JPS588306B2 - 金属塩廃液の浄化装置 - Google Patents
金属塩廃液の浄化装置Info
- Publication number
- JPS588306B2 JPS588306B2 JP8556176A JP8556176A JPS588306B2 JP S588306 B2 JPS588306 B2 JP S588306B2 JP 8556176 A JP8556176 A JP 8556176A JP 8556176 A JP8556176 A JP 8556176A JP S588306 B2 JPS588306 B2 JP S588306B2
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- JP
- Japan
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- exchange membrane
- cathode
- compartment
- ion exchange
- metal salt
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属塩廃液の浄化装置に関するものである。
金属塩廃液の浄化装置において、陽極と陰極の間に相互
に距離を隔ててイオン交換膜が配置された電気透析浄化
装置によって金属イオンを陰極力向に移動させ、所定の
画室に濃縮させる方法が実施されている。
に距離を隔ててイオン交換膜が配置された電気透析浄化
装置によって金属イオンを陰極力向に移動させ、所定の
画室に濃縮させる方法が実施されている。
従来の装置におけるイオン交換膜の配置の例を概念的に
第1図a,b1第2図a,b及び第3図cに示す。
第1図a,b1第2図a,b及び第3図cに示す。
これらの図面においては電極としては陰極1のみが図示
され、アニオン交換膜及びカチオン交換膜はそれぞれA
及びCなる記号で表示されている。
され、アニオン交換膜及びカチオン交換膜はそれぞれA
及びCなる記号で表示されている。
陰極1に陰極に最も近いイオン交換膜3と陰極1との間
に形成された画室2、すなわち陰極室、はそこに含まれ
る電解液に適当なる伝導度を与え、浄化処理すべき溶液
中の金属イオンM+を陰極方向に移動させる。
に形成された画室2、すなわち陰極室、はそこに含まれ
る電解液に適当なる伝導度を与え、浄化処理すべき溶液
中の金属イオンM+を陰極方向に移動させる。
前記イオン交換膜3に隣設されたイオン交換膜5と前者
3の間に形成された画室4は処理すべき溶液を入孔るた
めに供されるか(第1図a、第2図a、第3図)又は処
理された溶液から除去された金属イオンを濃縮するため
に供される(第1図b、第2図b)。
3の間に形成された画室4は処理すべき溶液を入孔るた
めに供されるか(第1図a、第2図a、第3図)又は処
理された溶液から除去された金属イオンを濃縮するため
に供される(第1図b、第2図b)。
後者の場合は、イオン交換膜5と7の間の画室6に処理
すべき溶液が入れられる。
すべき溶液が入れられる。
しかし、上述の装置は次の点に難点を有する。
すなわち、第1図a、第2図aの如くカチオン膜3が陰
極に隣設されていると、カチオン膜3を透過したカチオ
ン、例えばニッケル、錫等のイオン、が陰極室へ移動し
た際に、極板に析出したり、水酸化物となって沈澱する
。
極に隣設されていると、カチオン膜3を透過したカチオ
ン、例えばニッケル、錫等のイオン、が陰極室へ移動し
た際に、極板に析出したり、水酸化物となって沈澱する
。
このために、1ケ月程度毎に装置を解体洗浄する必要が
ある。
ある。
また当然に、金属イオンM+が極液の中で濃縮されるた
めに金属イオンと極液が混合しており理想的浄化が行わ
れたとは言い難い。
めに金属イオンと極液が混合しており理想的浄化が行わ
れたとは言い難い。
一方、第1図b、第2図b及び第3図の如くアニオン交
換膜3が陰極に隣設されると、カチオンが陰極室2に透
過することは避けられる。
換膜3が陰極に隣設されると、カチオンが陰極室2に透
過することは避けられる。
しかし、陰極液に硫酸等の電気伝導度の高い物質が含ま
れると、浴電圧は低く保たれるがアニオンAがアニオン
交換膜3を通過して処理ずみ液が入っている画室4に進
む。
れると、浴電圧は低く保たれるがアニオンAがアニオン
交換膜3を通過して処理ずみ液が入っている画室4に進
む。
この結果、処理ずみ液にアニオンが混入する。
また、陰極液にアンモニア水等の溶液を用いると、隣の
画室4には浄化処理結果を害さない水酸基しか混入しな
いが、浴電圧が非常に高くなる。
画室4には浄化処理結果を害さない水酸基しか混入しな
