JPS59146876A - ラインプリンタ装置のシヤトル機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　発明の技術分野 本発明は印字ヘッドを装備したハンマバンクを揺動しな
がら印字を行うシャトル型プリンタ装置で、特にシャト
リングｔこ要する電力消費を低減するようにしたライン
プリンタ装置のシャトル機構ｌこ関する。

（ｂ）　　従来技術と問題点 従来のラインプリンタ装置のシャトル機構としては、リ
ンク機構を用いた方式、カム機構を用いた方式があり、
可動コイル型リニアモータを用いた方式も検討されてい
る。

リンク機構を用いて得られる速度曲線は第１図（イ）ｌ
こ示すような正弦波状ａであシ、印字の高連化ζこ適し
た等速区間の実りが困難で、ハンマバンクの速度制御が
むずかしい。又カム機構を用いて得られる速度曲線はカ
ムの形状によシ第１図（ロ）に示すような印字条件に適
した台形波状すが容易に得られるが、動作伝達のためζ
こはカム輪郭面と可動部の１部が常に接触してなければ
ならず、接触圧、発熱等の問題がある。ざらｌこ第２図
に示す可動コイル型すニアモークを用いた方式はハンマ
バンク１が左端又は右端に移動したとき、リニアモータ
２による逆方向の力により往復動する。ハンマバンク１
の揺動の高速化ｌこは、リターン時の立ち上りを早くす
るため加速度を大きくする必要があり、加速度を大きく
するためにはリニアモータ２のコイル３１こ流す電流を
増さねばならず、消費電力が大きくなりがちであるとい
う欠点がある。

なお４は継鉄、５は永久磁石、６は鉄心、７はボビンを
示す。

（ｃ）　　発明の目的 本発明の目的は印字ヘッドを装備したハンマバンクの方
向変換の際ｌこ、磁り的吸引力のみを利用することによ
り電力消費の低減をはかったラインプリンタ装置のシャ
トル機構を提供することにある。

（ｄ）　　発明の構成 そしてこの目的は本発明によれば、印字ヘッドを装備し
たハンマバンク（こ設けられた可動コイル型リニアモー
タを駆動することによす該ハンマバンクを揺動させなが
ら印字を行うシャトル型プリンタ装置において、前記ハ
ンマバンクの１端には前記印字を行うストローク全域に
わたって直進力を出力し得る可動型リニアモータを備え
、他端には磁場中を自由に往復直進移動し得る鉄片を備
えたことを特徴とするラインプリンタ装置のシャトル機
構を提供することζこよって達成される。

（ｅ）　　発明の実施例 以下本発明の実施例を図面Ｉこよって詳述する。

第３図は本発明のラインプリンタ装置のシャトル機構の
１実施例を示す断面図である。

図において、印字ヘッドが装備したハンマバンク８が基
盤９上（こベアリング１０を介して揺動可３− 能（こ取付けられ、又ハンマバンク８の１端には可動コ
イル１１を取付け、他端ｌこは鉄片１２を増付ける。こ
の鉄片１２は平常は必ず基板９１こ固定された側板１３
１こ取付けた永久磁石１４の磁場中に存在し、シャトル
ストロークに応じて自由（こ往復直進移動できるように
設置されている。

また可動コイル１１も同じように取付けられた永久磁石
１４の磁場内に存在できるように設置する。なお１５は
ヨーク、１６はセンタヨークを示す・ このハンマバンク８を起動させる時は可動コイルＩＮこ
通電した時ｌこ発生する直進力を用いるが、その後のシ
ャトルリターンは第３図の状態では矢印ｔこ示すように
、ハンマバンク８左端の可動コイルｌｌｉこよる直進力
とハンマバンク８右端の鉄片１２ζこよる吸引力とで行
ない、第４図（こ示す状態では矢印のようにハンマバン
ク８右端の鉄片１２による吸引力のみで行なう。この吸
引力は鉄心１２が慣性ζこより磁場を飛び出そうとする
持主じる鉄片１２を再び磁場内ｔこ戻そうと作用する力
である。

