JPS589305A - 現像用磁石ロールの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は永久磁石材料の着磁ヨークに関する。

近年、電子複写機やプリンタの現像法として磁気ブラシ
現１象方式が一般的に用いられている。

これには磁性現１象剤として、磁性材料を主体とするキ
ャリアと非磁性のトナーとを混合して成る二成分現像剤
を用いる二成分現像方式と、磁性の微粉末をトナー自体
の成分中に含ませた磁性トナーを用いる一成分現濠方式
がある。いずれの方式も磁石手段を内蔵した現像ロール
を回転させて、現像剤を潜ＩＩＩ担持体に供給し現１象
する。この現像ロールの磁石手段としては、（！［畝の
棒状永久磁石を組み立てた構成のものや、複数の磁極を
着磁した円筒状の永久磁石が用いられてｉる。磁石手段
の永久磁石あるいは磁極の配置を種々変えることにより
、　ｌ１ｍロール表面近傍の磁束密度、磁力線、磁気吸
引力等現像ロールの磁気的な特性を変えることができ、
延いては現像剤の搬送特性や現像特性を所望の効果が得
られる値にすることができる。

本発明Ｏ着磁目−り及びそれを用いて着磁された永久磁
石の磁極配置について例な挙げて説明する。

第１図は実公昭４４−１１１９２号に示された現像装置
の例で娶り、現像ロール２が潜像担持体ｌの表面に向か
う側では同種の極が並ぶように棒磁石３ａ４３１）及び
３Ｃが配列されている。このように磁極を配置すること
で現像剤の均一で軟らかな穏立ちが形成され、ｊＬ好な
画一が得られるとされてｉる。しかしながら第１図のよ
うに同極を同じ側に向けて組立てるには、各棒磁石の同
極同志の反盪力に逆らりて固定できる強力な接着固定手
段を工夫する必要がるり１組立てに特別な装置を要する
とか、多大な工数がかかるとか、磁石の磁力の強さが制
限されるという問題があった。

第２図（ａ）は１％開昭５４−９５２４３号に示された
現像磁極の例であり、磁石３０表面中央付近に溝１０を
形成して、第２図（ｂ）のような磁界を発生させるもの
で、これを現像磁極として用いることで、第１図の同種
の磁極を並べたものと同様な効果が得られるとしている
。第２図の磁石は第１図の複数の磁石を配置して作成す
る場合に比べ、構造及び組立てが簡単であるとされてい
るが、磁石材料は一般に硬度が高く脆いため。

溝１０を形成することが容易ではなく、加工の途中で破
損してしまうことがある。

第３図は特開昭５０−１１０６４２号に示された現１象
装置の例で、円筒状永久磁石ロール５の表面に複数の磁
極が形成されるように磁石ロールが着磁されている。そ
して潜像担持体１に向けて固定された部分では同極が互
いに近接して並ぶように着磁されている。この現像装置
においても前述の第１図及び第２図の例と同様な効果が
期待される。

第４図は第３図の例で用いられるような磁石ロールの着
磁方法を示す図である。６は円筒状に成形加工された永
久磁石材料で７はコイル巻線８を施された電磁石ヨーク
である。ヨーク鉄芯はコイルで発生した磁束を永久磁石
材料に導き、その磁束の向きに応じて永久磁石材料を磁
化するはたらきを果す。したがって永久磁石材料と接す
るヨークの先端面は、永久磁石材料と密に接し、磁束が
漏れないよう両者の曲率は同一に形成されている。着磁
用の電磁石ヨークは根元の部分にコイル巻線が施されて
いるため、隣接して着磁される２つの磁極間の距離を近
づけようとすると、互いの巻線がぶつかり合うのでその
距離には下限がある。１４４図に示した方法においてこ
の距離を小さくするには、ヨークの巻線から先端までの
長さを大きくするか、ヨークが折れ曲がった特殊な形状
にする必要があった０ 着磁する別の方法を示した図である。これは隣接する同
種の磁極を２回に分けて着磁するもので磁極間の距離は
磁極同志が全く重なってしまうまで小さくすることがで
きる。しかしながらこの方法も磁極間の距離ある１は角
度を２回以上変えて設定し材料なセ、トシなければなら
なｉことＡ着磁する角度の誤差によって所望する磁力が
減少してしまう場合があることなどの問題点があった。

