JPS59112987A - 1′,2′―ジアシル―(6r,s)―5,6,7,8―テトラヒドロ―l―ビオプテリンおよびその製法 - Google Patents
1′,2′―ジアシル―(6r,s)―5,6,7,8―テトラヒドロ―l―ビオプテリンおよびその製法Info
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- JPS59112987A JPS59112987A JP22360582A JP22360582A JPS59112987A JP S59112987 A JPS59112987 A JP S59112987A JP 22360582 A JP22360582 A JP 22360582A JP 22360582 A JP22360582 A JP 22360582A JP S59112987 A JPS59112987 A JP S59112987A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
− (6R,s) − 5+ 6,I s−テトラヒド
ローLービオプテリンおよびその製法に関する。
ローLービオプテリンおよびその製法に関する。
異型のフェニルケトン尿症(以下、PKUトいう)また
はジヒドロプテリン−レダクターゼ欠乏症の患者の治療
に、(6i’t, s)−s, 6+ 71 a −
7トラヒドo−L−ビオプテリンおよび7,8−ジヒド
ロ−L−ビオプテリンが有効に使用されうることが最近
判明した( A, Niederwieser, H.
一〇H. Ourtius。
はジヒドロプテリン−レダクターゼ欠乏症の患者の治療
に、(6i’t, s)−s, 6+ 71 a −
7トラヒドo−L−ビオプテリンおよび7,8−ジヒド
ロ−L−ビオプテリンが有効に使用されうることが最近
判明した( A, Niederwieser, H.
一〇H. Ourtius。
0、 Bettoni, J.H. Bieri, B
. Schircks, M. Viscontini
およびJ. Schaub, Lancet, 197
9 、151ならびにH. −OH。
. Schircks, M. Viscontini
およびJ. Schaub, Lancet, 197
9 、151ならびにH. −OH。
Ourtius, A. Niederwiese
r, M.Viscontini, A. Ot
ten, J.Schaub 。
r, M.Viscontini, A. Ot
ten, J.Schaub 。
S. Scheibenre土terおよびH. Sc
hmidt, Olin, Ohim. Acta 。
hmidt, Olin, Ohim. Acta 。
93 、251 (1979’))。
しかしながら両化合物とも、脳内においてLートリプト
ファンおよびL−チロシンをヒドロキシル化してそれぞ
れ5−ヒドロキシトリプトファンおよびドーパとする反
応に触媒作用を果すものであるが、いずれも脳膜壁を通
過しにくい。そのため前記両欠乏症の治療中に、(6R
,S )一テトラヒドローLービオプテリンと共に神経
伝達物質前駆体を投与しなければならないという欠点が
ある。
ファンおよびL−チロシンをヒドロキシル化してそれぞ
れ5−ヒドロキシトリプトファンおよびドーパとする反
応に触媒作用を果すものであるが、いずれも脳膜壁を通
過しにくい。そのため前記両欠乏症の治療中に、(6R
,S )一テトラヒドローLービオプテリンと共に神経
伝達物質前駆体を投与しなければならないという欠点が
ある。
本発明者は脂質親和性物質が容易に脳膜壁を通過すると
いう事実および両性化合物および糖誘導体としてのテト
ラヒドローLービオプテリンがきわめて極性の大きい化
合物であるという更ドローLービオブテリンの側鎖の遊
離の水酸基がアシル化された新規化合物11. 、I−
ジアシル(6R。
いう事実および両性化合物および糖誘導体としてのテト
ラヒドローLービオプテリンがきわめて極性の大きい化
合物であるという更ドローLービオブテリンの側鎖の遊
離の水酸基がアシル化された新規化合物11. 、I−
ジアシル(6R。
s) −5. 6, 7. 8−テトラヒドローLービ
オプテリンが、極性が小さく、神経伝達物質前駆体を用
いることなく゛異型のPKUおよびジヒドロプテリン−
レダクターゼ欠乏症の治療に、(6R I S) −
5+6+7、8−テトラヒドローLービオブテリンにま
さるとも劣らない効果を発揮することを見出し、本発明
を完成するに至った。
オプテリンが、極性が小さく、神経伝達物質前駆体を用
いることなく゛異型のPKUおよびジヒドロプテリン−
レダクターゼ欠乏症の治療に、(6R I S) −
5+6+7、8−テトラヒドローLービオブテリンにま
さるとも劣らない効果を発揮することを見出し、本発明
を完成するに至った。
本発明の化合物は、一般式(I):
五
(式中、R1およびR2はアシル基である)で示さロー
Lービオプテリンに関する。
Lービオプテリンに関する。
式(1)で示される化合物における水酸基の保護基であ
るアシル基(R1およびR2)としては、たとえばアセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イに炭素数1〜10の
範囲が好ましい。一般にはR300(式中、R3はHま
たは炭素数1以上、好ましくは1〜9の直鎮状または分
枝鎖状あるいは環状炭化水素を含む飽和アルキル基また
は不飽R7およびR8は水素原子または直鎖状もしくは
分枝鎖状のアルキル基であるが、好ましくはその炭素数
の合計が3を超えない)で示される置換9 11 (式中、Rは水素原子またはメチル基である)で示され
る置換または未置換のアラルキル基である)で示される
。
るアシル基(R1およびR2)としては、たとえばアセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イに炭素数1〜10の
範囲が好ましい。一般にはR300(式中、R3はHま
たは炭素数1以上、好ましくは1〜9の直鎮状または分
枝鎖状あるいは環状炭化水素を含む飽和アルキル基また
は不飽R7およびR8は水素原子または直鎖状もしくは
分枝鎖状のアルキル基であるが、好ましくはその炭素数
の合計が3を超えない)で示される置換9 11 (式中、Rは水素原子またはメチル基である)で示され
る置換または未置換のアラルキル基である)で示される
。
具体的な化合物名としては、たとえば、1.2−ジアセ
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビーテトラ
ヒドロ−L−ビオプテリン、1,2−ジブチリル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオブチ5、6.7.
