JPS59104339A - 2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法 - Google Patents
2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法Info
- Publication number
- JPS59104339A JPS59104339A JP21214582A JP21214582A JPS59104339A JP S59104339 A JPS59104339 A JP S59104339A JP 21214582 A JP21214582 A JP 21214582A JP 21214582 A JP21214582 A JP 21214582A JP S59104339 A JPS59104339 A JP S59104339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloride
- tetradecanedioyl
- chlorinating agent
- formula
- hexadecanedione
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ムスコンの製造のための中間体である2、1
5−ヘキサデカンジオンの製造方法に関する。
5−ヘキサデカンジオンの製造方法に関する。
ムスコンは、雄のじゃ香鹿の生殖腺から採取される天然
じゃ爵の香気成分であり、高級な香料として従来からよ
く知られCいる。、しかし、じゃ香鹿を殺して天然じゃ
香を採取することは動′(〃1保護の点からQイましく
なく、天然ムスコンの入手が非常に困難になってきてい
る。ムスコンの合成に関して従来からいくつかの方法が
研究されてきたが、2.15−ヘキサデカンジオンから
ムスコンを高収率(約65%)で合成し得る技術が開発
されたことにより(特開昭55−85536号)2.1
5−ヘキサデカンジオンはムスコン合成上の中間体とし
て注目されるようになった。
じゃ爵の香気成分であり、高級な香料として従来からよ
く知られCいる。、しかし、じゃ香鹿を殺して天然じゃ
香を採取することは動′(〃1保護の点からQイましく
なく、天然ムスコンの入手が非常に困難になってきてい
る。ムスコンの合成に関して従来からいくつかの方法が
研究されてきたが、2.15−ヘキサデカンジオンから
ムスコンを高収率(約65%)で合成し得る技術が開発
されたことにより(特開昭55−85536号)2.1
5−ヘキサデカンジオンはムスコン合成上の中間体とし
て注目されるようになった。
従来、2.15−ヘキサデカンジオンの合成法としては
、(1)8−ケトノナン酸塩をコルベ電解により縮合さ
せる方法(特公昭37−16708号) 、(2+ブタ
ジ工ン2量体をワラカー法により酸化後、縮合する方法
〔辻等、Bull、 Chem、 Sue、 Japa
n 。
、(1)8−ケトノナン酸塩をコルベ電解により縮合さ
せる方法(特公昭37−16708号) 、(2+ブタ
ジ工ン2量体をワラカー法により酸化後、縮合する方法
〔辻等、Bull、 Chem、 Sue、 Japa
n 。
■+21 、547 (1978) ) 、(31ポリ
チオニルから誘専する方法CH,Wynberg+ e
taJL J−A、 C,S−+ 82+1447 (
1960) ’] 及び(4)レブリン酸エステルの2
−ケタール化物と1.6−9スルホンから合成する方法
(%開昭57−42648号)等が提案されている。
チオニルから誘専する方法CH,Wynberg+ e
taJL J−A、 C,S−+ 82+1447 (
1960) ’] 及び(4)レブリン酸エステルの2
−ケタール化物と1.6−9スルホンから合成する方法
(%開昭57−42648号)等が提案されている。
しかしながら、上記filの方法は、コルベ電解で高価
な白金電極を用いなければならず、しかも原料であるケ
トノナン酸を得るためにも、レブリン酸とアジ1ン酸と
のコルベ電解を必要とし、収率の低いコルベ電解′f:
2段に用いるため全体として収率が著しく低くなる等の
欠点を有する。
な白金電極を用いなければならず、しかも原料であるケ
トノナン酸を得るためにも、レブリン酸とアジ1ン酸と
のコルベ電解を必要とし、収率の低いコルベ電解′f:
2段に用いるため全体として収率が著しく低くなる等の
欠点を有する。
又(2)の方法は、縮合にコルベ電解を経る方法を用い
ても5工程を、グリニヤール反応により縮合する場合は
