JPS5938367A - 機能性銅合金部材の製造方法 - Google Patents
機能性銅合金部材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5938367A JPS5938367A JP14952082A JP14952082A JPS5938367A JP S5938367 A JPS5938367 A JP S5938367A JP 14952082 A JP14952082 A JP 14952082A JP 14952082 A JP14952082 A JP 14952082A JP S5938367 A JPS5938367 A JP S5938367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper alloy
- functional
- item
- alloy
- member according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 52
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 17
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000003446 memory effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 13
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 10
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 9
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 5
- 229910000730 Beta brass Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052790 beryllium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 2
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910052732 germanium Inorganic materials 0.000 claims 2
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 claims 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 abstract description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 abstract 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 229910017518 Cu Zn Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910017752 Cu-Zn Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910017943 Cu—Zn Inorganic materials 0.000 description 3
- TVZPLCNGKSPOJA-UHFFFAOYSA-N copper zinc Chemical compound [Cu].[Zn] TVZPLCNGKSPOJA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001192 hot extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 2
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 2
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 2
- 229910017937 Ag-Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910017984 Ag—Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001020 Au alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 1
- 239000003353 gold alloy Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、機能を有する銅合金部材の製造方法に関する
もので、特に形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果な
どの機能を有する銅合金部相の製造方法に関するもので
ある。
もので、特に形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果な
どの機能を有する銅合金部相の製造方法に関するもので
ある。
(背景技術)
近年合金のマルテンサイト変態とその逆変態現象に起因
する形状記憶効果や超弾性効果、又はマルテンサイト双
晶の存在により現出される防振効果を有する銅合金とし
てCu −Zn合金、Cu −J合金、Cu −Zn