8−テトラヒドロ−L−ビオプテリン、1′、2−ジイ
ソバレリル−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオ
プテリンがあげられる。
チル−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビーテトラ
ヒドロ−L−ビオプテリン、1,2−ジブチリル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオブチ5、6.7.
8−テトラヒドロ−L−ビオプテリン、1′、2−ジイ
ソバレリル−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオ
プテリンがあげられる。
また本発明の一般式(1)で示される化合物は6位の炭
素原子に関して2つのジアステレオマーすなわち1′、
2−ジアシル−(6R) −5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−L−ビオプテリンおよび1,2−ジアシル−(6
S) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテ
リンを有しているが、本発明の式(I)で示される化合
物はそれら2つのジアステレオマーおよびそれらの混合
物を含むものである。 ′□本発明の一般式(1)
で示される化合物は一般式但): (式中、R1およびR2は前記と同じ)で示される媒の
存在下に水素添加することにより容易にえられる。
素原子に関して2つのジアステレオマーすなわち1′、
2−ジアシル−(6R) −5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−L−ビオプテリンおよび1,2−ジアシル−(6
S) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテ
リンを有しているが、本発明の式(I)で示される化合
物はそれら2つのジアステレオマーおよびそれらの混合
物を含むものである。 ′□本発明の一般式(1)
で示される化合物は一般式但): (式中、R1およびR2は前記と同じ)で示される媒の
存在下に水素添加することにより容易にえられる。
触媒としては、たとえはPt % Ni、Ors pH
1SRhなどが用いられうる。
1SRhなどが用いられうる。
水素添加は溶媒中で行なうが、用いる溶媒は(IL)一
般式(II)で示される化合物が溶解するもの、たとえ
ばトリフルオロ酢酸、メタノール、エタノール、プロパ
ツール(1)、プロパツール(2)、濃塩酸も含めた酸
性の水または塩基性の水であっても、(b)一般式(I
I)で示される化合物は溶解しないが一般式(1)で示
される化合物は溶解するもの、たとえば酢酸であっても
よい。
般式(II)で示される化合物が溶解するもの、たとえ
ばトリフルオロ酢酸、メタノール、エタノール、プロパ
ツール(1)、プロパツール(2)、濃塩酸も含めた酸
性の水または塩基性の水であっても、(b)一般式(I
I)で示される化合物は溶解しないが一般式(1)で示
される化合物は溶解するもの、たとえば酢酸であっても
よい。
前記(a)の溶媒、とくにトリフルオロ酢酸を使用する
ばあいは、たとえばベルナルト シュルクス、ジョスト
・H・ビエリおよびマックス・ビスコンテイ一二(Be
rnard 5ohirahs、 、Tost HBi
eri 8jxd Max Visaontini)
(He1vetica Ohimlca Acta
。
ばあいは、たとえばベルナルト シュルクス、ジョスト
・H・ビエリおよびマックス・ビスコンテイ一二(Be
rnard 5ohirahs、 、Tost HBi
eri 8jxd Max Visaontini)
(He1vetica Ohimlca Acta
。
61Q)、2731 (1978))に記載のL−ビオ
プテリンのpt触媒下における水素添加する方法に準じ
て行なうことができる。
プテリンのpt触媒下における水素添加する方法に準じ
て行なうことができる。
一般式(I)で示される化合物は医薬用途に供せられる
ため、トリフルオロ酢酸が残存していることは好ましく
なく、危険性がより少ない酢酸溶媒の方が実用上有用で
ある。なお、酢酸を使用する方法は一般式(I)で示さ
れる化合物に限らずL−ビオプテリンの水素添加にも適
用できる。
ため、トリフルオロ酢酸が残存していることは好ましく
なく、危険性がより少ない酢酸溶媒の方が実用上有用で
ある。なお、酢酸を使用する方法は一般式(I)で示さ
れる化合物に限らずL−ビオプテリンの水素添加にも適
用できる。
前記の水素添加反応においては通常、1.2−ジアシル
−(6R) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビ
オプテリンと1′、2−ジアシル−(6S)−5゜6、
7.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンの約1=1の
混合物かえられるが、これらの混合物はたとえば、(6
RSS) −5,(5,7,B−テトラドローL−ビオ
プテリンのはあい(y、 BioL (%em、 、2
55.1593(1978)を参照)と同様に高速液体
クロマトグラフィーにより分離されうる。
−(6R) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビ
オプテリンと1′、2−ジアシル−(6S)−5゜6、
7.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンの約1=1の
混合物かえられるが、これらの混合物はたとえば、(6
RSS) −5,(5,7,B−テトラドローL−ビオ
プテリンのはあい(y、 BioL (%em、 、2
55.1593(1978)を参照)と同様に高速液体
クロマトグラフィーにより分離されうる。
一般式(II)で表わされる化合物のうち1−2′−ジ
アセチル−L−ビオプテリンは知られており(Bern
ardSohirchs、 Jost HBieri
and Max Visoontini : Helv
eticaOhimica Acta、 60 (1)
、211 (1977)を参照)、他の新規なジアシル
体も該ジアセチル体と同様にL−ラムノース、2.4.
5−)リアミノ−6−ヒトロキシビリミシンおよびアシ
ル化剤を主原料として製造することができる。このばあ
い、J、A+ner。
アセチル−L−ビオプテリンは知られており(Bern
ardSohirchs、 Jost HBieri
and Max Visoontini : Helv
eticaOhimica Acta、 60 (1)
、211 (1977)を参照)、他の新規なジアシル
体も該ジアセチル体と同様にL−ラムノース、2.4.
