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JPS5849433A - マイクロカプセルの製法 - Google Patents

マイクロカプセルの製法

Info

Publication number
JPS5849433A
JPS5849433A JP14823381A JP14823381A JPS5849433A JP S5849433 A JPS5849433 A JP S5849433A JP 14823381 A JP14823381 A JP 14823381A JP 14823381 A JP14823381 A JP 14823381A JP S5849433 A JPS5849433 A JP S5849433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethyl cellulose
microcapsules
core material
wall film
cyclohexane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14823381A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Samejima
鮫島 政義
Goichi Hirata
平田 五一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP14823381A priority Critical patent/JPS5849433A/ja
Publication of JPS5849433A publication Critical patent/JPS5849433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/08Simple coacervation, i.e. addition of highly hydrophilic material

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明fJエナルセルロースマイクロカプセルの新規製
法に関する。
促米、エナルセルロースの相分離を利用したマイクci
 /J−1セル(・)製〆去としては1例えばブナルゴ
ム、ポリlタジエ/、ボリエノ【・/、ポリイソブチレ
ン専の灰化水木糸島分子1+質を相分離誘起剤としで使
用する方法が知られている(特公昭42−528号、同
44−11399号および同50−30136号)。こ
の方法によれば、あらかじめ上記相分離誘起剤を溶解し
た熱シクロヘキサン溶液にエチルセルロースの如き壁膜
形成剤を溶解し、これ番こ芯とζiる物質を微細粒子に
しで分散させ、−〕いて冷却t、 c芯物質粒子の表面
に該壁膜形成剤を欣−液相分離させることにより該壁膜
形成剤をカプセル壁膜とするマイクロカプセルを製する
ことができる。(、かしなから、ブナルゴム、ボリブタ
ジェン、ポリイソブチレン等の炭化水素系高分子物質を
相分離誘起剤として使用する場合は。
これら相分離誘起剤がいずれもゴム状の粘着性14質で
あるため、取扱いがはん雑となり、またシタ口へ牛サン
に溶解させるために長時間を要することからマイクロカ
プセル製造の作業効率が低い難点がある。しかもマイク
ロカプセル製造後これに付着した相分離誘起剤をシクロ
ヘキサンなどの溶媒で江浄、除去するにあたっては、相
分離誘起剤がゴム状の粘着性物質であってかつシクロヘ
キサン等に対する溶解速度も遅いため、大量の溶媒によ
る長時間洗浄が必要となる。更に、ポリエチレンを相分
離誘起剤とし−て用いる場合は、マイクロカプセルの生
成過程でポリエチレンの微細な固体粒子が析出し、しか
もこのポリエチレンの固体粒子はシクロへ牛サンのよう
な貧溶媒では完全に沈降除去することが出来ないから、
マイクロカプセルとポリエチレン粒子との篩い分けが必
要となるが9粒径の小さいマイクロカプセルを製造する
際には、析出し1ニポリ工チレン微粒子とマイクロカプ
セルとの分離が困難であり、従って、この方法は粒径の
小さいマイクロカプセルの製造方法としては不向きであ
る。
一方、前記公知方法の改良法きして相分離誘起剤を用い
ず、壁膜形成物質たるエチルセルロースの相シ)離を利
用してマイクロカプセルをill造する方法も知られて
いる(米国特Iff第3,531,418号)。しかし
こC=)方法による場合は、J−チルセルロースリ芯物
質粒子上への沈i性が低いため、また沈着したゲルQ’
