JPS585029B2 - ソ−マチン又はモネリンを含有する喫煙品 - Google Patents
ソ−マチン又はモネリンを含有する喫煙品Info
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- JPS585029B2 JPS585029B2 JP53049153A JP4915378A JPS585029B2 JP S585029 B2 JPS585029 B2 JP S585029B2 JP 53049153 A JP53049153 A JP 53049153A JP 4915378 A JP4915378 A JP 4915378A JP S585029 B2 JPS585029 B2 JP S585029B2
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- Japan
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- thaumatin
- protein
- monellin
- filter
- smoking article
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24D—CIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
- A24D3/00—Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
- A24D3/06—Use of materials for tobacco smoke filters
- A24D3/14—Use of materials for tobacco smoke filters of organic materials as additive
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
- A61K8/645—Proteins of vegetable origin; Derivatives or degradation products thereof
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- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は煙草の喫味改質剤又は向上剤としての天然蛋白
質甘味料の用途に関する。
質甘味料の用途に関する。
ソーマトコカス・ダニエリイ(Thaumatocac
cusdaniellii)の果実から得られる蛋白状
物質はソーマチン(thaumatin)として知られ
る強力な甘味料であり、蔗糖と比べて2〜3桁上の甘味
を有する。
cusdaniellii)の果実から得られる蛋白状
物質はソーマチン(thaumatin)として知られ
る強力な甘味料であり、蔗糖と比べて2〜3桁上の甘味
を有する。
口に入れると、ソーマチンは持続性のある甘味を示すと
同時に甘草に似た後味が日中に残る。
同時に甘草に似た後味が日中に残る。
蛋白質甘味料には更にモネリン(monellin)と
して知られるものもあり、これはデイオスコレオフイラ
ム・クミンシイ(Dioscoreophyllumc
umminsii)の果実から得られる。
して知られるものもあり、これはデイオスコレオフイラ
ム・クミンシイ(Dioscoreophyllumc
umminsii)の果実から得られる。
モネリンの甘味はソーマチンの1/4−1/2%程度で
ある。
ある。
ソーマチン又はモネリンと他の甘味料及び甘味改質剤と
を配合したものが種々報告されている。
を配合したものが種々報告されている。
驚いたことに本発明者は、紙巻煙草等の喫煙品の内部に
、好ましくは口に触れないようにソーマチン又はモネリ
ンを添加しておくと煙草の喫味が明らかに向上し、喫味
はより滑らかになり、より丸くなりかつ口ざわりの悪い
ざらつきが少くなりしかも甘味の影響は無いことを見出
した。
、好ましくは口に触れないようにソーマチン又はモネリ
ンを添加しておくと煙草の喫味が明らかに向上し、喫味
はより滑らかになり、より丸くなりかつ口ざわりの悪い
ざらつきが少くなりしかも甘味の影響は無いことを見出
した。
本発明は、甘味蛋白質であるソーマチン及び/又は甘味
蛋白質であるモネリンを自身の内部に含み、従って口腔
に達する煙草の煙が前記ソーマチン及び/又はモネリン
と接触するようになした煙草葉を含有する喫煙品を提供
するものである。
蛋白質であるモネリンを自身の内部に含み、従って口腔
に達する煙草の煙が前記ソーマチン及び/又はモネリン
と接触するようになした煙草葉を含有する喫煙品を提供
するものである。
