JPS5849922B2 - パルス符号変調方式記録再生装置 - Google Patents
パルス符号変調方式記録再生装置Info
- Publication number
- JPS5849922B2 JPS5849922B2 JP6197178A JP6197178A JPS5849922B2 JP S5849922 B2 JPS5849922 B2 JP S5849922B2 JP 6197178 A JP6197178 A JP 6197178A JP 6197178 A JP6197178 A JP 6197178A JP S5849922 B2 JPS5849922 B2 JP S5849922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- reproducing device
- reproducing
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、オーディオ帯域のアナログ信号をパルス符号
変調(PCM)処理してデイジタル信号に変換し、これ
をビデオ信号と類似信号に乗せる等して、通常のヘリカ
ルスキャン型回転磁気ヘッド式磁気記録再生装置(以下
はVTRと称す)で記録し、あるいは前記VTRによっ
て再生されたデイジタル信号を復号処理して元のオーデ
ィオ帯域のアナログ信号に変換するようにしたVTRと
組合せ使用可能なアダプター形式のパルス符号変調方式
記録再生装置に関するものである。
変調(PCM)処理してデイジタル信号に変換し、これ
をビデオ信号と類似信号に乗せる等して、通常のヘリカ
ルスキャン型回転磁気ヘッド式磁気記録再生装置(以下
はVTRと称す)で記録し、あるいは前記VTRによっ
て再生されたデイジタル信号を復号処理して元のオーデ
ィオ帯域のアナログ信号に変換するようにしたVTRと
組合せ使用可能なアダプター形式のパルス符号変調方式
記録再生装置に関するものである。
従来のこの種のパルス符号変調方式記録再生装置にあっ
ては、VTRからは記録または再生状態を示す信号は特
別に出ていないので、記録系と再生系の回路は互いに独
立に2系統用いられてきた。
ては、VTRからは記録または再生状態を示す信号は特
別に出ていないので、記録系と再生系の回路は互いに独
立に2系統用いられてきた。
その一例を第1図にブロック図で示す。
これを説明すると、点線で囲まれた部分が従来のアダプ
ター形式のパルス符号変調方式記録再生装置であり、入
力端子30.31に与えられたオーディオ帯域のアナロ
グ信号であるステレオ左信号Linおよびステレオ右信
号Rinは、各々ローパスフィルタIL,IRを通るこ
とにより、サンプリングによる折り返し雑音を発生する
おそれのある高城周波数成分が除去されて各々サンプル
ホールド回路2L,2Rに入る。
ター形式のパルス符号変調方式記録再生装置であり、入
力端子30.31に与えられたオーディオ帯域のアナロ
グ信号であるステレオ左信号Linおよびステレオ右信
号Rinは、各々ローパスフィルタIL,IRを通るこ
とにより、サンプリングによる折り返し雑音を発生する
おそれのある高城周波数成分が除去されて各々サンプル
ホールド回路2L,2Rに入る。
ここで、これらの信号は交互にサンプリングされ、左右
信号切換器3で切換えられて時分割多重された信号とな
り、アナログデイジタル(AD)コンバータ4に加えら
れる。
信号切換器3で切換えられて時分割多重された信号とな
り、アナログデイジタル(AD)コンバータ4に加えら
れる。
そのADコンバータ4でデイジクル信号に変換ざれた信
号は次の第1チェック符号発生回路5で誤り訂正符号が
付加され、メモリー回路6に入る。
号は次の第1チェック符号発生回路5で誤り訂正符号が
付加され、メモリー回路6に入る。
メモリー回路6でインターリーブおよび時間軸圧縮され
たデータは、第2チェック符号発生回路7で誤り検出符
号が付加され、混合回路8に入力される。
たデータは、第2チェック符号発生回路7で誤り検出符
号が付加され、混合回路8に入力される。
この混合回路8では、vTR40でデータを記録するの
に必要な同期信号が付加され、VTR400入力端子3
4を通って、VTRの磁気テープ(図示せず)に記録さ
れる。
に必要な同期信号が付加され、VTR400入力端子3
4を通って、VTRの磁気テープ(図示せず)に記録さ
れる。
なお、第1図中の9は記録時に必要な各種のタイミング
信号を発生する記録系のタイミング信号発生回路であり
、ここでは同期信号も作られる。
信号を発生する記録系のタイミング信号発生回路であり
、ここでは同期信号も作られる。
以上は記録系についての説明である。
次に再生系について説明する。
