JPS5853249Y2 - 自動車用パ−クロツク装置 - Google Patents
自動車用パ−クロツク装置Info
- Publication number
- JPS5853249Y2 JPS5853249Y2 JP1976099607U JP9960776U JPS5853249Y2 JP S5853249 Y2 JPS5853249 Y2 JP S5853249Y2 JP 1976099607 U JP1976099607 U JP 1976099607U JP 9960776 U JP9960776 U JP 9960776U JP S5853249 Y2 JPS5853249 Y2 JP S5853249Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking
- gear
- parking gear
- pole
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/20654—Gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用パークロック装置に関するものである
。
。
とくに、トルクコンバータを介して、エンジンと接続さ
れる変速機を具えた自動車は、トルクコンバータが介在
するため変速機の出力軸とエンジンが機械的に連結され
ていない。
れる変速機を具えた自動車は、トルクコンバータが介在
するため変速機の出力軸とエンジンが機械的に連結され
ていない。
従って、たとえば車輌の坂道駐車を行うに際して、車輌
重量に起因する車輪回転力は変速機の出力軸を介してト
ルクコンバータを空転駆動するので駐車時にエンジンの
抵抗を利用できない。
重量に起因する車輪回転力は変速機の出力軸を介してト
ルクコンバータを空転駆動するので駐車時にエンジンの
抵抗を利用できない。
この結果、従来既知の駐車ブレーキの操作が不完全な時
や急坂に駐車している時には駐車中の車輛が無人の11
移動することとなり危険である。
や急坂に駐車している時には駐車中の車輛が無人の11
移動することとなり危険である。
そこで車輛の駐車中の安全を確保するため、通常のバン
ドブレーキの他に、変速機の出力軸をそのハウジングに
固定するいわゆるパークロック装置が必要である。
ドブレーキの他に、変速機の出力軸をそのハウジングに
固定するいわゆるパークロック装置が必要である。
この種のパークロック装置は従来から種々提案されてい
るが、これらの従来装置はいずれも先端面を平坦にした
パーキングポールの爪部をパーキングギヤの歯間に挿入
することによって出力軸の固定を行っていたので、爪部
のわずかな進出によっても爪部の隅角がパーキングギヤ
の歯先円内□直ちに侵入してパークロック作用が生じ易
かった。
るが、これらの従来装置はいずれも先端面を平坦にした
パーキングポールの爪部をパーキングギヤの歯間に挿入
することによって出力軸の固定を行っていたので、爪部
のわずかな進出によっても爪部の隅角がパーキングギヤ
の歯先円内□直ちに侵入してパークロック作用が生じ易
かった。
このことはたとえば車輛が停止する前に誤まってシフト
レバ−操作を行なう場合、あるいはシフト位置の錯誤に
よって走行中にシフトレバ−操作を行なう場合に出力軸
が固定される危険性を含惇、とくに高速走行中における
、または前輪駆動車輛に釦けるこのような作動は惨事を
誘発する釦それがある。
レバ−操作を行なう場合、あるいはシフト位置の錯誤に
よって走行中にシフトレバ−操作を行なう場合に出力軸
が固定される危険性を含惇、とくに高速走行中における
、または前輪駆動車輛に釦けるこのような作動は惨事を
誘発する釦それがある。
そこで本考案は、パーキングポールの爪部先端に、パー
キングギヤから離れる方向へ延在する二個の先端面を設
けることにより、パーキングギヤ回転時、すなわち車輌
走行中における爪部のパーキングギヤ間への侵入を、ギ
ヤの隅角部と先端面との衝突で生じる反発力によって防
止する自動車用パークロック装置を提供するものであり
、パーキングポールの爪部の先端面をパーキングギヤの
歯先用の接線に対してパーキングギヤとパーキングポー
ルとの摩擦係数に対応する摩擦角以下の角度で延在させ
ることにより、シフトレバ−の操作に基づくパーキング
ポール押圧力が大であってもパーキングポールがパーキ
ングギヤ間に侵入しないようにしてこれらの問題を有利
に解決するものである。
キングギヤから離れる方向へ延在する二個の先端面を設
けることにより、パーキングギヤ回転時、すなわち車輌
走行中における爪部のパーキングギヤ間への侵入を、ギ