5−)リアミノ−6−ヒトロキシビリミシンおよびアシ
ル化剤を主原料として製造することができる。このばあ
い、J、A+ner。
Ohem、 Soc、 、98.2301 (1975
)の方法にしたがってL−ラムノースの水和物をエタン
チオールと反応させ、L−ラムノース−ジエチルメルカ
プタールから1,1−ジエチルスルフォニル−L−ラム
ノースを経て5−デオキシ−L−アラビノースに変換す
る。これにフェニルヒドラジンを作用すせて5−デオキ
シ−L−アラビノース−フェニルヒドラジンにし、アシ
ル化剤を作用させて2,6゜4−トリアジル−5−デオ
キシ−L−アラビノース−フェニルヒドラゾンをつる。
)の方法にしたがってL−ラムノースの水和物をエタン
チオールと反応させ、L−ラムノース−ジエチルメルカ
プタールから1,1−ジエチルスルフォニル−L−ラム
ノースを経て5−デオキシ−L−アラビノースに変換す
る。これにフェニルヒドラジンを作用すせて5−デオキ
シ−L−アラビノース−フェニルヒドラジンにし、アシ
ル化剤を作用させて2,6゜4−トリアジル−5−デオ
キシ−L−アラビノース−フェニルヒドラゾンをつる。
この化合物に2゜4.5−)リアミノ−6−ビトロキシ
−ピリミジン2塩酸塩を作用させたのち、ヨウ素などの
酸化剤で酸化して1′、2′−ジアシル−L−ビオプテ
リンをうる。さらにL−ビオプテリンをうるにはこれを
脱アシル化する。
−ピリミジン2塩酸塩を作用させたのち、ヨウ素などの
酸化剤で酸化して1′、2′−ジアシル−L−ビオプテ
リンをうる。さらにL−ビオプテリンをうるにはこれを
脱アシル化する。
しかしながら、前記の公知の方法に準じて製造するばあ
いには、大量の溶媒が必要であり、しかも操作が繁雑で
あるためロスが多く、その結果全収率がわるいなど工業
的プロセスとしては不適当である。本発明者は1,1′
−ジエチルスルフォニル−L−ラムノース以後、目的と
する1゜2−ジアシル−L−ビオプテリン、必要によっ
てはL−ビオプテリンを採取するまでの全工程を中間体
を単離することなく連続的に反応させる方法、すなわち
one pot製造法(必要により1つの反応器中で行
なえる方法)を見出した。、これにより従来法の欠点が
改良され、全収率の向上、使用溶媒量の軽減、操作の簡
略化が達成され工業的に有利な製造法となった。
いには、大量の溶媒が必要であり、しかも操作が繁雑で
あるためロスが多く、その結果全収率がわるいなど工業
的プロセスとしては不適当である。本発明者は1,1′
−ジエチルスルフォニル−L−ラムノース以後、目的と
する1゜2−ジアシル−L−ビオプテリン、必要によっ
てはL−ビオプテリンを採取するまでの全工程を中間体
を単離することなく連続的に反応させる方法、すなわち
one pot製造法(必要により1つの反応器中で行
なえる方法)を見出した。、これにより従来法の欠点が
改良され、全収率の向上、使用溶媒量の軽減、操作の簡
略化が達成され工業的に有利な製造法となった。
このばあい使用するメルカプタールはエタンチオールに
限らずメチルメルカプタールやプロパンチオールも使用
でき、これに対応して1,1−ジメチルスルフォニル−
L−ラムノース、1−1′−ジブロピルスルフオニルー
L−ラムノースかえられ、これらがone pot製造
法の出発原料となる。
限らずメチルメルカプタールやプロパンチオールも使用
でき、これに対応して1,1−ジメチルスルフォニル−
L−ラムノース、1−1′−ジブロピルスルフオニルー
L−ラムノースかえられ、これらがone pot製造
法の出発原料となる。
前記の新規な製造法は一般式(II)で示される化合物
に限らず、類縁のL−ビオプテリンやさらに6位の側鎖
の異なるモナプテリンやネオプテリンに対しても適用す
ることができ、広範な応用が可能である。
に限らず、類縁のL−ビオプテリンやさらに6位の側鎖
の異なるモナプテリンやネオプテリンに対しても適用す
ることができ、広範な応用が可能である。
本発明の一般式(1)で表わされる化合物は反応液から
塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩など無
機または有機の塩、あるいは錯塩の形で単離することが
できる。
塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩など無
機または有機の塩、あるいは錯塩の形で単離することが
できる。
つぎに実施例をあげて本発明の化合物およびその製造法
を説明するが、本発明はかがる実施例のみに限定される
ものではない。
を説明するが、本発明はかがる実施例のみに限定される
ものではない。
実施例1
(1’、2’−ジアセチル−L−ビオプテリンのone
pot製造〕 (全工程は黄色燈のもとで行なった。
pot製造〕 (全工程は黄色燈のもとで行なった。
)ジエチルスル7オニルーL−ラムノース14゜(42
,1mmol )を水120m/に懸濁し、pHカ9〜
1゜になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた
。時折攪拌しながら22°aで14時間放置したのち、
ジエチルスルフォニルメタンの沈殿を沢夫し、P液を4
0°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノール80m
4に溶解し、精製したフェニルヒドラジン5g (46
mmo/)を加え、室温で1時間放置したのち40°C
で減圧下に乾燥した。残渣を1回当り50m1のエーテ
ルで2〜6回洗浄し乾燥したのち、ピリジン35m/に
溶解し冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無水酢酸
35m1をゆっくり添加し、完全に添加し終わったのち
水浴中で約10分間、ついで室温で5時間放置した。こ
の溶液にメタノール200m1を添加し、さらに室温で
10〜15時間(−皮面放置した。
,1mmol )を水120m/に懸濁し、pHカ9〜
1゜になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた
。時折攪拌しながら22°aで14時間放置したのち、
ジエチルスルフォニルメタンの沈殿を沢夫し、P液を4
0°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノール80m
