[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS5925034Y2 - 防水竜頭 - Google Patents

防水竜頭

Info

Publication number
JPS5925034Y2
JPS5925034Y2 JP6914179U JP6914179U JPS5925034Y2 JP S5925034 Y2 JPS5925034 Y2 JP S5925034Y2 JP 6914179 U JP6914179 U JP 6914179U JP 6914179 U JP6914179 U JP 6914179U JP S5925034 Y2 JPS5925034 Y2 JP S5925034Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
waterproof
storage tube
pipe
square
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6914179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55168888U (ja
Inventor
邦利 宮野
Original Assignee
オリエント時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリエント時計株式会社 filed Critical オリエント時計株式会社
Priority to JP6914179U priority Critical patent/JPS5925034Y2/ja
Publication of JPS55168888U publication Critical patent/JPS55168888U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5925034Y2 publication Critical patent/JPS5925034Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計側部材との螺合によって高耐水性を確保
する形式の防水竜頭機構の改良に関する。
使用上あるいはデザイン上の観点から、腕時計は近時ま
すます薄型化の傾向を強めてきているが、同時に腕時計
に対してより高い防水性の付与の要請もあって、これが
機構を複雑なものにし、特に竜頭の小型化を困難なもの
にしている。
これを第1図に示した従来例、例えば特公昭44−12
091号公報に示されたような防水竜頭で説明すると、
時計側1に固着したスリーブ2のネジ部2aには、螺合
によって防水性を確保する竜頭本体3が係脱自在に設け
られ、この竜頭本体3には、巻真5の先端に螺着された
作動バイブロを覆って延びる保合管4が取付けられ、さ
らに、この係合管4の先端はその内面を角型に削成して
クラッチ4aとなし、上述したスリーブ2がら竜頭本体
3を解いた際に、作動バイブロの角部6aと噛み合って
竜頭の回転を巻真5に伝えるような構造を採っている。
つまり、このような竜頭では、竜頭本体3をスリーブ2
に螺合し、あるいは螺合を解く場合に、回転が直接巻真
5に作用しないよう保合管4と作動バイブロの保合を解
き、指針修正などの操作時のみ両者を噛み合わせる構造
を採っている関係上、作動バイブロの径より大きく形式
した角部6aを保合管4端のクラッチ4aと噛み合わせ
なければならず、保合管4の径、強いては竜頭全体の径
が必然的に大きくなってしまう欠点を有している。
また、第2図に示したような防水竜頭、例えば実開昭5
2−165661号公報に記載されたような防水竜頭は
、保合管14を竜頭本体3に溶着して、螺合により径の
大きくなるのを押えるとともに、この先端に角孔15a
を穿設した摺動リング15をかしめ止めし、この角孔1
5 aに断面角型の作動パイプ16をスプライン式に係
合させたものであり、作動パイプ16自体を断面角型に
したため、その分保合管14の径を細くなし得て竜頭全
体の径を小さくすることができるが、反面、この構造で
は保合管14と竜頭本体3とが正確に溶着されない場合
も生じて係合管14の振れが発生し、防水性が安定しな
いばかりでなく、取付は上の信頼性も乏しく、また、摺
動リング15の固定にかしめ止めを採っているため、軸
方向の力に対しては問題ないが、回転方向の力が加わる
とかしめが緩んて゛摺動リング15と係合管14がルー
ズになり、指針修正などの機能を失うといった事故も生
じる不都合を有している。
本考案は、高耐水性竜頭が抱える上述した欠点を解消す
べく、耐水機能を維持しつつ腕時計の薄型化を可能にす
る構造簡単でしかも信頼性の高い防水竜頭を提供するも
のである。
以下、本考案の詳細を図面に基づいて説明する第3図は
本考案の一実施例を示すもので、第12図と同一の部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
しかして、本考案の特徴部分をなす保合管24は竜頭本
体23と一体の部材から削成され、さらに、この保合管
24の内面は前加工された円形孔24 bに続いて、そ
の下端から例えばブローチによって4角形もしくは6角
形の角孔24 aが中央部まで削設されている。
26はこの係合管24の内面に摺動自在に取付けた作動
パイプで、その外周中央部には、上述した係合管24の
角孔24 a内に緩く嵌まる角形フランジ部26 aが
形成され、この上面は作動パイプ26を常時下方に付勢
するコイルバネ7の受けをなし、また、下面は後述する
作動パイプ受け25に当接する部分となっている。
25は上述した作動パイプ受けで、第3図口に示したよ
うな環状の板からなり、保合管24に作動パイプ26を
挿入した後、係合管24端でかしめ止めされる。
上述した実施例において、今、第3図の防水保持状態か
ら指針の修正操作を行うために竜頭本体23を回動して
スリーブ2との螺合を解く操作を始めると、この回動は
係合管24の角孔24 aからフランジ部26 aを経
て作動パイプ26に伝わる。
最近の自動巻時計においては、巻真5のこの位置はムー
ブメントの他部材と係合していないがら、この回動によ
って他部材に何らの影響を及ぼすものでなく、また仮に
ゼンマイ巻き込み用の部材と保合関係にあったとしても
、この回動はわずかであるから、これによりゼンマイが
巻き上るといった問題は生じない。
竜頭本体23をスリーブ2から外した後は、本体23を
所定の位置に引き上げることにより、作動パイプ受け2
5に当接したフランジ部26 aを介して作動パイプ2
6が引き上げられ、さらに巻真が引かれて従来装置同様
の修正操作が行われる。
なお、この実施例を示す第3図には、作動パイプ26と
巻真とを螺合により一体にする構造が画かれているが、
作動パイプと巻真とを同一素材によって一体に形成する
こともできる。
以上述べたように本考案によれば、竜頭本体と係合管を
同一部材で形成したので、部品点数の削減が図れるとと
もに、両者の芯出しは正確に行える。
また、係合管内に穿設した角孔に直接作動部の角形フラ
ンジを摺動可能に嵌合させたため、竜頭の回動をそのま
ま巻真に伝えられるばかりでなく、クラッチを必要とし
ないからその分保合管の径、しいては竜頭外形を小さく
できて時計の薄形化を可能にする。
さらに、係合管端に取付けた受けには作動部の軸方向の
力のみ作用するだけであるから、受けの取付けには固着
手段として最も簡単なかしめ止めが採用できて取付は作
業をきわめて容易になし得るなど、防水竜頭として優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図イ9口は、いずたも従来の防水竜頭に
ついて示した断面図、第3図イは本考案の一実施例を示
す防水竜頭の断面図、同図口は同図イにおけるA−A線
の断面図である。 1・・・・・・時計側、2・・・・・・スリーブ、3,
23・・・・・・竜頭本体、4.14.24・・・・・
・係合管、25・・・・・・作動パイプ受、6.16.
26・・・・・・作動パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計側部材との螺合によって高耐水性を確保する形式の
    竜頭機構において、竜頭本体と一体に形成した保合管内
    に角孔を穿設し、巻真先端の作動部に設けた角形フラン
    ジを上記角孔内に摺動可能に嵌合するとともに、上記保
    合管端に上記角形フランジを受ける受けをかしめ止めし
    たことを特徴とする防水竜頭。
JP6914179U 1979-05-23 1979-05-23 防水竜頭 Expired JPS5925034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6914179U JPS5925034Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23 防水竜頭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6914179U JPS5925034Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23 防水竜頭

