JPS5847690Y2 - 電磁シ−ルド - Google Patents
電磁シ−ルドInfo
- Publication number
- JPS5847690Y2 JPS5847690Y2 JP1623678U JP1623678U JPS5847690Y2 JP S5847690 Y2 JPS5847690 Y2 JP S5847690Y2 JP 1623678 U JP1623678 U JP 1623678U JP 1623678 U JP1623678 U JP 1623678U JP S5847690 Y2 JPS5847690 Y2 JP S5847690Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- electromagnetic shield
- core
- shield body
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、変圧器のタンク内壁などに設けられる電磁
シールドの改良構造に関するものである。
シールドの改良構造に関するものである。
一般に大容量変圧器などのタンク内壁には、漏洩磁束に
よる過熱の防止と漂遊損失の低減のため、積層鉄心から
なる電磁シールドが設けられることが多い。
よる過熱の防止と漂遊損失の低減のため、積層鉄心から
なる電磁シールドが設けられることが多い。
この電磁シールドは、通常硅素鋼板からなる積層鉄心1
を両側端から挾み板2によって挾み付けるとともに、止
め板3を溶接して一体に形成したシールド体4を第2図
に示すようにタンク内壁6に必要数順次隣接して取付け
て構成している。
を両側端から挾み板2によって挾み付けるとともに、止
め板3を溶接して一体に形成したシールド体4を第2図
に示すようにタンク内壁6に必要数順次隣接して取付け
て構成している。
ところが変圧器コイルに短絡電流が流れ、第3図の実線
矢印で示す如き強力な圧縮力が電磁シールドに加わると
、一点鎖線に示すようにシールド体4は止め板3を支点
とする連続梁のように作用し、この力に耐えようとする
。
矢印で示す如き強力な圧縮力が電磁シールドに加わると
、一点鎖線に示すようにシールド体4は止め板3を支点
とする連続梁のように作用し、この力に耐えようとする
。
ところがシールド体4は巾B、高さHの積層体であるた
め、高さHが高くなると、シールド体4の積層鉄心1間
の摩擦力が小さいため、互いに滑るようになる。
め、高さHが高くなると、シールド体4の積層鉄心1間
の摩擦力が小さいため、互いに滑るようになる。
従ってシールド体4の高さが高くなっても、連続梁とし
ての強度を有せず、小さい荷重で第4図一点鎖線で示す
ような形状に座屈破壊することがある。
ての強度を有せず、小さい荷重で第4図一点鎖線で示す
ような形状に座屈破壊することがある。
この考案は、このような座屈による電磁゛/−ルドの破
壊を防止してシールド体4を連続梁とし7て働かせ、強
い耐荷重性をもたせるようにしたものである。
壊を防止してシールド体4を連続梁とし7て働かせ、強
い耐荷重性をもたせるようにしたものである。
以下第5図にもとづいてこの考案の一実施例を説明する
。
。
即ち第5図において、1は硅素鋼板などからな脱積層鉄
心、2は鉄心1の両側に当てられた挾み板、3は積層鉄
心1と挾み板2に溶接され鉄心1を一体に形成する止め
板、4は鉄心1、挾み板2および止め板3からなるシー
ルド体、5はタンク内壁6に複数個取付けられたシール
ド体4の止め板3間に挿入され挾み板2に溶接または接
着剤などによって取付けられた非磁性鋼製または絶縁物
製のスペーサである。
心、2は鉄心1の両側に当てられた挾み板、3は積層鉄
心1と挾み板2に溶接され鉄心1を一体に形成する止め
板、4は鉄心1、挾み板2および止め板3からなるシー
ルド体、5はタンク内壁6に複数個取付けられたシール
ド体4の止め板3間に挿入され挾み板2に溶接または接
着剤などによって取付けられた非磁性鋼製または絶縁物
製のスペーサである。
なおスペーサ5を非磁性鋼製または絶縁物製にしたのは
、漏洩磁束によるスペーサ5自身に発生する渦電流損失
を低減させるためである。
、漏洩磁束によるスペーサ5自身に発生する渦電流損失
を低減させるためである。
このように構成されたものでは、第4図に示す如き座屈
の起きる位置にスペーサ5が配置されているので、座屈
による破壊は起こらず、シールド体4は連続梁として作
用するようになる。
の起きる位置にスペーサ5が配置されているので、座屈
による破壊は起こらず、シールド体4は連続梁として作
用するようになる。
連続梁として作用するときの曲げ強度は、シールド体4
の断面係数ZはZ = 1/6 BH2で表わされ、シ
ールド高さHの2乗に比例して大きくなり、非常に強く
なる。
の断面係数ZはZ = 1/6 BH2で表わされ、シ
ールド高さHの2乗に比例して大きくなり、非常に強く
なる。
上記のようにこの考案による電磁シールドは、積層鉄心
からなるシールド体を互いに独立して複数個配置すると
ともに、シールド体相互間にスペーサを挿入配置したも
ので、電気機器本体の短絡時などに発生する強力な力に
も破壊しない電磁シールドを得ることができる。
からなるシールド体を互いに独立して複数個配置すると
ともに、シールド体相互間にスペーサを挿入配置したも
ので、電気機器本体の短絡時などに発生する強力な力に
も破壊しない電磁シールドを得ることができる。
第1図〜第4図はいずれも従来の電磁シールドを示す図
で、第1図は要部斜視図、第2図は正面図、第3図およ
び第4図は作用説明図、第5図はこの考案の一実施例を
示す正面図である。 図中、1は積層鉄心、2は挾み板、3は止め板、4はシ
ールド体、5はスペーサ、6はタンク内壁である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
で、第1図は要部斜視図、第2図は正面図、第3図およ
び第4図は作用説明図、第5図はこの考案の一実施例を
示す正面図である。 図中、1は積層鉄心、2は挾み板、3は止め板、4はシ
ールド体、5はスペーサ、6はタンク内壁である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 積層鉄心と、この鉄心を挾持する両側挾み板と、これら
の横方向に架設されて一体にする複数の止め板とからな
り、互いに独立して積層鉄心の積層方向に整列配置され
た複数個のシールド体、このシールド体間の間隙におい
て上記止め板間の中央部に挿入配置され非磁性鋼または
絶縁物でなるスペーサを備えた電磁シールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1623678U JPS5847690Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 電磁シ−ルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1623678U JPS5847690Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 電磁シ−ルド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54119622U JPS54119622U (ja) | 1979-08-22 |
JPS5847690Y2 true JPS5847690Y2 (ja) | 1983-10-31 |
Family
ID=28839383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1623678U Expired JPS5847690Y2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 電磁シ−ルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847690Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP1623678U patent/JPS5847690Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54119622U (ja) | 1979-08-22 |
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