JPS59160532A - 油相/水相型エマルジヨンの製造方法 - Google Patents
油相/水相型エマルジヨンの製造方法Info
- Publication number
- JPS59160532A JPS59160532A JP3400283A JP3400283A JPS59160532A JP S59160532 A JPS59160532 A JP S59160532A JP 3400283 A JP3400283 A JP 3400283A JP 3400283 A JP3400283 A JP 3400283A JP S59160532 A JPS59160532 A JP S59160532A
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- Japan
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- water
- emulsion
- type emulsion
- particle size
- oil phase
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、均一な粒径及び分布を有する油相/水相型エ
マルジョンの製造方法に関する。
マルジョンの製造方法に関する。
油相/水相型エマルジョン(以下0/W型エマルジヨン
という。)は、多くの場合、水及び水溶性物質の混合水
溶液と油性物質とを乳化して製造されるが、油と水だけ
では均一な粒径及び分布を有する0/W型エマルジ目ン
は得られず、時間の経過と共に乳化篩同士が合一し、遂
には油相と水相が上下に分離してしまうという欠点を有
する。
という。)は、多くの場合、水及び水溶性物質の混合水
溶液と油性物質とを乳化して製造されるが、油と水だけ
では均一な粒径及び分布を有する0/W型エマルジ目ン
は得られず、時間の経過と共に乳化篩同士が合一し、遂
には油相と水相が上下に分離してしまうという欠点を有
する。
このような欠点をなくすために、第6の物質即ち乳化剤
を添加し、油相−水相間の界面張力をできるだけ小さく
して0/WWエマルジソンを製造することはよく知られ
ているが、従来のこの種のエマルジョンは、乳化篩の粒
径が不均一であって、安定性に欠けるという問題があっ
た。
を添加し、油相−水相間の界面張力をできるだけ小さく
して0/WWエマルジソンを製造することはよく知られ
ているが、従来のこの種のエマルジョンは、乳化篩の粒
径が不均一であって、安定性に欠けるという問題があっ
た。
本発明者らは、従来の0/Wfiエマルジヨンに指摘さ
れる上記の如き欠点を解消すべくエマルジョンの調製方
法について研究を重ねた結果、水中に油性物質を予備分
散させることに1って得られる乳化物を、細管を通じて
特定の流動状態で吐出させれば、均一な粒径及び分布を
有する0/W型エマルジIンが得られるとの知見を得、
本発明を完成するに至った。
れる上記の如き欠点を解消すべくエマルジョンの調製方
法について研究を重ねた結果、水中に油性物質を予備分
散させることに1って得られる乳化物を、細管を通じて
特定の流動状態で吐出させれば、均一な粒径及び分布を
有する0/W型エマルジIンが得られるとの知見を得、
本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、水中に油性物質を予備分散させて得られ
る乳化物を、1〜200kt/、L2の圧力下で吐出口
に連通された1本ないし複数本の細管から層流として吐
出させることを特徴とする。
る乳化物を、1〜200kt/、L2の圧力下で吐出口
に連通された1本ないし複数本の細管から層流として吐
出させることを特徴とする。
以下、本発明の方法について更に具体的に説明する。
第1図は、本発明の方法の実施に使用して好適な装置の
一例を示すもので、本発明においては、まず、乳化槽1
内に水と油性物質とを供給し、モータ3による攪拌J1
2の回転によって油性物質の予備分散を行う。このとき
、必要に応じてヒータ4によシ乳化槽lを加熱すること
もできる。
一例を示すもので、本発明においては、まず、乳化槽1
内に水と油性物質とを供給し、モータ3による攪拌J1
2の回転によって油性物質の予備分散を行う。このとき
、必要に応じてヒータ4によシ乳化槽lを加熱すること
もできる。
上記予備分散が完了すると、乳化Illの内部にガス供
給口5から窒素等の高圧ガスを供給して該乳化槽1に1
〜200 ”II/、z 程度の圧力を作用させ、予備
分散によシ得られた乳化物を乳化槽1から吐出口6に圧
送すると共に、パルプ7を介して該吐出口6に連結され
た0、1〜IQ mmφ程度の口径を有する1本または
複数本のステンレス製細管8を通じて吐出せしめ、それ
を急冷または徐冷することによって所望のエマルシヨン
を得る。このとき、細管B内においては、乳化物がそれ
に流入する瞬間には断面の各部において流速が一様であ
るが、乳化物が細管8内を流れていくに従って管壁付近
の流速が次第に遅くなシ、遂にある所から先では第2図
に示すような一定の速度分布を示す層流となって流通す
るようになる。そして、乳化物をこのような層流として
細管8から吐出させることによ)、分散した乳化滴粒子
の粒径及び分布が均一な0/W型エマルジ1ンを得漬こ
とができる。
給口5から窒素等の高圧ガスを供給して該乳化槽1に1
〜200 ”II/、z 程度の圧力を作用させ、予備
分散によシ得られた乳化物を乳化槽1から吐出口6に圧
送すると共に、パルプ7を介して該吐出口6に連結され
た0、1〜IQ mmφ程度の口径を有する1本または
