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JPS5886048A - 米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法 - Google Patents

米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法

Info

Publication number
JPS5886048A
JPS5886048A JP56181642A JP18164281A JPS5886048A JP S5886048 A JPS5886048 A JP S5886048A JP 56181642 A JP56181642 A JP 56181642A JP 18164281 A JP18164281 A JP 18164281A JP S5886048 A JPS5886048 A JP S5886048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
soup
potage
oil
fats
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56181642A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hasegawa
猛 長谷川
Etsuo Kurata
倉田 悦夫
Tsutomu Yamada
勉 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Seiraku Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Seiraku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Seiraku Co Ltd filed Critical Nagoya Seiraku Co Ltd
Priority to JP56181642A priority Critical patent/JPS5886048A/ja
Publication of JPS5886048A publication Critical patent/JPS5886048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来になかった新しい風味の長期保存可能なポ
タージュスープの製造方法に関するものである。
近年食生活の多様化、洋風化に伴いポタージュスープが
広く賞味されるようになり粉末、缶詰、レトルト、冷凍
等種々の形態に加工され、簡便に飲食できるようになっ
てきた。これらのポタージュスープを製造する際の重要
なポイントは、小麦粉とパター若しくは油脂とを炒めて
つくるいわゆる「ルー」の製造にあり従来より種々工夫
されてきた。例えばガム質物質或いは糊料を添加する方
! 法、加熱温度1時間及び攪拌条、件を厳密に管理する。
方法、一定の色相、明度、彩度となるように小麦粉を処
理する方法(特開昭55−141181号)等である。
しかしながらこれらの従来法はいずれも工程が面倒で物
性安定なルーを大量生産することは不可能であった。
そこで本発明者らは小麦粉を主成分とするルーの上記問
題点を″解決するため小麦粉以外の他の穀物に着目し研
究を重ねた。その結果特定の処理をした米をルーの主成
分とすると物性安定なルーを容易に大1生産でき、しか
もその風味は従来のポタージュスープには見られない全
く独特のものとなること−を見出し本発明を完成した。
すなわち本発明の要旨は、米を油脂と共にローストして
米のでんぷんME油脂を浸透させ、この米をスープ原液
に対し生米換算で1〜30重量%添加し、他のスープ原
料及び水と90℃以下にて混合し、調製したスープ原液
に剪断力を与え及び/又は均質化処理を殖した後、超高
温滅菌処理または加圧加熱殺菌を施すことを特徴とする
長期保存可能な米入りポタージュスープの製造方法にあ
る。
以下に本発明の詳細な説明するにJ本発明方法ではルー
の主成分として米を使用する。米としては玄米、白米、
胚芽米、α化米等がいずれも使用でき、これらをそのま
ま使用すると風味1食感。
物性の保存安定性等を損うので、油脂と共にローストし
て米のでんぷん−に油脂を浸透させ、米のでんぷん質の
物性(粘性、糊性)を安定化させる必貿がある1、ここ
にローストとは、100〜140℃、15〜40分間加
熱処理することを指し、油脂としてはバター、生クリー
ム、バターオイル等の乳脂、なたね油、ヤシ油、大σ油
、パーム油。
米油、サフラワー油脂の植物油、ラード、牛脂、4脂、
魚油等の動物油をいずれも使用することができるが、健
康上の理由より植物油が好ましい。
ローストする際の油脂の使用駄は生米換算の米100I
Ijt部に対し2〜30重量部使用することができる。
2%未満では、米全体に均一に油脂が1・tf&せずロ
