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JPS5940139B2 - 臭素含有オリゴマ−エ−テル、その製造法ならびに該エ−テルを含有する難燃剤 - Google Patents

臭素含有オリゴマ−エ−テル、その製造法ならびに該エ−テルを含有する難燃剤

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Publication number
JPS5940139B2
JPS5940139B2 JP52130219A JP13021977A JPS5940139B2 JP S5940139 B2 JPS5940139 B2 JP S5940139B2 JP 52130219 A JP52130219 A JP 52130219A JP 13021977 A JP13021977 A JP 13021977A JP S5940139 B2 JPS5940139 B2 JP S5940139B2
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JP
Japan
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formula
formulas
tables
ether
mathematical
Prior art date
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Application number
JP52130219A
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ル−ドルフ・ブルクハルト
ノルベルト・フオルコンメル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynamit Nobel AG
Original Assignee
Dynamit Nobel AG
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Publication date
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Publication of JPS5356636A publication Critical patent/JPS5356636A/ja
Publication of JPS5940139B2 publication Critical patent/JPS5940139B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/225Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
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    • C08G65/4006(I) or (II) containing elements other than carbon, oxygen, hydrogen or halogen as leaving group (X)
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G2650/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G2650/28Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule characterised by the polymer type
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は臭素含有オリゴマ一のキシリレンービスフエノ
ールーエーテル、及び該オリゴマ−エーテルの製造なら
びに該エーテルを含有するプラスチツク用難燃剤に関す
る。
本発明によるエーテルは、式: 〔式中xはBr,.Cl又はHであり、nはO〜4であ
り、かつYは相互に独立にBr.Cl又はHであり、こ
の場合X+Y中には少なくとも2個のBrが含有されて
おり、Zは−C(CH3)2一又はv一SO2−を表わ
し、Aは式: のフエノキシ基であり、Bは式: CH2−し?2」−Rのベンジル基又はH原子Bは−C
H2−ヒ○」−CH2−Aであつてもよく、RはH,.
CH3、Cl又はBrを表わし、pは2〜10の平均値
を有する〕で示される。
特に、構造単位中では置換基X+Yは4〜8個の臭素が
含有されているべきである。構造単位は相互にエーテル
化された、キシロール及びビスフエノールの残基からな
る。キシロール残基は、該が置換されていないか、塩素
化、臭素化又は塩素臭素化されているo−、m一又はp
−キシロール類、特にm一及びp−キシロール類、例え