いが、浴電圧が非常に高くなる。
例えば、電流密度0.4A/dm2のように低くしても
浴電圧20Vと高くなり、なお且つかような条件で処理
した場合には浄化処理時間が非常に長くかかるために、
実用には不適切である。
浴電圧20Vと高くなり、なお且つかような条件で処理
した場合には浄化処理時間が非常に長くかかるために、
実用には不適切である。
金属が陰極に析出もせずまた陰極室に隣合う画室にアニ
オンが侵入することによる難点もない金属塩廃液浄化装
置を提供することを一般的目的とする。
オンが侵入することによる難点もない金属塩廃液浄化装
置を提供することを一般的目的とする。
さらに、不発明の特殊目的は第4図に図示された如き装
置を使用して、アルミニウム表面処理廃液を浄化する方
法の欠点を解消すること1こある。
置を使用して、アルミニウム表面処理廃液を浄化する方
法の欠点を解消すること1こある。
すなわち第4図に概念的に示されている電極及びアニオ
ンA又はカチオンC交換膜の配置において陰極室2は硫
安溶液が入れられ、また陽極9とカチオン交換膜7の間
の画室8には硫酸溶液が入れられている。
ンA又はカチオンC交換膜の配置において陰極室2は硫
安溶液が入れられ、また陽極9とカチオン交換膜7の間
の画室8には硫酸溶液が入れられている。
また画室4及び6にNH4+、SO4及びNi,Sn等
の金属イオンを含む金属塩廃液を入れて電気透析を行う
と、金属イオンが陰極室へ移動して極板1及びイオン交
換膜3に析出物10として付着するのみならず、陰極室
1へ移動したNH4+イオンが過飽和になってガスとし
て大気中に放出される。
の金属イオンを含む金属塩廃液を入れて電気透析を行う
と、金属イオンが陰極室へ移動して極板1及びイオン交
換膜3に析出物10として付着するのみならず、陰極室
1へ移動したNH4+イオンが過飽和になってガスとし
て大気中に放出される。
このためアンモニア臭が発生するさらに画室4のpHは
、Snを選択的に回収するためにpH2程度の酸性にす
ることが好ましい。
、Snを選択的に回収するためにpH2程度の酸性にす
ることが好ましい。
処理の進行とともに画室4の硫酸イオンは陽極側に移動
し一方アンモニウムイオンは陰極側に移動して、画室4
を去るために、その中のpHは酸性に保たれる。
し一方アンモニウムイオンは陰極側に移動して、画室4
を去るために、その中のpHは酸性に保たれる。
Snが沈澱として集められた溶液を回収して再びSn塩
溶液として使用するためには、多量のアンモニア水を使
ってpHを中性にしなければならない。
溶液として使用するためには、多量のアンモニア水を使
ってpHを中性にしなければならない。
前記一般的目的は、陽極と、陰極と、これらの両極の間
において相互に隔てられたイオン交換膜とを含んでなる
金属塩廃液の浄化装置において、前記イオン交換膜の中
で最も陰極に近いイオン交換膜が、前記陰極に一方の面
において対向しているカチオン交換膜と、このカチオン
交換膜の他方の面に密着しているアニオン交換膜とから
なることを特徴とする装置によって達成される。
において相互に隔てられたイオン交換膜とを含んでなる
金属塩廃液の浄化装置において、前記イオン交換膜の中
で最も陰極に近いイオン交換膜が、前記陰極に一方の面
において対向しているカチオン交換膜と、このカチオン
交換膜の他方の面に密着しているアニオン交換膜とから
なることを特徴とする装置によって達成される。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
第5図は陰極1に最も近いイオン交換膜11を示してお
り、このイオン交換膜11の陰極1側に面する部分はカ
チオン交換膜12となっており、反対面においてアニオ
ン交換膜13が密着している。
り、このイオン交換膜11の陰極1側に面する部分はカ
チオン交換膜12となっており、反対面においてアニオ
ン交換膜13が密着している。
したがって、陰極室の中のアニオンA−はカチオン交換
膜12を通過することができず陰極室にとどまる。
膜12を通過することができず陰極室にとどまる。
一方陰極室に隣合う画室の中のカチオンM+はアニオン
交換膜11を通過することができずそこにとどまる。
交換膜11を通過することができずそこにとどまる。
イオンの中で水素イオン及び水酸基イオンはイオン交換
膜の透過性が大きいから本発明による複合イオン交換膜
11を通過する。
膜の透過性が大きいから本発明による複合イオン交換膜
11を通過する。
このような性質があるために複合イオン交換膜11が使
用される装置にあっても陽極と陰極の間に電荷の移動が
発生し、アニオン及びカチオンは一方の極に向かって移
動する。