ースト条件が部分的に異なるため一定品質のポタージュ
スープが得られなくなる。また30%より多量に油脂を
使うとポタージュスープの長期保存に好ましくないばか
りか風味が低下する。
を記のよう1をこ処理した米を次にスープ原液に対し生
米換算で1〜30重量%添加し、他のスープ球料及び水
と混合する必要がある。生米換算で1〜30重蓋%添加
する理由は、1重量%以下であると本発明所期の目的が
達成できな(、また30tit%よりも多く添加すると
ポタージュスープ風味1禽感を与える適性な粘性がもは
や得られずこのものは希釈しても均質に混合できない物
性となってしまうからである。なおこの際スープ原料及
び水と混合する以前に、油脂と共にローストした米を水
と共に煮込むのが好ましい。その理由を工煮込むと米成
分以外のスープ原料との均質混合が次工程以降で容易に
なり、かつポタージュスープ風味として重要な要素とさ
れるまろ味を与えるからである。この煮込みは米100
重量部に対し水80〜2,500i4i一部を使用し8
0−120℃、20〜30分間加熱することによって行
われる。スープ原液に入れる他のスープ原料としては、
乳脂(バターを含む)動物油、植物油等の油脂類:牛乳
、生クリーム、脱脂乳、脱脂粉乳、全脂粉乳。
脱脂練乳、バターミルク、粉末ノくターミルク、粉末ホ
エー、練乳等の乳製品類;コーン、小麦、大麦、ハトム
ギ、大豆、小豆、インゲンσ、グリンピース等の穀類:
キャベツ、セロリ、ニンジン。
カポチャ、トマト等の野菜類:コンブ、ワカメ、ヒジキ
、ノリ等の海草ニジいたけ、まつたけ2しめし、なめた
け等のきのこ類:肉、管類の煮だし汁、風味調味料、香
辛料、香料、食塩、砂糖等の各種調味料を挙げることが
でき、これらのうち穀類、野菜類はポタージュスープの
こく、風味力−−−増すと同時に独特な風味をかもし出
すので、適宜これらを組合せ調合して使用、それもロー
スYして使用するのが良い。勿論E妃以外かこ目的に応
じて種々の安定剤、或いは他の公知の食品添加物を加え
ても良いことは当然である。上述の各種スープ原料と水
との混合は90℃以下にて行なう必要がある。その理由
は90℃よりも高い温度で混合すると、蛋白、澱粉のゲ
ル化が発生し、風味に大きな影響を与えるのみならず、
次工程へのツイン中に閉塞が発生し、処理不能となるか
らである。
混合”調製したスープ原液は次に剪断力を与え及び/又
は均質化処理を施す。この処理によりポタージュスープ
成分の水利性が高まり、後述の滅菌処理によって好まし
い風味を与えることができる。
剪断力は高速プロペラ攪拌、ホモミキサー等の高速混合
攪拌により与えられ、均質化処理は均質iシこよりθ〜
200に9/c4、好ましくは50〜150幻/dの処
理により行われる。この2方法はスープ原料の配合、風
味等の関係で適宜選択し片方のみ或いは7併用される。
また処理も1回のみならず2.3回施すと米のでんぷん
質がより安定化されるので好ましい。
以上の処理を経たスープ原液は次に超高温減菌処理(U
HT処理)または加圧加熱殺菌が施される。UHT処理
はU)(T減菌機により130〜150℃、数秒間処理
することによって行われる。
このUHT減菌機としては間接加熱方式のApV社製、
クリーメリイ・パッケージ社製、ストルク社製、岩井機
械製3日限製作所製の装置が、直接加熱方式のAPV社
製、アルファ・ラパル社製VTTSM菌装置、バフンユ
・アンド・シルケボーグ社製、クリーメリイ・パッケー
ジ社製のものがあり、適宜−択して使用できる。加圧加
熱殺菌処理は圧力1〜5.l捕虜100〜150℃、1
〜60分間処理することによって行われ、使用できる殺
菌機としては日限製作所製、東洋製−社製、雌森工業社
製の装置がいずれも使用できる。
超高温減菌処理されたポタージュスープハ、自然冷却に
よる表面喚張防止の為θ〜40℃tこ急冷した後、無菌
包装されて市1iffに供することができまた。加圧加
熱殺菌の場合は耐加圧加熱性のある包材に充填後殺菌処
理され・;− W−ヒの本発明方法により製造されたポタージュスープ
は、ポタージュスープ本来の風味を有し、渋期間の常温
保管にても風味の変化がなく、かつ油分離、沈澱等を生
じない。特に本発明方法はルーの主成分として米を使用
しているので、スープのこく、風味が一層増すと同時に
、従来のぞターシュスープではなかった独特の風味をか
もし出す。
また米として玄米、胚芽米を用いると健康食品ともなり
、更には米を使用するため1本発明は過剰米の処理が課
題となっている我国農業問題解決の一層ともなる優れた
効果を発揮する。
以下に本発明を実施例により更に詳細に説明するが1本
発明はその要旨を越えない限り以下の実隨例1こより限
定されるものではない。
“火施例1 次のスープ原料を準備した。
原料      道瞳部 (1)  白米       5 (2)  ラード      0.5 (3)水   25 (4)  コーン      5 (5)玉ネギ      5 (6)  バター       2 (7)水   25 (8)濃縮肉エキス   1 (9)調味料     少々 α〔水°32 まず(1)と(2)を混合し135℃30分間ロースト