ばm一又はpキシロール、2−ブロム−p−キシロール
、2・5−ジクロル−又ぱ−ジブロム−p−キシロール
、テトラクロル−m一又は−p−キシロール、テトラブ
ロム−m一又は−p−キシロール、2・3・5−トリブ
ロム−6−クロル−p−キシロールならびに例えばキシ
ロール類を塩素化、臭素化又は塩素臭素化することによ
つて得ることができるような混合物から誘導される。ビ
スフエノール残基は、特に2・2−ビス−(4−ヒドロ
キシフエニル)−プロパン(ビスフエノールA−ジアン
)及び4・4′−ジヒドロキシジフエニルースルホン及
びその核ハロゲン化誘導体、殊に3・3ζ5・5′−テ
トラクロル−及びテトラブロム誘導体から誘導される。
本発明によるエーテルは、平均縮合度P2〜10、特に
3〜7を有するオリゴマ一混合物として存在する。
ここで、平均縮合度は例えばフローリ一(FlOry)
による分布曲線における頻出縮合度であり、この場合混
合物中に最低2から約30もしくはそれ以上までの縮合
度が出現しうる。Aが式0−ド辷)]−Rのフエノキシ
基であり、BがH原子又は−CH2−+b卜CH2−A
であるオリゴマ−エーテルが有利であり:BがH原子又
は式−CH2−t−b]−Rのベンジル基であり、Aが
−0−<O×ZKOXO−Bであり:A及びB中のRが
H..CH3、C1又はBrを表わすかかるオリゴマ−
エーテルも同様に有利である。
実際に、若干の単量体のハロゲン含有エーテルが難燃剤
として公知ではあるが、これらのものにおいては蒸発及
びマイグレーシヨンによつて物質損失及び作用損失が生
じる.部分的に可塑剤類似の挙動によつてプラスチツク
特性は不利な影響を受ける。
これらの欠点は本発明によるオリゴマ−エーテルの場合
には生じない。
適当なキシリレンージクロリドの反応によるキシリレン
残基の導入可能性が、オリゴマ−エーテルの簡単な製造
可能性に寄与する。
オリゴマ−エーテルは、簡単かつ良好な収率で製造する
ことができる。
単量体エーテルに比してオリゴマ−エーテルを製造する
際の付加的な費用は必要でない。
有利な製造法は例えば、キシリレンジハロゲニド、殊に
ジクロリドをビスフエノールのアルカリ一又はアルカリ
土類塩、殊にNa−又はK=塩と適当な溶剤中で反応さ
せることである。
ビスフエノール塩の代りに遊離のビスフエノールを使用
し、必要量の塩基性のアルカリー又はアルカリ土類化合
物、例えばNa又はKのアルコキシド、水酸化★物又は
炭酸塩を反応の開始時にもしくは反応の経過中に加える
こともできる。適当な温度は85〜150(特に90〜
120℃)の範囲内にある。
反応は特に常圧で行なわれるが、約10バールまでの圧
力も使用できる。
適当な溶剤は、ジオキサン、メチルグリコール、o−キ
シロール又はトルオールのような芳香族化合物、場合に
よつてはそれらの混合物及び約85〜150℃の沸点を
有する他の溶剤である。反応成分は1:1〜約1: 1
.35のモル比で使用することができる。
オリゴマ−エーテルの末端基は、キシリレン成分とビス
JャGノール成分とのモル比によつて調節できる。
例えばビスフエノールをモル過剰に使用する場合、生成
物は主として0H−末端基を含有する:それとは異なり
、キシリレンジクロリドー過剰の場合には、ClCH2
−末端基が優勢である。
反応性末端基が望ましくない場合には、該末端基を単官
能性・・ロゲンアルキル化合物ないしはモノフエノール
でエーテル化することによつて封鎖することができる。
オリゴマ−エーテルのハロゲン含量を減少させないため
に、末端基封鎖には特に十分に大きい・・ロゲン含量を
有する化合物が使用される。従つて、ノ、ロゲンメチル
末端基のエーテル化には、一般式HO−1b卜Rの核ハ
ロゲン化されたフエノール、例えばペンタクロルフエノ
ール、トリプロムー又はペンタプロムフエノール、場合
によつてはハロゲンクレゾールも適当であり、0H末端
基のエーテル化にはハロゲンアルキル化合物、特に一般
式の核ハロゲン化されたベンジル・・ロゲニド、例えば
ペンタクロルー又はペンタブロムベンジルクロリドが適
当である。
これらの式において、RはH)Cl,.Br又はQVを
表わす。生成したオリゴマ一のクロルメチル末端基は、
一般に前記した方法で封鎖することができる。
末端基封鎖のために使用される化合物のモル量は、縮合
度下によつて与えられる官能性末端基の含量に左右され
る。例えば、出発物質を4:5又は5:4モルの量で配
量すると、約4の平均縮合度下を有する混合物が得られ
、1.5〜2モルの単官能化合物を末端基封鎖のために
等量のアルカリと一緒に反応の終結時に加え、過剰量を
除去することができる。
末端基を封鎖する化合物の添加は、有利には同じ作業工
程で縮合の終りに行なわれる。該製造法では、臭素含有
エーテルはオリゴマ一混合物として生成する。
実際に、反応成分を段階的に反応させ、その都度引続き
当該中間化合物を単離することによつて定義されたオリ
ゴマ一を製造することもできるが、この方法は著しくコ
