JPS5851412B2 - 半導体装置の微細加工方法 - Google Patents
半導体装置の微細加工方法Info
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- JPS5851412B2 JPS5851412B2 JP3219575A JP3219575A JPS5851412B2 JP S5851412 B2 JPS5851412 B2 JP S5851412B2 JP 3219575 A JP3219575 A JP 3219575A JP 3219575 A JP3219575 A JP 3219575A JP S5851412 B2 JPS5851412 B2 JP S5851412B2
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- Japan
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- wiring board
- etching
- mask
- coating film
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面に凹凸もしくは段差(以下まとめで段差と
いう)を有する半導体基板もしくは配線基板(以下まと
めて配線基板という)に対して、ホトエツチングによっ
て表面にエツチング加工を行う際に、配線基板表面の段
差の影響によってエツチングの加工精度が低下すること
を防ぎ、平坦な配線基板に対する場合と同程度の加工精
度を保つ方法を提供するものである。
いう)を有する半導体基板もしくは配線基板(以下まと
めて配線基板という)に対して、ホトエツチングによっ
て表面にエツチング加工を行う際に、配線基板表面の段
差の影響によってエツチングの加工精度が低下すること
を防ぎ、平坦な配線基板に対する場合と同程度の加工精
度を保つ方法を提供するものである。
第1図によって本発明の方法ならびにその効果を説明す
る。
る。
第1図aに示すように、表面に段差を有する配線基板2
1の上に熱酸化法、化学蒸着、真空蒸着、スパッタ法な
どによって形成された絶絶物もしくは導体の層22の表
面に、その上表面が平坦になるような十分厚い塗布被膜
27を加工層として形成する。
1の上に熱酸化法、化学蒸着、真空蒸着、スパッタ法な
どによって形成された絶絶物もしくは導体の層22の表
面に、その上表面が平坦になるような十分厚い塗布被膜
27を加工層として形成する。
塗布被膜27としては高分子樹脂や低融点ガラス、シリ
カフィルムなどがある。
カフィルムなどがある。
次いで第1図すの如く、Al、Cr 、Mo 、Tiな
どの薄い金属もしくはその酸化物などからなる光を透過
しにくい層28(以下遮光層という)を形成し、さらに
その上にホトレジストなどからなるマスク層23を被着
した後に、ホトマスク24を通して露光する。
どの薄い金属もしくはその酸化物などからなる光を透過
しにくい層28(以下遮光層という)を形成し、さらに
その上にホトレジストなどからなるマスク層23を被着
した後に、ホトマスク24を通して露光する。
このとき遮光層28の表面は平坦であり、かつ光を透過
しにくいため、下地配線基板表面の段差による光の反射
などの悪影響もなく、マスク層23はホトマスク24の
パターンに忠実に露光される。
しにくいため、下地配線基板表面の段差による光の反射
などの悪影響もなく、マスク層23はホトマスク24の
パターンに忠実に露光される。
従って、第1図Cに示すように、現象処理によって形成
されるマスク層23の開口部の幅は、ホトマスク24の
黒部25の幅W1にほぼ等しい値となる。
されるマスク層23の開口部の幅は、ホトマスク24の
黒部25の幅W1にほぼ等しい値となる。
さらにこのマスク層23をマスクとして遮光層28をエ
ツチングして開口を形成するが、遮光層は薄いために、
加工精度は低下せず、開口の幅はやはりWlとなる。
ツチングして開口を形成するが、遮光層は薄いために、
加工精度は低下せず、開口の幅はやはりWlとなる。
遮光層28をマスクとして、プラズマエツチングによっ
て塗布被膜27をエツチングして開口を形成する。
て塗布被膜27をエツチングして開口を形成する。
プラズマエツチングの方法としては特にイオンビームエ
ツチングもしくはスパッタエツチング(逆スパツタリン
グともいう)が適当である。
ツチングもしくはスパッタエツチング(逆スパツタリン
グともいう)が適当である。
これらのエツチング方法によれば、塗布被膜27に開口
を形成する際に、アンダーカットの生することもなく、
開口の側壁は遮光層28の表面に対してほぼ垂直となる
。
を形成する際に、アンダーカットの生することもなく、
開口の側壁は遮光層28の表面に対してほぼ垂直となる
。
従って、塗布被膜27に形成された開口の幅W2はホト
マスク24の黒部25の幅W1に非常に近い値となる。
マスク24の黒部25の幅W1に非常に近い値となる。
この後塗布被膜27をマスクとして絶縁物もしくは導体
の層22をエツチングすると、形成される開口の幅W3
はW2に近く、シたがってホトマスク24の黒部25の
幅W1にほぼ等しくなる。
の層22をエツチングすると、形成される開口の幅W3
はW2に近く、シたがってホトマスク24の黒部25の
幅W1にほぼ等しくなる。
次いで塗布被膜27を除去すればよい。
以上のように本発明の方法を用いて、ホトエツチング法
によって配線基板21の表面の微細加工を行うと、従来
法のような配線基板21の表面の段差による悪影響を受
けることもなく、平坦な配線基板表面に対するのと同程
度の加工精度を保つことができる。
によって配線基板21の表面の微細加工を行うと、従来
法のような配線基板21の表面の段差による悪影響を受
けることもなく、平坦な配線基板表面に対するのと同程
度の加工精度を保つことができる。
すなわち、遮光層を用いない従来法では段差を有する配
線基板に対する加工を行う場合は、段差部に入射した光
が、配線基板表面に斜に入射し、ホトマスク14の黒部
15の下のマスク層13を感光させ、たとえばネガ型フ