本発明の目的は、上記の問題点を改良し、同種の磁極が
隣接する永久磁石を少ない工数で簡単に作成することの
できる着磁ヨークを提供することにある。本発明の他の
目的は同種の隣接する磁極を有する永久磁石において、
小型で磁極の構１が密で特性のばら□つきの少ない磁石
を作成することのできる着磁ヨークを提供することにめ
る。

本発明を添付図ＥｉｉＫ基づいて以下に説明する。

第６図は本発明の着磁ｌ−り例な示す図であヨーク加は
磁化率及び飽和磁束密度が高く保磁力が小さい、いわゆ
る磁気的に軟質の材料で作れることが望ましく、電磁石
用軟鉄、磁性ステンレス、パーマロイ等の電磁機器用材
料が用いられる。コイル巻線８はエナメル線等の電線を
数１０００回ｌｉ度巻き、通電する電流値に応じてヨー
ク先端にｉ、ｏ　ｏ　ｏ〜１０．００００ｅ程度の磁界
な発生するものである。着ｌ＆冒−りの先端の着磁面に
は溝４が形成され５着磁面は２個の山形をなしている。

このヨークの巻線に直流を通電した場合、８７図（ａ）
のＡ面における半径方向の磁界は第７図（１＋）のよう
に２個のピークを持つようになる。したが、てこの着磁
１−りで着磁された永久磁石の磁極がつくる磁界は、や
はり、２個のピークを持ち第１〜３図に示した磁石と同
様の効果をもたらすことが、できる。

また本発明の着磁ヨークで着磁された磁極上での磁界の
分布は、　１１１２１４り幅及び深さを変えることくよ
り所望の形状とすることが出来る。例えば、溝４の幅を
広く深さを深くすれば第８図（、）のように２つのピー
ク間の距離が広く谷の深い形状となり、逆に幅を狭く＃
さを浅くすれば（ｂ）のような形状が得られる。

第９図は本発明の着磁ヨークの他の実施例を示す図であ
る。第９図の例では着磁面に＃＄２１を２本形成し、着
磁された永久磁石に３個の同種磁極を−［Ｋ形成するも
のである。

第１０図は本発明の着磁ヨークのさらに別の実施例を示
す図でるる。第１０図の例はヨークの着磁面が凹面状を
なしており、この円筒面とほぼ等しい曲率の凸面状を有
する磁石への着磁な。

容易にかつ効率良く行うための着磁ヨークで６面に同種
の隣接した磁極を形成することができる。

以上述べたように本発明の着磁ヨークを用いれば、従来
の方法のように多数個の着磁ヨークを用いたり、複数回
の着磁をくり返したりすることなく隣接する同種の磁極
を着磁することができ反発磁極を形成することができる
。ま、た本発明の着磁ヨークによれば、ｌ￥ｔＫ同種の
複数磁極間の距離が小さい磁石や、同種磁極が隣接して
多数着磁された磁石を作成する場合に、従来方法と比べ
非常に簡単でかつ安価に大量に作成することが可能とな
る。

本発明の永久磁石のひとつの使用例として磁気ブラシｌ
ｉｅ装置の現像ロールについて述べたがその他の場合に
も適用できることは勿論である。

従来の着磁方法を示す断鉗図であり、第６図は本発明の
着磁ヨークの例を示す斜視図であり。

第７（ａ）図は第６図の着磁曹−りの断面図、及び第７
（ｂ）図は同じく着磁曹−りの磁界を示すグラフであり
、第８＠ｌは本発明の着磁ヨークによる永久磁石の磁束
密度の例を示すグラフであり、第９図及び第１θ図は本
発明の着磁ヨークの他の実施例を示す断面図で６す、第
１１（１）及び（ｉ＝）図は本発明の着磁ヨークによる
永久磁石の例を示す断面図である。

図中符号： １・・・ａ像担持体：２−・・現像ロール；　３　ｍ　
ｇ３ｋ。

３ｃ、４・・・棒磁石；　ｓ　＝　２６・・・円筒状磁
石；６・・・円筒状磁石材料：　７　、２Ｇ・・・着磁
ヨーク；８・・・コイル巻線；９・・・磁石材料；　１
０，２１・・・＃　：　２５・・・カマボコ状磁石。

＠４１１ 第　　５　　図 第　　６　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性材料を磁化して永久磁石を作成するためノミ磁石着
   磁ヨークにおいて、着磁面先端に溝部を設けたことを特
   徴とする着磁５−１ｋり。