9工程をも、反応工程を経なければならず、しかも収率
が想い等の欠点がある。
ても5工程を、グリニヤール反応により縮合する場合は
9工程をも、反応工程を経なければならず、しかも収率
が想い等の欠点がある。
さらににつ)及び(4)の方法は、原料であるポリチ剃
ニル或いり、レブリン酸の入手が困難であること、反応
工程が多いこと及び収率が低いこと等の欠点を有してい
る。
ニル或いり、レブリン酸の入手が困難であること、反応
工程が多いこと及び収率が低いこと等の欠点を有してい
る。
すなわち、これらの公知の方法は、いずれも製造工程が
比較的複雑であるとか、出発原料の入手が容易でないと
か又は、収率が低い等の工業的に実施するうえでの問題
点がみられる。
比較的複雑であるとか、出発原料の入手が容易でないと
か又は、収率が低い等の工業的に実施するうえでの問題
点がみられる。
上述したような状況に鑑み、本発明者は、近年テトラデ
カンニ酸のような長鎖ジカルボン酸が発酵法により対応
する炭化水素(例えばn−テトラデカン)から容易に製
造できるようになったことに着目し、上記テトラデカン
ニ酸を出発物質として用いることにより、2.15−ヘ
キサデカンジオンが入手容易な出発物質から簡易に製造
し得るとの知見を得て、本発明をなすに至った。
カンニ酸のような長鎖ジカルボン酸が発酵法により対応
する炭化水素(例えばn−テトラデカン)から容易に製
造できるようになったことに着目し、上記テトラデカン
ニ酸を出発物質として用いることにより、2.15−ヘ
キサデカンジオンが入手容易な出発物質から簡易に製造
し得るとの知見を得て、本発明をなすに至った。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、テトラデカンニ酸を塩素化剤によりテトラデ
カンジオイルクロリドとした後、次にこれをハロゲン化
メチル亜鉛又はプソイドハロゲン化メチル亜鉛と反応さ
せることを特徴とする。
カンジオイルクロリドとした後、次にこれをハロゲン化
メチル亜鉛又はプソイドハロゲン化メチル亜鉛と反応さ
せることを特徴とする。
本発明で出発物質として用いるテトラデカンニ酸はn−
テトラデカン(この炭化水素は石油からモノキュラシー
ゾを用いて採取し得る)ヲ、炭化水素から対応する長鎖
ジカルボン@を生産し得る能力を有する微生物を利用し
て発酵させることにより得られる(例えば特公昭57−
29994号公報参照)。このテトラデカンニ酸を塩素
化剤と反応させることによりテトラデカンジオイルクロ
リドが容易に削製し得る。テトラデカンニ酸からテトラ
デカンジオイルクロリドを調製するのに用いる塩素化剤
としては、五塩化リン、三塩化リン、塩化スルホリル、
塩化チオニル等を例−示できるが、本発明においては、
反応終了後の塩素化剤の分n1tが容易な塩化チオニル
の使用がもつとも好ましい。
テトラデカン(この炭化水素は石油からモノキュラシー
ゾを用いて採取し得る)ヲ、炭化水素から対応する長鎖
ジカルボン@を生産し得る能力を有する微生物を利用し
て発酵させることにより得られる(例えば特公昭57−
29994号公報参照)。このテトラデカンニ酸を塩素
化剤と反応させることによりテトラデカンジオイルクロ
リドが容易に削製し得る。テトラデカンニ酸からテトラ
デカンジオイルクロリドを調製するのに用いる塩素化剤
としては、五塩化リン、三塩化リン、塩化スルホリル、
塩化チオニル等を例−示できるが、本発明においては、
反応終了後の塩素化剤の分n1tが容易な塩化チオニル
の使用がもつとも好ましい。
この反応は、テトラデカンニ酸を、それと同モル又はそ
れ以上の塩素化剤と、20〜50℃の温度で3〜4時間
攪拌することにより比較的容易に進行スル。又、ヘンタ
ン、トルエン、キシレン等の塩素化剤に対し不活性な有
機溶媒中で行なってもよいが、必ずしも溶媒は必−要と
しない。
れ以上の塩素化剤と、20〜50℃の温度で3〜4時間
攪拌することにより比較的容易に進行スル。又、ヘンタ
ン、トルエン、キシレン等の塩素化剤に対し不活性な有
機溶媒中で行なってもよいが、必ずしも溶媒は必−要と
しない。
このようにして得られた反応生成物から、例えば減圧が
留操作へ7を用いて塩素化剤を除去することにより、テ
トラデカンジオイルクロリ(こる。
留操作へ7を用いて塩素化剤を除去することにより、テ
トラデカンジオイルクロリ(こる。
次に、本発明においてこのテトラデカンジオイルクロリ
ドと反応させるのに用いる)・ロゲン化メチル亜鉛並び
にプソイドハロゲン化メチル亜鉛は下記式(I)で示さ
