JPS5852057A - 易開封性ライナ−付容器蓋 - Google Patents
易開封性ライナ−付容器蓋Info
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- JPS5852057A JPS5852057A JP56147922A JP14792281A JPS5852057A JP S5852057 A JPS5852057 A JP S5852057A JP 56147922 A JP56147922 A JP 56147922A JP 14792281 A JP14792281 A JP 14792281A JP S5852057 A JPS5852057 A JP S5852057A
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- Japan
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- liner
- container lid
- adhesive
- shell
- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は易開封性ライナー付容器蓋に関し、よシ詳細に
は、頂板部とこれに連なるスカート部とから成シ且つ該
頂板部乃至はスカート部に引剥し部上区画する開封用ス
コアが設けられている容器蓋殻体と該容器蓋殻体の内側
に塗膜を介して施された密封用ライナーとから成る易開
封性ライナー付容器蓋において、 前記ライナーと塗膜との関にはライナー中央部に接着域
管設け、この接着域を少なくとも剥離開始側で剥離可能
としたこと1−特徴とする易開封性ライナー付容器蓋に
関する。本発明の好適な態様においては、前記接着域は
、引剥し部の引剥し方向のビール強度が該方向と直角方
向のビール強度よシも小となるような方向性接着域から
成っている。
は、頂板部とこれに連なるスカート部とから成シ且つ該
頂板部乃至はスカート部に引剥し部上区画する開封用ス
コアが設けられている容器蓋殻体と該容器蓋殻体の内側
に塗膜を介して施された密封用ライナーとから成る易開
封性ライナー付容器蓋において、 前記ライナーと塗膜との関にはライナー中央部に接着域
管設け、この接着域を少なくとも剥離開始側で剥離可能
としたこと1−特徴とする易開封性ライナー付容器蓋に
関する。本発明の好適な態様においては、前記接着域は
、引剥し部の引剥し方向のビール強度が該方向と直角方
向のビール強度よシも小となるような方向性接着域から
成っている。
従来、ビンiIi勢の容器蓋の分野では、役抜き等の格
別の開封器具を用いることなく開封が可能なものとして
、殻体の頂板乃至は仁れに連なるスカート部にスコア(
弱化線乃至切込線)で引剥し部を区画し、この開封開始
部に設けた把持部を指で引張ることによシスコア管剪断
し、開封を行うようにしたものが広く使用されている。
別の開封器具を用いることなく開封が可能なものとして
、殻体の頂板乃至は仁れに連なるスカート部にスコア(
弱化線乃至切込線)で引剥し部を区画し、この開封開始
部に設けた把持部を指で引張ることによシスコア管剪断
し、開封を行うようにしたものが広く使用されている。
この種の易開封性容器蓋においても轟然、ビン口との密
封のために樹脂製の密封用ライナーを設けることが必要
となる。
封のために樹脂製の密封用ライナーを設けることが必要
となる。
従来、密封性を損わずに易開封性を向上させるために、
この種の容器蓋においても種々提案がなされている。
この種の容器蓋においても種々提案がなされている。
例えば、特公昭52−11633号公報には、密封用ラ
イナーをスコアが設けられた開封開始部から半分以上の
長さの領域にわたって非接着状態で殻体内に設け、残り
の領域において殻体内に接着させることが開示されてい
る。しかしながら、このようなライナーと殻体との接着
方式では、ライナー形成用樹脂t−型押して所望の形状
の密封用ライナーを形成させることは困難である。即ち
、殻体内で樹脂の型押し成形を行う場合には、溶融状態
或いはゾル状の樹脂の塊シが殻体の中央部に供給される
が、これらの樹脂の塊シが殻体内に付着して次の作業ス
テージlンに送られることが必要であるが、ライナーを
中央部で接着させない公知の方式では、施した樹脂の塊
りが遠心力等によって殻体外に飛び出すという欠点を生
じる。
イナーをスコアが設けられた開封開始部から半分以上の