ヤの隅角部と先端面との衝突で生じる反発力によって防
止する自動車用パークロック装置を提供するものであり
、パーキングポールの爪部の先端面をパーキングギヤの
歯先用の接線に対してパーキングギヤとパーキングポー
ルとの摩擦係数に対応する摩擦角以下の角度で延在させ
ることにより、シフトレバ−の操作に基づくパーキング
ポール押圧力が大であってもパーキングポールがパーキ
ングギヤ間に侵入しないようにしてこれらの問題を有利
に解決するものである。
以下、本考案を、エンジンにトルクコンバータを介して
接続した同期噛合式変速機における実施例について図面
に従い説明する。
接続した同期噛合式変速機における実施例について図面
に従い説明する。
第1図は変速機1の出力側端部を示す断面図であり、そ
のハウジング2は変速機の出力軸であるメイン軸3、カ
ウンター軸4およびリバースアイドラ軸5を軸支する。
のハウジング2は変速機の出力軸であるメイン軸3、カ
ウンター軸4およびリバースアイドラ軸5を軸支する。
こSで図示しないトルクコンバータからの回転トルクは
、lずカウンター軸4上のカウンターギヤ6に入力され
、次いでメイン軸3上に軸支されているいずれかのメイ
ンギヤまたはリバースアイドラ軸5上のリバースアイド
ラギヤ7に伝達される。
、lずカウンター軸4上のカウンターギヤ6に入力され
、次いでメイン軸3上に軸支されているいずれかのメイ
ンギヤまたはリバースアイドラ軸5上のリバースアイド
ラギヤ7に伝達される。
なお図示の噛合状態の下では、カウンターギヤ6は1ず
リバースアイドラギヤ7に回転力を伝達し、このリバー
スアイドラギヤ7は次いでメイン軸3上のメインギヤ8
に回転力を伝達する。
リバースアイドラギヤ7に回転力を伝達し、このリバー
スアイドラギヤ7は次いでメイン軸3上のメインギヤ8
に回転力を伝達する。
このようにしてメインギヤに伝達された回転トルクは、
いずれかのメインギヤと噛合可能で、かつ軸3に固定し
たシンクロバブ(図示せず)上で摺動可能なカップリン
グスリーブ9をシフトフォーク10で操作することによ
ってメイン軸3に伝達される。
いずれかのメインギヤと噛合可能で、かつ軸3に固定し
たシンクロバブ(図示せず)上で摺動可能なカップリン
グスリーブ9をシフトフォーク10で操作することによ
ってメイン軸3に伝達される。
さらに、たとえば変速機1の図示しないオーバトップギ
ヤと、リバースギヤとの間で作動するカップリングスリ
ーブ9の外周にパーキングギヤ11を設け、また、第1
図に示すようにこのパーキングギヤ外周面の少くとも半
分をシフトフォーク10で覆う。
ヤと、リバースギヤとの間で作動するカップリングスリ
ーブ9の外周にパーキングギヤ11を設け、また、第1
図に示すようにこのパーキングギヤ外周面の少くとも半
分をシフトフォーク10で覆う。
こ\でパーキングギヤ11をその歯幅方向に跨ぐシフト
フォーク10を、第1のフォークシャフト12に固定し
、このシャフト12の移動に基いてフォーク10がカッ
プリングスリーブ9を作動させ得るようにする一方、フ
ォーク10のパーキングギヤ11と対応する位置に透孔
13を設け、との透孔13内を進退するパーキングポー
ル14の爪部14aがパーキングギヤ11と掛脱し得る
ようにする。
フォーク10を、第1のフォークシャフト12に固定し
、このシャフト12の移動に基いてフォーク10がカッ
プリングスリーブ9を作動させ得るようにする一方、フ
ォーク10のパーキングギヤ11と対応する位置に透孔
13を設け、との透孔13内を進退するパーキングポー
ル14の爪部14aがパーキングギヤ11と掛脱し得る
ようにする。
爪部14aとパーキングギヤ11とのこのような掛脱を
可能ならしめるため、パーキングポール用のブラケット
15をハウジング2に取り付け、このブラケット15に
ピン16によってパーキングポール14を枢支する。
可能ならしめるため、パーキングポール用のブラケット
15をハウジング2に取り付け、このブラケット15に
ピン16によってパーキングポール14を枢支する。
パーキングポール14は一端をブラケット15に掛止し
た捩りばね17によって、通常はパーキングギヤ11か
ら離れる方向へ付勢されており、このためパーキングポ
ール14は、後述するパーキングカム18のカム面18
a(第5図参照)がパーキングポール14のカム面14
b(第3図参照)をばね1Tに抗して押圧したときにの
み、パーキングギヤ11の方向へ回動することができる
。
た捩りばね17によって、通常はパーキングギヤ11か
ら離れる方向へ付勢されており、このためパーキングポ
