JPS59207703A - マイクロストリツプアンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、不平衡平面回路共振型のマイクロストリ・ノ
ブアンテナに関し、特に耐候性を改善するための構造に
関する。

銅帳槓層板をエツチングして製作できるマイクロストリ
ップアンテナは、簡単な構成で量産性があるが、使用可
能な周波数帯域が狭い。このため第１図に示すように１
表面に放射導体素子１をエツチング等により形成し、裏
面に接地導体板３が形成された第１の誘電体板４と、片
面に前記放射導体素子１とほぼ同形状の導体板からなる
無給電索子２が前記放射導体素子１に対向する位置に形
成された第２の誘電体板４′とを所定間隔りで保持する
ようにして広帯域化を図った平面（ロ）路共振型のマイ
クロストリップアンテナも知られている。

−上記第１および第２の誘′市体板４，４′は、いずれ
も波長に比して薄い誘′暇体板であり、前記放射導体素
子１の半径ａおよび無給電素子２の半径すは、はＶ等し
い。なお、放射導体素子１には図示されない同軸ケーブ
ルの中心導体からマイクロ電力が供給される。

上述の従来のマイクロストリップアンテナは。

紫外線、風雨、温度変化等に弱く、金属部分が酸化した
り誘電体から剥離したりすることによってアンテナ特性
が劣化するという欠点がある。このため、レドーム等を
用いてアンテナを保−する必要がある。レドーム等を用
いるとマイクロストリップ線路の特徴である平面構成が
損なわれて立体的になり、設置スペース等を大きくしな
ければならない。壕だ、放射導体素子１と無給電素子２
とを所定間隔に保持するためには、第１および第２の誘
電体板を金属ビス等によって固定する必要があり、これ
によって電気特性に悲影響を及ぼし、またアンテナが重
くなる等多くの欠点がある。

本発明の目的は、上述の従来の欠点を解決し、耐候性に
すぐれたマイクロストリップアンテナを提供することに
ある。捷た、本発明の他の目的は。

簡単な構成で軽量のマイクロストリップアンテナを提供
することにある。

本発明のマイクロストリップアンテナは、波長に比べて
薄い第１の誘電体板の裏面に接地導体板を形成し表面に
放射導体素子を形成し、該放射導体素子から所定距離に
該放射導体素子とほぼ同形状の導体板からなる無給電素
子を配設した不平衡平面回路共振型のマイクロストリッ
プアンテナにおいて、＠艶無給電素子は波長に比べて薄
い第２の誘電体板の一面に形成され、該無給電素子と前
記放射導体素子間に所定厚さの第３の誘電体板を介装し
たことを特徴とする。

上記放射導体素子および無給電索子をそれぞれ複数個配
列することは勿論可能である。−また、前記放射導体素
子等をエツチングによって形成すれば製造が容易である
。さらに前記第３の誘電体板は比誘電率が低いことが望
ましく、発泡ウレタン。

ハニカム等を使用すれは比誘電率が１に近く、かつ軽量
に構成することが可能である。

次に、本発明について１図面を診照して詳細に説明する
。

第２図（ａ）は本発明の一実施例を示す斜視図であり、
同図（ｂ）はその断面図である。すなわち、はぼ同形状
（半径α、ｂ）の放射導体素子１．無給電素子２を、波
長に比べて薄い第１および第２の誘電体板４．４′の一
面にそれぞれ対向する位置に形成する。第１の誘電体板
４の裏面には接地導体板３が形成されている。これらは
、＠張積層板をエツチングすることによって容易に形成
することができる。そして、所定厚さ五の第３の誘電体
板５を放射導体素子１と無給電素子２との間に介装させ
る。誘電体板５と、第１および第２の誘電体板４゜４′
とは接着剤によって接治されている。上記第２５− の誘電体板４′は、無給電素子２が形成されていない方
の面を外側にしでいる。従って、放射導体素子１および
無給電素子２は誘導体５によって所定間隔んに保持され
、かつ外気とは第１および第２の誘電体板４，４′によ
って遮断されている。上記構造によれば、放射導体素子
１および無給電素子２が直接空気や水分にさらされ々い
ため酸化し難く、また剥離等を生じないから耐候性が向
上するという効果がある。また、所定間隔に保持するた
めに金属ビス等を必要としないから７れ気菌特性の劣化
を防止できる。第３の誘電体板５は発泡ウレタン等の低
誘電率（比誘電率が１に近い）の材料によって構成する
ことが望ましいことは勿論である。この場合は軽量であ
り、かつ電気特性も優れている。

