容器内に導入すること
が出来る。一方、管8を閉じ、管2を開し〔おいて管本
から適当な圧力(気圧)をかけると反応容器内の液体は
管2に装着されたフィルター1で濾過され、管2を通っ
て反応容器から排出される。この場合の圧力は数分の1
気圧ないし2気圧程度が適当である。
従って第4図に示した反応容器を適当な切り替えノζル
ブを介して適当な送液系とつなぐことによって、前述し
た固相法による核酸合成を簡便に行うことが出来る。送
液および濾過をEE力をかけて行う場合には、反応の性
質上窒素もしくはアルゴンのような不活性ガスを用いる
ことが望ましいO 第2図、第8図あるいは第4図の本発明装置を固相法核
酸合成に用いる場合は、ヌクレオシド担持ポリマーザポ
ートき反応液あるいは溶媒との混合物を反応あるいは洗
浄の目的で一定時間攪拌することになるが、攪拌のため
に微小な、磁気攪拌コア(テフロン等でおおわれたもの
)を入れて、マグネテイツクスターラーで攪拌してもよ
いし、またこの反応装置全体を振(ilt、器にセシト
することによって攪拌してもよい。但l〜、実質上は全
く攪拌を行わなくてもあまり大きな差はない。
同相法によるDNAオリゴマーの合成法としては前述の
トリエステル法の他に亜リン酸トリエステル法いわゆる
ホスファイト法がある。ホスファイト法の同相法の(シ
11としてはに、に、0g1lvieら5cience
  214巻、270〜2q4−s:−ジ(1981年
)、あるいはA1.Il、CarrtttersらTe
trahedron Letters、22巻、185
9〜1862ページ(1g81年)の文献にその例が見
られる。
本発明の装置はもちろんホスファイト法による固相法に
も応用できるものである。ポスファイト法のヌクレオシ
ド中間体は一般に非常に活性であって、反応液量を少な
くする必要はあ捷りないみしかしながら、活性な試薬で
あるために例えば湿気の混入等による分解が心配される
。本発明の装置を用いれば、反応容器中でのすべての操
作は不活性ガス気流中て行うことが出来るので、上記ホ
スファイト法にも有利に応用できる。
次に本発明装置を用い、トリエステル法による同相法で
DNAオリゴマーを合成する具体的方法の一例を示す。
先ず所定量のヌクレオシド担持ポリマーサポート(5〜
6μmol’Jf本発明の反応装置に入れる。ポリマー
サポートとしては、架橋ポリスチレン、架橋ポリアクリ
ルアミド、架橋ポリアクリルモルホリドあるいはシリカ
ゲル等が好ましく、またその大きさは5μm−1000
μmのものが好ましい1、続いて以下の操作を行う。
ヌクレオシド−レジン(1当、1!!:)をクロロホル
ムで5回洗う。次に10係トリクロロ酢酸−クロロホル
ム溶液でジメトキシトリチル基(DMT基)をはずす。
1dを30秒毎に加えては注射器で管2から抜き取る操
作を5回くシ返す。この酸性p液を5ONメスフラスコ
に集め、クロロホルムでさらに5回洗い、この洗液も集
める。ピリジンで5回洗った後、真空ポンプで約10分
間乾燥する。ダイマーノシエステル(5当量、モノマー
の場合はIO当量)の入った容器にメシチレンスルホニ
ル−8−ニトロトリアゾリド(以下MSNTと略す、2
5当量)を加え、真空ポンプで乾燥した後に、ピリジン
0.8mlに溶かし、脱DMT化したヌクレオシド−レ
ジンと縮合させる。反応時間はターイマーで1.5時間
、モノマーで1時間とする。反応後、ピリジンで5回洗
った後、4−ジメチルアミノピリジン約20ダ、10%
無水酢酸−ピリジン溶液を1WLl加え、副生成物のア
セチル化を15分間行なう。最後にピリジンで5回洗う
以上の操作をくり返し、ダイマー、モノマーを順次、ヌ
クレオシド−レジンと縮合させることにより、目的のオ
リゴマーのついたレジンが得られる。
以下実施例によって本発明の装置を用いた反応を例示す
るが、もちろん本発明はこれKよって限定されるもので
はない。
なお、実施例で使用したクロロホルムは、試薬特級品の
液体クロマトグラフ用である。トリクロロ酢酸、過塩素
酸(60%)、エタノール、4−ジメチルアミノピリジ
ンは試薬!t¥級品を使11ルだ。−また、ピリジンは
、試薬特級品を水素化カルシウムで蒸留したもの、無水
酢酸は試薬特級品を五酸化リンで蒸留したものを使用し
た。メシチレンスルホニル−8−ニトロトリアゾリドは
既知の方法で合成したものを使用した。CC,B、Re
eseら、TetrahedronLetters  
5059 ”−ジ(1979年))原料として用いる保
護基のついたヌクレオシドモノマーおよびダイマ〜は既
知の方法で合成したものを使用した(S、A、Nara
ng ら、Methods  in Enz!molo
ct’/s65巻、61.0ページ(1980年))。
実施例において、ヌクレオシドモノマーのジエステル4
棟、すなわち前記式(1)の左辺左側の化合物に対応す
るもの   1は、D M T T I)”OHlT>
MTTl’OH,DMTcP’OJ(,13M T G
P OHと略す。BはT、A、CもしくはGのいずれか
である。
T:チミジン A:N−ベンゾイル化アデニン C:N−ベンゾモル化シトンノ G:N−イソブチリル化グアニン 本発明ては、A、T、C,Gは通常の核酸塩基の略号で
ある以外に上記のように保護基のついた核酸塩基をも示
す。
ヌクレオシドダイマーのジエステルの」場合は、次のよ
う(略す。
