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JPS5910175B2 - こんにゃくの製造装置 - Google Patents

こんにゃくの製造装置

Info

Publication number
JPS5910175B2
JPS5910175B2 JP54088532A JP8853279A JPS5910175B2 JP S5910175 B2 JPS5910175 B2 JP S5910175B2 JP 54088532 A JP54088532 A JP 54088532A JP 8853279 A JP8853279 A JP 8853279A JP S5910175 B2 JPS5910175 B2 JP S5910175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
konnyaku
konjac
paste
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54088532A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5615664A (en
Inventor
重雄 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP54088532A priority Critical patent/JPS5910175B2/ja
Publication of JPS5615664A publication Critical patent/JPS5615664A/ja
Publication of JPS5910175B2 publication Critical patent/JPS5910175B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、こんにゃくの製造装置の改良に関するもので
ある。
従来、こんにゃくを製造するには、生のこんにゃく玉か
ら荒粉と呼ばれる乾燥切干を作り、これを搗精して精粉
を精製し、これに30〜40倍(重量比以下同じ)の水
を加えて混練し、この後20分間ないし2時間放置して
水酸化カルシウムなどの凝固剤を混合し、いわゆるあく
入れを行ない、糊状の混練物を得る。
次に、板こんにゃくを製造する場合には、前記混線物を
型に入れて成形し、成形物を湯中で加熱した後、湯から
引上げ、これを所要形状に切断して製品とし、あるいは
、前記混練物を袋に入れ、そのまま湯中に入れて加熱し
た後、湯から引上げて製品としている。
また、しらたきと呼ばれる糸こんにゃくを製造する場合
には、前記混線物をポンプによって板体に穿った小径の
孔を通して連続した糸状に成形し、これを湯中に入れて
加熱した後、湯から引上げて製品としている。
なお、生のこんにゃく玉をそのまま摺って粉砕し、これ
に凝固剤を加えた混練物を、前述した精粉の混線物に代
えて用いることもある。
しかし、前述のようにして製造した従来のこんにゃくは
、表面が滑らかで味付けする場合に調味料が浸透しにく
いために、その調理法が限られており、また、歯ざわり
が悪かった。
さらに、従来の板こんにゃくは、一般家庭で所要形状に
切断してから調理しているため、手数がかかるという問
題があった。
本発明は、前述した問題を解決して、短時間で容易に調
味料が浸透し、従来の調味法に加えて、さしみ同様の生
食、鉄板焼や焼肉のように調味料をつけ焼きするなどの
調理法によっても食膳に供することができ、従来に比べ
て調理法を拡大でき、また、歯ざわりがよく、さらに、
切断することな《調理できるように成形できる、新規な
こんにや《を得るための製造装置を提供することを目的
とする。
この目的を達成するために、本発明のこんにゃくの製造
装置は、こんにゃく玉から得たこんにゃく原料に凝固剤
を加えた糊状混練物をシリンダに収容し、これをピスト
ンで押出して成形するようにしたものにおいて、前記シ
リンダの基端側に前記糊状混練物をシリンダ内に供給す
る原料供給通路を設け、シリンダの先端部には、連通路
を介して複数の成形押出通路を配設し、これら形成押出
通路は、ピストンに押圧されて通過する糊状混練物の接
触面に抵抗を与えて表面を粗面にする所要長さを有し、
かつ側面形状が長方形状をなし、ピストンの1回の押出
しによって薄板状単片のこんにゃくを成形し得るように
構成してなることを特徴とするものである。
本発明のこんにゃくの製造装置は、前記混線物をシリン
ダに収容し、これにピストンにより圧力を加えて所要長
さの押出通路を通路抵抗を与えつつ通して押出すことに
より、前述した従来の製造方法では、板こんにゃくの場
合は勿論、糸こんにゃくの場合にでも、表面が平滑であ
るのと異なり、混線物が通路抵抗を与えられなから押出
通路を通る際に、食品繊維がのばされてこれらの間の結
合が緩み、かつ表面が粗面になることにより、味付けに
当って調味料が浸透し易いと共に、歯ざわりがよい、こ
んにゃくが得られるものである。
また、本発明&L押出通路を通して薄板状に成形するこ
とにより、成形物の断面積に対して押出通路の表面積を
多く、かつ厚さを薄くして、押出通路面と混練物との摩
擦抵抗による食品繊維が延ばされる作用を良好にすると
共に、切断、とくに従来の板こんにゃくのようにスライ
スすることなく、調理することができて調理に手数を要
しない、こんにゃくを提供できるようにしたものである
なお、本発明において、凝固剤は混練物を固化する作用
をもっているので、従来法より少なく使用し、従来法に
よるものがPH 1 1以上12以下であるのに対し、
本発明の装置によるものではPH8以上11以下、とく
に10未満にすることが好ましい。
さらに、従来法によるものが、板状こんにゃくでは精粉
からなるこんにゃく原料の37倍ないし40倍の製品を
得ているのに対し、本発明では精粉の27倍ないし30
倍の製品こんにゃくを得るようにすることが好ましい。
以下、本発明による一実施例につき図面を参照して説明
する。
前述した従来法と同様にして生のこんにゃく玉から得た
精粉にその33倍程度の水を加えて混練し、約40分間
放置し、凝固剤として炭酸ナトリウムを約4%添加混合
して糊状混練物を得る。
第1図に示すように、シリンダ1内に原料供給通路1a