スト高であり、意図される難燃剤としての生成物の使用
には必要でもなければ有利でもない。本発明によるエー
テルは、固有の色を全く有しないか又はせいぜい僅かに
有するにすぎない固体の物質である。
該エーテルは水に不溶であり、その比較的高い分子量の
ために低級アルコール、アセトン及び脂肪族炭化水素に
も不溶であるか又は僅かに可溶であるにすぎない。芳香
族及び塩素化炭化水素溶剤、ジメチルホルムアミド、及
び特に環状エーテル、例えばジオキサン及びテトラヒド
ロフラン中での溶解度は良好である。該溶解度は、オリ
ゴエーテルの溶融範囲と同様に、異なる成分及び分子量
によつても調節される。エーテルの製造及び特性に関す
る詳細な記載は例1〜12及び第1表に存在する。本発
明による臭素含有オリゴ−エーテルは、多数のプラスチ
ツク、殊にエチレン、プロピレンブタジエン、スチロー
ル及びアクリルニトリルのホモ及び共重合体用の難燃剤
として適当である。
公知の低分子モノ一又はジエーテルと比較して、新規オ
リゴエーテルは多くの著しい利点を有する。すなわち、
例えば該エーテルの極めて低い蒸気圧のために、その揮
発性は高い温度でも僅かであるので、プラスチツクコン
パウンド中へ混入する間及びそれを成形部品に加工する
間実際に難燃剤及び難燃作用の損失ぱ生じない。高分子
オリゴエーテルの他の利点は、その少ないマイグレーシ
ヨン傾向である。該エーテルは、プラスチツク表面から
の難燃剤のマイグレーシヨン(“白亜化゛)を阻止し、
それとともに僅かな揮発性と結合して長期の貯蔵中の損
失も阻止する。更に、高い分子量によつて、重合体中で
のオリゴエーテルの溶解度ないしはモル濃度が減少し、
それによつて重合体特性が影響を受けることも減少する
。臭素含有オリゴエーテルの難燃作用は、常用の添加剤
、殊に三酸化アンチモンによつて改良することができる
若干のオリゴエーテルは、種々の重合体及び共重合体中
に混入され、その難燃作用はアンダーラィターズ研究所
(Underwriters′LabOratOrie
s)のUL94試験法及びASTMD286374)に
よる極限酸素指数(LimitingOxygenIn
dex)によつて測定された。
この結果は、例13に記載してある。プラスチツク中の
オリゴマ−エーテルの量は、4〜20、特に5〜16重
量%であつてもよく、場合によつてぱ三酸化アンチモン
のような相乗作用ある金属酸化物がO〜5重量%の量で
存在していてもよい。
例1 32%苛性ソーダ溶液125y及びジオキサン9507
r11からなる混合物中に、2・2−ビス−(3・5−
ジブロム−4−ヒドロキシフエニループロパン(“Te
trabrOmdian゛)272yを溶かし、撹拌下
にテトラクロル−p−キシレンージクロリド196yを
加えた。
該混合物を4時間還流下に90〜101℃の昇温で沸騰
させ、その後にジオキサン1257!11及び32%苛
性ソーダ溶液327中の2・4・6−トリプロムフエノ
ール637の溶液を加え、さらに1時間沸騰温度に保持
した。含水ジオキサン720m1を留去した後(このも
のは次のバツチに使用した)に、反応混合物を水41中
に攪拌混入し、沈殿物を吸引▲別した。該物質を水及び
メタノールで洗浄し、真空中で100〜120℃で乾燥
した。トリプロムフエノキシ末端基を有するオリゴマ−
テトラクロル−p−キシリレンーテトラプロムジアンー
エーテルが、458y(理論値の94.3%に相当)の
収量で帯褐白色の粉末として得られた。
詳細な記載は第1表参照。例2 テトラブロム−p−キシリレンジクロリド123f7及
び2・2−ビス−(3・5−ジクロル4−ヒドロキシフ
エニル)−プロパン73.2yをジオキサン350T1
jと一緒に撹拌下に加熱沸騰させ、1時間に40%苛性
ソーダ溶液397を滴加した。
その後に、3時間還流下に沸騰させ、40%苛性ソーダ
溶液12y及びジオキサン50m1からなる混合物中の
2・4・6−トリプロムフエノール257の溶液を加え
、さらに1時間沸騰させた。引続き、含水ジオキサン2
70m1を留去し、粘稠な蒸留残渣を水1.8f!中に
攪拌混入した。沈殿物を吸引沢別し、水及びメタノール
で洗浄し、120℃で真空乾燥した。トリブロムフェノ
キシ末端基を有するテトラブロム−p−キシリレンーテ
トラクロルジアンーエーテルの収率:185f7(理論
値の91.1%)、帯黄白色の粉末。例3テトラクロル
−p−キシリレンジクロリド637、2・2−ビス−(
3・5−ジプロム一4−ヒドロキシフエニル)−プロパ
ン136y及びジオキサン350m1を攪拌下に混和し
、沸点温度で1時間に40%苛性ソーダ溶液427及び
ジオキサン25m1からなる混合物を滴加した。
3時間還流下に沸騰させた後、該溶液にペンタプロムベ
ンジルクロリド527及び40%苛性ソーダ溶液10y
とジオキサン50m1とからなる混合物を加えた。
引続き、さらに1時間沸騰温度で攪拌し、その後にジオ
キサン/水300がを留去し、熱い残渣を水1.81?
