JPS591485B2 - ストリツプ圧延における潤滑剤の供給方法 - Google Patents
ストリツプ圧延における潤滑剤の供給方法Info
- Publication number
- JPS591485B2 JPS591485B2 JP307180A JP307180A JPS591485B2 JP S591485 B2 JPS591485 B2 JP S591485B2 JP 307180 A JP307180 A JP 307180A JP 307180 A JP307180 A JP 307180A JP S591485 B2 JPS591485 B2 JP S591485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- lubricant
- rolling
- gutter
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0239—Lubricating
- B21B45/0245—Lubricating devices
- B21B45/0248—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0251—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ストリップを圧延する際における潤滑剤の
供給方法に関するものである。
供給方法に関するものである。
スl−IJツブを、例えば冷間圧延機により圧延する場
合、圧延機の入側において、回転する圧延ロールのスト
リップ食いこみ部(以下、ロールバイトという。
合、圧延機の入側において、回転する圧延ロールのスト
リップ食いこみ部(以下、ロールバイトという。
)および圧延ロールならびにストリップ自体に向け、潤
滑剤を噴射供給することが行なわれている。
滑剤を噴射供給することが行なわれている。
前記潤滑剤の噴射目的および機能は、次の通りである。
(1)圧延機における圧延動力低減のための潤滑用。
(2)圧延ロールが、圧延されるストリップから加工熱
および摩擦熱を受けて昇温することを防止するための圧
延ロール冷却用。
および摩擦熱を受けて昇温することを防止するための圧
延ロール冷却用。
(3)圧延中のストリップの昇温を防止するためのスト
リップ冷却用。
リップ冷却用。
上記潤滑剤は、牛脂ベースあるいは鉱油ベースによる油
脂分5%程度のエマルジョンが一般に使用され、圧延機
下方の地下に設けられた例えば100〜150m’程度
のタンク内に収容されており、油脂層が分離せず均一な
油脂濃度に保たれるように、攪拌が行なわれている。
脂分5%程度のエマルジョンが一般に使用され、圧延機
下方の地下に設けられた例えば100〜150m’程度
のタンク内に収容されており、油脂層が分離せず均一な
油脂濃度に保たれるように、攪拌が行なわれている。
そして、前記タンクからポンプによって地上の圧延機へ
と供給され、前記したロールバイトおよび圧延ロールな
らびにストリップ自体に向は噴射された後、圧延機直下
に設けられたピット内に溜め、前記ピットから再びタン
クへと戻し、循環使用されている。
と供給され、前記したロールバイトおよび圧延ロールな
らびにストリップ自体に向は噴射された後、圧延機直下
に設けられたピット内に溜め、前記ピットから再びタン
クへと戻し、循環使用されている。
第1図には、従来の潤滑剤供給方法が説明図により示さ
れている。
れている。
図面において、Aは冷間タンデム圧延機の一部で、矢印
のように走行するストリップ1を所定の板厚に圧延する
ためのワークロール2,2と前記ワークロール2,2を
補強するバックアップロール3,3とからなっている。
のように走行するストリップ1を所定の板厚に圧延する
ためのワークロール2,2と前記ワークロール2,2を
