JPS593077Y2 - 裏蝶番 - Google Patents
裏蝶番Info
- Publication number
- JPS593077Y2 JPS593077Y2 JP1976102249U JP10224976U JPS593077Y2 JP S593077 Y2 JPS593077 Y2 JP S593077Y2 JP 1976102249 U JP1976102249 U JP 1976102249U JP 10224976 U JP10224976 U JP 10224976U JP S593077 Y2 JPS593077 Y2 JP S593077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- pivot
- door
- movable piece
- restraining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、扉の閉鎖時には全体が箱本体内に隠蔽される
裏蝶番に関するものであり、本考案の目的は、各種の作
業に適するように扉を完全開放できると共に、扉の無意
図的な閉鎖を途中で阻止できる裏蝶番を提供することで
ある。
裏蝶番に関するものであり、本考案の目的は、各種の作
業に適するように扉を完全開放できると共に、扉の無意
図的な閉鎖を途中で阻止できる裏蝶番を提供することで
ある。
以下、図示の実施例に基いて詳細に説明すると、Ｕ字状
にプレス成形された可動片１の基端には、上下２個の軸
筒２，３が設けられ、箱本体１８の縁枠に固着された上
下２個の軸筒４，５の間に軸筒２，３を嵌め入れ、これ
ら軸筒に第１枢軸６を嵌挿することによって、可動片１
は箱本体１８に枢着される。
にプレス成形された可動片１の基端には、上下２個の軸
筒２，３が設けられ、箱本体１８の縁枠に固着された上
下２個の軸筒４，５の間に軸筒２，３を嵌め入れ、これ
ら軸筒に第１枢軸６を嵌挿することによって、可動片１
は箱本体１８に枢着される。
可動片１の自由端にも上下２個の軸筒７，８が設けられ
、正面１０ ａが扉９に固着された固着片１０の上下水
平片１１．１２の一端には、軸孔１３，１４が穿設され
ている。
、正面１０ ａが扉９に固着された固着片１０の上下水
平片１１．１２の一端には、軸孔１３，１４が穿設され
ている。
上下の水平片１１．１２の間に前記軸筒７，８を嵌め入
れ、これら軸筒と前記軸孔１３゜１４に第２枢軸１５を
嵌挿することによって 可動片１の自由端は固着片１０
の一端に枢着される。
れ、これら軸筒と前記軸孔１３゜１４に第２枢軸１５を
嵌挿することによって 可動片１の自由端は固着片１０
の一端に枢着される。
可動片１の自由端には、前記軸筒７，８の間の部分を延
長することによって制止片１６が設けられ、コ字状可動
片１の連結板部分１ａと平行に突設された制止片１６は
、その基端部が第２枢軸１５を抱持するように若干量げ
られ、その背面１６ｂは第２枢軸１５に添接されている
。
長することによって制止片１６が設けられ、コ字状可動
片１の連結板部分１ａと平行に突設された制止片１６は
、その基端部が第２枢軸１５を抱持するように若干量げ
られ、その背面１６ｂは第２枢軸１５に添接されている
。
制止片１６は前記軸筒７．８よりも大きく突出し、その
先端部の正面１６ ａは固着片１０の背面１０ ｂに当
接自在である。
先端部の正面１６ ａは固着片１０の背面１０ ｂに当
接自在である。
第１枢軸６と第２枢軸１５は平行に配置され、第１枢軸
６には前記軸筒４，５の間の部分にコイルばね１７が嵌
装されている。
６には前記軸筒４，５の間の部分にコイルばね１７が嵌
装されている。
このばね１７は、箱本体１８から飛び出る方向に可動片
１を回転付勢している。
１を回転付勢している。
この裏蝶番では、扉９を閉鎖した時には前記固着片１０
は制止片１６の正面１６ ａに当接し、コイルばね１７
は最大限に巻き締められている。
は制止片１６の正面１６ ａに当接し、コイルばね１７
は最大限に巻き締められている。
そのため、扉９の反対側に設けた掛金装置を外すと、扉
９は前記ばね１７の弾撥力によって開放駆動され、可動
片１は第１枢軸６を中心にして第３の矢印方向に回動す
る。
９は前記ばね１７の弾撥力によって開放駆動され、可動
片１は第１枢軸６を中心にして第３の矢印方向に回動す
る。
第４図の位置まで扉９を開放操作１２から、第２枢軸１
５を中心にして矢印の方向に回動させると、扉９は第５
図に示したように１８０°開放され、箱本体１８の正面
と平行に配置される。
５を中心にして矢印の方向に回動させると、扉９は第５
図に示したように１８０°開放され、箱本体１８の正面
と平行に配置される。
以上のように本考案の裏蝶番は、第１枢軸６によって基
端が箱本体１８に枢着されるＵ字状の可動片１と、扉９
の背面に取付けられる固着片１０とから成り、第１枢軸
６と平行な第２枢軸１５によって可動片１の自由端を固
着片１の一端に枢着したものであるから、扉９は１８０
°まで完全に開放されるのである。
端が箱本体１８に枢着されるＵ字状の可動片１と、扉９
の背面に取付けられる固着片１０とから成り、第１枢軸
６と平行な第２枢軸１５によって可動片１の自由端を固
着片１の一端に枢着したものであるから、扉９は１８０
°まで完全に開放されるのである。
更に、本考案では、可動片１の自由端の一部が延長され
て制止片１６となり、制止片１６の正面１６ ａには前
記固着片１０の背面１０ ｂが当接自在であるため、第