VTR40で再生された信号voutは、VTR40の
出力端子35を通り、同期分離回路10に加えられる。
出力端子35を通り、同期分離回路10に加えられる。
同期分離回路10では、再生信号中の同期信号を抜き出
して位相同期形発振回路( Phase Locked
Loop ) 1 7に加える。
して位相同期形発振回路( Phase Locked
Loop ) 1 7に加える。
位相同期形発振回路17では、再生信号に同期したクロ
ツク信号が作られ、再生系のタイミング信号発生回路1
8に加える。
ツク信号が作られ、再生系のタイミング信号発生回路1
8に加える。
上記再生系のタンミング信号発生回路18では、再生時
に必要な各種のタイミング信号が作られ、再生系の各部
の回路に与える。
に必要な各種のタイミング信号が作られ、再生系の各部
の回路に与える。
一方、同期分離回路10を通った再生信号は第2チェッ
ク符号検査回路11に加えられることで再生信号中のデ
ータが誤りを受けたが否かが調べられ、その判別結果と
共に次段のメモリー回路12に加える。
ク符号検査回路11に加えられることで再生信号中のデ
ータが誤りを受けたが否かが調べられ、その判別結果と
共に次段のメモリー回路12に加える。
このメモリー回路12で、再生時のジツターが吸収され
、記録時とは逆に時間軸伸長およびデインターリーブさ
れたデータは第1チェック符号検査回路13に加えられ
、誤りを受けたデータが訂正されて、デイジタルーアナ
ログ(DA)コンバータ14に入る。
、記録時とは逆に時間軸伸長およびデインターリーブさ
れたデータは第1チェック符号検査回路13に加えられ
、誤りを受けたデータが訂正されて、デイジタルーアナ
ログ(DA)コンバータ14に入る。
そこで、デイジタル信号からアナログ信号に変換された
ステレオ信号はデグリツチ( degl itch )
回路15L,15Rに加えられる。
ステレオ信号はデグリツチ( degl itch )
回路15L,15Rに加えられる。
ここで、ステレオ信号は交互にデグリツチされ、各々ス
テレオ左信号Lout.ステレオ右信号Routに分離
され、各々ローバスフィルタ16L,16Rに通されて
不要高域周波数成分が除去されて各々出力端子32.3
3より出力される。
テレオ左信号Lout.ステレオ右信号Routに分離
され、各々ローバスフィルタ16L,16Rに通されて
不要高域周波数成分が除去されて各々出力端子32.3
3より出力される。
以上の説明から明らかな様に、従来の装置では、記録系
と再生系の双方の回路にデイジタル・アナログ変換回路
、メモリー回路等の回路が別個に用いられており、この
ため、構或が複雑となっているとともにコストアップと
もなっていた。
と再生系の双方の回路にデイジタル・アナログ変換回路
、メモリー回路等の回路が別個に用いられており、この
ため、構或が複雑となっているとともにコストアップと
もなっていた。
本発明は−ヒ述のデイジタル・アナログ変換回路やメモ
リー回路といった共通化し得る回路を共用し、しかも、
その切換えを自動的に行なわすことにより、構或の簡単
な、しかも安価になし得るパルス符号変調方式記録再生
装置を提供せんとするものである。
リー回路といった共通化し得る回路を共用し、しかも、
その切換えを自動的に行なわすことにより、構或の簡単
な、しかも安価になし得るパルス符号変調方式記録再生
装置を提供せんとするものである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明する。
なお、第1図で説明したものと同様の働きをするものに
ついては同一の符号を付シテ表わしている。
ついては同一の符号を付シテ表わしている。
パルス符号変調方式記録再生装置側からVTR側を見た
場合、使用可能な信号としては、ビデオ信号のみである
。
場合、使用可能な信号としては、ビデオ信号のみである
。
なお、録音釦に連動した記録・再生状態を示す信号線を
別に取り出せる様にVTRを改造すれば、記録状態であ
るか再生状態であるかを自動検出することは可能となる
が、VTRを改造することは好ましくない。
別に取り出せる様にVTRを改造すれば、記録状態であ
るか再生状態であるかを自動検出することは可能となる
が、VTRを改造することは好ましくない。
そこで本発明は、VTRに対して入出力さわ,る信号を
利用して肥録・再生状態のいずれであるかを自動検出し
、その検出に基いて、共通の回路(デイジタル・アナロ
グ変換回路やメモリー回路等)を記録系と再生系のいず
れかに切換えて使用するようにしている。
利用して肥録・再生状態のいずれであるかを自動検出し
、その検出に基いて、共通の回路(デイジタル・アナロ
グ変換回路やメモリー回路等)を記録系と再生系のいず
