JPS5934747B2 - 金属用一次防錆被覆組成物 - Google Patents
金属用一次防錆被覆組成物Info
- Publication number
- JPS5934747B2 JPS5934747B2 JP54109362A JP10936279A JPS5934747B2 JP S5934747 B2 JPS5934747 B2 JP S5934747B2 JP 54109362 A JP54109362 A JP 54109362A JP 10936279 A JP10936279 A JP 10936279A JP S5934747 B2 JPS5934747 B2 JP S5934747B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属特に鋼材、鋼製品などを被覆するための
組成物に関する。
組成物に関する。
更に詳しくは、防錆性に優れ、かつ容易に水洗除去出来
るような被膜を形成する金属用一次防錆被覆組成物に関
する。従来、鋼材、鋼製品などは、二次加工するまでの
間の、例えば保存中又は輸送中錆が発生したり傷がつい
たりするので、一時的な保護のため一時防錆被膜を被覆
するのが一般的であつた。ところで、このような一時防
錆被膜に要求される性能としては、優れた防錆性能を有
することはいうに及ばず金属メッキを施したり、異種塗
料を塗る場合等の二次加工前に除去の容易であることが
要求される。
るような被膜を形成する金属用一次防錆被覆組成物に関
する。従来、鋼材、鋼製品などは、二次加工するまでの
間の、例えば保存中又は輸送中錆が発生したり傷がつい
たりするので、一時的な保護のため一時防錆被膜を被覆
するのが一般的であつた。ところで、このような一時防
錆被膜に要求される性能としては、優れた防錆性能を有
することはいうに及ばず金属メッキを施したり、異種塗
料を塗る場合等の二次加工前に除去の容易であることが
要求される。
またこれら一時防錆被膜としては、鉱物性防錆油を塗布
したり、中油、長油性フタル酸樹脂ワニスを塗布したも
のが通常使用されているが、いずれも種々の問題点を有
していた。
したり、中油、長油性フタル酸樹脂ワニスを塗布したも
のが通常使用されているが、いずれも種々の問題点を有
していた。
例えば、鉱物性防錆油においては表面のべとつきによる
取扱い上の難点、環境汚染等が挙げられ、更に防錆油被
膜除去に際してはアルカリ性の脱脂剤を用いて脱脂した
のち、充分水洗洗浄する必要があつた。一方、フタル酸
樹脂ワニスを一時防錆被膜として用いたものは防錆性能
にも優れ塗膜表面は乾燥状態にあるため取り扱い上の難
点は少ないが最も欠点とするところは塗膜除去の方法と
してブラスト処理、サンダー研磨等の物理的方法もしく
は5%程度のカセイソーダ溶液で50℃前後の湯浴中に
浸漬して該一時防錆被膜を除去しなければならないとい
うことであり、加えて鉱物性防錆油の場合と同様に充分
な水洗洗浄を必要とするということであつた。更にフタ
ル酸樹脂ワニスの場合活性金属表面、例えばアルミニウ
ム、亜鉛メッキ鋼材表面等に塗布した際、被着体と被膜
の付着性が必ずしも充分でなく、保存中に被膜が自然剥
離するという欠陥もあつた。前記した如く種々の公知防
錆被膜に共通する欠点は、被膜除去に際してアルカリ性
溶液を使用しなければならず、そのため老化したアルカ
リ廃液及び洗浄水の処理或いは水洗不充分時のアルカリ
物質残存の懸念等があることである。
取扱い上の難点、環境汚染等が挙げられ、更に防錆油被
膜除去に際してはアルカリ性の脱脂剤を用いて脱脂した
のち、充分水洗洗浄する必要があつた。一方、フタル酸
樹脂ワニスを一時防錆被膜として用いたものは防錆性能
にも優れ塗膜表面は乾燥状態にあるため取り扱い上の難
点は少ないが最も欠点とするところは塗膜除去の方法と
してブラスト処理、サンダー研磨等の物理的方法もしく
は5%程度のカセイソーダ溶液で50℃前後の湯浴中に
浸漬して該一時防錆被膜を除去しなければならないとい
うことであり、加えて鉱物性防錆油の場合と同様に充分
な水洗洗浄を必要とするということであつた。更にフタ
ル酸樹脂ワニスの場合活性金属表面、例えばアルミニウ
ム、亜鉛メッキ鋼材表面等に塗布した際、被着体と被膜
の付着性が必ずしも充分でなく、保存中に被膜が自然剥
離するという欠陥もあつた。前記した如く種々の公知防
錆被膜に共通する欠点は、被膜除去に際してアルカリ性
溶液を使用しなければならず、そのため老化したアルカ
リ廃液及び洗浄水の処理或いは水洗不充分時のアルカリ
物質残存の懸念等があることである。
従つて、水洗もしくは湯洗のみにより容易に除膜可能な
塗料が強く望まれていた。これらの目的のために鋭意研
究を重ねた結果、防錆性に優れ、水洗もしくは湯洗によ
り容易に除膜出来、かつアルミニウへ亜鉛メツキ等の活
性金属面に対する密着性にも優れた金属保護被膜を形成
する本発明の金属用一次防錆被覆組成物に至つたもので
ある。
塗料が強く望まれていた。これらの目的のために鋭意研
究を重ねた結果、防錆性に優れ、水洗もしくは湯洗によ
り容易に除膜出来、かつアルミニウへ亜鉛メツキ等の活