複数本のステンレス製細管8を通じて吐出せしめ、それ
を急冷または徐冷することによって所望のエマルシヨン
を得る。このとき、細管B内においては、乳化物がそれ
に流入する瞬間には断面の各部において流速が一様であ
るが、乳化物が細管8内を流れていくに従って管壁付近
の流速が次第に遅くなシ、遂にある所から先では第2図
に示すような一定の速度分布を示す層流となって流通す
るようになる。そして、乳化物をこのような層流として
細管8から吐出させることによ)、分散した乳化滴粒子
の粒径及び分布が均一な0/W型エマルジ1ンを得漬こ
とができる。
乳化物を第3図に示すような乱流として吐出させた場合
には、その流れの方向が一定でないため、乳化滴粒°子
がいろいろな方向の力を受けて不規則に移動したシ合一
を行うことになル、均一な粒径及び分布を有する0 /
Wfiエマルジ式ンを得るのは極めて困難である。
には、その流れの方向が一定でないため、乳化滴粒°子
がいろいろな方向の力を受けて不規則に移動したシ合一
を行うことになル、均一な粒径及び分布を有する0 /
Wfiエマルジ式ンを得るのは極めて困難である。
なお、図中9はジャケット、10は攪拌翼、11はその
駆動用モータ、12は温度計である。
駆動用モータ、12は温度計である。
上記油性物質は、クリームないしローションなどの化粧
品を初め、シャ/ブーその他のトイレタリー商品に通常
使用される流動パラフィン、オレフィンオリゴマー、ス
クワラン、脂肪酸低級アルコ、−ルエステル、高級アル
コールなどの全ての油性物質を包含する。また、乳化剤
は、通常アニオン及び非イオン活性剤が用いられるが、
その種類や量は特に限定されるものでiなく、乳化剤を
全く使用しない場合でも本発明の効、来は失われない。
品を初め、シャ/ブーその他のトイレタリー商品に通常
使用される流動パラフィン、オレフィンオリゴマー、ス
クワラン、脂肪酸低級アルコ、−ルエステル、高級アル
コールなどの全ての油性物質を包含する。また、乳化剤
は、通常アニオン及び非イオン活性剤が用いられるが、
その種類や量は特に限定されるものでiなく、乳化剤を
全く使用しない場合でも本発明の効、来は失われない。
次に、本発明の実施例について説明する。
〔実施例1〕
生成物重量基準で、四塩化炭素2%をカーボボール(U
S、グツドリッチ社製)0.1%を含有する5”Cの水
中へ攪拌しながら添加し、従来法による0/W型エマル
ジヨンをつくシ、すぐに顕微鏡で写真撮影して粒径を測
定した。
S、グツドリッチ社製)0.1%を含有する5”Cの水
中へ攪拌しながら添加し、従来法による0/W型エマル
ジヨンをつくシ、すぐに顕微鏡で写真撮影して粒径を測
定した。
得られた0/W型エマルジ目ンを、系内圧力をx3ok
t7.ILzにして、吐出口に連通された0、1 、1
.10mmφの口径を有する1mの長さの細管1本から
それぞれ吐出させ、本発明による0/WM1.エマルジ
ョンをつくった。
t7.ILzにして、吐出口に連通された0、1 、1
.10mmφの口径を有する1mの長さの細管1本から
それぞれ吐出させ、本発明による0/WM1.エマルジ
ョンをつくった。
得られた0 /Wfiエマルジ1ンの粒度分布を第4図
に示す。これによると、従来法によるものは、粒径が大
きく、粒度分布もブロードであるのに対して、本発明に
よるものは、粒径も小さく、粒度分布もシャープになっ
ている。
に示す。これによると、従来法によるものは、粒径が大
きく、粒度分布もブロードであるのに対して、本発明に
よるものは、粒径も小さく、粒度分布もシャープになっ
ている。
〔実施例2〕
生成物重量基準で、流動/々2フィン加%を、カーボボ
ール0.1%及び非イオン活性剤としてポリオキシエチ
レン(mosmot)ノニルフェニルエーテルを2%含
む水相中へ攪拌しながら添加し、従来法による0/W型
エマルジ1ンをつ<シ、その粒径を測定した後、このエ
マルジョンを0.1゜1.10rILmφの口径を有す
る。、s m長の細管から130 綺偽2の圧力下で吐
出させ、本発明による0/W型エマルジ肩ンをつくった
。その時の粒子径、及び粒度分布を第5図に示す。
ール0.1%及び非イオン活性剤としてポリオキシエチ
レン(mosmot)ノニルフェニルエーテルを2%含
む水相中へ攪拌しながら添加し、従来法による0/W型
エマルジ1ンをつ<シ、その粒径を測定した後、このエ
マルジョンを0.1゜1.10rILmφの口径を有す
る。、s m長の細管から130 綺偽2の圧力下で吐
出させ、本発明による0/W型エマルジ肩ンをつくった
。その時の粒子径、及び粒度分布を第5図に示す。
この乳化剤を使用した場合でも、実施例1と同様に、従
来法によるものは、粒径が大きく、分布もブロードであ
るのに対して、本発明によるものは、粒径も小さく、分
布もシャープになっていることがわかる。
来法によるものは、粒径が大きく、分布もブロードであ
るのに対して、本発明によるものは、粒径も小さく、分
布もシャープになっていることがわかる。
〔実施例6〕
細管の口径を0.11nrILφ、長さを2771とし
、系内圧力を10 、50 、130kf/cm2にし
た以外は実施例2の方法に準じ、0/W型エマルジヨン
を製造した。
、系内圧力を10 、50 、130kf/cm2にし
た以外は実施例2の方法に準じ、0/W型エマルジヨン
を製造した。
その結果を第6図に示す。
この結果から、系内の圧力は、高くする根粒径が小さく
なると同時に粒度分布もシャープになってくることが分
る。
なると同時に粒度分布もシャープになってくることが分
る。
〔実施例4〕
実施例2の方法に準じ、1mmφの細管3本を使用して
0/W型エマルジヨンを製造した。その結果、実施例2