ール14は、後述するパーキングカム18のカム面18
a(第5図参照)がパーキングポール14のカム面14
b(第3図参照)をばね1Tに抗して押圧したときにの
み、パーキングギヤ11の方向へ回動することができる
。
パーキングカム18は第2図に示すように、第2および
第3のフォークシャフト19.20を挿通することによ
って支持されており、このパーキングカム18のボス部
18bの一端を、フォークシャフト20の掛止部材20
aにばね受けした圧縮ばね21によってカム18の作動
方向(第2図矢印の方向)へ押圧する。
第3のフォークシャフト19.20を挿通することによ
って支持されており、このパーキングカム18のボス部
18bの一端を、フォークシャフト20の掛止部材20
aにばね受けした圧縮ばね21によってカム18の作動
方向(第2図矢印の方向)へ押圧する。
一方、ボス部18bの他端には条溝18c(第5図参照
)を設け、との条溝18cと掛合可能なストッパーピン
22をシャフト20に植設することによって、前述のバ
ネ押圧力に基づくパーキングカム18のシャフト19.
20上における移動を限定する。
)を設け、との条溝18cと掛合可能なストッパーピン
22をシャフト20に植設することによって、前述のバ
ネ押圧力に基づくパーキングカム18のシャフト19.
20上における移動を限定する。
なおこΣで第2のシキフト19に摺動可能に遊嵌した案
内部18di、ボス部18bのシャフト20上の移動を
円滑ならしめると共に、パーキングカム18がシャフト
20上で回動しないよう機能する。
内部18di、ボス部18bのシャフト20上の移動を
円滑ならしめると共に、パーキングカム18がシャフト
20上で回動しないよう機能する。
このようにしてシャフト19.20上に取り付けられた
パーキングカム18は、従来装置と同様にしてシフトレ
バ−と連動するシャフト20とともに移動する。
パーキングカム18は、従来装置と同様にしてシフトレ
バ−と連動するシャフト20とともに移動する。
次に第3,4図に基いてパーキングポール14の構成を
説明する。
説明する。
このパーキングポール14はピン16を挿通してブラケ
ット15と連結するための枢支孔14c1ばね17を巻
き掛けする小径部14d、枢支孔14cと前述の爪部1
4aとを連結するシャンク部14eおよびシャンク部1
4eに設けたカム面14bから戒る。
ット15と連結するための枢支孔14c1ばね17を巻
き掛けする小径部14d、枢支孔14cと前述の爪部1
4aとを連結するシャンク部14eおよびシャンク部1
4eに設けたカム面14bから戒る。
ここでは爪部14aは第4図aに示すように、その先端
面下部に、パーキングギヤ11から離れる方向(すなわ
ちパーキングギヤ11の歯先円の外方向)へ、パーキン
グポール14の基準面としての先端面14a〃に対して
逃げ角α傾むいて延在する先端面14a′を有する。
面下部に、パーキングギヤ11から離れる方向(すなわ
ちパーキングギヤ11の歯先円の外方向)へ、パーキン
グポール14の基準面としての先端面14a〃に対して
逃げ角α傾むいて延在する先端面14a′を有する。
ここで、爪部14aが第4図すに実線で示すようにパー
キングギヤ11へ接近するに際し、パーキングギヤ11
の回転速度がこの爪部14aの接近速度よりも十分大き
く、また、車輛が前進方向へ移動してパーキングギヤ1
1が図の矢印方向へ回転している場合Kl/−1、パー
キングギヤ11の隅角部11aがその先端面14a′に
当り、パーキングポール14は打撃、すなわちパーキン
グギヤ11の歯先円TCの接線TCL方向の力を受ける
。
キングギヤ11へ接近するに際し、パーキングギヤ11
の回転速度がこの爪部14aの接近速度よりも十分大き
く、また、車輛が前進方向へ移動してパーキングギヤ1
1が図の矢印方向へ回転している場合Kl/−1、パー
キングギヤ11の隅角部11aがその先端面14a′に
当り、パーキングポール14は打撃、すなわちパーキン
グギヤ11の歯先円TCの接線TCL方向の力を受ける
。
この打撃によって先端面14a′にはギヤ11から離れ
る方向の分力が作用し、このためパーキングポール14
は、一旦ピン16の周りに図示例では反時計方向へ回動
し、その後、カム面18aの押圧力によって再びパーキ
ングギヤ11に接近する。
る方向の分力が作用し、このためパーキングポール14
は、一旦ピン16の周りに図示例では反時計方向へ回動
し、その後、カム面18aの押圧力によって再びパーキ
ングギヤ11に接近する。
すなわち、逃げ角αを後述するような角度とすることに
よって、シフトレバ−の操作力に基づく圧縮ばね21ひ