性金属面に対する密着性にも優れた金属保護被膜を形成
する本発明の金属用一次防錆被覆組成物に至つたもので
ある。
即ち、本発明は、
(a)ケン化度86モル%以上の水溶性ポリビニルアル
コール樹脂及び/又は水溶性ポリビニルブチラール樹脂
100重量部、(5) リン酸アルミニウム、リン酸亜
鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホウ
酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化ク
ロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及び
/又は金属酸化物1〜350重量部、及び(c)リン酸
5〜50重量部 からなることを特徴とする水洗除膜可能な水系金属用一
次防錆被覆組成物に係る。
コール樹脂及び/又は水溶性ポリビニルブチラール樹脂
100重量部、(5) リン酸アルミニウム、リン酸亜
鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホウ
酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化ク
ロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及び
/又は金属酸化物1〜350重量部、及び(c)リン酸
5〜50重量部 からなることを特徴とする水洗除膜可能な水系金属用一
次防錆被覆組成物に係る。
本発明に使用する水溶性ポリビニルアルコール樹脂は、
ケン化度86モル%以上のもので、冷水もしくは温水に
溶解可能なものである。
ケン化度86モル%以上のもので、冷水もしくは温水に
溶解可能なものである。
なかでも、被膜の耐吸湿性あるいは作業粘度等の観点か
ら、ケン化度96モル%以上、平均分子量1500以下
で、かつ温水溶解性を有するものがより好ましい。例え
ばソルシデンDF−107、DFlO8、DF−605
N,.DF−690,.DF一690N,.DF−40
2、デンカポバールK−20、K−17、K−05、B
−17R,.W−24、B一24、B−20、B−05
、B−03(以上電気化学工業製商品名)、クラレポバ
ールPVAlO5、PVA−107、PVA−110、
PVA−204、PVA−205、PVA2lO、PV
A−217(以上クラレ製商品名)、ハイセロンH1ハ
イセロンS1ゴーセノールNH2O,.NH−18、G
H−17、GH−05(以上日本化成化学工業製商品名
)等の市販樹脂が使用できる。
ら、ケン化度96モル%以上、平均分子量1500以下
で、かつ温水溶解性を有するものがより好ましい。例え
ばソルシデンDF−107、DFlO8、DF−605
N,.DF−690,.DF一690N,.DF−40
2、デンカポバールK−20、K−17、K−05、B
−17R,.W−24、B一24、B−20、B−05
、B−03(以上電気化学工業製商品名)、クラレポバ
ールPVAlO5、PVA−107、PVA−110、
PVA−204、PVA−205、PVA2lO、PV
A−217(以上クラレ製商品名)、ハイセロンH1ハ
イセロンS1ゴーセノールNH2O,.NH−18、G
H−17、GH−05(以上日本化成化学工業製商品名
)等の市販樹脂が使用できる。
これらの樹脂は単独又は混合して使用することができる
。本発明に使用する水溶性ポリビニルブチラール樹脂は
水溶性であり、冷水もしくは温水に溶解可能なものであ
る。
。本発明に使用する水溶性ポリビニルブチラール樹脂は
水溶性であり、冷水もしくは温水に溶解可能なものであ
る。
一般的にはブチラール化度9モル%以下の樹脂である。
例えばエスレツクW2Ol.エスレツクW2O2〔以上
積水化学工業(株)製商品名〕などの市販樹脂が使用で
きる。本発明の水溶性ポリビニルブチラール樹脂は1種
もしくは2種以上を混合して使用することも可能である
。前記した水溶性ポリビニルアルコール樹脂と水溶性ポ
リビニルブチラール樹脂は各々単独使用、又は任意の割
合で混合して用いることが出来、混合すれば各々の樹脂
の特性を出すことも可能である。
例えばエスレツクW2Ol.エスレツクW2O2〔以上
積水化学工業(株)製商品名〕などの市販樹脂が使用で
きる。本発明の水溶性ポリビニルブチラール樹脂は1種
もしくは2種以上を混合して使用することも可能である
。前記した水溶性ポリビニルアルコール樹脂と水溶性ポ
リビニルブチラール樹脂は各々単独使用、又は任意の割
合で混合して用いることが出来、混合すれば各々の樹脂
の特性を出すことも可能である。
又、本発明の組成物においては、リン酸(縮合リン酸を
含む)アルミニウム、リン酸(縮合リン酸を含む)亜鉛
、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホウ酸
バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化クロ
ムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及び/
又は金属酸化物を必須成分として含有する。
含む)アルミニウム、リン酸(縮合リン酸を含む)亜鉛
、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホウ酸
バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化クロ
ムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及び/
又は金属酸化物を必須成分として含有する。
これら前記した酸素酸塩と金属酸化物は単独使用又は任
意の割合で混合して用いることができる。
意の割合で混合して用いることができる。
本発明で使用する前記酸素酸塩及び/又は金属酸化物の
量は、それら夫々の水に対する溶解性、防蝕性等に大き
な差があり、例えば三酸化クロム及びクロム酸塩は微量
でもその効果が大きいため画一的に特定出来るものでな
いが、水溶性ポリビニルアルコール樹脂及び/又は水可
溶性ポリビニルブチラール樹脂100重量部に対する酸
素酸塩及び/又は金属酸化物の添加量は1〜350重量
部、好ましくは1〜200重量部である。前記に於て酸
素酸塩及び/又は金属酸化物の量が1重量部より少ない
と、防錆効果が期特出来ない。一方、350重量部より
多いと被膜の金属表面に対する密着性を損なう傾向があ
る。更に本発明に於てはリン酸を必須成分として用いる
。
量は、それら夫々の水に対する溶解性、防蝕性等に大き
な差があり、例えば三酸化クロム及びクロム酸塩は微量
でもその効果が大きいため画一的に特定出来るものでな
いが、水溶性ポリビニルアルコール樹脂及び/又は水可
溶性ポリビニルブチラール樹脂100重量部に対する酸
素酸塩及び/又は金属酸化物の添加量は1〜350重量
部、好ましくは1〜200重量部である。前記に於て酸
素酸塩及び/又は金属酸化物の量が1重量部より少ない
と、防錆効果が期特出来ない。一方、350重量部より
多いと被膜の金属表面に対する密着性を損なう傾向があ
る。更に本発明に於てはリン酸を必須成分として用いる
。
リン酸添加量は5〜50重量部好ましくは10〜40重
量部である。本発明は前記した如く、水溶性ポリビニル
プチラール樹脂及び/又は水溶性ポリビニルアセタール
樹脂ならびに酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸
を必須成分とすることによりこれら夫々組成が相互に化
学反応を呈し、アルミニウム、亜鉛メツキ表面に対して
更に強固な付着性を付与するものである。
量部である。本発明は前記した如く、水溶性ポリビニル
プチラール樹脂及び/又は水溶性ポリビニルアセタール
樹脂ならびに酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸
を必須成分とすることによりこれら夫々組成が相互に化
学反応を呈し、アルミニウム、亜鉛メツキ表面に対して
更に強固な付着性を付与するものである。
本発明においては前記した組成物を必須成分とするが、
その他本発明組成物と相溶性のあるその他の水可溶性樹
脂例えばフエノール樹脂、メラミン樹脂等を本発明の目
的を損わない範囲で添加することも可能である。
その他本発明組成物と相溶性のあるその他の水可溶性樹
脂例えばフエノール樹脂、メラミン樹脂等を本発明の目
的を損わない範囲で添加することも可能である。
更に所望により、他の顔料、例えば体質顔料あるいは着
色顔料、沈澱防止剤、ダレ防止剤、界面活性剤、表面調
整剤等の添加剤、被膜の防錆性を一層助成するためのカ
ツプリング剤、キレート化合物或いは有機溶剤系溶媒等
も添加することが出来る。本発明の金属用一次防錆被覆
組成物は、水溶性ポリビニルアルコール樹脂及び/又は
水溶性ポリビニルブチラール樹脂、酸素酸塩及び/又は
金属酸化物必要により水、その他材料を一緒に混合して
なる主剤と別に作つたリン酸溶液を使用時に前記主剤と
混合して調製され、刷毛、スプレー、ロールコーター等
常法により被塗物、例えば鉄、アルミニウム、亜鉛等に
塗布される。
色顔料、沈澱防止剤、ダレ防止剤、界面活性剤、表面調
整剤等の添加剤、被膜の防錆性を一層助成するためのカ
ツプリング剤、キレート化合物或いは有機溶剤系溶媒等
も添加することが出来る。本発明の金属用一次防錆被覆
組成物は、水溶性ポリビニルアルコール樹脂及び/又は
水溶性ポリビニルブチラール樹脂、酸素酸塩及び/又は
金属酸化物必要により水、その他材料を一緒に混合して
なる主剤と別に作つたリン酸溶液を使用時に前記主剤と
混合して調製され、刷毛、スプレー、ロールコーター等
常法により被塗物、例えば鉄、アルミニウム、亜鉛等に
塗布される。
常温もしくは強制加熱等により乾燥して得られた被膜は
、樹脂と酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸の相
乗効果により強固に金属と密着し、すぐれた防錆被膜を
与える。該被膜は被覆金属製品の二次加工を必要とし、