4に溶解し、精製したフェニルヒドラジン5g (46
mmo/)を加え、室温で1時間放置したのち40°C
で減圧下に乾燥した。残渣を1回当り50m1のエーテ
ルで2〜6回洗浄し乾燥したのち、ピリジン35m/に
溶解し冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無水酢酸
35m1をゆっくり添加し、完全に添加し終わったのち
水浴中で約10分間、ついで室温で5時間放置した。こ
の溶液にメタノール200m1を添加し、さらに室温で
10〜15時間(−皮面放置した。
ついで亜ニチオン酸ナトリウム(Na2S204) j
、 Opと酢酸ナトリウム・!1H2012,5gを水
300m1に溶解した溶液と、水500m1に6−ヒド
ロキシ−2,4゜5−トリアミノピリジンサルフェート
H20を懸濁させた液を前記メタノール/ピリジン溶液
に連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置換
して密封し、35〜40°0で20時間攪拌して均一な
赤褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール300m4
にヨウ素25.を溶解した溶液を攪拌しながら少量ずつ
添加することにより、生成しているテトラヒドロビオプ
テリン誘導体を酸化した。過剰のヨウ素はチオ硫酸ナト
リウム(NagS203)で除去し、過剰のヨウ素が存
在しなくなってから、さらに少量のヨウ素を加えて酸化
を完了させた。酸化の過程で褐色の微細結晶の沈殿かえ
られた。この懸濁液を約100m/に濃縮し、数時間冷
蔵庫中で冷却したのち濾過した。i13取した粗ジアセ
チルビオプテリンを冷水50m1.冷エタノール100
m1およびエーテル1−1−0Oで洗浄して乾蜂した。
、 Opと酢酸ナトリウム・!1H2012,5gを水
300m1に溶解した溶液と、水500m1に6−ヒド
ロキシ−2,4゜5−トリアミノピリジンサルフェート
H20を懸濁させた液を前記メタノール/ピリジン溶液
に連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置換
して密封し、35〜40°0で20時間攪拌して均一な
赤褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール300m4
にヨウ素25.を溶解した溶液を攪拌しながら少量ずつ
添加することにより、生成しているテトラヒドロビオプ
テリン誘導体を酸化した。過剰のヨウ素はチオ硫酸ナト
リウム(NagS203)で除去し、過剰のヨウ素が存
在しなくなってから、さらに少量のヨウ素を加えて酸化
を完了させた。酸化の過程で褐色の微細結晶の沈殿かえ
られた。この懸濁液を約100m/に濃縮し、数時間冷
蔵庫中で冷却したのち濾過した。i13取した粗ジアセ
チルビオプテリンを冷水50m1.冷エタノール100
m1およびエーテル1−1−0Oで洗浄して乾蜂した。
乾燥した残渣を約1200m1の沸統水中に溶解し、活
性倹約0.59で脱色した。この溶液を加熱状態で濾過
し、活性炭部分は50m/の沸騰水で洗浄し、p液を室
温まで放冷したのち0〜5°0に10時間保った。
性倹約0.59で脱色した。この溶液を加熱状態で濾過
し、活性炭部分は50m/の沸騰水で洗浄し、p液を室
温まで放冷したのち0〜5°0に10時間保った。
析出したジアセチル−L−ビオプテリン結晶、をp取し
、1回当り50m1のエタノールで2回、ついでエーテ
ルで洗浄して乾燥し、112′−ジアセチル−L−ビオ
プテリンの結晶8.1gをえた。収車は60%であった
。
、1回当り50m1のエタノールで2回、ついでエーテ
ルで洗浄して乾燥し、112′−ジアセチル−L−ビオ
プテリンの結晶8.1gをえた。収車は60%であった
。
実施例2
〔1:2−ジブチリル−L−ビオプテリンのonθp、
o を製造〕 (全工程は黄色燈のもとで行なった。)
ジエチルスル7オニルーL−ラムノース14゜(42,
1mmol)を水120m1に懸濁し、I)Hが9〜1
0になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた。
o を製造〕 (全工程は黄色燈のもとで行なった。)
ジエチルスル7オニルーL−ラムノース14゜(42,
1mmol)を水120m1に懸濁し、I)Hが9〜1
0になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた。
時折攪拌しながら22°0で14時間放置したのち、ジ
エチルスル7オニルメタンの沈殿をp去し、P液を40
°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノ−k 80m
4 ニ溶解し、精製したフェニルヒドラジン5p (4
6mmo/)を加え、室温で1時間放置したのち40°
0で減圧下に乾燥した。残渣を1回当り50m/のエー
テルで2〜3回洗浄し乾燥したのち、ピリジン55m1
に溶解し、冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無水
酪酸35m1をゆっくり添加し、完全に添加し終わった
のち水浴中で約10分間、ついで室温で5時間放置した
。この溶液にメタノール200m/を添加し、さらに室
温で10〜15時間(−夜間)放置した。
エチルスル7オニルメタンの沈殿をp去し、P液を40
°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノ−k 80m
4 ニ溶解し、精製したフェニルヒドラジン5p (4
6mmo/)を加え、室温で1時間放置したのち40°
0で減圧下に乾燥した。残渣を1回当り50m/のエー
テルで2〜3回洗浄し乾燥したのち、ピリジン55m1
に溶解し、冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無水
酪酸35m1をゆっくり添加し、完全に添加し終わった
のち水浴中で約10分間、ついで室温で5時間放置した
。この溶液にメタノール200m/を添加し、さらに室
温で10〜15時間(−夜間)放置した。
ついで亜ニチオン酸ナトリウム(NagSzO4)1.