長さの領域にわたって非接着状態で殻体内に設け、残り
の領域において殻体内に接着させることが開示されてい
る。しかしながら、このようなライナーと殻体との接着
方式では、ライナー形成用樹脂t−型押して所望の形状
の密封用ライナーを形成させることは困難である。即ち
、殻体内で樹脂の型押し成形を行う場合には、溶融状態
或いはゾル状の樹脂の塊シが殻体の中央部に供給される
が、これらの樹脂の塊シが殻体内に付着して次の作業ス
テージlンに送られることが必要であるが、ライナーを
中央部で接着させない公知の方式では、施した樹脂の塊
りが遠心力等によって殻体外に飛び出すという欠点を生
じる。
本発明によれば、殻体内にライナーがその中央部で接着
されていながらスコアで区画された部分の引剥しによる
開封が容易に行われる易開封性のライナー付容器蓋が提
供される。
されていながらスコアで区画された部分の引剥しによる
開封が容易に行われる易開封性のライナー付容器蓋が提
供される。
本発明の他の目的は、殻体内で樹脂の渥押しによるライ
ナー形状への成形が可能である易開封性のライナー付容
器蓋が提供される。
ナー形状への成形が可能である易開封性のライナー付容
器蓋が提供される。
本発明の更に他の目的は、製造工程、輸送中或いは打橙
工程において、ライナーの殻体からの離脱が防止され、
しかも優れた密封性、耐腐食性が得られると共に、スコ
アで区画された部分の引刺しが容易に得られる易開封性
のライナー付容器蓋會提供するにある。
工程において、ライナーの殻体からの離脱が防止され、
しかも優れた密封性、耐腐食性が得られると共に、スコ
アで区画された部分の引刺しが容易に得られる易開封性
のライナー付容器蓋會提供するにある。
本発明を添付図面に示す具体例に基づいて以下に詳細に
説明する。
説明する。
本発明によるライナー付易開封性容器蓋を示す第1図及
び第2図において、この容器蓋は、容器蓋殻体1とその
内側に施された密封用ライナー2とから成っている。殻
体1は頂板部3とこれに連なシ、その爛囲から垂下して
いるスカート部4とから成っている。このスカート部4
と一体に且つ外方に突出するように開封用タブ5が設け
られ、この開封用タブ5の先端には把持部6がある。開
封用タブ5のスカートs4への付は根7から2本のスコ
ア(弱化線)8.8がスカート部4を横切るように延び
、更にこれらのスコアーは頂板部6の外周乃至は頂板部
3とスカート部4との境界に沿って延びている。
び第2図において、この容器蓋は、容器蓋殻体1とその
内側に施された密封用ライナー2とから成っている。殻
体1は頂板部3とこれに連なシ、その爛囲から垂下して
いるスカート部4とから成っている。このスカート部4
と一体に且つ外方に突出するように開封用タブ5が設け
られ、この開封用タブ5の先端には把持部6がある。開
封用タブ5のスカートs4への付は根7から2本のスコ
ア(弱化線)8.8がスカート部4を横切るように延び
、更にこれらのスコアーは頂板部6の外周乃至は頂板部
3とスカート部4との境界に沿って延びている。
この殻体1の内面には、後に詳述する塗膜9.10が施
され、これらの塗膜9.10を介して密封用ライナー2
が殻体1の頂板部3全面にわたって設けられている。
され、これらの塗膜9.10を介して密封用ライナー2
が殻体1の頂板部3全面にわたって設けられている。
本発明において、この密封用ライナー2は、低密度ポリ
エチレン、結晶性エチレン−プロピレン共重合体等のオ
レフィン樹脂或いは軟質塩化ビニル樹脂の溶融物會殻体
1内に供給し、冷却されたパンチ(図示せず)を押圧す
ることにより形成され、容器口部と係合すべき少なくと
も1個の厚内の密封用リング11と該密封用リングの内
周側に位置する薄肉部12とから成っている。ライナー
2は、塩化ビニル樹脂等のプラスチゾルの塊管加熱され
たパンチで押圧しこれをゲル化させることによっても形
成し得る。
エチレン、結晶性エチレン−プロピレン共重合体等のオ
レフィン樹脂或いは軟質塩化ビニル樹脂の溶融物會殻体
1内に供給し、冷却されたパンチ(図示せず)を押圧す
ることにより形成され、容器口部と係合すべき少なくと
も1個の厚内の密封用リング11と該密封用リングの内
周側に位置する薄肉部12とから成っている。ライナー
2は、塩化ビニル樹脂等のプラスチゾルの塊管加熱され
たパンチで押圧しこれをゲル化させることによっても形
成し得る。
本発明によれに1前記ライナー2と塗膜9との間にライ
ナー中央部に接着域を設け、この接着部を少なくと4剥
