JPS5933481A - 加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加熱装置、特に加熱防止機能を備えた加熱装置
に関する。

以下、加熱装置として複写機等の画像形成機器に適用さ
れる加熱定着装置を例にあげて説明する。

従来の加熱定着装置は加熱源としてのハ１」ゲンヒータ
によって加熱された発熱体例えば定着ローラの表面温度
を該定着ローラに描接させた温度検知手段で検知し、こ
の検知信号を受けた温調回路で上記ヒータ電路に挿入さ
れ１ヒスイツチを断接させて、上記定着ローラの表面温
度を許容範囲内に保つように制御している。

ところが、・上記温調回路の故障等でスイッチの断接が
行なわれない場合、定着ロー、うは異常な高温に切口熱
されるおそれがある。イこで、との過昇温を防止するだ
めに定着ローラに近接しＣ熱応答性部材としての＠ハｔ
ヒユーズを設け、この温度ヒユーズを上記ヒータに路に
直列に挿入し、この温度ヒユーズが定着ローラからの熱
を受けて溶断することによって、上記定着ローラが過昇
温になることを防止している。

しかし、上記のように温夏ヒユーズは定着ローラには近
接してはいるが、その定着ローラ周面から離れた位置に
設けられている。これでは太直流を（Ｊ　Ｆ’　Ｆする
ようなヒュ　ズを用いた場合、それ自体の熱容量も大す
く、サーミスタなどの温度検知手段に比べ、熱応答性（
反応時間）が劣る問題点があった。

そこで本発明は、上記従来例の問題点を解消し。

熱応答性を高めて温度変化が急激な加熱源の過昇温防止
をも行うことのできる加熱装置を提供するものである。

以下２本発明の一実施例を説明する。

第１図は１本発明の一実施例を適用した複写機の加熱定
着ローラの縦断面図である。

図において、１は定着ローラで、アルミニュウム製円尚
の表面に離型性物５Ｉｔ１ａを被覆したものである。こ
の定着ローラ１は、軸受け２によって両端（他端は図示
せず）が回転自在に医持されている、そしてこのローラ
１はその内部のほぼ全幅にわたって設けられたハロゲン
ヒータ４によって毎秒１０〜１５℃、の速さで加熱され
る。このノ・ロゲンヒータ４は、枠体７に取付けられた
電極６によってローラ１のほぼ中央部に支持され、この
電極６を介して電源と連結して通電される。５けＡ４（
Ｊｓなどのセラミックスちるいはガラス人りエボキ７等
の高絶縁性耐熱材料よりなる温度ヒユーズホルダーで、
軸乙によって上記枠ｆ＊７の取伺板７ａに揺動自在に取
付けられている。８はボルダ−５の位置決めビン、１０
６まホルダー５に保持された熱応答性部材としての温度
ヒユーズ、１１はばね２５に抗してホルダー５つまシ温
度ヒユーズ１０を定着ローラ１から所定距離γだけ離れ
だ位置に医持する峨磁ンレノイドーブランジャ装置。

１２ａ・１２ｂは不図示の部材に支持されて定着ローラ
に当接し該定着ローラの表面温度を検知するサーミスタ
等の温度検知手段、１６は上記定着ローラ１の加熱開始
と関連して作動し一定詩間Ｔ（正常に加熱されることに
より規定温度に達する時間）経過後にタイマ信号を出力
するタイマ、１４は上記定着ローラ１の表面温度が規定
温度℃（第４図参照）以上に過昇したことを検出した上
記温度検知手段１２ｂの出力信号と上記タイマ１６から
のタイマ信号とを受けて上記電磁ソレノイド−プランジ
ャ装置１１を制御する制御回路であって。

これ等温度検知手段１２ｂ、タイマ１６．制御回路１４
により制御手段を構成している。上記温度ヒユーズ１０
は第３図に示すようにリード線１５を介してヒータ４と
電源１６との間に直列に接続されている。

第１実施例は上記の構成からなるもので、以下。

第６図について定着ローラ１の温度制御について説明す
る。

まず定′ｓｐ−ラ１は、電極３によって支持されたヒー
タ４により加熱されて第４図に示すようにその表面温度
が上昇する。そして定着ローラ１の表面に当接された温
度検知手段１２ａからの検知信号を入力した温調回路１
７からの信号によりスイッチ１８をＯＮ・ＯＦＦさせて
ローラ１の表面温度を許容範囲内に医つよう制御する。

この際。

温調回路１７は室温から定着に必要な温度までローラ１
表面温度を立ち上げるとき、ハロゲンヒータ４が定格最
大の出力を出すよう制御し、一旦定着に必要な温度まで
達すると、それ以後は位相制御により１／２の出力を出
すように制御する。