れる組成を有する。
ドと反応させるのに用いる)・ロゲン化メチル亜鉛並び
にプソイドハロゲン化メチル亜鉛は下記式(I)で示さ
れる組成を有する。
ハロゲン化メチル亜鉛:
<Ck13)’1ZnX2−y (I)(式中
yはg < x≦2 で表わされる実数であり、Xは1
゛、c、g、Br又はC2を示す)プソイドハロゲン化
メチル亜鉛: (式中yはQ (x≦2で表わされる実数であり、x4
は−CN、 −NC,−0eN、−NCOl−8CN、
−NC8゜−CNO,−N、などの〕−ロゲノイドを
示す)これらのハロゲン化メチル亜鉛並びにプソイドノ
・ロゲン化メチル亜鉛はB沼aise試薬の調製法とし
て知られる方法に準じて製造できる。例えば、ヨウ化メ
チル、臭化メチルのようなノ10ゲン化メチルを、表面
に銅を付加した亜鉛粉末あるいは亜鉛と銅の合金と石媒
中で反応させることにより生成し得る。その際、極性溶
媒中で反応させるとハロゲン化メチル亜鉛は単体として
得られるが、非極性溶媒中では会合化合物の形体で生成
する。又、ジメチル亜鉛とハロゲン化亜鉛を反応させる
が、もL<はハロゲン化メチルマグネシウムとハロゲン
化亜鉛を反応させることによってもハロゲン化メチル亜
鉛が得られる。シソイドハロゲン化メチル亜鉛も上記と
同様にして容易にE4製することができる。
yはg < x≦2 で表わされる実数であり、Xは1
゛、c、g、Br又はC2を示す)プソイドハロゲン化
メチル亜鉛: (式中yはQ (x≦2で表わされる実数であり、x4
は−CN、 −NC,−0eN、−NCOl−8CN、
−NC8゜−CNO,−N、などの〕−ロゲノイドを
示す)これらのハロゲン化メチル亜鉛並びにプソイドノ
・ロゲン化メチル亜鉛はB沼aise試薬の調製法とし
て知られる方法に準じて製造できる。例えば、ヨウ化メ
チル、臭化メチルのようなノ10ゲン化メチルを、表面
に銅を付加した亜鉛粉末あるいは亜鉛と銅の合金と石媒
中で反応させることにより生成し得る。その際、極性溶
媒中で反応させるとハロゲン化メチル亜鉛は単体として
得られるが、非極性溶媒中では会合化合物の形体で生成
する。又、ジメチル亜鉛とハロゲン化亜鉛を反応させる
が、もL<はハロゲン化メチルマグネシウムとハロゲン
化亜鉛を反応させることによってもハロゲン化メチル亜
鉛が得られる。シソイドハロゲン化メチル亜鉛も上記と
同様にして容易にE4製することができる。
本発明でのテトラデカンジオイルクロリドとハ0/7’
ン化メチル炬鉛もしくはプソイドハロゲン化メチル唾鉛
との反応は、有機溶媒、例えばヘキサン、ベンゼン、ト
ルエンのような炭化水素;エチルエーテル、デトラヒド
ロフラン、:)メキサンのようなエーテル乃;アセトン
、メチルエチルケトン、アニソールのよりなケトン類;
酢酸エチルのようなエステル;もしくは四塩化炭素、ク
ロロポルム、クロルベンゼンのようなハロゲン化炭化水
素或はこれらの混合物中で行なう。この反応に際しての
テトラデカンジオイルクロリドの濃度は50重量%以下
が好ましく、この濃度が高すぎると副反応が起るおそれ
がある。
ン化メチル炬鉛もしくはプソイドハロゲン化メチル唾鉛
との反応は、有機溶媒、例えばヘキサン、ベンゼン、ト
ルエンのような炭化水素;エチルエーテル、デトラヒド
ロフラン、:)メキサンのようなエーテル乃;アセトン
、メチルエチルケトン、アニソールのよりなケトン類;
酢酸エチルのようなエステル;もしくは四塩化炭素、ク
ロロポルム、クロルベンゼンのようなハロゲン化炭化水
素或はこれらの混合物中で行なう。この反応に際しての
テトラデカンジオイルクロリドの濃度は50重量%以下
が好ましく、この濃度が高すぎると副反応が起るおそれ
がある。
反応温度は一80’C乃至ioo℃であって、特に=3
0℃乃至30℃が好ましい。反応温度が低すぎると反応
速度が遅くなり、−カ高すぎると副反応が生ずる。
0℃乃至30℃が好ましい。反応温度が低すぎると反応
速度が遅くなり、−カ高すぎると副反応が生ずる。
上記反応に用いるハ0/F′ン化メチル亜鉛もしくはシ
ソイドハロゲン化メチル亜鉛の針はテトラデカンジオイ
ルクロリドに対して2乃至10モル倍であることが好ま
しく、上記量が2モル倍より少ないと未反応のテトラデ
カンジオイルクロリドもE−<はその反応半生酸物であ
る14−オキソペンタデカノイルクロリドが残存するよ
うになって反応効率が低Tし、一方10モル倍より多く
なると副反応が生ずるようになる。
ソイドハロゲン化メチル亜鉛の針はテトラデカンジオイ
ルクロリドに対して2乃至10モル倍であることが好ま