離開始側で剥離可能とする。第2図に示す具体例におい
て、下の塗膜9は殻体金属表面に施された保腰塗膜であ
り、殻体に対しては強接着性であるが、ライナー2に対
しては非接着性乃至は極めて弱い接着性である。一方、
ライナー中央部に対応する塗膜10は塗膜9の上に施さ
れ、ml[10とライナー2との両者に対して強い接着
性を示し、前述した接着域を形成する。
ナー中央部に接着域を設け、この接着部を少なくと4剥
離開始側で剥離可能とする。第2図に示す具体例におい
て、下の塗膜9は殻体金属表面に施された保腰塗膜であ
り、殻体に対しては強接着性であるが、ライナー2に対
しては非接着性乃至は極めて弱い接着性である。一方、
ライナー中央部に対応する塗膜10は塗膜9の上に施さ
れ、ml[10とライナー2との両者に対して強い接着
性を示し、前述した接着域を形成する。
この接着域の一例を示す第3−A図において、接着域1
3は、剥離開始側で剥離可能な接着部分14と、剥離方
向にそれに続くより強固な接着部分15とから成ってい
る。第3−A図に示す具体例においては、ライナーに対
して接着性の塗膜10t−異形形状に塗布することによ
p1剥離力の調節が行われておシ、前記剥離可能部分1
4は剥離開始側が鋭角αとなったlImをなしておシ、
これに続く強接着部分15は半円形の形状となっている
。かくして、この具体例においては、引剥し方向Aのビ
ール強度がこれに直角な方向Bのビール強度よりも小と
なる方向性接着域となっていることが了解されよう。更
に、この剥離性接着部分14においては、引剥し方向A
にビール強度が連続的に増大していることが明白であろ
う。
3は、剥離開始側で剥離可能な接着部分14と、剥離方
向にそれに続くより強固な接着部分15とから成ってい
る。第3−A図に示す具体例においては、ライナーに対
して接着性の塗膜10t−異形形状に塗布することによ
p1剥離力の調節が行われておシ、前記剥離可能部分1
4は剥離開始側が鋭角αとなったlImをなしておシ、
これに続く強接着部分15は半円形の形状となっている
。かくして、この具体例においては、引剥し方向Aのビ
ール強度がこれに直角な方向Bのビール強度よりも小と
なる方向性接着域となっていることが了解されよう。更
に、この剥離性接着部分14においては、引剥し方向A
にビール強度が連続的に増大していることが明白であろ
う。
本発明において、易開封性の見地から線、第3−A図に
示す通シ、接着域16の剥離可能接着部分14拡スコア
8.8で囲まれた部分内に位置することが望ましく、特
に全接着域16がスコア8.8で囲まれた部分内に位置
することが望ましい。
示す通シ、接着域16の剥離可能接着部分14拡スコア
8.8で囲まれた部分内に位置することが望ましく、特
に全接着域16がスコア8.8で囲まれた部分内に位置
することが望ましい。
しかして、本発明によれば、上述した構成により、殻体
1の中央部に密封用ライナー2が接着されていながら、
スコア8.8で区画された部分の引剥しKよる開封が従
来の同種の容器蓋に比して一層容易に行われるという顕
著な利点が達成される。
1の中央部に密封用ライナー2が接着されていながら、
スコア8.8で区画された部分の引剥しKよる開封が従
来の同種の容器蓋に比して一層容易に行われるという顕
著な利点が達成される。
開封動作を説明する第4図において、開封用タブ5の把
持部6に指を入れ、水平方向に引張ることにより、付は
根7.7からスカート部4のスコア8.8が先ずIIJ
wfrされ引剥しが始まる。次いでこのタブ5を上方に
持上げることによシ、頂板部3に設けたスコア8.8の
剪断が生じる。スコア8.8の剪断が進むにつれて、先
ず、ライナー2と塗膜9との間で剥離が進行する。この
段階塩の動作は公知の易開封性容器蓋の動作と全く同じ
である。
持部6に指を入れ、水平方向に引張ることにより、付は
根7.7からスカート部4のスコア8.8が先ずIIJ
wfrされ引剥しが始まる。次いでこのタブ5を上方に
持上げることによシ、頂板部3に設けたスコア8.8の
剪断が生じる。スコア8.8の剪断が進むにつれて、先
ず、ライナー2と塗膜9との間で剥離が進行する。この
段階塩の動作は公知の易開封性容器蓋の動作と全く同じ
である。
しかしながら、本発明の容器蓋においては、ライナー2
の中央部と容器蓋殻体1とが接着されておシ、しかもこ
の接着域の剥離開始側では剥離可能な接着状態となって
いる。かくして、スコア8.8で区画された部分15に
よシライナー2も上方に持ち上げられながらスコア8.