そして、万一定着ローラ１の加熱開始から一定時間経過
後、温度検知手段１２ａが断線等の事故により定着ロー
ラの温調が行われず、定着ローラの表面温度が規定温度
以上に過昇しプｃことの検知信号が温度検知手段１２ｂ
から出力されると、タイマ１ろからのタイマ信号と温度
検知１・段１２ｂからの検知信号とを入力する制−回路
１４の出力で電磁ンレノイドーグランジャ装置１１を作
動させてホルダー５を解放し、はね２５により温度ヒユ
ーズ１０を定着ロー２１に接近した鎖線位置に移し、定
着口〜う１から温度ヒユーズ１ｏまでの距離γを同γ′
とし、γ〉γ′とする。

これにより、温度ヒユーズ１０は定着ローラ１よシ該温
度ヒユーズに規定された定格温度以上の熱を受けて溶断
し、直ちにヒータ４への亀カの供給が停止されて速やか
に具常状態を解消することができる。

なお、上記例はタイマを用いて定着ローラ１の加熱開始
から一定時間経過を計時したものであるが、加熱開始に
同期して回転する物があるときはその回転数を尤とか磁
気によりカウントして計時してもよいし、また、マイク
ロコンピュ　タラ備えた腹写（幾でＬＬ、このマイクロ
コンピュータ内のクロック信号をカウントして計時して
もよい。さらに、゛は源周波数を利用して計時すること
もできる。

温度ヒユーズ１０はバイメタルを使用した温度スイッチ
、　Ｉａ性木を使用した温度スイッチ等塊々のものが利
用できる。

電磁ソレノイド−プランジャ装［１１のビン１１ａを環
境温度よシ少し高い温度例えば２０〜６０℃高い温度で
溶＠あるいは軟化する物質で作成しておけば、タイマあ
るいは温度検出手段１２ｂが故障した場合、過昇する定
着ローラ１からの熱を受けて軟化すると共にばね２５の
押圧力を受けて変形し、ホルダー５つまり温度ヒユーズ
１０を定着ローラ１に接近させるので、過昇温防出効果
がより高められる。　　　、 以上述べた様に本発明は、異常事態の発生によって定着
ローラの温度が旨くなったときにＶ」、温度ヒユーズを
定着ローラ（二近ずけてその熱応答性を高めるから、温
度ヒユーズは定着ローラの過昇発熱に迅速に応答して溶
断し、速やかに異常状態を解消することができる。従っ
て９本発明は温度上昇率の早い加熱源にも適用できる過
熱防止手段を有した定着装置を得ることができる効果が
ある。

第５図１ｒｉ＠記実施例を用いた定着装置Ｆの一列を示
す。図において、１９は加圧ローラで、定着ロー２１と
の間に未定着側１象２０を有するシートＰを挟持搬送す
る。そして、未定着画像２０をヒータ４からの熱でシー
トＰ上に加熱定着する。なおローラ１９ｉｄ、芯金１９
８の周面にゴム等の弾性部材１９ｂが被覆されたもので
ある。そして。

定着ローラ１はモータＭからの７駆動力なチェーン２２
・ギヤ２６・２４で伝達されて回転し、加圧ローラ１９
はこの定着ローラ１に従動回転する。

な分モータＭからの駆動カリよ、加圧ローラ１９に伝達
されても良い。なお図において、枠体あるいｔユ側板・
軸受は等は省略した。

【図面の簡単な説明】

第１図は複写機の加熱定着ローラの縦断面図。 第２図は温度ヒユーズを設置した定着ローラの横断面図
、第６図Ｖ」、ブロック図、第４図は定着ローラの加熱
制御を説明する加熱時間対加熱温度の特性図、第５図は
定着装置の斜視図である。 １Ｖよ定着ローラ、６は電極、４はヒータ、５は温Ｉｆ
ヒユーズホルダ、ｓ；　ｑｖ′ｉ位置決めストッパ。 １０は温度ヒユーズ、１１は電磁ソレノイド−プランジ
ャ装置、１２は温度検知手段、１３はタイマ、１４は制
御回路。 第３図 ７６ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱源と、この加熱源からの熱によって加熱され
   る発熱体と、この発熱体の表面温度を検知する温度検知
   手段と、この温度検知手段からの検知信号を受けて上記
   加熱源の電路に挿入されたスイッチを断接して上記発熱
   体の加熱温度を許容範囲内に制御する温調回路と、を備
   えた加熱装置において、上記加熱源の電路に上記スイッ
   チと共に直列に挿入された該加熱源からの熱によって変
   化する熱応答性部材と、上記発熱体の発熱を開始してか
   ら一定時間経過後であって該発熱体の温度が規定温度以
   上に上昇したとき上記熱応答性部材を該発熱体に近ずけ
   る制御手段とを有することを特徴とする加熱装置。