JPS5919880Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5919880Y2 JPS5919880Y2 JP9322378U JP9322378U JPS5919880Y2 JP S5919880 Y2 JPS5919880 Y2 JP S5919880Y2 JP 9322378 U JP9322378 U JP 9322378U JP 9322378 U JP9322378 U JP 9322378U JP S5919880 Y2 JPS5919880 Y2 JP S5919880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- header
- tank
- header tank
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、熱交換器、とくにオイル・クーラー等に用
いられる耐圧性に優れた熱交換器に関する。
いられる耐圧性に優れた熱交換器に関する。
従来のオイル・クーラー等に用いられる熱交換器は、第
1図および第2図に示すように、エンド・プレート11
aに横断面略逆U字形のヘッダタンク部材11 bを取
付けることによって形成されたヘッダ・タンク11に、
複数の冷媒通路13を有する複数の偏平状の熱交換管1
2が連通状に接続され、熱交換管12どうじの間にコル
ゲート・フィン14が配置されたものが良く知られてい
る。
1図および第2図に示すように、エンド・プレート11
aに横断面略逆U字形のヘッダタンク部材11 bを取
付けることによって形成されたヘッダ・タンク11に、
複数の冷媒通路13を有する複数の偏平状の熱交換管1
2が連通状に接続され、熱交換管12どうじの間にコル
ゲート・フィン14が配置されたものが良く知られてい
る。
この従来のヘッダ・タンク11は、エンド・プレート1
1 aのヘッダ・タンク部材11 bを溶接することに
より形成されたものなので゛、ヘッダ・タンク11内の
圧力によって、エンド・プレート11 aとヘッダ・タ
ンク部材11 bとの液接部に割れ等の破損が生ずるこ
とがあり、オイル・クーラーに用いるには、ヘッダ・タ
ンク11の耐圧性に問題があった。
1 aのヘッダ・タンク部材11 bを溶接することに
より形成されたものなので゛、ヘッダ・タンク11内の
圧力によって、エンド・プレート11 aとヘッダ・タ
ンク部材11 bとの液接部に割れ等の破損が生ずるこ
とがあり、オイル・クーラーに用いるには、ヘッダ・タ
ンク11の耐圧性に問題があった。
さらに、製造にさいしては、熱交換管12とエンド・プ
レート11 aおよび熱交換管12とコルゲート・フィ
ン14をろう付によって接続し、エンド・プレート11
aとヘッダ・タンク部材11 bとを溶接しなければ
ならず、その作業が面倒になるうらみがあった。
レート11 aおよび熱交換管12とコルゲート・フィ
ン14をろう付によって接続し、エンド・プレート11
aとヘッダ・タンク部材11 bとを溶接しなければ
ならず、その作業が面倒になるうらみがあった。
この考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
従来のものに比べてヘッダ・タンクの耐圧性が優れてい
るとともに、製作が容易で、しかもヘッダ・タンクの内
面側から腐食が発生するおそれのない熱交換器を提供す
るものである。
従来のものに比べてヘッダ・タンクの耐圧性が優れてい
るとともに、製作が容易で、しかもヘッダ・タンクの内
面側から腐食が発生するおそれのない熱交換器を提供す
るものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第3図および第4図において、熱交換器は、アルミニウ
ム押出型材製角筒状ヘッダ・タンク1と、複数の冷媒通
路3を有しヘッダ・タンク1に連通状に接続された複数
本の偏平状熱交換管2と、熱交換管2どうじの間に配置
されたコルゲート・フィン4とからなる。
ム押出型材製角筒状ヘッダ・タンク1と、複数の冷媒通
路3を有しヘッダ・タンク1に連通状に接続された複数
本の偏平状熱交換管2と、熱交換管2どうじの間に配置
されたコルゲート・フィン4とからなる。
ヘッダ・タンク1の内面には全体にろう材5がクラッド
されてろう材5層が設けられている。
されてろう材5層が設けられている。
また、ヘッダ・タンク1の下側壁1aには、長さ方向に
所定間隔をおいて幅方向に長い管差込孔6が形成されて
いる。
所定間隔をおいて幅方向に長い管差込孔6が形成されて
いる。
熱交換管2もアルミニウム押出型材製で、その幅はヘッ
ダ・タンク1の幅と同一であり、その幅方向の両側には
熱交換管2の軽量化をはかるための溝7が形成されてい
る。
ダ・タンク1の幅と同一であり、その幅方向の両側には
熱交換管2の軽量化をはかるための溝7が形成されてい
る。
また、熱交換管2の端部の両側端部は切削され、その残
部は管差込孔6に差し込んださいにその外周面と管差込
孔6の内周面とが密着しつる形状となされて差込部2a
とされている。
部は管差込孔6に差し込んださいにその外周面と管差込
孔6の内周面とが密着しつる形状となされて差込部2a
とされている。
この熱交換器を製作するには、熱交換管2の差辺部2a
を管差込孔6に差し込むとともに熱交換管2どうしの間
にコルゲート・フィン4を配し、ヘッダ・タンク1と熱
交換管2および熱交換管2とコルゲート・フィン4とを
同時にろう付によって接続する。
を管差込孔6に差し込むとともに熱交換管2どうしの間
にコルゲート・フィン4を配し、ヘッダ・タンク1と熱
交換管2および熱交換管2とコルゲート・フィン4とを
同時にろう付によって接続する。
上記実施例においては、熱交換管2の幅はヘッダ・タン
ク1の幅と同一であり、かつその差込部2aを小幅に切
削加工して管差込孔6に差し込んでいるので、熱交換管
2のヘッダ・タンク1内への差し込み量を一定にするこ
とができるが、これは必ずしも必要とはせず、熱交換管