o gと酢酸ナトリウム・3H2012,5gを水30
0m/!に溶解した溶液と、水500m/に6−ヒドロ
キシ−2,4,5−トリアミノピリジンサルフェートH
20ヲP1i1させた液を前記メタノール/ピリジン溶
液に連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置
換して密封し、35〜40°Cで20時間攪拌して均一
な赤褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール300m
1にヨウ素25gを溶解した溶液を攪拌しながら少量ず
つ添加することにより、生成しているテトラヒドロビオ
プテリン誘導体を酸化した。
o gと酢酸ナトリウム・3H2012,5gを水30
0m/!に溶解した溶液と、水500m/に6−ヒドロ
キシ−2,4,5−トリアミノピリジンサルフェートH
20ヲP1i1させた液を前記メタノール/ピリジン溶
液に連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置
換して密封し、35〜40°Cで20時間攪拌して均一
な赤褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール300m
1にヨウ素25gを溶解した溶液を攪拌しながら少量ず
つ添加することにより、生成しているテトラヒドロビオ
プテリン誘導体を酸化した。
過剰のヨウ素はチオ硫酸ナトリウムで除去し、過剰のヨ
ウ素が存在しなくなってから、さらに少量のヨウ素を加
えて酸化を完了させた。酸化の過程で褐色の微細結晶の
沈殿かえられた。この懸濁液を40°0で減圧下に50
m4に濃縮し濾過したのち、戸数した不溶性画分を水、
冷エタノール40m1およびエーテルで洗浄し、熱エタ
ノールから再結晶した。この際脱色のために活性炭を使
用した。すなわち、活性炭と結晶の混合物を加熱−過し
、p液を冷却して生じる黄色の沈殿を戸取しエーテルで
洗浄後乾燥して1,2−ジブチリル−L−ビオプテリン
10.5.をえた。収率は65%であった。
ウ素が存在しなくなってから、さらに少量のヨウ素を加
えて酸化を完了させた。酸化の過程で褐色の微細結晶の
沈殿かえられた。この懸濁液を40°0で減圧下に50
m4に濃縮し濾過したのち、戸数した不溶性画分を水、
冷エタノール40m1およびエーテルで洗浄し、熱エタ
ノールから再結晶した。この際脱色のために活性炭を使
用した。すなわち、活性炭と結晶の混合物を加熱−過し
、p液を冷却して生じる黄色の沈殿を戸取しエーテルで
洗浄後乾燥して1,2−ジブチリル−L−ビオプテリン
10.5.をえた。収率は65%であった。
つぎにえられた化合物の特性値を示す。またLH−NM
Rスペクトル分析のチャートを第1図に示す。
Rスペクトル分析のチャートを第1図に示す。
Rf値(3%NH404/H20、セルロース)=0.
!+622゜ 〔α)58.= −74,3±3°(0=0.8.1.
N −HOl)(施光度は酪酸エステルの氷解のため時
間とともに増加した。) LH−NMRスペクトル分析(δ値’ ppm): (
9oM[(z 、工NDOl中)9、33 (8、H−
0(7))、6.5 (a 、H−0(1))、5〜6
(m 、 H2O、H−0(25)、3〜2.66
(m、2XJ(20−(OH2−0H3)) 、2JO
〜1.8 (m 、2XH20−(OH3))、1.6
6 (d、 H3−0(3’))、1.66(t、H3
O−(OH2)) 元素分析値’ O17H23N505 理論値(イ): o 54.11 H6,I N
18.56実測値((5): 054.09 H6,
99N 18.99実施例3 〔L−ビオプテリンのone pot製造〕 (全工程
は黄色燈のもとで行なった。) ジエチルスルフォニル−L−ラムノース149(42,
1mmoりを水120mj!に懸濁し、pHが9〜10
になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた。時
折攪拌しながら22°Oで14時間放置したのち、ジエ
チルスルフォニルメタンの沈殿をP−IE、し、p液を
40°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノール80
m1に溶解し、精製したフェニルヒドラジン5g (4
6mmo/)を加え、室温で1一時間放置したのち40
°0で減圧下に乾燥した。残渣を1回肖り50m1のエ
ーテルで2〜6回洗浄し乾燥したのち、ピリジン35m
1に溶解し、冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無
水酢酸65m1をゆっくり添加し、終わったのち水浴中
で約10分間、ついで室温で5時間放置した。この溶液
にメタノール200m4を添加し、ざらに室温で10〜
15時間(−伎間)放置した。
!+622゜ 〔α)58.= −74,3±3°(0=0.8.1.