５図のように広く開放した扉９が何らかの原因で閉鎖方
向に第２枢軸１５を中心に回動したとしても、この回動
は、扉９に取付けた固着片１０が制止片１６に衝接した
段階で阻止され、扉の開放状態は的確に維持されるので
ある。
て制止片１６となり、制止片１６の正面１６ ａには前
記固着片１０の背面１０ ｂが当接自在であるため、第
５図のように広く開放した扉９が何らかの原因で閉鎖方
向に第２枢軸１５を中心に回動したとしても、この回動
は、扉９に取付けた固着片１０が制止片１６に衝接した
段階で阻止され、扉の開放状態は的確に維持されるので
ある。
即ち、本考案の裏蝶番は、扉を開いて箱本体の内蔵機器
の点検調整等といった各種の作業を行なうことが多い、
配電盤収納用キャビネット等に用いるのに適した蝶番で
ある。
の点検調整等といった各種の作業を行なうことが多い、
配電盤収納用キャビネット等に用いるのに適した蝶番で
ある。
また、制止片１６は可動片１の自由端部を延長して得ら
れたものであるがら、この裏蝶番は簡単なプレス加工に
よって容易かつ安価に製作される利点がある。
れたものであるがら、この裏蝶番は簡単なプレス加工に
よって容易かつ安価に製作される利点がある。
更に、制止片１６は、別体に製作したものを溶接やリベ
ット止め等によって可動片に連結したものでなく、上記
のように可動片１に一体に形成されたものであると共に
、その背面１６ ｂが第２枢軸１５に添接されているた
め、必要十分な機械的強度を備えており、繰り返し使用
によって脱落したりガタ付くことがなく、寿命の長い製
品が得られるのである。
ット止め等によって可動片に連結したものでなく、上記
のように可動片１に一体に形成されたものであると共に
、その背面１６ ｂが第２枢軸１５に添接されているた
め、必要十分な機械的強度を備えており、繰り返し使用
によって脱落したりガタ付くことがなく、寿命の長い製
品が得られるのである。
第１図は本考案の実施例に係る裏蝶番の分解斜視図、第
２図は前記裏蝶番の組立状態の背面図、第３図、第４図
及び第５図はそれぞれ扉閉鎖時、扉半開き時及び扉全開
時における前記裏蝶番の横断面図である。 １・・・・・・可動片、６・・・・・・第１枢軸、９・
・・・・・扉、１０・・・・・・固着片、１５・・・・
・・第２枢軸、１６・・・・・・制止片、１７・・・・
・・付勢用ばね、１８・・・・・・箱本体。
２図は前記裏蝶番の組立状態の背面図、第３図、第４図
及び第５図はそれぞれ扉閉鎖時、扉半開き時及び扉全開
時における前記裏蝶番の横断面図である。 １・・・・・・可動片、６・・・・・・第１枢軸、９・
・・・・・扉、１０・・・・・・固着片、１５・・・・
・・第２枢軸、１６・・・・・・制止片、１７・・・・
・・付勢用ばね、１８・・・・・・箱本体。
Claims (1)
- 基端が第１枢軸によって箱本体に枢着されるＵ字状可動
片と、扉の背面に取付けられる固着片とから成り、第１
枢軸と平行な第２枢軸によって可動片の自由端を固着片
の一端に枢着し、可動片の自由端の一部を延長して制止
片を設け、制止片の背面を第２枢軸の周面に添接させる
と共に、制止片の正面を固着片の背面に当接自在にした
ことを特徴とする裏蝶番。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976102249U JPS593077Y2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 裏蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976102249U JPS593077Y2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 裏蝶番 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5321267U JPS5321267U (ja) | 1978-02-22 |
| JPS593077Y2 true JPS593077Y2 (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=28712445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976102249U Expired JPS593077Y2 (ja) | 1976-08-02 | 1976-08-02 | 裏蝶番 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593077Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4122486Y1 (ja) * | 1964-03-02 | 1966-11-10 |
-
1976
- 1976-08-02 JP JP1976102249U patent/JPS593077Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4122486Y1 (ja) * | 1964-03-02 | 1966-11-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5321267U (ja) | 1978-02-22 |
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