れかに切換えて使用するようにしている。
すなわち、通常、VTRの出力端子からは、再生時には
当然再生信号が出るが、記録時には入力端子に加えられ
たビデオ信号かそのまま出ている。
当然再生信号が出るが、記録時には入力端子に加えられ
たビデオ信号かそのまま出ている。
従って、入力端子に加えた信号と、出力端子から出て来
る信号を比較すれば、記録時には入力端子に加えた信号
と同一の信号が、VTR内で発生する僅かの時間遅れを
伴って出力端子に出て来ており、また、その再生時には
入力端子に加えた信号とは全く別の信号が出て来るので
、これを識別することにより、VTRと組合せ使用する
パルス符号変調方式記録再生装置が記録状態であるか、
再生状態であるかの自動検出が可能となる。
る信号を比較すれば、記録時には入力端子に加えた信号
と同一の信号が、VTR内で発生する僅かの時間遅れを
伴って出力端子に出て来ており、また、その再生時には
入力端子に加えた信号とは全く別の信号が出て来るので
、これを識別することにより、VTRと組合せ使用する
パルス符号変調方式記録再生装置が記録状態であるか、
再生状態であるかの自動検出が可能となる。
VTRの入力と出力の信号が同一であるか否かを判定す
る一方法として、同期信号の位相を比較することは有効
である。
る一方法として、同期信号の位相を比較することは有効
である。
通常、デイジタル信号をVTRにて磁気テープに記録し
たり再生する場合、再生回路が磁気テープから読み出さ
れたデータに同期する様に同期信号がデータの途中に挿
入されている。
たり再生する場合、再生回路が磁気テープから読み出さ
れたデータに同期する様に同期信号がデータの途中に挿
入されている。
この同期信号は第2図に示すように時間的に一定期間毎
に挿入されている。
に挿入されている。
従って、この同期信号の位相を比較する事により、記録
状態か再生状態かが検出できる。
状態か再生状態かが検出できる。
第3図に本発明の一実施例のブロック図を示す。
図中、点線で囲んだ部分が本発明に係るパルス符号変調
方式記録再生装置50である。
方式記録再生装置50である。
同図において、入力端子30.31に与えられたステレ
オ左信号Linおよびステレオ右信号Rin は各々ロ
ーパスフィルタIL,IRおよびサンプルホールド回路
2L,2Rを通り、左右信号切換器3で時分割多重化さ
れ、記録・再生切換スイッチ20の可動接片に加えられ
る。
オ左信号Linおよびステレオ右信号Rin は各々ロ
ーパスフィルタIL,IRおよびサンプルホールド回路
2L,2Rを通り、左右信号切換器3で時分割多重化さ
れ、記録・再生切換スイッチ20の可動接片に加えられ
る。
記録・再生切換スイッチ20は、記録再生状態検出装置
19により制御され、記録時には固定接点R側に接続さ
れるようになっている。
19により制御され、記録時には固定接点R側に接続さ
れるようになっている。
上記記録・再生切換スイッチ20を通った信号はADA
コンバーク22に入る。
コンバーク22に入る。
これは第1図のADコンバータ4とDAコンバータ14
の両機能を合わせ持った回路で、記録時にはADコンバ
ータとして働き、再生時にはDAコンバータとして働く
。
の両機能を合わせ持った回路で、記録時にはADコンバ
ータとして働き、再生時にはDAコンバータとして働く
。
その切換えは前記の記録再生状態検出装置19により行
なわれる。
なわれる。
上記ADAコンバータ4でデイジタル信号に変換された
信号は第1チェック符号発生回路5を通り、メモリー回
路23に加えられる。
信号は第1チェック符号発生回路5を通り、メモリー回
路23に加えられる。
メモリー回路23は記録系と再生系で共通に使っており
、その切換えは記録再生状態検出装置19で行なわれる
。
、その切換えは記録再生状態検出装置19で行なわれる
。
上記メモリー回路23でインターリーブされた信号は第
2チェック符号発生回路7、混合回路8および入力端子
34を通ってVTR40に加えられ、磁気テープに回転
磁気ヘッドにて記録される。
2チェック符号発生回路7、混合回路8および入力端子
34を通ってVTR40に加えられ、磁気テープに回転
磁気ヘッドにて記録される。
なお、第2図中の9は記録系のタイミング信号発生回路
である。
である。
以上は記録時の説明であるが、次に再生時の説明を行な
う。
う。
VTR40で再生された信号は出力端子35、同期分離
回路10、第2チェック符号検査回路11を通り、メモ
リー回路23に書き込まれる。
回路10、第2チェック符号検査回路11を通り、メモ
リー回路23に書き込まれる。
そして、ここでデインターリーブされた信号は第1チェ
ック符号検査回路13を通ってADAコンバータ22に