−A1合金、Cu−AR−N1合金などが知られている
。
する形状記憶効果や超弾性効果、又はマルテンサイト双
晶の存在により現出される防振効果を有する銅合金とし
てCu −Zn合金、Cu −J合金、Cu −Zn
−A1合金、Cu−AR−N1合金などが知られている
。
しかし、これらの合金は、多くの場合その加工性に乏し
い欠点を有していた。例えばCu−Ag−Ni合金では
冷間加工はほとんど不可能と言えるし、Cu −Zn
−A#金合金も調質を制御しても、冷間加工は減面率5
0%程度以上困難であった。
い欠点を有していた。例えばCu−Ag−Ni合金では
冷間加工はほとんど不可能と言えるし、Cu −Zn
−A#金合金も調質を制御しても、冷間加工は減面率5
0%程度以上困難であった。
一方、いかゆる熱間圧延や熱間押出では途中段階での加
工に用いることは可能であるが、寸法精度や表面特性の
問題で最終製品としての加工には採用し難かったし、又
複雑な形状への加工も困難であった。これは、これらの
合金が規則化合金と呼ばれる構造を有しており、脆い性
質ケ有しているためである。
工に用いることは可能であるが、寸法精度や表面特性の
問題で最終製品としての加工には採用し難かったし、又
複雑な形状への加工も困難であった。これは、これらの
合金が規則化合金と呼ばれる構造を有しており、脆い性
質ケ有しているためである。
(発明の開示)
本発明は、上述の問題点を解決するため種々検討の結果
酸されたもので、製造が容易で、かつ所望の形状に対し
て寸法精度や表面性状が優れた機能性銅合金部材を製造
する方法を提供せんとするものである。
酸されたもので、製造が容易で、かつ所望の形状に対し
て寸法精度や表面性状が優れた機能性銅合金部材を製造
する方法を提供せんとするものである。
本発明は、銅合金のマルテンサイト変態とその逆変態現
象もしくはマルテンサイト双晶の存在により現出される
形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果を有する銅合金
部材全製造する方法において、予め前記銅合金素相刺の
結晶粒を5μ711以下に調整した後、400°〜80
0°Cの温度範囲でひずみ速度0.001〜Q、5m*
、 の範囲で成形加工することを特徴とする機能性銅
合金部材の製造方法である。
象もしくはマルテンサイト双晶の存在により現出される
形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果を有する銅合金
部材全製造する方法において、予め前記銅合金素相刺の
結晶粒を5μ711以下に調整した後、400°〜80
0°Cの温度範囲でひずみ速度0.001〜Q、5m*
、 の範囲で成形加工することを特徴とする機能性銅
合金部材の製造方法である。
本発明において用いられる銅合金は、例えば第1図に示
す合金組成図において4点A、B、C。
す合金組成図において4点A、B、C。
Dでかこまれた組成の領域(斜線部)の銅合金、第2図
に示す合金組成図において4点E、 F、 G。
に示す合金組成図において4点E、 F、 G。
Hでかこまれた組成の領域(8−1線部)の銅合金、又
はこれらの合金を構成するCu、 Zn、 A、&およ
びN1のうちより選ばれた1種以上の元素の一部もしく
は全部を、Si、λIn、 Fe、 Ga、 Ge、
Be、 SnおよびInのうちより選ばれた1種以上の
元素で置換した銅合金等のβ黄銅型構造を有しうる銅合
金で、そのマルテンサイト変態点もしくはその逆変態点
が形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果の現出する温
度に応じた温度に制御した組成としたものが好−ましい
。しかしこれらに限られるものではない。
はこれらの合金を構成するCu、 Zn、 A、&およ
びN1のうちより選ばれた1種以上の元素の一部もしく
は全部を、Si、λIn、 Fe、 Ga、 Ge、
Be、 SnおよびInのうちより選ばれた1種以上の
元素で置換した銅合金等のβ黄銅型構造を有しうる銅合
金で、そのマルテンサイト変態点もしくはその逆変態点
が形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果の現出する温
度に応じた温度に制御した組成としたものが好−ましい
。しかしこれらに限られるものではない。
上述の銅合金において、各組成全上述の組成範囲((そ
れぞれ限定したのは、これらの組成範囲においてのみ熱
弾性型マルテンサイト変態が起こり、形状記憶効果など
の機能を発揮できるためである。
れぞれ限定したのは、これらの組成範囲においてのみ熱
弾性型マルテンサイト変態が起こり、形状記憶効果など
の機能を発揮できるためである。
°なお上述の銅合金において、通常含まれる不純物を含
有しても何等差支えない。
有しても何等差支えない。
又銅合金素相相の結晶粒を5μm以下に微細化するため
、上述の銅合金に対して、前述の目的に応じた機能特性
に悪影響を与えずに結晶粒の微細化を可能にし易い元素
として、Zr、 B、 !!!、 Tiおよび希土類元
素のうちより選ばれた1種以上の元素を合計で0.5%
捷で添加することが有効である。
、上述の銅合金に対して、前述の目的に応じた機能特性
に悪影響を与えずに結晶粒の微細化を可能にし易い元素
として、Zr、 B、 !!!、 Tiおよび希土類元
素のうちより選ばれた1種以上の元素を合計で0.5%
捷で添加することが有効である。
次に、本発明において銅合金素拐料の結晶粒を5μnt
以下と規定したのは、5μmを越えると同じ組成でも成
形加工性が良好ではなく、又加工品の表面状態も良好で