いてはパーキングカム18のパーキングポール押圧力の
大小にかかわらず、パーキングポール14を反時計方向
へ回動させる前記分力がカムの押圧力を上回る大きさと
なり、爪部14aはギヤ11間に滑り込むことはない。
よって、シフトレバ−の操作力に基づく圧縮ばね21ひ
いてはパーキングカム18のパーキングポール押圧力の
大小にかかわらず、パーキングポール14を反時計方向
へ回動させる前記分力がカムの押圧力を上回る大きさと
なり、爪部14aはギヤ11間に滑り込むことはない。
爪部14aのこのような進退運動は、シフトレバ−をニ
ュートラル位置等の他の位置へ操作してパーキングカム
18を不作動位置に復帰させない限り継続され、先端面
14a’tl、パーキングギヤ11の回転速度に応じて
、隣接するパーキングギヤ11の隅角部または何個かの
歯を越えた他のパーキングギヤ11の隅角部から打撃を
受けてそのパーキングギヤ11から離間し、そしてまた
接近する。
ュートラル位置等の他の位置へ操作してパーキングカム
18を不作動位置に復帰させない限り継続され、先端面
14a’tl、パーキングギヤ11の回転速度に応じて
、隣接するパーキングギヤ11の隅角部または何個かの
歯を越えた他のパーキングギヤ11の隅角部から打撃を
受けてそのパーキングギヤ11から離間し、そしてまた
接近する。
なお、前述の逃げ角αの大きさは、ピン16と軸3との
位置関係その他によってパーキングポール14の爪部1
4aがパーキングギヤ11に接近する角度が異なること
により変化するが、どの場合にあっても、爪部先端14
Tが、第4図すに一点鎖線で示すようなパーキングギヤ
11の歯先円TCに一致するパーキングポール14の回
動位置で、先端面14a′と歯先円TCの接線TCLと
でなす角αがパーキングギヤ11とパーキングポール1
4との摩擦係数に対応する摩擦角以下となるようにしな
ければならない。
位置関係その他によってパーキングポール14の爪部1
4aがパーキングギヤ11に接近する角度が異なること
により変化するが、どの場合にあっても、爪部先端14
Tが、第4図すに一点鎖線で示すようなパーキングギヤ
11の歯先円TCに一致するパーキングポール14の回
動位置で、先端面14a′と歯先円TCの接線TCLと
でなす角αがパーキングギヤ11とパーキングポール1
4との摩擦係数に対応する摩擦角以下となるようにしな
ければならない。
この逃げ角αを本実施例におけるパーキングポールにつ
いてみると、1ず、パーキングギヤ11とパーキングポ
ール14との摩擦係数に対応する摩擦角は、油潤滑され
た両者の摩擦係数をア般的設計基準である0、1とした
場合に、 jan−10,1=5.71゜ となる。
いてみると、1ず、パーキングギヤ11とパーキングポ
ール14との摩擦係数に対応する摩擦角は、油潤滑され
た両者の摩擦係数をア般的設計基準である0、1とした
場合に、 jan−10,1=5.71゜ となる。
次いで、パーキングポール14の実効長l二60mmと
し、また、パーキングポール14がパーキングギヤ11
に完全に噛合したときの荷重支持点となるパーキングギ
ヤピッチ円上の各歯間の中点と対応する爪部14a上の
点と、パーキングポール14の爪部先端14Tが歯先円
TCに一致したときのその点との距離h = 4 mm
とすると、パーキングポール14の回動角は、 4 2 tan−” =2 tan−’−二3.82
゜2/ 120 となる。
し、また、パーキングポール14がパーキングギヤ11
に完全に噛合したときの荷重支持点となるパーキングギ
ヤピッチ円上の各歯間の中点と対応する爪部14a上の
点と、パーキングポール14の爪部先端14Tが歯先円
TCに一致したときのその点との距離h = 4 mm
とすると、パーキングポール14の回動角は、 4 2 tan−” =2 tan−’−二3.82
゜2/ 120 となる。
従って、爪部先端14Tが歯先円TC位置から歯底円B
C位置に至る1でには、実寸大で示す図示例のパーキン
グポール14が約3.8゜回動することになり、爪部先
端14Tが、第4図すに示すように、歯先円TC上にあ
るときの歯先内接線TCLと先端面14a′とのなす角
を、摩擦角たる約5.7°とするためには逃げ角α=5
.7゜+3.8°=9.56 とすることが必要になり
、逃げ角α=9.5°とすれば、前述したように、爪部
14aの先端面14a′にパーキングギヤ11の隅角部
11aが衝突することを条件としてパーキングポール1
4を反時計方向へ回動させるパーキングギヤ11の打撃
分力がカムの押圧力を上回り、爪部14aがギヤ11間
に滑りこむことは防止される。