補強するバックアップロール3,3とからなっている。
4.4は冷間タンデム圧延機Aの入側において、ワーク
ロール2,2のロールバイトに向け、ストリップ1の板
幅方向に複数個設けられた潤滑剤噴射用のヘッダー、5
,5は同じくワークロール2゜2に向け、また6、6は
走行するストリップ1の上下面に向けて夫々ストリップ
1の板幅方向に複数個設けられた潤滑剤噴射用のヘッダ
ーである。
ロール2,2のロールバイトに向け、ストリップ1の板
幅方向に複数個設けられた潤滑剤噴射用のヘッダー、5
,5は同じくワークロール2゜2に向け、また6、6は
走行するストリップ1の上下面に向けて夫々ストリップ
1の板幅方向に複数個設けられた潤滑剤噴射用のヘッダ
ーである。
前記ワークロール2,2のロールバイトに向けて設けら
れたヘッダー4,4から噴射される潤滑剤は、圧延機A
における圧延動力低減用であり、ワークロール2,2に
向けて設けられたヘッダー5.5から噴射される潤滑剤
は、ワークロール2゜2の冷却用、またストリップ1の
上下面に向けて設けられたヘッダー6:6から噴射され
る潤滑剤は、ストリップ1の冷却用である。
れたヘッダー4,4から噴射される潤滑剤は、圧延機A
における圧延動力低減用であり、ワークロール2,2に
向けて設けられたヘッダー5.5から噴射される潤滑剤
は、ワークロール2゜2の冷却用、またストリップ1の
上下面に向けて設けられたヘッダー6:6から噴射され
る潤滑剤は、ストリップ1の冷却用である。
しかるに、上記した従来の潤滑用および冷却用潤滑剤の
供給方法によっては、その目的とする潤滑効果および冷
却効果において、次のような問題があった。
供給方法によっては、その目的とする潤滑効果および冷
却効果において、次のような問題があった。
即ち、潤滑効果は、ワークロール2,2のロールバイト
に供給されたエマルジョンの油分が水から分離してスト
リップ1に展着し、前記油分がストリップ1とワークロ
ール2,2間に引き込まれることによって得られるもの
である。
に供給されたエマルジョンの油分が水から分離してスト
リップ1に展着し、前記油分がストリップ1とワークロ
ール2,2間に引き込まれることによって得られるもの
である。
このような潤滑剤の性質は、プレートアウト性(離水展
着性)と呼ばれ、一般に、プレートアウト量として、ス
トリップの単位面積当りにおける離水展着量(9/rr
l)により表わされる。
着性)と呼ばれ、一般に、プレートアウト量として、ス
トリップの単位面積当りにおける離水展着量(9/rr
l)により表わされる。
前記プレートアウト量は、圧延性と深い関係を有してお
り、プレートアウト量が少ないとワークロールのロール
バイト中に引込まれる油分が少な 。
り、プレートアウト量が少ないとワークロールのロール
バイト中に引込まれる油分が少な 。
く、潤滑不足となるため、前記プレートアウト量を多く
することが望まれている。
することが望まれている。
プレートアウト量は、エマルジョンの乳化安定性と深い
関係があり、乳化が不安定で油分が水と分離しやすいは
ζ、プレートアウト量は多くなる。
関係があり、乳化が不安定で油分が水と分離しやすいは
ζ、プレートアウト量は多くなる。
。しかしその反面、エマルジョンの乳化が不安定になる
と、前記タンク内におけるエマルジョンの混合状態が悪
化し、極めて濃度の不安定なエマルジョンが圧延機に供
給されることになる結果、圧延が不安定となり作業性が
損われる。
と、前記タンク内におけるエマルジョンの混合状態が悪
化し、極めて濃度の不安定なエマルジョンが圧延機に供
給されることになる結果、圧延が不安定となり作業性が
損われる。
従って、エマルジョンは、ある程度の乳化安定性をもた
せることが必要となることから、前記プレートアウト量
を多くすることが望まれていても、それには自づから限
界があり、安定した圧延を行ない得るラインスピードで