更に、本発明はソーマチン及び/又はモネリンを、煙草
葉を含有する喫煙品に添加し、この場合ソーマチン及び
/又はモネリンは口腔に達する煙草の煙と接触できる場
所に添加しておくことからなる前記喫煙品の喫味のざら
つきを滑らかにしかつ和げる方法をも提供するものであ
る。
葉を含有する喫煙品に添加し、この場合ソーマチン及び
/又はモネリンは口腔に達する煙草の煙と接触できる場
所に添加しておくことからなる前記喫煙品の喫味のざら
つきを滑らかにしかつ和げる方法をも提供するものであ
る。
本発明の喫煙品は上記の如く喫煙品組織中に含ませた甘
味蛋白質、即ちソーマチン又はモネリン、を含有してい
る。
味蛋白質、即ちソーマチン又はモネリン、を含有してい
る。
この甘味蛋白質は口に触れる場所に添加して、実際に蛋
白質が日中に入るようにして喫味にその効果を付与する
ようにすることもできる。
白質が日中に入るようにして喫味にその効果を付与する
ようにすることもできる。
しかしながら、本発明では蛋白質が口と接触しないよう
に喫煙品に含ませておくことが好ましい。
に喫煙品に含ませておくことが好ましい。
煙草の煙が口腔内に達する前に蛋白質と接触しさえすれ
ば、所望の効果が得られる。
ば、所望の効果が得られる。
このような方法で所望の効果が得られるということは驚
くべきことである。
くべきことである。
何故なら、放射性のラベル付(札付)蛋白質を用いて研
究したところフィルター・チップに含ませた実質止金て
の蛋白質は喫煙しても所定の位置に残留し、煙草の煙に
より口中に運ばれることはないことが分っているからで
ある。
究したところフィルター・チップに含ませた実質止金て
の蛋白質は喫煙しても所定の位置に残留し、煙草の煙に
より口中に運ばれることはないことが分っているからで
ある。
平均すれば、約95%の蛋白質は紙巻煙草の喫煙時本来
の場所に残留し、しかも所望のされやかで口当りの良い
喫味効果を与えることができる。
の場所に残留し、しかも所望のされやかで口当りの良い
喫味効果を与えることができる。
この喫味効果はアメリカの煙草に対して特に顕著である
。
。
本発明で云う喫煙品とは紙巻煙草、葉巻煙草又はパイプ
煙草であり、煙草の煙は喫煙品構造体を介して口腔に至
る訳であるが甘味蛋白質は前記構造体のいかなる場所に
添加しておいてもよいが、甘味蛋白質自体が口と接触し
ないようにすることが好ましい。
煙草であり、煙草の煙は喫煙品構造体を介して口腔に至
る訳であるが甘味蛋白質は前記構造体のいかなる場所に
添加しておいてもよいが、甘味蛋白質自体が口と接触し
ないようにすることが好ましい。
紙巻煙草の場合には、甘味蛋白質はフィルター・チップ
部、特にフィルター・チップ主部と煙草との間の筒形の
内部カートリッジに入れておくのがよい。
部、特にフィルター・チップ主部と煙草との間の筒形の
内部カートリッジに入れておくのがよい。
この様に甘味蛋白質を使用すれば、口腔内に挿入される
側のフィルター・チップ端自体を蛋白質で処理する用法
とはその効果が著しく異なる。
側のフィルター・チップ端自体を蛋白質で処理する用法
とはその効果が著しく異なる。
刻み煙草用パイプの場合には、甘味蛋白質はパイプの柄
に挿入して使用するカートリッジ又はフィルターに入れ
ておくのがよい。
に挿入して使用するカートリッジ又はフィルターに入れ
ておくのがよい。
ホールグーとかチップ付の小さな葉巻煙草は紙巻煙草と
同様に処理することができる。
同様に処理することができる。
他方、ホールグー又はチップ付でない大型葉巻煙草の場
合には、例えば葉巻煙草の一端を含浸させて蛋白質を葉
巻煙草の内部に導入せしめなければならない。
合には、例えば葉巻煙草の一端を含浸させて蛋白質を葉
巻煙草の内部に導入せしめなければならない。
含浸は甘味蛋白質の水溶液を用いて行うことができる。
或いは、甘味蛋白質の乾燥粉末、例えば冷凍乾燥粉末、
を葉巻の先端に入れ次いで湿潤させて前記蛋白質を全体
に亘って一様に分散させてもよい。
を葉巻の先端に入れ次いで湿潤させて前記蛋白質を全体
に亘って一様に分散させてもよい。
大型の葉巻煙草の場合もチップ即ち吸口を用いることは
好ましい。
好ましい。
即ち、通常セルローズアセテートであるフィルター媒体
は甘味蛋白質を効率よく吸収するように思われしかも通
常のフィルター・チップのサイズは所要量の蛋白質を吸
収するに充分なものである。
は甘味蛋白質を効率よく吸収するように思われしかも通
常のフィルター・チップのサイズは所要量の蛋白質を吸
収するに充分なものである。
含浸後、喫煙品は空気中で、好ましくは50℃以下の温
度で乾燥してもよい。
度で乾燥してもよい。
この蛋白質は燃焼してもなんら有用な効果を与えること
はないと思われるので、燃焼する煙草と蛋白質が直接接
触しないように喫煙品に入れておくことが好ましい。