)弾性が太き(紋形が起りにくいため&1密な壁膜が形
成され虹い。しかも形成された!!換は、45〜65℃
付近で少鉦のシクロヘキサンを吸蔵して膨潤し1g1い
粘お性を示すためマイクロカプセル同士が凝集し易(な
ることから、均一な粒長分布をもち緻密で均一な厚さの
壁膜を有するカプセルを得難いと共に、マイクロカプセ
ル自体粘着性か強いことおよびマイクロカプセル製造工
程中か(はん等の強制的な分WRm作が必要となるため
、カプセル壁膜が損傷を受けることにもなり易い。しか
も得られたカプセルは上記した如く、相互に凝集して固
化するため、生薬含量の不均一をまねく原因ともなる。
上記に対して本発明方法は、従来、液−液相分離(コア
セルベーション)を維持するために必要とされている相
分離誘起剤とは全く機能を興にし。
しかも従来全く用いられたことのない有機ポリシロキサ
ン化合物を壁膜形成助剤として使用し、エトキシ基含有
率Aが49.5 < As25 W/W %のエチルセ
ルロースを壁膜形成剤として使用するものである。すな
わちエチルセルロースおよび有機ポリシロキサン化合物
をシクロヘキサンに加熱溶解させた溶液に芯物質粉末を
分散させ、この溶液を冷却シてエチルセルロースのフロ
キエレーシ窮ンを生成させることによって芯物質を内部
に包み込んだエチルセルロースのゲル状壁膜を形成させ
更にこれを固化してマイクロカプセル化する方法である
コノ方法によれは、フロキニレーシ書ンしたエチルセル
ロースのゲルは有機ポリシロキサン化合物の可塑化作用
によって粘弾性と粘着性が適当なものとなり、芯@賞の
粒子表向上に吸着した有機ポリシロキサン化合物が投錨
的に作用するため、芯物質粒子上へのエチルセルロース
微少ゲルの沈着性並びに1ぬれ”が蓄しく向上すると共
に、エチルセルロースの微小ゲル同士の融合によりシー
Aレスtゲル状壁膜の形成かスムースに進行し、緻密戸
る壁膜を有するマイクロカプセルを製造し得る。
本発明において、壁膜形成助剤として用いられる有機ポ
リシロキサン(ヒ合吻としては、一般式(但し、R12
よひ♂は同一または@r1って水系原子、ボ峻基、低級
アルiル基またはアリールIkを表わす。] でボされるシロキサン結合を有する化曾吻をあげること
が出来9時に有機ポリシロキサン化合物の粘度が25’
C[jdいて、約50−5,0L30,000 cSt
のもの、とりわけ約100〜2.OL) (J、000
 o9%のものを使用することが出来る。史に好ましく
は上を有するアルキル基またはフェニル基である有機ポ
ルシロキサン化合物を使用することが出来る。
かかる有機ポリシロキサン化合物の具体例としては9例
えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン、シリコーン・グリコール共重合体、ポリスチレ
ン・ポリジメチルシロキサンブロック共重合体等のいわ
ゆる有機ケイ累重合体をあげることができる。また上記
有機ポリシロキサン゛化合物は、適当な分散助剤もしく
は充填剤を配合し注のであってもよ(、こβようなもの
として1例えばジメチルポリシロキサンに対して二酸化
ケイ票、酸化チタン、ステアリン酸カルシウム、タルク
等の分散助剤もしくは充填剤を約1〜50w/1%程度
配合したものをあげることが出来る。
本発明において、エチルセルロースマイクロカプセル資
製造するにあたっては、まずシフOへ牛サンに壁膜形成
剤のエチルセルロースと壁膜形成助剤の上記有機ポリシ
ロキサン、化合物とを加熱溶解させたのち、芯物質とな
る微細粒子をか(はん下sr 58 散aせる。エチル
セルロースおよび有機ポリシロキサン化合物をシクロヘ
キサンに溶解させるにあたっては9通常約75〜80℃
の加熱下に行なうのが好ましい。
また、壁膜形成剤エチルセルロースとしては粘度〔ホ1
1定条件:トルエンーエタノール混液(混合比−4:1
)中51/II%溶液〕が25℃で約5〜5oocp、
とりわけ40〜250cPのものを使用するのが好まし
く、その使用量は、芯物質の重置に対して約0.02〜
5,0倍程度もあればよいが、シクロヘキサンに対して
は9通常約0.1〜101/Vチ一度となるように溶解
するとよい。エチルセルロースを上記使用量範囲内で増
減することにより、カプセル壁膜を厚くしたりあるいは
薄くしたりすることかできる。
また、壁膜形成助剤である有機ポリシロキサン化合物の
使用量は、芯物質およびエチルセルロースの配合割合に
は殆ど影響されず1通常エチルセ/L。
ロース含有シクロへ牛サン溶液に対して該ポリン。
ロキサン化合物を約0.01〜10  、とりわけ0.
