JPS5926675Y2 - 分周回路 - Google Patents
分周回路Info
- Publication number
- JPS5926675Y2 JPS5926675Y2 JP16283580U JP16283580U JPS5926675Y2 JP S5926675 Y2 JPS5926675 Y2 JP S5926675Y2 JP 16283580 U JP16283580 U JP 16283580U JP 16283580 U JP16283580 U JP 16283580U JP S5926675 Y2 JPS5926675 Y2 JP S5926675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- output
- circuit
- clock
- frequency division
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分周回路に関し、2/(2N−1)(N:正整
数)の高速分周の可能な分周回路を提供するものである
。
数)の高速分周の可能な分周回路を提供するものである
。
さて、入力信号の周波数を一定の比率で減少させること
を分局というが、最も簡単なものは入力周波数を1/2
、1/4・・・・・・等に分周する1/2n分周で゛
ある。
を分局というが、最も簡単なものは入力周波数を1/2
、1/4・・・・・・等に分周する1/2n分周で゛
ある。
これに通常用いられるのはフリップフロップ(FFと略
)でありFFはJ−KFF、J−に−TFF等多種に及
ぶが基本的には第1図に示す構成を有する。
)でありFFはJ−KFF、J−に−TFF等多種に及
ぶが基本的には第1図に示す構成を有する。
インバータ1〜4とクロックφによって駆動するトラン
スファゲート5,8とクロックφによって駆動するトラ
ンスファゲート6.7によって構成され、初めQ=1.
Q=0(1はハイレベル、0はローレベルを示す)と仮
定すると、まずφによってゲート5.8が開きQ信号が
ゲート5を経てインバータ1に入力され同時にインバー
タ3,4、ゲート8よりなるスレイブループによってQ
信号が保持され、次にφによってゲート6.7が開きイ
ンバータ1,2およびゲート6によって信号が保持され
ると同時にゲート7を経て、インバータ2の出力1がイ
ンバータ3に入力されQ=0.Q=1となり、FF出力
が反転する。
スファゲート5,8とクロックφによって駆動するトラ
ンスファゲート6.7によって構成され、初めQ=1.
Q=0(1はハイレベル、0はローレベルを示す)と仮
定すると、まずφによってゲート5.8が開きQ信号が
ゲート5を経てインバータ1に入力され同時にインバー
タ3,4、ゲート8よりなるスレイブループによってQ
信号が保持され、次にφによってゲート6.7が開きイ
ンバータ1,2およびゲート6によって信号が保持され
ると同時にゲート7を経て、インバータ2の出力1がイ
ンバータ3に入力されQ=0.Q=1となり、FF出力
が反転する。
ゲート6.7が一回開く毎に出力は反転するのでクロッ
ク周波数に対して出力は1/2分周となっている。
ク周波数に対して出力は1/2分周となっている。
このQ、Qをもう一つの同等のFFのクロックに入力す
ると、もとのクロック周波数の1/4分周が得られ、同
じ手法によりn個のFFにより1/2n分周が得られる
。
ると、もとのクロック周波数の1/4分周が得られ、同
じ手法によりn個のFFにより1/2n分周が得られる
。
一般的に用いられるもう一つの分周法を第2図に示す。
シフトレジスタ(SRと略す)11,12.13とイン
バータ14によって構成され、初めQ=1.Q=Oと仮
定するとQ信号は5RIIに入力され、クロック1回の
駆動で5R11から出力され5R12に入力されるので
クロック動作3回でSR3からO信号が出力し、Q=0
.Q=1に反転し、次の3回のクロック動作で更に出力
信号が反転するので、この回路(通常リング勿つンタと
呼ぶ)は1/6分周動作をする。
バータ14によって構成され、初めQ=1.Q=Oと仮
定するとQ信号は5RIIに入力され、クロック1回の
駆動で5R11から出力され5R12に入力されるので
クロック動作3回でSR3からO信号が出力し、Q=0
.Q=1に反転し、次の3回のクロック動作で更に出力
信号が反転するので、この回路(通常リング勿つンタと
呼ぶ)は1/6分周動作をする。
一般にn個のSRを用いると1/2nの分周が可能とな
る。
る。
その他多くの分周方法があるが、いずれも1/m分周で
、一般的に簡単に2/m分周する方法はこれまで知られ
ていない。
、一般的に簡単に2/m分周する方法はこれまで知られ
ていない。
そこで、本考案は、2/(2n−1)高速分周を容易に
実現する回路を提供するものでその一実施例を第3図に
示す。
実現する回路を提供するものでその一実施例を第3図に
示す。
第3図の分周回路はSR21,22,23とインバータ
24および排他論理ゲート25(点線枠部)によって構
成され、5R21はリセット付SRで最終段出力を入力
信号とする。
24および排他論理ゲート25(点線枠部)によって構
成され、5R21はリセット付SRで最終段出力を入力
信号とする。
第3図の上半分は、第2図に示したりリングカウンタに
リセットを付力叱たもので゛各5R21,22,23の