2の幅はヘッダ・タンク1の幅と同一でなくてもよいし
、差込部を小幅にすることもない。
ク1の幅と同一であり、かつその差込部2aを小幅に切
削加工して管差込孔6に差し込んでいるので、熱交換管
2のヘッダ・タンク1内への差し込み量を一定にするこ
とができるが、これは必ずしも必要とはせず、熱交換管
2の幅はヘッダ・タンク1の幅と同一でなくてもよいし
、差込部を小幅にすることもない。
また、ヘッダ・タンク1の内面のみにろう材5がクラッ
ドされているが、内外両面にろう材をクラッドすること
もある。
ドされているが、内外両面にろう材をクラッドすること
もある。
さらに、熱交換管2の幅方向の両側には溝7が形成され
て熱交換管2の軽量化がはかられているが、これは必ず
しも必要としない。
て熱交換管2の軽量化がはかられているが、これは必ず
しも必要としない。
以上のように、この考案の熱交換器のヘッダ・タンク1
は一体成形されたものであるがら、従来の熱交換器のヘ
ッダ・タンク11のようにヘッダ・タンク部材11 b
とエンド・プレート11 aを溶接して得られたものに
比べて耐圧性が著しく向上する。
は一体成形されたものであるがら、従来の熱交換器のヘ
ッダ・タンク11のようにヘッダ・タンク部材11 b
とエンド・プレート11 aを溶接して得られたものに
比べて耐圧性が著しく向上する。
また、熱交換器を製造するさいに、ヘッダ・タンク部材
11 bとエンド・プレー) 11 aの溶接作業を削
減できるので、従来のものに比べて容易に製作すること
ができる。
11 bとエンド・プレー) 11 aの溶接作業を削
減できるので、従来のものに比べて容易に製作すること
ができる。
さらに、一体成形された角筒状のアルミニウム製ヘッダ
・タンク1の内外両面のうち少くとも内面にろう材5層
が設けられ、このヘッダ・タンク1に複数の管差込孔6
が形成され、アルミニウム製熱交換管2の端部が管差込
孔6に差込まれるとともにヘッダ・タンク1にろう付さ
れているので、ヘッダ・タンク1の内面側において、管
差込孔6と熱交換管2との間に隙間ができるおそれはな
い。
・タンク1の内外両面のうち少くとも内面にろう材5層
が設けられ、このヘッダ・タンク1に複数の管差込孔6
が形成され、アルミニウム製熱交換管2の端部が管差込
孔6に差込まれるとともにヘッダ・タンク1にろう付さ
れているので、ヘッダ・タンク1の内面側において、管
差込孔6と熱交換管2との間に隙間ができるおそれはな
い。
したがって、このような隙間に熱交換器内に入れられて
いる流体の一部が溜まって、ここから腐食が発生するの
を防止することができる。
いる流体の一部が溜まって、ここから腐食が発生するの
を防止することができる。
第1図は従来例を示す側面図、第2図は第1図のII
−II線にそう断面図、第3図は実施例を示すものでヘ
ッダ・タンクと熱交換管を組合わせる前の部分斜視図、
第4図は実施例を示す横断面である。 1・・・・・・ヘッダ・タンク、2・・・・・・熱交換
管、3・・・・・・冷媒通路、4・・・・・・コルゲー
ト・フィン、5・・・・・・ろう材、6・・・・・・管
差込孔。
−II線にそう断面図、第3図は実施例を示すものでヘ
ッダ・タンクと熱交換管を組合わせる前の部分斜視図、
第4図は実施例を示す横断面である。 1・・・・・・ヘッダ・タンク、2・・・・・・熱交換
管、3・・・・・・冷媒通路、4・・・・・・コルゲー
ト・フィン、5・・・・・・ろう材、6・・・・・・管
差込孔。
Claims (1)
- 一体成形された角筒状のアルミニウム製ヘッダ・タンク
1の内外両面のうち少くとも内面にろう材5層が設けら
れ、このヘッダ・タンク1に複数の管差込孔6が形成さ
れ、冷媒通路3を有する複数のアルミニウム製熱交換管
2の端部が管差込孔6に差込まれるとともにヘッダ・タ
ンク1にろう付され、熱交換管2どうじの間にアルミニ
ウム製コルゲート、フィン4が配置された熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9322378U JPS5919880Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9322378U JPS5919880Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5510072U JPS5510072U (ja) | 1980-01-22 |
JPS5919880Y2 true JPS5919880Y2 (ja) | 1984-06-08 |
Family
ID=29024140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9322378U Expired JPS5919880Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919880Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0116949Y2 (ja) * | 1980-08-26 | 1989-05-17 | ||
JPS58213186A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空冷熱交換器の製造方法 |
JPS63112065A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-17 | Showa Alum Corp | 空気調和機用アルミニウム製凝縮器 |
-
1978
- 1978-07-05 JP JP9322378U patent/JPS5919880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5510072U (ja) | 1980-01-22 |
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