を介して所定量の糊状混練物を入れ、このシリンダ1に
嵌挿したピストン2により加圧して、後述する押出通路
3から押出す。
前記押出通路3は、シリンダ1と連通ずる連通路4を介
して2〜4本程度の成形押出通路5に分岐させてあり、
成形押出通路5は長さが約600m、内法が幅約50.
0m,厚さ約1.0stmのもので、側面形状が長方形
をなすものである。
前記ピストン2の1ストロークの押出量を形成押出通路
5の合計容積相当分とし、混練物を間欠的に加圧して押
出し、第2図に示すような薄板状の成形物6が得られる
成形物6は温度約80℃の熱湯中で約40分間加熱した
後、熱湯から引上げて製品であるこんにゃくとなる。
製品は精粉の約28倍のものである。前述のようにして
得たこんにゃくを、切断することなくそのまま調味料液
をつけて鉄板焼したところ、内部まで味付けされており
、美味であると共に、歯ざわりも良好であった。
本発明において、糊状混練物は生のこんにゃく玉を摺っ
て粉砕したものを精粉に代えて用いてもよい。
以上説明したように、本発明によるこんにゃく製造装置
によれば、その実施例に示すように、ピストン2を有す
るシリンダ10基端側に糊状混練物をシリンダ内に供給
する原料通路1aを設け、シリンダ1の先端側に連通路
4を介して複数の成形押出通路5を配設したから、シリ
ンダ1内に原料供給通路1aかもほぼ所定量供給された
糊状混練物を、ピストン2の1回の押出し動作で複数の
こんにゃく片に成形することが能率よく実施できる。
しかも、成形押出通路5は、ピストン2に押圧されて通
過する糊状混練物の接触面に抵抗を与えて表面な粗面に
する所要長さを有し、かつ側面形状が長方形状をなすも
のであるから、成形された薄板状単片のこんにゃくの表
面は粗面に仕上げられ、短時間で調味料が浸透するので
、従来の調理法に加えて鉄板焼などの即席の調理法によ
っても食膳に供することができて食品としての利用範囲
を拡大することができ、また、たれ等の表面付着がよい
のでさしみ状の生食に適し、表面が滑らかな従来ものに
比べて歯ざわりがよく、単片に成形されているので、ス
ライスなどの切断をすることなくそのまま容易に調埋す
ることができ、さらに製造装置は構構が簡単なので製作
が容易である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は成
形物の斜視図である。 1・・・・・・シリンダ、1a・・・・・・原料供給通
路、2・・・・・・ピストン、3・・・・・・押出通路
、4・・・・・・連通路、5・・・・・・成形押出通路
、6・・・・・・成形物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 こんにゃく玉から得たこんにや《原料に凝固剤を加
    えた糊状混練物をシリンダに収容し、これをピストンで
    押出して成形するようにしたものにおいて、前記シリン
    ダの基端側に前記糊状混練物をシリンダ内に供給する原
    料供給通路を設け、シリンダの先端部には、連通路を介
    して複数の成形押出通路を配設し、これら形成押出通路
    は、ピストンに押圧されて通過する糊状混練物の接触面
    に抵抗を与えて表面な粗面にする所要長さを有し、かつ
    側面形状が長方形状をなし、ピストンの1回の押出しに
    よって薄板状単片のこんにゃくを成形し得るように構成
    してなることを特徴とするこんにゃくの製造装置。
JP54088532A 1979-07-12 1979-07-12 こんにゃくの製造装置 Expired JPS5910175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54088532A JPS5910175B2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 こんにゃくの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP54088532A JPS5910175B2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 こんにゃくの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5615664A JPS5615664A (en) 1981-02-14
JPS5910175B2 true JPS5910175B2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=13945443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54088532A Expired JPS5910175B2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 こんにゃくの製造装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60240682A (ja) * 1984-05-07 1985-11-29 中松 義郎 ヘツドクリ−ニングデイスケツトセツト等用収用箱
JPS60240681A (ja) * 1984-05-07 1985-11-29 中松 義郎 フロツピイデイスク等用収用箱
JPS6376678U (ja) * 1986-11-07 1988-05-21

Families Citing this family (3)

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JPS57174329A (en) * 1981-04-21 1982-10-27 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd Resin composition for extrusion molding
JPS5919681A (ja) * 1982-07-19 1984-02-01 松下電器産業株式会社 ビス締付装置
JPH0399988U (ja) * 1990-01-29 1991-10-18

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