なくなる恐れを生じるためである。
以下と規定したのは、5μmを越えると同じ組成でも成
形加工性が良好ではなく、又加工品の表面状態も良好で
なくなる恐れを生じるためである。
銅合金素相料の結晶粒を5μm以下に微細化する手段と
しては、上述の元素を添加する方法の他に、予め粒度5
μm以下の銅合金微細粉末を準備し、それを焼結して銅
合金素材材とする方法などが良い。
しては、上述の元素を添加する方法の他に、予め粒度5
μm以下の銅合金微細粉末を準備し、それを焼結して銅
合金素材材とする方法などが良い。
次に、このように準備した銅合金素拐料ヲ400゜〜8
00°Cの温度範囲でひずみ速度0001〜05祠。
00°Cの温度範囲でひずみ速度0001〜05祠。
の範囲で成形加工するのは、このような、通常の冷間υ
ロエでは加工の困難な素材粉に対して、特に高価な金型
や大規模な設備を必要とせず、又表面特性や寸法精度に
優れた機能性部利を得6ためであって、温度においても
、ひずみ速度においても上述の範囲を逸脱すると、加工
性が悪くなるためである。
ロエでは加工の困難な素材粉に対して、特に高価な金型
や大規模な設備を必要とせず、又表面特性や寸法精度に
優れた機能性部利を得6ためであって、温度においても
、ひずみ速度においても上述の範囲を逸脱すると、加工
性が悪くなるためである。
上述のように高温で低ひずみ速度で合金を変形させるこ
とにより、低応力で大きい伸び値が得られる現象は超塑
性現象と呼ばれ、既に多くの合金棟において観察されて
いるもので、その現象の発現の原因は必ずしも完全に解
明されているものではないが、粒界すベリが関係してい
るとも言われている。
とにより、低応力で大きい伸び値が得られる現象は超塑
性現象と呼ばれ、既に多くの合金棟において観察されて
いるもので、その現象の発現の原因は必ずしも完全に解
明されているものではないが、粒界すベリが関係してい
るとも言われている。
本発明者は、前述の機能性鋼基合金においても、限られ
た条件下で超塑性現象を生じさせることができることを
見出し、この難加工性の銅基合金を使用した機能部材の
成形加工法としての適用に成功したものである。
た条件下で超塑性現象を生じさせることができることを
見出し、この難加工性の銅基合金を使用した機能部材の
成形加工法としての適用に成功したものである。
(実施例1)
通常の電気銅、電解亜鉛、Cu −Aff 5096母
合金、Cu−82%母合金を用いて、Cu −Zn 2
4.996−Ai、7%−BO,196合金鋳塊を作成
し、s o o ’cの温度で熱間押出し後、表面酸洗
を施して8 Tlm $の銅合金素相料を作成した。こ
の時素材料の結晶粒度は3μ?71であった。
合金、Cu−82%母合金を用いて、Cu −Zn 2
4.996−Ai、7%−BO,196合金鋳塊を作成
し、s o o ’cの温度で熱間押出し後、表面酸洗
を施して8 Tlm $の銅合金素相料を作成した。こ
の時素材料の結晶粒度は3μ?71であった。
これを非酸化性雰囲気の管状の赤外線加熱炉中に通しな
がら延伸して、線径4 mm 1で直接成形し、内径4
0mmのコイル状に巻取った後、所望長で次々切断して
多数の線コイルを得た。この場合の加工ひずみ速度はo
、o2m=、−’であった。
がら延伸して、線径4 mm 1で直接成形し、内径4
0mmのコイル状に巻取った後、所望長で次々切断して
多数の線コイルを得た。この場合の加工ひずみ速度はo
、o2m=、−’であった。
これを700℃の温度から水焼入れしたコイル部材は、
室温でコイルを伸ばし、温度80″Cの湯中に浸漬する
と、詫゛なコイルに収縮する形状記憶効果を有するもの
であった。
室温でコイルを伸ばし、温度80″Cの湯中に浸漬する
と、詫゛なコイルに収縮する形状記憶効果を有するもの
であった。
(実施例2)
実施例1と同様に作成したCu−A]14.1%−N1
3.596− Zr O,1%合金鋳塊を、850℃の
温度で熱間鍛造して結晶粒2μmの銅合金素材料を作成
した。
3.596− Zr O,1%合金鋳塊を、850℃の
温度で熱間鍛造して結晶粒2μmの銅合金素材料を作成
した。
これを720°Cの温度でひずみ速度0.05m1n、
−’で直径2 mmの線利に前方より軽く張力を加えた
状態で非酸化雰囲気中に押出し、次々に定尺で切断して
直線状部相を作放した。
−’で直径2 mmの線利に前方より軽く張力を加えた
状態で非酸化雰囲気中に押出し、次々に定尺で切断して
直線状部相を作放した。
これを800°Cの温度がら水焼入れした部材は、室温
にて曲げて除荷すると直ちに元の直線状に戻る超弾性挙
動を示した。
にて曲げて除荷すると直ちに元の直線状に戻る超弾性挙
動を示した。
実施例3゜
Cu−Ni 8%i−A/? 14%の組成C(溶製し
た合金がらアトマイズ法で平均直径4μ772の微細粉
を作製し、これを焼結法にて素材料ビレノトヲ・作成し
た。
た合金がらアトマイズ法で平均直径4μ772の微細粉
を作製し、これを焼結法にて素材料ビレノトヲ・作成し
た。
これを700°Cの温度において同温度に予熱した型に
ひずみ速度0.008m二1にて押出加工してタイプラ
イタ−のポールヘッドの形状をした部材に成形した。
ひずみ速度0.008m二1にて押出加工してタイプラ
イタ−のポールヘッドの形状をした部材に成形した。
これをタイプライタ−に組込んでタイプ打ちテス)k行
ない、発生する打音を測定した結果、従来のダイキャス
ト品の場合に比べて防音、防振機能を有しているため、
騒音レベルが70%に低Mした。
ない、発生する打音を測定した結果、従来のダイキャス
ト品の場合に比べて防音、防振機能を有しているため、