４− この力でハンマバンク８は制動、停止さらｌこ逆方向へ
再加速されてシャトルリターンを行なう。

この方法によれば、電力を消費するのは片側のシャトル
リターン時のみで済み電力消費をかなシ低減させること
ができる。

ざら−こ、シャトル領竣の全域に渡って、常をこ可動コ
イルが磁場中に存在するように配置することで、片道に
おける速度制御が可動コイルの一方向に通電するだけで
容易に実均できるようｌこなる。

第５図は本発明の他の実施例を示す。

第３図と異なるのはハンマバンク８両端に鉄片１２を設
置した点である。この例ではハンマバンク８の１端には
可動コイル１１と鉄片１２を、他端には鉄片１２のみを
取り付ける。この鉄片１２は平常必ず磁場中ζこ存在し
シャトルストロークに応じて自由に往復直進移動ができ
るように設置する。このハンマバンク８を起動、又は制
動させる時は可動コイル１１（こ通電した時ζこ発生す
る直進力を用いるが、シャトル動作中は可動コイル１１
を殆んど用いず、磁場中にある鉄片１２、位置ｔこより
生ずる吸引力を利用する。なお、第５図はハンマバンク
８がシャトルストロークの左端（こ達した状態であシ、
この時の鉄片１２１こ作用する力を矢印で示す。動作中
の可動コイル１１への通電はシャトル速度が下がった時
の補正だけｌこ限るようにする。

この方法ｔこよれば主に電力を消費するのは、初期の起
動時と最終的な制御時のみとなり、通常運転中はほとん
ど電力を消費しないので、極めて低消費電力のものとな
る。従って従来のようＥこハンマバンク１の揺動の高速
化のためｌこ、リニアモータのコイルｌこ多くの電流を
流さなくともすむので消費電力の低減化したシャトル機
構が提供できる。

（ｆ）　　発明の効果 以上、詳細に説明したようｆこ、本発明のラインプリン
タ装置のシャトル機構は印字ヘッドを装備シタハンマバ
ンクの】端シこは印字を行うストローク全ｖにわたって
直進力を出力しつる可動型りニアモータを備え、他端ζ
こは磁場中を自由に往り直進移動しつる鉄片を備えたこ
とによシミ力を消費しない磁気的吸引力を用いてシャト
ルリターンを行うので、従来のようｔこりニアモータの
コイルに　　　′多くの電流を流さなくともよいので、
電力消費を極めて低く押えられる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）（ロ）は従来のシャトル機構の速度曲線を
示す波形図、第２図は従来のラインプリンタ装置のシャ
トル機構を説明するための図、第３図、第４図は本発明
のライング１ノンタ装置のシャトル機構の１実施例を示
す断面図、第５図は本発明の別の実施例を示す断面図で
ある。 図において、８はハンマバンク、９は基板、１０はベア
リング、１１は可動コイル、１２は鉄片、１３は側板、
１４は永久磁石、１５はヨーク、１６はセンタヨークを
示す。 壇欠 ＊３　図 某５　図 ４２８

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　印字ヘッドを装備したノ飄ンマバンクに設け
   られた可動コイル型リニアモータを駆動することζこよ
   り該ハンマバンクを揺動させながら印字を行うラインプ
   リンタ装置のシャトル機構において、前記ハンマバンク
   の１端には前記印字を行うストローク全域（こわたって
   直進力を出力し得る可動型リニアモータを備え、他端に
   は磁界発生部−こよる磁場中を自由に往復直進移動し得
   る鉄片を備え、上記ハンマバンクの方向変換は該ハンマ
   バンクの１端ｆこある可動型１１ニアモータの直進力と
   他端にある鉄片が前記磁場内へ吸引される力ζこよシ行
   われることを特徴とするラインプリンタ装置のシャトル
   機構。
2. （２）上記可動型リニアモータを備えた位置（こ、該可
   動型リニアモータの磁場中を自由に往復直進移動し得る
   鉄片を付加し、上記ハンマバンクの初期起動、完全停止
   及び速度補正の時（こ、上記可動型リニアモータｌこよ
   る直進力を用い、該ハンマバンクの通常の方向変換は上
   記鉄片が磁場内へ吸引される力によシ行うことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のラインプリンタ装置の
   シャトル機構・