用される装置にあっても陽極と陰極の間に電荷の移動が
発生し、アニオン及びカチオンは一方の極に向かって移
動する。
しかしカチオンは陰極室へ侵入しないために、陰極室で
金属の水酸化物が沈澱したり、陰極板に金属が析出する
ことは防止される。
金属の水酸化物が沈澱したり、陰極板に金属が析出する
ことは防止される。
また陰極液のアニオンは隣の画室に侵入しないために、
極液が処理ずみ液に混入することは防止される。
極液が処理ずみ液に混入することは防止される。
第1図b、第2図b及び第3図に図示された装置は、本
発明によると、それぞれ、第6図、第7図及び第8図の
如く、改良される。
発明によると、それぞれ、第6図、第7図及び第8図の
如く、改良される。
第6ないし8図において第1ないし3図と同様の機能を
果す部材は同じ参照番号が付されており、その機能につ
いては重複を避けるためここでは説明しない。
果す部材は同じ参照番号が付されており、その機能につ
いては重複を避けるためここでは説明しない。
第6ないし第8図において、最も陰極に近いイオン交換
膜11の機能は第5図に関連して説明されたものと同じ
である。
膜11の機能は第5図に関連して説明されたものと同じ
である。
このような機能によると、第6図においては、金属イオ
ンM+及びアニオンA−が画室6から除去され、それぞ
孔画室4及び8で濃縮される。
ンM+及びアニオンA−が画室6から除去され、それぞ
孔画室4及び8で濃縮される。
また第7図においては金属イオンM+のみが画室6から
除去されそして画室4で濃縮される。
除去されそして画室4で濃縮される。
さらに第8図においてはアニオンA−、のみが画室4か
ら除去され画室6で濃縮れれる。
ら除去され画室6で濃縮れれる。
以上の如く1金属イオン及びアニオンの濃縮又は除去、
2金属イオンのみの濃縮又は除去、及び3アニオンのみ
の濃縮又は除去という、従来の第1ないし3図の装置で
は期待されない、作用が容易に実現される。
2金属イオンのみの濃縮又は除去、及び3アニオンのみ
の濃縮又は除去という、従来の第1ないし3図の装置で
は期待されない、作用が容易に実現される。
さらに、第5図に図示された装置は本発明によると第9
図の如く改良される。
図の如く改良される。
第5図と同様の機能を果す部材には同じ参照数字が附さ
れている第9図の装置において、画室4,6.8には第
5図と同種の溶液が入れられる。
れている第9図の装置において、画室4,6.8には第
5図と同種の溶液が入れられる。
第9図の装置では第8図と同様な作用が実現される。
その作用の一つとしてアニオンが陰極室2から画室4に
移動して消耗しないために、陰極室2に硫酸溶液の使用
が可能になる。
移動して消耗しないために、陰極室2に硫酸溶液の使用
が可能になる。
硫酸溶液は伝導性が良好であるために、第3図の如く従
来法を使用して画室2にアンモニア水を使用した場合よ
りも浴電圧が低下する。
来法を使用して画室2にアンモニア水を使用した場合よ
りも浴電圧が低下する。
またアンモニウムイオンが陰極液に当初から含まれず、
また画室4の溶液中のアンモニウムイオンは陰極室に侵
入しないために、アンモニア臭が発生しない。
また画室4の溶液中のアンモニウムイオンは陰極室に侵
入しないために、アンモニア臭が発生しない。
次に、アンモニウムイオンが画室4から陰極室2にも画
室6にも移動せず、しかるに硫酸イオンはアニオン変換
膜5を透過して画室4を去るために、その溶液のpHは
酸性から中性に移行する。
室6にも移動せず、しかるに硫酸イオンはアニオン変換
膜5を透過して画室4を去るために、その溶液のpHは
酸性から中性に移行する。
したがってアンモニア水の補給を行う必要がなくなる。
なお、第6図ないし9図の装置では本発明に係るアニオ
ン及びカチオンイオン交換膜が密着され、両者の間から
液体が実質的に排除されていることは言うまでもない。
ン及びカチオンイオン交換膜が密着され、両者の間から
液体が実質的に排除されていることは言うまでもない。
本発明の装置は、錫、ニッケルのほかにコバルト、クロ
ム、カドミウム、銅、アンチモン、ニッケル、鉛、セレ
ン、テルル、マンガン、モリブデン、タングステン、バ
ナジウム、金及び銀の一種以上を含む金属塩廃液の処理
に利用される。
ム、カドミウム、銅、アンチモン、ニッケル、鉛、セレ
ン、テルル、マンガン、モリブデン、タングステン、バ
ナジウム、金及び銀の一種以上を含む金属塩廃液の処理
に利用される。
また、イオン交換膜の配置は、陰極に最も近い交換膜に
本発明に係る複合交換膜を使用すれば、その他のイオン
交換膜は第6図ないし第9図に例示された配置に限定さ
れず、如何なるものであってもよい。
本発明に係る複合交換膜を使用すれば、その他のイオン