の場合と同様に1〜10μの粒子径を有するものが冊%
の分布で得られた。
0/W型エマルジヨンを製造した。その結果、実施例2
の場合と同様に1〜10μの粒子径を有するものが冊%
の分布で得られた。
このように、本発明の方法によれば、均一な粒径及び分
布を有するO/W型エマルジ冒ンを製造することができ
、化粧品類、シャンプーその他のトイレタリー製品の製
造などに広く利用することができる。
布を有するO/W型エマルジ冒ンを製造することができ
、化粧品類、シャンプーその他のトイレタリー製品の製
造などに広く利用することができる。
第1図は本発明の方法の実施に使用して好適な装置の一
例を示す断面図、第2図及び第3図は乳化物の流動状態
の説明図、第′4〜6図はそれぞれ実験結果を示す線図
である。 6・・・吐出口、 8・・・細管。 特許出願人 ライオン株式会社 詔 1 図 第2 図 εJ 3 図 第4図 第5図 a#灸7
例を示す断面図、第2図及び第3図は乳化物の流動状態
の説明図、第′4〜6図はそれぞれ実験結果を示す線図
である。 6・・・吐出口、 8・・・細管。 特許出願人 ライオン株式会社 詔 1 図 第2 図 εJ 3 図 第4図 第5図 a#灸7
Claims (1)
- 1、 水中に油性物質を分散させて油相/水相型エマル
ジョンを製造する方法において、水中に油性物質を予備
分散させて得られる乳化物を、1〜200kVCrn2
の圧力下で吐出口に連通された1本ないし複数本の細管
から層流として吐出させることを特徴とする油相/水相
屋エマルジョンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400283A JPS59160532A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 油相/水相型エマルジヨンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400283A JPS59160532A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 油相/水相型エマルジヨンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59160532A true JPS59160532A (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=12402233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3400283A Pending JPS59160532A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 油相/水相型エマルジヨンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59160532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9655821B2 (en) | 2013-04-05 | 2017-05-23 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US10806688B2 (en) | 2014-10-03 | 2020-10-20 | The Procter And Gamble Company | Method of achieving improved volume and combability using an anti-dandruff personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US10912723B2 (en) | 2016-01-20 | 2021-02-09 | The Procter And Gamble Company | Hair conditioning composition comprising monoalkyl glyceryl ether |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3400283A patent/JPS59160532A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9655821B2 (en) | 2013-04-05 | 2017-05-23 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US10806688B2 (en) | 2014-10-03 | 2020-10-20 | The Procter And Gamble Company | Method of achieving improved volume and combability using an anti-dandruff personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US10912723B2 (en) | 2016-01-20 | 2021-02-09 | The Procter And Gamble Company | Hair conditioning composition comprising monoalkyl glyceryl ether |
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