5〜51/V%jllffとなるよう溶解するとよい。
史に、シクロへ牛サン溶液に芯物質を分散させるに際し
ては1通常約100〜600r、p、鵬、程度ノ)かく
はんFに分散させるのが適当である。分散させる芯物質
の粒径は、一般的には約1000μ以下であれば、均一
な粒径を有することが出来るが、特に100〜450μ
程度であれば一層均一なマイ−クロカプセルを得ること
が出来るので好ましい。上記により得られた芯物質の分
散液を適宜冷却すtば、該芯物質粒子上にエチルセルロ
ースの壁膜が形成されてエチルセルロースマイクロカプ
セルが生成する。分散液の冷却は、毎分約0.05〜4
℃、とりわけ1〜2℃の速度で行なうのが好ましい。か
くしてまず68℃附近から主としてエチルセルロースの
プロキエレーシーンカ起す、a度な粘弾性と粘着性をも
ったエチルセルロースの微少ゲルが分離し始め、史に冷
却を続けることにより、この微少ゲルが芯物質粒子上に
沈着し始め、シームレスなゲル状の壁膜?!1g出来、
約40’C鮒−近でこのゲル状壁膜が固化し、安定な壁
膜が形成されて(る。そして史に室温まで冷却すること
により壁膜からシクロへ牛サンの放出か起って壁膜か完
成され、安定なエチルセルロースマイクロカプセルが生
成する。
このようにして生成したマイクロカプセルは、デカンテ
ーク1ン、遠心分離9口過等により分離し、ついで洗浄
し、乾燥することにより壁膜形成助剤を実質的に含まな
いマイクロカプセルとして採取することが出来る。
分離したマイクロカプセルの洗浄溶媒としては壁膜 111形成助剤を溶解し1反裔エチルセルロースおよび
芯物質を溶解しないような有機溶媒を用いるのが好まL
<、例えばシフaへ牛サン、石油エーテル、n−ヘキサ
ン等を適宜この目的に用いることが出来る。
また1本発明方法によれば、壁膜形成助剤として有機ポ
リシロ牛サン化合物と界面活性剤とを併用することもで
きる。この場合上&1同様のマイクロカプセル製造操作
をすれば、該マイクロカプセル生成過程に$いて形成さ
れた壁膜表面に主として上記壁膜形成助剤の混合物から
なる保護層が形成されるため、マイクロカプセルが1l
la装置等にf、」看したり、あるいはマイクロカプセ
ル同士の凝集が殆んどなくなるので、該カプセル壁膜が
損傷を受けることがなく、併せてより均一な粒度分布と
より高い壁膜率とを有し、史に一層流動性に冨んだマイ
クロカブナルを得ることが出来る。
使用される界面活性剤としては1例えばソルビタン脂肪
酸エステル:グリセリン脂肪酸エステル。
シ冒−糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
の如き脂肪酸の炭素鎖長がC6乃至CI!mである脂肪
酸エステル系の界面活性剤;アルキル炭素鎖がCm乃至
Cs−である、Vン酸トリアルキルエステルおよびボ゛
リオキシエチレンフェニルエーテル;ポリオキシエチレ
ン・ポリオキシプロピレンブロック龜合体等の非イオン
性界面活性剤、リン脂質;アルキル炭素鎖長が04乃至
C1oであるジアルキルコハク酸塩等のイオン性界面活
性剤等の他、脂肪酸の尿素鎖長が08乃主CB4である
脂肪酸金−塩等の金−セッケンも同様にあげることが出
来る。とりわけ例えばソルビタンモノラウレート、。
ンルビタンセス牛ラウレート、ンルビタントリラウレー
ト、ンルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレ
エート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノス
テアレートの如き脂肪酸の炭素鎖長がCI!乃至C18
であるソルビタン脂肪酸エステル:グリセリンモノカプ
リレート、グリセリンモノラウレート、グリセリンジラ
ウレート、グリセリンモノオレエートの如き脂+1/J