上記略号において、 B 5′8′ は、B即ちT、A、CもしくはGがデオキシリボースに
結合したもの即ち、デオキシリボヌクレオシドを表示す
る。
左側の水酸基は5′位、右側の水酸基は8′位を示す。
まだ通常チオキシリボヌクレオチドの表示には小文字の
dを前につけることも多いが実施例では省略する。
本発明の装置を用いて以下の実施例で合成されるデオキ
シリボヌクレオチドオリゴマーは従って次のように表示
さイ1ろが T)MTT1’1’GGT−レジン これは次式に示す化合物を意味している。
上記式中Xはインターヌクレオチドリン酸の保護基を示
し、ここではO−クロロフェニル基を表ワす。
オリゴマーの81末端となるヌクレオシドとレジン即ち
ポリマー支持体との結合は、アミドもしくはエステル結
合もしくはアミドとエステル結合の両者を介[7て行わ
れる。
8′末端となるヌクレオシドがレジンに結合したヌクレ
オシドレジンの合成は既知の方法によった。即ち、ポリ
スチレン支持体を用いる場喬はに、Miyoshi ら
、 Nv、c l eic−Acids Re5ear
ch、8巻、 55o7−s−ジ(1,980年)ある
いはその中に引用された文献に従って合成した。トリエ
ステル法では生々してこのポリスチレン支持体の、ヌク
レオシドレジンを用いた。
ンリカゲル支持体は生々してホスファイト法の同相法に
用いられるが、これは、M、Ii、Caruthero
ら’I’e tralletironLetters、
  719 A!−ジ(1980年)の文献に従って合
成したものをトリエステル法においても用いるこさがで
きる。
実施例中の各段階の収率は、脱離しだDMT基を定限す
ることにより求めらイ1.る。即ちDM1’基を除去し
た吉きのトリクロル酎酸の酸性P液とその後のクロロホ
ルム洗液を合しクロロホルムでメスアップして5Qmと
し、その1mlを試験管に取り、K−パーミックスを使
用して、アスピレータ−で濃縮する。窒素を通して乾燥
した後に60チ過塩素酸−エタノール(3:2)で25
dメスフラスコに洗い入れ’;35meにする。この溶
液の吸光度を吸光度計で波長498朋にて測定し、縮合
反応の前後の吸光間の比がその縮合反応の収率を表わし
た。
実施例1 DM T I’Ti’GGT−レジンの合成5′リージ
メトキシトリチルーヂミジン(1%架橋ポリスチレン)
5μm、olを第2図の装置に入れ、りDロホルムで洗
った(1m/x5)。10%トリクロロ酊酸−クロロホ
ルム溶液を加えて脱DMT化を行なった(30秒毎に1
ml×5)。次にクロロホルムで洗い(1〜2mAx5
)、この洗液も脱DA(T基の定置に使用した。ピリジ
ンで洗浄後(1ml!x5)、真空ポンプで10分乾燥
し、I)MT”;OH50pmol 、 A45NT1
.25 pmol、ピリジy□、3wLlを加え、アル
ゴン気流下で1時間攪拌した。反応後ピリジンで洗い(
1m/!x5)、4−ジメチルアミノピリジン約201
ng、10%無水酢酸−ピリジン溶液1rnlVを加え
、15分間攪拌し、再びピリジンで洗った(1mAx5
)。同様に17で、米               
      米DMTTGpoH25pmo1%rni
TTTpoH25pm、ol。
を川)1矢線1で;させた。
各段階の収率は次の通りである0 ε19  9’781係 最終収率  70チ 実施例2〜5 ヌクレオシドの種類を変ぐ−るリグ[(ま実加j例1と
IHI 4Mの方法によりオリゴ−マーに合成した。結
果を表1に示す。矢1]の部分て固相法の縮合を11つ
だことを表1フす。
表  1 実施例6 第4図の反応装置を用いて、第1ノコ゛デオキシ1ノボ
4亥酸(全保獲体)の合成を行った。反応装に乃:異ノ
gるリグ1Gますべてノー!、1ilij i;’す】
−の方θi、=操作にならった。
送lfyさvi過の方法(4実施例1の通りだが、具体
的には、送液は、1)、4気)1ミのアルゴンで濾過は
1〜1.5気圧のアルゴンで行った。用いたデフロンチ
ューブの外径は約1.6朋内(′資ま約(lJt朋Cあ
る。1%架橋ポリスチレンレジン担持フクレオシドを用
いて実際に、オリゴマーを合成した結果は次の、’)r
lりであつ/こ。
最終吸率  48% 実施例7 ヌクレオシドのイ1(類を変える以外は実施例C5を同
様の方法によりJリボマーを合成した。結果は次の通り
である。
最終収率  28噛
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における先端にフィルターを装着した管
の一例の断面図であシ、第2〜4図は各々本発明装置の
具体例の断面図である。第5図は第4図の装b′りのフ
ィルタ一部の拡大断面図である。 ■・・・フィルター、2・・・管、8・・反応液供給手
段、4・・不活性ガス供給手段、5・・・ゴム栓、6・
・コック、7 ・スクリューキャップ 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端にフィルターlを装着した未反応液除去のための管
    2、および反応液供給手段3を有してなる反応装置。
JP15884682A 1982-09-14 1982-09-14 反応装置 Pending JPS5948499A (ja)

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