被膜が不要な場合には冷水もしくは温水を用いてスプレ
ー、浸漬等により容易に除去★〉される。また被膜除去
の必要がなければ所望によりそのまま他の塗料を塗り重
ねて美装製品とすればよ(・o本発明の組成物により得
られた被膜はアルカリ性脱膜剤を使用することなく水洗
又は湯洗で容易に被膜除去出来るものであり、かつ水可
溶性被膜であるが故に、塗料用材料として全く利用され
ていないものを実用化したものでその工業的価値は極め
て高い。
、樹脂と酸素酸塩及び/又は金属酸化物及びリン酸の相
乗効果により強固に金属と密着し、すぐれた防錆被膜を
与える。該被膜は被覆金属製品の二次加工を必要とし、
被膜が不要な場合には冷水もしくは温水を用いてスプレ
ー、浸漬等により容易に除去★〉される。また被膜除去
の必要がなければ所望によりそのまま他の塗料を塗り重
ねて美装製品とすればよ(・o本発明の組成物により得
られた被膜はアルカリ性脱膜剤を使用することなく水洗
又は湯洗で容易に被膜除去出来るものであり、かつ水可
溶性被膜であるが故に、塗料用材料として全く利用され
ていないものを実用化したものでその工業的価値は極め
て高い。
以下本発明の詳細を実施例により説明する。
尚、実施例及び比較例に於て「部」又は「%」は「重量
部]又は「重量%」を示す。実施例1〜実施例7 下記第1表に示される実施例1〜7の主剤各々の組成物
90部に添加剤10部の割合で混合したものを、溶剤脱
脂した軟鋼板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10
ミクロンになるように塗装し20℃、75%RHの室内
で7日間乾燥後実施例1゛〜7の供試材として試験に供
した。
部]又は「重量%」を示す。実施例1〜実施例7 下記第1表に示される実施例1〜7の主剤各々の組成物
90部に添加剤10部の割合で混合したものを、溶剤脱
脂した軟鋼板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10
ミクロンになるように塗装し20℃、75%RHの室内
で7日間乾燥後実施例1゛〜7の供試材として試験に供
した。
実施例8〜実施例15
下記第2表に示される実施例8〜15の主剤各各の組成
物90部に添加剤10部の割合で混合したものを溶剤脱
脂した軟鋼板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10
ミクロンになるように塗装し20℃75%RHの室内で
7日間乾燥後実施例8〜15の供試材として試験に供し
た。
物90部に添加剤10部の割合で混合したものを溶剤脱
脂した軟鋼板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10
ミクロンになるように塗装し20℃75%RHの室内で
7日間乾燥後実施例8〜15の供試材として試験に供し
た。
比較例1〜7
下記第3表比較例1〜7の主剤各々の組成物90部に添
加剤10部の割合で混合したものを、溶剤脱脂した軟鋼
板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンに
なるよう塗装し20℃、75%RHの室内で7日間乾燥
後比較例1〜7の供試材として試験に供した。
加剤10部の割合で混合したものを、溶剤脱脂した軟鋼
板及び浸漬亜鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンに
なるよう塗装し20℃、75%RHの室内で7日間乾燥
後比較例1〜7の供試材として試験に供した。
前記比較例8の組成物を溶剤脱脂した軟鋼板及び浸漬亜
鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンになるよう塗装
し20℃、75%RHの室内で7日間乾燥後比較例8の
供試材として試験に供した。
鉛メツキ鋼板上に乾燥膜厚10ミクロンになるよう塗装
し20℃、75%RHの室内で7日間乾燥後比較例8の
供試材として試験に供した。
比較例エスレツクW2Ol5O部と縮合リン酸アルミニ
ウム5部及び水45部よりなる組成物を比較例1と同様
に塗布、乾燥せしめた後比較試験に供した。
ウム5部及び水45部よりなる組成物を比較例1と同様
に塗布、乾燥せしめた後比較試験に供した。
比較例 10
エスレツクW2Ol2O部、デンカポバールB−055
部、三酸化クロム1部及び水74部※くよりなる組成物
を比較例1と同様に塗布、乾燥せしめた後比較試験に供
した。
部、三酸化クロム1部及び水74部※くよりなる組成物
を比較例1と同様に塗布、乾燥せしめた後比較試験に供
した。
かくして得られた実施例1〜15及び比較例1〜10の
塗膜の比較試験結果を第4表に示す。
塗膜の比較試験結果を第4表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)ケン化度86モル%以上の水溶性ポリビニル
アルコール樹脂及び/又は水溶性ポリビニルブチラール
樹脂100重量部、(b)リン酸アルミニウム、リン酸
亜鉛、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、ホ