ォトレジストの場合、開口部寸法はパターン寸法より小
さくなる。
線基板に対する加工を行う場合は、段差部に入射した光
が、配線基板表面に斜に入射し、ホトマスク14の黒部
15の下のマスク層13を感光させ、たとえばネガ型フ
ォトレジストの場合、開口部寸法はパターン寸法より小
さくなる。
この状態を第2図に示す。このことから、たとえばSi
ウェハー上でKTFR(商品名)を用いての開口寸法は
5〜6μ幅が限度であり、本発明の方法ではVvlは2
〜3μ以上でよく、加工精度はほぼ2倍に向上する。
ウェハー上でKTFR(商品名)を用いての開口寸法は
5〜6μ幅が限度であり、本発明の方法ではVvlは2
〜3μ以上でよく、加工精度はほぼ2倍に向上する。
なお12はマスク層下部の絶縁物もしくは導体層である
。
。
本発明で塗布被膜27が光を通しにくい場合は遮光層2
8は必ずしも必要でない。
8は必ずしも必要でない。
また、マスク層23としてポジ型フォトレジストを用い
た場合もほぼ同様の効果が得られる。
た場合もほぼ同様の効果が得られる。
次に一つの実施例によりさらに具体的説明をする。
第1図を参照する。表面に段差を有する配線基板21上
に被着されたAl、Mo 、Pt 、Tiなとの金属ま
たはその合金などからなる導体層22をホトエツチング
によって加工するために、ポリイミド樹脂やホトレジス
トなどの高分子樹脂もしくは低融点ガラスなどの塗布被
膜27を形成した状態を示す。
に被着されたAl、Mo 、Pt 、Tiなとの金属ま
たはその合金などからなる導体層22をホトエツチング
によって加工するために、ポリイミド樹脂やホトレジス
トなどの高分子樹脂もしくは低融点ガラスなどの塗布被
膜27を形成した状態を示す。
平坦部での塗布被膜27の厚さは配線基板の段差の高さ
と同等以上の値が適当である。
と同等以上の値が適当である。
次に第1図の如<1000〜8000人程度の厚さのA
l、Ti 、Mo 、Ni 、Wなどの金属もしくはそ
の酸化物からなる遮光層28を被着し、さらにその上に
KTFR,OMR(いずれも商品名)などのホトレジス
トからなるマスク層23を形成し、ホトマスク24を重
ねて露光、現像する。
l、Ti 、Mo 、Ni 、Wなどの金属もしくはそ
の酸化物からなる遮光層28を被着し、さらにその上に
KTFR,OMR(いずれも商品名)などのホトレジス
トからなるマスク層23を形成し、ホトマスク24を重
ねて露光、現像する。
次にCの如く、マスク層23によって遮光層28をエツ
チングし加工する。
チングし加工する。
次にdに示すようにスパッタエツチングもしくはイオン
ビームエツチングによって、塗布被膜27をエツチング
する。
ビームエツチングによって、塗布被膜27をエツチング
する。
エツチングのためのガスは塗布被膜27が高分子樹脂で
ある場合、圧力が5×1O−2Torr〜5×1O−5
TorrのArもしくは02、あるはその混合ガスが適
当であり、塗布被膜27が低融点ガラスである場合は圧
力が5X10−”Torr〜5X10−”TorrのA
rもしくはフレオンガスもしくはその混合ガスが適当で
ある。
ある場合、圧力が5×1O−2Torr〜5×1O−5
TorrのArもしくは02、あるはその混合ガスが適
当であり、塗布被膜27が低融点ガラスである場合は圧
力が5X10−”Torr〜5X10−”TorrのA
rもしくはフレオンガスもしくはその混合ガスが適当で
ある。
次にeに示すように塗布被膜27をマスクとして導体層
22をエツチングする。
22をエツチングする。
従来法では第2図に示すようにホトマスク14黒部の幅
L1が5〜6μ以上でないと、導体層12に開口をあけ
ることは困難であり、かつ加工精度も低かったが本発明
の方法によればホトマスク24の黒部25の幅W1は塗
布被膜27の厚さの1,5倍以上であればよく、通常は
2〜3μ以上であれば開孔29の形成は可能で、かつ加
工精度も高い。
L1が5〜6μ以上でないと、導体層12に開口をあけ
ることは困難であり、かつ加工精度も低かったが本発明
の方法によればホトマスク24の黒部25の幅W1は塗
布被膜27の厚さの1,5倍以上であればよく、通常は
2〜3μ以上であれば開孔29の形成は可能で、かつ加
工精度も高い。
マスク層23としてポジ型フォトレジストを用いるとホ
トマスクのパターンに対する開口とそうでない部分との
関係が、ネガタイプホトレジストを用いた場合と逆にな
るだけであってやはり同じ効果が得られる。
トマスクのパターンに対する開口とそうでない部分との
関係が、ネガタイプホトレジストを用いた場合と逆にな
るだけであってやはり同じ効果が得られる。
また導体層22のかわりに絶縁層をエツチング加工する
場合も同様である。
場合も同様である。
第1図は本発明の詳細な説明する図、第2図は従来法の
欠点を示す図である。
欠点を示す図である。
Claims (1)
- 1 表面に段差を有する半導体基板もしくは配線基板に
対してホトエツチングによって表面に加工を行う微細加
工法において、該半導体基板もしくは配線基板上に少な
くとも該段差の高さに等しい厚さの加工層を形成して表
面を平坦化する工程、ついで該加工層上にエツチングを
行うための所望の形状のマスク層を形成する工程、プラ
ズマエツチング法を用い該マスク層によってその下の加
工層をエツチングする工程、および該加工層をマスクと
して該半導体基板もしくは配線基板をエツチング加工す
る工程を含み、且つ該マスク層および該加工層の少なく
ともいずれかが遮光性を有することを特徴とする半導体
装置の微細加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219575A JPS5851412B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 半導体装置の微細加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219575A JPS5851412B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 半導体装置の微細加工方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59180514A Division JPS6084820A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 微細加工方法 |