8の剪断が進行し、またライナニ2が上方に持ち上げら
れることにより、スコア8の外側で容器口部16側に残
る殻体の外方部分17.17を外方に広げるように作用
する。この間にも殻体の部分15とライナー2との剥離
は徐々に進行し、このビール強度と殻体の外方部分17
.17の外方への変形の降伏力とがバランスした時点で
、開封が終了する。かくして、本発明においては、開封
操作がライナーの過度な伸びを伴なうことなしに、即ち
過度の力を必要とすることなしに、タブの引張力が開封
に有効に利用されることに11L:す、開封が至って容
易に行われる。
の中央部と容器蓋殻体1とが接着されておシ、しかもこ
の接着域の剥離開始側では剥離可能な接着状態となって
いる。かくして、スコア8.8で区画された部分15に
よシライナー2も上方に持ち上げられながらスコア8.
8の剪断が進行し、またライナニ2が上方に持ち上げら
れることにより、スコア8の外側で容器口部16側に残
る殻体の外方部分17.17を外方に広げるように作用
する。この間にも殻体の部分15とライナー2との剥離
は徐々に進行し、このビール強度と殻体の外方部分17
.17の外方への変形の降伏力とがバランスした時点で
、開封が終了する。かくして、本発明においては、開封
操作がライナーの過度な伸びを伴なうことなしに、即ち
過度の力を必要とすることなしに、タブの引張力が開封
に有効に利用されることに11L:す、開封が至って容
易に行われる。
しかも、この開封操作は、ライナーと殻体との間に引剥
し方向のビール強度がこれと直角方向のビール強度より
も小となるような方向性接着域が形成されていること、
及び/又は接着域のビール強度が引剥し方向に連続的乃
至は段階的に増大していることによシ、一層容易なもの
となっている。
し方向のビール強度がこれと直角方向のビール強度より
も小となるような方向性接着域が形成されていること、
及び/又は接着域のビール強度が引剥し方向に連続的乃
至は段階的に増大していることによシ、一層容易なもの
となっている。
また、本発明においては、殻体の中央部で殻体とライナ
ーとが接着されるため樹脂の型押しKよるライナー成形
に際して奄、殻体がらライナー形成用樹脂塊が外方に飛
出すというトラブルが有効ニ防止すレ、シかも接着域を
引剥し方向のビール強度がこれと直角方向のビール強度
よりも小となるようKすることにょシ、ライナーと殻体
との剥離性全損5ことなしに、前述したトラブルの解消
が可能となる。
ーとが接着されるため樹脂の型押しKよるライナー成形
に際して奄、殻体がらライナー形成用樹脂塊が外方に飛
出すというトラブルが有効ニ防止すレ、シかも接着域を
引剥し方向のビール強度がこれと直角方向のビール強度
よりも小となるようKすることにょシ、ライナーと殻体
との剥離性全損5ことなしに、前述したトラブルの解消
が可能となる。
更に本発明においては、密封用ライナーが容器蓋の内天
面を覆うように設けられていることにょハ殻体と内容物
とが直接接触しないので耐腐食性に優れた容器蓋が得ら
れる。
面を覆うように設けられていることにょハ殻体と内容物
とが直接接触しないので耐腐食性に優れた容器蓋が得ら
れる。
更にまた、本発明においては、密封用ライナーが押圧成
形された密鍍用リングを有することにより、容器口部の
完全密封が可能となる。
形された密鍍用リングを有することにより、容器口部の
完全密封が可能となる。
容器蓋殻体【形成する金属素材としては、シート状乃至
は箔状の表面未処理鋼(ブラックプレート)、表面処理
鋼、アル1=ウム等の軽金属が使用される0表面処理鋼
としては、銅基質上に、リン酸処理、クロム酸処理等の
化学処理;電解クロム酸処理等の化成処理;電解スズメ
ツ中、電解亜鉛メッキ、電解クロムメッキ轡の電解メッ
キ処理;溶融アルミニウムメッキ処理、溶融錫メッキ処
理等の溶融メッキ処理を行った本のが挙げられる。
は箔状の表面未処理鋼(ブラックプレート)、表面処理
鋼、アル1=ウム等の軽金属が使用される0表面処理鋼
としては、銅基質上に、リン酸処理、クロム酸処理等の
化学処理;電解クロム酸処理等の化成処理;電解スズメ
ツ中、電解亜鉛メッキ、電解クロムメッキ轡の電解メッ
キ処理;溶融アルミニウムメッキ処理、溶融錫メッキ処
理等の溶融メッキ処理を行った本のが挙げられる。
塗膜9としては、金属素材に対して優れた密着性と防食
性とを示す塗料、例えば、熱硬化性樹脂塗料、例えば、
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、7ランーホルムア
ルデヒド樹脂、キシレンーホルムアルデEド樹脂、ケl
/−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデにド樹脂