はないと思われるので、燃焼する煙草と蛋白質が直接接
触しないように喫煙品に入れておくことが好ましい。
蛋白質添加による効果は極く少量の蛋白質を用いるだけ
で達成される。
で達成される。
例えば、フィルター・チップに0.1−0.8mg、好
ましくは約0.4mg、のソーマチンを付与すれば喫煙
時の紙巻タバコの丸み及び口当りの良さを顕著に改良す
ることができる。
ましくは約0.4mg、のソーマチンを付与すれば喫煙
時の紙巻タバコの丸み及び口当りの良さを顕著に改良す
ることができる。
この様な効果は遊離蛋白質自体でも又本出願人による英
国特許出願第17831/75号及び第5719/76
号に開示されているような前記蛋白質のアルミニウム付
加物でも得ることができる。
国特許出願第17831/75号及び第5719/76
号に開示されているような前記蛋白質のアルミニウム付
加物でも得ることができる。
上述ソーマチンと同様の効果をモネリンで達成するには
0.25−2.0mg、好ましくは約1.0mgのモネ
リンを用いればよい。
0.25−2.0mg、好ましくは約1.0mgのモネ
リンを用いればよい。
標準の紙巻タバコは約0.75gの煙草葉を含んでいる
ので、甘味蛋白質と煙草との重量比はソーマチンの場合
は1ニア500−1:940、好ましくは約1:188
0であり、モネリンの場合は1:3000−1:375
、好ましくは約1ニア50である。
ので、甘味蛋白質と煙草との重量比はソーマチンの場合
は1ニア500−1:940、好ましくは約1:188
0であり、モネリンの場合は1:3000−1:375
、好ましくは約1ニア50である。
従って、喫煙品のサイズが大きければ大きい程それに対
応して蛋白質の含有量は多くなる例えば、約1.8gの
煙草葉を含む小型の葉巻は約1mgのソーマチンを含有
していることが好ましいが、2−3gの煙草葉を含む紙
巻葉巻の場合には1.1−1.6mgのソーマチンが含
まれていることが好ましい。
応して蛋白質の含有量は多くなる例えば、約1.8gの
煙草葉を含む小型の葉巻は約1mgのソーマチンを含有
していることが好ましいが、2−3gの煙草葉を含む紙
巻葉巻の場合には1.1−1.6mgのソーマチンが含
まれていることが好ましい。
喫味効果の判定は、複数の喫味鑑定人に1本あるいはそ
れ以上の煙草には蛋白処理した計5本の紙巻煙草を吸わ
せて識別させる所謂盲試験により行った。
れ以上の煙草には蛋白処理した計5本の紙巻煙草を吸わ
せて識別させる所謂盲試験により行った。
この結果は再現性のあるものであり、上記含有量の範囲
であれば、ソーマチンもモネリンも共に煙草の喫味を滑
らかにしかつ向上させる効果があることが分った。
であれば、ソーマチンもモネリンも共に煙草の喫味を滑
らかにしかつ向上させる効果があることが分った。
比較試験を行った蔗糖、サッカリン、ジヒドロカルコン
類及びアスパルターメ(Aspartame)等の甘味
料は何の効果もないかあるいは奇妙な味又は不快な味を
与えた。
類及びアスパルターメ(Aspartame)等の甘味
料は何の効果もないかあるいは奇妙な味又は不快な味を
与えた。
同時に、カゼインとかアルブメン等の蛋白質もむかつく
ような味がするかあるいは何の効果もなかった。
ような味がするかあるいは何の効果もなかった。
又、グリシン(それ自体甘味がある)及びリシン等のア
ミノ酸類並びにアルギン酸塩等の多糖類も文例の効果も
なかった。
ミノ酸類並びにアルギン酸塩等の多糖類も文例の効果も
なかった。
更に、本発明で使用する甘味蛋白質は成る種の香味又の
芳香を持続させかつ増大させることができる。
芳香を持続させかつ増大させることができる。
例えば、前述含有量水準でソーマチン又はモネリンを通
常のメントール入り紙巻煙草に含ませると、メントール
の香味が増大しかつその香味がより長期に亘って持続す
る。
常のメントール入り紙巻煙草に含ませると、メントール
の香味が増大しかつその香味がより長期に亘って持続す
る。
あるいは、同程度の香味又は芳香を得るのに甘味蛋白質
を入れると少量のメントール使用量で済む。
を入れると少量のメントール使用量で済む。
逆に、ペパーミント油又はペパーミント油の芳香成分で
あるメントール等の成分を、これらの香味が検出され得
る水準よりも低水準で用いると甘味蛋白質の滑らかさ及
び丸み効果を増大できることも分った。
あるメントール等の成分を、これらの香味が検出され得
る水準よりも低水準で用いると甘味蛋白質の滑らかさ及
び丸み効果を増大できることも分った。
一般に、甘味蛋白質の半分迄の量は等量のペパーミント
油、それらの香味成分又はこれらの混合物と置換して使
用することができる。
油、それらの香味成分又はこれらの混合物と置換して使
用することができる。
従
ィルター・チップに入れて得られると同等の効果は0.