騒音レベルが70%に低Mした。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明は、形状記憶効果、超弾性効
果又は防振効果を有する銅合金部相を製造する方法にお
いて、予め前記銅合金素材制の結晶粒を5μm以下に調
整した後、400’〜800 ’Cの温度範囲でひずみ
速度0.001〜Q、5m*、’の範囲で成形加工する
ため、冷間加工が困難な機能性銅合金を超塑性現象によ
り容易に熱間加工して成形し得ると共に、表面特性や寸
法精度に優れた機能性部材を製造し得る効果があり、そ
の工業的価値は太きい。
果又は防振効果を有する銅合金部相を製造する方法にお
いて、予め前記銅合金素材制の結晶粒を5μm以下に調
整した後、400’〜800 ’Cの温度範囲でひずみ
速度0.001〜Q、5m*、’の範囲で成形加工する
ため、冷間加工が困難な機能性銅合金を超塑性現象によ
り容易に熱間加工して成形し得ると共に、表面特性や寸
法精度に優れた機能性部材を製造し得る効果があり、そ
の工業的価値は太きい。
第1図および第2.[¥Jはそれぞれ本発明の実施例に
用いられる銅合金の組成範囲を示す図である。
用いられる銅合金の組成範囲を示す図である。
Claims (7)
- (1) 銅合金のマルテンサイト変態とその逆変態現
象もしくはマルテンサイト双晶の存在により現出される
形状記憶効果、超弾性効果又は防振効果を有する銅合金
部材を製造する方法において、予め前記銅合金素材料の
結晶粒を5μnt以下に調整した後、400°〜800
°Cの温度範囲でひずみ速度0.001〜Q、5mm
の範囲で成形加工することを特徴とする機能性銅合
金部材の製造方法。 - (2)銅合金が、第1図に示す4点A、B、C。 Dにかこまれた組成の領域(斜線部)の合金である特許
請求の範囲第1項記載の機能性銅合金部材の製造方法。 - (3) 銅合金が、それを構成するCu、Znおよび
A4のうちより選ばれた1種以上の元素の一部又は全部
を、Si、Mn、Fe、Ga、Ge、Be、Snおよび
Inのうちより選ばれた1種以上の元素で置換したβ黄
銅型構造を有しうる銅合金である特許請求の範囲第2項
記載の機能性銅合金部材の製造方法。 - (4)銅合金が、第2図に示す4点E、F、G。 Hにかこまれた組成の領域(斜線部)の合金である特許
請求の範囲第1項記載の機能性銅合金部材の製造方法。 - (5) 銅合金が、それを構成するCu、Niおよび
Alのうちより選ばれた1種以上の元素の一部又は全部
を、Si、 Mn、 Fe、 Ga、 Ge、 Be、
SnおよびInのうちより選ばれた1種以上の元素ヤ
置換したβ黄銅型構造を有しうる銅合金である特許請求
の範囲第4項記載の′機能性銅合金部材の製造方法。 - (6) 銅合金が、Zr、 B、 V、 Tiおよび
希土類元素のうちより選ばれた1種以上の元素を合計で
0.5%まで含有させて成る特許請求の範囲第2項、第
3項、第4項又は第5項記載の機能性銅合金部材の製造
方法。 - (7) 銅合金素相料の結晶粒を5μ7n以下に調整
することが、粒度5μm以下の銅合金粉末を焼結するこ
とにより行なわれる特許請求の範囲第1項、第2項、第
3項1、第4項、第5項又は第6項記載の機能性銅合金
部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14952082A JPS5938367A (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 機能性銅合金部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14952082A JPS5938367A (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 機能性銅合金部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5938367A true JPS5938367A (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=15476929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14952082A Pending JPS5938367A (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 機能性銅合金部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938367A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686774A (en) * | 1985-09-02 | 1987-08-18 | Showa Denko K.K. | Method for dehydration of a composition of a fine powder and water |
EP0725157A1 (en) * | 1995-02-01 | 1996-08-07 | BRUSH WELLMAN Inc. | Processing of alloys and products so produced |
US5620537A (en) * | 1995-04-28 | 1997-04-15 | Rockwell International Corporation | Method of superplastic extrusion |