、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイ建ド
樹脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、シリコーン樹脂、油性樹脂、或いは熱可塑性樹脂
塗料、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−
マレイン酸共重合体、塩化ビニル−マレイン酸−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル重合体、飽和ポリエステに樹脂
等が単独または21[以上の組合せで使用されるが、勿
論用いる塗料はライナーに対して強い接着性を示すもの
であってはならない。
性とを示す塗料、例えば、熱硬化性樹脂塗料、例えば、
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、7ランーホルムア
ルデヒド樹脂、キシレンーホルムアルデEド樹脂、ケl
/−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデにド樹脂
、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイ建ド
樹脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、シリコーン樹脂、油性樹脂、或いは熱可塑性樹脂
塗料、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−
マレイン酸共重合体、塩化ビニル−マレイン酸−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル重合体、飽和ポリエステに樹脂
等が単独または21[以上の組合せで使用されるが、勿
論用いる塗料はライナーに対して強い接着性を示すもの
であってはならない。
接着域16の形成に用いる塗料10は、ライナーの種類
によっても相違するが、例えばオレフィン系樹脂ライナ
ーの場合には、酸化ポリオレフィン、酸変性ポリオレフ
ィン、或いはこれらを前記塗料樹脂に配合した塗料が使
用される。また、塩化ビニル系樹脂の場合には、塩化ビ
ニル系塗料或いはアクリル系塗料が使用される。
によっても相違するが、例えばオレフィン系樹脂ライナ
ーの場合には、酸化ポリオレフィン、酸変性ポリオレフ
ィン、或いはこれらを前記塗料樹脂に配合した塗料が使
用される。また、塩化ビニル系樹脂の場合には、塩化ビ
ニル系塗料或いはアクリル系塗料が使用される。
本発明は、上述した本発明の精神を逸脱しない範囲内で
多くの変更が可能である。
多くの変更が可能である。
例えば、第3−B図に示す通り、剥離可能接着域14t
−1引剥し方向Aに延びている稿状の接着塗料10Aで
構成し、この稿の中央部が剥離開始側に向けて最も長く
延びてお)、端に向けて次第にその長さが短かくなるよ
うに並んだ形状とすることができる。
−1引剥し方向Aに延びている稿状の接着塗料10Aで
構成し、この稿の中央部が剥離開始側に向けて最も長く
延びてお)、端に向けて次第にその長さが短かくなるよ
うに並んだ形状とすることができる。
また、第3−0図に示す通シ、接着域11網点状の接着
塗料10Bで形成し、網点10Bの列奢引剥し方向Aに
整列させ、この網点の列管1中央部で剥離開始側に向け
て最も長く延びており、端に向けて次第にその長さが短
かくなるように配置することができる。
塗料10Bで形成し、網点10Bの列奢引剥し方向Aに
整列させ、この網点の列管1中央部で剥離開始側に向け
て最も長く延びており、端に向けて次第にその長さが短
かくなるように配置することができる。
更に、第3−D図に示すように、接着域13を網点状の
接着塗料10Gで形成するが、この網点10Cの径が剥
離開始方向に次第に大となるように配置することもでき
る。この具体例では網点10Gが先端が剥離開始111
1’c位置するピラミッドの形状をしており、ビール強
度が剥離方向に着しく広い巾で変化できるようになって
いる。
接着塗料10Gで形成するが、この網点10Cの径が剥
離開始方向に次第に大となるように配置することもでき
る。この具体例では網点10Gが先端が剥離開始111
1’c位置するピラミッドの形状をしており、ビール強
度が剥離方向に着しく広い巾で変化できるようになって
いる。
更にまた、第3−A’図に示すように、接着域13の剥
離性接着域14t−第3−A図と同様な楔形とすると共
に、強固接着域15を、ライナーの半円全部に及ぶよう
に設けることができる。
離性接着域14t−第3−A図と同様な楔形とすると共
に、強固接着域15を、ライナーの半円全部に及ぶよう
に設けることができる。
