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JPS5918916Y2 - モ−ル用の取着保持具 - Google Patents

モ−ル用の取着保持具

Info

Publication number
JPS5918916Y2
JPS5918916Y2 JP16900479U JP16900479U JPS5918916Y2 JP S5918916 Y2 JPS5918916 Y2 JP S5918916Y2 JP 16900479 U JP16900479 U JP 16900479U JP 16900479 U JP16900479 U JP 16900479U JP S5918916 Y2 JPS5918916 Y2 JP S5918916Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
plate
engagement
attachment
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16900479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5687354U (ja
Inventor
美則 加藤
Original Assignee
株式会社東郷製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東郷製作所 filed Critical 株式会社東郷製作所
Priority to JP16900479U priority Critical patent/JPS5918916Y2/ja
Publication of JPS5687354U publication Critical patent/JPS5687354U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5918916Y2 publication Critical patent/JPS5918916Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、モール用の取着保持具にかかり、詳しくは
自動車の例えばフロントガラス囲りやドアーガラス囲り
さらにはボディーの各部に、装飾さらには浸水防止等を
兼ねて装着されるモールを定着保持するための取着保持
具に関するものである。
一般にモール用クリップとも呼ばれている従来のこの種
数着具については、第8図に例示するように鋲形に形成
された合成樹脂製のものが広く利用されており、通常で
はまずこの取着具を車体のモール装着板部りに支筒22
、ピン23を介して装着した後、装着板部りの外面に位
置する円形の保合原盤21に、モールMを直接当て嵌め
て取着保持するようになっている。
しかし斯るモール装着技術では、剛性の高いモールMの
僅かな撓み変形に対し、保合原盤21の外周囲に形成し
た係合爪24の弾性変形を利用するもとで、一般的には
モールの外側からの叩き込みに頼って係合縁mと係合爪
24との係合を以って両者を直接組付けているのが現状
であるが、このためにモール自体の凹凸変形や各係合縁
mめ折曲変形等を招き易いとともに、係合爪24の欠損
によるモールのガタ付きを生じ易かった。
加えてモールをボデー側に強く押込み過ぎることにより
、各係合縁mが塗装面に直接衝当して傷を付けてしまう
ことさえ多々あった。
本考案は、上記従来のモール装着技術にかかる問題を解
決するためになされたもので、その目的は、所要とする
モールを、ボデ゛イーの装着部に手早く良好に取着して
長期間に亘って安定強固に保持し得るようにした、取扱
い容易な取着保持具を提供するものである。
以下本考案を図示実施例に基づいて説明する。
本例での取着保持具では、比較的に硬質で適度の剛性を
有する合成樹脂材より成形されてボディーの装着部に適
合して固着し得る取着体1と、モール内側に適合して嵌
合し得る保持体6と、を指先操作で何なく結合し得る型
式を例示し・、自動車のドアーに装着されるモールに対
する実施例について示す。
まず取着体1については、第1図のように鋲形に成形さ
れており、ドアーの装着板部りの孔Hに密嵌し得る支筒
2端に、装着板部り外表面に密接し得る円形フランジ状
の原盤3が一体に形成されて同座盤3の外周囲に係合爪
4が形成されている。
この係合爪4については、原盤3の外端面から傾斜によ
る案内面4at有する傘形状とされており、そして案内
面4a終端の最大径位置から座盤3外周にかけて係止段
部4bを形成している。
なお上記支筒2は孔Hより僅かに大径とされて弾性変形
を利用して圧嵌めし得るものとし、そして同支筒2端か
ら原盤3の外端面中心に亘って形成された嵌合孔5はテ
ーパ状であるとする。
上述の取着体1に対する保持体6は、対象とするモール
Mと係合し得る方形の保合支板7の中央下面に、前記取
着体1の嵌合孔5に対する支ピン8を突出している。
保合支板7は、支ピン8の反対側面に平行に形成した二
つの条溝9,9を利用して中央の基板部10と、同基板
部10の左右に弾性的に傾動変形可能に連なる羽根状の
係合板部11、11と、を区画形成しており、各々の係
合板部11、11において、外端縁には、モールに対す
る係合突部12.12を幅方向に形成し、また下面中央
部には、前記係合爪4に対する鉤片13.13を直角状
突出している。
なお、上記支ピン8は、嵌合孔5に適合するテーパ状で
あることが望ましい。