加えられることでアナログ信号に変換され、記録・再生
切換スイッチ21の固定接点Pに加えられる。
ック符号検査回路13を通ってADAコンバータ22に
加えられることでアナログ信号に変換され、記録・再生
切換スイッチ21の固定接点Pに加えられる。
この記録・再生切換スイッチ21の可動接片は再生時に
は固定接点P側に接するように記録再生状態検出装置1
9によって他方の記録・再生切換スイッチ20と連動し
て切換られるので、ADAコンバータ22からの信号は
、デグリツチ回路15L,15Rおよびローバスフィル
タ16L,16Rを通り、各々ステレオ左信号Lout
,ステレオ右信号Routに分離されて出力端子32.
33に導かれる。
は固定接点P側に接するように記録再生状態検出装置1
9によって他方の記録・再生切換スイッチ20と連動し
て切換られるので、ADAコンバータ22からの信号は
、デグリツチ回路15L,15Rおよびローバスフィル
タ16L,16Rを通り、各々ステレオ左信号Lout
,ステレオ右信号Routに分離されて出力端子32.
33に導かれる。
一方、同期分離回路10で分離された同期信号は位相同
期形発振回路17に加えられ、再生信号に同期したクロ
ツク信号が作られて再生系のタイミング信号発生回路1
8に加えられる。
期形発振回路17に加えられ、再生信号に同期したクロ
ツク信号が作られて再生系のタイミング信号発生回路1
8に加えられる。
記録再生状態検出装置19には、記録系のタイミング信
号発生回路9から記録用同期信号が、また、再生系の同
期分離回路10から再生同期信号が各々加えられており
、これら2者の同期信号の位相を比較することで、記録
状態であるか再生状態であるかの判定を行なっている。
号発生回路9から記録用同期信号が、また、再生系の同
期分離回路10から再生同期信号が各々加えられており
、これら2者の同期信号の位相を比較することで、記録
状態であるか再生状態であるかの判定を行なっている。
次に上記記録再生状態検出装置19の構戒例について第
4図以下の図面を参照して説明する。
4図以下の図面を参照して説明する。
第4図および第5図はVTR40への入力信号Vinと
、それからの出力信号Vout中の各同期信号の位相関
係を示す図であり、また、第6図および第7図は記録再
生状態検出装置19としてJKフリツプフロツプ回路を
使用した例を示す図、第8図は記録再生状態検出装置1
9としてRSフリップフロツプ回路を使用した例を示す
図、第9図および第10図は第8図の装置による記録お
よび再生時の各部の信号のタイミング図、第11図は記
録再生状態検出装置19として位相比較器を使用した例
を示す図、第12図、第13図および第14図は第11
図の装置による記録および再生時の各部の信号のタイミ
ング図である。
、それからの出力信号Vout中の各同期信号の位相関
係を示す図であり、また、第6図および第7図は記録再
生状態検出装置19としてJKフリツプフロツプ回路を
使用した例を示す図、第8図は記録再生状態検出装置1
9としてRSフリップフロツプ回路を使用した例を示す
図、第9図および第10図は第8図の装置による記録お
よび再生時の各部の信号のタイミング図、第11図は記
録再生状態検出装置19として位相比較器を使用した例
を示す図、第12図、第13図および第14図は第11
図の装置による記録および再生時の各部の信号のタイミ
ング図である。
記録時において、第3図のVTR400入力端子34に
加えられた入力信号Vinは、VTR40内を通過する
時間だけ遅れて出力端子35に出力信号Voutとして
出て来る。
加えられた入力信号Vinは、VTR40内を通過する
時間だけ遅れて出力端子35に出力信号Voutとして
出て来る。
ただし、第4図では説明の便宜上、各信号から同期信号
のみを取出して示している。
のみを取出して示している。
これらの入力信号vinおよび出力信号Voutから、
それぞれ同期信号sin , Soutのみを抽出し、
第6図に示すJKフリップフロップ回路24のクロツク
端子CKに入力同期信号 Sinを加え、JおよびK端
子に出力同期信号Sou tを加える。
それぞれ同期信号sin , Soutのみを抽出し、
第6図に示すJKフリップフロップ回路24のクロツク
端子CKに入力同期信号 Sinを加え、JおよびK端
子に出力同期信号Sou tを加える。
フリツプフロップ回路24としてクロックの立上りのエ
ッジでトリガするタイプのものを用いれば、入力同期信
号Sinの立上り時には必ず出力同期信号Sou tは
L(Low)レベルであるので、フリツプフロップの状
態出力Qに常にLである(第4図参照)。
ッジでトリガするタイプのものを用いれば、入力同期信