作業することは押えざるを得ず、生産性を下げる結果に
なっていた。
せることが必要となることから、前記プレートアウト量
を多くすることが望まれていても、それには自づから限
界があり、安定した圧延を行ない得るラインスピードで
作業することは押えざるを得ず、生産性を下げる結果に
なっていた。
また、ストリップに潤滑剤を噴射して冷却を行なうに当
り、前記潤滑剤はできるだけ低温であることが望ましい
。
り、前記潤滑剤はできるだけ低温であることが望ましい
。
即ち、ストリップの冷却が不足し、その温度が高くなる
と、圧延の際にストリップに焼付き傷が発生し、良好な
表面性状をもった製品が得られないことになる。
と、圧延の際にストリップに焼付き傷が発生し、良好な
表面性状をもった製品が得られないことになる。
しかるに、上記した従来の潤滑剤循環冷却方式では、潤
滑油の融点が高い(牛脂ベース30°〜40°)ため、
エマルジョン温度を50°〜70℃高い温度に管理する
必要があり、従って、常温の水を使用する場合に比べて
、かなり冷却効果が低い。
滑油の融点が高い(牛脂ベース30°〜40°)ため、
エマルジョン温度を50°〜70℃高い温度に管理する
必要があり、従って、常温の水を使用する場合に比べて
、かなり冷却効果が低い。
その上、冷却は潤滑剤の噴射によって行なわれるもので
あるから、ストリップの下面に対する冷却は、上面に対
する冷却に比べて、潤滑剤の水乗り効果が得られず、そ
の分だけ冷却不足となる結果、ストリップ下面に焼付き
傷が多発する原因となっていた。
あるから、ストリップの下面に対する冷却は、上面に対
する冷却に比べて、潤滑剤の水乗り効果が得られず、そ
の分だけ冷却不足となる結果、ストリップ下面に焼付き
傷が多発する原因となっていた。
上記したように、従来の潤滑剤供給方法では、潤滑効果
およびストリップの冷却効果が共に不十分で、生産性の
高い安定した圧延作業により、優れた表面性状をもつ製
品を得ることができなかった。
およびストリップの冷却効果が共に不十分で、生産性の
高い安定した圧延作業により、優れた表面性状をもつ製
品を得ることができなかった。
この発明は、上述のような観点から、優れた潤滑効果と
冷却効果が得られ、生産性の高い安定した圧延作業によ
り、優れた表面性状をもつ製品を得ることができるスト
リップ圧延における潤滑剤の供給方法を提供するもので
、スl−IJツブ圧延機の入側における、走行するスト
リップのパスライン下側に設けられた、前記パスライン
と平行し、その先端部が圧延ロールの直前に臨む樋内に
、ストリップの走行方向に向けて潤滑剤を供給し、前記
樋の先端部付近において、前記潤滑剤の油脂層が分離浮
上した油脂層を形成せしめ、潤滑剤の表面を走行するス
t−IJツブが、前記油脂層中を通過するようにしたこ
とに特徴を有するものである。
冷却効果が得られ、生産性の高い安定した圧延作業によ
り、優れた表面性状をもつ製品を得ることができるスト
リップ圧延における潤滑剤の供給方法を提供するもので
、スl−IJツブ圧延機の入側における、走行するスト
リップのパスライン下側に設けられた、前記パスライン
と平行し、その先端部が圧延ロールの直前に臨む樋内に
、ストリップの走行方向に向けて潤滑剤を供給し、前記
樋の先端部付近において、前記潤滑剤の油脂層が分離浮
上した油脂層を形成せしめ、潤滑剤の表面を走行するス
t−IJツブが、前記油脂層中を通過するようにしたこ
とに特徴を有するものである。
次に、この発明方法を、第2図および第3図により説明
する。
する。
この発明方法においては、圧延機Aの入側において、矢
印の方向に走行するストリップ1のパスラインの下側に
、前記ストリップ1と平行し、かつその先端部をワーク
ロール2の直前に臨ませた、少なくともストリップ1の
幅より広い幅を有する所定長さの樋8を設け、前記樋8
内に、潤滑剤Iを樋8の上流側から矢印の如く供給して
