JPS5915708Y2 - 車両のインストルメントパネル取付構造 - Google Patents
車両のインストルメントパネル取付構造Info
- Publication number
- JPS5915708Y2 JPS5915708Y2 JP17445279U JP17445279U JPS5915708Y2 JP S5915708 Y2 JPS5915708 Y2 JP S5915708Y2 JP 17445279 U JP17445279 U JP 17445279U JP 17445279 U JP17445279 U JP 17445279U JP S5915708 Y2 JPS5915708 Y2 JP S5915708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- mounting structure
- vehicle
- panel mounting
- vehicle instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両のインストルメントパネル取付構造の改良
に関するものである。
に関するものである。
更に詳細には、車体車室内前面に配設されるインストル
メントパネルの両側部をステーを介して車体側に取り付
けるとともに、インストルメントパネルと車体との間に
クリアランスを設ける如くし、インストルメントパネル
への衝撃荷重作用時ステーを側方に折曲させてインスト
ルメントパネルを前方に進行せしめ、エネルギーを吸収
し、以つて乗員保護を図る如くした車両のインストルメ
ントパネル取付構造に関する。
メントパネルの両側部をステーを介して車体側に取り付
けるとともに、インストルメントパネルと車体との間に
クリアランスを設ける如くし、インストルメントパネル
への衝撃荷重作用時ステーを側方に折曲させてインスト
ルメントパネルを前方に進行せしめ、エネルギーを吸収
し、以つて乗員保護を図る如くした車両のインストルメ
ントパネル取付構造に関する。
第5図及び第6図はインストルメントパネルの従来の取
付構造を示し、車体31の車室内前面左右の取付部32
にインストルメントパネル33の両側フランジ部34を
直接ボルト35で取り付ける従来構造は、インストルメ
ントパネル33に乗員が衝突した場合これのエネルギー
を吸収することができない。
付構造を示し、車体31の車室内前面左右の取付部32
にインストルメントパネル33の両側フランジ部34を
直接ボルト35で取り付ける従来構造は、インストルメ
ントパネル33に乗員が衝突した場合これのエネルギー
を吸収することができない。
このためインストルメントパネル全体の剛性を低下させ
たり、一部に天部を設けて強度低下を図り、破壊され易
く形成しているが、破壊のバラつきが大きい他、成形が
面倒、煩雑で、確実な効果は期待し難いという問題があ
る。
たり、一部に天部を設けて強度低下を図り、破壊され易
く形成しているが、破壊のバラつきが大きい他、成形が
面倒、煩雑で、確実な効果は期待し難いという問題があ
る。
本考案者等は以上の如き問題を解決すべく本考案をなし
たもので、その目的とする処は、インストルメントパネ
ルの両側部をステーを介して車体側に取り付け、且つイ
ンストルメントパネルと車体側との間にクリアランスを
設ける如くし、衝撃が働いた場合ステーを折曲せしめて
インストルメントパネルを前方に進行せしめ、これによ
り衝突エネルギーを吸収し、乗員の保護を図るようにし
た車両のインストルメントパネル取付構造を提供するに
ある。
たもので、その目的とする処は、インストルメントパネ
ルの両側部をステーを介して車体側に取り付け、且つイ
ンストルメントパネルと車体側との間にクリアランスを
設ける如くし、衝撃が働いた場合ステーを折曲せしめて
インストルメントパネルを前方に進行せしめ、これによ
り衝突エネルギーを吸収し、乗員の保護を図るようにし
た車両のインストルメントパネル取付構造を提供するに
ある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
第1図は分解斜視図を、第2図はインストルメントパネ
ルの概略正面図を、第3図は第2図33線の要部拡大図
を、第4図は取付部の側面図を示している。
ルの概略正面図を、第3図は第2図33線の要部拡大図
を、第4図は取付部の側面図を示している。
インストルメントパネル1は第1図及び第2図に示され
る如く右側にメータケース2、左側にグローブボックス
3を備え、合成樹脂で成形され、これの両側部には前方
に折曲した取付片部4を、父子には底片5を各一体成形
で備える。
る如く右側にメータケース2、左側にグローブボックス
3を備え、合成樹脂で成形され、これの両側部には前方
に折曲した取付片部4を、父子には底片5を各一体成形
で備える。
車体6の車室内前面部6aの左右両側には段部を形成し
て取付部6bとし、これにL型のステー7の基部7aを
ボルト8で結着するとともに、スチー7の車室内前後方
向に突出した本体7bの外側に既述のインストルメント
パネル1の取付片部4を当て、双方をボルト9で結着す
る。
て取付部6bとし、これにL型のステー7の基部7aを
ボルト8で結着するとともに、スチー7の車室内前後方
向に突出した本体7bの外側に既述のインストルメント
パネル1の取付片部4を当て、双方をボルト9で結着す
る。
そして取付片部4の端部4aとステー7の折曲された前
面部6aと平行する基部7aとの間にはクリアランスS
が存するように取り付けるとともに、インストルメント
パネル1全体と前面部6aとの間にはクリアランスS1
を形成する。
面部6aと平行する基部7aとの間にはクリアランスS
が存するように取り付けるとともに、インストルメント
パネル1全体と前面部6aとの間にはクリアランスS1