酸の炭素鎖長がC8乃至C1sであるグリセリン脂肪酸
エステル;ショ糖モノミリステート、シー糖シミリステ
ート。
ショ糖トリミリステート、ショ糖モノパルミテート、シ
腸糖シバIレミテート、7日輪トリパIレミテート、シ
ロ糖モノステアレート、シー糖ジステアレート、ショ糖
トリステアレートの如き、HLBあり、!!にエステル
構成かモノ、″)$よびトリエステルの混合物であるシ
■糖脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビットヘ
キサステアレートの如きHLB値が6以下であり、脂肪
酸の炭素鎖長がCHBであるポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンモノオレエートの如きHLB値
が6以下であり、脂肪酸の炭素鎖長がCn乃至Cl8で
あるポリオキシエチレン脂v1!!エステル゛;トリオ
レイルホスフェート、ト呼ラウリルホスフェートの如き
アルキル炭素鎖長がC1廊またはCIt−であるリン酸
トリアルキルエステル;ポリオキシエチレンノニルフェ
ノ−4,ポダオキシエチレンオクチルフェノールエーテ
ルのll1lきHLB値が6以Fであり、アルキル炭素
鎖長がC@ またはC9であるポリオキシエチレンアル
キルフェノールエーテル等の非゛イオン性界函活性剤;
大豆リン脂質、J黄すン脂質、ホスファチジルエタノー
ルアミン、ホスファチジルコダン、ホスフ1チジルセリ
ン、イノシトールホスファチドの如きリン脂質;ジ・n
−オクチルナトリウムスルホサクシネート、ジ゛n−へ
キシルナトリウムスルホサクシネート、ジアミ ルナト
リウムスルホサクシネート、ビス(1−メ予ルアミル)
ナトリウムスルホサクシネート、ビス(2−エチルへキ
シル)ナトリウムスルホサクシネートの如きアルキル炭
素鎖長が(J 7’)至Csであるアルキルスルホコハ
ク酸アルカリ金属塩等のイオン性界面活性剤;モノステ
アリン嘘アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、
トリステアリン酸アルミニウム、トリステアリン峻鉄の
如きDf+ II/j @の炭素鎖長かCl11である
脂肪酸のアルミニウム塩もしくは鉄塩 2−ステアリル
乳酸カルシウム、2−ラフナル乳酸カルシウムの如き脂
肪酸の炭素鎖長がCnである脂肪酸カルシウム等の金職
セッケン等を好適に使用することが出来る。これら界面
活性剤は、前記有機ポリシロキサン化合物の溶解量に対
して約0.001〜10倍健、とりわけ0.004〜4
倍量程度を使用するのが、vまたエテルセルロース含有
シクロヘキサン#*に対しては約0.003〜10 W
/V %濃度、とりわけ0.008〜4 W/V%濃度
となるように竿用酬するのが好ましい。か(して有機ポ
リシロキサン化合物と協同して良好な可塑化作用と投錨
作用とにより壁膜の形成か著しく促進され、同時に生成
したマ(クロカプセル同士の凝集が防止される。
上記本発明のマイクロカプセル化法の適用出来る芯物質
としては、一般的にはシクロヘキサン、あるいは有機ポ
リシロキサン化合物、界面活性剤おヨヒエチルセルロー
スから選ばれる物質を1[を上を含有するシクロヘキサ
ン溶液、に溶解しないものであればいずれの物質でもよ
く、また芯物質は必ずむも固体状である必要はなく、ゲ
ル状または泥状であってもよい。上記条件く適合し得る
芯物質を具体的に例示すれば1例えばアスコルビン酸、
塩酸チアミン、塩酸ピリドキシン、Iインドテン酸カル
シウム、ビスベンチアミン、メチルメチオ二ンスルホニ
ウ^クロリドのようなビタミン類;アスパラギン談カリ
ウム、アスパラギン僚マグネシウム、グルタミン酸ナト
リウム、塩酸リジン。
グルタチオンのようなアミノ酸およびペプチド類寡スル
ファメトミ、ジン、スルフィツメゾールのようなサルフ