しく、上記量が2モル倍より少ないと未反応のテトラデ
カンジオイルクロリドもE−<はその反応半生酸物であ
る14−オキソペンタデカノイルクロリドが残存するよ
うになって反応効率が低Tし、一方10モル倍より多く
なると副反応が生ずるようになる。
反応終了後、反応液を酸およびアルカリで洗浄して溶媒
を除去後間られる固形分をメタノールを用いて再結晶さ
せると純粋な2.15−ヘキサデカンジオンが白色結晶
として得られる。
を除去後間られる固形分をメタノールを用いて再結晶さ
せると純粋な2.15−ヘキサデカンジオンが白色結晶
として得られる。
因みに、2.15−ヘキサデカンジオンからムスコンの
合成は、公知の方法により2,15−ヘキサデカンジオ
ンを分子内アルドール縮合させて猿化し、次いで環化生
成物ヲノ?ラジウム触媒の存在下で水素化することによ
って行ない得る。例えは、2.15−ヘキサデカンジオ
ンを、ヘキサン、ベンゼン、テトラヒドロフランのよう
な不活性溶剤の存在下にノイソブナルアルミニウムフエ
ノキシ1゛の↓9な櫓機アルミニウム化合物およびビリ
ソンのような第3級アミンを用いて分子内項化させて3
−メチル−2−ンクOペンタデセンー1−オンを得、こ
れを水添することに↓リムスコンを調製し得る(%開昭
55−85536号参照)。
合成は、公知の方法により2,15−ヘキサデカンジオ
ンを分子内アルドール縮合させて猿化し、次いで環化生
成物ヲノ?ラジウム触媒の存在下で水素化することによ
って行ない得る。例えは、2.15−ヘキサデカンジオ
ンを、ヘキサン、ベンゼン、テトラヒドロフランのよう
な不活性溶剤の存在下にノイソブナルアルミニウムフエ
ノキシ1゛の↓9な櫓機アルミニウム化合物およびビリ
ソンのような第3級アミンを用いて分子内項化させて3
−メチル−2−ンクOペンタデセンー1−オンを得、こ
れを水添することに↓リムスコンを調製し得る(%開昭
55−85536号参照)。
斜上のように、本発明は、容易に入手し得るテトラデカ
ンジオイルクロリドを出発物質として用イテ、ムスコン
の中間物質である2、15−ヘキサデカンジオンを簡易
な方法で収率よく製造し得るので、ムスコンの合成上柱
するところが大きいと言える。
ンジオイルクロリドを出発物質として用イテ、ムスコン
の中間物質である2、15−ヘキサデカンジオンを簡易
な方法で収率よく製造し得るので、ムスコンの合成上柱
するところが大きいと言える。
以下に実施例を示して本発明f:更に具体的に説明する
。
。
実施例 1
発酵法により調製しt(テトラデヵンニ酸の結晶300
f 、!:塩化f 、t = # 600 ynl
(約9805’)を2.8容フラスコに採り、オイルパ
ス中で、緩徐に加温(35℃程度)しながら、マグネチ
ックスクーラーにより攪拌して3〜4時間反応させて、
均一透明な酸クロリドの塩化チオニル溶液を得た。上記
フラスコを室温下にアスピレータ−で減圧となしてフラ
スコ内の溶液中の塩化チオニルを留去し、更に真空ポン
プを用いて恒量になるまで脱気して塩化チオニルを完全
に除去してテトラデカンジオイルクロリド3372を得
た。
f 、!:塩化f 、t = # 600 ynl
(約9805’)を2.8容フラスコに採り、オイルパ
ス中で、緩徐に加温(35℃程度)しながら、マグネチ
ックスクーラーにより攪拌して3〜4時間反応させて、
均一透明な酸クロリドの塩化チオニル溶液を得た。上記
フラスコを室温下にアスピレータ−で減圧となしてフラ
スコ内の溶液中の塩化チオニルを留去し、更に真空ポン
プを用いて恒量になるまで脱気して塩化チオニルを完全
に除去してテトラデカンジオイルクロリド3372を得
た。
硫酸銅2.51Fを溶かした水溶液に亜鉛粉末10fを
浸漬して表面に金属銅を析出させ、よく乾熱させて得ら
れた亜鉛・銅粉末、ジオキサン50ゴ、およびヨウ化メ
チル30m/を還流冷却器をつけたフラスコにとり、こ
の混合物を温度80℃で2時間攪拌して、ヨウ化メチル
亜鉛を生成させた。次いでデカンテーションにより、ヨ
ウ化メチル亜鉛を含む溶液をフラスコに回収し、これに
0℃の温度で上記により調製したテトラデカンジオイル
クD リド41を加え、この混合物を2時間攪拌下に反
応させて、2,15−ヘキサデカンシメンを合成した。
浸漬して表面に金属銅を析出させ、よく乾熱させて得ら
れた亜鉛・銅粉末、ジオキサン50ゴ、およびヨウ化メ
チル30m/を還流冷却器をつけたフラスコにとり、こ
の混合物を温度80℃で2時間攪拌して、ヨウ化メチル
亜鉛を生成させた。次いでデカンテーションにより、ヨ
ウ化メチル亜鉛を含む溶液をフラスコに回収し、これに