を形成する。
次にその作用、効果を述べると、インストルメントパネ
ル1に衝突時乗員によって矢印方向の衝撃荷重が作用し
、インストルメントパネル1は前方に押され、この結果
左右のステー7にはパネル1の荷重が分かれて伝えられ
、これによりステー7は横座屈を起こし、本体7bが側
方に曲がる。
ル1に衝突時乗員によって矢印方向の衝撃荷重が作用し
、インストルメントパネル1は前方に押され、この結果
左右のステー7にはパネル1の荷重が分かれて伝えられ
、これによりステー7は横座屈を起こし、本体7bが側
方に曲がる。
この曲がり作用はクリアランスSによって保障され、こ
の曲がり作用はインストルメントパネル1と車体の車室
内前面6aとの間のクリアランスS1がなくなる迄進行
し、この間衝撃を吸収する。
の曲がり作用はインストルメントパネル1と車体の車室
内前面6aとの間のクリアランスS1がなくなる迄進行
し、この間衝撃を吸収する。
このように乗員のインストルメントパネルへの衝突によ
るエネルギーをステーの曲がり作用によって吸収し、衝
撃を緩和し、乗員を保護する。
るエネルギーをステーの曲がり作用によって吸収し、衝
撃を緩和し、乗員を保護する。
以上図示実施例を詳述したが、インストルメントパネル
を剛性、強度低下させ、衝撃が小さい場合には本考案の
取付構造で吸収し、大きい場合には本取付構造とインス
トルメントパネル自体の破壊等により吸収させることが
でき、双方を併用することができる。
を剛性、強度低下させ、衝撃が小さい場合には本考案の
取付構造で吸収し、大きい場合には本取付構造とインス
トルメントパネル自体の破壊等により吸収させることが
でき、双方を併用することができる。
以上で明らかな如く本考案によれば、インストルメント
パネルを車体に対してクリアランスが生じる如くステー
を介して取り付けたため、インストルメントパネルへの
衝撃作用時ステーの曲がりで該パネルを進行させて衝撃
を吸収し、乗員を保護することができ、又小衝撃時には
パネルを破壊することなく衝撃を吸収することができ、
小衝突時にも有効であり、又以上をステーを増加し、ク
リアランスを設けるだけで遠戚するため構造が簡単であ
る等実用的効果甚大である。
パネルを車体に対してクリアランスが生じる如くステー
を介して取り付けたため、インストルメントパネルへの
衝撃作用時ステーの曲がりで該パネルを進行させて衝撃
を吸収し、乗員を保護することができ、又小衝撃時には
パネルを破壊することなく衝撃を吸収することができ、
小衝突時にも有効であり、又以上をステーを増加し、ク
リアランスを設けるだけで遠戚するため構造が簡単であ
る等実用的効果甚大である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図はインストルメントパネルの概略正面図、
第3図は第2図3−3線の要部拡大断面図、第4図は取
付部の側面図、第5図は従来構造を示す第3図と同様の
図、第6図は同取付部の側面図である。 尚図面中1はインストルメントパネル、4は両側部、6
は車体、7はステーである。
視図、第2図はインストルメントパネルの概略正面図、
第3図は第2図3−3線の要部拡大断面図、第4図は取
付部の側面図、第5図は従来構造を示す第3図と同様の
図、第6図は同取付部の側面図である。 尚図面中1はインストルメントパネル、4は両側部、6
は車体、7はステーである。
Claims (1)
- 車体の車室内前面の左右両側に車室内後方に突出して互
いに対向する本体を有する一対のステーを固着し、これ
らのステーの本体にインストルメントパネルの両側を上
記本体の車室内前面とインストルメントパネルとの間に
クリアランスを形成する如く固着したことを特徴とする
車両のインストルメントパネル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17445279U JPS5915708Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 車両のインストルメントパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17445279U JPS5915708Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 車両のインストルメントパネル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5691129U JPS5691129U (ja) | 1981-07-21 |
JPS5915708Y2 true JPS5915708Y2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=29685182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17445279U Expired JPS5915708Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 車両のインストルメントパネル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915708Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP17445279U patent/JPS5915708Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5691129U (ja) | 1981-07-21 |
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