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JPS59216802A - 揮発性物質徐放性製剤 - Google Patents

揮発性物質徐放性製剤

Info

Publication number
JPS59216802A
JPS59216802A JP58088973A JP8897383A JPS59216802A JP S59216802 A JPS59216802 A JP S59216802A JP 58088973 A JP58088973 A JP 58088973A JP 8897383 A JP8897383 A JP 8897383A JP S59216802 A JPS59216802 A JP S59216802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volatile substance
tube
sustained release
volatile
release preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58088973A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS629561B2 (ja
Inventor
Shigehiro Nagura
茂広 名倉
Akira Yamamoto
昭 山本
Kinya Ogawa
欽也 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP58088973A priority Critical patent/JPS59216802A/ja
Publication of JPS59216802A publication Critical patent/JPS59216802A/ja
Publication of JPS629561B2 publication Critical patent/JPS629561B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、揮発性物質の蒸気を長期間にわたり安定的に
均一に放出する揮発性物質徐放性製剤に関するものであ
る。
近年、香料、フェロモン、医薬品、農薬等の揮発性物質
を、目的の場所で、長期間安定して継続的に徐々(二揮
散せしめることが、実用的に重要な課題となっている。
上記課題を実現させるための一つの方法が米国特許第3
,539,465号、同第3,577,515号に示さ
れており、これらはいずれもマイクロカプセルに揮発性
物質を収納する方法である。しかしこのような方法はマ
イクロカプセル化において収納されるべき揮発性物質を
損失することが多く、また1力月以−ヒにわたる長期間
において均一な徐放性を発揮する製剤を装造することが
困難であるなどの欠点を有する。他方、米国特許第4,
017゜030号には、中空繊維に揮発性物質を収納す
る方法が揚案されているが、この方法も揮発性の速さが
大きく、また多くの揮発性物質を収納する目的ζ二は不
同きであるという欠点を有する。
本発明者らはかかる課題に対し鋭意研究を重ねた結果、
プラスチックス製の中空チューブに1性物質を充填し、
両端をシールすることC:より、ある条件下では比較的
多量の揮発性物質を長期に安定的に徐放することか可能
であることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は管の内径に基づく断面積Sm♂と外
周Amとの比A/8が2〜2Qmm−’である高分子材
料製の細管に、揮発性物質を封入してなる揮発性物質徐
放性製剤に関するものである。
本発明の目的に特シー望ましい細管は、平均内径0、5
 % 4 ynx、平均外周2〜20 wr、m、長さ
50〜1000mを有し、かつ前記A/8の比が4〜8
mx−’である細管であり、このような条件を満足する
細管を使用することにより極めてすぐれた均一な徐放性
を有する製剤を得ることができる。
細管を作るための高分子材料としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、酢ビ−エチレンコポリマー、塩化ビニ
ル樹脂、セルローズアセテート、ビニロンなどが例示さ
れるが、たとえば揮発性物質がアルコール系化合物、カ
ルボン酸系化合物などの場合l二はビニロンあるいはセ
ルローズアセテート製の細管を、また揮発性物質が芳香
族系化合物、エステル系化合物、ハイドロカーボン系化
合物などの場合にはポリエチレンあるいは酢ビーエチレ
ンコポリマー特細管を使用することが望ましい。
細管の断面形状は円形、正方形、星形等いかなる形状で
もよいが、工業的には円形、だ円形、波形、星形が使用
される。比較的大きい細管の場合には波形または星形等
の凸凹形状であることが好ましい。
他方、細管に金属線を添設することもよく、これによれ
ば細管の長手方向の形状をいろいろの形に保つことが可
能であり、ラセン状、カタツムリ状等任意の形状(二す
ることができる。
本発明においては、前記したとおり、細管の内径断面積
S mJと外周Ammとの比A/Sが2〜2〇1 朋 (好ましくは4〜sH)であることが必須とされる
。このA/S比が2以下になると収納された揮発性物質
の放出速度が小さくなり丁ぎて好ましくなく、しかも収
納された川の約半晴が放出されたのちはこの放出速度が
一段と小さくなり、当初の目的を達成し得なくなる。−
万A/S比が20以上になると、該放出速度が速くなり
すぎ、しかもその放出速度は時間の経過にしたがって急