ァ剤;ホバンテン酸カルシウ皐、塩酸パパベリン、塩酸
ジルチアゼム、レセルピンのような循環器系薬剤;塩酸
トリメトキノール、塩酸ブロムヘキシン、ヒベンズ酸チ
ペピジンのような呼吸促進・鎮咳去たん剤;ベンジルペ
ニシリンカリウム、ベンジルペニシリンナトリウム、フ
ェノキシメチルペニシリンカリウム、アンピシリンのよ
うな抗生物質;5−フルオロウラシル、N−(2−テト
ラヒドロフリlしツー5−フ!レオロウラシル、塩酸プ
レオマイシンのような抗悪性腫瘍剤;臭化チメピジウム
、塩酸リドカイン、塩酸クロルプロマジンのような精神
神経系薬剤;ケイ酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム
のような消化器系薬剤;塩酸ジフェンヒドラミン、マレ
イン酸クロルフェニラミンのような抗ヒスタミン剤;ア
スピリン、塩酸キニーネ、スルピリンのような解熱鎮痛
消炎剤簿の医薬化合物、硫酸アンモニウム、塩化アンモ
ニウA、硝酸アンモニウム、石灰窒素。
尿素のような窒素肥料;硫酸カリウム、塩化カリウムの
ようなカリ質肥料二過すン酸石灰、熔成りン肥、リン酸
ナトリウムのようなリン酸質肥料等の化成肥料等の医薬
品や肥料を始めとし、農薬。
化粧品、印刷等橋々の産業分野に適用することが出来る
。特に医薬化合物の場合は、その安定化。
効力の持続化、あるいは味、臭、刺激等を緩和し的確な
改善効果を得ること鑵来る。また化成肥料の場合は、マ
イクロカプセルから有効成分を所望の速度で溶出せしめ
得るから該成分の流失を抑えるこことができ、このため
効力の持続性乃至残効性または安定化を計ることができ
る。
本発−tAM法によれば、エチルセルロース含有シクロ
へ牛サン溶液の相分離に際して、壁膜形成助剤として有
機ポリシロキサン化合物を単独で、あるいは更に界面活
性剤と併用するため、70キエレーシーンを経て生成し
たカプセル壁膜の表面は。
上記壁膜形成助剤の緻密な層で安定に保護乃至被WIさ
れるので、冷却中マイクロカプセル同士の凝集乃至製造
機器への付着が阻止され、極めτ駆動性に冨んだ均一な
粒度分布のマイクロカプセルを効率よく製することが出
来る。
また0本発明方法によれば、マイクロカプセル製造の作
業効率を著しく改善することができる利点も得られる。
例えば前記従来法で相分離誘起剤としC使用させる炭化
水素系高分子物質であるポリインブチレン(スタウデイ
ンガーの粘度平均分子蓋ニア、3−.10)39を78
℃のシクロヘキサン100−に溶解するためには4時間
以上必襞であるが1本発明の壁膜形成助剤例えば25℃
で粘度か200万C8t であるジメナルポリシロキサ
ンや大豆リン脂質はわずか5分以内に溶解させることが
出来る。本発明ではこのような溶解速度の速い壁膜形成
助剤を使用するので生成したマイクロカプセルからの当
該壁膜形成助剤の洗浄除去が極めて容易となる。更に、
従来法において相分離誘起剤を溶解したシクロヘキサン
溶液は粘度が高(。
例えば上記ポリインブチレンの3チシ・クロ″へ+1ン
em欣の30°Cにおける粘度は150 oPである。
このため芯@頁を高濃度に仕込むことができず。
高々2017W%程度である。しかるに本発明方法では
シクロヘキサン溶液の粘度が低く9例えば上記ジメチル
ポリシロキサンの3哄シクロヘキサン溶液の30℃にお
ける粘度は5oP  である。しかも分散力も強いので
、芯物質をsow/ws程度位まで仕込むことができる
等の利点が併せ得られる。
実験例 1 1−メチル−5−メトキシ−3−(ジテエンー2−イル
メチレンンピペリジウA・臭化水系酸塩〔■〕含有マイ
クロカプセルをall、カプセル収量、カプセル中の生
薬含量および37℃の水中においてカプセルから生薬の
50%が溶出しでくるまでの時間を締を測定した。
(1)芯物質の調製 (I〕13.3部、乳糖81.7・部とデキストリン5