N −HOl)(施光度は酪酸エステルの氷解のため時
間とともに増加した。) LH−NMRスペクトル分析(δ値’ ppm): (
9oM[(z 、工NDOl中)9、33 (8、H−
0(7))、6.5 (a 、H−0(1))、5〜6
(m 、 H2O、H−0(25)、3〜2.66
(m、2XJ(20−(OH2−0H3)) 、2JO
〜1.8 (m 、2XH20−(OH3))、1.6
6 (d、 H3−0(3’))、1.66(t、H3
O−(OH2)) 元素分析値’ O17H23N505 理論値(イ): o 54.11 H6,I N
18.56実測値((5): 054.09 H6,
99N 18.99実施例3 〔L−ビオプテリンのone pot製造〕 (全工程
は黄色燈のもとで行なった。) ジエチルスルフォニル−L−ラムノース149(42,
1mmoりを水120mj!に懸濁し、pHが9〜10
になるまで4N−NH40Hを攪拌しながら加えた。時
折攪拌しながら22°Oで14時間放置したのち、ジエ
チルスルフォニルメタンの沈殿をP−IE、し、p液を
40°0で減圧下に乾燥した。残渣を純メタノール80
m1に溶解し、精製したフェニルヒドラジン5g (4
6mmo/)を加え、室温で1一時間放置したのち40
°0で減圧下に乾燥した。残渣を1回肖り50m1のエ
ーテルで2〜6回洗浄し乾燥したのち、ピリジン35m
1に溶解し、冷却した。ついで0〜5°0に氷冷した無
水酢酸65m1をゆっくり添加し、終わったのち水浴中
で約10分間、ついで室温で5時間放置した。この溶液
にメタノール200m4を添加し、ざらに室温で10〜
15時間(−伎間)放置した。
ついで亜ニチオン酸ナトリウム(Na2S2O4)1.
0gと酢酸ナトリウム・?1H2012,5gを水30
0m1に溶解した溶液と、水500m4に6−ヒドロキ
シ−2,4,5−)リアミノピリジンサルフェート・H
2Oを懸濁させた液を前記メタノール/ピリジン溶液に
連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置換し
て密封し、65〜40°Oで20時間攪拌して均一な赤
褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール600mAに
ヨウ素259を溶解した溶液を攪拌しながら少量ずつ添
加することにより生成しているテトラヒドロビオプテリ
ン誘導体を酸化した。過剰のヨウ素はチオ硫酸ナトリウ
ムで除去し、過剰のヨウ素が存在しなくなってから、さ
らに少量のヨウ素を加えて酸化を完了させた。
0gと酢酸ナトリウム・?1H2012,5gを水30
0m1に溶解した溶液と、水500m4に6−ヒドロキ
シ−2,4,5−)リアミノピリジンサルフェート・H
2Oを懸濁させた液を前記メタノール/ピリジン溶液に
連続的に添加した。えられた全反応混合物を窒素置換し
て密封し、65〜40°Oで20時間攪拌して均一な赤
褐色の溶液をえた。この溶液にメタノール600mAに
ヨウ素259を溶解した溶液を攪拌しながら少量ずつ添
加することにより生成しているテトラヒドロビオプテリ
ン誘導体を酸化した。過剰のヨウ素はチオ硫酸ナトリウ
ムで除去し、過剰のヨウ素が存在しなくなってから、さ
らに少量のヨウ素を加えて酸化を完了させた。
酸化の過程で褐色の微細結晶の沈殿かえられた。
この懸濁液を約100m4に濃縮し、メタノール150
m4と14N−NH40H250m4を加え、50”G
に1時間保ち、脱アセチルした。この溶液を4080で
減圧下に蒸発乾固し、100m1のメタノールに集めて
濾過した。えられた粗ビオプテリンを氷冷水50m/と
エタノール200m1で洗浄し、乾燥することなく活性
炭を加えた1400m/ (最少量)の沸騰水に溶解し
た。この溶液を高温のまま濾過し、涙液を室温まで放冷
したのち5°Cで10時間放置した。えられたビオプテ
リンの結晶を戸別し、冷水、エタノールおよびエーテル
で洗浄し、減圧下(0,01Torr)に40°Cで1
4時間乾燥し、L−ビオプテリン69をえた。収率は6
0%であった。
m4と14N−NH40H250m4を加え、50”G
に1時間保ち、脱アセチルした。この溶液を4080で
減圧下に蒸発乾固し、100m1のメタノールに集めて
濾過した。えられた粗ビオプテリンを氷冷水50m/と
エタノール200m1で洗浄し、乾燥することなく活性
炭を加えた1400m/ (最少量)の沸騰水に溶解し
た。この溶液を高温のまま濾過し、涙液を室温まで放冷
したのち5°Cで10時間放置した。えられたビオプテ
リンの結晶を戸別し、冷水、エタノールおよびエーテル
で洗浄し、減圧下(0,01Torr)に40°Cで1
4時間乾燥し、L−ビオプテリン69をえた。収率は6
0%であった。
実施例4
〔1’、 2’−ジアセチル−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−L−ビオプテリンの製造〕 常法によりトリフルオロ酢酵50mj!中で水素を用い
て”tO2!150mpを還元したのち、この懸濁液に
純粋な1′、2−ジアセチル−L−ビオプテリン19を
加えた。ついで水素を通し、40分後に水素の吹き込み
速度を落し、45分後に停止した。ptをただちに濾過
して除き、無色の涙液を液体チッ素で凍結した。ついで
メタノール20m1と12 N、 、+HOI 3ml
との冷混合液をチッ素ガスまたはアルゴンガス気流下に
凍結溶液に加え、さらにエーテル180m1を加えた。
ヒドロ−L−ビオプテリンの製造〕 常法によりトリフルオロ酢酵50mj!中で水素を用い
て”tO2!150mpを還元したのち、この懸濁液に
純粋な1′、2−ジアセチル−L−ビオプテリン19を
加えた。ついで水素を通し、40分後に水素の吹き込み
速度を落し、45分後に停止した。ptをただちに濾過
して除き、無色の涙液を液体チッ素で凍結した。ついで
メタノール20m1と12 N、 、+HOI 3ml
との冷混合液をチッ素ガスまたはアルゴンガス気流下に
凍結溶液に加え、さらにエーテル180m1を加えた。
室温で凍結溶液を融解せし−テトラヒドローL−ビオプ
テリン・2HOlが白色の粉末として分解した。この粉
末を遠心分離し、アセトニトリルおよびエーテルで洗浄
し、KOHを用いてデシケータ−中で乾燥し、ついで減
圧下(0,01Torr )に22°Cで15時間乾燥
した(収量:1.1.)。
テリン・2HOlが白色の粉末として分解した。この粉
末を遠心分離し、アセトニトリルおよびエーテルで洗浄
し、KOHを用いてデシケータ−中で乾燥し、ついで減
圧下(0,01Torr )に22°Cで15時間乾燥
した(収量:1.1.)。
えられた1、2−ジアセチル−(6R,5)−5,6゜
7.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンをLH−NM
Rスペクトル分析(d5−ピリジン)および130−
NMRスペクトル分析(D20) シてえられたチャー
トをそれぞれ第2図および第6図に示す。
7.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンをLH−NM
Rスペクトル分析(d5−ピリジン)および130−