本発明において、剥離性接着域14におけるビール強度
の調節は、図示した接着塗料10の塗布パターン、即ち
剥離開始側から剥離方向に向けて接着塗料の塗布中が次
第に大となるようなパターンによるばかシではなく、接
着塗料の塗布量や、接着性塗料中の接着性成分の濃度変
化(例えば酸化ポリエチレン含有エポキシ−フェノール
塗料中の酸化ポリエチレン濃度の変化)によっても可能
なことが理解されるべきである。
の調節は、図示した接着塗料10の塗布パターン、即ち
剥離開始側から剥離方向に向けて接着塗料の塗布中が次
第に大となるようなパターンによるばかシではなく、接
着塗料の塗布量や、接着性塗料中の接着性成分の濃度変
化(例えば酸化ポリエチレン含有エポキシ−フェノール
塗料中の酸化ポリエチレン濃度の変化)によっても可能
なことが理解されるべきである。
また本発明においては、殻体1上に先ずライナー2に対
して強固に接着可能な塗膜?全面的に塗布し、接着域1
30部分を除いて前記塗膜上にライナーに対して非接着
性の塗膜を設ける逆の態様もとり得ることが理解される
べきである。
して強固に接着可能な塗膜?全面的に塗布し、接着域1
30部分を除いて前記塗膜上にライナーに対して非接着
性の塗膜を設ける逆の態様もとり得ることが理解される
べきである。
本発明において、ライナー2の形成は予め所望の形状に
成形されたライナーを殻体内に挿入した後、接着せしめ
るようにしてもよい。
成形されたライナーを殻体内に挿入した後、接着せしめ
るようにしてもよい。
第1図は本発明に係る容器蓋の斜面図であり、第2図は
本発明に係る容器蓋の塗膜の構成を示す断面図であ)、
第3−A乃至第5−E図は本発明に係る容器蓋の接着域
の種々の具体例を示す部分平面図であり、第4図は本発
明に係る容器蓋を容器口部に打栓した後、容器蓋の開栓
する状態を示す部分斜面図である。 1−m−容器蓋、2−m−ライナー、3−m−天面、4
−m−スカート、5−m−タブ、6−−−把持部、7−
−−付は根、8−m−スコア、9−−一塗膜、10.1
6一−−接着域、14−−一剥離可能接着部分、15−
m−強接着部分 特許出願人 日本クラウンコルク株式会社代 理 人
弁理士 鈴 木 郁 男第1図 第2図
本発明に係る容器蓋の塗膜の構成を示す断面図であ)、
第3−A乃至第5−E図は本発明に係る容器蓋の接着域
の種々の具体例を示す部分平面図であり、第4図は本発
明に係る容器蓋を容器口部に打栓した後、容器蓋の開栓
する状態を示す部分斜面図である。 1−m−容器蓋、2−m−ライナー、3−m−天面、4
−m−スカート、5−m−タブ、6−−−把持部、7−
−−付は根、8−m−スコア、9−−一塗膜、10.1
6一−−接着域、14−−一剥離可能接着部分、15−
m−強接着部分 特許出願人 日本クラウンコルク株式会社代 理 人
弁理士 鈴 木 郁 男第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (υ 頂板部とこれに連なるスカート部とから成シ且つ
該頂板部乃至はスカート部に引剥し部を区画する開封用
スコアが設けられている容器普殻体と、該容器蓋殻体の
内側に塗膜を介して施された密封用ライナーとから成る
易開封性ライナー付容器蓋において、 前記ライナーと塗膜との間にはライナー中央部に接着域
を設け、この接着域1少なくとも剥離開始側で剥離可能
としたことt−特徴とする易開封性ライナー付容器蓋。 ■ 前記接着域は、引剥し部の引剥し方向のビール強度
が咳方向と直角方向のビール強度よシも小となるような
方向性接着域である特許請求の範囲#!1項記載の容器
蓋。 (3)前記m着域は、引剥し方向にビール強度が連続的
乃至は段階的に増大する接着域を形成している特許請求
の範囲第1項記載の容器蓋。 (4)前記接着域の剥離可能接着部分では、剥離量
゛始側から剥離方向に向けてライナーに対して接着
性の塗膜の塗布中が全体として次第に大となるように設
けられている特許請求の範囲第1項記載の容器蓋。 (5)前記接着域の剥離可能接着部分はスコアで囲オれ
た部分内に位置するように設けられている特許請求の範
囲第1項記載の容器蓋。 (6) 前記ライナーは殻体内での樹脂の抑圧成形に
より形成されたものである特許請求の範囲第1項記載の
容器蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147922A JPS5852057A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 易開封性ライナ−付容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147922A JPS5852057A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 易開封性ライナ−付容器蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852057A true JPS5852057A (ja) | 1983-03-28 |