C位置に至る1でには、実寸大で示す図示例のパーキン
グポール14が約3.8゜回動することになり、爪部先
端14Tが、第4図すに示すように、歯先円TC上にあ
るときの歯先内接線TCLと先端面14a′とのなす角
を、摩擦角たる約5.7°とするためには逃げ角α=5
.7゜+3.8°=9.56 とすることが必要になり
、逃げ角α=9.5°とすれば、前述したように、爪部
14aの先端面14a′にパーキングギヤ11の隅角部
11aが衝突することを条件としてパーキングポール1
4を反時計方向へ回動させるパーキングギヤ11の打撃
分力がカムの押圧力を上回り、爪部14aがギヤ11間
に滑りこむことは防止される。
一方、パーキングポール14の先端面14a’がパーキ
ングギヤ11の隅角部11aに衝突するための条件は、
パークロックが生じても十分安全な車速を考慮し、主と
して、パーキングギヤ11の歯数およびピッチ円直径を
選択することにより適宜に決定することができる。
ングギヤ11の隅角部11aに衝突するための条件は、
パークロックが生じても十分安全な車速を考慮し、主と
して、パーキングギヤ11の歯数およびピッチ円直径を
選択することにより適宜に決定することができる。
ここでたとえば、パーキングギヤ11の歯数を16枚、
ピッチ円直径を801I、最終減速比を4.571とし
た場合には、パーキングポール14Fi、車輛速度が8
kmz時以下の安全速度に低下したときにのみパーキン
グギヤ11と噛合することになる。
ピッチ円直径を801I、最終減速比を4.571とし
た場合には、パーキングポール14Fi、車輛速度が8
kmz時以下の安全速度に低下したときにのみパーキン
グギヤ11と噛合することになる。
すなわち、爪部14aの先端面14a′がパーキングギ
ヤ11の隅角部11aに衝突せずにパークロック作動が
行われるのは、パーキングギヤ11の回転速度が爪部1
4aのパーキングギヤ11への接近速度ひいては侵入速
度を大きく下回る場合に限られ、極低車速時で安全i場
合のみとなる。
ヤ11の隅角部11aに衝突せずにパークロック作動が
行われるのは、パーキングギヤ11の回転速度が爪部1
4aのパーキングギヤ11への接近速度ひいては侵入速
度を大きく下回る場合に限られ、極低車速時で安全i場
合のみとなる。
さらに、パーキングポール14の先端面14a〃を、第
4図すに破線で示すパークロック完了位置1でパーキン
グポール14を回動させた状態の下で、パーキングギヤ
11の歯底円BCのほぼ接線BCL方向へ延在するよう
に構成した場合には、図のパーキングポール14の爪部
先端14Tがパーキングギヤ11の歯先円TCに一致す
る位置において、基準面としての先端面14a〃に何の
特別の加工も施すことなしに、それをパーキングギヤ1
1の歯先円TCに対してその接線TCLからパーキング
ギヤとパーキングポールとの摩擦係数に対応する摩擦角
よりも小さい角度βだけ歯先円外方に傾けて延在させる
ことができる。
4図すに破線で示すパークロック完了位置1でパーキン
グポール14を回動させた状態の下で、パーキングギヤ
11の歯底円BCのほぼ接線BCL方向へ延在するよう
に構成した場合には、図のパーキングポール14の爪部
先端14Tがパーキングギヤ11の歯先円TCに一致す
る位置において、基準面としての先端面14a〃に何の
特別の加工も施すことなしに、それをパーキングギヤ1
1の歯先円TCに対してその接線TCLからパーキング
ギヤとパーキングポールとの摩擦係数に対応する摩擦角
よりも小さい角度βだけ歯先円外方に傾けて延在させる
ことができる。
このためパーキングギヤ11が矢印と逆の方向へ回転し
ている場合(車輛の後進時)には、先端面14a〃がパ
ーキングギヤ11の隅角部11a′から打撃を受け、こ
の結果、パーキングポール14は前述したと同様にパー
キングギヤ11から離れる方向へ回動される。
ている場合(車輛の後進時)には、先端面14a〃がパ
ーキングギヤ11の隅角部11a′から打撃を受け、こ
の結果、パーキングポール14は前述したと同様にパー
キングギヤ11から離れる方向へ回動される。
第5atbtc図はそれぞれパーキングカム18の側面
図、正面図および裏面図であり、このパーキングカム1
8は前述したカム面18a1ボス部18b、条溝18c
および案内部18dの他に、ハウジング2に取り付けた
バックランプスイッチ23を作動するバックランプスイ
ッチ用のカム面18eを具える。
図、正面図および裏面図であり、このパーキングカム1
8は前述したカム面18a1ボス部18b、条溝18c
および案内部18dの他に、ハウジング2に取り付けた