部からなる混合物に45嘔工タノール水kI液5部を加
え常法により練合して造粒した後これを乾燥し9粒径1
05〜350μの粒子に整粒した。
(2)  マイクロカプセルの一裂 ■ FIi!、第1表をこ示す界面活性剤16Fおよび
シリコーン樹脂(第4版食品添加物公定書の基準に退会
したもの。25℃における粘度がIDO〜、11 (1
0eStであるジメナルポリシロキサンに二酸化ケイ本
7)3〜15チ配合し1こもの)489fシクロへ牛サ
ン1.lj /に浴解し、これにエチルセルロース〔エ
トキシ含有率52,7%;粘度250oP(以ト、粘度
はトルエン・エタノール(4:])混液にエチルセルロ
ースを5%濃度となるよう溶解し、その25℃における
粘度として表わす)〕32gを加え80℃にて加熱溶解
させる。ついでこの溶液に芯物質96ノを加えて分散し
、350r。
P、Iの速度でかきまぜながら室温(約25℃)に至る
まで冷却する。生成したマイクロカプセルを分離してn
−へキサンで洗浄し乾燥する。得られにマイクロカプセ
ルを篩過し、目開き500μのJIS標準ふるいを通過
し目開き105μのJISSUふるい上に残留するもの
を集めることにより弟子改正日本薬局方の細粒剤基準に
適合した〔■〕含有マイクロカプセルを得る。
又、対照のマイクロカプセルとしCF記の如く持分18
50−30 ] 36号及び米国特許第3531418
号に記載の方法によりマイクロカプセルを一製した。
■ 特公昭50−30136号方法 平均分子量1,200,000であるポリイソブチレン
489をシクロヘキチン1.614cl解し、これニ上
記で■用いたものと同様のエチルセルロース32fを加
え80℃にて加熱溶解させる。ついでこれに芯物質96
9を加えて分散させ、350r。
P、IIlの速度でかきまぜながら室楓に至るまで冷却
する。以F上記■と同様に処理することにより〔I)含
有マイクロカプセルを得る。
■ 米国特許j%3531418号方法上紀■において
界面活性剤とシリコーン樹脂を用いない他は■と同様に
騙することにより〔1〕含有マイクロカプセルを得た。
(3)結 果 下記第1表にボす゛通りである。
第1表 (注);a L B 3のショ糖脂肪酸工Zチル〔結合
脂肪酸組成;ステアリン酸、パルミチン酸およびミリス
チン酸、エステルの構成;モノ、ジ、トリエステルの混
合物〕 実験例言 粘度の異なるエチルセルロースを用いて塩酸トリメトキ
ノール含有マイクロカプセルをlI製し。
カプセル収量、カプセル中の生薬含量右よび37℃の水
中における50チ溶出時間を測定した。
(IF  芯物質 粒径149〜210#の塩酸トリメトキノールの結゛晶
を用いた。
(2)マイクロカプセルの調製 エトキシ含有率が49.7%であり、下記第2表に示す
粘度を有するエチルセルロースを用いる他は実験例2−
421と同様に実施することにより散剤基準に適合した
マイクロカプセルを得た。
(3)結 果 F興@2表に示す通りである。
第2表 実施例 1 ソルビタントリオレエート16Paよび実験例1で用い
たシリコーン樹、Ill 489をシクロヘキサ> 1
.6 e ニ溶HL、 、これにエチルセルロース(エ
トキシ含有率52.7%、粘度250cP)32Fを加
工て80℃で加熱溶解する。ついでこの溶液に実施例1
で用いた芯物質と同様の芯物質96fを加えて分散し、
  35(l r、p、m、の速度でかきまぜつつ室温
(約25℃)に至るまで冷却する。生成したマイクロカ
プセルを分離してn−へキサンで洗浄し乾燥することに
より細粒剤基準に適合した[■〕°含有マイクロカプセ
ル121fを得る。水晶は生薬CI)を10.5%含有
し、その37℃の水中におけるtiOは55分であ−)
た。
実施例2 シリコーン樹III C実験例1で用いたもの)48t
をシクロヘキサン1.6 /に溶解し、これにエチルセ