NMRスペクトル分析(D20) シてえられたチャー
トをそれぞれ第2図および第6図に示す。
第2〜6図から明らかなように、えられた化合物は1,
2−ジアセチル−(6R) −5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−L−ビオプテリンと1,2−ジアセチル−(6
S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリ
ンのほぼ1:1の混合物であった。
2−ジアセチル−(6R) −5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−L−ビオプテリンと1,2−ジアセチル−(6
S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリ
ンのほぼ1:1の混合物であった。
実施例5
〔1’、 2’−ジブチリル−(6R,S) −5,6
,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンの製造〕P
t0250mgを精製酢酸25m/中でおよそ10分間
水素気流中、室温で攪拌してPtO2触媒を完全に水プ
テリン500mpを加えた。ジブチリル−L−ビオプテ
リンは酢酸には溶解せず懸濁液となるが、攪拌しながら
水素添加することによりテトラヒドロ誘導体が生ずるに
つれて溶液状に移行し、5時間後には清澄な溶液となっ
た。えられた溶液から触媒を戸別、し、食塩と氷を寒剤
として氷冷凍結させた。凍結後、12N−HOllml
、メタノール9mlおよびエーテル600m1より−な
る溶媒を加え、フラスコ全体の温度を室温にもどした。
,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンの製造〕P
t0250mgを精製酢酸25m/中でおよそ10分間
水素気流中、室温で攪拌してPtO2触媒を完全に水プ
テリン500mpを加えた。ジブチリル−L−ビオプテ
リンは酢酸には溶解せず懸濁液となるが、攪拌しながら
水素添加することによりテトラヒドロ誘導体が生ずるに
つれて溶液状に移行し、5時間後には清澄な溶液となっ
た。えられた溶液から触媒を戸別、し、食塩と氷を寒剤
として氷冷凍結させた。凍結後、12N−HOllml
、メタノール9mlおよびエーテル600m1より−な
る溶媒を加え、フラスコ全体の温度を室温にもどした。
析出したジブチリル−テトラヒドロ−L−ビオプテリン
の2塩酸塩を戸数し、エタノールついでエーテルを用い
て過剰のHO/がなくなるまで洗浄し、減圧下(0,0
1Torr )に60°0で16時間乾燥して溶媒を除
いた。収率はジブチリル−L−ビオプテリンに対しほぼ
定量的であった。
の2塩酸塩を戸数し、エタノールついでエーテルを用い
て過剰のHO/がなくなるまで洗浄し、減圧下(0,0
1Torr )に60°0で16時間乾燥して溶媒を除
いた。収率はジブチリル−L−ビオプテリンに対しほぼ
定量的であった。
えられた1、2−ジブチリル−(6R%S) −5,6
゜71.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンをLH−
NMRスペクトル分析(1NDO4中)のチャートを第
4図に示す。
゜71.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンをLH−
NMRスペクトル分析(1NDO4中)のチャートを第
4図に示す。
第4図から明らかなように、えられた化合物は1,2−
ジブチリル−(6R) −5,6,7,8−f )ラヒ
ドローL−ビオプテリンと1,2−ジブチリル−(6s
) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリ
ンの約1=1の混合物であった。
ジブチリル−(6R) −5,6,7,8−f )ラヒ
ドローL−ビオプテリンと1,2−ジブチリル−(6s
) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテリ
ンの約1=1の混合物であった。
実施例6
C(6R,S) −5,6,7,a−テトラヒドロ−L
−ビオプテリンの製造〕 PtO210m(+を精製酢酸60m1中、およそ10
分間水素気流中、室温で攪拌してPtO2触媒を完全に
水素で飽和せしめたのち、精製L−ビオプテリン500
mgを加えた。L−ビオプテリンは酢酸中には溶解せず
懸濁液かえられるが、これが溶液状になるまで水素気流
中で攪拌した。およそ5時間で溶液状になった。えられ
た溶液から触媒を戸別し、p液を固型物が生じるまで寒
剤を用いて氷冷した。固型物が生成したのち、メタノー
ル9ml %エーテル90m1および12N−HO71
mlよりなる溶媒を添加し、フラスコ全体の温度を室温
(こもどした。析出したテトラヒドロビオブチ1ノンの
2塩酸塩を戸数し、エタノールついでエーテルを用いて
過剰のHO7がなくなるまで洗浄し、減圧下で乾燥した
。
−ビオプテリンの製造〕 PtO210m(+を精製酢酸60m1中、およそ10
分間水素気流中、室温で攪拌してPtO2触媒を完全に
水素で飽和せしめたのち、精製L−ビオプテリン500
mgを加えた。L−ビオプテリンは酢酸中には溶解せず
懸濁液かえられるが、これが溶液状になるまで水素気流
中で攪拌した。およそ5時間で溶液状になった。えられ
た溶液から触媒を戸別し、p液を固型物が生じるまで寒
剤を用いて氷冷した。固型物が生成したのち、メタノー
ル9ml %エーテル90m1および12N−HO71
mlよりなる溶媒を添加し、フラスコ全体の温度を室温
(こもどした。析出したテトラヒドロビオブチ1ノンの
2塩酸塩を戸数し、エタノールついでエーテルを用いて
過剰のHO7がなくなるまで洗浄し、減圧下で乾燥した
。
えられた粗テトラヒドロビオプテリンを酢酸とエーテル
から結晶化し、溶媒を除去するため減圧下(0,01T
orr)に60°Cで16時間乾グ1v!シた。
から結晶化し、溶媒を除去するため減圧下(0,01T
orr)に60°Cで16時間乾グ1v!シた。
収率はL−ビオプテリンに対してほぼ定量的であった。
ビオプテリン量、触媒図、酢酸量を変えたばあいに完全
に水素添加するまでに要する時間を第1表に示す。
に水素添加するまでに要する時間を第1表に示す。
第 1 表
第1図は実施例2でえられた1′、2−ジブチリル−L
−ビオプテリンのLH−NMRスペクトルのチャート、
第2〜6図はそれぞれ実施例4でえられた1′、ダージ
アセチル−(6R,S) −5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−L−ビオプテリンのLH−NMRスペクトル分析
および130−NMRスペクトル分析のチャート、第4
図は実施例5でえられた1、2−ジブチリル−(6RS
S) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテ
リンのLH−NMRスペクトル分析のチャー1・である
。
−ビオプテリンのLH−NMRスペクトルのチャート、
第2〜6図はそれぞれ実施例4でえられた1′、ダージ