EP1170393A2 (en) * | 2000-07-06 | 2002-01-09 | Toki Corporation Kabushiki Kaisha | Shape memory alloy and method of treating the same |
-
1982
- 1982-08-28 JP JP14952082A patent/JPS5938367A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686774A (en) * | 1985-09-02 | 1987-08-18 | Showa Denko K.K. | Method for dehydration of a composition of a fine powder and water |
EP0725157A1 (en) * | 1995-02-01 | 1996-08-07 | BRUSH WELLMAN Inc. | Processing of alloys and products so produced |
US5651844A (en) * | 1995-02-01 | 1997-07-29 | Brush Wellman Inc. | Metamorphic processing of alloys and products thereof |
US5620537A (en) * | 1995-04-28 | 1997-04-15 | Rockwell International Corporation | Method of superplastic extrusion |
EP1170393A2 (en) * | 2000-07-06 | 2002-01-09 | Toki Corporation Kabushiki Kaisha | Shape memory alloy and method of treating the same |
US6596102B2 (en) * | 2000-07-06 | 2003-07-22 | Toki Corporation Kabushiki Kaisha | Shape memory alloy and method of treating the same |
EP1170393A3 (en) * | 2000-07-06 | 2004-03-24 | Toki Corporation Kabushiki Kaisha | Shape memory alloy and method of treating the same |
US6946040B2 (en) | 2000-07-06 | 2005-09-20 | Toki Corporation Kabushiki Kaisha | Shape memory alloy and method of treating the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6056835A (en) | Superplastic aluminum alloy and process for producing same | |
JP3300684B2 (ja) | 形状記憶特性及び超弾性を有する銅系合金、それからなる部材ならびにそれらの製造方法 | |
US4055445A (en) | Method for fabrication of brass alloy | |
US4142918A (en) | Method for making fine-grained Cu-Ni-Sn alloys | |
JP2002180159A (ja) | 銀を含む銅合金 | |
JP2001049371A (ja) | 振動吸収性能に優れたAl−Zn合金およびその製造方法 | |
JPS6167738A (ja) | 高強度、高導電性銅基合金 | |
JP2013023697A (ja) | 75GPa未満の低ヤング率を有するα+β型チタン合金およびその製造方法 | |
JPH076047B2 (ja) | 形状記憶合金材の製造方法 | |
JPH0762472A (ja) | 高加工性銅系形状記憶合金とその製造方法 | |
JP5486050B2 (ja) | 高弾性・恒弾性合金及びその製造法並びに精密機器 | |
JP2865499B2 (ja) | 超塑性アルミニウム基合金材料及び超塑性合金材料の製造方法 | |
JPS5938367A (ja) | 機能性銅合金部材の製造方法 | |
JPH03219037A (ja) | Ni基形状記憶合金およびその製造方法 | |
JPS5924178B2 (ja) | 角形ヒステリシス磁性合金およびその製造方法 | |
SE446990B (sv) | Forfarande for framstellning av ett magnetiskt foremal | |
JPS6247449A (ja) | 耐熱アルミニウム粉末冶金合金 | |
JP6726058B2 (ja) | Al合金鋳造物の製造方法 | |
JPS5947017B2 (ja) | 磁気録音および再生ヘツド用磁性合金ならびにその製造法 | |
JPH05247574A (ja) | 鍛造用アルミニウム合金及びアルミニウム合金鍛造材の製造方法 | |
JPS6328975B2 (ja) | ||
JPS62250146A (ja) | 耐熱アルミニウム粉末冶金合金及びその製造方法 | |
CN113528921A (zh) | 含c的高性能多主元高熵合金及其制备方法 | |
JP4984198B2 (ja) | 低熱膨張合金 | |
JPS59215448A (ja) | 機能合金 |