激に低下してしまう。すなわち、この場合は揮発性物質
と細管を作る原料である高分子材料とを混合、混練した
ものにおける揮発性物質の放出カーブと同じようになり
、目的とする均一な放出速度を与えられない。
細管の平均内径は、前記したように、0.5〜4」特に
は0.8〜3mmであることが望ましい。この内径が0
.5朋以下では容量が小さいばかりでなく、初期速昭が
大きく均一な放出は得られず、−万5朋以上では放出速
1更がおそいだけでなく、特に後半には著しく放出速度
が低下し本発明の目的を達することはできない。
本発明の他の利点は透明性にすぐれたポリエチレン製チ
ューブ等を使用することにより内容物の放出速度および
残量を容易に確認できることである。特に内容物をあら
かじめ青色しておけば該放出速度および残量の確認が一
段と容易となる。
なお、揮発性物質が紫外線により分解され易いものであ
る場合には、細管を作る原料である高分子材料中に紫外
線防止剤、染料または顔料を漏入するとか、あるいは揮
発性物質にも酸化防止剤、安定剤等を含有させることが
よい。
揮発性物質としては、ダイアジノン、ジメチルジクロル
ビニルホスフェート等の揮発性農薬、香料、医薬品、各
種生理活性揮発性物質を使用することが可能である。
つぎに、発明の内容を実施例で説明する。
実施例1゜ 内径0.9朋、外径の異なる長さ40確の高密度ポリエ
チレンチューブA、BおよびCを作り(下記参照)、こ
れらにンスヘキセニルチグレート(揮発性物質)180
■を封入し、40℃の条件下で該揮発性物質の放出速度
を測定した。
結果は第1図に示すとおりであった。これから判るよう
にチューブBおよびCは艮好な放出速度を示したが、チ
ューブAは放出速度が急激であり、本発明の目的には適
さない。
実施例2゜ 断面積(S)約7−1長さ2oCIrL、断面形状が第
2図(イ)、to+、(ハ)およびに)に示す形状を有
するチューブ(イ)、(ロ)、(/樽、に) 断面形状 チューブ(イ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・第2図イ)〃  呻)―・…用6■……用   
〃(C1チューブ(ハ)叩・・・・・明・・曲・・・・
・第2図(ハ)〃  に)、、、1.1.1.、、、、
.018..90.1.〃  に)を酸ピーエチレンコ
ポリマーより製造し、これらにZ−11−トリデセニル
アセテート1゜1gを封入し、20℃の条件下で放出速
度を測定した。
結果は第3図に示すとおりであり、特にチューブ(/場
およびに)は艮好な放出速度を示した。
実施例3゜ 内径0.9 mm、外径1.5wR,長さ22crnの
低密度ポリエチvンチューブ(A/S=7.4+u−’
)にダイアジノン98■を封入し、35℃の条件下で放
出速度を測定した。結果は弔4図に示すとおりであり、
良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図および第4図はそれぞれ実施例1、実施
例2および実施例3の結果を示したものである。第2図
(イ)〜に)は実施例2におけるチューブ(イ)、吋1
、(ハ)およびに)のそれぞれ断面形状を示したもので
ある。 特許出願人 信越化学工業株式会社 □口数 □日 数 第2図 (ロ)C==フ 第4図 一′EJ 数 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第88973号 2、発明の名称 揮発性物質徐放性製剤 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称 (206)  信越化学工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 図   面 6、補正の内容 第1図 □ヨ救 第3回 □日 数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、管の断面積Sm/と外周Aimとの比A/Sが2〜
    20朋 である高分子(4料製の細管(二、揮発性物質
    を封入してなる揮発性物質徐放性製剤2 前記A/Sの
    化が4〜8mm−’である特許請求の範囲第1項記載の
    揮発性物質徐放性製剤3、細管の内径が05〜4mmで
    ある特許請求の範囲第1項記載の揮発性物質徐放性製剤 4、細管の長さが50〜1(loowuaである特許請
    求の範囲第1項記載の揮発性物質徐放性製剤5 細管の
    内面が波形、星形等の凸凹形状である特許請求の範囲第
    1項記載の揮発性物質徐放性製剤 6 揮発性物質が揮発性農薬である特許請求の範囲第1
    項記載の揮発性物質徐放性調剤 7、揮発性物質が香料組成物である特許請求の範囲第1
    項記載の揮発性物質徐放性製剤 8、揮発性物質がフェロモンである特許請求の範囲第1
    項記載の揮発性物質徐放性製剤 9、細管が高密度ポリエチレン製である特許請求の範囲
    $1項記載の揮発性物質徐放性製剤10、  細管の軸
    万回(二金塵線を添設してなる特許請求の範囲第1項記
    載の揮発性物質徐放性製剤
JP58088973A 1983-05-20 1983-05-20 揮発性物質徐放性製剤 Granted JPS59216802A (ja)

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JPS629561B2 JPS629561B2 (ja) 1987-02-28

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