0℃の温度で上記により調製したテトラデカンジオイル
クD リド41を加え、この混合物を2時間攪拌下に反
応させて、2,15−ヘキサデカンシメンを合成した。
得られ7と反応液を3多塩酸20m1.3チ水酸化すト
リウム水浴液20−および純水29m1で洗浄して溶媒
除去した後、生成物をメタノールで再結晶し7たとこる
純粋な2,15−ヘキサデカンジオンが、282得られ
た。
リウム水浴液20−および純水29m1で洗浄して溶媒
除去した後、生成物をメタノールで再結晶し7たとこる
純粋な2,15−ヘキサデカンジオンが、282得られ
た。
実施例 2
亜鉛90重量部と銅10重量部を融解して作った合金f
:100メツシュ以下に粉砕した合金粉末10?と、ト
ルエン59m1.酢酸エチル10Mおよびアセトニトリ
ル20m1f還流冷却器をつけたフラスコにとり、この
混合物を還流温度で、2時間攪拌してシアン化メチル亜
鉛を生成させた。次いでデカンテーションにより、シア
ン化メチル亜鉛を含む溶液をフラスコに回収し、これに
、20°Cの温度で攪拌しつつ実施例IKより調製した
テトラデカンジオイルクロリF4yを約1時間で滴下し
て添加し、さらに1時間攪拌を続けて反応させて2、工
5−ヘキザデカンジオンを合成した。得られた反応液を
よく水洗し、有機溶液層を濃縮して分離した後、生成物
をメタノールで再結晶させて純粋な2,15−ヘキサデ
カンジオンを2.41得た。
:100メツシュ以下に粉砕した合金粉末10?と、ト
ルエン59m1.酢酸エチル10Mおよびアセトニトリ
ル20m1f還流冷却器をつけたフラスコにとり、この
混合物を還流温度で、2時間攪拌してシアン化メチル亜
鉛を生成させた。次いでデカンテーションにより、シア
ン化メチル亜鉛を含む溶液をフラスコに回収し、これに
、20°Cの温度で攪拌しつつ実施例IKより調製した
テトラデカンジオイルクロリF4yを約1時間で滴下し
て添加し、さらに1時間攪拌を続けて反応させて2、工
5−ヘキザデカンジオンを合成した。得られた反応液を
よく水洗し、有機溶液層を濃縮して分離した後、生成物
をメタノールで再結晶させて純粋な2,15−ヘキサデ
カンジオンを2.41得た。
実施例 3
臭化メチルマグネシウム159を含ムエチルエーテル1
00M溶液に0℃の温度下に臭化亜鉛30r’l加え攪
拌しながら反応させて臭化メチル亜鉛を生成させた。こ
のエーテル層をフラスコにとり、これに−10℃の温度
に保って、実施例1により調製したテトラデカンジオイ
ルクロリド62を加えて3時間攪拌下に反応させた。得
られる反応生成液f:3%塩酸2ON、3チ水酸化す]
・リウム水溶液20m1.および純水20m1で洗浄(
2て溶媒除去した後、生成物をメタノールで再結晶させ
たところ、純粋な2,15−ヘキサデカンジオンが38
2得られた。
00M溶液に0℃の温度下に臭化亜鉛30r’l加え攪
拌しながら反応させて臭化メチル亜鉛を生成させた。こ
のエーテル層をフラスコにとり、これに−10℃の温度
に保って、実施例1により調製したテトラデカンジオイ
ルクロリド62を加えて3時間攪拌下に反応させた。得
られる反応生成液f:3%塩酸2ON、3チ水酸化す]
・リウム水溶液20m1.および純水20m1で洗浄(
2て溶媒除去した後、生成物をメタノールで再結晶させ
たところ、純粋な2,15−ヘキサデカンジオンが38
2得られた。
代理人 川 目 義 雄
Claims (1)
- fil テトラデカンニ酸を塩素化剤と反応させ、次
いで得られるテトラデカンジオイルクロリドをハロゲン
化メチル加鉛又はプソイドハロゲン化メチル卯鉛と反応
させることを特徴とする2、15−ヘキサデカンジオン
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21214582A JPS59104339A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21214582A JPS59104339A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59104339A true JPS59104339A (ja) | 1984-06-16 |