号Sinの立上り時には必ず出力同期信号Sou tは
L(Low)レベルであるので、フリツプフロップの状
態出力Qに常にLである(第4図参照)。
一方、再生時には、磁気テープより読出された同期信号
が出力端子35に出て来ており、これは記録時に入力端
子34に加えられた信号とは同期していない。
が出力端子35に出て来ており、これは記録時に入力端
子34に加えられた信号とは同期していない。
従って第5図に示す様にSinの立−Lり時には、So
utはLowレベルになっているとは限らない。
utはLowレベルになっているとは限らない。
しかも、SoutがLowレベルになるのは同期パルス
幅の間だけで、これは同期パルスの繰返し幅の10分の
1以下で、他のほとんどの場合はH( Hi gh )
レベルとなっている。
幅の間だけで、これは同期パルスの繰返し幅の10分の
1以下で、他のほとんどの場合はH( Hi gh )
レベルとなっている。
従って第6図のフリツプフロツプの状態出力Qは、ほと
んどの場合、Highレベルで、時々Lowレベルとな
っている。
んどの場合、Highレベルで、時々Lowレベルとな
っている。
よって、この出力を抵抗Rおよびコンデ゛ンサCより成
る積分回路に通すと、その出力は、記録時にはLowレ
ベル、再生時にはHighレベルとなり、これにより記
録・再生状態の判別が可能となる。
る積分回路に通すと、その出力は、記録時にはLowレ
ベル、再生時にはHighレベルとなり、これにより記
録・再生状態の判別が可能となる。
なお、第6図の回路例では記録から再生へ、再生から記
録へ切替わる時定数はRとCで定まり、ほぼ一定である
。
録へ切替わる時定数はRとCで定まり、ほぼ一定である
。
この時定数を、記録状態に切替える時と、再生状態に切
換える時とで異ならせるには、例えば第7図のように構
或すれば良い。
換える時とで異ならせるには、例えば第7図のように構
或すれば良い。
このようにすると、記録時には前述の様に、フリップフ
ロツプの状態出力QはLowレベルとなり、コンデンサ
Cに蓄えられていた電荷は抵抗R2、ダイオードDを通
して放電する。
ロツプの状態出力QはLowレベルとなり、コンデンサ
Cに蓄えられていた電荷は抵抗R2、ダイオードDを通
して放電する。
この放電時定数は抵抗R2とコンデンサCの積で定まり
、再生から記録への切替え時間を決定する。
、再生から記録への切替え時間を決定する。
再生時には、QはHigbレベルとなり、コンデンサC
の電荷の流出はダイオードDにより阻止される。
の電荷の流出はダイオードDにより阻止される。
一方、コンデンサCの充電時定数は抵抗R1とコンデン
サCの積で与えられ、記録から再生への切替え時間を決
定する。
サCの積で与えられ、記録から再生への切替え時間を決
定する。
VTR40を再生状態に切換えると、磁気テープと回転
磁気ヘッドが接触し、完全にトラッキングがとれて安定
な出力が出て来る迄には少し時間がかかる。
磁気ヘッドが接触し、完全にトラッキングがとれて安定
な出力が出て来る迄には少し時間がかかる。
この間に記録再生状態検出装置19が再生に切替わると
、不完全なトラッキング状態で再生を開始するため、雑
音を発生するおそれがある。
、不完全なトラッキング状態で再生を開始するため、雑
音を発生するおそれがある。
従って、記録から再生への切替え時定数は多少長い目の
方が好ましい。
方が好ましい。
一方、記録時には、VTR40が記録状態に切替えられ
ると同時に、本発明に係るパルス符号変調方式記録再生
装置50も記録状態となる事が望ましい。
ると同時に、本発明に係るパルス符号変調方式記録再生
装置50も記録状態となる事が望ましい。
従って、再生から記録への切替え時定数は短い方か好ま
しい。
しい。
この様な要求を満たす為には第7図の回路は有効である
。
。
なお、第6図、第7図の回路例はJKフリップフロツプ
回路を用いた場合であるが、Rsフリップフロツプ回路
を用いても同様の機能を実現出来る。
回路を用いた場合であるが、Rsフリップフロツプ回路
を用いても同様の機能を実現出来る。
その例を第8図に示す。同図において、Rsフリツプフ
ロツプ回路250セット入力端子百には入力同期信号S
inが加えられ、また、リセット入力端子Rには出力同
期信号Soutが加えられる。
ロツプ回路250セット入力端子百には入力同期信号S
inが加えられ、また、リセット入力端子Rには出力同
期信号Soutが加えられる。
記録時には、第9図に示す様に信号SiHでRSフリツ
プフロツプ回路25のQ出力がHigh レベルになっ
た直後、信号SoutでQ出力はL。
プフロツプ回路25のQ出力がHigh レベルになっ
た直後、信号SoutでQ出力はL。
Wレベルとなる。