中へ攪拌混入した。沈殿物を数時間後に吸引▲別し、水
及びメタノールで洗浄し、100〜120℃で真空乾燥
した。ペンタプロムベンジル末端基を有するテトラクロ
ル−p−キシリレンーテトラプロムジアンーエーテル2
287が白色の粉末として得られた(理論値の97.9
%)。例43・3・5・5−テトラブロム−4・4−ジ
ヒドロキシージフエニルスルホン90.6f7をジオキ
サン400m1及び40%苛性ソーダ溶液31yに溶か
し、テトラブロム−p−キシリレンジクロリド98.2
7を加え、該混合物を30分間攪拌した。
その後に、該混合物を徐々に加熱沸騰させ、4時間還流
下に煮沸した。ジオキサン407111及び40%苛性
ソーダ溶液10y中の2・4・6−トリプロムフエノー
ル20f7の溶液を添加した後、さらに1時間煮沸し、
含水ジオキサン300m1を留去し、粘稠な残滓を強力
な撹拌下に水1.5.e中に加えた。吸引f別した沈殿
物を水で洗浄し、90℃で予備乾燥し、メタノール35
0m1!で後洗浄し、100〜120℃で真空乾燥した
。トリプロムフエニル末端基を有するオリゴマ一のテト
ラブロムp−キシリレンーテトラプロムジフエニルスル
ホンーエーテルが1697(理論値の87%)の収率で
帯黄色の粉末として得られた。例5〜12 例1に従い、第1表にそれぞれの例につき記載した出発
物質を反応させ、相当する成分のオリゴマ−エーテルを
得、その分析値は第1表に記載する。
例1〜12の結果は第1表にまとめてある。
成分(第1欄〜第3欄):略号“C”(キシリレン基)
、゛D゛(ジフエノキシ基)及び“末端基゛は次のもの
を表わす:TBX−テトラプロムキシリレン TCX=テトラクロルキシリレン C−キシリレン(ハロゲン化されていない)D−2・2
−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)一プ。
パンC4ジアン99)TBD−2・2−ビス−(3・5
−ジブロム−4一ヒドロキシフエニル)−プロパンTC
D−2・2−ビス−(3・5−ジクロル−4ヒドロキシ
フエニル)−プロパンDPS=4・4!−ジヒドロキシ
ジフエニルスルホンTBS−3・3ζ5・5!−テトラ
ブロム−4・4′−ジヒドロキシジフエニルスルホンT
BP−2・4・6−トリプロムフエノキシPBB−ペン
タブロムペンシル。
収率(第4欄):百分率値は使用した出発物質の完全な
変換(−100%)に対するものである。
ハロゲン含量(第5欄〜第7欄):TBX一及びPBB
基における核臭素の僅かな部分は塩素によつて交換され
ている。従つて、全ハロゲン含量は計算値よりも低い。
溶融範囲(第8欄):すべての物質は完全に溶けるが、
オリゴマ一混合物として明確な融点を有しない。
重量損失(第9欄):熱安定性の規準として、熱重量法
で測定された重量損失がそれぞれ1及び5%である温度
が記載されている(加熱速度:8℃/Mi)。
例 13(使用例) 市販の顆粒ポリエチレンそれぞれ100y中に常法でロ
ール作業又は押出しによつて例1〜12によるオリゴマ
−エーテル12y及び三酸化アンチモン47を混入した
こうして得られるコンパウンドからプレス成形又は射出
成形によつて、酸素指数法(ASTMD2863−74
)及びUL94試験法(Underwriters′L
abOratOriesnc.)によつて難燃性を測定
するために試料片を製造した。測定結果は第2表及び第
3表にまとめられている。難燃剤として使用したオリゴ
マ−エーテルは、第1表に記載した例の番号によつて表
わされている。重合体として哄次の市販製品を使用した
:ポリエチレンリホスタレン(HOstalen)GF
775O(ヘキストAG)ポリプロピレンリホスタレン
(HOstalen)PPNlO6O(ヘキストAG)
ポリスチロール:Type432F(BASFAG)A
BS:ノボジユール(NOvOdur)(バイエルAG
)アクリルニトリル、ブタジエン及びスチロールからな
る三元共重合体EPDM:ノルデル(NOrdel)
402T(デユポン&CO.)エチレン、プロピレン及
びジエンからなるノルボルナジエンのような三元共重合
体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中XはBr、Cl又はHであり、nは0〜4であり