JPS6144736B2 JPS6144736B2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=15441120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56147922A Granted JPS5852057A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 易開封性ライナ−付容器蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852057A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052252U (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-12 | 株式会社 柴崎製作所 | 容器の密閉装置 |
JPS60228257A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-13 | ヴァン リーア クロージャ システムス ビー.ヴィ. | びんキヤツプ |
JPS61728U (ja) * | 1975-01-23 | 1986-01-07 | イリノイ・トウ−ル・ワ−クス・インコ−ポレ−テツド | 電気スイツチにおける端子導線の固定構造 |
JPS6238843U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-07 | ||
JP2021147096A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 日本クロージャー株式会社 | 金属製キャップ及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
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JP5603034B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-10-08 | ポーラ化成工業株式会社 | 蓋ラベル及び化粧料 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP56147922A patent/JPS5852057A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0335734Y2 (ja) * | 1983-09-19 | 1991-07-29 | ||
JPS60228257A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-13 | ヴァン リーア クロージャ システムス ビー.ヴィ. | びんキヤツプ |
JPH0436944B2 (ja) * | 1984-04-12 | 1992-06-17 | Ban Riia Kurooja Shisutemusu Bv | |
JPS6238843U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-07 | ||
JPH0531080Y2 (ja) * | 1985-08-27 | 1993-08-10 | ||
JP2021147096A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 日本クロージャー株式会社 | 金属製キャップ及びその製造方法 |
WO2021193075A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 日本クロージャー株式会社 | 金属製キャップ及びその製造方法 |
US12006100B2 (en) | 2020-03-23 | 2024-06-11 | Nippon Closures Co., Ltd. | Metal cap and method for manufacturing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144736B2 (ja) | 1986-10-04 |
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