ルロース(エトキシ含゛有率49.7%、Mi&]00
 oP ) 32 fを加え80でで加熱溶解させる。
ついでこの溶液に塩酸トリメトキノール(粒径149〜
210μ>1609を加えて分散し350r、p、−m
の速度でかきまぜながら室温に至るまで冷却する。か(
して生成したマイクロカプセルを分取し石油エーテルで
洗浄し乾燥する。得られたマイクロカプセルを目開き3
50#のJTSa準ふるいで篩過しこれを通過するもの
を集めることにより勇士改正日本薬局方記載の散剤基準
に適合した塩酸トリメトキノ−に含有マイクロカプセル
182Fを得た。水晶は塩酸トリメトキノールを83.
5cl含有し、その37℃の水中に詔ける5口は139
分であった。
実施例会 エチルセルロースとしてエトキシ含有4751.5・茶
、粘度100oPのものを用いる針は実施e111と同
様に実施することにより弟子改正6水薬局方記″執の散
剤基準に適合した塩酸トリメトキノール含゛゛有マイク
ロカプセル1882を得る。水晶は塩酸トリメトキノー
ルを841チ含有し、その37℃の水中におけるtSO
は111分であった。
小 実施例会 エチルセルロースとしてエトキシ含有率55.1チ、粘
度IQQcPのものを用いる他は実施例1と同様に実施
することにより勇士改正日本薬局方記載の散剤基準に適
合した塩酸トリメトキノール含有マイクロカプセル18
6gを得る。水晶は塩酸トリメトキノールを83.5%
含有し、その37℃の水中におけるt5oは88分であ
った。
自発手続補正書 昭和玄1年/σ月λρ日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和鴨年特許願第 1小宮7鴇 号 2、発明の名称 侶り1七4°ギヘレのを3t 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市東区道修町3丁目21番地(〒541)(
295) I’i1辺製薬株式会社 代表者 松 原 −部 4、代理人 大阪府大阪市淀川区加島3丁目16番89号(〒532
)5、補正により増加する発明の数 補  正  の  内  容 1、 明細書第6頁4行目の 「蓄しく」 を rlL<Jに訂正する。
2、同第7頁4行目の [ポルシロキサン] を 「ポリシロキサン」に訂正する。
3 同第9頁1行目の rO,01〜In、Jを r、 0.(l l 〜101./V%、」ニ訂正する
4、同第23頁15行目の [2−12N  を rl−i21Jに訂正する。
5、 同IJ24員下から5行目の 「実施例1」 を 「実験例1」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11  エチルセルロース含有シクロヘキサン溶液に
    芯物質を分散せしめ、エチルセルロースの70キユレー
    シヨンを利用してエチルセルロースマイクロカプセルを
    製造するに際し、エチルセルロースとしてエトキシ基含
    有率^が49.5<A≦55W/W%°のエチルセルロ
    ース、壁膜形成助剤としζ有機ポリシロキサン化合物を
    使用、することを特徴トスるエチルセルロースマイクロ
    カプセルの製法(2)壁膜形成助剤として、有機ポリシ
    ロキサン化合物と共に界面活性剤を使用する特許請求の
    範囲第1項記載の製法 (3)  有機ポリシロキサン化合物が一般式(1 %式% (但し olおよびolは同一ま炙は異なって水嵩原子
    、低級アルキル基またはアリール基を表わT)でボされ
    るシロキサン結合を有する仕合吻で1bる特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の製法
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