バックランプスイッチ23を作動するバックランプスイ
ッチ用のカム面18eを具える。
このように構成したパークロック装置を車輛の停止時に
操作するに際して、変速機のシフトレバ−(図示せず)
をニュートラル位置からパーキング位置へ操作すると、
第1図に示すカップリングスリーブ9ば、軸3に固定さ
れたシンクロハブ(図示せず)とだけ噛合する位置にュ
ートラル位置)に滞する。
操作するに際して、変速機のシフトレバ−(図示せず)
をニュートラル位置からパーキング位置へ操作すると、
第1図に示すカップリングスリーブ9ば、軸3に固定さ
れたシンクロハブ(図示せず)とだけ噛合する位置にュ
ートラル位置)に滞する。
一方、フォークシャフト20は第2図に矢印で示される
方向ヘシフトされる。
方向ヘシフトされる。
このためパーキング力J=18ばばね21に押圧されて
第2図の矢印方向へ移動する。
第2図の矢印方向へ移動する。
バーヤングカム18のこの移動によってカム面18aが
パーキングポール14のカム面14bを押圧し、パーキ
ングポール14をばね17の力に抗してパーキングギヤ
11の方向へ回動させる。
パーキングポール14のカム面14bを押圧し、パーキ
ングポール14をばね17の力に抗してパーキングギヤ
11の方向へ回動させる。
このことにより、爪部14aUパ一キングギヤ11間へ
徐々に侵入してパーキングギヤ11をハウジング2に固
定する。
徐々に侵入してパーキングギヤ11をハウジング2に固
定する。
爪部14aのパーキングギヤ11間への侵入が終了する
と、カム面18aはカム面14b上に完全に乗り上げた
状態でパーキングポール14を押圧するので、パークロ
ックは、パーキングカム18をその不作動方向へ移動さ
せない限り解除されない。
と、カム面18aはカム面14b上に完全に乗り上げた
状態でパーキングポール14を押圧するので、パークロ
ックは、パーキングカム18をその不作動方向へ移動さ
せない限り解除されない。
また、8km/時より速い車輌速度で走行中の誤1った
パークロック操作に対しては、パーキングポール14の
爪部14aが第4図すに示すようにパーキングギヤ11
に接近したときには、パーキングギヤ11がいずれの方
向へ回転していても、っ1り走行方向が前後進のいずれ
であっても先端面14a′または先端面14a//ば、
前述したようにパーキングギヤ11の隅角部11 a’
jたは11a′から打撃を受け、パーキングギヤ11か
ら離れる方向へ回動するので爪部14aのパーキングギ
ヤ11間への侵入が閉止される。
パークロック操作に対しては、パーキングポール14の
爪部14aが第4図すに示すようにパーキングギヤ11
に接近したときには、パーキングギヤ11がいずれの方
向へ回転していても、っ1り走行方向が前後進のいずれ
であっても先端面14a′または先端面14a//ば、
前述したようにパーキングギヤ11の隅角部11 a’
jたは11a′から打撃を受け、パーキングギヤ11か
ら離れる方向へ回動するので爪部14aのパーキングギ
ヤ11間への侵入が閉止される。
このことは、一旦後退した爪部14aがカム面18aの
作用によって再びパーキングギヤ11に接近した場合に
も、この接近時に先端面14a’lたは先端面14a〃
と対応する他のパーキングギヤ11の隅角部によって同
様に行われるので、走行中のパークロックは、シフトレ
バ−の誤操作に気付いてこの操作を解除する1での間、
たとえシフトレバ−操作力が犬であっても有効に防止さ
れる。
作用によって再びパーキングギヤ11に接近した場合に
も、この接近時に先端面14a’lたは先端面14a〃
と対応する他のパーキングギヤ11の隅角部によって同
様に行われるので、走行中のパークロックは、シフトレ
バ−の誤操作に気付いてこの操作を解除する1での間、
たとえシフトレバ−操作力が犬であっても有効に防止さ
れる。
左おここで、図示例のように、爪部14aの一方の先端
面14a′にのみ加工を施すことにより、画先端面14
a’ 、14a”をともに所要の傾斜角とできる場合に
は、製造コスト上有利であるが、ピン16と軸3との位
置関係その他により、第4図すに示す角度βが摩擦角以
上となり、パーキングポール14を反時計方向へ回動さ
せることができない場合には、先端面14a〃に、先端
面14a′と同様の加工を施す必要がある。
面14a′にのみ加工を施すことにより、画先端面14
a’ 、14a”をともに所要の傾斜角とできる場合に
は、製造コスト上有利であるが、ピン16と軸3との位
置関係その他により、第4図すに示す角度βが摩擦角以
上となり、パーキングポール14を反時計方向へ回動さ