ウ酸バリウム、ホウ酸亜鉛、ジンククロメート、三酸化
クロムおよび三酸化モリブデンから選ばれた酸素酸塩及
び/又は金属酸化物1〜350重量部、及び(c)リン
酸5〜50重量部 からなることを特徴とする、水洗除膜可能な水系金属用
一次防錆被覆組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54109362A JPS5934747B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54109362A JPS5934747B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5632555A JPS5632555A (en) | 1981-04-02 |
JPS5934747B2 true JPS5934747B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=14508297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54109362A Expired JPS5934747B2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 金属用一次防錆被覆組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934747B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63265978A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 | Nippon Light Metal Co Ltd | ウオツシユプライマ−組成物 |
US9371454B2 (en) | 2010-10-15 | 2016-06-21 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
US9005355B2 (en) | 2010-10-15 | 2015-04-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Coating compositions with anticorrosion properties |
JP2013043944A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 防錆塗料 |
US9611147B2 (en) | 2012-04-16 | 2017-04-04 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same |
US9078445B2 (en) | 2012-04-16 | 2015-07-14 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
US9155311B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-10-13 | Bunge Amorphic Solutions Llc | Antimicrobial chemical compositions |
US20160168724A1 (en) * | 2014-12-15 | 2016-06-16 | The Boeing Company | Polyvinylbutyral coating containing thiol corrosion inhibitors |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359727A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-29 | Dainippon Toryo Co Ltd | Primary anti-corrosive coating compositions |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP54109362A patent/JPS5934747B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359727A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-29 | Dainippon Toryo Co Ltd | Primary anti-corrosive coating compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5632555A (en) | 1981-04-02 |
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