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55168888U JPS55168888U (ja) 1980-12-04
JPS5925034Y2 true JPS5925034Y2 (ja) 1984-07-23

Family

ID=29302974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6914179U Expired JPS5925034Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23 防水竜頭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5925034Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55168888U (ja) 1980-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7591582B2 (en) Watch and crown used in this watch
US7909503B2 (en) Portable timepiece and method of fabricating crown provided to the timepiece
US4313187A (en) Water resisting crown structure for electronic wristwatches
US20150023142A1 (en) Control device for a timepiece
US7517139B2 (en) Portable timepiece
US10928780B2 (en) Push button device for timepieces
US7490979B2 (en) Timepiece
JP2018151254A (ja) りゅうずロック機構付き時計
JP2018021906A (ja) ねじ込み式の向きを合わせることが可能な竜頭
US20110044140A1 (en) Manual Device for Adjusting and/or Controlling a Function of a Timepiece
US7192184B2 (en) Portable watch
JP2005127816A (ja) 携帯時計
JPS5925034Y2 (ja) 防水竜頭
US20050249051A1 (en) Timepiece
US7001064B2 (en) Push-piece control device for a watch
US20050207286A1 (en) Watch
JP4728000B2 (ja) 携帯時計
US20210109481A1 (en) Orientable screwed crown
CN115220327B (zh) 用于钟表的外部控制机构
US7360944B2 (en) Control device with a disengageable crown for a wristwatch
JP7096663B2 (ja) 時計用ボタン
JPH09113644A (ja) 時 計
JP2010139399A (ja) 時計
JPS5924398B2 (ja) 時計のぜんまい巻き兼針合せ装置
US3418800A (en) Crowns comprising push-button inside of them