出力Q1〜Q3は第4図に示したように入力クロック信
号の115分周となって、位相は各々クロック1周期分
シフトしている。
リセットを付力叱たもので゛各5R21,22,23の
出力Q1〜Q3は第4図に示したように入力クロック信
号の115分周となって、位相は各々クロック1周期分
シフトしている。
これは通常3個のSRで1/6分周するリングカウンタ
にリセットを設けたためである。
にリセットを設けたためである。
前述のリングカウンターの動作よりも明らかなように通
常であれば3個のリングカウンタ内に保持された状態の
変化は、初期状態をすべてOと仮定するとクロック1周
期毎に、出力Q、、Q2.Q3は0,0゜O12,0,
0,→1,1,0→1,1,1→0,1,1→0,0,
1→0.0.0の経過をたどり1/6分周になる。
常であれば3個のリングカウンタ内に保持された状態の
変化は、初期状態をすべてOと仮定するとクロック1周
期毎に、出力Q、、Q2.Q3は0,0゜O12,0,
0,→1,1,0→1,1,1→0,1,1→0,0,
1→0.0.0の経過をたどり1/6分周になる。
しかるにQ3が1となったときすなわち1,1.1の状
態となるとQ3によりSR21にリセットがかかり、次
の状態0,1.1にジャンプし、1,1.1の状態をと
びこす結果115分周となるからである。
態となるとQ3によりSR21にリセットがかかり、次
の状態0,1.1にジャンプし、1,1.1の状態をと
びこす結果115分周となるからである。
すなわち、第4図のQ1〜Q3に示すようにクロックφ
よりみれば115分周出力が得られたことになる。
よりみれば115分周出力が得られたことになる。
さてこれを第3図の枠内に示した排他的論理ゲート25
にQlとQ2或いはQ2とQ3を入力すると、2人力が
共に0か1の時は出力はOとなり、その他の時は1とな
るのでQl、Q2を入力とする排他的論理ゲート25の
出力は0□のようになる。
にQlとQ2或いはQ2とQ3を入力すると、2人力が
共に0か1の時は出力はOとなり、その他の時は1とな
るのでQl、Q2を入力とする排他的論理ゲート25の
出力は0□のようになる。
また出力Q2.Q3を排他的論理ゲート25に入力すれ
は゛その出力は第4図02となる。
は゛その出力は第4図02となる。
これはクロックを115分周したQ1〜Q3の2倍の周
波数を有するので215分周を実現したことになる。
波数を有するので215分周を実現したことになる。
今、SR3個の場合について説明したが一般にN個のS
Rによって構成された場合、リングカウンタであれば1
/2N分周になるが初段にリセットを設けると、1/(
2N−1)分周が実現し、各SRの出力Q、、Q2・・
・・・・QNの中で(Ql、QN)の組合せを除いた任
意の2信号を排他的論理ゲートに入力すると、Qの周波
数の2倍即ち2/(2N−1)の出力が得られる。
Rによって構成された場合、リングカウンタであれば1
/2N分周になるが初段にリセットを設けると、1/(
2N−1)分周が実現し、各SRの出力Q、、Q2・・
・・・・QNの中で(Ql、QN)の組合せを除いた任
意の2信号を排他的論理ゲートに入力すると、Qの周波
数の2倍即ち2/(2N−1)の出力が得られる。
今(Q、、QN)を除くのは、QlとQN<l〉の位相
のタイミングは第4図のQIとQ3と同様で重なりが無
い為に排他的論理ゲートに入力しても1/(2n−1)
のままで゛出力されるためで゛ある。
のタイミングは第4図のQIとQ3と同様で重なりが無
い為に排他的論理ゲートに入力しても1/(2n−1)
のままで゛出力されるためで゛ある。
以上の如く本考案に係る分周回路では最終的シフトレジ
スタ23の出力のみを初段のシフトレジスタ21の入力
信号及びリセット信号とするので、フィードバック回路
は一本の配線で済む。
スタ23の出力のみを初段のシフトレジスタ21の入力
信号及びリセット信号とするので、フィードバック回路
は一本の配線で済む。
従って、回路構成が極めて簡単になり、回路規模も小さ
くなる利点を有する。
くなる利点を有する。
この様にまず1/(2n −1)の奇数分周比が得られ
、高速動作が可能で高速分周ができ、高速動作になる程
有効となる。
、高速動作が可能で高速分周ができ、高速動作になる程
有効となる。
これは特にダイナミック式のMOSまたはCMO3分周
回路に極めて有効である。
回路に極めて有効である。
また外部回路として本願考案ではEXORを附加した特
有の構成とすることにより、2/(2n −1)の倍の
分周回路を構成している。
有の構成とすることにより、2/(2n −1)の倍の
分周回路を構成している。
EXORはフィードバック回路ではなく分周動作の速度
には関係せず、本願考案では高速の2/(2n−1)分
周が可能となる。
には関係せず、本願考案では高速の2/(2n−1)分
周が可能となる。
以上説明したように本考案によるとN個のSRによって
2/(2N−1)分周が容易に実行できるとともに、ゲ
ート回路にてフィードバック回路を形成していないため
高速分周が可能となる。
2/(2N−1)分周が容易に実行できるとともに、ゲ
ート回路にてフィードバック回路を形成していないため
高速分周が可能となる。
本考案の応用として、例えば現在テレビ同期信号発生回
路に於いては、3.58MHzの副搬送波SCと31.