し、(3)を加えて80℃で30分間煮込みAとする。
+41. (51,(6)、 (71を混合し80℃で
10分間加熱しBとする。(81+’ (91、α1を
l足台し60℃で10分間加熱しCとする。次・にA、
B、Cを混合して80℃で15分間加熱攪拌し、20に
9/dで3回均買化処理しvTIS減菌装置により14
0℃3秒間で滅菌処理を行ない無菌的に充填した。この
スープを室温下に医管し日時の経過による粘度変化。
離水、沈澱の有無等の物性髪化について測定した。
その結果を第1表に示す。また製造後1日冷蔵庫でエー
ジングし、翌日70℃に加温して10人のパネラ−によ
る′ビ能試験を行なったところ、第2表のような結果と
なった 第1表 [゛ *I B型回転粘度計70℃での測定値。
米2 比較のために白米5車普部の代りに小麦粉5盾瀘
部を用いる外は上記実施例と全く同様tこして製造した
ポタージュスープ。
第2表 米1風味 A:非常に良好、B:良好、C:少し欠如、
D:良(ない *2f感(口あたりに重点) A:非常にさらりとして
いる、B:さらっとしてい る、C:少しねはりがある。D:ね はりが強い *3嗜好u A:非常に好ましい、B、:好ましい、C
:やや糠い、D:嫌い *4 第1表の比較量と同一ボタ−シュスープ。
実権例2 次のスープ原料を準備した。
原料       重蓋部 (1)  玄米      第3表に記載の種々の鎗(
2)  ナタネ油       2 (3)水    2゜ (4)  コーン       5 (5)玉ネギ       5 (5′)セロリ        2 (6)バター        4 (6′)脱脂粉乳      3.5 (7)水    A11 (8)  ファイバーロースト   少々(9)調味料
       少々 OI水    B111 上記原料を、(1)の玄米敏をスープ原1&((11〜
01の合計It)全体に対し種々の量添加する以外は実
施的11と同様にして調理して((5’)と(6′)は
それぞれ(5)及び(6)と同時に使用)、ポタージュ
ーープを製造した 但し、(1)、(7)、(l呻の総
量が58.5になるように(7)及び(lIのA量、B
liを調整することができる。1日エージング後、10
人のパネラ−による官能試験を行ない、最大多数の意見
をまとめた。結果を第3表に示す。
第3表 米1粘度 B型回転粘度計70℃での測定値。
米 *3嗜好性 A非常に良好、B良好、Cやや嫌いD嫌い 代理人 升珊士 定立 勉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 米を油脂と共にローストして米のでんぷん111に油脂
    を浸透させ、この米をスープ原液に対し生米換算で1〜
    30重量%添加し、池の一スープ原料及び水と90℃以
    下にて混合し1.調製したスープ原液に剪断力を与え及
    び/又は均質化処理を施した後、超高温減菌処理または
    加圧加熱殺菌を施すことを特徴とする長期保存可能な米
    入りポタージュスープの製造方法。
JP56181642A 1981-11-12 1981-11-12 米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法 Pending JPS5886048A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56181642A JPS5886048A (ja) 1981-11-12 1981-11-12 米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法

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JP56181642A JPS5886048A (ja) 1981-11-12 1981-11-12 米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法

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JPS5886048A true JPS5886048A (ja) 1983-05-23

Family

ID=16104317

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JP56181642A Pending JPS5886048A (ja) 1981-11-12 1981-11-12 米入りポタ−ジユス−プ類の製造方法

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JP (1) JPS5886048A (ja)

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