各係合突部12は、モールMの両側の係合縁部mの内面
形状に沿って密着し得るように断面はばUの字状に形成
されている。
また各鉤片13は、係合爪4と適合する案内面13 a
と係止段部13bとを有している。
斯る保持体6において、保合支板7は、第4図のように
自然静止状態ではその両保合板部11.11が、各条溝
9を利用した弾性によりともに傾斜狭閉状態を呈するこ
とにより、全体的にはほぼくの字形の保合前状態に保持
されてその両外端間の幅(両係合突部12間に亘る幅を
言う。
)Wtを、対象とするモールMの開口幅(面係合縁部m
の内縁間に亘る幅を言う。
)W2に対して適宜小さく設定されている。
しかし両保合板部11.1.1が最大に拡開して水平展
張状態を呈した時点では、モールの内法幅(両保合縁部
mの内面間に亘る幅をいう。
)W3に対し、僅かに大きい幅W4(保合支板7の実長
)に設定している。
従って取着体1と保持体6との結合については、指先操
作に基づいて支ピン8を嵌合孔5内に押込んで密嵌する
そして係合支板7の傾斜状態の係合板部11.11を水
平展張方向へ弾性変形させることにより、夫々の鉤片1
3.13が、原盤3の係合爪4に対し、互いの案内面1
3a、4aを介して一旦外方へ拡開的に弾性変形した後
、互いの係止段部13b、4bを介して係合することを
以って、第2図のように両者1,6を結合保持し得る。
ただし斯る結合状態では、係合支板7の両板部11゜1
1が、水平展張前における弾性変形状態を呈して内部応
力を奏していることから、鉤片13と係合爪4とは、斯
る内部応力の一部を第3図中上方への牽引力として受け
たまま係合保持されることになり両者13,4は極めて
強固に固定化されるものである。
そこで前述のように構成した本例の取着保持具によるモ
ールの装着態様を、最も筒便な手順に基づいて第4図に
段階的に例示する。
まず取着体1については、図イのようにその支筒2を、
装着板部りの孔H内に押込んで密嵌することにより、原
盤3を装着板部りの外表面に密接させて固着し得る。
しかる後保持体6について、図イのように支ピン8を取
着体1の嵌合孔5内に押込んで圧嵌めすることにより、
保合支板7の基板部10を原盤3の外端面に密着させて
狭閉係合前状態のまま強固に嵌着し得る。
なお嵌合孔5に対する支ピン8は、打込みとしてもよい
前述のようにして取着保持具自体を保合前状態に組付け
て装着板部りにセットした後、開口のようにモールMを
、保持体6の係合板部11.11間に被嵌するように掛
合せ、そしてそのままドアー側に押込む。
このモールの押込み過程において、押込み力を受ける保
持体6では、開口のように係合支板7の両板部11.1
1が、モールM内面に圧接しながら漸次外方へ弾性的に
拡開変形することに伴い、係合突部12が当該の係合縁
部m内に嵌合し始める一方、各鉤片13が取着体1の係
合爪4に係合し始める。
そうして前述の第2図のように保持体6は、取着体1に
対して鉤片13と係合爪4とを介して係合支板7を展張
状態にして強固に結合される。
斯る保持体6では、第2図のように展張状態の両保合板
部11.11の突部12.12が、自己の弾力性と当該
の板部11の内部応力とを以ってモールの各係合縁部m
、m内に密嵌することにより、モールMを保持体6に対
して両端支持形態で保合保持し得る。
なおモールの装着にあたり、取着体1と保持体6とを予
め保合前状態に嵌合したもとで装着板部り側にセットし
てもよい。
いずれのモール取着態様にあっても、本例の取着保持具
では取着体1に対する保持体6が、その係合支板7を完
全に水平展張する適宜以前の弾性変形範囲内において、
鉤片13を係合爪4に対して内部応力(牽引力)を奏し
つつロックして結合保持され、このもとでモールを係合
するので、モールMは、車体振動が良好に吸収されるも
とで、正姿勢状態のまま長期間に亘って安定に装着保持
されるものである。
しかも本例の保持具では、取着体1と保持体6との結合
において、両保合板部11.11が外力を受けて弾性的
に拡開変形しながらも、水平展張状態でその一部(各条
溝9側の基部)が原盤3の外端面に密着係合してそれ以
上の反り返り (傾動)が制止されるので、万一モール
Mを必要以上に強く押込んだとしても、上述した画板部
11.11の反転制止作用により各保合縁部mが装着板
部り表面に衝接することはなくなり塗装面の損傷を未然
に防止し得るものである。
なお本案の対象とするクリップについては、前述のもの
だけに限らず適宜変更してもよい。
例えば第5図に示すように、取着体1の方形の廃盤3上
面の各隅部に係合爪4を外向きに配置し、これに対して
保持体6の各保合板部11,11の両側縁に鉤片13を
内向きに配置すること。
ただし、係合爪4を内向きに配置するならば、各保合板
部11にはその側縁の上面に保合溝を形成してもよい。
また第6図に例示するように取着体1の廃盤3上面に係
止爪4を突設することに対し、保持体6の両保合板部1
2に釣札13′を形威してもよい。
勿論係止爪と釣札13′とは逆に形威してもよい。
また本案の取着保持具においてモールMに対する係合板
部については、少なくともその一方が弾性的に展張変形
し得る形式であれば、その目的を全うし得ることから、
第7図のように保持体6には、基板部10の片側に係合
板部11を弾性変形可能に形威し、これに対して取着体
1の原盤3の他方に不動の係合板部11′を一体に形威
してもよい。
この際両者1,6を一体とし一方の係合板部を弾性変形
可能としてもよい。
いずれの取着保持具にあっても、取着体1、保持体6の