JP18051584A Division JPS6074437A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 半導体装置の微細加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51107775A JPS51107775A (en) | 1976-09-24 |
JPS5851412B2 true JPS5851412B2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=12352110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3219575A Expired JPS5851412B2 (ja) | 1975-03-19 | 1975-03-19 | 半導体装置の微細加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851412B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188117U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-11-30 | ||
JPH0582012U (ja) * | 1992-04-10 | 1993-11-05 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気シールド型面実装コイル装置 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55151338A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fabricating method of semiconductor device |
JPS5793526A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-10 | Comput Basic Mach Technol Res Assoc | Forming method for thin film pattern |
JPS57106033A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | Fujitsu Ltd | Formation of mask |
DE3102647A1 (de) * | 1981-01-27 | 1982-08-19 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Strukturierung von metalloxidmasken, insbesondere durch reaktives ionenstrahlaetzen |
JPS57130430A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Pattern formation |
JPS57186335A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Forming method for pattern |
JPS583232A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Fujitsu Ltd | パタ−ン形成方法 |
JPS5867028A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS5888815A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-05-27 | Nec Corp | 薄膜磁気ヘツドの製造方法 |
JPS60167428A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 微細加工方法 |
JPS6074437A (ja) * | 1984-08-31 | 1985-04-26 | Hitachi Ltd | 半導体装置の微細加工方法 |
JPS6084820A (ja) * | 1984-08-31 | 1985-05-14 | Hitachi Ltd | 微細加工方法 |
US7153784B2 (en) | 2004-04-20 | 2006-12-26 | Intel Corporation | Method for making a semiconductor device having a high-k gate dielectric layer and a metal gate electrode |
-
1975
- 1975-03-19 JP JP3219575A patent/JPS5851412B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188117U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-11-30 | ||
JPH0582012U (ja) * | 1992-04-10 | 1993-11-05 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気シールド型面実装コイル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51107775A (en) | 1976-09-24 |
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