アセチル−(6R,S) −5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−L−ビオプテリンのLH−NMRスペクトル分析
および130−NMRスペクトル分析のチャート、第4
図は実施例5でえられた1、2−ジブチリル−(6RS
S) −5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプテ
リンのLH−NMRスペクトル分析のチャー1・である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式(1): (式中、R1およびR2はアシイレ基である)で示され
る1、2−ジアシル−5,6,7,8−テトラヒト四−
L−ビオプテリン。 2 R1とR2が同じアシル基である特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 3R1とR2が炭素数1〜10個のアシル基である特許
請求の範囲第1項または第2項記載の、化合物。 4 R1とR2がブチリル基、イソブチリル基または
バレリル基である特許請求の範囲第1項、第2項または
第3項記載の化合物。 5一般式(1)で示される化合物が1,2−ジアシル−
(6R) −5,6,7t 8−テトラヒドロ−L−ビ
オプテリンと1′、2−ジアシル−(6s) −5,6
。 7.8−テトラヒドロ−L−ビオプテリンの約1:1の
混合物である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6一般式(I)で示される化合物が1,2−ジアシル−
(6R)−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビオプ
テリンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7一般式(I)で示される化合物が11.21−ジアシ
ル−(6s)−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビ
オプテリンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8一般式(II) : (式中、R1およびR2はアシル基である)で示される
1、2−ジアシル−L−ビオプテリンを溶媒中で触媒の
存在下に水素添加することを特■( (式中、R1およびR2は前記と同じ)で示される1、
2−ジアシル−5,6,7,8−テトラヒドロ−L−ビ
オプテリンの製法。 9 溶媒が一般式(n)で示される化合物を溶解する溶
媒である特許請求の範囲第8項記載の製法。 10 溶媒が一般式(II)で示される化合物を溶解
しないが、一般式(1)で示される化合物を溶解する溶
媒である特許請求の範囲第8項記載の製法。 11溶媒がトリフルオロ酢酸、メタノール、エタノール
、プロパツール、酸性の水または塩基性の水である特許
請求の範囲第8項または第9項記載の製法。 12 溶媒が酢酸である特許請求の範囲第8項または
第10項記載の製法。 16 触媒がPt、Ni、Or、 PdまたはRhで
ある特許請求の範囲第8項記載の製法。 14 一般式(1)で示される化合物を塩酸塩、硫酸塩
、リン酸塩、酢酸塩またはシュウ酸塩の形で単離する特
許請求の範囲第8項記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22360582A JPS59112987A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 1′,2′―ジアシル―(6r,s)―5,6,7,8―テトラヒドロ―l―ビオプテリンおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22360582A JPS59112987A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 1′,2′―ジアシル―(6r,s)―5,6,7,8―テトラヒドロ―l―ビオプテリンおよびその製法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5206684A Division JPS59186986A (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 1′,2′−ジアシル−l−ビオプテリンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112987A true JPS59112987A (ja) | 1984-06-29 |
Family
ID=16800802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22360582A Pending JPS59112987A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 1′,2′―ジアシル―(6r,s)―5,6,7,8―テトラヒドロ―l―ビオプテリンおよびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112987A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7361759B2 (en) | 2004-12-27 | 2008-04-22 | Shiratori Pharmaceutical Co., Ltd | Method for producing L-biopterin |
WO2008089008A2 (en) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Biomarin Pharmaceutical Inc. | Tetrahydrobiopterin prodrugs |
JP2011508781A (ja) * | 2008-01-07 | 2011-03-17 | ビオマリン プハルマセウトイカル インコーポレイテッド | テトラヒドロビオプテリンの合成方法 |
JP2011508775A (ja) * | 2008-01-03 | 2011-03-17 | ビオマリン プハルマセウトイカル インコーポレイテッド | Bh4応答性状態を治療するためのプテリン類似体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5883691A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 1′,2′−ジアシル−(6r,s)−5,6,7,8−テトラヒドロ−l−ビオプテリンおよびその製法 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP22360582A patent/JPS59112987A/ja active Pending
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