2mgのソーマチンと0.1−0.2mgのペパーミン
ト油の組合せ又は0.2mgのソーマチンと0.1mg
のメントール及び0.1mgのペパーミント油との組合
せを用いて達成できる。
2mgのソーマチンと0.1−0.2mgのペパーミン
ト油の組合せ又は0.2mgのソーマチンと0.1mg
のメントール及び0.1mgのペパーミント油との組合
せを用いて達成できる。
しかしながら、0.2mgのソーマチンを単独で用いた
場合にはその効果は少く、又0.2mgのペパーミント
油又はメントールを単独で使用しても認め得る程の効果
はなかった。
場合にはその効果は少く、又0.2mgのペパーミント
油又はメントールを単独で使用しても認め得る程の効果
はなかった。
ちなみにメントール入り紙巻煙草は通常的5−10mg
のメントールを含んでいる。
のメントールを含んでいる。
従って、本発明の一態様は前述甘味蛋白質と1mg以下
のペパーミント油及び/又はその香味成分とを含む紙巻
煙草を提供することである。
のペパーミント油及び/又はその香味成分とを含む紙巻
煙草を提供することである。
この場合、紙巻煙草は0.1−0.4mgのソーマチン
又は0、25−1.0mgのモネリンと0.1−0.4
mgのペパーミント油及び/又は前記ペパーミント油の
香味成分の一つ、特にメントール、とを含んでいること
が好ましい。
又は0、25−1.0mgのモネリンと0.1−0.4
mgのペパーミント油及び/又は前記ペパーミント油の
香味成分の一つ、特にメントール、とを含んでいること
が好ましい。
含漱剤、練歯磨及びチューインガム等の口腔用組成物に
ソーマチン及びモネリンを使用するとその香味を増大さ
せかつ香味の持続性を長くすることができる。
ソーマチン及びモネリンを使用するとその香味を増大さ
せかつ香味の持続性を長くすることができる。
このような効果はソーマチン及びモネリンをその甘味を
感じさせる限界値以下の量用いれば達成出来るので何ら
甘味を与えることはない。
感じさせる限界値以下の量用いれば達成出来るので何ら
甘味を与えることはない。
従って、例えば通常チューインガムの香味は約4−5分
しか持続しないが甘味蛋白質を添加すれば20分迄香味
を持続させることができる。
しか持続しないが甘味蛋白質を添加すれば20分迄香味
を持続させることができる。
従って、本発明は更に口腔用組成物にその甘味限界値以
下の量のソーマチン又はモネリンを添加して前記組成物
の香味を増大させかつ持続させる方法を提供するもので
ある。
下の量のソーマチン又はモネリンを添加して前記組成物
の香味を増大させかつ持続させる方法を提供するもので
ある。
斯る口腔用組成物に使用される、例えば、ペパーミント
、スペアミント及び果実の香味等の全ての香味料は蛋白
質による影響を受けてその香味が増大しかつ持続する。
、スペアミント及び果実の香味等の全ての香味料は蛋白
質による影響を受けてその香味が増大しかつ持続する。
更に、喫煙品で得られると同様な清涼及び平滑効果も顕
著に現われる。
著に現われる。
ソーマチン及びモネリンの甘味及び他の特性は組成、p
H及び他の因子により大いに影響されるので「甘味限界
値」を論理的に定量することは難しい。
H及び他の因子により大いに影響されるので「甘味限界
値」を論理的に定量することは難しい。
例えば、固形粒状物質は甘味蛋白質を吸収するし、界面
活性剤は甘味蛋白質を変性するし、更にゴム等の物質は
香味効果を蔗蔽するというように使用する条件に影響さ
れる。
活性剤は甘味蛋白質を変性するし、更にゴム等の物質は
香味効果を蔗蔽するというように使用する条件に影響さ
れる。
しかしながら、具体的に分っている組成物であればその
甘味限界値を定量することは容易である。
甘味限界値を定量することは容易である。
ソーマチンの場合、水付アルコールの含漱剤では約0.