第３図は、第３の誘電体板５を発泡ポリウレタンで構成
したマイク・ロストリップアンテナと、同形状の従来ア
ンテナの反射電力−周波数特性を示す図である。実線の
曲線Ａは誘電体板５を発泡ウレタンとした実施例の特性
を示し１点線の曲緑Ｂ６一 は同形状の匠米アンテナの特性を示す。同図から。

発泡ウレタンによる影＠は殆んどないことが理解される
。ｔｔこ、放射指向特性についての試験も行なったが変
化は認められなかった。誘電率が高い誘電体を用いた場
合においても放射導体素子等の寸法形状を適当に設計す
れば艮好な特性を侍ることが可能である。

第４図に１１本発明の他の実施例を示す斜摺１図であり
、放射導体素子１および無飽軍素子２かそれぞれ対向す
る位１ａに籾数個配列されている。籾数の放射導体素子
１間は給電分配回路６によって接続される。その他の点
については前述と同様であり、同一参照数字は同一の構
成部材を示す。この場合も前述と同様に耐候性が良いこ
とは勿論である０ 以上のように１本発明においてｄ５、放射導体素子と無
給電素子間に所定厚さの第３の誘電体板を介装させ、外
側に波長に比べて薄い第１および第２の誘電体板を配置
した構成としたから、簡単な構造によって広帯域化が達
成され、かつ耐候性に優れたアンテナを提供することが
できる。複数個の放射導体素子等を配列形成することも
勿論可能である。放射導体素子と無給電素子間を所定間
隔に保持するだめの金属ビス等は不要である。さらにＩ
′ｌ）１記第３の誘電体板を発泡ポリウレタン等によっ
て構成すれば極めてｃ量となり、電気的特性への影響も
殆んど問題と々らないから極めて好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、（ｂ）は広帯域化を図った従来のマイ
クロストリップアンテナの一例を示す斜楕１図および断
面図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例を
示す斜視図および断面図、第３図は上記実施例の反射電
力−周波数特性の一例を示す図、第４図は本発明の他の
実施例を示す斜視図である。 図において、１・・・放射導体素子　　２・・・無給電
素子　　３・・・接地導体板　　４・・・第１の誘電体
板４′・・・第２の誘電体板　　５・・・第３の誘電体
板６・・・給電分配回路。 ２１５１図 傳２０ （ａ） 市）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）波長に比べて薄い第１の誘電体板の裏面に接地導
   体板を形成し表面に放射導体素子を形成し、該放射導体
   素子から所定距離に該放射導体素子とほぼ同形状の導体
   板からなる無給電素子を配設した不平衡平面回路共振型
   のマイクロストリップアンテナにおいて、前記無給電素
   子は波長に比べて薄い第２の誘電体板の一面に形成され
   、該無給電素子と前記放射導体素子間に所定厚さの第３
   の誘電体板を介装したことを特徴とするマイクロストリ
   ップアンテナ。 （２、特許請求の範囲第１項記載のマイクロス）　ＩＪ
   ツブアンテナにおいて、前記放射導体素子は前記第１の
   誘電体板上に複数個形成され、該複数個の放射導体素子
   間は給電分配回路で接続され、前記無給電素子は前記第
   ２の誘電体板上に上記複数個の放射導体素子に対向して
   複数個形成されたことを特徴とするもの。 （３）特許請求の範囲第１項または第２項記載のマイク
   ロストリップアンテナにおいて、前記放射導体素子およ
   び前記無給電素子は誘電体板上に形成された導体板をエ
   ツチングして形成されたことを特徴とするもの。 （４）特許請求の範囲第１項、第２項または第３項記載
   のマイクロストリップアンテナにおいて、前記第３の誘
   電体板は発泡ウレタン等の低諦電率の誘電体で構成され
   たことを特徴とするもの。