JPS6240347B2 JPS6240347B2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=16617631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21214582A Granted JPS59104339A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59104339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107827723A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-03-23 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种长链二酮合成方法 |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP21214582A patent/JPS59104339A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107827723A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-03-23 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种长链二酮合成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6240347B2 (ja) | 1987-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018177743A (ja) | 1−ハロ−6,9−ペンタデカジエン及び(7z,10z)−7,10−ヘキサデカジエナールの製造方法 | |
US4433160A (en) | Process for producing α-arylalkanoic acid ester | |
JP3659995B2 (ja) | アルキルシクロペンタジエン類の製造 | |
JPS59104339A (ja) | 2,15−ヘキサデカンジオンの製造方法 | |
Seyferth et al. | Halomethyl metal compounds: LXIX. Preparation of some functional halomethyl mercury compounds | |
JP3579970B2 (ja) | アリールシクロプロピルケトン類の製造方法 | |
US4083855A (en) | Method for producing a γ-lactone | |
JP2586950B2 (ja) | p‐又はm‐tert―ブトキシベンズアルデヒドの製造法 | |
US6686498B2 (en) | Process for the preparation of Michael-adducts | |
US4002684A (en) | Manufacture of γ,δ-unsaturated ketones | |
JPH0245614B2 (ja) | ||
JP2502936B2 (ja) | 新規なアセチレン系誘導体 | |
JP2003300993A (ja) | 新規零価ルテニウム錯体およびその製造方法 | |
JPH03502699A (ja) | アリールオキシアルデヒド及びその製法 | |
JP3878701B2 (ja) | 4−ヒドロキシ−1−アルキン類の製造法 | |
CN117534596A (zh) | 一种制备β-磺酰基丙烯酸甲酯类化合物的方法 | |
JPH03120235A (ja) | p―アルコキシネオフィルアルコール類の製造法 | |
JPH06345756A (ja) | セサモールの製造法 | |
JP2008303170A (ja) | 2−t−アミロキシ−6−ハロナフタレンおよびその製造方法、ならびに2−t−アミロキシ−6−ビニルナフタレンおよびその製造方法 | |
JPH0380788B2 (ja) | ||
JP2007502782A (ja) | メチルアルミニウムジクロリドの調製方法 | |
JPH07126260A (ja) | 2−アルキル−3−スチリルオキシランカルボン酸エステル及びその製法 | |
JPS6226248A (ja) | シス−2−アルキル−3−アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノ−ル | |
JPH0150210B2 (ja) | ||
JPS6393748A (ja) | 2−(4−置換フエニル)プロピオン酸誘導体の製造法 |