樋8内を流し、ワークロール2の直前に臨ませたその先
端部から、矢印の如くオーバーフローさせ、ストリップ
1が、前記樋8内を流れる潤滑剤7の表面中を通過する
ようになしである。
印の方向に走行するストリップ1のパスラインの下側に
、前記ストリップ1と平行し、かつその先端部をワーク
ロール2の直前に臨ませた、少なくともストリップ1の
幅より広い幅を有する所定長さの樋8を設け、前記樋8
内に、潤滑剤Iを樋8の上流側から矢印の如く供給して
樋8内を流し、ワークロール2の直前に臨ませたその先
端部から、矢印の如くオーバーフローさせ、ストリップ
1が、前記樋8内を流れる潤滑剤7の表面中を通過する
ようになしである。
この際、前記樋8内にその上流側から供給された潤滑剤
7は、樋8の先端部へと流れるに従い、エマルジョン中
の油脂層が分離して油脂層7aが形成され、ワークロー
ル2の入側に近い程、前記油脂層7aは厚い層となる。
7は、樋8の先端部へと流れるに従い、エマルジョン中
の油脂層が分離して油脂層7aが形成され、ワークロー
ル2の入側に近い程、前記油脂層7aは厚い層となる。
従って、上記により潤滑剤7の表面を通板するストリッ
プ1は、前記分離した油脂層Ta内を通過することにな
るからプレートアウト量の極めて高い状態で圧延され、
その結果、ワークロールのロールバイト中に引込まれる
油分は、十分な量となり、高い潤滑状態が得られる。
プ1は、前記分離した油脂層Ta内を通過することにな
るからプレートアウト量の極めて高い状態で圧延され、
その結果、ワークロールのロールバイト中に引込まれる
油分は、十分な量となり、高い潤滑状態が得られる。
なお5,5は、ワークロール2,2に向けて潤滑剤を噴
射するヘッダーである。
射するヘッダーである。
また、第3図においては、樋8のワークロール2から離
れた上流側底面に、走行するストリップ1の下面に向け
た複数のストリップ冷却用潤滑剤の噴射ヘッダー9が設
けられている。
れた上流側底面に、走行するストリップ1の下面に向け
た複数のストリップ冷却用潤滑剤の噴射ヘッダー9が設
けられている。
6は従来のストリップ上面に向けた潤滑剤噴射用ヘッダ
ーで、これらから噴射される潤滑剤により、樋8内の潤
滑剤液面は、ストリップ1のパスラインより、常に上方
にあるようになっている。
ーで、これらから噴射される潤滑剤により、樋8内の潤
滑剤液面は、ストリップ1のパスラインより、常に上方
にあるようになっている。
前記ヘッダー9から、比較的高い圧力でストリップ1の
下面に向は潤滑剤を噴射するときは、前記潤滑剤は高い
乱流度をもってストリップ1に当る結果、高温のス)
IJツブ1との境界に発達する温度境界層を剥離させ、
高い冷却効果が得られる。
下面に向は潤滑剤を噴射するときは、前記潤滑剤は高い
乱流度をもってストリップ1に当る結果、高温のス)
IJツブ1との境界に発達する温度境界層を剥離させ、
高い冷却効果が得られる。
第4図は、熱伝達率とストリップ表面温度との関係を示
した図で、Δ印は本発明の乱流浸漬冷却の場合、○印は
従来のスプレィ冷却の場合を示しており、同図から本発
明による乱流度を高めた冷却方法によれば、高い冷却効
果が得られることは明らかである。
した図で、Δ印は本発明の乱流浸漬冷却の場合、○印は
従来のスプレィ冷却の場合を示しており、同図から本発
明による乱流度を高めた冷却方法によれば、高い冷却効
果が得られることは明らかである。
次に、この発明の実施例を、第5図および第6図の概略
刺視図に基づき説明する。
刺視図に基づき説明する。
この実施例においては、5スタンドで構成される冷間タ
ンデム圧延機の第4スタンドと第5スタンド間で潤滑剤
の供給を行なったもので、前記スタンド間の距離は4.
4mである。
ンデム圧延機の第4スタンドと第5スタンド間で潤滑剤
の供給を行なったもので、前記スタンド間の距離は4.