交換膜は第6図ないし第9図に例示された配置に限定さ
れず、如何なるものであってもよい。
以下、本発明を比較例及び実施例により説明する。
比較例
第4図に相当する配置のイオン交換膜3,5,7(第1
0図)が配置されている電解槽15(第10図)によっ
て電気透析実験を行った。
0図)が配置されている電解槽15(第10図)によっ
て電気透析実験を行った。
アニオン又換膜及びカチオン交換膜としてはそれぞれ旭
ガラス(株)製AMV及びCMVを使用した。
ガラス(株)製AMV及びCMVを使用した。
画室2,4,6.8の液は独立の4本のパイプラインに
よって貯水槽16と電解槽15の間に循環させた。
よって貯水槽16と電解槽15の間に循環させた。
貯水槽16は液体を透過しない3個の隔壁17によって
電解槽の画室に対応する4つの画室に仕切られている。
電解槽の画室に対応する4つの画室に仕切られている。
電気透析を以下の条件で行った。
(1)陰極室2の出発液;5%硫安溶液
(2)画室4の出発液;アルミニウムの着色処理に用い
られた、ニッケル及び錫塩を含む廃液(3)画室6の出
発液;アルミニウムの着色処理に用いられた、ニッケル
及び錫塩を含む廃液(4)陽極室8の出発液;5%硫酸
溶液 (5)電流密度;3.5A/dm2 (6)液電流密度;12.6AH/l (7)電気透析時間;18時間 (8)電圧;8V (9)浴温;常温、但し最高で30℃ 以上の条件で電気透析実験を行ったところ、陰極液及び
画室4の金属塩水浴液の金属イオン濃度が第1表の如く
変化した。
られた、ニッケル及び錫塩を含む廃液(3)画室6の出
発液;アルミニウムの着色処理に用いられた、ニッケル
及び錫塩を含む廃液(4)陽極室8の出発液;5%硫酸
溶液 (5)電流密度;3.5A/dm2 (6)液電流密度;12.6AH/l (7)電気透析時間;18時間 (8)電圧;8V (9)浴温;常温、但し最高で30℃ 以上の条件で電気透析実験を行ったところ、陰極液及び
画室4の金属塩水浴液の金属イオン濃度が第1表の如く
変化した。
以上の方法を、18時間を一周期として、バッチ式で1
カ月継続的に実施したところ陰極側のカチオン膜3及び
中間のアニオン交換膜5が破損していた。
カ月継続的に実施したところ陰極側のカチオン膜3及び
中間のアニオン交換膜5が破損していた。
また陰極板11こ金属が局部的に異常堆移していた。
この堆積金属は、画室4の金属塩廃液中の金属イオンが
カチオン交換膜3を透過し、陰極板界面で還元されたも
のと考えられる。
カチオン交換膜3を透過し、陰極板界面で還元されたも
のと考えられる。
陰極板上への堆積金属は局部的に異常析出してカチオン
交換膜3を突き破り、アニオン交換膜5まで達していた
。
交換膜3を突き破り、アニオン交換膜5まで達していた
。
このために、これらの交換膜3,5の破損が生じた。
実施例
比較例の装置誓こおいて、陰極に最も近いイオン交換膜
をアニオン交換膜とカチオン交換膜の密着複合膜とし、
カチオン膜を陰極側にこ向けて電気透析を以下の条件で
行った。
をアニオン交換膜とカチオン交換膜の密着複合膜とし、
カチオン膜を陰極側にこ向けて電気透析を以下の条件で
行った。
(1)陰極室2の出発液;5%硫酸溶液
(2)画室4の出発液;比較例と同じ廃液(3)画室6
の出発液;比較例と同じ廃液(4)陽極室の出発液;5
%硫酸溶液 (5)電流密度;4.5/dm3;4.5A/dm2(
6)液電流密度;14.4AH/l (7)電気透析時間;8時間 (8)電圧;20■ (9)浴温;常温、但し最高40℃ 陰極液及び画室4の金属塩水溶液の金属イオン濃度が第
2表の如く変化した。
の出発液;比較例と同じ廃液(4)陽極室の出発液;5
%硫酸溶液 (5)電流密度;4.5/dm3;4.5A/dm2(
6)液電流密度;14.4AH/l (7)電気透析時間;8時間 (8)電圧;20■ (9)浴温;常温、但し最高40℃ 陰極液及び画室4の金属塩水溶液の金属イオン濃度が第
2表の如く変化した。
第2表の結果から、陰極液と金属塩水溶液の間のイオン
の移動はほとんど皆無といえる。
の移動はほとんど皆無といえる。
第1図a、b、第2図a、b、第3図及び第4図は従来
の電気透析装置における電極及びイオン交換膜の配置を
示す概念図、第5図は不発明に係る装置において最も陰
極に近接して配設されているイオン交換膜の断面図、第
6図ないし第9図は本発明に係る装置における電極及び
イオン交換膜の配置を示す概念図、第10図は電気透析
実験に使用した従来の装置の概念図である。 1−陰極、2−陰極室、3,5.7−イオン交換膜、8
−陽極室、9−陽極、10−堆積金属、11−イオン交
換膜、15−電解槽、16−貯水槽。