以後、次のセット信号が入る迄、QはLowレベルのま
まである。
まである。
一方、再生時には、第10図に示す様に、リセット信号
はセット信号の直後に来るとは限らない。
はセット信号の直後に来るとは限らない。
従ってQ出力はLOwレベルになったりHighレベル
ニナったりし、平均すると、HighレベルとLowレ
ベルの中間の値をとる。
ニナったりし、平均すると、HighレベルとLowレ
ベルの中間の値をとる。
従って、その差を利用すれば、記録と再生の自動切替え
が可能となる。
が可能となる。
第11図は位相比較器26を用いた場合の例であり、位
相比較器26の一方の入カ端子Rには、基準信号として
Sinを加える。
相比較器26の一方の入カ端子Rには、基準信号として
Sinを加える。
また、他方の入力端子Vには位相を比較すべき信号であ
るS。
るS。
utを加える。
第12図に示す如く、記録時にはSoutの位相はSi
nに比べて、わずかに遅れた関係にあり、位相比較器2
6の出力はアップ信号Uのみが位相差に比例したパルス
幅でLowレベルとなり、ダウン信号DはHighレベ
ルのままである。
nに比べて、わずかに遅れた関係にあり、位相比較器2
6の出力はアップ信号Uのみが位相差に比例したパルス
幅でLowレベルとなり、ダウン信号DはHighレベ
ルのままである。
従って、抵抗R1,R2ならびにコンデジサCによって
U信号とD信号の平均をとって積分すれば、その出力は
Highレベルとなる。
U信号とD信号の平均をとって積分すれば、その出力は
Highレベルとなる。
一方、再生時にはsout信号の位相はSin信号位相
には無関係となり、VTRのワウ・フラッターにより遅
れたり、進んだりする。
には無関係となり、VTRのワウ・フラッターにより遅
れたり、進んだりする。
従って、U信号とD信号の両方が出る。
なお、第13図ではSout信号の位相が遅れている場
合のU信号、D信号を示し、また、第14図はSou
t信号の位相が進んでいる場合のU信号、D信号を示し
ている。
合のU信号、D信号を示し、また、第14図はSou
t信号の位相が進んでいる場合のU信号、D信号を示し
ている。
上記U信号とD信号の衝撃比は、平均すると約50俤と
なり、積分回路の出カはHighレベルとLowレベル
の中間となる。
なり、積分回路の出カはHighレベルとLowレベル
の中間となる。
従って、その差を利用すれば、前述の例と同様に、記録
・再生の自動切換えが可能となる。
・再生の自動切換えが可能となる。
なお、第11図中の位相比較器は現在市販されているI
C等を使用し得るので、ここでの詳細な説明は省略する
。
C等を使用し得るので、ここでの詳細な説明は省略する
。
以上述べたRSフリップフロップ回路を用いた場合と、
位相比較器を用いた場合のいずれに於いても、第7図に
示したと同様に、記録から再生への切換時定数と、再生
から記録への切換時定数を異ならせることは容易に可能
である。
位相比較器を用いた場合のいずれに於いても、第7図に
示したと同様に、記録から再生への切換時定数と、再生
から記録への切換時定数を異ならせることは容易に可能
である。
また、以上に述べたとの構戒に於でも、信号SinとS
ou tを入れ替えて用いても同様の効果が得られる事
は自明である。
ou tを入れ替えて用いても同様の効果が得られる事
は自明である。
また、ビデオ信号に用いられる同期信号としては、水平
同期信号と呼ばれる短周期の同期信号と、垂直同期信号
と呼ばれる長周期の同期信号の2種があるが、前述の各
記録再生状態検出装置19は、どちらの同期信号を用い
ても所期の効果を得ることができる。
同期信号と呼ばれる短周期の同期信号と、垂直同期信号
と呼ばれる長周期の同期信号の2種があるが、前述の各
記録再生状態検出装置19は、どちらの同期信号を用い
ても所期の効果を得ることができる。
さらに、それらの同期信号の他に適当な同期信号様の信
号、例えば第2図に示す白基準信号を作り、これをパル
ス符号変調方式記録再生装置50からVTR40への出
力信号に重畳して用いても同様の効果が期待できる。
号、例えば第2図に示す白基準信号を作り、これをパル
ス符号変調方式記録再生装置50からVTR40への出
力信号に重畳して用いても同様の効果が期待できる。
以上の説明から明らかなように本発明のパルス符号変調
方式記録再生装置は、記録・再生媒体として組合せて使
用するVTRを何ら改造することなく、記録状態である
か再生状態であるかを検出して、共用化し得る回路(前
述の実施例ではディジタル・アナログ変換回路やメモリ
ー回路)を記録系と再生系のいずれかに自動的に切換え
ることができるので、構戒を非常に簡略化することがで
きるとともに、安価になし得、さらには装置の取扱いを