4mである。
前記スタンド間に設けた樋8は、その長さを第5スタン
ドの入側直前からライン方向3m1幅を1400mmと
なし、樋8の側板8aの高さは、圧延機側で55mm1
その反対の上流側で7領Uとして、その間を直線的に傾
剥させた。
ドの入側直前からライン方向3m1幅を1400mmと
なし、樋8の側板8aの高さは、圧延機側で55mm1
その反対の上流側で7領Uとして、その間を直線的に傾
剥させた。
なお、樋8の底板と走行するスl−IJツブ1との間の
間隔はほぼ50mmでライン方向一定である。
間隔はほぼ50mmでライン方向一定である。
樋8の圧延機側堰板8bは、第6図に図示される如く、
その下端縁部から上端縁部に向けて円弧状に形成され、
オーバーフローするエマルジョンの油脂層を積極的にロ
ールバイト内へ引き込みやすくなし、且つその上端縁部
と、側板8aの上端縁部との間には、間隔H(この実施
例では20間)を設けて、前記油脂層のオーバーフロー
による潤滑効果を高めである。
その下端縁部から上端縁部に向けて円弧状に形成され、
オーバーフローするエマルジョンの油脂層を積極的にロ
ールバイト内へ引き込みやすくなし、且つその上端縁部
と、側板8aの上端縁部との間には、間隔H(この実施
例では20間)を設けて、前記油脂層のオーバーフロー
による潤滑効果を高めである。
8cは、圧延機より上流側に設けた潤滑剤流出防止用の
堰板で、前記堰板8Cの上端縁部とスl−IJツブ1と
の間隔は、はぼ20關となした。
堰板で、前記堰板8Cの上端縁部とスl−IJツブ1と
の間隔は、はぼ20關となした。
樋8の圧延機Aより上流側の底面に、ストリップ1の下
面に向けて設けられたストリップ冷却用潤滑剤の噴射ヘ
ッダー9は、第7図に断面図で図示される如く、100
A管、1400?Xll!の長さで、フラットスプレー
ノズル10を、樋8の幅方向に13ケ設け、ストリップ
1の進行方向に向け45゜の角度で潤滑剤を噴射するよ
うになっている。
面に向けて設けられたストリップ冷却用潤滑剤の噴射ヘ
ッダー9は、第7図に断面図で図示される如く、100
A管、1400?Xll!の長さで、フラットスプレー
ノズル10を、樋8の幅方向に13ケ設け、ストリップ
1の進行方向に向け45゜の角度で潤滑剤を噴射するよ
うになっている。
この実施例におけるヘッダー9からの前記潤滑剤の吐出
圧は10 kg/crit1流量は2001/分・ヘッ
ダーである。
圧は10 kg/crit1流量は2001/分・ヘッ
ダーである。
上記した方法で潤滑剤の供給を行なった結果、プレート
アウト量は従来より大幅に高められて優れた潤滑効果が
得られ、第5スタンドの圧延機消費動力を、従来より1
0係減らすことができて、消費動力の大幅な軽減が可能
となった。
アウト量は従来より大幅に高められて優れた潤滑効果が
得られ、第5スタンドの圧延機消費動力を、従来より1
0係減らすことができて、消費動力の大幅な軽減が可能
となった。
また、ストリップの温度は、従来より20°〜30°下
げられ、スl−IJツブの焼付き傷発生頻度を、従来の
30%程度にすることができ、圧延作業を大幅に改善す
ることができる。
げられ、スl−IJツブの焼付き傷発生頻度を、従来の
30%程度にすることができ、圧延作業を大幅に改善す
ることができる。
上記実施例は、冷間圧延機について述べたが、この発明
方法は、熱間圧延機に対しても適用することができ、ま
た潤滑剤の噴射は、循環噴射方式(Recircula
tion方式)にも、また直接噴射方式(Direct
Appl 1cation方式)にも適用が可能で、
同様の効果を発揮することができる。
方法は、熱間圧延機に対しても適用することができ、ま
た潤滑剤の噴射は、循環噴射方式(Recircula
tion方式)にも、また直接噴射方式(Direct
Appl 1cation方式)にも適用が可能で、
同様の効果を発揮することができる。
以上説明したように、この発明方法によれば、優れた潤
滑効果と冷却効果が得られて、生産性の高い安定した圧
延作業により、優れた表面性状をもつ製品を製造するこ
とができ、圧延機の消費動力は大幅に節減される上、潤
滑剤の消費量も低減し得る等、工業上優れた効果がもた
らされる。
滑効果と冷却効果が得られて、生産性の高い安定した圧
延作業により、優れた表面性状をもつ製品を製造するこ
とができ、圧延機の消費動力は大幅に節減される上、潤
滑剤の消費量も低減し得る等、工業上優れた効果がもた
らされる。
第1図は従来の潤滑剤供給方法を示す説明図、第2図お
よび第3図はこの発明の潤滑剤供給方法を示す説明図、
第4図は熱伝達率とス) IJツブ表面温度との関係を