の電気透析装置における電極及びイオン交換膜の配置を
示す概念図、第5図は不発明に係る装置において最も陰
極に近接して配設されているイオン交換膜の断面図、第
6図ないし第9図は本発明に係る装置における電極及び
イオン交換膜の配置を示す概念図、第10図は電気透析
実験に使用した従来の装置の概念図である。 1−陰極、2−陰極室、3,5.7−イオン交換膜、8
−陽極室、9−陽極、10−堆積金属、11−イオン交
換膜、15−電解槽、16−貯水槽。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陽極と、陰極と、これらの両極の間において相互に
隔てられたイオン交換膜とを含んでなる金属塩廃液の浄
化装置において、 前記イオン交換膜の中で最も陰極に近いイオン交換膜が
、前記陰極に一方の面において対向しているカチオン交
換膜と、このカチオン交換膜の他方の面に密着している
アニオン交換膜とからなることを特徴とする金属塩廃液
の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556176A JPS588306B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 金属塩廃液の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8556176A JPS588306B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 金属塩廃液の浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5312158A JPS5312158A (en) | 1978-02-03 |
JPS588306B2 true JPS588306B2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=13862214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8556176A Expired JPS588306B2 (ja) | 1976-07-20 | 1976-07-20 | 金属塩廃液の浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588306B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62213701A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-19 | 月星化成株式会社 | スポンジ底芯を有する履物の製造法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4680098A (en) * | 1985-03-18 | 1987-07-14 | Amoco Corporation | Aqueous recovery of cobalt or cobalt and manganese from solution also containing oxygenated aromatic compounds |
JP4363639B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2009-11-11 | 日立マクセル株式会社 | 電解イオン水生成装置 |
IT202100017015A1 (it) * | 2021-07-02 | 2023-01-02 | Biored Srl | Procedura e cella elettrochimica per il recupero del cromo (iii) puro dai bagni esausti nell'industria conciaria |
-
1976
- 1976-07-20 JP JP8556176A patent/JPS588306B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62213701A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-19 | 月星化成株式会社 | スポンジ底芯を有する履物の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5312158A (en) | 1978-02-03 |
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