容易にし得る等の数々のすぐれた効果が得られるもので
ある。
方式記録再生装置は、記録・再生媒体として組合せて使
用するVTRを何ら改造することなく、記録状態である
か再生状態であるかを検出して、共用化し得る回路(前
述の実施例ではディジタル・アナログ変換回路やメモリ
ー回路)を記録系と再生系のいずれかに自動的に切換え
ることができるので、構戒を非常に簡略化することがで
きるとともに、安価になし得、さらには装置の取扱いを
容易にし得る等の数々のすぐれた効果が得られるもので
ある。
第1図は従来のパルス符号変調方式記録再生装置の要部
ブロック図、第2図はVTRによって磁気テープに記録
する信号の一例の要部波形図、第3図は本発明の一実施
例の要部ブロック図、第4図a,b,cおよび第5図a
,b,cはVTRの入力信号と出力信号中における同期
信号の位相関係を示すタイムチャート、第6図、第7図
および第8図は本発明で使用し得る記録再生状態検出装
置の構成例を示す回路図、第9図a,b,cおよび第1
0図a,b,cは第8図の装置を使用した場合の各部の
信号のタイムチャート、第11図は本発明で使用し得る
記録再生状態検出装置の他の構成例を示す回路図、第1
2図、第13図および第14図の各a+bIC1dは第
11図の装置を使用した場合の各部の信号のタイムチャ
ートである。 9・・・・・・記録系のタイミング信号発生回路、1o
・・・・・・同期分離回路、18・・・・・・再生系の
タイミング信号発生回路、19・・・・・・記録再生状
態検出装置、20.21・・・・・・記録・再生切換ス
イッチ、22・・・・・・ADAコンバータ、23・・
曲メモIJ一回路、34・・・・・・入力端子、35・
・・・・・出力端子、40・・曲VTR,50・・・・
・・パルス符号変調方式記録再生装置。
ブロック図、第2図はVTRによって磁気テープに記録
する信号の一例の要部波形図、第3図は本発明の一実施
例の要部ブロック図、第4図a,b,cおよび第5図a
,b,cはVTRの入力信号と出力信号中における同期
信号の位相関係を示すタイムチャート、第6図、第7図
および第8図は本発明で使用し得る記録再生状態検出装
置の構成例を示す回路図、第9図a,b,cおよび第1
0図a,b,cは第8図の装置を使用した場合の各部の
信号のタイムチャート、第11図は本発明で使用し得る
記録再生状態検出装置の他の構成例を示す回路図、第1
2図、第13図および第14図の各a+bIC1dは第
11図の装置を使用した場合の各部の信号のタイムチャ
ートである。 9・・・・・・記録系のタイミング信号発生回路、1o
・・・・・・同期分離回路、18・・・・・・再生系の
タイミング信号発生回路、19・・・・・・記録再生状
態検出装置、20.21・・・・・・記録・再生切換ス
イッチ、22・・・・・・ADAコンバータ、23・・
曲メモIJ一回路、34・・・・・・入力端子、35・
・・・・・出力端子、40・・曲VTR,50・・・・
・・パルス符号変調方式記録再生装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転磁気ヘッド式磁気記録再生装置と組合せて使用
され、かつオーディオ帯域のアナログ信号をパルス符号
変調処理してデイジタル信号に変換し、これを前記磁気
記録再生装置で記録し、あるいは前記磁気記録再生装置
によって再生されたデイジタル信号を復号処理してオー
ディオ帯域のアナログ信号に変換することのできるパル
ス符号変調方式記録再生装置であって、前記磁気記録再
生装置への入力信号と、前記磁気記録再生装置からの出
力信号の中にそれぞれ含まれる同期信号の位相を比較し
て、前記磁気記録再生装置が記録状態であるか再生状態
であるかを検出もしくは判定する手段と、その手段の検
出もしくは判定結果に基いて、共用化し得る回路を記録
系と再生系のいずれかに切換える手段を具備して或るこ
とを特徴とするパルス符号変調方式記録再生装置。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記位相比
較する同期信号として、水平同期信号、垂直同期信号、
一定期間毎に付加された白レベル基準信号のうちのいず
れかを使用することを特徴とするパルス符号変調方式記
録再生装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項の記載において
、前記磁気記録用再生装置からの出力信号中に同期信号
が存在しない場合、もしくは前記出力信号から同期信号
が検出されない場合に、前記磁気記録再生装置を記録状
態と判定するように構或したことを特徴とするパルス符
号変調方式記録再生装置。 4 特許請求の範囲第1項の記載において、前記共用化