示す図、第5図および第6図はこの発明の実施例を示す
圧延機入側部分の概略胴視図、第7図は第5図A−A線
断面図である。 図面において、A・・・・・・圧延機、1・・・・・・
ストリッツ、2・・・・・・ワークロール、3・・・・
・・バックアップロール、4,5,6・・・・・・ヘッ
ダー、7・・・・・・潤滑剤、8・・・・・・樋、8a
・・・・・・側板、8b 、 8c・・・・・・堰板、
9・・・・・・ヘッダー、10・・・・・・スプレーノ
ズル。
よび第3図はこの発明の潤滑剤供給方法を示す説明図、
第4図は熱伝達率とス) IJツブ表面温度との関係を
示す図、第5図および第6図はこの発明の実施例を示す
圧延機入側部分の概略胴視図、第7図は第5図A−A線
断面図である。 図面において、A・・・・・・圧延機、1・・・・・・
ストリッツ、2・・・・・・ワークロール、3・・・・
・・バックアップロール、4,5,6・・・・・・ヘッ
ダー、7・・・・・・潤滑剤、8・・・・・・樋、8a
・・・・・・側板、8b 、 8c・・・・・・堰板、
9・・・・・・ヘッダー、10・・・・・・スプレーノ
ズル。
Claims (1)
- 1 スl−IJツブ圧延機の入側における、走行するス
トリップのパスライン下側に設けられた、前記パスライ
ンと平行し、その先端部が圧延ロールの直前に臨む樋内
に、ストリップの走行方向に向けて潤滑剤を供給し、前
記樋の先端部付近において、前記潤滑剤の油脂層が分離
浮上した油脂層を形成せしめ、潤滑剤の表面を走行する
ストリップが、前記油脂層中を通過するようにしたこと
を特徴とするストリップ圧延における潤滑剤の供給方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP307180A JPS591485B2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 | ストリツプ圧延における潤滑剤の供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP307180A JPS591485B2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 | ストリツプ圧延における潤滑剤の供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56102310A JPS56102310A (en) | 1981-08-15 |
JPS591485B2 true JPS591485B2 (ja) | 1984-01-12 |
Family
ID=11547096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP307180A Expired JPS591485B2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 | ストリツプ圧延における潤滑剤の供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591485B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229195Y2 (ja) * | 1983-01-21 | 1987-07-27 | ||
JPH0248144Y2 (ja) * | 1984-02-07 | 1990-12-18 | ||
KR102593012B1 (ko) * | 2022-11-29 | 2023-10-23 | 김세환 | 다수의 암실을 구비하는 광전식 화재감지기 |
-
1980
- 1980-01-17 JP JP307180A patent/JPS591485B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229195Y2 (ja) * | 1983-01-21 | 1987-07-27 | ||
JPH0248144Y2 (ja) * | 1984-02-07 | 1990-12-18 | ||
KR102593012B1 (ko) * | 2022-11-29 | 2023-10-23 | 김세환 | 다수의 암실을 구비하는 광전식 화재감지기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56102310A (en) | 1981-08-15 |
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