形状、サイズさらには両者の結合手段の形状、個数等は
必要に応じて適宜選定すればよい。
また特に保持体6では、その保合支板7について板ばね
を素材としてその表面にモール損傷防止用の合成樹脂材
等による保護膜を取着してなるものとし、そしてその弾
性変形については、係合板部11が水平展張状態を死点
(中立点)としてさらに下向きに適宜反転状に傾倒変形
してそれに伴う弾性力を、モールMを装着部側へ押圧付
勢する方向に作用させ得るように設定してもよい。
以上詳述したように、本考案にあっては、車体のモール
装着部の外面に固着される原盤と、この原盤に嵌入する
支ピンを有しかつ該車体に装着されるべきモールの開口
部内面に係合して固止する保合支板とを備えたモール用
の取着保持具であって、前記係合支板には少なくとも一
側方へ張出した係合板部を折曲可能に形威し、この係合
板部の先端部には前記モールの開口部内面に係合する係
合突部を形成し、しかも前記係合板部を前記原盤に対し
係脱可能に固止するように構成したものであるから、従
来のものとは異なり、モールの装着にあたっては保合支
板にモールを被嵌するように掛合せてそのまま車体側へ
単に押込むだけで、折曲可能な係合板部の、折曲変形並
びに原盤に対する係合部同志の弾性的な保合を以ってモ
ールを強固に固定し得るので、その取着操作が至極簡単
でかつ種々の道具を不要にして容易になし得る。
しかも原盤と折曲可能な係合板部との夫々の保合部が、
互いに弾性を利用して係合し得るので、欠損がなくなり
、加えてモールが係合板部の弾性変形を利用していわゆ
るばね止め状に固定し得るので、モールについて、長期
間に亘りガタ付き等を招くことなく安定に保持し得る。
また万一モールを強く押込むようなことがあっても、折
曲可能な係合板部により、良好に緩和して車体への衝撃
的な圧接をなくし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は本例クリップを分解して示す斜視図、第2図は同じく
組立てを示す正面図、第3図は取着体と保持体との結合
部分を示す断面図、第4図イ9口は夫々モールの装着手
順を段階的に例示する説明図、第5図、第6図、第7図
は夫々化のクリップを示す斜視図、及び正断面図、第8
図は従前のクリップを示す説明図である。 1・・・・・・取着体、3・・・・・・原盤、4・・・
・・・係合爪、6・・・・・・保持体、7・・・・・・
係合支板、11・・・・・・係合板部、13・・・・・
・鉤片、M・・・・・・モール、D・・・・・・装着板
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のモール装着部の外面に固着される原盤と、この原
    盤に嵌入する支ピンを有しかつ該車体に装着されるべき
    モールの開口部内面に係合して固止する係合支板とを備
    えたモール用の取着保持具であって、前記係合支板には
    少なくとも一側方へ張出した係合板部を折曲可能に形成
    し、この係合板部の先端部には前記モールの開口部内面
    に係合する係合突部を形成し、しかも前記係合板部を前
    記原盤に対し弾性的に係脱可能に固止するように構成し
    たことを特徴とするモール用の取着保持具。
JP16900479U 1979-12-06 1979-12-06 モ−ル用の取着保持具 Expired JPS5918916Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16900479U JPS5918916Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 モ−ル用の取着保持具

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JP16900479U JPS5918916Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 モ−ル用の取着保持具

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Publication Number Publication Date
JPS5687354U JPS5687354U (ja) 1981-07-13
JPS5918916Y2 true JPS5918916Y2 (ja) 1984-05-31

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ID=29679848

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JP16900479U Expired JPS5918916Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 モ−ル用の取着保持具

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JP2009143520A (ja) * 2007-11-21 2009-07-02 Aisin Seiki Co Ltd 車両用外装部品

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JPS5687354U (ja) 1981-07-13

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