せることができない場合には、先端面14a〃に、先端
面14a′と同様の加工を施す必要がある。
従って本考案によれば、パーキングポールの爪部先端に
傾斜面を設けるだけの極めて簡単な加工によって車輌走
行中に、誤って出力軸を固定することを有効に防止でき
るので、パークロック装置の製造コストをほとんど変化
させることなく走行安全性を著しく向上させることが可
能である。
傾斜面を設けるだけの極めて簡単な加工によって車輌走
行中に、誤って出力軸を固定することを有効に防止でき
るので、パークロック装置の製造コストをほとんど変化
させることなく走行安全性を著しく向上させることが可
能である。
第1図は本考案の実施例を示す変速機の断面図、第2図
は第1図のI−I線に沿う断面図、第3a。 b図はそれぞれパーキングポール側面固転よび平面図、
第4a、b図はそれぞれパーキングポールの爪部拡大図
および爪部の作動説明図、第5a。 bye図はそれぞれパーキングカムの側面図、正面図1
よび裏面図である。 1・・・・・・変速機、11・・・・・・パーキングギ
ヤ、14・・・・・・パーキングポール、14a・・・
・・・爪部、14a′。 14a〃・・・・・・先端面、14T・・・・・・爪部
先端、17・・・・・・パーキングカム、TC・・・・
・・パーキングギヤの歯先円、TCL・・・・・・パー
キングギヤの歯先円の接線。
は第1図のI−I線に沿う断面図、第3a。 b図はそれぞれパーキングポール側面固転よび平面図、
第4a、b図はそれぞれパーキングポールの爪部拡大図
および爪部の作動説明図、第5a。 bye図はそれぞれパーキングカムの側面図、正面図1
よび裏面図である。 1・・・・・・変速機、11・・・・・・パーキングギ
ヤ、14・・・・・・パーキングポール、14a・・・
・・・爪部、14a′。 14a〃・・・・・・先端面、14T・・・・・・爪部
先端、17・・・・・・パーキングカム、TC・・・・
・・パーキングギヤの歯先円、TCL・・・・・・パー
キングギヤの歯先円の接線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 変速機の内部に配置したパーキングギヤと、変速機に回
動自在に軸支されたこのパーキングギヤと掛脱可能なパ
ーキングポールと、このパーキングポールをパーキング
ギヤに向けて押圧するパーキングカムとを具えて女る自
動車用イ〈−クロック装置において、 前記パーキングギヤと掛脱するパーキングポールの爪部
に、二個の先端面を設け、これらの先端面を、爪部先端
がパーキングギヤの歯先円に一致するパーキングポール
の回動位置で、パーキングギヤの歯先円の接線に対して
パーキングギヤとパーキングポールとの摩擦係数に対応
する摩擦角以下の角度でパーキングギヤから離れる方向
へ傾斜させてなり、パーキングギヤの所定回転速度以上
の速度での回転中にかけるパーキングポールのパーキン
グギヤへの接近に際して前記先端面にパーキングギヤ隅
角部が当たり、パーキングポールをパーキングギヤから
遠去けて、前記パーキングポールとパーキングギヤの掛
合を防止するようにしてなることを特徴とする自動車用
パークロック装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976099607U JPS5853249Y2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 自動車用パ−クロツク装置 |
FR7723073A FR2359735A1 (fr) | 1976-07-28 | 1977-07-27 | Frein de stationnement pour vehicule motorise, equipe d'une transmission de puissance a convertisseur de couple |
US05/819,451 US4200002A (en) | 1976-07-28 | 1977-07-27 | Parking brake mechanism for motor vehicle equipped with power transmission with torque converter |
DE19772733884 DE2733884A1 (de) | 1976-07-28 | 1977-07-27 | Parkbremsmechanismus fuer eine kraftfahrzeuguebertragung |