005重量%が甘味限界値であり、0.00001−0
.0001%の含量範囲でソーマチンは効果的である。
005重量%が甘味限界値であり、0.00001−0
.0001%の含量範囲でソーマチンは効果的である。
一方、無機質研磨剤及び甘味蛋白質に影響を及ぼす界面
活性斉を含む練歯磨であってpHがアルカリ性であるも
のでは、甘味限界値は0.1%と高く、ソーマチンは0
.05−0.01%の水準で効果的である。
活性斉を含む練歯磨であってpHがアルカリ性であるも
のでは、甘味限界値は0.1%と高く、ソーマチンは0
.05−0.01%の水準で効果的である。
研磨剤は含まず成る種の多糖類を含む澄明な練歯磨の場
合には、その甘味限界値及び有効値は研磨剤を含む前述
練歯磨の約責である。
合には、その甘味限界値及び有効値は研磨剤を含む前述
練歯磨の約責である。
ポリ酢酸ビニルと炭酸カルシウムとを含む通常のチュー
インガムの甘味限界値は約0.05%であり蛋白質の含
量が0.01−0.03%の範囲で効果的である。
インガムの甘味限界値は約0.05%であり蛋白質の含
量が0.01−0.03%の範囲で効果的である。
モネリンの場合は上記各数値を約2.5倍すればよい。
本発明を更に下記実施例で説明する。
実施例 1
2層フィルター付紙巻煙草
通常の2層フィルター付紙巻煙草(例えば、エンバシー
アンドベンソン及びヘラジス)のフィルタ一部と煙草を
切断して、切断した各フィルターの内側部又は層(即ち
、煙草と接触する部分)を0.2/mlのソーマチン水
溶液(ソーマチン含有量2.0mg/ml)で湿潤した
。
アンドベンソン及びヘラジス)のフィルタ一部と煙草を
切断して、切断した各フィルターの内側部又は層(即ち
、煙草と接触する部分)を0.2/mlのソーマチン水
溶液(ソーマチン含有量2.0mg/ml)で湿潤した
。
処理フィルターを空気流中で乾燥し、切断した煙草に装
着して再度フィルター付煙草とした。
着して再度フィルター付煙草とした。
実施例 2
単一フィルター付煙草
単−フィルターを有する紙巻煙草のフィルタ一部と煙草
部を切断して、各フィルターの内側端を0.25m1の
ソーマチン水溶液(1,6mg/mlのソーマチンを含
む)で処理した。
部を切断して、各フィルターの内側端を0.25m1の
ソーマチン水溶液(1,6mg/mlのソーマチンを含
む)で処理した。
処理フィルターを空気流中で乾燥して、再び煙草に装着
した。
した。
実施例 3
2種類のモネリン溶液(それぞれ4mg/ml及び3.
2mg/ml)を用いた以外実施例1及び2を繰り返し
た。
2mg/ml)を用いた以外実施例1及び2を繰り返し
た。
実施例 4
メントール(1mg/ml)、ペパーミント油(1mg
/ml)及びメントールとペパーミント油(各0.5m
g/ml)の混合物をそれぞれ含む3種類のソーマチン
(1mg/ml)溶液を用いて実施例1を繰返した。
/ml)及びメントールとペパーミント油(各0.5m
g/ml)の混合物をそれぞれ含む3種類のソーマチン
(1mg/ml)溶液を用いて実施例1を繰返した。
実施例 5
2層フィルターの外端(即ち、口側)部を取り除いて、
内端部の外側表面を0.1mlの水又は硫酸アルミニウ
ムの0.1重量%の水溶液で湿潤させた。
内端部の外側表面を0.1mlの水又は硫酸アルミニウ
ムの0.1重量%の水溶液で湿潤させた。
粉末ソーマチン(0,4mg)を湿潤した表面に塗布し
て、フィルターを乾燥した。
て、フィルターを乾燥した。
次いでフィルターの外端部を装着して復元した。
実施例 6
セルローズ又は酢酸セルローズとソーマチン(4,4m
g)を重量で10:1の乾燥混合物としこれを用いて実
施例5を繰り返した。
g)を重量で10:1の乾燥混合物としこれを用いて実
施例5を繰り返した。
実施例 7
フィルター添加
ソーマチンの水溶液(2mg/ml)を酢酸セルローズ
の押出しフィラメントに塗布し、次いで乾燥しかつ紙巻
煙草用の通常のサイズのフィルターチップ用に切断した
。
の押出しフィラメントに塗布し、次いで乾燥しかつ紙巻
煙草用の通常のサイズのフィルターチップ用に切断した
。