し得る回路は、少なくともデイジタル.アナログ変換回
路とメモリー回路を含んで或ることを特徴とするパルス
符号変調方式記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197178A JPS5849922B2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パルス符号変調方式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197178A JPS5849922B2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パルス符号変調方式記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54153015A JPS54153015A (en) | 1979-12-01 |
JPS5849922B2 true JPS5849922B2 (ja) | 1983-11-08 |
Family
ID=13186562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6197178A Expired JPS5849922B2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パルス符号変調方式記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849922B2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-23 JP JP6197178A patent/JPS5849922B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54153015A (en) | 1979-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4597019A (en) | Clock pulse generating circuit in a color video signal reproducing apparatus | |
US4015288A (en) | Write clock generator for digital time base corrector | |
CA1219670A (en) | Apparatus for reproducing a color video signal | |
JPS6236430B2 (ja) | ||
US5260800A (en) | Apparatus and method for high-speed video tape duplication from master disk | |
JPS6169287A (ja) | 時間軸補正装置 | |
JP2522580B2 (ja) | 映像信号記録再生装置 | |
KR920000430B1 (ko) | 주기성잡음제거기능을 갖춘 아날로그신호연결부분처리장치 | |
JPS61152191A (ja) | 時間軸補正装置 | |
JPS5849922B2 (ja) | パルス符号変調方式記録再生装置 | |
US5179450A (en) | Video signal processing apparatus and method for the time base compensation | |
JPS6128289A (ja) | 再生映像信号の時間軸補正装置 | |
JP2737346B2 (ja) | 映像信号の時間差補正装置 | |
JPS6251015B2 (ja) | ||
US4901119A (en) | Video signal recording and/or reproducing apparatus | |
JPH0352069Y2 (ja) | ||
KR930014499A (ko) | 영상신호의 시간축 보정 회로 | |
JPH0339988Y2 (ja) | ||
JPH0625103Y2 (ja) | 外部リセット機能付きfm変調回路 | |
JP2998345B2 (ja) | Vtrの再生回路 | |
JPH0546755B2 (ja) | ||
JPH0722416B2 (ja) | Vtrの時間軸補正装置 | |
JPH0722417B2 (ja) | 時間軸誤差補正装置 | |
JPS5847761B2 (ja) | 信号記録再生方法 | |
JPH084338B2 (ja) | デイスク再生装置 |