    、Yは相互に独立にBr、Cl又はHであり、この場合
    X+Y中に少なくとも2個のBrが含有されており、Z
    は−C(CH_3)_2−又は−SO_2−を表わし、
    Aは式:▲数式、化学式、表等があります▼のフェノキ
    シ基であり、Bは式: ▲数式、化学式、表等があります▼のベンジル基又はH
    原子であり、Aは▲数式、化学式、表等があります▼、
    Bは▲数式、化学式、表等があります▼であつてもよく
    、RはH、CH_3、Cl又はBrを表わし、pは2〜
    10の平均値を有する〕で示される臭素含有オリゴマー
    エーテル。 2 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中XはBr、Cl又はHであり、nは0〜4であり
    、Yは相互に独立にBr、Cl又はHであり、この場合
    X+Y中に少なくとも2個のBrが含有されており、Z
    は−C(CH_3)_2−又は−SO_2−を表わし、
    Aは式:▲数式、化学式、表等があります▼のフェノキ
    シ基であり、Bは式: ▲数式、化学式、表等があります▼のベンジル基又はH
    原子であり、Aは▲数式、化学式、表等があります▼、
    Bは▲数式、化学式、表等があります▼であつてもよく
    、RはH、CH_3、Cl又はBrを表わし、pは2〜
    10の平均値を有する〕で示される臭素含有オリゴマー
    エーテルの製造法において、キシリレンジクロリドをビ
    スフェノールとアルカリ性化合物の存在でもしくはアル
    カリ塩として85〜140℃で反応させ、末端基を封鎖
    するモノフェノール又はモノハロゲンアルキル化合物を
    添加することを特徴とする、臭素含有オリゴマーエーテ
    ルの製造法。 3 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中XはBr、Cl又はHであり、nは0〜4であり
    、Yは相互に独立にBr、Cl又はHであり、この場合
    X+Y中に少なくとも2個のBrが含有されており、Z
    は−C(CH_3)_2−又は−SO_2−を表わし、
    Aは式:▲数式、化学式、表等があります▼のフェノキ
    シ基であり、Bは式: ▲数式、化学式、表等があります▼のベンジル基又はH
    原子であり、Aは▲数式、化学式、表等があります▼、
    Bは▲数式、化学式、表等があります▼であつてもよく
    、RはH、CH_3、Cl又はBrを表わし、pは2〜
    10の平均値を有する〕で示される臭素含有オリゴマ−
    エーテルを含有する、プラスチック用難燃剤。
JP52130219A 1976-10-30 1977-10-28 臭素含有オリゴマ−エ−テル、その製造法ならびに該エ−テルを含有する難燃剤 Expired JPS5940139B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE000P26501177 1976-10-30
DE2650117A DE2650117C2 (de) 1976-10-30 1976-10-30 Bromhaltige oligomere Äther

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5356636A JPS5356636A (en) 1978-05-23
JPS5940139B2 true JPS5940139B2 (ja) 1984-09-28

Family

ID=5992207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52130219A Expired JPS5940139B2 (ja) 1976-10-30 1977-10-28 臭素含有オリゴマ−エ−テル、その製造法ならびに該エ−テルを含有する難燃剤

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