各チップは約0.4mgのソーマチンを含有していた。
実施例 8
含漱剤
グリセリン 10 重量%エタ
ノール 10 〃塩化セチ
ルピリジウム 0.05 〃桂皮及びハツ
カ香味料 0.066 〃サッカリン
0.005−0.01 〃ソーマチン
0.0001 〃水
100 〃実施例 9 チューインガム ポリビニルアセテート 20 重量
部ブチルフタリルブチルグリコレート 3
〃ポリイソブチレン 3
〃マイクロクリスタリンワックス 2
〃炭酸カルシウム 2
〃香味料 1
〃サッカリン 0.1 〃グル
コース 10 〃ソーマチン
0.005−0.01(=0.0125−0.025
%) 〃実施例 10 練歯磨 標準の不透明練歯磨は下記組成を有する。
ノール 10 〃塩化セチ
ルピリジウム 0.05 〃桂皮及びハツ
カ香味料 0.066 〃サッカリン
0.005−0.01 〃ソーマチン
0.0001 〃水
100 〃実施例 9 チューインガム ポリビニルアセテート 20 重量
部ブチルフタリルブチルグリコレート 3
〃ポリイソブチレン 3
〃マイクロクリスタリンワックス 2
〃炭酸カルシウム 2
〃香味料 1
〃サッカリン 0.1 〃グル
コース 10 〃ソーマチン
0.005−0.01(=0.0125−0.025
%) 〃実施例 10 練歯磨 標準の不透明練歯磨は下記組成を有する。
リン酸二カルシウム(研磨剤) 50 重量%グリ
セリン(軟釈剤) 30 重量%トラガカント
ゴム(結合斉I) 1 〃ラウリル硫酸
ナトリウム 1 〃p−オキシ安
息香酸メチル 0.03 〃ペパーミント油
0.04 〃サッカリン
0.5 〃ソーマチン
0.05 〃水
100%まで(残部)従来の澄明型練歯磨(例えばクロ
ーズアップなる商品名のもの)の場合には、リン酸塩の
含量が少いのでソーマチンの量は僅か0.005でよい
。
セリン(軟釈剤) 30 重量%トラガカント
ゴム(結合斉I) 1 〃ラウリル硫酸
ナトリウム 1 〃p−オキシ安
息香酸メチル 0.03 〃ペパーミント油
0.04 〃サッカリン
0.5 〃ソーマチン
0.05 〃水
100%まで(残部)従来の澄明型練歯磨(例えばクロ
ーズアップなる商品名のもの)の場合には、リン酸塩の
含量が少いのでソーマチンの量は僅か0.005でよい
。
上記各実施例において、ソーマチンは約2.5倍量のモ
ネリンで代替できる。
ネリンで代替できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 甘味蛋白質であるソーマチン又はモネリンをその内
部に含み、従って、口腔に達する煙草の煙が前記蛋白質
と接触するようになしたことを特徴とする煙草葉を含有
する喫煙品。 2 口と接触しない場所に前記蛋白質を含有させている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の喫煙品
。 3 前記蛋白質をフィルターチップ又はフィルターカー
トリッジ内に含ませてなる特許請求の範囲第1項記載の
喫煙品。 4 甘味蛋白質造煙草葉との重量比がソーマチンの場合
には1ニア500−1:940の範囲であり、モネリン
の場合には1:3000−1:375の範囲である特許
請求の範囲第1項記載の喫煙品。 5 前記甘味蛋白質の半分の量までは等量のペパーミン
ト油又はその香味成分等の補助添加物で代替えさせてな
る特許請求の範囲第4項記載の喫煙品。 60.0−0.4mgのソーマチン又は0.25−1.
0mgのモネリンと0.1−0.4mgの前記補助添加
物を含有する紙巻煙草である特許請求の範囲第5項に記
載の喫煙品。 7 前記香味成分はメントールである特許請求の範囲第
5項記載の喫煙品。 8 甘味蛋白質であるソーマチン又はモネリンを含有す
ることを特徴とする煙フィルター材からなる喫煙品用フ
ィルター。 9 約0.1−0.8mgのソーマチン又は約0.25
−2mgのモネリンを含有してなる紙巻煙草用フィルタ
ーである特許請求の範囲第8項記載のフィルター。
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