GB31738/77A GB1563633A (en) | 1976-07-28 | 1977-07-28 | Motor vehicle equipped with power transmission with torque converter and having parking brake mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976099607U JPS5853249Y2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 自動車用パ−クロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5318737U JPS5318737U (ja) | 1978-02-17 |
JPS5853249Y2 true JPS5853249Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=14251772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976099607U Expired JPS5853249Y2 (ja) | 1976-07-28 | 1976-07-28 | 自動車用パ−クロツク装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4200002A (ja) |
JP (1) | JPS5853249Y2 (ja) |
DE (1) | DE2733884A1 (ja) |
FR (1) | FR2359735A1 (ja) |
GB (1) | GB1563633A (ja) |
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JPS5816945A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | Honda Motor Co Ltd | 車両の駆動輪ロツク装置 |
JPS60116545A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のパ−キングロック装置 |
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JP3197904B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2001-08-13 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機のパーキング装置 |
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DE19616426C1 (de) * | 1996-04-25 | 1997-08-14 | Voith Turbo Kg | Antriebseinheit mit einem Motor und einem Retarder |
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-
1977
- 1977-07-27 DE DE19772733884 patent/DE2733884A1/de not_active Ceased
- 1977-07-27 FR FR7723073A patent/FR2359735A1/fr active Granted
- 1977-07-27 US US05/819,451 patent/US4200002A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-07-28 GB GB31738/77A patent/GB1563633A/en not_active Expired
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---|---|
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DE2733884A1 (de) | 1978-02-09 |
FR2359735B1 (ja) | 1980-10-24 |
US4200002A (en) | 1980-04-29 |
JPS5318737U (ja) | 1978-02-17 |
FR2359735A1 (fr) | 1978-02-24 |
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