5 KHzの水平出力f Hを得る為に、SCの4倍且
つfHの455倍の14.3MHzの水晶振動子を原振
に用いている。
路に於いては、3.58MHzの副搬送波SCと31.
5 KHzの水平出力f Hを得る為に、SCの4倍且
つfHの455倍の14.3MHzの水晶振動子を原振
に用いている。
これは、単一の原発振から整数の同期分周によってSC
とfHlその他多くの複合同期信号を得る為で、すべて
の信号を整数分の1の分周によって得る為の最小公倍数
である。
とfHlその他多くの複合同期信号を得る為で、すべて
の信号を整数分の1の分周によって得る為の最小公倍数
である。
この回路は多くの素子たとえば通常のトランジスタ等を
用い大規模・高価格のものであり、MOS等の集積回路
化が困難であった。
用い大規模・高価格のものであり、MOS等の集積回路
化が困難であった。
すなわちMO3技術では10 MHz以上の高周波数の
信号を1/455のような複雑な同期分周するのは高速
性に追随できず実現が困難であった。
信号を1/455のような複雑な同期分周するのは高速
性に追随できず実現が困難であった。
しかし本考案を応用するとJ4.3MHzの1/2の7
.15M土の原振から1/2分周でSC、2/455分
周してfHを得られる。
.15M土の原振から1/2分周でSC、2/455分
周してfHを得られる。
これは10MHzより低い周波数でありMO5技術で可
能であり、更に第3図の回路は各SRが共通のクロック
で駆動される為、第1図のようなFFを直結した分周回
路に比し、出力信号の入力に対する遅延時間が大幅に改
善され、高速同期分周に適している。
能であり、更に第3図の回路は各SRが共通のクロック
で駆動される為、第1図のようなFFを直結した分周回
路に比し、出力信号の入力に対する遅延時間が大幅に改
善され、高速同期分周に適している。
すなわち、第1図を縦続接続すると各FF段ごとに遅延
時間が発生し、トータルの遅延時間は各段の遅延時間の
N倍となるが、第3図の回路ではすべてのSRを同一ク
ロックで駆動しかつフイードバツク回路としてゲート回
路を用いておらず遅延時間は一段骨のみとすることがで
きる。
時間が発生し、トータルの遅延時間は各段の遅延時間の
N倍となるが、第3図の回路ではすべてのSRを同一ク
ロックで駆動しかつフイードバツク回路としてゲート回
路を用いておらず遅延時間は一段骨のみとすることがで
きる。
以上のように、本考案は2/(2N−1)分周を実現可
能とし高速の同期分周に於いて特に有効である。
能とし高速の同期分周に於いて特に有効である。
第1図は入力クロック周波数を1/2分周する従来のフ
リップフロップ回路の構成図、第2図は入力クロック周
波数を1/6分周する従来の分周回路の構成図、第3図
は本考案の一実施例である人力クロック周波数を215
分周する分周回路の構成図、第4図は第3図の回路にお
ける人出力信号の位相関係を示した各部の波形図である
。 φ、φ・・・・・・クロック信号、21,22.23・
・・・・・シフトレジスタ、24・・・・・・インバー
タ、25・・・・・・排他的論理ゲート。
リップフロップ回路の構成図、第2図は入力クロック周
波数を1/6分周する従来の分周回路の構成図、第3図
は本考案の一実施例である人力クロック周波数を215
分周する分周回路の構成図、第4図は第3図の回路にお
ける人出力信号の位相関係を示した各部の波形図である
。 φ、φ・・・・・・クロック信号、21,22.23・
・・・・・シフトレジスタ、24・・・・・・インバー
タ、25・・・・・・排他的論理ゲート。
Claims (1)
- N(Nは正整数)個のフリップフロップを直列接続して
共通のクロック信号で駆動するシフトレジスタの最終段
出力で初段の上記フリップフロップをリセットし、且つ
上記最終段出力を反転して上記初段のフリップフロップ
に入力し、かつ上記フリップフロップのうちの2個の出
力を排他的論理ゲートに入力することにより、この排他
的論理ゲートの出力から上記クロック信号の2/(2N
−1)の周波数の分周信号を発生することを特徴とする
分周回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16283580U JPS5926675Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 分周回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16283580U JPS5926675Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 分周回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5690039U JPS5690039U (ja) | 1981-07-18 |
JPS5926675Y2 true JPS5926675Y2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=29673837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16283580U Expired JPS5926675Y2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 分周回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926675Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP16283580U patent/JPS5926675Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5690039U (ja) | 1981-07-18 |
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